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BECK |
9/23鑑賞
なんか…2時間半やる必要あったのかな、と思わなくもないです。エピソードいろいろ
詰め込んであって悪くはなかったんだけど、のめり込んで見るというほどではなかったので
結構疲れたというか。
もうちょっと枝葉のエピソードがしがし落してもよかったかな、とちょっと思ったり。
バランスとしては悪くないと思うのですが。
コユキと竜介、それぞれにエピソードがあってそれ展開していくから長くなったん
だろうなぁ。できればドラマでじっくりやってもよかったんでは、と思わなくもないです。
さてさて冒頭から、木の蜜を吸っているカブトムシが。
カーブートー狩りじゃぁぁぁぁ!
ああ、主役がカブトだけにね。(水嶋ヒロさんは仮面ライダーカブト役)
え?これそういうボケじゃなくてですか?
銀さん達がカブト狩りにきて「カブト違い」的なボケを狙ったのでは!?
じゃあ新八は誰に突っ込んだらいいんだ!(現時点での突っ込みそのものが不要じゃー!!!)
というわけでそのカブトムシを、驚異の視力でつまらなさそうに教室の窓から見下ろしている
のが、もう一人の主役とも言うべきコユキ君です。(多分彼はカブトムシを見ているわけではない)
16年にして人生の先が見えたとか生意気なこといっちゃってます。
まあ確かに君は数年後仮面ライダー電王になるといえばなるんだが。(なりません)
しかも彼はいじめっぽいものにあってるというか、兵藤一派とかいうのの使いっぱしり
やらされてるらしいです。
高校生にもなってこんなくだらねーことしてるガキがいるっていうかそれ以前に、えらい
昭和ティストだな。いいですが。
このあとBECKのタイトルが出るのはいいとして、ギター弾いてる水嶋ヒロさんがノリノリすぎて
髪が乱れて貞子みたいで怖いです。
帰宅途中、外国人にいじめられている犬を勇気出して助けたコユキ。
囲まれてピンチになりかけた彼を救ったのが、かの先輩仮面ライダーにして、パーフェクトな
執事、理人でありました。
メイちゃんの執事2、はっじまっるよー!(始まらないよ〜)
あ、いや違った、拳銃を構えてるところからしてマルオでしたね。失礼失礼。(東京DOGS2も
始まらないよ!)
ボケ倒したところで、この竜介も見かけ倒しみたいなもんで、二人して外国人にはボコボコに
やられたのですが、コユキが助けた犬、ベックは竜介にとっても大切な存在だったらしいです。
で、立ちあがった竜介、いきなりフルスピードで走っていってしまう。何となくついていくコユキ。
ついていくのもすごいですが、これが彼の運命を変えたといえるでしょう。
竜介の方はバンドの方針でなんか髪の毛染める染めない争ってたけど、このモメてる相手、
エイジと、ギターの腕も争ってるようなんですな。
ライバルには2種類あって、戦国BASARAの伊達政宗と真田幸村みたく、お互い切磋琢磨しあって
いけるものもあれば、北斗の拳の、ケンシロウとラオウみたく、どちらかしか生き残れない的なものが
あると思うのですが、竜介とエイジは後者だと思います。
や、殺し合いはしませんが。
バンド演奏は調子こいた竜介が電源壊して中止になってしまいましたが、コユキは竜介の音楽に
ハートわしづかみにされたって感じらしいです。
楽屋で待っていたコユキにいきなり「コーモン何時」とか聞く竜介。
…あ、ああ、門限か…ビックリしたぁ…。セクハラかましてきたのかと思った。
んで竜介の住んでる掘立小屋みたいなとこにきたコユキ。
すごいCDの数らしいです。私はてっきり全部本かと思った(汗)。
釣り堀で住み込みのバイトしてるようですよ。
で、飲み物もらってった客が、「300円ここに置いとくね!」てお金置いたんだけど、コユキの位置
からはそれが250円なのが丸見えで「ええええ!?」って驚いてた。つーか竜介が確かめない
から客もこんなごまかしやってんだろうなぁ…。
あとこの部屋、キバタンがいる。どっから入手してきたんだろう…。
竜介は、えーと、アメリカでメジャーデビューしたダイイングブリードというバンドでギターやってる
エディと友達だったんだけど、とある曰くのあるギターを譲り受けて、どっかでまた共演を約束して
日本にやってきたらしいです。竜介の言葉最後聞こえなかったけど、これはラストに向けての
伏線ですかね。
それで竜介は、ベックを助けてくれたお札(お礼)をコユキにする、といってギターを貸してくれ、
いつでもここにこいと言ってくれるわけです。
そうして二人の運命が重なってきたわけですな。
学校では相変わらず兵藤らにいじめられているコユキですが、そんな彼に声をかけてくれた
のは、転校生のサク。
ヤケになって放送室でコユキが流したダイブリの音楽知ってたらしい。
ということで三人目の仲間、ゲットだぜ!
