豊臣兄弟!
第38話(26/10/04)
銭勘定をしている秀長とその家臣らですが、金は足りてるって秀長が言ったら、全然足りてないといわれた。
このままいくと半年で金がなくなって立ち行かなくなると。
根本から見直す策が必要のようです。
秀長は商いを活発にしようという。
商いを盛んにしたら銭が集まると。
小堀という家臣が、ここで商いを活発にしたら奈良の商人らが黙っていないと言い出した。
末は大坂に買い物に行きたいと言います。
ここ大和は全然ほしい店がないと。
秀長はまだ治めはじめたばかりだから…というけど、確かに松永とか筒井もおさめていたのにこんなに店がないのはおかしいのでは。
みんなほかの町に買いに行くから困らなかったのかな?
末が手紙を書くと言い出したので、大坂に告げ口したら承知せんぞ!と慌てる秀長が面白かった。
家臣との会議で秀長は、ここに商人がなかなか来ないのは奈良がにらみを利かせているからだという。
その奈良の商人たちも、国を仕切ってるのは自分らだ、新参者(秀長)に何ができる、と馬鹿にした風でした。
秀長も古いしきたりはやっかいだと頭を抱えている。
そういえばとちかが、筆の話をします。
奈良からきて大和に店を開いた筆の店があるのだけれど、書きやすくて何本か買ったと。
奈良の商人とたもとをわかってここにきたのであれば力になってくるもかも、とちかは言います。
一方秀吉のほうはあーだこーだ何かを考えていた。
寧々が、まだ決まらないのかと言ってる。
こっちは名字を考えていたのでした。
うーん。豊臣とかどうでしょう。(ネタバレすんな)
秀吉としては、藤原(近衛の養子になったので)を名乗ってると、いろいろしきたりがあって面倒くさい、かといって義理もあるしなあという感じなのですが。
寧々は、新しい苗字作って独立してしまえば、近衛への義理立てもいらないし、代々うちが関白を継げるときっばり。
なるほど、このドラマでは寧々が考えたことにするのか。
(秀吉が自分の身内に関白を継がせるために、豊臣家を設立して近衛から独立したのは史実)
そこに、江がきました。
うまい団子があると呼ばれてきましたーって感じで。
茶々、初はどうしたか知らないようです。
茶々が弓の練習をしていて、初はそれに付き合わされてる形でした。
初を巻き添えにしてやんなよ…。
彼女は団子を食べに行きたいらしい。
茶々は秀吉は父と母の仇だ、受け入れられないという。
でも初は、私らを生かしてくれているのも秀吉だし、父を助けようとしてくれたという。
母が死んだ時も、だれよりも悲しい顔をしていたと。
まるで見てきたかのように語りますな。
そういわれて茶々は勝家のもとから外に出た時に守り刀を取り上げられそうになったのを、秀吉からもうこれ以上何も奪うなと言われている、と家臣に助けられたことを思い出しました。
心が揺らいだんですかね。
城下を見回っている秀長。
藤堂も空き家が目立つといいます。
まるで現代の、地方の商店街のようですな…。
筆屋さんにきました。
秀長、試し書きしてみてその書きやすさに感動しています。
みんなも書きやすいと喜ぶ。
店主の才蔵は奈良の筆屋で働いてたんだけど、自分とあわずにここにきて商売を始めたという。
ただ、人がこなくて閑古鳥だと。
藤堂、秀長の正体をばらします。
唐突だなお前も。
秀長はなぜ袂をわかったのかと尋ねる。
奈良では自分の思った通りの筆は作れないのだと才蔵は言います。
量産に重きをおき、多少質が悪くてもひいきの客は気づかずに買っていくと。
何より、そこでしか筆は売ってないから質が悪くてもみんな買うしかないのだと。
そりゃあ職人からしたらいやですよね。
だからといって従わないと、「座」があるから売れないし材料も手に入らなくなると。
秀長もそんなに厳しいのかと驚く。
で、ここにきたけど結局客がいないから、もう店じまいするというのでした。
まず秀長はここにある筆は自分が全部買い上げるといった。
そして奈良の商人も従わせるから、ひとまずそこまで持ちこたえてくれと。
奈良の商人は一筋縄ではいかん、と慌てる才蔵に金儲けなら自分もまけない、と秀長は言うのでした。
で、奈良の商人らに話をしにいくけども、けんもほろろな対応でした。
この地で商いをしてきたんだから、いきなり座を廃して郡山に移れいわれてもなというわけです。
信長の時代にも座を廃してたはずだけどあの話は届いていないのかな。
あれで信長の領地は大いに賑わい、潤ったという話は商人なら知ってると思うんだけど。
まあいきなり商売の場所を移せと言われても承服できないのは理解できますが。
秀長は、ライバル同士競い合えば商いも大きくできるのでは、というけれども、代表の川窪は鼻で笑った。
この国を動かすのは商人だという川窪。
要するにここの商人は今でいう談合をしてるわけですね。お互いつぶしあわなくてすむかわりに、値段は話し合って決めるみたいな。
この時代ではもちろん違法ではないですけれども、困るのは買う客のほうです。
商品を選ぶ選択がないからね。
郡山に行く必要がないという商人らに秀長は、では郡山が商いに向いている地だと示せばいいんだな?という。
ひと月で人のくる町にすると。
これで何も変わらなければ商人の言うことに従おう、と秀長は約束します。
藤堂らは無茶なことをあきれてます。
桑山が話を聞いて、ワシがおったら(約束を)止めたのにと言うも、お前がいたら心臓が止まるだろと言い返されていて笑った。
秀長、策はあるといいます。
ほんの少し、いやごくわずか、無きに等しいが。
…だんだんダメになっていっとるやないか!
