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インシテミル |
10/31鑑賞
これさー、面白かったんだけど、何が残念って、配役で生き残る人が誰かわかっちゃう
ところですね。
時代劇で言えば、出てきた時点で誰が悪人で誰が助かるかわかるようなもんです。
だから生き残りゲームといっても私の中じゃ失礼だけど全然盛り上がらなかったです。
逆に、アニメでやってれば誰が生き残るかわからなくてハラハラできたかも。
物語自体はとても面白かったです。ただし、あと味悪い作品なので(救いがあまりない)、
スッキリサッパリを求める人には向かない話かと。
久しぶりに物語にのめり込んだ映画でした。
ちなみにヘタリアのCMが流れたのはいいけど、途中でブチ切られたんだぜ?
(プロイセン風に)
えー町中を走るロールスロイス。長すぎます。胴体長すぎてまともなとこ走れねーだろこれ。
つーか乗ってるのカイジじゃねーか!(カイジ違う)
隣に乗ってるのは酒びたりの徳川斉昭。(これ桜田門ノ変じゃないから)
ナナメ先の方向見てカイジことえーと結城か、ニヤニヤしています。
そばに行こうとして車が揺れて、座ってた別の男性に思い切り突っ込む結城。
その男性は大丈夫っていってたけど、ポジション的に股間にヒットしたような。
ともかく、結城がニヤニヤしながら座ったのは、祥子という女性の隣。
ここで回想に入るのですがこれはわかりやすかった。
アルバイトを探していた結城に、「このバイトどう思います」と祥子が声をかけてきたのが
きっかけでした。
美人に声かけられて有頂天になる結城。
ニヤニヤし過ぎです。
山南さーん!山南さーん!おたくんとこの沖田君が、あーたの特技パクってますよー!
(新撰組!かぁ…もうかなり昔の話ですね…)
で、彼女が出した携帯の画面をみると。
1120百円と書いてある。
私こういうのの単位の読み方がいまいちわからんのですよねー。
これって最後の単位が百円という読み方でいいのかな?
とすると、時給11万2000円のバイトということになりますね。
驚く結城。
ありえないですよー!とその回想の時には言っていたのですが…。
で、車の中で翔子に話しかけているところからして、結局金に目がくらんで応募した、と。
メンバーは全部で10人いるのですが、ヒトクセもフタクセもありそうな連中だというのが
わかります。
それとカップルの女の方が、年配の女性に対して、バイトする感じじゃないね、と彼氏に
コソコソ言ってて割と失礼な奴だなと思った。
また、伏線として、通り魔が逃げているという新聞記事が映像で映し出されます。
このメンバーの中にいる可能性がある、と示唆してんでしょうね。
建物に連れてこられた一同。
ここでは心理学データを取られるそうで、行動は24時間監視されるようです。
実験内容に対しての質問は不可。
一同、中に入る前に、持ちモノを一切ロッカーに入れないといけないらしいです。
これは面倒ですねー。
外と通信できないようにってことなんでしょうね。
声は警告してきます。
この先、非倫理的な出来事が起きます、それでも良い人のみ入って下さい、と。
私なら間違いなく帰りますけど、ここにきたのはおカネが欲しくて来た人たちばかり
ですから、当然リタイヤはなし。
長いらせん階段を下りて扉が開くと、分厚い扉が閉まり、もう一同はここから実験が
終了するまで出られなくなるわけです。
あと、壁にある数字が不規則な動き方してるんだけど、これは後で秘密がわかります。
テーブルにはインディアンの人形が置いてありまして。それぞれの前に料理が並べてある。
最初あの、10人のインディアンになぞらえてるのかなと思ったけど(「そして誰もいなくなった」)
あれは全員男の子だったから違いますね。
つーかこの人形どもこぇぇよ!夜中見たら間違いなくうなされるよ!
