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ストリートファイター
ザ・レジェンド・オブ・チュンリー

3/4鑑賞

 えー、はっきり言います。
 見るだけの価値がない。
 こんな、ストファイの名前だけ借りて観客集めようって映画が一番嫌い。
 いや、すでにある作品を下敷きにしてスピンオフ映画とかは嫌いじゃないんですよ。
 ただ、作品の世界観をまったく生かせず、チュンリーを使う必要もまったくないような
ただのアクション映画に、ストファイの名前を使うなと。戦う時にチュンリー、何もゲームの
チュンリーを連想させるような格好してないし。使ったのは必殺技だけ。
 この作品気に入られた方には申し訳ないですが、ストファイが少しなりとも好きな自分と
しては「がっかりした」の一言です。
 むしろ、ストファイを知らないで、単なる、少女がヒロインのアクション映画として見た方が
なんぼかましかもしれません。そうすっとストーリーは悪くないから。

 さんざん文句言いましたが、とりあえず内容。
 ラストに、さくらの4分アニメがあるって出ました。そういうのも意味わかんないんだよなぁ、
作る意味が。

 とある豪華な家でピアノを弾いている少女がいました。
 コンサートにも出たりして、かなりうまいっぽいです。
 そうして一家は香港に移り住んだ。それが、この少女の運命を大きく変えることになりました。

 父は事業家ではあったけれども引っ越しが多かったとのこと。やたら引っ越しをするっていうのは、
借金に追われてるか、何か危ないことをしているか、葛飾北斎か、ですよ。…いや最後のはどう
見てもないだろ。
(北斎は生涯で100回近く引っ越しをしている)
 この父、太極拳をやってるっぽいです。よく、朝の広場で皆が無言のまま、マジックポイント吸い取られ
そうな踊りやってるやつですね。もともとは武術で、今は健康のためにやる人が多いとか。ビリーズ
ブートキャンプとは対照的ですな、動きが。
 父は、隠れて見ていたチュンリーの気配に気づいてます。さすがだ。
 それで父はチュンリーにも太極拳やらせるんですね。
 つかワンテンポ遅れてるよ、チュンリー…。

 そうしてある夜父が帰宅した時に、バイソンとかいう、お前見かけだけでオーディション合格
しただろ、という奴がやってきます。父の命を狙ってるのか拉致するつもりかわからないの
ですが、あとの展開をみると拉致するつもりだったらしい。
 お前は拉致するつもりで人を肋骨砕けそうなほど殴るのか!

 物音に気付いたチュンリーが下りて来て、捕まってピンチになるのですが、そこにあらわれた
ベガとかいう、「えっすいませんベガって帝都大戦の加藤保憲に似てたと思うのですが、これは
なんですか?ガイルの失敗バージョンですか」みたいな人でした。これベガかまじで!?ひどいだろ!
こんな、「コンビニにいったらお釣りは募金箱に入れてますよ」みたいな奴を使うなよ。ちょっと
迫力不足だよ。
 本当のベガってそれこそ加藤みたく、目を合わせただけで危険と思うような雰囲気を持ってる
人だと思うので、ちょっと違うなぁ。
 まあ文句言ってたら話が進みませんので、仕方なくこれをベガということにしまして。ベガが
現れて、「紳士はお嬢ちゃんを殴らない」とかどう見ても紳士じゃねーよてめーはというような
ことを言いまして、チュンリーを二階に逃がしました。
 そうして父は連れ去られていきました。
 あのぅ…警察は…。

 チュンリーには父からもらった、スピニングバードとかいうペンダントがありました。
 鳥は強くないから、クルクル回って身を守るとかいって父これを渡してくれましたが、その
言葉はのちの複線としても、ペンダントの鳥、軸でくるくる回っても単に飛んでるだけなん
ですけど…。
 つか鳥はどちらかというと回らずに、飛んで逃げると思います。

 そんで、これ何歳くらいかなぁ、ともかく、成長したチュンリーはピアノコンサートが終わったあと、
プレゼントが届いているのを発見しました。まきものっぽくて変な感じですが、読めない、とあっさり。
おい誰だ読めないもの送りつけてきたのは。メモつけるとかもうちょっとフォローせいや!これで
チュンリーがそのままこれどっかに売り飛ばしたらどうするつもりだったんだ!

