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ROOKIES -卒業- |
6/21鑑賞
失礼ながら、私最後は負けるのかなーとか思ってました。いやそれで、「負けたけど夢
与えてもらったありがとー」的な終わりかと。
でもそこまで現実的すぎなくてよかったです。
ある意味「野球漫画はこうでないと面白くないよなぁ」的な感じで満足でした。
ドラマを見た人も見てない人も、原作を見た人も見てない人も、夢のために頑張る
彼らを見て元気をもらって欲しいと思う。ドラマ見てなくても十分わかりますよ。ほとんど
試合だし(おい)。
最初にちょこっと、みんなが野球場に行く光景がながれます。これは決勝戦のとこ
だろうなぁ。わからないようにしてあるけど。
このシーンが後になって生きてくるから、ここの挿入はいいなぁと思いました。
で。
卒業式が開かれてます。
え?彼らもう卒業ですか?
「ROOKIES -卒業-」ご視聴ありがとうございました。
かと思ったら違った、ひとつ上の学年が卒業するのか。
びっくりしたぁー。
んでそんな中トイレで気合入れてる人が。
川藤だー。
勝手に見回りしてるらしくて、皆に見つかって「お前来年度からの採用だろうが!」
とか言われてた。
お前は待ちきれなくて一日早く出勤してくる朝比奈大吾か!
川藤は皆に、卒業式はな、感謝して過ごす日なんだぞ、って言ってます。
確かにそうやって卒業出来ればいいでしょうなぁ。
で。
実際の式は誰も真面目に聞いてやしねぇよ。
話してるし携帯いじってるしこいつら、社会に出ても絶対やってけねぇ連中だろ。
川藤、幕の後ろから見てたけど我慢できずにずかずか歩いていって檀上に立ち、
すごいいいこといったけど、鎮めるために檀上に額打ったから、血が流れてすごい
ことになってる。
おめー、いい卒業式の前にちょっとしたトラウマだよこれ。
一方で安仁屋らは、教師にお礼回りしてる卒業生を見つけるんですよ。
新庄が止めててかっこいいなーと思いました。
んで安仁屋も、せんぱーい卒業おめでとうございますーって。
まあ全員をのしたんですけどね。
「今日は教師に感謝したくなるんじゃねーのかよ」って言ったあと、助けた教師に向かって、
「お前も俺達に感謝されてみろよ」って言っててかっこよかった。
そうだよなぁ、教師がこれじゃあなあー。
ヤンクミ読んでこい、ヤンクミ!
そして時は移り09年4月のこと。
平塚が珍しく全力疾走中。何してんだお前。ウ○コもれそうなんか。それともきれいなねーちゃんに
声かけたらヤクザの女だったんか。
(日ごろの行いが悪いとピンチを理解してもらえないたとえ)
高校では新入生に対して部活勧誘が盛んでした。川藤もはりきって屋上から、野球部勧誘の
団幕を…広げようとして落ちましたけど下に。
何やってんだお前ぇぇぇぇ!
で、新入部員が、まだニコガクの野球部は怖いみたいな噂があるらしくて入ってこないらしいん
ですね。
そんで関川とかが「赤星が入ってくればいいのになーあいつすげーのにー」とか言ってるん
ですね。なんか有名な、野球うまい子らしい。よーおっこっそーここへー(それは諸星by光GENJI)
川藤が入ってきて、新入部員二人希望者がいたぞぉーとか言ってんですよ。
皆、赤星の名前に反応。もう一人はどうでもいいんだ…。
いやともかくそこに、平塚が猛ダッシュで入ってきて。
「どうした、すごい老けた顔になってるぞ」「それはもとからだ」とかひどいこと言われてんですけど。
彼を追いかけてもう一人新入生が入ってきて皆は、彼が赤星かと勘違いしてんだけど、
そうではないらしい。
必死で逃げる平塚、皆の「ここ3階だぞ」という制止も聞かずに飛びましたよ!
