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アレックス・ライダー

11/23鑑賞

 こーれーはーメッチャ面白いスパイ映画でした。時間は大体1時間半と短い方だと
思うのですが、短いから余計に、いらんエピソードとかなくて、新人スパイらしいとこが
いろいろあってよかったと思います。

 さてイギリスの授業風景です。人の個性がどーたらこーたらというかったるい授業なん
だけど、後ろの生徒にハリポタ出てた子がいたような。えーと、なんだっけ、ハリーのいる
寮の生徒。
 ともかく、家族の作文ということで、アレックス・ライダーが当てられました。

 アレックスは子供のころ両親を亡くし、叔父と同居。叔父も仕事で忙しく、ハウスキーパー
がずっと世話をしてくれている…おいおいおいいきなり重いなコラ。家族って作文じゃない
というか読み終わったら教室の空気重くなっちゃうパターンだろ。
 先生も空気読めよ。
 って、叔父さんらしい人の仕事風景映るのですが、なんかさえないサラリーマンとかいう
わりにハデだなおい。イギリスのサラリーマンはカーチェイスもするのかね!
 バイクでボートに突っ込んで撃たれたかと思ったら、隠してあった車に乗り換えて素早く
脱出。きっちりとBMWのロゴが映るあたり、大事なスポンサーであると思われます。
 そうかー、叔父さんはスーパーサラリーマン…なわけあるかぁぁぁぁ!

 一方呑気なアレックスは、サビーナという女の子を誘ってます。片思いなのかいい雰囲気
なのかはここではちょっとわからず。でもいい雰囲気なんかな。
 
 一方叔父さんは追手を振り切ったつもりか悠々と電話したりして余裕。なんかこういうのが
危険というか、家に帰り着くまでがビジネスです!
 …音楽大きくしすぎたのが原因か、頭上から現れたヘリに、逆さまにぶら下がったおっちゃんに
撃たれちゃった。ってかこの車装備はすごいクセに防弾じゃないのかよ!

 そんなことも知らないで自転車で帰宅するアレックスでしたが…。
 おいおいなんか刃物研いでるやつがいるぞ。
 刀身が短いと思ったら包丁かよ!
 つーか何で日本語?
 なんでいきなり寿司?
 ってかスシチガウ。それ魚切っただけ!
 ここはなかなか面白かったです。会話もいきなり日本語になるし。
 つーか日本人はロウソク立てて食事しませんからー!誰だおい、ここの日本文化指導
担当したやつ!
 あとハウスキーパーのジャックさん、海苔巻きの具を思い切り箸で刺さないように。それだと
持ち上げたら具だけ外に出ちまうだろうがー!
 と、そこへチャイムが。
 それは叔父の死を知らせるものでした。

 叔父さん、イアン・ライダーという名前だそうです。
 ともかく、こっちは土葬なんですね。って海外だと土葬が多いんだっけ?そこまで知らんけど、
葬式の最中アレックスは、あちらこちらで、参列客と見せかけて警備してるような連中に不審を
抱きます。
 そして、銀行の人間と称して声をかけてきた連中にも警戒。
 まあ確かに葬式で銀行が来るっちゃー、「遺産は是非とも当銀行で管理させて下さい!」くらいの
もんだからな。
 しかもこの銀行の人が、「シートベルトをしてさえいれば交通事故死しなかった」とか言ったから
アレックスは警戒したみたいなんですね。
 叔父はいつもシートベルトをしている、慎重な人だったと。
 まあ、そういう些細な違和感にすぐ気付くのがアレックスの凄いとこなんでしょうな。
 身寄りのなくなった彼をジャックが引き取って育てる、と宣言してその場はおさまったのですが。

 外に出ると叔父の車が盗まれそうになってたのかな。ここのシーンは一瞬しかそこが映らなかった
ので何がどうだったのかわからないんですけど、ともかくアレックスは車を盗んだ連中をあわてて
追いかけるわけです、自転車で。
 これマウンテンバイクだったかなぁ。まあ、下手すると自動車並の速度は出るし、渋滞とかが
あればこっちの方が速かったりしますわな。
 ここのカーチェイスというか、一方的な追っかけっこは見てて怖いですね。アレックスが無謀
だから車の流れの中に平気で突っ込んでいく。ヒヤヒヤしました。
 あとスタントでかなりギリギリなとこありました。一瞬だったけど車とほぼ接触してるシーンあったよ。
なんか大変ですねぇ。
 