 地下鉄で帰っているチュンリーは、ごろつきに襲われている男性を助けてあげます。しかし
周囲に助けを求めても、みんな避けていくばかり。
 行ったことないのに失礼だけど、東京とかってこんな感じなのかなぁって思いました。もちろん
面倒事を嫌うっていうのはわかるし、私がもしここにいたら同じようにするかもしれないけども、
それでもやっぱり「飴食う?」くらいの空気読まない発言はしてみたいです。(待て)
 男の手には、クモの巣の入れ墨がありました。

 チュンリーの母は、父が連れ去られて以来心を病んでしまっているようで、日に日に弱って
いってるんですね。
 お金はあるみたいだから、看病するのには困らないけど、大変だろうなぁ。
 母はチュンリーを、父にそっくりだと言います。
 つらい時こそ立ち向かおうとする、って。

 そんな一方で、バンコクにおいて、シャドルーとかいう組織が乾杯とかしてました。
 ベガが、私がシャドルーを仕切る、早く私に従えば命ものびるよん、みたいな
ことを言ってます。
 集まっているのは、シャドルー組織の多分各国仕切ってるボスじゃないかなと思うのですが、
出ていた日本人がどう見ても屋台でおでんつついてるような普通のリーマンでした。もっと威厳を
出せ。力いっぱい。
 そんで、馬鹿にしとる!といって席を立った連中を始末したのは、仮面の男。
 おいおーい、これをバルログだって言うんじゃないだろうな。私バルログを実写化すると
したらGacktがいいんじゃないかとか勝手に思ってんですが。
 仮面でかすぎだよこのバルログ!どこまで隠す気なんだよ!これだと下向いた時にのどに
仮面の先が突っ張って窒息しちゃうだろ!

 あと、ベガのシーンでは後ろに効果音として獣の唸り声が入るっぽい。これはこれでまあ
いいと思うけど。
 それとベガ、キャビアに赤ワインの組み合わせで食べてたけど、それは最高に生臭さが
口の中に残るから、シャンパン系のさっぱりしたものの方がいいですよ。どうでもいいけど。

 シャドルーのボスらの死体が発見されたということで、バンコク警察の女性刑事マヤと、
インターポールのナッシュがやってきました。このナッシュがひょうひょうとしているように見えて
結構活躍するので、この人は好きです。面白い。でもゲームのナッシュとは…ナッシュはあの
どう見てもものさし入れてます的な前髪がいいんだぞっ!
 ナッシュは死体を見て、これから大変なことになる、と言いました。

 どっかの地下にいたチュンリーの父。生きてたみたいです。チュンリーの、ピアノコンサートの
様子を音楽で聞いてる。あと写真も。
 おいおい誰だこれ録音してきたやつ。動画でとるくらいせーよこの時代に。録音だけとか
ふざけんなよ。
 父は、ベガが組織を拡大するために、広い人脈を利用していろいろなえらい人と接触する
ためのエサみたいな役割なんでしょうな。けれども、娘のためにずっと頑張ってきてるみたいで、
それはなんか大変だなぁって思いました。
 ベガ次は役人の連絡先を教えろと。役人を殺しても得にはならないぞ、という父に、殺す
んじゃない、家族に相談するんだ、と。つまり脅すってことだよなぁ。
 ベガは、スラムで一つ学んだことがある。腹がへったら人間何でもやるんだ、と。そうして
写真を開いて母子のを見てる。
 なんだこの人にもそういう相手いたのかよっていうか、この時点でもうベガでもなんでも
ねーだろこのおっさんはよ。
 
 チュンリーの方では母が病死していました。墓がちょっと変わってて、写真を入れられる
ようになってました。あいた所は父用か…。うーん。まあ合理的といや合理的だけど。
 そんで繁華街を歩いていたチュンリーは、ほうきではいているおっさんの横をすり抜けようと
しますがこれがまた、ドリフで鏡に映った志村の役をやってるくらい動きがシンクロして
通してくれない。
 そのうちに彼女はある店に追いやられる形になってしまいます。で、ほうき男は立ち去ったん
だけどその手にはあの入れ墨が…。

 お店の店長さん、まったく珍しくない感じで「私に渡すものは」と。なぜわかったのかと
不思議そうにチュンリーがあの巻物を取り出すと彼女はそれを読み解いて、あなたには
強さが必要だ、元という人を訪ねなさいと言われました。
 彼はもとは悪人だったが、今は弱い者の味方でスパイダーウェブという組織を率いて
いる。これは弱い人を助けるための集団だって。
 で、バンコクで探しなさいって。…あの…チュンリーさん、さっきおもきし会ってますけど…。

 そゆわけでチュンリーは長く暮らした家を引きはらい、使用人とも決別して、バンコクを
さまよいます。さまよいっぷりすげー!いきなりホームレスとかどういう展開っスかこれ!
なんかこう、このあたりからもう見ていて「これチュンリーじゃねーよなー」って感じでした。
 あとさまようシーンで、バンコク名物の、店ギリギリを電車が走る線路も出てきます。電車が
通り過ぎるとまた屋台がひろがるやつ。あれはちょっと見ごたえあった。