ここで自己紹介を一同してるのですが、言われたそばから忘れました。
結城と祥子、安東だけ覚えました。(オチがわかる覚え方をしないように)
ここで、声がして、ここは暗鬼館と言います、と言ってきます。
これ私にはアンキパンに聞こえて「え、ドラえもんの道具!?」とか思ったよ。
暗鬼館ね…。
ちなみにここの館にはアシスタントロボがいて、ガードというらしいです。
アシスタントの割には食器片付けたりするのは人がやるんですか…。
ルールが説明され、夜10時以降はそれぞれの個室に必ず入ること、外に出ていることを
見つかれば排除されると言われてます。
あと、事件が起きたら「探偵」が多数決で解決し、「犯人」を隔離すること、と。
生存者が2名となったり、7日が経過すれば実験終了である、と。
何やら不気味な話ですね。
皆がマジになる中、結城は、お互いに危害を加えないと協定決めたらどうでしょうか、と
言ってますが。
それが何の意味をもつというのだね。
つーか例えば、ずっと個室に引きこもって出てこない、という選択もアリではないでしょうか?
食べ物を確保してさぁ。
安東はそういう風に、不安がらせて様子を見る実験じゃないのかな、と言って、結城は
納得します。
確かにそうですね。
食事後の皿を洗っているのは、推理小説が好きな渕と長そでを着ているミヤ。
渕はミヤのことをプロファイルでズバズバ言い当ててるんだけど、それはいいんだけど
そういうのって、気づいても言わない方がいいような気がしますが…。
そんなところに、ちょこまかと鬱陶しい西野という男がきて、渕のことを、新聞に出ていた
幼児虐待の園長では?と言う。
渕は否定するのですが…。
で、あのカップルの男の方は大迫というんだけど、研修医と名乗ったのはウソで、そうして
おけば医者だから何かあった時に信用されやすい、と打算満々です。
カップル女は橘。今どきの女。
大迫は大学生の真木に声をかけて、トラブル解決する時には自分の方についた方が
有利だよ、と言うわけですね。
橘が大迫に賛成するのは確実だから、と。
真木は一人でいることが好きみたいで、考えておきますと立ち去るのですが…。
大体これでそれぞれの立ち位置が出てきたと思います。
と、そこに西野が現れて、安東はあやしい、奈良の連続殺人犯に似ている、と言って
去っていきます。
あんた本当にひっかきまわしていくな、どこもかしこも!
あと、岩井というメガネに関しても、風邪をひいていた、路上生活をしていた証拠だ、と言う。
これに関してはある意味当たってなくもなかったという感じですが…。
安東は建物を見て回っていて、血のような跡がついているのに気づく。
これは大きな発見ですね。
遊戯室で酒があったので、安東飲もうとするのですが、結城が、「うちの父は、今日一日
だけは飲むまいと決めるのが断酒の秘訣と言ってた」といい、安東はそれをやってみるん
ですね。一日一日の積み重ねで断酒ですかー。
まあこれがいわば安東と結城を救ったといっていいのかも知れません。
そういうわけで就寝時間になりまして、各自個室に入ります。
鍵がついてないことにびびる結城。
これは怖いですねー。
ソファを扉の前に置くとか、持つ部分にロープくくりつけてどっかにひっかけて、あかない
ようにするとか…。
で、部屋の中にあるヘンテコな箱をあけてみると、火かき棒と、「まだらの紐」撲殺と書いてある
カードがあった。
つまり、推理小説に出てくる武器が各部屋にいろいろ置いてある、と考えてもいいので
しょうか?
こうなると絞殺に使われたヒモとか置いてある部屋が一番悲惨だな。まあ武器としては
弱いから、ないかも知れんけど…。
そして2日目の朝。
結城がベッドでうだうだ寝てると、そばに祥子が立ってました。
ノックしたけど返事がなかったから…って入るなよ!こぇぇよ!目覚ましたら人が覗き込んでた
ってしばらくうなされるわ!
