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ナイト&デイ |
10/17鑑賞
ストーリーが若干筋通らない部分あったりするのですが、最初から最後まで、
テンポ重視で作られてるので見ていて面白かったです。退屈しないし。
アクションはいいけど主役が死んだりするのはイヤ、というのならこれは向いてると
思います。軽快なノリで良い。
アクションの見せ場が単なる銃撃戦とかに終わらないから楽しめます。
「トュルーライズ」とか「スピード」が好きな人なら楽しいと思う。
物語は、ある男が空港で「ある目的」を持って人を探しているシーンから始まります。
つーか結構重大な目的のはずなのに、アイス食いながら観察してたりゲームしてたりと
どこまでが本気でどこまでが遊びなのかわからん!つかゲームしてたらダメだろ!観察
できないから!
彼、ロイが見定めたのはある女性でした。
ピカチュウ、君に決めた!に近いノリです。
観察してたついでに騎士の人形買ってるロイ。
ま、これはのちのち、ちょっとした伏線になります。
その女性がボストン行きの飛行機に乗ろうとしているのを見たロイは、わざとぶつかったり
して出会いを演出。
ボストン行きの飛行機にロイは乗り込むけど女性はなぜか手違いで乗れない。
妹が明日結婚式でどうしてもこの便に乗らないといけない、と訴える女性ジューンですが、
案内の人に「夜の便でも間に合います」とか言われてしまいます。
ロイはそんな彼女に「物事には理由がある」と言ってさくっと飛行機に。
普通の恋愛ドラマだとロイが助けてくれたりして2人仲良く乗り込む、なんて展開ですが
これスパイものなのでそうはいきませんでした。
ジューンは出る映画を間違えたのでしょうか?(そんなわけねえ)
一方、どうもロイを見張ってるらしき人間達が、ゼファーを奴は持ってるだとかなんとか
言ってます。
そしてロイが、ジューンとぶつかった時の映像を見て何か気付いたらしい。
ロイが気付かれるようなヘマをするのもどうかなって感じではあるけど。
(一流のスパイなのだからもっとスマートにできたはず、みたいな)
連中はロイを拘束するよりいい方法がある、と言います。それは…。
ロイは携帯に「動きあり」という情報を受けとっていますが、これが何なのかに関しては
かなり後の方でわかります。
と、ジューンが同じ飛行機に乗り込んできて驚くロイ。
彼の予定なら、ジューンは別の飛行機に乗るはずだったからです。
ジューンの方はまったくそんなこと知りませんから、ロイみたいないい男と一緒の飛行機に
乗れてラッキー、チャンスをものにしなくちゃ、と呑気な感じ。
ついでに「満席」と断られた飛行機、エキストラが雇えなかったのでしょうか、かなりガラガラです。
10人くらいしか乗ってない感じ。(ちゃんと理由あるから!)
ロイはジューンに、妹さん明日結婚?おめでとうって声をかけるのですかジューンは、あれは
飛行機に乗りたいためにいったのであって、本当は土曜日なのと言ってます。
明日はドレス合わせの日だとか。
…やっぱり夜の便でもよかったんじゃねーか!
ま、このちゃっかりさんなところがのちのち役に立つわけでありますが。
ジューンの夢は、父が買ったGTOをレストアして妹にプレゼントすることらしいです。
アメリカ人ってなんでも自分達で直すのが当たり前みたいなとこがあってそれはすごいと
思いますね。車の不調とかでも自力で直したりするし。まあ自動車で何百キロ移動するの
とか当たり前だから、直せないとどこにも行けないってのもあんでしょうが。
ジューンはGTOで旅に行きたいと語り、ロイも南仏へ旅行にいきたい、みたいなことを言う。
しかし「いつか、というのは危険な言葉よ」とかジューン言ってます。
そういう危険のフラグ立てはやめて下さい!