いやーここで着地失敗していたら映画終わってしまうところでした。
どういうフォームなんだそれはという体勢で無事降り立って、平塚逃げる―。
追いかけて新入生も飛び降りようとしましたが、こっちは流石に思いとどまって教室の外に
走って行きました。
いやーしょっぱなから飛ばしてくれますねー。
今岡君の言うことにゃ、新入生の名は濱中。昔たまたま平塚が、オヤジ狩りに失敗して
ボコボコにされてる濱中を助ける形になって、それからヒーローとして崇められてしまってる
らしいです。
つまりオヤジ狩り狩りになったわけか、濱中は。(今その名称についてはどうでもいい)
ただ平塚は別に助けるつもりはなくて、暖かいコーンスープを飲もうとしたら冷たいのが
でてきたから怒って投げたらそれがオヤジにあたって、濱中を助けたというらしいです。
つーか!
皆受けてるとこが「中学生の時平塚ロンゲかよー!」って突っ込みどころ違うー!お前ら
今岡の話をよく聞くんだ!
ただそっから平塚が調子こいちゃって、ニコガクでエースやってるとか、お前も不良やめて
野球でもやれとか言っちゃったから、こうして新入生になってキラキラした目で野球部にやって
きちゃったわけですか。そりゃ来るわ!
普段はクールな新庄まで笑ってるじゃないか!
まあ、川藤が話を聞いて嬉しそうにしてたのはよかったです。
それで、マウンドに出てきた時に平塚、安仁屋のユニフォーム着ちゃってるんですよ。
濱中はおおおおおーって感動しまくりだけど。
補欠と言われて面白くない桧山が、勝負しろと言ってくるけど、平塚が投げる球は全然
まともに届かない。
それを見て濱中は騙したのかよー!とか怒るんですよ。
でも桧山が空気読んだ。
真剣に投げろコラって平塚を怒る。
皆も桧山の気持ちを読んで「そうだそうだ」って言ってるんですよ。
いい奴らだなぁ。
んで平塚、メッチャいい球を投げるんだけど、濱中走り去ってしまいました。
お前ェェェェ!お前のために皆頑張ったんだろうが!
あと、安仁屋が、あいつら確実にレベルあげてんぞ!って言ってたのも頼もしかった。
さて。
そんな、感動というかなんというか、よくわからん空気のグラウンドをすたすたと横切る
新入生が一人。
振りかえると…?
あれ?
女性嫌いだったけどトラウマを克服して千里に告白しようか迷っている優さんですよね?
(「アタシん家の男子」)
あーよかった、見てきたらやっぱり間違ってなかった。
人の顔を覚えることにかけては、数秒しか覚えていられないことで有名な私ですが(待て)
これは合ってたみたいです。
長くなりましたが、彼こそが赤星でした。
帰宅するのにここ通るのが近いからだと。
よし、そこの出入口をコンクリートで固めてしまえ!
練習は下手クソがやることでしょーという彼に皆ムッとするんだけど新庄が、「ほっとけ、
バカにかまってる暇はねぇー」って言っててかっこよかった。
彼は挑発に乗らないですね。
コンビニで本立ち読みして、甲子園に出るための予選で当たるライバル校のことについて
皆話してます。
一番のライバル校は笹崎という、「さ行多いな!」という高校でした。
ここの川上という投手に、安仁屋何か過去あったみたいです。
んでまた赤星がウロウロしてて、おめー気になるならいっそでろよって感じなんだけど、
やっぱり練習に出る気はないみたいで。
御子柴が、練習しないなら試合には出さないよって言ってます。当たり前だよなぁ。
赤星は、名門からいろいろスカウトされてたんスけどーここが一番家から近いんでー。
俺メジャー行くんでーとか言ってます。
いやさ、私も野球のことは知りませんけども。
高校で実績がなくていきなりメジャーいって、メンバーになれるもんなんですか?
普通は高校で名投手と言われたり、甲子園出場経験あったりして、そんで例えばプロに
なって実績積んで、そこからメジャーへというのが筋じゃないんですかね。
私はどう見ても赤星のこの言ってることは、ガキが地に足付かないたわごといってるように
しか見えないんですけども。
ともかく彼は、試合には呼んでくださいー。あ、背番号1はもらいますけどーって言って
去って行きました。
よし、誰か背番号「壱」用意してあげて。
御子柴は、彼が落とした生徒手帳拾うんですね。
流石の温厚な御子柴も頭に来てたのか、今呼びとめれば間に合ったであろうものを
無言で手帳めくって中見てるし!
お前しばらく見ない間にちょっと性格悪くなったな!