ミヤが変な匂いを感じながら歩いていると、なんと西野が死んでいるのが発見されます。
うわぁ、すごい悲鳴だぁー…。
駆けつけてきた岩井はニヤニヤ笑ってます。こぇぇなぁ。
安東はカードキーと、そばに落ちていたキャップみたいなのを拾ってます。
研修医ですと偽証していた大迫、医者なんだから診ろよって言われてるの笑える。
で、「撃たれてます」
うん、それは誰が見てもわかる!
どういう状態なのかとか、もっと医者でないとわからんことを皆聞いてんだけど!
撃たれた音なんてしなかった、と言ってる一同に渕は、ここ、締め切ると何も聞こえない
わよ、と言います。
結城はパニックになって、もう実験中止だーとか人が死んでるんだぞーとか騒いでます。
…なんか…失礼だけど、皆が呆然としてる中、ひとりだけこんな風に騒いでいると、
逆に笑えてきます。なんでだろう。
つか芸風がまんまカイジだぁ…。
真木は、これこそが始まったってことなんじゃないか、と言います。
実験だと。
私はこれ、死んだフリでもしてるのかと思ってました。
何人かが本物の被験者で、何人かはサクラで、殺されてその反応を見るとかね。
それはともかく、安東は西野の箱を調べてみよう、という。
そこにはカプセルが入っていて、毒殺・青酸カリと書いてありました。
緑のカプセルが入っていたのを見た渕は、ディクスン・カーだという。
カプセルには少しへこみがありました。
で、また悲鳴が上がったんでなんだよと思ったら、ガードが死体を片付けて行く
ところだった。
…そういう意味でのお手伝いロボですかぁ…。
棺桶の数は8つありました。
怖いですねぇ。
ここで声が、解決の時間です、と言い出します。
つまり西野を殺した犯人を探せってことか。
これ放棄したらいかんのですかね。
犯人がわからないからってことで。
ルールでは探偵は事件を解決しろっていってたけど、多数決で犯人が決まらなかったら
その時点でドローですもんね。
で、探偵と犯人にはボーナスがつくんですが、死体にもつく、と言われて意味が分からない
といってる橘。
つまり、西野の家族に対して報酬が倍になって入るということではないですかね?
大迫が仕切り始めまして。
岩井が犯人だ、と言います。
通り魔と疑われてたから、って。
そんな決め方があるなら金田一もコナンも1週で話終わるわ!
結城は、皆の箱の中を見たら、誰が拳銃持っていたかわかる、と言います。
ああ、そういや西野銃殺でしたもんね。
ただ拳銃ってそんな連続して撃てないから、あんなに狭い範囲を一気に撃たれてるのも
おかしいといやおかしいんだけど。普通は銃向けられたら逃げようとしますし…。
逃げる間もなく撃たれた、と考えるのが妥当ではないですかね?探偵クン。
一同は、箱の中を見せるのを嫌がります。
要するに防衛の必要があるから、凶器を知られたら弱い人から狙われる、と。
それも道理ですよね。
薬系なんか飲まさないと話にならないわけだし。
それで多数決になるのですが、結城やミヤ、安東が反対する中、岩井は犯人と
決定されて投獄されていきます。ちなみに祥子は棄権でした。今思えば、これも
ある意味伏線か…。
連れて行かれ方がまたこぇぇよコレ!
…てかよく考えたら牢獄って、外から隔離されてるし、出入りできないし、ここが
一番安全な気がするのですが。
結城が部屋に戻って箱を開けてみると、なんと中から拳銃が。
誰かにすり替えられたに違いありません。
一方大迫の方は、これで3200万ゲットォーとかいってました。
…そういう話は無事に出られてからするもんですよ?
安東は眉をしかめて、ここは人を殺してでも金を欲しい奴には最高の場所だな、と
言ってます。
そのあと結城に、やってるよ、断酒といったのはちょっと救われる思いがしました。
土方さんもここに放り込んだら断マヨできるかもしれん!(どっちかっつーと禁煙の
方だろうが!)