 さてそんなこんなで解体工場へたどり着きまして。チャリを隠し、中へ入ったアレックス。
 叔父の車を発見して駆け寄ると、銃弾の跡がありました。っていうか目的を遂げるとすぐ周囲に
注意を払わなくなってしまうのがこの子の悪いクセだな。ま、素人だからしゃーないにしても。
このクセは今後直されなかったんでしょうかねぇ。(しょっちゅうこのクセによってピンチに陥ってる)
 で、見つかりそうになってあわてて彼は車に乗り込む。ところがどっこい、それはもう解体する予定
だったから、中にいた彼は大変なことになるわけですね。
 そこで偶然よみがえったのが車の頭脳。脱出装置が働いて彼はすっぽーんと脱出。
 まあ脱出できたはいいが、これ以上ないくらいに派手に見つかったわけですから、やりあうことに
なりまして。
 ここでアレックスは、ロープを使って見事なアクションを繰り広げます。いいねぇ、アクションを
次から次へと出し惜しみしないで見せるのは。このシーンを見て、DVD出たら買おうと思いました。

 そんでなんとか逃げ出したアレックスなんですが、心配するジャックをよそに、「盗品を駅へ
運ぶと聞いた」とかなんとかいって駅に向かいます。このあたりは若さゆえの無謀ですねぇ。
 誰がというのもわかんないのにっていうか、なしていきなり首を突っ込んでいるのかという
感じですが。
 しかも怪しいと思う人物とバッチリ目を合わせてしまったし。こゆのはやばいですねぇ。
 で、ジャックが声をかけた時には既にアレックスはおらず。
 墓場での時もそうでしたが、ジャックがアレックスの名前を呼んだら大抵もう先に行っちゃってる
よな、アレックス。
 医龍で藤吉先生が松平に話しかけたら松平がいなかった時のようだ。

 不審な人物を追いかけて行ったら、証明写真撮る機械に入って写真を撮ってます。で、アレックスが
待っていたらなんと、別人になって出てきた。別に中で整形があったとか言うわけではありません。
 アレックスも中に入り、証明写真を撮ってみると…なんと!本物よりキレイに撮れたー!…では
なくて、そこが秘密の通路となっていたわけです。
 …これ、間違えて普通の人が撮影したらどうすんのよ。少なくとも「故障中」とかやって間違って
使われないようにしとけよ。

 というわけでどっかに運ばれたアレックス。彼の前に、葬儀の時に会った銀行員と名乗った
アランが現れます。ジャックも、銀行員と名乗った女、ジョーンズ夫人に連れられていきました。
 てかアレックス、「ここはホグワーツ?」とか言っとる場合か!あっちはな、電話ボックスにお金
入れると移動できるんだぞ!…あんま変わらんな。
 
 そゆわけでアレックスは、叔父がMI6のスパイだったことを知ります。
 解体工場での戦闘もやはり記録されていて、それを見てアレックスをスカウトするつもり
らしいですね。
 断る彼に、叔父さんは悲しむ…とか、いろいろ教え込まれていたはず…とか、ジャックのビザ
切れてるよね、とかあの手この手で揺さぶり。
 きたねぇなコラ。
 そゆわけで新人スパイ、アレックス・ライダーが誕生。

 の前に。
 体を鍛えるためなのか、軍隊に入ってます。2週間過ごすらしいね。
 Kユニットというとこに入ってるみたいなんですけど、周囲は彼を「どうせ2日で辞める」と
ナメてかかってる様子。そうこうしているうちに日時は過ぎ、12日目の夜間訓練でKユニットは
あっさり見つかってしまい試験落第。
 いや、あのさ…言いたくないけどさ…真っ暗闇でライトつけたら、そりゃアホでも見つかると
思うんだ、うん…。
 そゆわけでKユニットはどこかに閉じ込められて強制送還だかなんだかの処分待ちになる
のですが。
 アレックスはここでも冷静。
 静かに壁を叩いて何かを見つけた、と思ったら、ふさがれた暖炉の跡でした。
 つまり、煙突があるから外に出られるということ。
 アレックスは物おじせず自分が出て、待機していた兵士らを見事トレーラー?か何かに
閉じ込めて傾斜を走らせ、それに気付いた見張り兵があわてて駆け寄った隙に施錠を
はずすことに成功。
 結果的にはこれが認められて、彼らは落第とならずに済みました。
 …ってかトレーラー、谷底へ落下しちゃいましたけど…大丈夫ですか…?

