豊臣兄弟!
第22話(26/06/07)
なんだ、秀吉が大虐殺をやったのかと思ったら違ったよ。
よかったー。
秀長が秀吉に会いに行くと、秀吉は布団にくるまって鬼の面をかぶってふざけていた。
怒っている秀永が問いただすと周りが、自分らが上月城に入った時にはもうみんな自害していたのだという。
秀吉はそんな中でもだれか生きている者はいないかと探すように言ったのだそうです。
しかし官兵衛が丁重に葬ってやれといったのに対し半兵衛は、兵士はすべて首を切り落とし、女の死体は集めて燃やし、子は串刺しにして毛利との国境にさらしましょうといった。
彼とてこんな残酷なことは望んでいないでしょう。
秀吉や織田に逆らったらこうなるという見せしめのため、皆の骸を有効に使おう、というわけです。
半兵衛がわざと悪者になった形なんでしょうね。(史実では秀吉指示のもと皆殺しなので)
秀吉は自分が鬼のフリをして、西国攻めを早く終わらせられる目ならそれがいいという。
半兵衛も戦わずして織田に寝返る者も増えるでしょうという。
ところが官兵衛は、逆に織田に反抗心を燃やして毛利にいってしまう者が増えるのではと心配する。
確かにね。
半兵衛はそれで敵が一つにまとまってくれるなら叩きやすいというもの、というけれど、官兵衛は毛利という敵を侮るなと。
ここで半兵衛は、そこまで毛利のことがわかってるのになんで我らについたのか、と言います。
何か二心あるのだろうと疑ってるんだろうな。
ともあれ、今織田についている連中の気が変わらないうちに毛利を倒さなければやっかいだ、ということになりました。
この半兵衛の心配は現実のものになりました。
別所が結局裏切ったのです。
信長に当主の代わりとしてあいさつにきていた長治はもちろん織田につくつもりだった。
ところがもう一人の叔父が当主をそそのかして織田に反旗を翻したわけですね。
こういう風に中が一枚岩でないと大変なことになるんだよね…。
長治は秀吉に謝罪。官兵衛もこんなことになるとはと謝罪しています。
ともかく秀吉は三木城に行くと。
播磨をまとめる仕事がうまくいっていると信長に報告してしまった以上、援軍も頼めないですからね。
そこに知らせが入ります。
毛利軍の大群が上月城を取り囲んでいると。
つまり、尼子勝久と山中幸盛(鹿介)らの軍が城内で孤立してしまっている状態です。
秀吉は彼らを見捨てられないという。
秀長は正直に信長に話して助けを求めよといった。
そうして信長に話を伝えにいってる間に秀吉は、上月城の向かいに陣を敷きます。
ところが宮部が、信長の援軍はこないと伝えてきた。
今肝心なのは三木城攻めであると。
今こちらに軍を送って、手薄になった西播磨のほうを別所に突かれると面倒なことになるというわけです。
半兵衛もそれは正しいといった。
秀吉は官兵衛に何とかしろというも、官兵衛も半兵衛の言うことが正しいという。
秀吉は勝久らを助けた時のことを思い出し打ちひしがれます。
自分を頼ってきてくれたのだと。
暖かいかゆを食べて泣いていたのだと。
一緒に毛利を討とうと約束したという秀吉。
それはもう本当に無念ですよね。
蜂須賀が後ろで声をかけようとして言葉が見つからず断念している様子がわかって、後ろ姿だけですごい演技をする方だなあとちょっと感心しました。
半兵衛は通りかがった官兵衛を囲碁に誘っています。
勝負は官兵衛の負けと決着したように見えたのですが…。
半兵衛は、勝った方の言うことを聞くということで、官兵衛殿には織田の味方になってほしいと告げた。
勝負はまだ終わってないと主張していた官兵衛は驚いて顔をあげる。
半兵衛は言います。
わしがそなたなら自分が勝ち進む道を選ぶ。
わしがそなたならまず織田の味方になり、後ろ盾を得て今仕えている小寺を見限る。
わしがそなたならそのまま織田に加勢して毛利を終わらせ、チャンスを待って織田を裏切り自分がのし上がる。
わしがそなたならそれが一番面白いと思う。
ここ重要な伏線が二つありますね。
一つはこの勝負の約束を将来、ある出来事を経て官兵衛が叶えるということ。(織田の味方になる)
一つは、秀吉なきあと家康によって九州に左遷されていた官兵衛が九州統一に乗り出そうとすること。
史実はともかくこのドラマではそういう伏線ではないのか、と私は思います。
そこに雨が降ってきた。
官兵衛は喜んで、これでは勝負が続けられない、この勝負はなかったことにという。
半兵衛は時間をかければ思わぬことが起きて、勝ち負けを覆すことができるという。
時間さえあればと。
そなたが妬ましい、と言って半兵衛は倒れてしまう。
確かになあ、半兵衛と秀長が長生きしていたら、秀吉は朝鮮出兵などすることなく、日本を安定させられていたと思う。
運命とは皮肉なものですね。
雨に秀吉はかゆが冷めてしまうと怒っていた。
そこに官兵衛が、半兵衛が倒れたと知らせてきます。
蜂須賀ももう潮時であろうと。
秀吉はその場で地に頭をつけ、上月城の勝久らにわびた。
そして引き上げを宣言しました。
こうして上月城は落城し、勝久は切腹、幸盛(鹿介)は護送される最中に討ち取られました。
おそらくは幸盛が生き残ってまた反撃されることを恐れたのだと思います。
尼子氏の直系はこうして滅びました。(傍系の方は確か毛利のとこにいて生きてたと思いますが)
山中さんとこは一応続いていて、所説ありますけれども日本酒の清酒を生み出した方として知られています。
※この時代の日本酒は濁り酒で度数も低かった。
殿しゃん!という漫画の2巻にそのくだりが少しだけ書かれています。
秀吉の軍は毛利の侵略を食い止めるため、円教寺に陣を敷きました。
勝久らへの後悔の念からうなされる秀吉。
彼は夜、庭に出ようとして階段を踏み外し頭を強打します。
秀長がやってきました。
みんなどうしたらいいんだと悩んでいる様子。
半兵衛は病気のため寝ているそうです。
秀長が中に入ると秀吉はすべての記憶を失っていた。
頭を打ったのが原因らしい。
それだけ逃げたい気持ちもあったんでしょうね。強いストレスとか。
宮部は、この寺の柱に名前を書いて願い事をすると願いが叶ういわれがあるという。
蜂須賀が名前を刻もうとするけど、そのかわり相応の代償があるといわれててあわてて名前削り取ってた。
てか蜂須賀って刻みにくいよね。
秀長らは、過去のことを再現してみせていました。
信長に仕えるようになったこととか、蜂須賀が仕えると言ってくれたこととか、宮部の話とか。
みんな記憶力いいな。
まるで台本のセリフを読み上げているようだ!
