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エアベンダー |
8/1鑑賞
えーと…。
皮肉を持っていうならば、「エラゴン2」ですな。
続編作る気まんまんなのはわかるけど、同時に、コケたら今回で終わりにできるような
曖昧な終わり方をしてます。多分これ続編作られないような気がする。
エラゴンという映画も三部作!とかやってたんだけど、1作目でオオゴケしてそれきり
ですから…。
もうちょっとなんとかならなかったのかなという気がします。
多分、3Dの見せ場ありきで作ったから、だらだら戦うだけの話作りになってしまった
気がしなくもありません。
内容的には悪くなかったけど話が進まないのですごいイライラしたし。(各地で戦って
ばかり)
というわけで、続編作るのなら話をサクサクすすめてほしいです。
映画が見せ場だけ重視してどうする。
本編。
つーか盗撮防止のCMで、嵐の番組で嵐扮する盗撮マン思い出しました。あれ
面白かったなぁ。
えーと冒頭ナレーションで始まります。
4つのエレメントがあって、それが気、水、土、火。
んで、それぞれの国があって、ベンダーという、それぞれを操れる人がいたと。
今回、会社のロゴがそれぞれのエレメント風に出てくるのが面白かったですね。
燃えて出てきたりとか水で作られてたりとか。
毎回こういう映画にあわせたロゴなら面白いのに。
工夫してる会社もあるんですよ、もちろん。
20世紀FOXなんか、ボロボロになったり壊されたりしてるからなぁ、ロゴが。
あとこの4つのエレメントは、錬金術のもとになった4大元素でもあります。
そういうこと考えればなかなか面白い見方ができるかも知れません。
えーと、ベンダーは基本的にその国々のエレメントしかあやつれないのですが、
すべて操れるベンダーがいて、それはアバターという。
あの青い奴?(それ別のアバターじゃね?)
100年前、アバターとなる宿命をせおった気の国のベンダーが消え、世界の調和が
崩れた。
冒頭でこれだけしっかり言われていたのにこの設定を見てる途中ですっかり
忘れてた私って一体。
第一章、水の国。
ここで一章とか出た時点で嫌な予感がしていたのですが、今回がまるまるこの
一章だったようです。続編どんだけ作るつもりなんだよ。
水を操るのを練習している女の子、カタラがいるんだけど、兄貴に水ぶっかけて
しまってるのが笑えます。
つーか!
寒い国なんだから下手すると死ぬから気をつけて!
いつもこんな感じらしいです。カタラは兄に何か恨みでもあるのでしょうか?
彼女らは、狩りで氷に閉ざされた大地へ踏み行った時に、光る大地を見つけます。
これが竹だったら大体日本ではかぐや姫が登場するのですが、大地なのでやっぱり
ここは無難に「大地クン」なるキャラが出てくるとみるべきでしょうか。
氷を割ってみてるんだけど、ビキビキーっと氷にヒビが入ってびびる2人。
…ご自分で割ったんですよね?
さらにその下に人がいるということでカタラ、さらに割りにいきました。
中から現れたのはハゲのガキでした。(ハゲ言うな)
彼が出てくる時にたちのぼった光は、海をたらたら走っていた火の国の船からも
見えたのです。
つーかわれた後に、氷の下には水があったような気がしたのですが、なんでか
雪原になってました。すごいマジック!
彼と、かたわらにいた獣をつれ帰ったカタラ。
そしてこの少年こそ、100年前に姿を消したという気の国のベンダーであり、
アバターの宿命を背負ったアンでした。
この設定忘れてたから、100年経過してるってのをすっかり忘れてました。
アンは自分の国に帰りたがってたんだけど、火の国の連中が水の国にどわーっと
やってきて、老人を出せって言うんですね。
何かと思ったら、アンと同じ頭に刺青の入った老人を探してるってことでした。
ここ聞き流してしまっていたんだけど今考えたら、100年前に姿消したアバターが
ここで生きてるかもと思って探しにきたんでしょうね。
100年前に少年の奴が今生きてるかい!111歳年金不正受給問題じゃあるまいし。
(なんてタイムリーなネタ)
兄が、火の国の連中は兵器を持ってきている、抵抗するのはまずいと言ってました。
シッ平気な顔をしてろ!(シーン…)
火の国の王子だという、ズーコという奴がいばりちらしてます。
ズーコ言いにくいからジーコにしろよ。←サッカー映画になっちゃうだろ。
早く年寄り連れてこーい!と言ってるズーコ。
つかよく考えたら何歳から年寄りなんですか?