皆が岩井の箱を見に行くと、その箱の中身はカラでした。
さて、これをどう受け止めるか…。
ざわつく一同に大迫は、これ以上の犯人探しは本物の犯人を刺激する、やめようと
言います。
つまり、岩井を犯人としたことで手打ちにしとこう、これ以上お互いに疑うのはやめよう
ってことですね。
こいつ意外に人心掌握にたけてますなぁ。
結城の方は祥子に、あなたにだけは話しますといって、拳銃が自分の部屋にあった
ことを話します。
…祥子が犯人って可能性は考えないんでしょうか?
ずいぶんおめでたい頭だなぁ。
彼がデスノート拾ってたらすぐにでもLに捕まっていたでしょうね。
渕の方は人の部屋に勝手に入ってゴソゴソ。
それはしたらあかんやろー。
渕は祥子を疑ってるようですが、結城はそんなことない、と怒る。
つーかあんたは人を安易に信じすぎです。
渕は、こういうところは生きる意志の強い人が生き残るのよ、と言います。
その日の夜、推理小説の続きをどうしても読みたかった渕は、部屋を抜け出して
遊戯室にこっそり向かう。
ここでてっきりガードにやられるかと思っていたのですが。
ガードがやらなかったのはこの段階で「そういうことか」とばれないようにするための
話の展開ですかー。
なんと渕は、同じくヒタヒタ廊下を歩いていたミヤに殺されてしまうのです。
そうきたかー…。
で、皆は当然驚く。
渕の部屋の箱もからっぽになってました。
壁の数字もすごい勢いで跳ね上がっていってて、安東はジッとみています。
このメンバーの中で一番安東が観察力あったと思う。
真木は、昨日の夜逃げて行く足を見た、祥子が犯人だろ、と言います。
女の足ってあんた、橘とミヤは女扱いしてないわけですか…。
ここで大迫がナイフ持ちだして脅してくるわけですが、結城が祥子の前に立ちふさがって
かばってます。
安東も、全滅したいのか、と厳しくいさめる。
ここで彼の意外な過去がわかります。
実は安東の息子もここにきてゲームに破れて死んでいました。
その時には全滅したらしいです。
仕事が忙しくて息子のことなど気にもしなかった、ここで何が行われたのか知りたかった
それで応募したという安東。
皆を見て確信したらしいです。
今回の実験が初めてじゃないのか、と驚く真木。
つーか何度も行われているなら、噂になっててもおかしくないんですが…。
ま、それだけ関係者がいろいろ手を回してるってことかもしれませんね。
今自分達は同じ道をたどろうとしている、と言う安東。
そうして結城は自室で皆が持っている武器一覧をまとめています。
え、このノートデスノート?(違う)
ふと顔をあげると安東がいてびびる結城。
どいつもこいつもちゃんとノックしてから入れぇぇぇ!
安東は、見回りをしたらどうか、と言い出します。
…部屋に引きこもっていた方が安全だと思うのですが…。
ガードは、右回りにきっちり10分置きに巡回する、その間を縫って見回りをという
らしいですが、10分てあんた、片道5分じゃねーか!あまり見回りできないだろ!
そういうわけで見回りをしている結城と祥子。
あのう…どう見てもガード君、向きを変えたように見えるのですが…。
発見され、ギリギリのがれて、ミヤが来て交代ということになるのですが、橘がこない、と。
仕方がないので結城が一緒に行くことにしたんですが。
その一方で大迫と橘、棺桶の部屋にいました。
つかこれガードに見つからないの?
ここにいたら安全ってことじゃんよ!
なんだかなぁ…。
ともあれ橘が見はりの時間だから、と出て行ったあと、天井が落ちて来て大迫、
ペチャンコ。
…3200万、残念でしたね。
スーパーヒトシくん、ボッシュートです!