てか蜂須賀が、「出世したら3年で城持ちにしてくれるといっただろうが!」と言って、秀吉が「覚えてない」と言ったら、「あれから何年経ったと思っとるんじゃ!」て便乗で文句言ってて笑った。
宮部とのくだりは、子を差し出せと言われて兄者はどう答えたでしょうか、ってクイズにされてるし…。
面白かったです。
官兵衛は信長に知らせるべきではというけど秀長は、そんなことをしたら播磨攻めの任務を解かれてしまう、と言う。
そうなれば秀長が代わりに指揮をとればいいといわれるのですが…。
今回のことは秀長にとって悪いことではないのではという官兵衛。
こいつこのころから失言を…。
一方信長に呼ばれた荒木。
まんじゅうを手土産として持参しています。
ところが。
お前んとこの臣下が毛利と通じてるらしいなと突然言われた。
本当に心当たりなかった荒木はガタガタと震える。
まんじゅうに毒が仕込まれているかもしれないから食えといわれて全部食べるハメに。
20個くらいあったよね。
お茶ないときついんじゃない?
あとこしあんのほうがのどにつっかえる感じがなくていいよね。つぶあんもおいしいけどさ。(黙れ)
最後の一個は刀にぶっさされてた。
この逸話もやってくれるんだ。
信長、すまんすまん勘違いだったようだなと言い、内応したやつを突き止めろと言います。
荒木は帰宅して、だしに信長めっちゃ怖かったーと甘えてます。
そこに中川と右近がきたと。
実は彼らは毛利方のネゴシエーター、安国寺恵瓊を連れてきていたのです。
あー苗字は簡単なのに名前がむずい漢字の人だ。
荒木はあわてて、毛利側の話を聞くなんてとんでもない、と追い返そうとするのですが恵瓊は、信長という人間は一度疑いをかけた相手をやすやすと許しはしない、と言います。
いや割と許してますけど。
荒木は恵瓊の脅しに震え上がるのでした。
そのころ秀吉はのんびり、農作物を収穫していた。
そこに秀長が母を連れてきたのです。
母の手料理を食べれば思い出すかもしれない、という考えでした。
こんな穏やかな秀吉を見ていると、これが本来の秀吉だったのかなとも思いますね。
母の料理を食べようとする秀吉ですが、かゆを受け取ったとたん、上月城のことがフラッシュバックし、かゆを取り落とし飛び出していった。
この時点で記憶が戻ってきたのか、それともただのパニック障害なのかはまだわからないな。
あと、飛び出していった時に障子が外れて母に倒れ掛かって、付き添いの人があわてて立ち上がって支えてたけど、ここらはアドリブくさいなと思いました。
母は秀長にこのままでもいいのではないか、と言います。
これからのことは家来の誰かに任せて、また百姓に戻ればいいのではと。
秀長は柱に自分の名前を刻み始めた。
秀吉をもとに戻してくれと。
秀吉が誘ったから自分は今こにいる、ずっと二人でやってきたんだと。プリキュアかな?(違うよ)
秀吉は、やめんかと止めた。
その時の言葉で秀長は秀吉が記憶を取り戻していることに気づきました。
実は、母の姿を見た時に記憶が戻ったらしい。
なるほど、だからおかゆでフラッシュバックおきてパニックになったわけですね。
いろいろあって言い出せなかったと。
それでも自分にも忘れたくない思い出がたくさんある、と秀吉は言います。
よかったと喜ぶ秀長。
でも思い出したなら早くいわんかと怒ってる。
確かに。
そして柱の名前も、今削り取ればセーフだみたいなこと言われるけど秀長はまあいいか、という。
もう掘り終わっちゃってたんですね。
これからも兄に苦しいことはあるだろう、自分が半分引き受けてやろうという秀長。
病で道半ばに命を落とす伏線じゃねーか…。
さてそんな中、別所は籠城しても毛利の援軍待ち、さらには荒木の謀反が報告されています。
またまた面倒なことになりそうですね。
尼子は勝久の祖父、経久の時代が一番勢力が強かったかと思います。
石見銀山も持ってたからこの銀で設備をいろいろ整えられた。
この時経久に仕えていたのが毛利元就であり、彼は経久を見て謀略を学んでいったといわれています。
経久は戦略に長けていてめっちゃ強い反面、「これ素敵ですねえ」とか褒められるとなんでもあげちゃうところもあったようです。
もし尼子が再興できていたら…とは思うけどそうしたら今の島根県、広島県、山口県あたりが島根県になっていたかもしれない(笑)。
次回第23話。
時透無一郎「僕は 幸せになる為に生まれてきたんだ」
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