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最後の弁護人 |
第7話(03/02/26)
前回の続きです。えー…どんな話でしたっけね(自分が一番覚えてない)。
あーそうそう。女子高校生が思わせぶりな日記書いて死んで、教師が殺人犯として
とっつかまったんでしたね。で、その裁判の証人も殺されてしまったという、弱り目に
祟り目な展開で「続く」でしたか。こういうのは一番最後に死んだ人が真犯人と決まって
いるのです。…最後…?
さあ八方塞なこの展開、有働はどう解決するつもりなのでしょうか。というか解決
しなくても展開的に登場人物がボロを出し始めて勝手に自滅する頃だと思います。
ちなみに今日始めてオープニングをじっくり見たのですが、3人で踊るあのシーンは
もう少し腰を落とした方が、見ている方が気の毒になるほど足がふらつかなくていいと
思います。
日記を確認しつつ足取りを追う作業です。ロバがお茶を飲まなかったので毒物でも
入ってたんか?と思ったら有働、茶碗重ねたまんま出してたんですね。そういう時こそ
伊東家のウラワザ使え。せっかく同局なんだから。
有働は父親に言質を取りました。すなわち、台風が来ていた日も陸上のメニューを
こなすことはあるか。答えはノー。父親は「自分ならそんなムチャなことはさせない」と
いいました。
なんで有働は父親にそんなことを聞いたのでしょうかね。
次に吉田さんにはストレートに聞きました。とりあえず、腕立て伏せをしながら聞く
のはやめた方がいいんじゃないでしょうか。私ならどうなるのか知りたいのでヒザカックン
ならぬヒジカックンをやるでしょう。その結果有働がコケようがどうしようが知りませんが。
しかし、これまでの事実からすると、留美が妊娠中絶をしたということとあの日記は
どうもつじつまが合いません。私としては留美が書いていたという日記は誰かのこと
じゃないかと思うんですけども。とすると…?まあ先生のことじゃないのだけは確かですが。
あと日本野鳥の会のことでもないと思います。
そんな矢先、証人として出廷するハズだった吉田が行方不明になってしまいます。
制服を着たままなあたり、「外出には制服着用のこと」という校則を律儀に守っているのか
イメクラで現役女子高校生のバイトをするつもりなのか知りませんが、未成年者が夜
10時以降ほっつき歩くと補導対象となりますのでご注意下さい。
代理人として神崎さんが弁護することになりました。この落ち着いた突っ込み、有無
を言わさぬ迫力、検事をたじたじにさせるところといい、ぜひとも爆笑問題の太田さんと
組んでもらいたいところです。
そして有働はというと、例の事件があった屋上にいました。
吉田が来るのを待っていたらしいです。
12時間と23分。
…そんなに待つのなら、とっとと屋上に入れないように鍵かけて、中で待てばよかった
のにとか思うんですが。
あと吉田さんも有働の言う通り責任とって自殺するつもりだったなら遺書を書け。
それからもっと女の子らしく柵をまたぎましょう。あれでは工事現場のおっちゃんも
真っ青です。
さて、神崎さんがその恐るべき頭脳で引き伸ばしていた裁判も、有働の登場で
ようやく進行が始まることになりました。
有働は留美の父に証人尋問を開始します。すなわち、父親は留美が死んだ日、
高校にいたのではないか。
彼は最初から父親に疑いを持っていたようです。
それは何故か。
被告人の教師を殴ろうとして間違えて有働を殴ってしまった時、有働は父親が
本気で殴っていないのに気づいたのです。
すばらしい推理ですね。見ている方には本気か本気でないかなんて分からなかった
のでずるっこいです。今度から人を殴るときはちゃんと「これは本気!」とか「これは
偽装!」とか言って欲しいです。
話を元に戻して、父親は北野と吉田が留美を殺したと思い込んだ。それで、前々から
殺す機会をうかがっていたようですね。本気で教師を殴らなかったのは真犯人を
知っていたからのようです。
一つ言っておきましょう。
人間は音がすると反射的に音のした方を見ます。そして、地面に人が落ちていた
なら必然的に上を見上げます。そこに人影がいたなら勝手に「その人が突き落とした」
とストーリーを作り上げてしまいます。
そう、留美さんは自殺だったのです。すべては父親の勝手な勘違いでした。
留美さんと北野さんはお互いを交換していました。保険証も交換して、足の故障で
病院に通っていたのは留美さん。妊娠中絶に悩んでいたのは北野さん。
…なわけあるか!
この脚本書いたの誰だ!
保険証には確かに顔写真はついてないけど、そんな違法行為できるわけねーべさ。
あーほーかー!すぐばれますよ。
まあ気を取り直して、留美さんは自殺する前にせめて親友へのプレゼントっちゅー
ことで矢崎先生をナイフで刺そうとして失敗。んで自殺をとげたと。日記は何日もかけて
書いたらしいですね。
えー…最近の高校生はえげつないなーと。それでいいでしょうか。
つまりは留美の父親がやったことはまったくの無意味。一方的な思い込みで殺人を
犯してしまったわけです。
愛は盲目と言います。子供のことをよく知っているつもりになっている親ほど、
子供がどんなことを考え、どんなことに悩んでいるのか知りません。いえ、知ろうと
しません。自分の思ったとおりに育って欲しい。そう考えるのは結構ですが、子供には
子供の人生があるのです。
最後の弁護人、次回は誰を助けてくれるのでしょうか。
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