 一方ベガ。
 バンコクの町が模型で作られています。おいおい色を全部ぬれよ。中心地だけぬって
んじゃねーよ。(支配しているとこだけ着色してると思われる)
 小さい頃先生に、やり始めたら最後までやりましょうって教わらなかったのかベガ。

 なんかホワイトローズに出会うって言ってますよ。17年4か月6日ぶりだって。バンコクへ
安全に運べって。
 おしいな、ローズって人なら今聖ルチア女学園の学園長してますけどね。(メイちゃんの執事)
 んでバイソンが、お嬢ちゃんが消えたって言ってるんですよ。お嬢ちゃんの居場所掴んで
おかないと父を働かせられないですからね。

 そんで、チュンリーごろつきのいる地下街で寝てて、人が襲われている現場に遭遇し、
たまらず飛び出して助け…なんか満身創痍っていうか強くねぇぇぇぇ!ま、こんなもんかぁ。
 そんな彼女を、さっきまで殴られまくってたはずのおっさんが連れていきました。
 元、お前か!

 チュンリーが目を覚ますと元がいました。うーん中途半端に年食ってる!いや、どういったら
いいんかな…。ウンナンの南原さんに似てるよね。
 元はずっと彼女を見てたといい、父の拉致の時から見てるとか言ってます。うん、お前それは
助けてやれよ。
 父がどこに誘拐されたのか、敵は誰なのかを聞くチュンリーに、時が来たら言う、と言います。
怒りが消えた時、父を助けられる方法を言うって。
 今は敵を知らなさすぎると。
 確かになぁ。
 今のチュンリーに言ったら飛び出していって翌日に死体浮きそうだもんなあ。
 チュンリーは自分が強いとか言ってますが、てんで元にかなわないし。

 元は、ベガのこと、父がどうしてさらわれたのかを話しますが、チュンリーは、父がそんな
ことに手を貸すはずがないと。
 いやだからあんたのことが人質に取られてるからイヤイヤ手を貸してんですよ。
 元に軽くいなされるチュンリー。感情で戦うと判断を誤る、ベガに見透かされるな、と
注意する元。
 そういうわけでチュンリーの修行が始まるんですね。

 その一方でベガは部下の女を使って、バンコクの偉い人たちに、スラム街を自分達に
売るようサインさせています。
 スラム街の治安を悪くし、地価が一気に下がったところで安く買いたたく。その後は
金持ちの家を建てて売りつけてウッハウハだそうです。
 ベガ君へ。
 君は商売に向いてないと思います。
 一度治安が悪いと噂が広がったところにある豪邸を買いたいという人は、マフィアのボス
くらいのものです。
 
 そういうわけで一帯の封鎖が起き、住人達は軍によって強制的に追い出されることに
なるんですね。
 そこにベガが車で視察にやってくるんですが…お前はアホか。車ボッコボコにされるぞ。

 さてすっかり忘れ去られていた、マヤとナッシュですがこれでもちゃんと捜査はしてました。
バイソンが出かけるというので張り込みをしているのですが、気づかれそうになってあわてて
ラブシーンを演じてごまかしている間に、バイソンは車に乗り込んだとみせて隣のタクシーに
乗りこみました。そうしてタクシーは発進。ナッシュらは何も知らないまま、バイソンが乗った
(と思われる)組織の車を追っていきました。
 待てコラ給料泥棒。

 バイソンは何をしにいったかというと、港管理の偉い人に、ホワイトローズって言う荷物が
届くから、それは税関通すなよ、と言いに行ったんですね。
 うん、あんたね、デパートだかどこだか知らんがエスカレーターで話すにしても声でかすぎだから。
周囲に全部筒抜けだろうがぁ!

 ほんでチュンリーは修業を重ねて、なんか目隠しで戦ってた。

 で、ナッシュとマヤは、ベガの部下である女がクラブに出かけるのを見はってます。
そこにチュンリーが来てるんですが…。
 この人はアホですか?ずーっと見たまま近づいてきて、ずーっと見ながら周囲と違う踊り
したらどう見ても怪しまれるだろ。
 トイレに誘いこんで殴りかかってますが、ベガの部下をやるくらいですから、女の方も
相当強い。大苦戦してますがなチュンリー。アホですかあんたは。
 それで、ホワイトローズのことを聞き出したチュンリーは、ベガに伝えて、お嬢ちゃんは
大人になったと、とか言ってます。
 …大人になったのは外見だけで、無謀さだけは変わってないように思えるがな…。