 と思ったらやっぱ軍からMI6に抗議来てた(笑)。
 アランはそれを涼しい顔で受け流してました。これくらいでないとMI6はやっとれんってか。

 そうして最後の日、アレックスはKユニットの仲間から友情のあかしとしてバッジをもらい
ました。うむ、良かったのう。

 さてここからが本格的なお仕事です。
 アレックスが駅で不審者を尾行していた時に後ろのスクリーンにも出ていたのですが、
「ストームブレーカー」という21世紀最高のパソコンがありまして、それを調べる役目だとか。
 つかいいなぁ、世界最高ってやっぱり、OSがフリーズしないとかOSが重たくないとか、OSがしつこく
動作を確認してこないとかそゆやつですか。
 で、叔父はそれを調べていて、コーンウォールに工場があり、「ウィルスが」といったところで
通信が途絶えたと。
 これを調べるのが彼の任務で、アレックスはパソコンオタクのケビンという人間になり済まして
潜入するのが目的だそうです。
 なんか優勝したご褒美だか何だか知りませんが、ストームブレーカーを最初にテスト操作する
役割になってるらしい。
 アレックスが「でも僕はパソコンオタクじゃないよ」と言ったら、尋常じゃない量のテキストを
渡されました。お前らは鬼か。

 そゆわけで、スパイグッズを受け取りにとある場所へ。
 ここでこういうグッズを「gadget(ガジェット)」と言ってました。調べたら、面白い小物、真新しい
装置、というような意味合いがありました。
 …せんせーい、Vistaのgadgetは「不要な小物」という方の意味だと思います。

 ここのグッズはすべて使われるので、ここできっちり見ておくといいかも知れません。なかなか
面白いです。
 つーか!
 ニンテンドーDSが出てきたよ!改造されてんですけどね。くっそ、日本でもあんまし手に
入らないものを…!
 で、いろいろ小細工をしたソフトがあるのですが、アレックスが「このマリオカートは?」と
聞いていて、まさかとは思ったんですが。
「機内で退屈な時遊ぶゲームだよ?」
 このやろぉぉぉぉぉ!

 で、潜入する先のボス、セイルの秘書なのかな、眉毛が「へ」ではなくもはや「Λ」に
なっちゃってる女性がやってまいりましてですね。もーこぇーのなんの。
 ナディアって名前だそうだけどもここはやはり、ゴルゴンかメドゥーサという名前に改名
していただきたい。
 そんでその会社に連れて行かれたんだけども、警備がまず凄い。明らかにやばい施設
だというのが丸わかりなくらいすごい。普通のパソコン会社は銃を持ったごっついおっさんとか
巡回ヘリとかいないと思います。マイクロソフトはやってそうだな。
 あと、広間というのですか、通されたんだけど、水槽の巨大クラゲ(カツオノエボシ)が
キモい。ホッキョクグマのはく製も趣味悪い。なんていうか、「じゃっ、ボク用事思い出した
んで!」と帰りたくなるレベルですな。

 部屋にも案内されてアレックス、さっそく盗聴器の場所確認。ナディアが耳を澄ませていた
ところへ盗聴器にデコピンかましておいて。
 ストームブレーカーを試すことになんですがね、アレックスいきなり叔父のことを話して
しまうわけですよ。警備員してたけど亡くなったって。
 こんなこと言って大丈夫なんかいな。ナディアおもくそ警戒してんだけど。
 ストームブレーカー自体はどんなパソコンかと思ったら、パソコンというよりはバーチャルリアリティ
のゲーム機みたいな感じでした。本当に自分がそこにいるかのような感覚を味あわせてくれる
機械ですね。チッ、Vistaを超えるOSとかじゃないのか。
 そんで、少しくらいおとなしくしてりゃいいのに、アレックスいきなり抜け出していっちゃった。
 なんていうかこう…彼はもう少し慎重に行動する、ということを学んだ方がいいと思う。