秀長は、城下の商いを支援すると言い出しました。
三成が金がないのにというけれども秀長は、蔵に金を置いといても増えるわけではないからという。
つまり商いへの先行投資というわけですね。
支援するといわれて才蔵は、筆が売れたとしても秀長にとっては大した儲けにならないのでは、というけれども秀長は、この地にやってきた商売が成功したということが広まればいいのだという。
さらにこの筆の良さが広まったら遠くから買いにくる人も出てくるはずだと。
確かにその通りですね。
秀長は部下に命じて、あちこちの国に筆を売り込んでこいと言います。
藤堂は、少し前までは武器を手に走り回っていた自分たちが、まさか筆を手に走り回ることになるとはな、と言っている。
しかしいやな気はしないと。
こういう戦も面白いものですよ。
なんといっても誰かを傷つける戦いではないですからね。
桑山も自分も何かやるというのだけど秀長に、お前は城を守る役目があるだろ、はよ帰れ言われててめちゃくちゃ笑った。
勝どきのエイエイオーあげてるのいいですね。
藤堂が引っ張っていってくれるのいいな。
秀長はちかとも話し合い、商売しやすい場所にするにはどうしたらいいだろうかと言っていた。
ちかは、同じ場所に同じ種類の店を集めてはと言います。
今だったらただのつぶし合いになりかねないけど、この当時だと、いろんな商品を吟味することができるからよい効果があるでしょうね。
それにライバルもいるから、商売に手を抜くこともないし。
で。
みんなは寺とかを回って筆を勧めていたのだけど、奈良の圧力があるらしく、購入を断られていた。
ひどいことしやがる。
ちかは寺子屋にいって筆を使わせてみせ、安物の筆をすぐ使いつぶすよりは、良いものを長く使ったほうが良いと言い、成功していました。
秀長は利休にも頼んでいた。
ここ面白かったのが、利休がすっと寄って「ずっと思っていたんやけど」と言い出すんですね。
秀長もスッと寄るのが面白い。
利休は、大名ってあちこちお国替えさせられて嫌じゃないの?と聞きたかったらしい。
秀長は深く考えてこなかったと。
まあ確かにそれが当たり前の世界で育っていたら、嫌という考え方すら出てこないでしょうね。
利休は、ふつうは嫌と思うんですよといった。
それが武士と民の違いでしょうねえ。
無理強いされても人は動かない、と言い、利休は自分は無理ですといった。
ここ、利休の言葉に何か見出してうまくいくって展開かと思ったら違ったわ。
(無理に言われても人は動かないから、商人自ら郡山に来たくなるように仕向ける作戦をやるのかと思った)
秀長は頭を下げる利休に、そりゃしょうがないよなって感じで、手土産を渡した。
それは才蔵の筆でした。
見ただけでいい品とわかる利休がすごい。
それだめ目が肥えてるってことだから。
ふと利休はあることを思い出しました。
家臣らが、全然うまくいかないと言ってるところに秀長が走って戻ってきた。
筆を買ってくれそうな人を見つけたと。
それは狩野永徳という絵師でした。
えー…今までまったく出てきませんでしたが実は、信長のころから重用されている、超有名で、超一流の絵師さんです。
狩野は、ここからここまで一気に線を引ける筆があればいくらでも買ってやると言うのでした。
でかい屏風の端から端までですね。
てかあなた、転生して社長のいい友人になってますよね。(風、薫るでシャッチョサンの友人として何度か出てきた)
藤堂は事の次第を報告します。
才蔵はやってみたいという。
そこで、秀長にあることを依頼します。
一方秀吉のほうは、名字を豊臣とする、と宣言していた。
民を豊かにするという意味だそうです。
…とここでは言ってますが実際には、臣は臣下のこと、つまり秀吉自身のことであって、豊臣という苗字は、自分が非常に豊かである、というアピールの意味を込めた苗字であります。