御子柴は手帳にあったメモ内容のグラウンドにきます。
そうしてそこで、大学の野球部に混じって一生懸命練習している赤星を見つけました。
一応練習はしてんだなぁー。
翌日彼は赤星に手帳を返し、タバコ吸うなと注意。
でもこいつまだまだ生意気ですから、そのまま立ち去ろうとして、火のついたタバコが
生徒にあたってしまう。
これは熱いよねぇー。タバコの火は700〜800度です。歩きたばこしてるようなバカは
人を傷つけてもいい、物を燃やしてもいいという未必の故意を持っていると判定しても
いいくらいだ、と私は思ってます。
歩きたばこは絶対にやめましょう。
話はそれましたがそれで乱闘になって御子柴は、赤星を一生懸命逃がしてやろうと
するんですね。
それでさっさと逃げりゃいいものをこのバカが、「そんなことしても、全然恩に着ないん
だからね!プンプン!」とか、「野球部になんかいってあげないんだからね!」って言ってて
去りゃしねぇ。どこのツンデレだよお前は。
さすがにブチきれたらしい御子柴が「いらねーよおめーなんか!」って反撃してて面白かった。
まあでも「早く行け、夢があるんだろ!かなえたい夢が!」って言われたのはこたえたと
思うよ。
ここで御子柴はケガを負ってしまうわけです。
病院にかけつけた面々(遅れている人がひとり…)に御子柴は明るく、「2ヶ月の
ケガでリハビリ1ヶ月だってー頑張って直すからね!」って言うのですが…。
赤星のことも心配しててほんっとあんた人が良すぎるよ、御子柴…。
頑張ってる奴は嫌いじゃない、頑張ってる奴は嫌いじゃないって御子柴言ってるけどさ、
それであんたがケガしてたら元も子もないよ。
あと、なんで2回言った。
で。
御子柴は、夢かなったらどうなるんだろうねぇーとか言ってます。安仁屋は、かなえてから
考えりゃいいんだよ、と彼らしいことを言います。
夢をかなえるためにクイズショウにご招待しまーす!(叶った後の話だと言うとろーが!)
彼らのやりとりを赤星は外で聞いてました。
何思ったでしょうね。
あと御子柴が、夜になって一人で泣いてるんですよ。
キャプテンだから皆の手前ああいったけど、ほんっと辛いだろうなぁと思いました。
そんで翌日皆ちょっとギスギスしながら練習してたら赤星がやってきて。
新庄が厳しいことを言うんですよ。
本気ならちんたら練習していないでさっさとアメリカに行け。お前は道を切り開く
自信と勇気がないだけだろ、と。
夢を自分達でつかみとってきた彼らだから、この言葉には重みがあると思う。
もし仮にメジャーにいって挑戦してそれで赤星がダメだったとしても、誰も彼のことを
笑ったりしないと思うんですよ。
でも行きもしないで、俺メジャー目指してるんスよー。だからばかばかしくて練習
なんかできませんよー、ってほざいてたらそりゃ皆怒るわな。
すっかり忘れてましたが濱中君。
屋上でタバコ吸ってて川藤に見つかり。
彼、驚きのあまり屋上から飛び降りようと柵を越えちゃって、川藤が「わー!待て待て!」
って止めてたのがかわいかった。
野球部だって吸ってんだろ、という彼に川藤、嬉しそうに「あいつらは吸ってないぞ」って
言うのですよ。夢かなえるために一歩踏み出したからって。
それで、お前も一歩踏み出したいんじゃないのかと。
彼らは全員、自慢のエースだ、俺のほこりだ、って。
川藤の言葉には、ウソ偽りはないからいいですよね。表面だけの言葉じゃないから。
それを陰で赤星も聞いてました。つーかおめーもタバコやめろって御子柴に言われた
だろうがぁ!
野球してんならやめろ!
御子柴、先生に頼み込んで、一生足が悪くなっても構いませんからと、治療とリハビリの
こと頼んでます。
ベッカムがやった治療法とかないの。高酸素状態の中で回復早めるやつ。お金はかかるけど。
あれをやれ、あれを。
んでそんなやりとりをまた赤星が聞いてました。
お前はもう特技:盗み聞きって書いとけ!