彼がいればどんな難事件も解決!(映画がQEDになっちまうだろうが!)
つか兵藤軍団とサクがケンカした時に、何も知らずに屋上からギター背負ってやってくる
コユキがいるんだけど、柵にギターひっかかるというお約束してたのはちょっと笑った。
その頃理人と忍が運命の再会!と、メイちゃんの執事ならなっているところですが、
今は水木しげる役の方が有名だからいじりにくい向井さん(それ役者名)と竜介が出会って
おりました。
前々から向井さんこと平の才能に目をつけていた竜介は誘ってたらしいんですが。
自分と組みたければすごいボーカル連れて来い、という平。
御安心ください、これ映画だから都合よくボーカルと出会えます!
その運命のボーカルとなる予定の内蔵太こと千葉君。
よかったなぁ、龍馬伝で出番おわっちゃったからベックのボーカルになれて。(コラ)
竜介とは、日本に来た時からいろいろ世話してたり金返してもらえなかったりと
知り合いな千葉であるわけですが、彼は物足りなさを感じてこれなんての、ラップ
対決というか、その場から去ってしまう。
平の組んでるバンドでは、平の実力がすごすぎてボーカルがついていけなかった
らしいです。
それで、竜介は平を誘うのに成功して。
千葉は竜介と会うわけですが、女紹介すると言われてウキウキで振り返って見れば。
うん、平だね!どう見ても男だねコレ。
その頃コユキの方は、竜介の妹、マホに手を焼いてました。
マホはなんか有名人のヨシトが来るとかでそっちの方にお熱な感じですけども。
勝手に知り合い達で盛り上がってたんでコユキは帰るんだけど、マホがちゃんと
追いかけてきたのはなんか良かったなぁ。
まあコユキが苦労してる一方で、竜介、平、千葉はバンド組んでたわけですけども。
この後千葉がアドリブで2人の音楽に合わせて「初めましてお客さん♪」、で、振り返って
「いねぇー!」と言ってたのは笑いました。
結局マホと帰ってきたコユキは、満月見上げながら、ダイブリのある音楽を歌ったんだけど。
驚くマホ。
私はてっきりジャイアンのようなホゲェーって感じなのかと思った。(失礼だろ)
この時まだコユキは気づいていなかったのです。
自分が伝説の勇者…もとい、ものすごい才能があるということに。
竜介らはバンド名を決めてるけどなかなかうまくいかない。
と、ベックがウ○コしてるのを千葉見るんですね。
つか○ンコにモザイクするなら映すなやって感じですがともあれそれで千葉は、
バンド名はベックがいい、という。そういう簡単なんでいいんじゃないかな。変に
凝るよりは。
屋上でコユキが今日も頑張ってギターの練習をしていると、兵藤らがやってきてギターを
壊してしまいます。
なんちゅー程度の低い連中だ。
それを竜介にお詫びに行くんだけど、彼は激怒して二度と来るなと言う。
しょんぼりして帰るコユキとサクの前に、釣り堀の常連さんである斉藤がたまたま現れて、
このギター、直るよと言ってくれるのでありました。
しかも修理代は自分が立て替えてくれると。
そんかし、斉藤の製紙工場で働くことになるわけです、コユキ。
まあこれはギブアンドテイクでいいんじゃないの。
体力もつくし。
そして夜は斉藤がギターを教えて…なんで水着なんだ。なんで水着姿にギターなんだ。
完全な変態じゃないかコレ。
ギターうまいのが逆にムカツク。
そういうわけでコユキは斉藤からギター習って猛練習するわけですね。
そしてついにあのギターも修理から戻ってきました。
一方そんなこととは知らない竜介達ですが、ドラムがどうもうまいことノリが合わない。
そこに、コユキのことを心配していたマホが、コユキとサクを連れてやってくる。
コユキに対してひどいことを言う竜介にマホが怒ってたのもよかったし、英語でやりとりしてる
ところにあえて日本語で話しかけるサクも笑いました。あくまでもマイペース!