4日目の朝。
安東は、ここがつり天井になっていて、これでやられたんだろうと、大迫の死体を
前に判断。
と、結城、ガードの話でめっちゃ怒ってます。
安東だってウソ言ったわけじゃないから仕方ないじゃんよ。
そんな中、がくんと天井が少し落ちて来て、あわてて部屋を出る一同。
すると、真木がリモコンを手にしていたんですね。
おめーな、何かわからんからってとりあえずいじくってみるんじゃない!
あそこにいた人間全滅するところだっただろうが!
まあ状況的に皆、真木が犯人だったのか、ということになりますね。
自分の部屋にかけ込む真木、自分じゃないと言いながらボウガン出してきました。
こぇぇよおい!
自分じゃないというなら攻撃すんなボケ!
そこに橘が走り込んできて、斧で真木をしとめました。
こぇえ…。
「俺の強さは泣けるでぇ」とか言ってる場合じゃねぇよこれ…。
その直後橘も斧で首をかききって死亡。
おやおや、死体が3つに増えてしまいましたね!(そんな悠長に言ってる場合ではない)
真木の部屋の箱を開けると確かにボウガンとカードに書いてあったことから、皆は、
リモコンは拾ったんだろう、と言ってます。
大迫を殺したのは別にいる、と。
あのぅ、皆さん豪快に忘れておられますが、ひとり隔離されたままの人間がいるん
ですよ?なにその、亡き者みたいな扱い!
で、皆は集まって話をしているわけですけども。
飲み物に何か入れましたね、ミヤ。
つかこういう時点では自分で入れたもの以外口にしない方がいいですよ、皆さん…。
結城は安東に、ミステリーというものは虚構だから楽しいんです、それを実際に
させるなんて狂ってる、と言います。
安東も、そういう奴が相手だと、我々の心の強さが試される、と。
確かにねぇ。
ミヤは必ずここを生きて出る、と言います。
子供には自分が必要だ、って。
この日の夜結城は何を思ったかミヤに会いにいきます。
お前、ひとりだと危ないって!
リスカの跡をわざわざ聞きに行く必要あったのかと思うんですが。
ここはちょっと不自然さを感じたなぁ…。
ともあれミヤが長袖で隠していたのは、すごいリスカ痕でした。
要するに虐待されて育ってそれでらしいですね。
で、ミヤは子供の写真を見せてくれます。
心臓移植が必要で治療費が大変らしい。
よし、朝田を…いや今は危ないからいいです。
結城は、渕を殺したのはあなたですね、と言いました。
いやだからそういうことは、皆がいる前で言えって!危険だから!
ところがここで結城の様子が変わる。
倒れこむ結城。
なるほど、誰かの武器がデスノートで、それに名前をかかれた、と…。
(違う)
ミヤは飲み物に筋弛緩剤を入れたことを白状します。
渕の部屋にあったらしい。
なるほど、この武器じゃ身を守る以前の問題でしたね、渕さん。
んで、渕を殺した釘打ち機で撃たれそうになって逃げる結城。
筋弛緩剤を飲まされた割に元気です。
廊下に出て、ガードがやってきたわけですが、ここで結城、ギリギリのがれて
部屋の中へ。
ミユは撃たれました。
ここで結城は、西野もガードにやられたのだということに気づきました。
なるほどねー。
そうして5日目の朝。
失神から目を覚ました結城。
どうでもいいですがケツ出てますよ。
安東や祥子らも来て、最初からここに犯人なんていなかった、西野さんは
ガードに撃たれたんだ、と話します。
緑のカプセルがへこんでいたのも、本当は死のうとして飲もうとしたのかもと。
思えば、西野の言動は変でしたからね。
おそらく最初の死体要員として、計画を聞かされた上できたのでは、と皆は
話しています。
やっぱり家族にお金を残すためにわざと殺されたんでしょうね。
これがきっかけとなり、皆いもしない犯人を探してお互いに疑心暗鬼になって
殺し合いになってしまったと。
ここで声が、この解決を承認しました、結城さんの報酬は現在4000万です、と
言いますが。
ともかく、結城は最初に凶器を手放しておけばよかったんだ、凶器見せますと
いって拳銃を出します。
ちなみに安東の武器はアイスピックでした。
圧倒的に不利じゃねーかこれ!