 で、セイルが何か話しているのを見かけて追いかけていくのですが…。
 一方ではナディアが、アレックスがいないのを発見してあちらこちら探し回っていたの
でした。…アホだろアレックス…。
 案の定、「70万台のパソコンが一斉に稼働します」というのを聞いたところで見つかり、
半強制的に連れて行かれました。ほんっと大丈夫かこいつ。

 セイルとの夕食の間に、ナディアはアレックスの持ち物を調べていました。つーか…
だからさぁ…こういうこと警戒しないのかっていうか…。
 んで携帯を見つけて、執事のグリンに携帯の登録場所とか調べさせるのですね。
 一方でアレックスはアレックスでなんかセイルと会話ができてねーというかもうちょっとこうさぁ…。

 アレックスの住所を突き止めたナディアはさくっと乗り込んでいきます。なんかこの女の
方がスパイとして向いているというか、MI6はアレックスのことは私たちが守るとか言って
おいてこのザマかとかものすごい突っ込みたいのですが。
 何もしらないジャックが応対しましてそこでナディアはアレックスの写真を発見。彼が
少なくともケビンではない、ということを確信します。
 で。
 こっから女同士の対決になるんですが。これはこれでおもしろい。なかなかいいです。
 この映画ムチャクチャなとこいっぱいあっておもしろいですわー。
 テレビ画面の無駄な演出も笑えます。
 んでなんか偶然にもナディアを退散させることができましたとさ。

 さてそんなことはつゆ知らずアレックスは夜起きて外をうろつき歩きますっていうか
だから頼むからもっと慎重にしてくれよ!こぇーよ見てると。
 そこでアレックスは、ロシア人の男ヤッセン・グレゴロビッチという、腹がゴロゴロ下ってる
ような名前の男を見かけます。セイルよりこいつの方がよっぽど油断ならねぇ。
 そんでまあナディアがセイルに、アレックスのことを報告。MI6では明日の飛行機の便で
アレックスは戻ってくるはずとか呑気なこと言ってるけど、あんたら本当に何とかする気
あんのか…。

 アレックスは早々に、トラックの下に隠れて脱出していました。どのようにして隠れられた
のかは時間の都合でカットみたいです。
 そして彼は、叔父が映像を送って来た、工場が地下にある廃墟へ行き、そこへもぐりこみ
ました。
 ここで何か調べるつもりか…。ってコラコラコラ!向こうに人がいるだろ!キミはそんだけ音を
たてて通気口を蹴破ることに何の疑問も抱かないのか!ヤバイだろ明らかに!土方さんが
タバコと間違えて打ち上げ花火くわえてたレベルじゃねーぞ!
 …これで気がつかない奴らもどうかと思うんですが、アレックスが夢中になって覗き込んで
いたらそこで巡回してきた警備員に見つかりました。
 お前らまとめてアホだ。

 で、追い詰められて焦ったアレックスは作業台に飛び降りて、ウィルスが入っている
ビンを一つ手に取ります。
 あのヤッセンがあわてて「元に戻せ」と言うあたりこれは本当にやばい代物であると、
アホでも見当つきますな。
 つまり、叔父の言っていたウィルスというのはコンピューターウィルスではなくて、本物の
ウィルスだったということです。
 こりゃあ下手に撃てませんわな。
 というわけで出口ギリギリまで来ておいてアレックス、それを放り投げて逃げました。
 つーか…もう1本くらい持っておけばいいのに…その先で捕まらないとは限らないの
だから…。
 投げた方はヤッセンがなんとかキャッチしましたが、案の定外に出たら囲まれてアウト
でした。
 アレックスが優秀なのかバカなのか本気でわからなくなってきた。

 とっ捕まってセイルに、彼の目的を聞かされるわけです。
 パソコンにはこのウィルスが仕込んであり、一斉に発射されると。
 こんなことを仕組んだ根底には、今の首相とクラスメイトだった時にいじめられていて、
それをずっと恨みに思っていてこういう仕掛けをしたと。この優秀なパソコンを子供たちに70万台
寄付して、起動スイッチを首相自らの手で押す式典をやるのだが、実はそのスイッチこそが
ウィルス発射の起動なんだそうです。
 まあ、復讐の気持ちはわかりますが。やるなら首相にしなされ。罪もない子供達を巻き込んでは
いかん。