トボトボ帰るコユキにまたも絡んできました兵頭。
でも今回、コユキには心強い味方が現れました。
竜介feat.愉快な仲間たち。←バンド名っぽくしてみた。
千葉が豪快にやっつけまくってて、おお、かっこいい、見せ場じゃんって思ってたんだけど、
その雄たけびを背景に皆普通に会話始めてた。
千葉の雄姿が映ってねぇぇぇぇ!!!平だけが小さく拍手してました…。
それでここに新生ベックが誕生するわけであります。あ、サクはドラムね。
竜介は、このメンバーに、イチかナナか賭けてみたい、と言う。
8だという千葉。
バチだ、という平。
2人でボケるんじゃねぇよォォォォ!
というわけで平君、これからツッコミよろしく!
最初の演奏はコユキにとってはガチガチでいいものじゃなかったけど、マホが下ばっか
見て弾くな!ってヤジ飛ばしてて。
その夜正座して演奏聞いて反省してるコユキがよかった。
そんなところにマホが、泊まるとこないから泊めて、と押しかけてきます。
マホは映画監督になるのが夢で、竜介のプロモとか作ってて、それを褒めるコユキ。
マホはコユキに、コード追うのに一生懸命でフィーリングが入ってないと、エディのピックを
ペンダントにしたものをくれます。
いつか自分の気持ちを伝えたいと思う時がくる、って。
いい雰囲気ですね。
あんな楽しそうな竜介を見るのは久しぶり、というマホ。
んでコユキが話しかけようとしたらもう寝てました。
「あの…えぇー!?」っていうの笑った。
新しい曲を作ったのだけど、千葉の声には合わないのでどうしたもんか、と困っている
一同ですが。
英語の歌詞なんですね。
誰が歌うかで、ここ、流されてましたけど平が「俺英検準二級」とか言ってましたよ。
誰か彼の小さなボケに気づいてあげて!突っ込んであげて!
コユキは自分に歌わせてほしい、と言う。
それで歌うと皆ビックリする。
インスピレーションがわいたというかすごい感銘を受けるというか。
なるほどねえ、彼らには将来のビジョンがクリアに見えたんでしょうねぇ。
ライブでは客が超満員で、千葉は喜ぶんだけど。
なんとこの日、お忍びでダイブリのエディが来るということで、客は皆それが目当て
なんですね。ろくにバンドの曲を聞いてない。
ベックの時もそうでした。
けれど竜介はめげずに、コユキが歌う歌に曲を変えて、それに惹かれるように客は
聞き入るシーンがすごい良かった。
このあとエディはベックの楽屋訪ねて、ルシールを貸してくれという。
それは竜介の持っているあの曰くあるギターなんだけど。
奴らにばれたら、と心配する竜介。
君らは一体何をしたんだね…。
コユキの方はマホといい雰囲気になってて、チューされるんだけど、ポーッとなってる
のが面白かったです。
朝になって、サクと登校してても全然話聞いてないし。
そんなところに、同じ学校のヒロミという女の子が、ライブ最高だった、また見に行くと
声をかけて来て盛り上がる2人。
サクの方なんか、新体操部の子、ということまでチェックしてるし。
ダイブリのライブが開かれて、すごい盛り上がっているのですが。
えーとですね。
ここわかりにくかったので私の解釈で書いてしまいますけど。
エイジのバンドの華々しいデビューを狙っていたプロデューサー蘭は、このライブで
ダイブリからギターかベースかわからんかったんだけど、それをエイジに譲り受ける
というサプライズ演出を考えていた。
けどダイブリ側は、ギターだかベースだかに火をつけて、「おまえらのCDはクズだ」と
いって実質引き渡しを拒否したってことなのかな。
その後ボーカルのマットはコユキを舞台に呼びます。
いきなりのことでビビるコユキ。
皆は送り出してくれるんだけど、「柵に挟まった」とか言いながら上がってくコユキが面白い。
当然観客達は「ベックの田中です」と言われてもわからんわけで。
それで、好きな曲はと言われてコユキは、マホの前で歌ったあの曲、ネイキッドを選び、
一緒に歌うわけです。竜介もエディに呼ばれてセッション。
一斉に引き込まれる観客達。
しっかりと映像とってたマホはこれを動画に編集してインターネットで公開するわけです。
そこから一気にベックは有名になりました。
レコード会社から電話が舞い込むようになって喜ぶ一同ですが。
おい、またビール持ってった釣り堀客、300円つーて250円しか払ってないっつーの!