久しぶりに練習に出てきた赤星を大学生達は、ニコガクにやられたのか、とか言うんですね。
あいつらヤクザみたいなもんだよと。
そんな彼らに赤星は、「あんたたち甲子園にいったことあんの」と聞きます。彼らは行ったこと
なんかないよと、ヘラヘラしながら言う。
赤星は「行ったことない奴が、これからぜってー行く奴をバカにしちゃダメだろ」と。
あとついでになんか投げていきました。
見たらタバコとライター。
いやいやいやお前、すてゼリフ吐くのはいいけど物投げちゃダメだろ!
立つ鳥跡を濁しまくってどうする!
そういうわけで濱中、部室にて川藤に、練習に参加することを告げて、メンバーにも挨拶
してんだけど、みんな無視してました。
「このそっけなさがまた」とか言ってるけど濱中、お前Mですかーコノヤロー。ドMの座は
さっちゃんのものだからね!
平塚もあせって出ていこうとしてんだけどわざとか何かしらんけど、新庄が邪魔して
結局残されてて面白かった。
まあでも彼のことも濱中見直したようだし、いいメンバーが増えましたね。
そんでグラウンドに出たら赤星は「赤星ゲート」とかいう札を出入口につけてるし。
お前ー学校私物化すんな!
メジャーに行くのに無名校じゃ恥ずかしいから、甲子園に行っといてもらう、だそうですよ。
ま、やる気になればそれでよし。
そして彼は「御子柴さんが戻るまで、ここは俺が守ります」って言いました。かっこええー!
つーかそれはいいとしてお前練習するなら着替えろよ、赤星。その汚れた制服で明日も
来るんか。
猛練習が始まったんですが、ここで「うわっ大丈夫かな」とちょっとびびったのが、岡田が
フェンスにぶつかって、転んでもボール取ってるシーン。もちろんリハとかやってるだろうし、
佐藤さんの運動神経あってのことでしょうが、ここはちょっと迫力にびびりましたね。
でも平塚と今岡は、保健の先生のパンツが見える階段のことまで濱中に伝授せんで
よろしい!
どんどん日々すぎていきまして、御子柴も懸命にリハビリしてる姿が良かった。
足のギプスもとれて、教室から部室へダッシュでやってきた皆は、ユニフォーム来てる
御子柴見て感動ですよ。
まだ松葉づえは使わないといけないみたい゛けど、彼は無理しないから大丈夫でしょう。
彼に安仁屋が言った言葉がかっこよかった。
「見に行くぞ。お前が言ってた夢の果て」
さて予選の日になりましたが。
なんか部室暗いので電気はつけた方がいいと思う。
気合入れて試合ですよー。
帰る途中で河原に腰かけた安仁屋ととーこちゃんがいい感じでした。
安仁屋が「連れてってやるよ甲子園。中学の時約束したから」って言ってて、私がこの
時後ろにいたら「タッチのたっちゃんかお前は」とズビシと突っ込み入れてたと思います。
あとの懸念は川上とのことですかね。
こっからはちょっと時間もないことですからサクサク進みまして。
順調に勝ち進んでいきます。
つーかあの控えの場所?ローアングルからとるのはいいけど、その後ろ、観客席で飛び跳ねとる
女子高生がパンツ見えそうで一人勝手にヒヤヒヤしてましたよ。
勝ち進む野球部が学校でモテモテになっててすごかったです。
平塚が胸を張りすぎてオードリーの春日かテメーはみたいな状態になってた。
準決勝の時に。
まあ勝ったんですけど、引き揚げてきたニコガクが廊下歩いていると、マスコミがなんか
人だかりつくっててふさがれてるんですね。
その中心には川上がいた。
濱中が「おいおいこっちだって勝ってんだぞ」みたいなことを文句言おうとするけど、
皆が速攻で止めててかっこよかった。
で、すれ違う時に川上は安仁屋に向かって「どうも」と挨拶していった。
安仁屋、すごい顔でにらんでます。
そりゃそうだよなぁ。自分はずっとトラウマみたくなってんのに、どうもで済まされたら
「お前はドーモ君か!」と突っ込みのひとつも入れたくなるよなぁ。
笹崎の試合見てるけどこれがまたメチャ強いんですわ。完封ですよ。
それで、川上のフォームを練習すべく、川藤が録画していたのですが…。
うん、画面これ以上ないくらい真っ暗だね!