必殺仕事人しか使えねーよ!
安東は、断酒はうまくいってる、君のことを信じてみるよ、と言って個室に引き上げました。
…もう断酒のことなんか忘れてたよ…。
ただ、祥子だけは見せませんでした。
6日目の朝、安東が拳銃を手にしていたのですが。
なんかありそうだなぁ。
安東は壁の数字を、これは世界中で見ている人間の数だろう、と言いました。
なるほど。
つまり見る人から金を取って運営だの報酬だのに充てられている、というわけですね。
確かに不謹慎な話ですが、金を払ってでも殺人ショーを見たいという人はいます
もんねぇ。
どんなことをしても生きる、と三度決意を新たにした3人。
ところがその夜、何ものかが拳銃を奪ったのであります。
最終日、7日目。
結城が起きてくると、拳銃が消えていました。
びびる結城。
さらに、安東もいなくなっていました。
そして監獄も開いています。
うわぁ、7日目としては最悪のシナリオだね!
個室に引きこもって…といっても岩井がもし拳銃持ってウロウロしてたらシャレ
ならんもんなぁ。
血の跡を追って行った結城は、そこに安東が胸を撃たれて死んでいるのを発見。
ところがそこに岩井が現れて大ピンチです。
彼はアイスピックを手に攻撃してきて、拳銃寄こせよーとか言ってる。
ここで大迫を殺したのはこいつだというのがわかります。
監獄の中にはモニターがあって、一同を監視できるようになっていた。
リモコンを武器として持っていた彼は、大迫を殺し、その後リモコンを外に転がして
おいた。それを真木が拾った、ということですか。
つーかモニター見てたら誰が拳銃持ち去ったかくらい見てそうな気がするのですが。
食堂にやってきて大ピンチな結城と、それを追い詰める岩井の前に現れたのは
拳銃を持った祥子でした。
お前かーい!
まあ結局拳銃は岩井にとられてしまうのですが、結城ここでなんと夜神月なみの
推理力を発揮、発砲を止めるのです。
が、岩井は話なんか聞きゃしませんから発砲、銃は暴発して岩井の方が死にました。
安東がいじってたのはこういう細工だったんですね。
時間がきて扉があき、二人はらせん階段をあがって脱出。
結城は1億以上の金を受け取ります。
…つーか現金払いなのはいいとして、帰り車のっけてってくんないのかよ!
ちなみに祥子は、企画側の人間だということがここで発覚。
盛り上げるためにいろいろ内部で細工してたわけですね。
監獄を開けたのも自分とか。
つか自分殺されてたらどうするつもりだったんでしょうか。それとも、身を守る武器は
持ってたかもしれませんが。
結城、もう誰も信じられないでしょうね(笑)。
そういうわけで車で走り去る祥子。
おい…だから乗せてってやれって!
結城ケガしてんのに!
呆然としている結城のところに現れたのは安東でした。
死んだふりしてたらしいです。
やるねぇ。
思えば、安東が入ってる棺桶だけ蓋が閉まってませんでしたもんね。
伏線は十分提示されていたわけです。
つか安東の報酬はー!?
そういうわけで2人でトボトボ歩いて帰るのですが、結城は金を放り投げてました。
…私だったらしっかり持って帰ります。
というわけでまあしっくりこないラストではありましたが、展開は面白かったです。
ネットを通じて見ていた観客達は、本当の殺人だと思っていたか、それとも芝居だと
考えていたか…。
後者であることを願います。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→映画の感想レビュー→インシテミル 7日間のデス・ゲーム