皆は、お金を出し合ってCD出すことになります。
コユキも斉藤さんとこでまた働いてました。
いいことだー。
ここでヒロミが差し入れ持ってきたんだけど、斉藤とその同僚が当たり前のように持って行くの
おかしかった。
ついにCDも出来上って有頂天な一同。
そんな中、えーと、バンドのフェスティバルでは一番有名という設定の、グレートフルサウンドの
主催者の会社から佐藤さんという人がスカウトにやってきます。
まだベックは無名だから、サードステージという、小さなとこだけど出て見ないかって。
竜介は、コユキの歌を聞いた時のインスピレーションがこれじゃないか、と言う。
世の中には奇跡としか言いようのない出会いをしたバンドがある。って。
確かに執事3人、探偵1人、維新志士1人という出会いはすごいですね。
(それ別のドラマの配役だから!)
と感動にひたりかけた一同ですが。
千葉だけがそんな夢見てない、という。
コユキが「あくまで夢の話だから」っていうけどフォローになってない、と怒る千葉。
つーかなんで千葉だけそんななってんだろう。ああ、ニブイからか。(追いうち!)
そんな中エディから電話かかってきて、竜介は喜んでこのことを知らせようとするん
だけど。
エディは、ルシールのことが連中にばれた、と連絡してきたのでした。
まああんな大勢の前でひけばそうなりますよねーって感じなんだけど。
平も薄々気づいていたのか、ルシールをどこで手に入れたと聞いてきます。
これは昔、サニーボーイという男性が持っていたギターで、女をめぐって争っていた
相手に、ライブ中ギターごと撃たれたものらしいです。
それをどうして竜介が手に入れたかというと、エディと組んでやんちゃしてた頃、
車上あらしをしていて、たまたまベックとルシールを盗んだだけだったらしい。
犬は置いていけよ、犬は!
それがこんなものだとは知らなかったようですが。
人前で弾く方も方だと思います。
ルシールに憧れてレプリカ作ったとか適当にごまかしておけばいいものを。
追っているのはレオンという男で、金のためなら殺人も平気でするような男らしいです。
さあいきなり物騒な話になってまいりました。
コユキの方はマホに喜んで話をしようとするのですが、突然ヨシトが電話に出て、
マホならシャワー浴びてる、と言うのですよ。
驚いて電話を切るコユキ。
というのはヨシトのウソで、二人はレストランにいました。
お前はトイレに行くことをシャワー浴びるというのかヨシト。(わざと言ってんだよ!)
しかもマホの携帯に勝手に出ただけでなく、着信履歴まで削除する徹底ぶり。
最低の男だなヨシト。
なんでこんな最低の男とマホが会っていたかというと、ヨシトも一応芸能人らしくて、
人脈でアメリカの有名な映画監督が、住みこみでのバイトを募集していて、よかったら
それに紹介する、というものでした。
迷うマホ。
プロデューサー蘭の方は、いよいよベックつぶしに動き始めましたよー!