やってきた茶々は大河/朝ドラ名物立ち聞きにて、秀吉がみんなを豊かにしたいのだと語っているのを聞き、トゥンク…ってなってました。
ちなみにここの秀吉の話で、みんなとは家臣とか茶々たちも入ってるって話をするのだけど、蜂須賀が回想で登場しててちょっとうれしかったです。
さて才蔵が秀長に頼んだのは、いろいろな動物の毛を集めることでした。
それで筆をつくるらしいです。
つか。
周りにびたっとみんながついて見てたら作りづれえよ。
散れ。
出来上がった筆で、藤堂のいってた屏風の距離分だけ作った紙に線を引きます。
こんな継ぎ目のないきれいな紙をどうやって作ったんだろうという突っ込みはさておき。
目標の線まで線は引けなかった。
途中でかすれてしまったのです。
それからあれこれ毛を組み合わせて才蔵は筆を作り続けました。
あれだ、持ち手の部分にインクをため込むようにして、ずーっと線が描けるようにしたら。
(現代のペンじゃねーか)
てか、筆で線を引くときに誰かが「集中!」って声かけてたけど、そっちに集中しても意味ないだろ。
才蔵を鼓舞してやれよ。
まあ作ってる最中に騒がれてもうるさいけど。
いろいろ試しても、かすれない線を引ける筆は作れなかった。
すべての組み合わせは試したとがっくりする才蔵。
そこにちかが差し入れを持ってきます。
ここで才蔵は末が腰につけている毛の塊に気づいた。
これなんか意味ある商品なん?
よくわからんけど。
末は堺で買ってきた、ヤクという動物の毛だという。
これは使えるかもという才蔵ですが、当然末は気に入ってるからと嫌がる。
みんながじーっと何かを訴える目をしてきて、たまらず末が少しならって言うの笑った。
でもかなりざっくり切り取られててショック受けててちょっとおもしろかったな。
筆にするのはわずかだけれども、いろいろ切りそろえたりするのに結構必要だからねえ。
こうして完成した筆ですが。
新しい紙に線を描くのはいいとして、ど真ん中に書くなよ。まるで成功するのがわかってるかのようじゃないか、とはちょっと思った(笑)。
みんなが、行けー!とはやしてていて、バラエティのノリだなと笑ってしまった。
そうして新しい筆は見事、ゴールの線まで余裕で描き切れたのでした。
才蔵を藤堂がかついで喜んでるのがいいなあ。
秀長は書き味を試すといい、「和」の文字を書いた。
大和の国は大いなる和の国であると。
みんなで力をあわせて豊かな国にしていこう、と言います。
そして狩野。
屏風絵を完成させていました。
そこに秀吉がやってきた。
よい筆が手に入ったおかげという狩野。
結構高かったらしい。
ここらはきっと秀長あたりが、買ってくれるんだからぼったくれとばかりに、値段釣りあげたんだろうな、と推測できて面白いですね。
そしてあの狩野永徳が買った筆ということで店は大繁盛していました。
…と思ったらちゃっかり奈良の商人どももやってきて売ってるし。
手のひらクルーが早いな。
もっとも、やり手の商人というのはこうでないと生き残っていけないんでしょうね。
万民をことごとく豊かにするのじゃ、と言っている秀長。
秀吉は屏風に書かれた獅子をみて、これはつがいなのか親子なのかと尋ねる。
狩野は、それは見た人の心次第といいます。
秀吉は二頭の虎に自分たち兄弟を見出したのでしょうか。
秀長はたっしゃでやっとるかのう、と思いを馳せます。
ちょうどそのころ秀長も、兄は達者でやってるかなと思っていました。
仲良き兄弟のこれからを見ていきたいものですね。
豊臣兄弟、ご声援ありがとうございました。(まだ3か月あるゥゥゥ!!)
次回第39話。
我妻善逸「嫁!?もしや嫁ですか!?あの美女が嫁なの!?あんまりだよ!!三人もいるの皆あんな美女すか!!」
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