ジューンがトイレにいって、ロイゲットだぜ!とばかりに身支度を整えている間。
機内ではロイと客たちのバトルが始まってました。
つまり乗り込んでた連中全員、ロイを拘束しようと狙ってた連中なんですね。
だからこそロイは、ある物を運ぶためだけに利用したジューンを同じ飛行機に乗せないように
手配したのですが、それを組織の連中がのっけてしまった、と。
バトルと平和なトイレの中のジューンが交互に映像流れてめっちゃ笑いました。
トイレのドアにロイが男の頭を打ち付けてるのをノックだと勘違いしてるし。
ところがここで「まさに予想GUYです」な出来事発生。
なんとパイロットも組織の連中だったんですが、これにロイが反撃した時に、副パイロットを
パイロットが誤って撃ってしまい…。
はい、この飛行機操縦者がいなくなりました。
コナンかKIDを呼ぶんだ!(ムチャ言うな)
身支度整えてロイをゲットするわよーんと出てきたジューン。
ロイに「飛行機操縦できる人がいないんだ」と言われてケラケラ笑ってんですけども。
まあ…普通はそうなりますよね…。
「キミが明るい性格でよかった」と安心するロイ。
いや、把握してないだけですけど。
その時あいちゃいけない操縦室のドアがキィーとあいて、操縦室がからなのを見て、
やっと彼女状況把握。さらに眠ってると思ってた乗客が、機体が傾いたのにあわせて
ごろんごろんと転がってるのに悲鳴。メチャクチャ笑える。
まあロイは一流スパイなので操縦自体はできるわけですが。
副パイロットが邪魔になってるみたいだったから席から移動させとけばよかったのに。
というわけで不時着することになりますが、ここでトラックと衝突しそうになってんのも
よかった。
こういう時大抵、登場するエキストラって迫りくるピンチに気づいてないですよね。こういう
演出好きです。
ジューンがパニックですごい悲鳴あげまくってて、畑に不時着したもんだからカカシが
窓にひっかかってるのにも悲鳴あげてて収集つかない感じになってました。
で、ロイはジューンに、これからキミは悪い奴に追われる可能性がある、自分のことは
まったく知らないといった方がいい、絶対に車には乗るな、僕のことを精神異常者だと
言ってくるかもしれないけど信用するな、安心・安全・保障と何度もいったら用心すること、と
伝えます。
つーかどこまでジューンが理解できるかって話なんですけど。
薬を飲まされ眠らされたジューン。
起きたら自宅?にいました。
ロイ割とマメな人みたいで、オムレツ作ってくれてました。
私は卵焼きの方が好きだなぁ。(贅沢言うなよ!)
テレビでは飛行機が不時着、爆破のニュースをやってます。
それを見たらしい、友人のロドニーという人がジューンを訪ねてきたんだけども。
彼は、ジューンが生きていたら言おうと決めていた、といって食事に誘います。
ははーん、キミはジューンにほの字だな!(表現が昭和的)
ジューンは妹に会うのだけど、妹はあのGTOを売りたい、売って家を買う資金に
したいといってます。
価値観違うとはいえ、父親の形見に対してこだわりなさすぎです。
そんな話をしていたジューンですが、変な連中がやってきて車に乗るよう促されます。
…てか次のシーンであっさり乗ってるし!
乗るな言われただろうが!
しかも、「キミが出会ったロイって男は精神異常者なんだよ」と言われて「きっとそう
言うだろうってロイも言ってたわ」と。
お前ちょっと黙れ!
約束守る以前にもうちょっと危機感を持てェ!
幼稚園児だっていきなり知らない人の車に乗り込んだりせんぞ!
安全な場所に移動する、安心だよ、と言われて何の疑問も持たずに車を乗り換える
ジューン。
逃走するチャンス潰しまくりです。
と、ここで何者かに発砲された車。
運転手も撃たれて車暴走してます。
ハンドルだけで後部座席から操る形になるジューン。
いきなりハードル高すぎです。
そこへかっこ良くバイクが現れた!坂道をジャンプ!
バイクはそのまま落下!…あれ?運転手は?