闇夜にカラスいてもわかんねー状態だね!
おめー、カメラのレンズ外すの忘れたんだろ川藤!
お前は双眼鏡のレンズキャップ外すの忘れて覗きこんで「暗くてなにも見えんぞ」って
言ったブッシュ元大統領か!
そんでまあ、川藤は、フォークは川上にとって決め球だから、初球から投げてくることは
ないだろう、決めどころでくるはずだとか言ってます。
スキはいくらでもあると。
…それなら今までの高校だって、反撃くらいできてるんじゃないですかね…?
ともかくあと1試合です。
皆は河原に集まって寝っ転がって。
今より楽しいこと、この先あんのかなとか。
あるよ。そう望めばこの先楽しいことなんていくらでも作れる。
だから頑張れ。
皆ワーワーはしゃいでて、河原で遊ぶのはいいけど試合明日ー!的な雰囲気になってました。
安仁屋も川上のこと気にしてるのを、新庄に指摘されてるけど。
イメージはあるのだそうです。
あいつのフォークを打つイメージは。
まあこのシーンはドラマでもよくあって、名シーンだと思いますけど、撮影時期的に、川の中に
腰までつかってバシャバシャは大変だっただろうなぁ…と思いました。
そういうわけでいよいよ決勝です。
スタンドにやめた元校長が来てくれていて、この演出はすごい好きだった。
原作でも来てくれてたのか知りませんが、この人自身悪人ではなかったので、こうしてちゃんと
彼らを見届けに来てくれたんだなーと、すごく良かったです。
で。
えーと。
川藤先生。
ちょっとこっちきて正座しろや。
初球からフォークバンバン投げられとるやないか!
全然打てません。
が、赤星がやっぱここは経験積んでる選手らしく、うまいこと打って塁に出てました。
かっこいいー。
次安仁屋が出て。
ファウルで、振り逃げができる状態だったのに、安仁屋はそれをしなかった。
中学の時それで彼は塁に出たんですけど、その時川上がニヤリと笑ったのを見てて、
結局彼に勝ててはいなかったことを気にしてたわけなんですね。
だから変なプライドっていったら変だけど、塁に出ず、アウトになってチェンジ。
帰って来た彼を皆が責めてます。
試合を見てるマスコミの人が、わざと塁に出なかったのか、そんなチンケなプライドで
戦えるほど甘くないぞ、って判断してました。
でもこだわってる場合じゃないっていうのは安仁屋自身が一番わかってたみたいで。
川藤俺を殴ってくれって言ってました。
まあ、自覚があるなら大丈夫だと思うよ。
ここで川藤が殴ろうとして皆があわてて止めてて「アホかー!」って言ってたのは
面白かった。確かにここだといろいろやばいんじゃないですかね。
いったんベンチを出て外で話してて、本当に殴ったのかわかんないんだけど…。
安仁屋は何事もなかったかのように出て来て。
川藤が鼻血出しててとーこちゃんがびびってたのが面白かった。
今度はニコガクの守備なんですけど、早くも安仁屋のピッチングが分析されてしまって、
バンバン打たれちゃうわけですよ。
ここでも赤星がやっぱそういうの見抜いてて安仁屋に、芸がないと読まれますよーって
言って、安仁屋が「早く言えよ」って言ってたのがよかったなぁ。
そっからはストライク連発でした。安仁屋、さすが。
でもこっちがストライクとったからといっても打てなかったら意味ないですからねー。
この時点で5-0ですよ。
ま、みんなまだ諦めてないしね。
そんで新庄がなんとか打って塁に出た。かっこいい!
次の若菜に何か川藤、合図しましたよー!
で、若菜打ったんだけど…。
映像的に彼の右手に打球当たったような…。
ニャーの子(湯舟だよ)が打って、新庄が帰ってきて1点入ったんだけど。
やっぱり若菜はケガしてて、その痛みに朦朧としてたため、塁を踏めてなくて、アウトに
なっちゃうんですね。
皆に叱られるんだけど、彼はトイレに行きたかったとごまかす。
それで濱中を呼んで、このことは絶対黙ってろと、そしてなんか使えそうな救急セット
ぱくってこいって言うんだけど。
濱中バカだからばんそうこう持ってきやがったらしい…おぃぃぃぃー!せめてテーピング!