 というわけでアレックスはカツオノエボシのいる水槽に放り込まれました。ナディアがなんか嬉しそうに
写真とっててうざいわぁー。
 ま、ここもアレックスはもらったスパイ道具で脱出するんですが。
 …時間もないので、「捕まえた時点で身体検査をしていなかったセイル側の負け」という
ツッコミはやめておいてやろう。

 早く式典の場所に駆けつけないと数百万という命が失われてしまいます。
 というわけでグリンの運転するヘリに飛び乗ったアレックスは、またもスパイ道具を使ってその
ヘリをロンドンへ向かわせました。
 ここのヘリに飛び移るアクションもなかなか良かったです。っていうかバギーより車の方が後ろから
撃たれた時も安心だったような気がしますが、結局一発も当たらないという都合の良い展開だった
のでまあいいでしょう。

 さて。
 まあここで当然式典には間に合うだろうとか思ってたら甘い甘い。
 間に合わないかとマジで思ったよ。
 しかも空から登場したアレックスはテロリスト扱いされそうになりますが、取り囲んだ軍隊が
あのKユニットの連中だったんですな。だもんだから、「銃よこせ!」って言われて簡単に渡し、
アレックスはそれでボタンを撃ちまくって、首相にボタンを押させないことに成功したのでした。
 ムチャクチャでござりまするがな。
 スパイなんだからちょっとは忍ぶとか思わんのか。

 で、セイルは首相殴って逃走。つか最初からそれですましておけばよかったですやん。
 これで一安心かと思いきや、アレックスは、彼が開発を急がせていたセイルタワーにバックアップが
あり、そこから手動で起動できることを思い出し大慌て。
 ジャックの車で急ぐのですが、またまたロンドン名物の大渋滞。
 …あのさ、ヘリとかさ…いろいろあると思うんだ…。
 ともあれ、そこへ乗馬を楽しんでいるサジーナを見つけ、馬を走らせるのですよ。
 んでどわーっとビルに駆けつけまして。

 セイルの方がもちろん先に駆けつけたのですが、アレックスもほどなく駆けつけました。
 入って行くと屈強な警備員が。
 アレックスまず一礼。
 警備員も一礼したのでその隙に急所蹴り上げて通って行きました。

「せんせぇー、アレックス君は正統派に見えて結構卑怯だと思います!」
「いーんだよ、正義の味方だって制限速度守っちゃいないんだよ」
「それ言ったらおしまいだよてめぇ」

 そのあとサジーナも入ってきたのですが、彼女はためらうことなく蹴り上げたあたり、
もしかしたら裏で学校を牛耳っているのかもしれないな、とちょっと思いました。(作文)

 というわけで、今度は少し余裕で間に合ったアレックスはケーブルを引っこ抜きましたが、
セイルが後ろから来るかもしれないということをまったく考えてなかったあたり、本気で
アホだと思います。
 まあいろいろありまして、落ちそうになるのが定番ということで、サジーナが落ちかかって
アレックスがそれを助けているという状態なのですが、ここで他のビルに配備されている
警察官セイルを撃てばいいのにとか思うのですが撃たないんですな。
 代わりにヤッセンがヘリでやってきまして…。またこのおっさんさかさまにぶら下がっとるよ。
 誰を撃つかと思えば、ま、観客の誰もが思った通り、セイルを撃ちました。
 んでサジーナを助け、アレックスはヤッセンが引っ張り上げてくれました。
 どうして助けたのか、と尋ねるアレックスにヤッセンは「セイルは私のクライアントの顔をつぶした」
というわけです。なんかあったんでしょうね、トラブルが。ロシア人はこぇーぞー。

 というわけでいろいろありましたが任務は解決。
 アレックスは日常に戻…ったはずですが、次の任務も近いでしょう。

 ちなみにスタッフロールで、アレックスは8、9番目でした。新人だからそういう位置になるので
しょうかね。コワイネー。
 全体的に話の流れも悪くなかったし、アレックスがとにかく突っ走りすぎて観客総突っ込みに
なりそうなところを除けば、なかなかいい作品になってると思いますよ。
 007みたいに、スムーズに任務遂行とはいかないけど、スバイ・アレックス・ライターは結構
好きです。



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