と思ったらロイがボンッと降りて来て「やあジューン」と。
普通ならここで「ああ助かった!」と思うところですが。
全然まともなリアクションしないジューンです、ここでも反応が違いました。
「どいて!前が見えない!」
感動の再会も何もありません。
ジューンの運転でふっ飛ばされたロイ、隣の車に何とか飛び乗ったんだけど、後部座席の
子供からサングラスもらっててかけてたの笑いました。どちらも危機感なさすぎる!親は
全然気づいてない!
戻ってきたロイに対してまたも「邪魔!見えない!」というジューン。
ロイが、ドアを開けてくれ、そうしたら解決する、というのも聞いちゃいません。
つーかお互いに会話のキャッチボールができてません。
ようやくジューンがドア開けた…なんかぶつかってドア吹っ飛んだんですけど。
ともあれ、なんとかこれでロイ乗り込んで運転かわることができました。
この後車をとめて銃撃戦になるんたけど、緊迫した場面にも関わらず「それ結婚式で
着るドレス?似合ってるね」とか「楽しみだね」とかロイが呑気なこといってて。
ジューンもジューンで「人を撃つのはやめて」とかムチャなこと言ってます。
いや、撃たないと殺されるのあなたですけども。
さらにジューン、危険だからここで待っててと言われたのに、銃撃戦のさなか逃げてます。
なんだこヒロイン!話の流れぶち壊しだ!
消防署に駆け込んだジューンは、ロドニーと食事しながら話をします。
…慌て過ぎていて説明がとても信じてもらえるとは思えません!
一方ロドニーの方は、ママに怒られても交際を申し込みたいとか、こっちもこっちで
話がかみ合いません。
この映画の登場人物は皆話を聞かない連中ばっかりだ!
そこにロイが追い付いてきて、やあ、って感じで。
ジューンはロドニーは消防士だからとっさの事態に対応できるんだからね、あなた
なんか怖くないんだからね、と飛行機の中とは正反対の反応示してるわけですが。
ここでロイは、ジューンをわざと人質にとって外に出て、追ってきたロドニーを撃って
逃亡という手に出ます。
こんな暴挙に出たのは何か理由があるんだろうなと思ってたんですけども。
ロドニーを撃ったのは、彼を「暴漢から女性を救おうとして果敢に戦った英雄」にする
ためであり、撃った場所も見た目の割には回復が早いようです。
そしてジューンも「自分の意志とは関係なく連れ出された人質」として店の防犯カメラに
映しておく必要があった。
そうすれば戻ってきても生活が続けられるから、と。
ここまで考えて行動できるロイが、はたしてジューンが怖がるように、危険なテロリスト
なのかどうか。
ジューンは、そもそもあの飛行機に乗ったら危険だってことから警告してよ!とムチャな
怒り方をしていますが、ロイは、「ちゃんと警告した」って言う。
「物事には理由がある」と。
わかるかぁぁぁぁぁ!!!!
ジューンが「キミこの便に乗ると死ぬよって言ってくれないとわからない」と怒ってますが、
それはそれでストレートすぎだ。
そう言われて素直に降りるのはのび太くらいのもんだろうが!
ロイは、ジューンに、僕がついてないと君の寿命はここのライン。僕ありだとここ、と
CMでおなじみの説明をしてくれます。ここ好きだなぁ。
ロイがこんなことしてるのは理由があって、ある守りたい人間がいて、その人のために
危険を冒してそこへ向かっているらしいのです。
そういうわけで2人はいざ、ロイの隠れ家へ。
ジューンはテレビでロドニーが、ロイの言ったとおり英雄扱いになってるのを見て
何やら複雑な感じです。
ロイはジューンに、連中が何を狙っているのかを教えてくれました。
それがあの騎士の人形に隠されていた電池でした。
永久エネルギーだそうです。
なるほど、それは欲しがるわー。
懐中電灯をずっと使える?とか聞いてるジューンが笑える。
もちろんそんなレベルではなくて、小さな町の電力ひとつとか、潜水艦動かせるとか
そういうすごいものらしい。
それを発明したのがサイモンという天才高校生のようです。
そして、フィッツという男が、ロイの所属する組織を裏切ってサイモンを殺そうとしたので、
ロイがサイモンを安全な場所に移したらしい。
しかしそのためにロイはフイッツによっておとしいれられ、裏切り者として組織から追われて
いるようです。
ややこしいなぁ。
ロイはこれからサイモンに会いにいくといい、そのあとジューンを返してくれる、と言います。
安全だよ、と思わずロイは言ったけど、ジューンが「安心で安全?」と聞き返した時には
何もいいませんでした。
こんな時だけお約束を思い出さないでください、ジューンさん!