ただ若菜が必死なのはわかるよ。
ここで絶対自分は踏ん張らないといけないっていうのは。
でも仲間でしょ。
下手にケガ隠してミスって負けたらどうすんの。そっちの方がよっぽど悔しいじゃんよ。
多分これは見てる人達も思ったんじゃないかなと思うんですが。
守備で失敗する彼の様子を見て新庄が気付いた。
流石いつも冷静に皆を見てるだけある。
彼は若菜に声をかけて、迷惑だ、ときっぱり言う。
これは彼の優しさですよね。
そして皆に「こいつケガしてる。使えねぇ」って。
オメー一人がいてーんじゃねぇよ、皆がいてぇんだよ。
オメーだけおいてくようなことしねー、全員で行く、甲子園に。
新庄、ここぞというところでキメますねぇ。
それで。
医務室に若菜いったんだけど。濱中も一応ついていった。
代わりをどうするという話になって、赤星にキャッチャーをやらせて平塚をセカンド
守らせようってことになるんだけど。
御子柴がぐっとミットとか掴んだんですよ。
やらせて下さいって。
笹崎の打線だと、赤星のセカンドは絶対必要だって。
つーか呼び戻された平塚可哀想!
でも川藤はちゃんと、平塚に準備しておいてくれって言った。
若菜はあのセンセにすぐ病院にいけと言われてます。
骨折してるって。
でも彼は拒否する。
もうすぐ夢叶える瞬間が見られるんだって。
つーかこの人本当に医者とか研究者の役多いな!(ミスターブレインの船木さん役の人)
帰って来た若菜、皆につき指だったと言います。でも濱中がすぐ「ウソっス。折れてます」
ってばらした。お前光の速さでバラすな!
まあともかく若菜はこれ何のポジション?野球知らないからわかんないんだけど、声援
するとこ?そんなところに出ました。皆を励まし続けていて偉いです。
こっからビシバシ猛反撃が始まりましたが。
赤星のなんて言うんだっけ、あー野球用語わかんないけど、とにかく戻ってくるのが
間に合わなくてアウトになってしまう。
ほんっとに心から悔しがってましたね、赤星。
もうメジャーとかそんなもんどうでもよくて、今この目の前の勝利をとりたくて頑張ってる
わけだから、彼も大分変わったと思う。
この時点で2-7なんですよ。点差5点じゃねーか!
んで、9回の表、ニコガクの反撃です。
最後です。
ここで川藤が皆にいろいろ話をしてるけど、このシーン、西日が差してるように
見えるのですが…。
いやいいけどさぁ。
試合のシーンではまた昼間の日差しになってました。
そんで御子柴が「えんじん組むぞー!」って。
ゴーオンジャー見参!(それは炎神(エンジン)戦隊だろうが!)
御子柴が残念ながらアウトになっちゃって。
桧山が出るんだけど、デッドボール受けるんですね。
若菜だったと思うけど「ほんっとにバットにあたんねー奴だな」って言ってて笑えた。
んで。
次ニャーの子なんだけど、思い切り振り遅れてて皆に怒られてるんですよ。
だからもっと早く振れーって言われたから今度は早く振った!
まだピッチャー投げてねぇぇぇぇぇ!(皆さんの魂の叫び)
でもそれで放心してたのがよかった。
振ったバットに球があたってコーンと飛ぶんですよ。
まさに奇跡じゃねーか!
でもこっから御子柴がマジメモードに入っちゃって、まだ突っ込み足りないんですけど、
「これも奇跡なのかな。今までのことはすべて奇跡だったんじゃないか、仲間に会えた
こと、先生に会えたこと。最後にもう一度奇跡起こす」って言ってました。
いやそれは勝ってから言おうか!
次、代打で平塚が出るんですよ。
あのムチャクチャのフォームで打ちやがった!しかもそれがかなり飛んだ。
塁に出た皆がどんどん帰ってきて。
皆「おおー!」って歓喜で出迎えるんだけど。
ある時から「おおおおおおい!」みたいな感じに変わるんですよ。
平塚も戻ってきやがった!
間に合わなくてアウトですよ。
気持ちはわかるがムチャしすぎだ!
この時点で3点差。これはまだ大きいですね…。
落ち込む平塚を川藤が、「あんな危ない打ち方する奴があるか。しかしお前
大した奴だよ」って誉めてあげてて、それは嬉しかった。
でももう関川がバッターボックスに入ってるからそっちも気にしてあげて!
まあこっからは物語ですから。
負けたら面白くないですから。
川上の球を皆バンバン打ってまた満塁になった。
で。
次、安仁屋。
運命の対決ですよ。
でも川藤はちゃんと確信持って見守ってた。
安仁屋なら大丈夫だって。
ツーストライクに追い込まれても。
そして新庄が、「もうねぇのか。イメージはもうねぇのか」って聞いてて。安仁屋が
「ある」って答えて。
打ちました。
伸びて伸びて練って練ってねるねるねるねの出来上がりー!(待て)
入りましたよホームラン。すごいよマサルさん風に言うとホムーラン!
あの元校長も思わず立ち上がった。
そうして回って戻ってきて。
逆転ですよ。
ただちょっとここのシーン。
もったいないんですよ。
安仁屋が戻ってきて、ホームペースを踏んだっていうのは、皆の表情でわかる。
それで彼を皆が出迎えて。
でも、踏むところが見切れて映ってないんですよ。一番いいシーンなのに。
ここは画面をすこし分割してでも、上から撮った、安仁屋の足がホームペースを踏む
とこを出してほしかった。もったいない。
それで皆さん感動してますけど、よく考えたらまだ9回の裏があったし。
いやー私もすっかり終わった気になっちゃってたよ。
もういいんじゃね?ここで終わっても。(よくない)
ま、ここからは観客の興奮も山越えたころだし、ここでまた盛り上がるとしんどいので、
さくさく進みまして。
あと一人。そしてツーストライクまで追い込む。
すると安仁屋が泣きだすんですよ。
いやいやいや気持ちはわかる!すんごいわかるけどせめてあと1球投げ終わって
からにして!ここで打たれたらマジやばいんだから!勝ってから泣いてくれー!
ここで新庄が「俺達の夢、お前に預けたぞ」って言う。
いやすごいかっこいいけど、また安仁屋泣いただろうがー!
待たされてるバッターの身にもなってあげて!
そんで何事もなかったかのように投球。
ここ、一瞬バッター打ったのか、それともミットに収まったのかわからないとこが
よかった。(よく見れば、球とれてるのはわかるんですが…)
次のシーンでバッターががっくりしてたから、打ちとったとわかり。
あ、討ち取ったりぃ〜!(そっちじゃない)
皆抱き合って喜んでます。
そりゃあなぁ。
2年ごしの夢だもんなぁー。
あと後ろのカメラマン、身を乗り出しすぎ。何やってんだお前。
そうして甲子園に立って。
安仁屋は御子柴に言いました。
「夢の果てってのは…ねぇな!」
この試合の結果は…。
ここで止まったのはよかったと思う。
この後どうなったかなんてのは野暮だと思うし、私も知りたいとは思いません。
そして卒業式。
時間飛んだー!
今回の卒業式はすごい静かになってて、粛々と行われててよかったです。
そんで皆、勢ぞろいして、川藤に一人一人お礼を言ってました。皆いいこと言ってたです。
これはぜひ劇場で聞いて欲しいです。
御子柴が「先生の言ってた通り、笑って卒業出来た」っていうのは本当にそのとおりですね。
黒板に書かれた一人一人のメッセージとかもすごく良かった。
安仁屋はバーカ!って書いてたし、ニャーの子のメッセージもかわいかったですよ。
最後は皆が帰りながら、じゃれあってるシーンをバックにエンディングが流れました。
岡田が余裕で攻撃かわしてたのが面白かった。
あ、スタッフロールで出るそれぞれの役者さんの名前は直筆っぽかったので、ガン見
されるといいかと。
そして最後。
写真にカメラがよってきます。皆いい笑顔ですよー。
いやー本当に、久々に楽しい熱血モノでした。あまり熱血モノって好きじゃなくて、
どちらかというと苦手の部類に入ります。
でもこれはなんていうか、そこまで熱血って感じじゃなくてギャグもあったし、さわやかさも
あって面白かった。
夢にときめけ 明日にきらめけ 目指せ甲子園!
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