まずは、エイジのバンドの…なんでしたっけ?あの暗殺部隊ヴァリアーのメンバー
みたいな名前でしたよね。ああ、ベル・アームか。ベルでいいわ。
彼らを売り出すために、ベックのCDが置かれていたところをのかしてベルのCDを置きまくる
わけですよ。ポスターもすごいし。
さらに、えーと…グレフル主催会社の方では、佐藤が担当を外されて、蘭が取り仕切る
ことになります。そのため、ベックの出場は取り消すと。
本格的につぶしにきたわけですね。
さらに、ベルにはヨシトがメンバー入りして、もう徹底的に売り出していこう、みたいな。
その伝えをがっかりしている暇は竜介にはなかった。
レオンに居場所突き止められて思い切り捕まってます。
何も知らない千葉達は、グレフルに出られなくなったからばっくれたんじゃないかとか
ひどいこと言ってますが。
平さん、フォローして!(ムチャ言うな)
竜介は殺される直前だったわけですが、ルシールの持ち主、レオンのおじが有名な
ブルースマン、ジョンだと知り、どうせ殺すならセッションさせてからにしてくれ、と頼む。
ある意味これが彼の活路を開いたともいえますね。
そしてなんとルシールの持ち主、サニーボーイはジョンの師匠でもあったのです。ジョンは
このギターを渡す相手をずっと探してたらしい。わかりやすい伏線ですなぁ。
殺すには惜しい男だ、とジョンは言って去っていき、レオンも、この時点では殺しても
金にならないからという単純な動機だったと思うのですが、竜介を殺さずに放りだします。
いやーベック消滅しなくてよかったですねー!
コユキの方は新しい曲を作曲してましたよー。
新たな才能が!
んで竜介もボロボロですがなんとか戻ってきまして。
竜介は、殺すまでもないゴミみたいなこと言われたことにショックを受けていて、人の
心を動かす音楽ができるのかな、みたいな自信喪失状態にあるらしいです。
落ち込んだり浮上したり忙しい男だな。
でもコユキは、竜介と出会って世界が変わった、と励まし、自分が作った曲を聞かせます。
そして竜介はある目的を持ってレオンに会いにいったのでありました。
そうしてベックはグレフルに出場できるようになったのです。
レオンのプッシュがあったらしい。
サードステージで19時からだそうです。
そこまではよかったんだけど、コユキのレベルがなかなか上がらなくて竜介はすごい
イライラするんですね。
焦るのはわかるけど、スタート地点が違うんだから追いこんじゃいかん。
さらに千葉の方も、コユキの歌が受けてるけど自分は…みたいな感じで落ち込む。
ベックの雰囲気を作ってくれるとしたら千葉以外にはありえないんだけど、竜介もそこの
ところのフォロー足りないと思う。
やっぱり平じゃダメだったか…。フォロ方さんでなければ…!
コユキの方はヒロミに声かけられて話をしてるのだけど、それをたまたま見ていたマホが
誤解して、こっちはこっちで面倒なことになってます。
竜介のところに泊まりにきたマホ。
竜介、コユキとケンカでもしたのか、といきなり地雷踏んでます。
お前はアホか!
あんたなはわかんない、女とっかえひっかえしてるような奴には、そんなだからメンバー
誰もついてこないのよ、メンバーの心をバラバラにして楽しい!?と言うマホ。
おお、これはズバズバ行きましたね。
確かにこれは本人気づいてないと思う。
音楽のために厳しいこと言ってるのはわかるけど、その分フォローもないとねぇ。
そういうわけで反省した竜介ですが…。
コユキにマホのことをフォローする竜介。
んで千葉も戻ってきましてあと2日だー、と結束する一同。
マホの方はヨシトとデートしてんだけど。
あんたそんなことしてるから誤解されるんだろうが。コユキに文句言う前に自分の態度も
改めろやコラ。
ヨシトは、今度のグレフル、自分のステージにきてくれるよね、みたいなことを言ってます。
安心しろヨシト。
過去そのセリフを脇役がはいて、本当に来てくれたヒロインは一人もいない!
グレフルのステージは、メイン、セカンド、サードとわかれているみたいですね。
メインは当然有名で大人気なバンドが。
サードともなれば、そこそこライブハウスで人気集めてるみたいなレベルになるわけですね。
竜介の様子が変なのに気づいた一同は、レオンと何を取引したか問いただすんだけど。
竜介は、このライブで、ベルの動員数をベックが上回らなければベックは解散、自分は
レオンのところでずっと働かされるということを約束したという。
お前はアホか!