2人はかっこいい車に乗ってたんだけど、カメラがひいていって、その映像が出た時には
笑いました。
乗ってる車は大量の車両を輸送するトラックの上にのってるやつだったからです。つまり
自力で走ってるわけじゃなかった(笑)。
隠れ家にやってきたロイですが、すでにサイモンはいなくて、壁に書かれた数式の中に
サイモンの行き先が隠されてるの発見してました。これはサイモンもロイもすごいと思った。
ロイなら見つけてくれるという確信がないとこんなこと出来ないだろうなぁって。
ジューンの方は待ってろと言われて銃を構えて撃つフリをしたりと呑気なもんですが。
気付いてジューンさん!
あなたの後ろに大量の刺客が来てる!
お前は「志村ァー!後ろー!」って言われる志村けんか!
別の組織に狙われてると話すロイは、ジューンに「3つ数えたら銃を撃ちまくる」というんだけど。
あの。
ジューン、「1」のとこで飛び出してってんですが。
なんだこの女!
ごめん、パニクッたとかジューン謝ってるけど、パニクったとかいうレベルじゃねぇー!
ロイ、落ち付いて「…好きな数字は?」って聞くのも笑いました。
今度こそ3でいいっていってちゃんと飛びだしていって撃ちながら避難。
襲ってきた連中はアントニオというスペインの武器商人らしいのですが。
それはともかくロイはジューンにマシンガンだか渡して逃げ道探してくる、って言うんだけど。
ジューンがめっちゃパニックになって撃ちまくってる!
ロイが死ぬ!ロイ死ぬから!撃つのやめて!
なんだこのヒロイン!(二度目)
というわけで始末に負えねぇと思ったに違いないロイ。
また薬飲ませてジューン眠らせます。
ちなみにこの後展開に巻きが入ります。
朦朧とする意識の中ジューンが見たのは、捕まってるロイとか、いつの間にかそれ
抜け出したロイとか移動するロイとか。
展開が早すぎます。
というわけでジューンが起きた先は南の島みたいなとこでした。
なんか普通にバカンスみたいになってますけど。
しかも自分がいつの間にか水着なのに対してロイに質問すると、「だって南の島だし」。
だってじゃねぇぇぇぇ!!
どうやって着換えさせたかについてはロイ、僕はまっ暗闇でも安全ピンとチョコレートで
爆弾解体できるんだよ、と。
で「ちょっとは見たけど」
お前の言う「ちょっと」は「かなり」だろうが!
まあさすがのジューンも怒りまして、帰ると移動してんだけど、あわててたんでロイの携帯を
持ってきたらしく、動きアリという表示が出たのを見てます。
なんでしょうかね、これは。
さらに、自分の携帯に妹から電話がかかってくるのですが、不思議なことにすぐ切れてしまいました。
実はこれは、ロイ達を追っている組織がやったもので、これによってこの場所がばれて
しまいます。
ロイもさすがにジューンの携帯までは気が回らなかったようですね。
というわけでジューンにはまた気絶してもらってロイは移動。
あんたも苦労が絶えないな…。
ジューンが起きると電車の中でした。
ロイはやっと、サイモンが残したメッセージ、アルプスの列車に乗りこめたわけです。
ここであっさりサイモンと再会してました。普通そこの過程をやるもんじゃないのか!?という
ツッコミはこの映画にはしたらいかんようです(笑)。
しかしロイの残したメッセージをジューン、気づかない間に落としてしまって、そのために
彼女はこの後ピンチに陥ります。
食堂で一人食事しようとしていたジューン。
隣にいて話しかけてきた男性をてっきりサイモンだと思いこんでしまいます。
お前のうっかりはどこまで行くんだ!うっかり八兵衛か!