家捜しでアンが見つかって、ズーコは彼を連れて引き揚げていきました。
あの…主役いきなりさらわれましたけど…。
カタラは、さっき会ったばかりなのに、「あの子を命かけて助けないと!家族も同然!」
とか言い出し、物語の展開上必要なのはわかりますが、それはどうかな的な意見を
述べたあと、アンが置いていった獣、アッパを見て、「あれのって行けばいいじゃん」と
ばかりにアンを追いかけます。
目覚めたばかりですぐに状況を理解して飛んでくれるアッパもかなり人がいいですが
(獣がいい?)、そういうわけで彼らの、ひょっとしたら続編はないかも知れない果てしなき
旅は始まったのでありました。
ズーコに連れて行かれたアン。
ズーコがめちゃくちゃ態度でけーのに対し、あくまでも礼儀正しい態度を見せる伯父の
アイロ。彼が結構なキーパーソンになります。
大体王子につき従う「オジ」の存在って、王子を亡き者にして、王も狙ってるってパターンが
多いのですが(プリンスオブペルシャとか)、このおじさんは珍しくいい人です。この人がむしろ
王となるべきでしょう。つーか結末的にそうなりそうな気も。
アイロはアンに丁寧に、実験をさせてもらいたい、それがすめば帰れるから、みたいな
ことを言ってるんだけど。
その実験とはつまり、アバターであるかを調べるものであり、それによってアバターと
判明したアンを、ズーコは返すわけにはいかない、火の国に来てもらう、と高圧的な
態度で言います。
お前もうちょっと年上の人に対する態度見直せ!
計算上ではアンはお前より年上だぞ!
…っていうかなんか字幕で思い切りアバターだとネタバレしていたような気もするけど
まあいいか。
火の国は、精霊と話せるアバターの存在を疎ましく思っている、精霊を忌々しく
思っているので、結局はアバターを亡き者にしてしまいたいということなんでしょうな。
そういうわけでアバターとばれたと知ったアンは、すこーんと気を操って外に逃亡
しました。
まあ気が操れるなら「空も飛べるはず〜」でしょうな。
丁度都合のいいことに、アッパが近くに来ていたので、アンはずっと持っていた棒を
広げ、飛行機にして飛び立っていきました。つーかすごい仕組みだなこれ。絶対
KIDとか欲しがるよ!
つーか逃げるアンと、悔しがるズーコが、KIDと中森警部に見えて仕方ありませんでした。
一行はアンがいたという気の国に向かいました。
誰もいないようですが…。
つーかサルだけ生きてるっていうのもすごい話だなぁ。
で、寺院にいって人骨が散らばっている状況にアン呆然。
ここで、もっと早く話してやればいいものを、今の今まで黙っていたカタラが、あなたが
眠って、目覚めるまで100年経ってるとかぬかしやがるわけですよ。
火の国は書物調べて、アバターが次に気の国に生まれることを知っていた。だから、
気の国の人間を皆殺しにしたと。
なんかあれだ、聖書に書いてある、救世主の生誕を恐れて赤子を皆殺しにした話に
似てますな。(マリアはそれから逃れてイエスを生んだ)
ショックのあまり力が暴走しかけたアンですが、なんか精神が洞窟みたいなとこいって
そこで龍の精霊かなぁ、会って「アバターか、どこにいた」とか言われてました。
精霊でもわからんのかい。
ここで、カタラの、私がそばにいるという声が聞こえたアンは元にもどります。
カタラがもうヒロイン気どりなのが怖いです。
一方ズーコの方ですが。
ジャオ司令官という、火の国のおっさんに食事に招かれてました。
でっかい戦艦に乗ってます。
ここでズーコは、王に国外追放されて、アバター捕まえるまでテメェ帰ってくんなみたいな
こと言われてたのがわかります。
だからあれだけ必死なんだろうけど、逆効果のような気が。
あと、ジャオはズーコをバカにしまくってますが、一応ズーコ王子だから、戻ってきて
王位ついだらお前のクビやばいんじゃないか、って気がします。
こういう将来想像できない奴は大体早死にしますね。
バカにされまくってたので食事しないで帰ったズーコ。
それなりのプライドはあるみたいですね。
アン達は、土の国を通ってました。
ここらはほとんど火の国に征服されてしまっているようです。
と、ひとり子供が逃げて来て、カタラは反射的にそれをかばうのですが。
追ってきた火の国の兵士によると、石を投げられたらしい。
お前、ガキのすることなんだからそれくらい許してやれよ。
小さい男だな。
カタラ、水を出して火の兵士に向け、かっこよく攻撃!
