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豊臣兄弟!

第31話(26/08/16)

 

 秀吉がどんどん黒くなっていきますねー。
 一方で、秀長をちょっと聖人に書きすぎではないかと思うのですが。
 決意を固めて兄についていく、みたいになるのも面白いなとは思います。

 さて柴田家。
 勝家がめちゃくちゃ緊張しているから何かと思ったら、お市と一緒にご飯食べてた。
 しかも市てずから作ったらしい。
 そりゃのどとおりませんわ。
 夫婦になったのだから普通に接してって言われても勝家は無理だろう、うん。

 蜂須賀は二人が結婚したことを聞いて驚いてるんですが秀長との会話が面白かった。
「え…あの…」
「その!」
「あの…?」
「その!」
 こういうのがいいなあと思うんですよ。官兵衛いなくなったからこんな会話がなくなってて寂しかった。
 しかも、なんでそうなったと聞かれて、秀長がまんま同じセリフを秀吉に投げてて笑った。
 秀吉は自ら自分が勧めたというのですが。

 おそらく秀吉の企みとしては、どのみち今後自分の敵に回るのは柴田家とお市だろうから、一緒にまとめてみたいな気持ちもあったんじゃないかと思います。
 このドラマではね。
 
 そんな中、信孝が三法師を岐阜に連れて行ったまま離さないという報告が。
 あの蜂須賀にすら、むちゃくちゃするやつだなって言われてますね。
 これは見過ごせないと秀吉は言いますが、秀長は安土城を直すまでの間といってるからその間だけだ、といさめようとする。
 官兵衛は、これは本当に信孝だけの一存だろうかといいます。
 確かにあの信孝にこれだけのことができるとは思えないですね。

 さて、お市のとこには秀吉からの手紙が。
 信孝がああいうことをしたから、お市から口添えしてしてほしいというものでした。
 そしてもし、この誘拐劇に勝家がかかわっているのなら手を引くよういってくれ、と。

 ここで回想シーンに。
 お市が勝家に自分をめとれといったのは、秀吉が信長になろうとしていることを危惧してのものでした。
 つまり、信長に代わってこの世を天下統一する、そのためなら織田家をも滅ぼす覚悟だろう、とお市は見抜いたのです。
 彼女は同担拒否の信長ガチ勢だもんね…。
 秀吉もガチ勢で、一見同担大歓迎に見えて、信長を理解できるのは自分しかいない、みたいな強火勢だと思います。
 
 そういう意図があって勝家と結婚した市ですが。
 秀吉は、市が自分の意図に気付くのも織り込み済みの気がするんだよね。

 秀長は安土城の再建を担当している丹羽のところにいき、10日で何とか直してほしい、と言いに行く。
 安土城が修復されれば、信孝も三法師を連れ去ったままではいられないだろう、ということからです。
 ところが丹羽は、お前らが裏切ったんだから応じる必要はない、と激怒。
 そらそうですよね。
 ここで秀長は自分が知らない間に秀吉が、織田所領を他の大名に分配していたこととか、織田家名代としてあちこちと書状をやり取りしていたことを知らされる。
 そういうことがあったらもう4人で仲良くとか無理だろうね。

 帰ろうとする秀長は利家と会った。
 声かけられて利家舌打ちしてる。
 あーあ、あんなに仲良かったのにな…。
 利家は、信長が討たれた時に勝家は駆けつけることができなかった、自分が止めたのだと激しく怒る。
 それはそちらの事情であって秀吉も秀長も悪くないけど。
 明智を討ったからといって図に乗るなよという利家。
 どうもここら逆恨みがあるなあ…。
 ちょっとここら展開に無理があるというか、なんでこんななのかよくわからなかった。

 秀長、帰宅して秀吉を問い詰めます。
 秀吉は、お前に言ったら止めてくるだろう、そうしたら自分はやらなかった。
 だからこそ相談しなかったのだ、という。
 まあ結局悪いことは全部自分がかぶるってことなんだろうね。
 今やるしかないという秀吉。
 どうでもいいけどあの、自分が変えていくっていう回想どんだけやるの。