あんだけ危ない目にあってなんで歩き回ると危険とか、自分から名前出すと危険とか
学習できないんだ!寝たら全部忘れるんか!
ここでようやくジューンはロイのメッセージに気づく。
そこには「部屋にいろ、今サイモンと一緒にいる」というメッセージが。
ジューンがいないことに気づいたロイ。
一方そのジューンはサイモンだと思いこんでいた人間に追われていました。
キッチンに追い込まれたところで、何も知らないサイモンが水もらいにきて遭遇って
いうのはかなり笑った。しかもロイが入ってきて先にジューンにサイモンを紹介してるし。
どいつもこいつも危機感ない奴だらけだ!
あれだ、銀魂で言うと銀ちゃんと神楽がボケてて、ツッコミ役の新八がいなくてボケ
放置みたいな。
この男は暗殺者でありました。
さしものロイも大苦戦。
ですがジューンの助けもあり、なんとか撃退することができました。
ここはちょっとだけグロ表現あるので苦手な人は気をつけた方がいいです。
(それほどでもないですけど、気持ち悪いことにはかわりない)
そういうわけで問題児2人を抱えてロイは移動です。
サイモンはロイが持ってた電池が段々熱くなっていることを気にしてるようですが…。
素敵なホテルに移動してウキウキしてたジューンですが、ロイに恋人がいることを
電話で知りがっかりしつつも食事に誘います。
ロイは出かけていったんだけど、ジューン、ベッタベタな尾行開始。
ロイが気づいてないわけはないので、これは何かの作戦だろうなと思ってたんだけど。
あと、ここの街並みが、昔見た映画「パフューム」の舞台に似てる気がしました。
気がしたってだけなんだけどね。
ロイは謎の女にあって、アントニオという人間に対して電池の売買取引を持ちかけて
いたのでありました。
不信感を抱くジューン。
彼女はこの後、イサベルというロイをずっと追っていた組織を仕切る女性のところについて
いってしまいます。
注意事項守るどころの話じゃねぇや。
イザベルはロイがCIAのメンバーであることとか、それが今裏切って、アントニオと電池
売買しようとしていることとか話し、さらにジューンのことは最初から利用していただけだと
言う。
空港でぶつかったのも、電池を隠してゲートを抜けさせ、回収するためだけに利用したんだ、と。
ジューンは彼女からペンタイプの発信機を渡されてホテルへ戻ります。
まあここでロイが信じられず、発信器を使うんだけども。
この人ホント中途半端だよなぁと思いました。
ロイを信じてついてきてここで信じられなくなったから離れる、という行動がわからなくも
ないけど、イザベルもジューンを騙してたらどうするつもりだったのか、みたいな。
すごいまどろっこしい。
で、ロイは逃亡しますが、ジューンの目の前で撃たれて川に転落。
ジューンはショックを受けます。
つかこれがあなたが招いた結果なわけなんですけれども。
まさかロイは捕まえられて電池回収したら単に収監されるだけと思ってたとか?
だからロイにも考えが楽観的すぎるって言われるんだよジューン。
この後ジューンは今までの生活に戻されます。
サイモンの方はというとフィッツに拉致されてました。やっぱり彼は裏切り者だったのです。
えー、この後の展開はさらに巻き巻きで進みます(笑)。
GTOに乗り込んでジューンは、前に見たロイの携帯にあった住所へ向かいました。
そこが彼の隠れ家に違いないと思ったみたいなんですね。
きっとロイはそこにいると、と。
ところがたどりついた先は普通の老夫婦が住む家だった。
がっかりするジューン。
でもジューンは気づかなかったけどいろいろヒントはありましたよ!