…されたのは兄でした。
また頭から水かぶってるぅぅぅぅぅ!
大事なシーンで「ちょっと、カタラ!」って。
台無しだよ!
というわけで全員めでたく連行されました。
そのままアッパに乗って逃げてた方が話早かったような気がします。
彼らが連れて行かれた先は、土のベンダーが隔離されているところでした。
つーか逆に能力者ばかり集まってるなら、話合って撃退でもすればいいのに、
もうなんか根本から戦う意志を失ってるようですね。
アンは、皆に、なぜ戦わない、と呼びかけます。
それで、ボクがアバターですってわざといって、兵士と戦いはじめ、これに勇気づけられた
土のベンダー達が戦いはじめて、見事火の国の戦士を撃退するのですよ。
カタラの兄も戦おうとするんだけど、武器のブーメランが没収されてて、手がスカッて
なるのは面白かった。この後兵士から取り戻して戦いに参加するんだけども。
ここまでは話の運びもいいし、すごく面白かったんですよ。
おーこれはーって感じで。
この後からダラダラし始めます。
戦い終わって土の国の人達は、技に関する本はすべて持ち去られてしまったのだが…
と言ってますが、アンが連れてたサルが、一つ巻物を転がしてくるんですね。
それは、水の技に関する本で、カタラは大いに喜びます。
あと、兄はいきなり、土の国の弱い村は火の国の餌食になっている、助けに行く
べきだ、と話の筋を複雑にするような発言をかましてくれます。
ところがアンは、自分はアバターになる修行終わる前に逃げ出した、アバターは普通の
人生を送れない、家族を持てないと聞いたからだ、と言いだす。
とどのつまりは、気以外あやつれないという、お前それ主役としてどうなんだ的発言を
かましてくれたわけです。
さぁ、話の展開がややこしくなってまいりました。
絶対これ残り1時間ちょいで終わるような話ではありません。
まずは各エレメントの師匠を探して操り方を教わらなければいけないということに
なってます。
で、結局行く先々で人々を助けていくんだけど。
カタラさん…あなたもしかしてそのポスター、アバターがこの村を助けたみたいなこと
やってませんか?
やめてあげて!
アバターがどこに進んでるか火の国に丸わかりだからやめてあげて!
もらった巻物でカタラは順調に水の技の練習をしていくのですが、アンはやっぱりうまく
水を操ることはできませんでした。
一方火の国では国王が、知識の館を見つけたという報告をジャオから受けてました。
要するにいろいろな知識がつまってる、隠された場所みたいな。
それで、精霊の住処がわかった、と言う。
この精霊を始末すれば、水の国を征服できる、って言うんですね。
また、アバターも見つけたから罠で捕らえる、と。
ズーコの方は小さな土の国にいたわけですが、アイロは、この国に落ち付いてさぁ、
王子として戻らずに、普通に幸せに暮らしたらいいんじゃないの、みたいなことを
言ってる。
それも一つの生き方じゃないかなぁ。
で、なんかそこらにいた子供に、戯れに火の国の歴史を語らせてみるズーコ。
なんでも、部下を守るために王にはむかったら決闘言い渡されて、しかもその相手が
王で、戦えなくて、それで顔に罰としてやけど負わされた、って。
妹と戦ってもお前は負けるとか言われたらしい。
この妹がクソ生意気で、ポジション的には多分アンの一番の敵になりそうな。
残念ながらツンデレ属性ではないようです。
アンの方は、気の国の寺が近くにあるので生きたいとソワソワしてて、夜こっそり
アッパとともに行ってしまいます。
ところがどっこいやっぱりこれは罠でした。
アンよ…もうちょっと学習しようよ…。
そういうわけでジャオにとっ捕まったアン君。
ジャオは容赦ないので両手両足を鎖につないでいます。
こいつは変態です。
とっつかまってもめげないアンは、また精霊との対話を試みる。
すると精霊は水の国に行けといいました。
それなら鎖解くくらいしてやれよ。
あと龍だからって常に動きながら話するな。落ち着いとけ。イライラするから!
ジャオはこれまでの、村を奪還してきたアンの戦い方から、気のエレメントしか
使ってない、他のものは使えないんだろうと見抜いてます。
おっとこいつ性格悪いが頭はそこそこいいな。
その頃、こっそりと忍び込む者がいましたよ!