 中の異変を感じ取ってナッシュとマヤはクラブに飛び込んでいきます。チュンリー
もろ発見されてるし。逃げましたが。
 お前はもっと静かに調べるという選択肢はないのか。しかも衣装が思いっきり
目立ってるし。
 ともかく、屋根を伝って逃げて、ずとーんと降りた先に、貧しい母子がいるのを見て
チュンリーはお金を渡して立ち去りました。

 この女部下、カンタナって言うんですか。ともかくベガにぼっこぼこに殴られて
ますがそれでも、計画は変更せずにそのまま決行、父を使うとかバルログを呼べとか、
あれこれ言ってます。
 というか思うんだけどさ、バイソンに指示するよりてめぇがその場で部下に言った
方が早くね?
 ベガがバイソンに指示→バイソンが部下に指示、部下が父とかバルログに指示
→彼らを部下が連れてくる→リーダー格部下が報告→バイソンが確認→ベガに報告。
 なんたる時間の無駄!無駄!無駄!無駄!ディオも真っ青だぜ!(すいません昨日
ジョジョ読んだばかりです)

 ナッシュとマヤは、目撃したチュンリーの情報を調べていますが、誰も知らないと
答え、なかなか捜査が進まず。
 つかナッシュ聞き込みの最中なのになんか呑気に食べてるぅぅぅう!

 そんでその当のチュンリーは、元からベガの話を聞いています。
 ずっと前から悪事に手を染めていたとか、若い妻を連れてなんか洞窟にいって、
おなかの子供に自分の良心を魔術で移したとか。
 そういう設定もなぁー。失礼だけど、ベガの弱点を作るよりかは、ゲームに登場する
純粋な悪の化身で、苦労の末倒すっていうのの方が深みがでると思いました。何を
思ってベガの設定をこういう、アットホームなチョイワル親父に変えてしまったのか知らん
けど、ゲーム観台無しだ!

 で、元はお前に大きな使命を与える。朝食を買ってきてくれと、お前吉本やったら
ハリセンでしばかれるぞ的なことを言ってます。
 とはいえこれも、チュンリーを遠ざける目的だったんですね。
 忍び込んできたベガの手下をたやすく倒している元ですが、離れた場所からバイソンが
ロケットランチャー打ち込みやがった!何してやがんだぁぁぁぁ!忍び込んだ手下の立場はぁぁ!

 つーわけでチュンリー、爆発した元の部屋を見て呆然。元のペンダント?か知らんの
ですが、それを拾い上げてます。こんなんあったっけ。まあいいですが。
 これどう見ても生きてるパターンだよなぁ…。

 あとベガは、バルログにチュンリーの始末を依頼しました。
 えーこれからあと、バルログとの戦闘に入るのですが、仮面の下が普通の顔で、しかも
チュンリーに「仮面をかぶりたくなるわけね」とか言われてがっかりだ!しかもバルログあっさり
負けた!なんですかこれは。
 本当にチョイ役すぎてひどいっていうか…。ちょっとガクト呼んでこい!(出ません)

 そんで港にやってきて、そこの人間にチュンリー、荷物があがる場所聞いてんですね。
一方マヤらの方は圧力がかかって捜査中止に。納得のいかないナッシュ。せっかくチュンリーの
身元がわかり、これからだというのに、諦めきれないようです。

 チュンリーは本格的に港の方ウロチョロしてますけど、あの、衣装的にどう見ても暗闇に
紛れ込めてませんが。真黒な服はいいとしても、それが七分丈だとか顔が思いっきりでて
いて遠方からでも目立つとか、突っ込みどころがありすぎてついていけんわ!
 そんでとっ捕まってますよチュンリー。あーあ…。
 とっ捕まった先で父とあわせてもらえるんだけど、父は再会を喜ばず、ここまで頑張って
きたのはお前を危ない目に遭わせないためだったというんですね。
 それでもう父の価値はなくなったとベガは父を殺してしまうんですよ。
 つーかこれチュンリーのせいじゃね?もちろん、遅かれ早かれここまで組織が大きく
なったらベガにとっては父など、何の価値もなくなったのかも知れないけどさ。

 そういうわけで、自分が始末されそうになった時、ロープをうまく利用してのがれたチュンリーは
辛くも脱出。気づいたバイソンが町の中まで追ってきてすんごい大変なことになりますが、
なんか戦ってたはずが子供をかばってチュンリーが撃たれて、そんで皆が怒ってバイソンらに
がれきを投げつけはじめて戦いはお開きに。うーん、最初からそうしてくれって話ですね。
 チュンリーなんとか無事でしたが…また元助けとるし。何度繰り返すんだこれを。
 で、元は撃たれたチュンリーの腕を直してくれました。…映像的には腹を押さえてるから腹を
撃たれたんだと思ったよ!紛らわしいポーズをするんじゃねぇ!