 秀長は、慕う人間が増えるのはいいがその代わり、勝家と丹羽の信用を失ったと責める。
 秀吉は、こんな時信長はどうしただろうな、と言うのでした。
 まあ信長には圧倒的カリスマ性があったからねえ。
 あの世でカリスマ踊ってるだろうよ。(どこのスノーマンだよ)

 秀長はそれを聞いて、信長の葬儀をやってはどうか、という。
 大きな葬儀を開いてみんなを招待すれば、信孝であろうとも三法師を連れてこないわけにはいかないと。
 秀吉、いい案だなと言います。
 秀長もそこで三人ときちんと話し合おうという。

 そういうわけで大徳寺にて葬儀やりますよの通達を出したけど。
 信雄は捨て置けといい、信孝は応じず。
 ただ、信孝のとこにいる滝川は、そうはいっても知らん顔はできないでしょう、と言ってた。
 こいつが手を組んでたかー。

 お市は考えたな、と言ってます。
 勝家は葬儀を政治の道具にしてると怒ってる。
 
 さて招待を出しましたが。
 誰もこない、と秀長びっくり。
 なんと、法要をお市が喪主で先にやったから行かないというのです。
 なるほどそうきたか。
 ちなみに秀吉は呼ばれてないそうです。
 まあそうだろうね、いやがらせだもんね…。
 秀吉、これではっきりしたといいます。
 敵はお市だと。
 まあそうなりますねえ。

 それでも秀吉は葬儀はやるといいます。
 秀吉からしてみたら、その法要に呼ばれてない武将だってたくさんいるわけだし、自分が執り行いたいという気持ちはあったんだろうね。
 秀勝を喪主とするようです。
 秀長は、それでは三法師は取り戻せない、羽柴家の力を見せつけるだけなら敵が増えるだけだ、というのですが、秀吉はただ弔いたいだけだという。

 そうして葬儀が大々的に行われました。
 羽柴傘下の武将集めてるから、形だけはかなり大規模なものになりますね。
 秀長のところに今井がやってきました。
 秀長は大徳寺を手配してくれたことに礼を言うのですが今井は、実は自分ではなくて、千利休なる人間がやってくれたのだという。
 顔が広いそうです。
 ここから台頭してくるんだねえ、千利休。
 と、そこに高虎がやってきた。
 暗殺者が忍び込んでいたらしい。
 秀長、取り調べで滝川の手のものだと気づきました。
 さすが。
 葬儀はやめたほうがいいと提案されるも秀長は続けることを選択。
 秀吉はやるだろうからと。
 われらで守るぞ、と秀長言っています。

 秀吉は敦盛踊ってました。
 信長もよく舞ってた、「人間五十年」で始まるやつですね。
 あれを「にんげんごじゅうねん」って言いながら舞ってた信長が過去におったけど、正しくは「じんかんごじゅうねん」です。
 人の暮らすこの世、という意味です。

 そうして葬儀は無事終わりました。
 秀吉が口上を述べ終わったあと、暗殺者が連れてこられます。
 秀吉は新しい世を作る覚悟を見せるという。
 暗殺者を殺すと見せかけて縄を切ってやった。
 丹羽、池田は名代が来ているから、彼らをもって滝川の名代とする、というのです。
 そこはうまいな。
 さらに、帰って、葬儀は無事終わったと報告するがよい、といった。
 ただ、もしそれで滝川のところに居れなくなったら(任務失敗で)自分のところにこい、家来にしてやるといった。
 そういえば信長もなんかこんな感じのことしてたな。
 暗殺者たちは感極まった感じで頭を下げてます。
 確かに殺されても仕方なかったところをそういう風に言われれば、人間心理的に受け入れてしまうものだからなあ。
 このまま帰っても消されるのわかってるわけだし。
 うまいですね。

 隠れて利家が様子を見ていました。
 さて、彼の目にはどう映ったものやら。

 秀吉は懐から草履を出し、これにてお別れです、と信長の位牌につぶやきました。
 …秀長の分は?

 秀長、この人たらしめとつぶやいていました。
 まあ確かにこの葬儀を見ていたら、うまくやったなーって感じですよね。

 丹羽は報告を受け、行くべきだったかな…と今更後悔している様子。
 そして、これを預かってきた、と巻物を渡されます。
 それは…。

 一方信孝ですが、お市からの使者がきたけど追い返せと言ってました。
 何してんだか。
 んで滝川は、自分が放った刺客が秀吉側に寝返ったと聞き、武人の風上にもおけんと憤慨。
 …子安?(それは「たけひと(武人)」さんや。)
 
 信孝、みせしめねばなるまいと言っています。
 お前の器じゃ無理だと思うけどなあ。

 お市は信孝が勇み足を踏まないといいが…と言ってます。
 で、利家のほうは、秀吉は葬儀以来ひっそりと鳴りを潜めています、というのですが、早くなんとかしたほうがいい、と腹を立てている。
 勝家は、秀吉のこととなると熱くなりすぎる、落ち着けと言っています。
 お市は人のことは言えないのでは、というも勝家、わしのどこがとか言ってる。
 自覚ないんか…。
 
 そこに秀吉から使者がきたと聞いて勝家激怒。
 そういうとこだよ…。
 秀長と聞いてお市は会うことにします。
 
 秀長は市を説得しにやってきたのでした。
 兄はもういない、そこでわれらの道は分かれたのだという市。
 どうしても自分たちとやり直したいというのであれば、播磨以外の領地を差し出し、家族から3人をこちらに差し出せと市は言います。
 織田家を敬い、生きるとはそういうことだと。
 でもこれって、実質強い武将がいなくなるってことだから、いったん従った周辺武将が下剋上考えたら対抗できるすべがなくなるんだよね。
 秀吉は恐らくそういう形になるのも危惧していたと思います。

 新しい世を作るなら織田家を滅ぼすしかない、秀吉はそう思ったはずだというお市。
 またあの、わしが変えるの回想か。前回と今回で4回くらい見てるんだけど。
 回想多用しすぎですわ…。

 それがあやつの覚悟だろうというお市。
 市のほうが秀吉の覚悟を理解していましたね。
 そんな兄を支える覚悟はあるのかといわれて、秀長は返す言葉がなかった。
 彼の前に信長からもらった刀を置き、私を殺してみよというお市。
 それができないならお前たちに勝ち目はない、兄の志を私が受け継ぐ、とお市は言います。
 でも今の柴田家に天下統一が成し遂げられるとも思えないんだよね。
 力量的にね。
 
 市は「そなたらを引き留めることが生きる力になった。それは礼を言う」と出ていこうとします。
 秀長は、であればもう一度来ると笑った。
 大した男だなあ。

 丹羽はやってきた利家に、自分は秀吉につく、と宣言しました。
 そして秀吉からもらった巻物を広げてみせた。
 それは、羽柴につくという者たちの起請文でした。
 丹羽は、自分のほうが高みにいたはずだったが、気づけば秀吉を見上げる立場になっていたという。
 つまり、もう力ではかなわないから従属したほうが生き残れると判断したわけですね。
 時代の波をちゃんと見極めたんだなあって思います。
 この役者さん(池田鉄洋さん)、医龍のカッパハゲが初見でしたけど、本当にいい役者さんになったなあ…と思いました。

 さて秀吉はみんなを集め、今信孝は三法師の名代のような振る舞いをしている、いさめようとする声にも聴く耳はない。
 見過ごせないと言う。
 秀長は、今は三法師は向こうにいるから、下手に動くと自分たちが逆賊になってしまうといいますが。
 そこは官兵衛がうまくやっていた。
 信雄に話を取り付けて、後ろ盾になってくれると約束していたのでした。
 やるほどね。
 秀長は、信雄は清州で三法師を連れ去ろうとしたやつだぞ、というも秀吉は、証拠がないからという。
 つまり、今は何としてでも三法師を取り戻す大義名分が欲しいから、信雄を利用するってことなんでしょうね。
 
 岐阜へ向けて出陣が始まります。 

 
 次回第32話。
 錆兎「努力はどれだけしても足りないんだよ 知ってるだろうそれは お前も」

 


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