つーかジャワが兵士にあれこれしゃべってる最中に後ろの塀を通ってるんだけど、そこは
位置的にどう見てもばれると思う!
この忍び込んだ、えー…お面の人間は、アンを助けてくれます。
それで、アンとお面は兵士に囲まれてそれぞれ戦いになるんだけど、アンは、自分
一人でも逃げられたものを、助けてくれたお面の人間も一緒に脱出させようと…
あれ…?お面人間にとっつかまってナイフ向けられてるんですけど?
でもここの共闘シーンはなかなかかっこ良かったですよ。
お互いにわかってるみたいで、アンが棒をふるう時にはお面人間はパッと伏せたりして。
一応2人は外に逃げられたわけですが、ジャワは、彼らが橋を渡り切る瞬間を待って
いたわけなんですね。
そっから矢を射て見事お面人間にあてるわけです。
お面が取れてアンはビックリ!それはなんと!
人間に変身したアッパ!…なわけはなく、ズーコでした。
お前かよコラ。
アンは周囲に砂煙を発生させて、追っ手を防いだ後、ズーコとともに逃げます。
この後、失神しているズーコをそのまま森の中に放置していったのは笑いました。
助けてくれたとはいえ、このまま連れて行くのも…って感じだったんでしょうね。
ジャオは、王子がアンを逃がしたとか言ってました。
で、それをまんま王に、「王子が裏切ってアバター逃がしました。…証拠ないけど」って
言って怒られてました。
戻ってきたズーコですが。
寝室で寝ようとしたら、なんかガスみたいなのがブシューって出てるのに気づいて
あわてて避難。
次のシーン、寝室が爆破されてただけだから、多分ズーコは助かったんだと思う。
えー…。
皆さんお待たせいたしました。
やっとアン達、別の水の国に到着しました。
そこは年中雪が降ってる国でしたけど、あの…女王の髪の毛変なんですけど…。
後ろから見たらキノコみたいになってんですけど…。
彼女の名はユエ。ということは月から取られてますね。
カタラの兄は一目見て彼女のことを気に入ります。
そしてアンもめでたく修行を認められて、皆と一緒に練習し始めます。
火の国では、あの水の国は、月と海からパワーを得ている、と言う。
だから、精霊を始末したら、アバターのパワーを封じることができる、と。
恐れ多い所業ですなぁ。
アイロは、ジャオと行動を共にしてました。
どうやら王子は死んだ設定になってるらしい。(設定て)
案の定、こっそりこの船に乗り込んでいたズーコ。アイロは、彼のとこに来て、
お前を殺そうとしたのはジャオに違いないと言ってます。
アイロとしては、ジャオは精霊を尊重してない、危険な奴だと思ってるようで、この
人がいろいろな国と話して歩けば、また調和が戻ってきそうな気がします。
一方ユエはカタラの兄に話をしています。
生まれた時に命がなくて、両親が精霊に祈ってくれたおかげで、髪の毛は白く
なったけれども自分は命を得た、と。
ちなみにこれめっちゃ伏線です。
そんな中、ふっていた雪が突然黒くなります。
核の冬か!?
火の国の戦艦がきたらしいです。
ああ、石炭だか黒い煙出してるからこんななるのか…。
水の国は戦闘準備を始めました。
で、ズーコの方は一人先に水の国へ忍び込んでました。はやっ!
アンは、龍の精霊と話したい、パワースポットに連れていって欲しい、と言う。
そこは、月の精霊がいる場所でもあったんですね。
アンは瞑想に入り、カタラ一人だけが残ったわけですが。
話をするには強く集中しなければならない、とアンが言っていたにも関わらず
あれこれ話しかけるカタラ。人の話を聞いて下さい、カタラ。
そこにズーコがやってきて大ピンチ。
カタラ戦いますがKO。
…キミはいた意味があるのか?