なんでベックの運命まで巻きこむんじゃ!
そりゃ千葉だって怒るわ!
つーかそういうことは後で言え、後で!プレッシャーになるから!
あとコユキの方もヨシトにケンカ売られてました。
明日マホが俺のところに来たらお前もうマホと会うなよ、的な。
うぜぇー!こいつホントナルシスト入っててうぜぇー!
でもいつも逃げていたコユキと違って、ここだけは受けて立ってたのでよかった。
竜介は、自分達の実力を信じる、という。
その自信の根拠は、コユキの歌を聞いた時のイメージだっていうけど、千葉はそれを
見てないから、怒るんですね。
ところがその後の竜介の言葉が良くなかった。
「お前はベックにいるべき人間じゃないのかもな」
走り去る千葉。
千葉はなぁ、龍馬伝でも出番おわったからもう行くとこないんだぞ!(待て)
このあと平の「バカヤロー」鉄拳が竜介に炸裂しました。そりゃそうだ。
つーかライブ直前にバラバラじゃねーか!
千葉も見つからず、竜介も「もうやめる」と言いだして、おめーはケンカの元凶なのにやめるなんて
よくもまあ軽々しく言えるなって感じなんですが。
竜介の前にレオンが現れて、なんとルシールを手渡してくれるのです。
おじさんが、ギター譲るのは彼だと言ったらしい。
これならやれるかも知れないじゃん!と思ったのですが、こいつしばらくやさぐれてます。
ルシール持ってきてもらった意味ねぇぇぇぇぇ!!!!
そういうわけで、コユキ、平、サクの3人しかいないわけですが。
土砂降りの中お客さんが500名ほどだけどステージで待ってると言われて。
コユキが勇気振りしぼって、自分一人だけでもステージに立つのがよかった。
サクも出て来てくれて、平もやってきて、形だけはバンドになりました、みたいな。
さらにマホもこちらに来てくれていた。
一方、まーだ竜介はやさぐれてました。
いい加減にしろォ!早く弾けぇぇぇぇぇ!!!
いつかエディと同じ場所に立てるバンドを作る。
その言葉を思い出す竜介。
んでやっと竜介戻ってきました。
おせぇよホントに。
真打は遅れて登場するとかじゃないんだから。
一方、他のライブ会場では異変が起きてたんですね。
豪雨のためにマイクとか雑音入るようになってライブが一時中断されていた。
メインステージのベルのライブもです。
んで佐藤がここで、テレビ中継のモニターに、どうせライブやってないんだからと、今
やってるベックの映像を流しこむ。これよかったですねー。
見始めたお客がどんどんサードステージに移動していくんです。
千葉の方は、コユキの歌を聞いてやっとインスピレーション受けるんだけど。
サングラスに浮かんだ映像をもう一度見ようとして、そんなことしなくても目の前に今
ベックが、いると気づく。
なんだかんだいっても心配で戻ってきてたんですね、こいつ。
このあと千葉も戻って、エボリューション演奏してたけど、すごい盛り上がってよかったと
思う。
この時女の子達が盛り上がって水着になったんだけど、斉藤がはじけ過ぎて、会場
中継のカメラもぎとって水着映してたの笑いました。それでさらに他のお客さんがそれ
目当てで寄ってくるってのもあるんだけど。
レオンの方も車の中で見ていて、コユキの歌に「観客を集めてるわけだ…」と感心
してました。
まあ結果は見るまでもなく、ベックの圧勝なわけで。
平のノリ方が尋常じゃなかったのもよかった。水木さん、落ち付いて!(違う)
そういうわけで大団円って感じでした。
水嶋ヒロさんが芸能界引退ということで惜しくもメイちゃんの執事2はかなわなくなって
しまったわけですが、この映画はファンの人には申し訳ないですが、あれと同じ楽しさを
感じて、そこはよかったです。
最後めっちゃ盛り上がってるのが一番良かった。
全然関係ないけど、グッズが、全部BECKってロゴだけで、そういうのライブグッズでは
よくあるけど、これはあんまり欲しくないなぁ…って思った。(笑)