あと、飾られてる写真がロイにそっくりだと気づくジューン。
おばあさんの話によると亡くなった息子らしいです。
友人を助けて自分が死んでしまったらしいと。
イーグルスカウトに入っていたのよというおばあさん。
息継ぎせず湖を泳げるって。
これが何を意味するかはさしものジューンにもわかったみたいです。
飛行機の中でロイは自分がイーグルスカウトに入っていたと言ってました。
つまりここの情報をまとめると、亡くなった息子はまぎれもなくロイであり、彼は
そういうことにしてCIAに入ったんじゃないかと思います。
スパイをすれば家族が狙われますから、もう二度と会えないことになってんだろうと。
さらにロイは念のために、懸賞で家が当たったことにして自分の親を引っ越しさせている。
そして動きがわかるように、常に自分の携帯へ情報が送られるようにしていた。
こんなところじゃないかと思いますね。
ジューンは自分の携帯を盗聴しているであろう組織に、電池は自分が持ってる、
取引しましょう、と取引現場へやってくるのですが。
速効さらわれてんですけど。
お前はアホか!アホなのか!?
彼女をさらったのはアントニオ。
電池のありかを聞き出そうとするのですが、彼女が知ってるはずがない。
一方でロイの方はサイモンを助け出そうと偶然アントニオの屋敷にきてました。
フィッツがアントニオにサイモンを渡す取引をしようとしているのを嗅ぎつけたからです。
ところが偶然、ジューンが捕まってるのに気づき、こっちを先に助け出す計画に変更。
こんな急な変更でもまったく失敗しないロイがかっこ良すぎです。
つーかこの映画、ロイほとんどピンチにならないので、物足りない人には物足りないかも
知れませんが、私はこれくらい能天気なのも好きです。
あと自白剤打たれてテンションアゲアゲなジューンが、緊迫した場面でロイを困らせるのも
面白いです。
この後はサイモンを追って狭い町中をバイクレース。
マジかっこいいです。
闘牛も加わって何がなんだかって感じですが迫力あります。
で、フィッツを追ってサイモンを助けようとするロイなんだけど。
かばって撃たれてしまって、フィッツは電池を持って飛行機で逃走。
ここすげぇなと思ったのは、サイモンが「ミスった」って言ってるから何かと思ったら、
電池が熱くなりすぎたこと言ってたんですね。そういえばずーっと電池電池言ってたな。
その言葉通り、電池は爆発、飛行機も爆発。
ここを見て思ったんだけど、ロイがアントニオに取引持ちかけていたのは、奥州筆頭…
じゃなかった、欧州一の武器商人アントニオにこれを渡して、爆発により組織壊滅を
狙ってたんじゃないのかなと。
ともあれフイッツの方は片付きましたか、ロイはわりと重症で病院へ収容。
目を覚ましたロイはイザベルから、真実を知ったことを聞きます。
でももうジューンには会えないと。
さらに、親のことをチェックしてた携帯も取り上げられてしまう。
それもスパイの定めって感じですが、ここでさらに大逆転があるのが面白い。
看護師に言われて薬を飲んだロイ。
その看護師がなんとジューンであることに気付きます。
あれだけの修羅場をくぐってきたジューンが最後の最後やらかしてくれるのがいい。
ロイを連れて逃げたジューンは、前にロイが言っていた夢をかなえるべく、GTOに乗っけて
旅を始めるんですね。
目を覚ましたロイが「僕短パン姿なんだけど」みたいなこと言ってて、「私はペンチとレンチだけで
車解体できるのよ」と答えるジューンが最高。「…ちょっと見たけど」と付け加えるのも面白い。
そして「私ありはココ、私なしはココ」と前にロイがやったとおりのことしてくれます。
そっくりそのままやり返すのが痛快でおもしろかった。
さらにもう一つ。
ロイの両親のところには、これからロイとジューンが行く先の旅行チケットが当たったという
通知が送られてきてました。
最後まで素敵で楽しめる内容でした。
絶対これはDVD買うっきゃないなと思いました。
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