そういうわけで未だ瞑想中のアンは連れ去られました。
アンは龍の精霊と会い、自分が、仲間を失ったこと、自分の責任にきちんと向き合って
いないことを指摘されます。
アバターは誰も傷つけてはならない、という、もう手おくれっぽいことを言う龍。
海を使え、水のパワーを見せろ。
そうして龍は飛び立っていきました。
どこいくねんお前。
あ、それでですね、アンが瞑想から戻るとですね、まあ縛られているわけなんですが。
どうもズーコ君、アンが眠ってると思ったのか知らんけど、ずっと恥ずかしい1人語りを
していたようで、アンが目覚めたとも知らず、妹は火を操る天才だとか、コンプレックス
丸出しの話をしていました。
そして目覚めたアンは、それにツッコミを入れることもなく逃亡。
でもって眠ってるアンに語りかけているつもりだったズーコも聞かれていたことに
気づいたか知りませんが、ここでまたバトルになります。
つーか。
ズーコの後ろにアンがピタァと立って、ズーコが右を向けば左による、左を向けば
右による、なんてことしてますが、それが通用するのはドリフコントだけだ!
お前らは何してんだよ!
この後駆けつけたカタラによってズーコは氷の中に閉じ込められてしまうのですが、
ちょっと気の毒かなと思ったアンは、頭だけとかしてあげて、「分かり合えたのに」と
ぽつんと呟いて去って行きました。
まあもし続編があるとすれば多分ズーコとアンは共闘することになると思いますね。
あの時のように。
一方乗り込んできたジャオは、アイロの制止も聞かず、鯉の姿をしていた月の
精霊を殺してしまいます。
っていうかなんで精霊もそんな簡単に捕まるんだ。
…今思い出しましたが、アバターしか精霊と会えない、会話できないみたいな
設定はどこにいったんだ…。
つーわけで精霊が殺されて、月は赤く染まり、水の国の人達はいっきに力を
失い、劣勢に陥ります。
ところがさすがにブチきれたアイロが火でジャオを撃退。
この人メチャクチャかっこ良かった。
今までむやみやたらに力を使わなかったんだと思う。
だってこの人、火の国のベンダーが、常に火がどこかになくてはそれを使えないのに
対し、何もないところから火を発生させたわけですから。
多分火の国一番の能力者じゃないんでしょうか。
最初は何か仕掛けを使ってベンダーに見せかけているのかとも思ったけど本物の
ようだ。
アワくったジャオはすたこらさっさと逃げていきました。
この阿呆が。
あと、アンの方は、人傷つけてはならないって言われたもんだから、立って戦いを
眺めてるだけになってました。
お前主役だろうがぁぁぁぁ!!!
ユエは、月の精霊が殺されてしまって、もうおしまいだーとなってんですが。
つかアイロと普通に会話してんのもすげぇと思うけど。
アイロは、もらった命は返せばいい、と言います。
そうです、ユエは精霊に命をもらっていたのだから。
伏線回収の時がやってきましたよ!
そうしてユエはカタラの兄にあっさり「こうなる運命だったの」と言い、命を精霊に捧げ
ました。
精霊が生き返るのと同時にユエが黒髪になるのもいいですねぇ。
で、水の国の人達は力を取り戻しまして。
アイロは、ズーコに、アバターは諦めてここを離れろって言ってんですね。
多分火の国が負けることをわかってたんだと思います。
ジャワがまたちょっかい出してくるけど、アイロが軽くいなしてたのがよかった。
そしてこのあとジャワは、水の国の戦士にやられてます。まさに因果応報ですね。
アンは、海を使えと言われたこと思い出して、海に浮かんでいる火の国の戦艦を、
大きな津波みたいなの引き起こして撃退してるのがなかなか面白かった。
…まあ映像的にはいいのですが、海の生物的には大迷惑でしょうな…。
魚とかが「俺空とんでるー!」みたいな。←ねぇよ。
そういうわけで残された火の国の戦士は降伏みたいな感じになって、水の国の
戦士達もアバターの前にひざまづきます。
今度はアンも逃げずにこれを受けました。
ってか受けるのに踊るの?まあいいけども。
最後のポーズが「謹んでお受けいたしやす」という任侠言葉がピッタリでした。
えー最後火の国の王が、火の国の力が強くなる彗星が3年後に戻ってくるから
その時には何もなくても火が使えるから一気に支配すっぞみたいなこと言ってます。
まあアンはまだ、土と火を使えないわけですからね。
そして妹を任務に出すのでありました。
続編ムンムンな気配ですが、大ゴケして続編作れなくなったらここで終わっても大丈夫
みたいな、「俺達の戦いはこれからだ」的ラストでありました。
2時間半にして無理やり完結させるというのは無理でしょうね。
1日の上映回数にも関わってくるので。
(2時間で6回上映できるのと、2時間半で4回くらいになるのと。)
まあ設定も悪くないし、話も次でまとめてくれるなら悪くないと思います。
あればいいですねぇ、続編…。
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