 そんでチュンリーは気をねる訓練をしてまして。元はホワイトローズを探そう、って言ってます。
また港の管理事務所みたいなところにチュンリー行って、今度こそ本当のことを言いなさいと
脅して、明日の夜到着する、ということを聞き出してます。
 ああ、あっさり見つかったんじゃなくて前回のは罠だったわけですかー。
 あと、ナッシュのマンションに忍び込んで協力を求めてます。
 こっちの警察は動きが早いですな、さすが。管理事務所に警察官がつめて、ナッシュ以下
皆準備しています。
 SWATを連れたマヤもきたのがかっこよかった。…うん、そんなにハデにきたからね、もう
ベガにも悟られてるからね。爆弾仕掛けられとるし。来たとたん全滅するような展開をするな!
 っていうか皆逃げたのはいいけど、チュンリーにひどい目に会わされた管理事務所の人間、
これ巻き込まれて死んだよね。誰も心配してないよね。しょうがないけど。

 銃撃戦になって、ナッシュらが応戦してるなか、チュンリーは先へ進みます。元もなんか
単独行動できてます。
 元はバイソンと戦って辛くも勝利。っていうかバイソンがボクサーというより単なる格闘技に
たけたおっさんになってるけども。
 あとバイソンが、ホワイトローズが何か気付いた時に彼女はいない、という言葉を言い
ましたが、これの意味わからないままでした。もうちょっとフォローしてくれ、フォロ方さん!
(土方でもフォローできないから。意味わかんねーから!)

 どういう意味かわからんけど、ホワイトローズが女の子だと気づいた元。駆けつけて
きたチュンリーに伝えてますが…さっきチュンリーが見てそのままスルーした女の子じゃ
ないですかね…。

 んで、ホワイトローズがいる部屋にやってきたベガ。
 会話してるの、これロシア語ですよね。どういう設定かますますわからなくなっただろうが!
 扉警備してる部下に、何かあったら殺すぞみたいなことを言ってるけど、そういうんならもっと
セキュリティなんとかしろよ。扉の前に部下一人って!
(多分そこに至るまでの警備が厳重なんだとは思うのですが)
 ナッシュもう入ってるし。
 しかもいきなりホワイトローズの部屋にきたし。…ベガさん…セコムしたほうがいいよ。

 で、異変に気づいてベガがあわてて向かうと部屋はからっぽ…っていうか元がいました!
あんたさっきベガの部屋でこてんぱんにされましたよね!どうやって移動したんだ!テレポー
テーションかおい。
 先回り早すぎ。

 まあそれでチュンリーがかけつけて、ベガに百裂脚してるのはちょこっとゲーム出してきたなーと
思いましたが…。
 で、なんとか倒して、気功拳みたいなの出して、最後はとどめを刺して終わりでしたが、何も
ホワイトローズの目の前でやってやらんでも…。
 つーかヒロインなのに鼻血だし!

 ともかくナッシュはチュンリーを逃がしてやって、あとのケリはつけたみたいです。
あのチュンリーさん、パッと逃げられましたけど、元さんのこと忘れてないですよね…?

 そういうわけでチュンリーは故郷に戻り、そこに元もきて、仕事が山積みだと、スパイダーウェブに
勧誘します。
 チュンリーは少し休む、と言いました。
 なんか日本にリュウとかいう格闘家がいてどうこうとか言ってるけどだからなんだよ。

 アニメのさくらの方は、4分まるまる使った進路相談じゃねーかよって感じでした。
 
 全体的に、ストファイ、ストファイUの設定がちょこちょこ使ってはあるんだけど、やっぱり
チュンリーはゲームのあの姿でなきゃ!って思いました。
 黒い服にポニーテールで拳をふるわれても、誰これ?としか思えないし、この後で刑事に
なるという設定があるとしても、やっぱりなってからの方が良かったと思うし。
 なんていうのかなぁ…あんまりこのチュンリーには、絶対にベガを倒すぞっていう、悪を憎む
気持ちが感じられなかった。
 内容としても、変にベガを人間的に描きすぎてる気がします。
 もっとゲームに忠実にするか、そうでなければ逆に遊び心を出していろんなキャラを出すくらい
して欲しかったです。
 ちょっと期待しすぎちゃったなーとしか。
 つーわけで、あんましお勧めはできない映画でした。

 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー