多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1


ハリー・ポッターと死の秘宝
PART1

11/30鑑賞

 面白くはあったんだけどいろいろと、「このシーン削ってもよかったのでは?」的な部分はいくつか。
あと、太陽にほえろ最終回間近のごとくボロボロキャラが死にますね!

 冒頭の「映画って楽しいネ〜」のやつが相棒とのコラボ企画だったのでうれしかった。これ相棒の
方に収録されるといいなぁ。

 ちなみに今回のワーナーブロスのタイトルロゴは暗いし蛇の舌の音するし、ロゴさびていくし、これ
ハリーポッター知らない人が見たら絶対ホラー映画だと思うよ!って感じでした…。
 しかもこの次のシーンがジジイの目のアップ!
 ジェイソンか!ジェイソンが出てくるのか!やんのかオラー!(信長のようなノリはやめてください)←なぜ信長。

 このおっさんは、魔法省のえらい人で、ヴォルデモートが復活したからみんなで戦いましょう、という
宣言をしていたのでありました。
 それにどうしてアップで登場する必要があるのかよくわかりませんが、ともかくそういうことです。

 このあとハーマイオニーが家を出るシーンがあるんだけども。
 テレビを見ながら話をしている両親に、自分を忘れる記憶をかけて出て行ったのがすごい切なかったです。
危険に巻き込まないようにというのと多分、自分が死んでも悲しまないようにという気持ちがあったん
じゃないかと思いますけども。
 やっぱりハーマイオニーは強い子だなと思いました。
 この映画を通してハリーは確かに主役ではあるんだけど、ハーマイオニーもまた、匹敵する心の
強さを持ってると思いますよ。

 ロン一家の方もどっか引っ越しをしてました。
 んで、ダドリー一家もどっかに逃げるわけですが。
 まあハリーを置いていくのはいいとしてだな。
 おい、逃げるんならこの家の権利書も置いて行けよ!(なんてことを)

 この後のハリーポッターのタイトルはやっぱり真っ暗でした。

 さてこの後ヘンテコな屋敷が出てきまして、ますますホラーチックな感じなんですが、その上をフラフラ
さまよってるワカメみたいなのがあったのでなんぞや?と思ってたら、セブルスでした。
 あ、ああ…移動するのにワカメみたいになるんだ…。(ディメンターみたいって言ってやれよ!)
 マントをなびかせて通路歩くのはかっこよかったんですけどねぇ。そのあと屋敷の階段とか
歩いて上がるんだったら屋敷の中でも飛べばいいのにとかちょっと思わなくもなかったですワカメ。
 
 室内に入ると、ヴォルデモート以下が勢ぞろいしてました。
 …お通夜ですか?
(確かにみんな黒い服を着てるけども!)

 髪の毛が乱れたまんまのセブルスは、土曜日の日暮れに決行だという話をしています。
 別のおっさんらが17歳になる前に動くとかいう情報もあると言ってたのですが、涼しい顔でそれは
偽の情報だ、というセブルス。
 つまり、ハリーらがどっかに逃げる話をセブルスは聞き出していたわけですね。
 んで、騎士団の家に逃げ込まれたら襲うのが困難だから、その前に何とかしようって魂胆ですか。
キャバクラにいるのが似合いそうなベラトリックスが、私がハリーをやるとか言ってますが、ヴォルデモートに
あれは俺が殺すと言われてさすがに黙りました。このねーちゃんもさすがにヴォルには口ごたえできない
らしいですね。
「土方さーん、土方さんももっと近藤さんのことをこれくらい敬いなせィ」
「おめーはもっと俺を敬え!」

 ここでヴォルデモート、面倒な問題があると言い出します。
 あんたの顔以上に面倒なことがあるのか。
 彼とハリーの杖は要するに同じものから作られてるから、傷つけることはできても命を奪うことは
できないらしい。
 杖なしで戦ったらと思ったんですが、魔法使いは杖がないとダメなのか。
 いや、バズーカとかダイナマイトとか死ぬ気の炎とか…。(ずれてる、ずれてる!)
 んでメンバーに、誰か杖貸してよと声をかけるヴォルデモート。
 別に借金の連帯人を頼んでいるわけでもあるまいし、なぜかみんなシーンとしています。
 杖売ってるとこにいって交換してもらえよハゲ!

 んでルシウスの杖を無理やり借りたヴォルデモート。
 マグル学をホグワーツで教えている教師のいうことには、人間と交わるのが望ましいとかなんとか
いってますが、まあ穢れた血になるということですから、それらは受け入れられないことかなーとか
思ったり。ただ、ハーマイオニーのようにすぐれた「穢れた血」もいるわけですから、ハーフが決して
能力が劣るわけではないと思いますけども。
 で、さっきから上にぶら下がってるばーちゃんが何かと思ったら、そのマグル学を教えていた教授
らしくて、彼女はセブルスに助けを求めるのですが、あわれヴォルデモートによって殺され、ナギニの
エサにされてしまうのです。
 いやさすがにナギニがでかくてもそのまま飲み込んだらひと月くらいは動かなくなるぞ、ナギニ。
(ニシキヘビやアナコンダは一度でかいのを捕食すると一月程度は絶食してても平気)
 ここのシーンでナギニがこちら側に向けて口を開けるシーンがありましたけど、あれは当初3D公開の
予定だったから、その演出を見越してのことでしょうね。ああもったいない。

 さてハリーのところにマッドアイ以下みんなが迎えにきました。
 ここで、ロンの一番上の兄さん、ビルが出てきます。結婚相手と一緒らしいです。
 あとニンファドーラが何か言いかけたのをマッドアイが遮ったんだけど、多分ニンファドーラとリーマスが
付き合ってることではないかと思うのですが。
 ともあれマッドアイの提案によって、皆はポリジュースを飲んで「ボクはハリー!」「俺もハリー!」
「私もハリー!」「みんなあわせてハリーポッターズ!」という感じになりました。
 着替えをするシーンいるか!?って感じだったけど、女性でハリーに変身した人がブラジャーつけてて
それは仕方ないんだけども、ダニエル氏も演技大変だなぁと思いながら見てました。
 あとポリジュース飲むときにマッドアイが、「ゴブリンの小便の味がするぞ」って言ってて、ウィーズリーの
双子が「よく飲むの?」って聞いてギロッとにらまれてたの笑った。
 マッドアイが「おいハリー」って呼ぶと全員が「はい?」っていうのも笑いました。
 
 この後ハグリッドが本物のハリーに、「この家に連れてきたのも俺なら、連れ出すのも俺の役目」とか
言ってて、校長とかマクゴナガル先生の立場はと思いつつ、そういうこともあったなぁと見てました。

 ハリーはヘドウィグをかごから出して放ち、皆で一斉に飛び立つ…のでありましたがいきなり
襲われとるがな!
 ハリー全員が一応顔を隠して飛んでいくという選択肢はなかったわけですかそうですか。

 この後のカーアクションがなかなか面白かったです。
 しかもハグリッド失神してハリーが操縦するために。
 どっちがボディガードだオラァァァァ!!!!
 さらにヘドウィグがハリーを助けにきて奮戦するもやられて墜落。ちょっとかわいそうだったなぁ。

 そういうわけで、ロンのかーちゃんとジニーが待っている隠れ家に何とかたどり着いたハリーとハグリッド。
 そこに、グッタリした変身ハリーを連れてリーマスが戻ってきます。
 彼はいきなり本物のハリーに杖を突き付けて、ホグワーツの私の部屋にあったのは何の生き物だ、と
言ってるので何かと思ったら。
 ハリーがそれを答えたことで、本物だと認識したらしい。なるほどね。
 この後も次々みんな来るんだけど、お互いに本物か確認しあっててよかったです。
 つーか後半メンバーはそれ放棄されてた気もするけどまあいいか…。

 ケガをしていたのはジョージだったらしいですが、それでも死ななくてよかったです。マジで。
 で、戻ってきたおっさんがマッドアイが死んだと伝える。
 このおっさんはマンダンガスという名前らしいです。ガソリンマンタンみたいな名前しやがって!
 つかここで割とあっさりマッドアイ死んだって言われてるので、実は姿くらましでもやって、死んだと
見せかけて陰でハリーらを助ける作戦なのでは…!と思っていたけどホントに死んだっぽい。
 お前、最後のシーンが椅子に座って空を飛ぶシーンだなんて!

 眠っているハリーは夢を見ます。
 分霊箱は7つあって、それにヴォルデモートの魂が入っている。オリバンダーだましたなとか
問い詰めてるわけですが。
 何をやっているんだヴォルデモート!さっさと分霊箱を集めて神龍を呼び出せよ!
(ドラゴンボールじゃねぇよ!)

 ハリーはこの後、自分一人で出て行こうとするのですが、ロンに止められます。
 そりゃそうだ。
 ハリーがいなくなったらみんな全力で探すだろうし、その途中に死喰い人と戦って命
落とすかもしれんし。
 ハリーが誰も死なせたくないという気持ちはわかるけど離れて単独行動されるのも迷惑
っちゃー迷惑なんですが。
 ロンが、今夜はよせ、ヴォルデモートの思うつぼだと言ってて、ロンは結構全体を落ち着いて
分析してるなあと思いました。
 でもって、ヴォルは分霊箱を壊したのを感じたはず、残りを破壊するにはどうしたらいい、と
悩むハリー。
 ええと、今までに破壊したのは、トム・リドルの日記、指輪らしいです。
 日記についてはルシウスが預かってたのが第2章からわかりますが、彼はこれがヴォルの
大事なものとは知らず、ハリーを陥れるために使おうとして破壊されるというとんでもない
事態になったわけです。だからヴォルの信用を失ってるわけで。
 
 この後はビルとフラーの結婚式でした。
 ま、こんな時期だから少しでも楽しいことをって気持ちはわかりますが、こんなにたくさんの人が
集まってて大丈夫なのか、という気がしないでもない。
 そんな中魔法省の大臣が訪ねてきて、ハリーら3人に、ダンブルドアからの遺品を渡す、と言います。
譲渡してくれるよう遺言があったらしい。
 ロンには火消しライター。光を集めて明かりとし、もいっぺん開けるととった光が戻る、的な。
 ハーマイオニーには童話の本。
 そしてハリーには、スニッチでした。
 努力は報いられると思い出してもらうため、らしいです。
 まあどういう意図で贈られたものかはわかりませんが、ダンブルドアのこと、きっとこの先の
戦いで必要になっていくものだったと思います。
 
 大臣はもう一つ言います。
 ダンブルドアはハリーに剣を残した。
 しかしこれは譲れるものではない、という。
 「秘密の部屋」でハリーの前に現れたものだと言いますが…いかん秘密の部屋のラストどう
だったか忘れちゃったよ。あ、賢者の石と勘違いしてました。どこら辺で剣でクィレル倒したかなって。
あの、ダンブルドアの不死鳥が持ってきた帽子からテッテレレー〜「秘密の剣〜(ドラえもんの声で)」てな
感じで出てきたあの剣かぁ。なるほど。
 あれからどっかいっちゃったのかよ!ちゃんと回収してこいよ!

 さて結婚式開催。
 ここでハリーは、不思議ちゃんことルーナの父親に出会います。
 彼は意味深なペンダントをつけていました。
 あと、ハリーはダンブルドアの追悼文書いてたおっさんから、ダンブルドアはハリーと同じ、ゴドリックの
谷出身であることを聞きます。

 その時、何やら不思議なものが飛んできて、魔法省の大臣が死んだ、奴らが来るぞ、という声が。
 私はこれ、知らせたのはあの人ではないかと思ってたんですが…。
(のちに、ハリーの前へ剣を表した人と同じ人)
 ともあれそれでみんなパニックになり、散り散りに逃げます。
 ハリーらも逃げるのですが。
 出たところは遠く離れた通り。
 ハーマイオニーのバッグが大活躍です。
 え?これ四次元ポケットじゃね?
 ハリーがみんなを助けに戻ろうと言うけれども、危険だ、と言う。
 レストランで3人は話をしていたのだけど、ハリーはたまたま入ってきた二人が、杖を持っていることに
気づいて応戦。ここはなかなかよかったなぁ。
 あとウェイトレスが、音楽聞きながら仕事していて、レストラン内の大惨事に気づいてないのもお約束。
 彼らの記憶を消して3人は再び逃げます。
 映画で全然説明されてないけど、ヴォルは自分の名をハリーが口に出したら居場所がわかるように
していたみたいです。何という高性能GPS!
 世の中の奥様にとっては携帯より便利!
 あらかじめ登録した言葉を旦那さんが言えばあっという間に居所確認!
 さあこんな便利なアイテムを、本日ジャパネットタカタが1000組ご用意いたしました!
 ただ今から電話で申し込みを受け付けます!(そろそろ戻ってこい)


 で、なんか17歳になるまでにおいがついてるどうのこうのの話をしているわけですが、ここでハーマイオニーが
はっ!とかいうから何かあったのか!?と思ったら。
 ハリーの誕生日祝い忘れた!って。
 うん、あのね、今そんな場合じゃないからね?
 結婚式だってかなりギリギリだったのにやってたんだから、誕生日祝いとかしてる場合じゃないから!
 ハリーも「今殺されかけたんだぞ」とツッコミます。
 さすが、メガネ君がツッコミ役というのは全世界共通のようです。がんばれ新八!

 彼らは騎士団の家かなこれ、やってきました。
 あけるとなんかダンブルドアの幽霊みたいなのが出てきてびびったけどこれは、マッドアイがセブルス用に
仕掛けた罠らしい。よくわからんけど。
 こうやってあっちにもこっちにも誤解されてるセブルスかわいそうですねぇ…。
 
 ハリーはシリウスの部屋に入ってみました。
 彼らしく乱雑な感じでよいなぁ。
 と、ロンたちがレギュラス・ブラックの名を見つけてます。
 RABはこれだったんだ、と言う一同。
 やっぱりそうでしたか。
 彼はロケットを盗んで破壊すると言っていたけれども、本当に破壊したかどうかわからない。
 と言っているところにまたまた不審な物音が!
 もうやめてくれよ!銀さんがムー大陸の入り口探して旅立っちゃう!土方さんがマヨネーズ王国に
行っちゃう!
 と、いたのは屋敷の召使いでした。
 ドビーと同じ妖精ですね。名前なんつったっけか…。
 ハリーは、ロケットの行方を知っているかと尋ねるけども、その妖精はなんと、マンダンガスがやってきて
ごっそりお宝とともに盗んでいったというのですよ。
 つまりあいつは、騎士団メンバーでありながら、コソ泥もやってたわけです。
 なんてやつだよ。
 その時にロケットは盗まれてしまったらしい。

 というわけでハリーは、マンダンガスを捕まえてくるようこの妖精に命令。(妖精に要請…)

 一方学校へ向かう列車の中には死喰い人連中がやってきてハリーを探すんだけど、ネビルが
「ハリーはいない」って言ってて勇気あるなと思いました。
 つーかこんだけ襲われてるのに呑気に学校へ行くと思ってるヴォルがアホだろ!

 魔法省の方ではその頃、全職員の身元調査をする、と言ってました。
 要するにヴォルに乗っ取られたようなもんですな。
 それで自分に都合の悪い奴は排除する、と。
 えーとあのピンクもいましたよ。林家パー子さんじゃなくて…アンブリッジか。
 この人も立場がよくわからんのだよなぁ。ヴォルの手下ってわけじゃないっぽいんだけど、特に
追い出されるわけでもない感じだし。
 ま、利害が一致したからほっとかれた、という考え方でいいのかな。

 ハーマイオニーは、スニッチを持っているハリーを見て、ダンブルドアのことだから、ハリーが
触れば何かのメッセージが浮かぶかと思ったのにみたいなことを言います。何かかくしていた
かもしれない、みたいな。
 ハリーもそう思ってたでしょうね。
 
 と、そこに妖精がマンダンガス連れて戻ってきました。
 さらに、ドビーも登場。
 彼は、ハリーの名を聞いたので協力したらしいです。なんていいやつなんだドビー!
 しかしこの作品では、久しぶりに登場すると大体死ぬ運命だ!(何たるネタバレ!)

 マンダンガスは、マッドアイの死は俺のせいじゃないとか、ロケットは値打ちもんだったのか
とかうざいです。
 麻痺する呪文で逆さ貼り付けにしといたらよろしいのに。
 で、売りさばいてるのをとがめられたから、ロケットはわいろ代わりに魔法省のババアにやった、
というマンダンガス。
 それがつまり、アンブリッジだったわけです。
 よりによって最悪のやつにわたってんじゃねーか!

 仕方がないので魔法省の職員に変装して乗り込むことにしたハリー達。
 この子らは時としてえらく大胆な作戦をとりますね。確かにそれしかないんだけども。
 この後は、職員の役者さんたちが、自分らに変装しているハリーを演技するわけですけども、
これはこれでまた大変だっただろうなぁと思います。
 魔法省に行くやり方が、トイレの便器の中かららしくて、もうちょっと何とかならなかったのか…と
思いました。
 あれぇ、公衆電話から行く方法は?まああれだと出勤ラッシュは間に合わんか…。
 にしてもマグルがうっかりこのトイレ使ったら大変なことになりそうですね。

 そういうわけでうげえーって感じでやってきたハリー達。
 せめて職員にすり替わる前に、どんなキャラなのか記憶でも少し見ておけばいいものを、まったく
情報なしで入ってきてるもんだから挙動不審なことこの上ないです。
 しかもロンに至っては、妻が尋問で捕まえられてるぞみたいなことを同僚から聞かされて、どうしよう、
と本気で焦る始末。
 落ち着け!お前はまだ結婚すらしてない!
 そういうわけでどうやらハーマイオニーが化けた人は、アンブリッジについて尋問の手助けをする
人だったらしく、彼女は一人アンブリッジとともに下へ。
 ハリーはウィズリーのいたずら道具を使って混乱の隙に、アンブリッジの部屋へうまいこと忍び込みます。
そしてロケットを探すのですが、それはありませんでした。
 この後、混乱が収まってきて、ハリーはあわててアンブリッジの部屋から出てくるんだけど。
 ものすごーく不自然な出方なのにもかかわらず、誰ひとりとがめるものがいなかったのが逆に
面白かったです。皆注目の中フツーにハリー歩いていったがな!
 ハリーはロンと合流するけど、一瞬お互いに変身した顔を忘れてて「あ、ああ」みたいになるの
笑いました。
 で、尋問室にやってきた二人。
 アンブリッジの胸にロケットがあるのに気づいて彼らはうまいことロケットを奪うのですが。
 ロンが化けている人の奥さんも連れて逃げるハメに。
 この後ちょっとした修羅場になってて笑いました。(おもに、ロンとハーマイオニーが)

 あ、それとここでアンブリッジが杖に関する重要な話を。
 「杖は魔女しか選ばない。マグルは選ばない。
 誰かから取り上げて持っていることはできても使えない」
 ヴォルがルシウスから借りてましたが、それはともかくとして、杖が正当な所持者と認めなければ
魔法を十分に使えない、ということですね。

 命からがら脱出したハリー達ですが、この姿くらましの時にロンがひどいけがを負ってしまいます。
 で、ハリーとハーマイオニーはロケットを破壊しようとするけれども全然うまくいかない。
 さすがヴォルデモートの分霊箱!
 100人乗っても大丈夫!(それイナバの物置!)

 あとここでハリーが、鏡のかけらを眺めているシーンがあるのですが。
 こういうのはちゃんと説明出そうよ。
 ハーマイオニーとの会話でもいいからさぁ。
「何それ?」「シリウスからもらったんだ」みたいな。
 要するにシリウスが渡した今でいう携帯電話の役割を果たす鏡なんですが。
 これをハリーは今回の映画でしょっちゅう眺めます。
 映るのは様々な人物。
 これは多分パート2でいろいろ明かされるとは思うのですが。

 ハリーはまた夢を見ます。
 グレゴロビッチが誰かに「その杖は盗まれた」と言っているところ。
 盗んだのは若い男であること。
 目を覚ましたハリーは、探していたのがヴォルだと気づくわけですけども。
 ハリーが早く出発したいとイライラしていて、ハーマイオニーは、ロケットの影響を受けて心が
ささくれ立っているようだから外してくれと頼みます。
 …つーか別に首から下げんでも、ポッケに入れとけよ!どうせとられるときは同じなんだから!(コラ)

 ロンが聞いているラジオでは、ホグワーツの校長にセブルスがなった、と報道されていました。
 あいつぁ確か闇の防衛術の教授になりたいと希望してたはずですが校長になっちゃったか…。
 まあ校長だから特権利用して、闇の防衛術教えることもできるけど。
 
 ハーマイオニーの方はよせばいいのに森の中を歩いていて、人さらいに出会います。といっても
魔法をかけているから相手からは見えないわけだけれども、香水のにおいをかがれてヒヤヒヤ。
 で、ハリーと一緒に戻ってくるわけですが、それを見ていたロンは不満そう。
 まあ…ペンダントは外した方がいいと思いますよ、うん。
 そういうわけで3人は少しずつギスギスしていくことになります。

 あるときハーマイオニーは、例の剣は自ら強化するものを吸収するということに気づきます。
 要するにだ、分霊箱壊したけどその時の能力を吸収する、みたいな。
 あの剣があればロケットも破壊できるのではないか、と考えるんですね。
 だからダンブルドアがハリーに残したのではないか、と。
 そういう風にハリーとハーマイオニーが話しているところにロンがやってきて、これだけ
苦労したら成果が出ると思ったのにと文句を言い始めるわけですね。
 ま、17歳の子供がここまで苦労してるわけですから、こんな気持ちになるのも無理はない
と思います。
 こうしてロンと決裂して、彼は出て行ってしまいます。
 
 音楽かけて踊ってはみたものの、我に返るとむなしくなるハリーとハーマイオニー。
 …こっちもいたたまれないのでやめてください。
 ハリーはスニッチにキスしてるんだけど、そうするといきなりメッセージが。
 彼はそういえばスニッチを捕まえた時、口の中に飛び込んできたことを思い出します。
 ダンブルドア条件が厳しすぎるよ!口だろうが手だろうが本人が触った時点でメッセージ
出してやれよ!

 というわけで書いてあったのは「私は終わりに開かれる」というものでした。
 よくわからんけどもしかしてこの中に、ヴォルが探している例のアレが入っているんじゃ…。

 ハーマイオニーも、読んでいた、ダンブルドアからもらった本に、あのマークがあることを
発見していました。
 ルーナのパパがつけていたペンダントのマークですね。
 で、ハリーはゴドリックの谷に行くと言い出します。
 ヴォルの罠はあるかもしれないけど、いずれいかなければならない場所だって。
 ハーマイオニーも、剣がそこにあるかもしれない、と考えるんですね。

 そんでやってきました。
 ハリーは親の墓を探してて、ハーマイオニーはなんかの墓にあのマークを見つけます。
 ここではこれ深く触れられてませんでしたが。
 イグノタス・ペベレルという人の墓でした。
 そしてハリーポッターの家はこの人の子孫にあたります。
 さぁさこれがどう関係してくるのか!?
 ハーマイオニーが、ハリーの両親の墓に、クリスマスだからとリースを出してあげるの、
よかったなぁ。

 このあとばあさんがいたんですが。
 ハエが飛んでる時点で不自然と気づこうか、ハリー!
 ばあさんの家にのこのこついて行った二人は、このばあさんに化けていたナギニに襲われます。
 ヘビのくせに人間に化けやがって!(今そんなこと言ってる場合じゃない)
 ハーマイオニーは下でこのばあさんの死体を見つけてたんですな。
 あと、杖を盗んだ男の肖像も。
 なんとか二人は逃れました。
 …ここに来た意味はあったのか…?
 ま、得るものはあったんですが。まだ二人が気づいてないだけで。
 この逃げ出したおりに、ハリーの杖は折れてしまいます。
 あれぇ、ヴォルデモートは杖が一緒だからどうのといってたけど、これで問題なくなったような
気がしなくもない。
 あとここでばあさん(ナギニ)が「お前がハリーか」「そうです」って会話が急にフォント変わって
淡印体になってましたが、ハリーの言葉までそれにする必要はあったのか。
 
 夜、ハリーが見張りをしていると。
 何か光が現れます。
 それは牝鹿の守護霊でした。
 彼がついていくと、凍りついた川の下に剣があった。
 まさか最初からここにあったわけではないでしょうから、牝鹿を出した人がやったんでしょうが。
 それならそれでもっと取りやすいところにおいてやれよ、と思わなくもない。
 あの人としては導いてやりたいけど、普通に渡すのもなんか癪って感じだったんでしょうか。
 このツンデレめ!

 というわけで潜るしかないと考えたハリー。
 パン一で飛び込みますが、たまたま首にかけていたロケットに邪魔されて溺死しそうになります。
 …外していくとかいう選択肢はなかったのか。せめてハーマイオニーに預けておくとか…。
 ともあれそんな彼を救い、剣を引き上げたのはロンでした。
 ここでハリーは再会を喜ぶ前に、ロケットをキミが壊せとムチャなことを言い出します。
 開いたら襲ってくるからためらうな、と。

 この後ロケットの中から出たものにロンは襲われそうになるのですが。
 クモはまあいいとして。
 ロケットの中身は、ロンのコンプレックスを刺激するつもりだったんだとは思うのですが、ハリーと
ハーマイオニーを出して「あなたはいらない」とか「つまらないやつだなぁ」みたいなこと言わせる
のは、逆切れさせるだけなので意味がないっていうか。
 君は本当にバカだなぁ。(ドラえもんの声で)
 というわけでブチ切れたロンにロケットは叩き壊されました。
 どうでもいいですがロケットの中から出てきたハリーとハーマイオニーが3割増しきれいで、
これはきれいなハリーですか?とか思いながら見てました。

 私としてはハーマイオニーが駆けつけてきて「ロン!私はここにいる!」とかいさましく言って
くれるかと思ってましたが、本物は二人が戻るまでテントの中で寝こけてました。

 分霊箱はあと3つ!というハリー。
 ………あれぇ?
 ヴォルは7つと言ってませんでしたかハリー君。
 まあいいけども…。ヴォル自身を7番目という考え方もできるし。
 
 戻ってきたロンを見てハーマイオニー喜ぶかと思いきや、「何してたのよ」とメッチャ怒ってます。
「さ、さびしくなんかないんだからね!」というツンデレかと思ったらこれはマジ切れ状態です。
 ロンは、戻りたいと思っても場所がわからなかった、そんな時火消ライターからハーマイオニーの
光が出てきて自分を導いてくれた、と心温まる話を公開するのですが、そんなことでだまされて
くれるハーマイオニーではありませんでした…。

 この後ロンは、ハリーの杖が壊れたことを知って、人さらいから適当にとってきた杖を渡すの
ですが。
 やっぱり人のものだとうまく魔法が使えないみたいですね。

 で、ハーマイオニーはルーナの父親に会いに行こうと言います。
 えーと、杖を盗んだ男への手紙にも同じマークが出てきたとかなんとか。
 このあと多数決がどうのこうの言ってるけど、会いに行こうといったのがハーマイオニーなのに、
行こうと手をあげたのがロンだけでちょっと笑いました。
 ハーマイオニーまだ怒ってる!

 一同、ルーナの父のところにきましたが。
 様子が変だなぁ。
 私はてっきりまた誰かが変装でもと思ったのですが今度はちょっと違いました。
 しかも話がとぎれとぎれな感じで、4人が一斉に黙ってカップに口つけるのちょっと笑った。

 ハリーは、あのマークは何のことですか、と尋ねます。
 ルーナ父は、死の秘宝だよ、と話す。
 それは有名なおとぎ話の宝だそうです。
 
 ここでハーマイオニーがダンブルドアからもらった本を出して読み始めます。

 3人の兄弟魔法使いが川にたどり着いた時に、渡れる橋がなかったので魔法で橋を出した。
 そうしたところ死神代行黒崎一護 「死」が、泳いで渡って命を落とす者が出なかったので
オラつまんなーいって感じで、この3人の命を何とか手に入れようとして、話しかけてきたわけ
なんですな。
 見事死から逃れたので何か差し上げますよ、的な。
 一番上の兄は最強の杖を願い、二番目の兄は死者をよみがえらせる力(石)をもらい、末っ子は
謙虚だったので、これからも死から逃れたい(透明マント)と願った。

 その後一番上の兄は傲慢さによって命を落とし、二番目の兄は亡くなった妻をよみがえらせたものの
その妻はこの世になじめず、それを悲観して兄は自殺をし、末っ子はそれからしばらく死から逃れ
続けたけれども、息子にマントを譲り、死を友人として迎え入れ旅立っていった。

 つまりそれらの宝の象徴がこのマークであり、3つを手に入れたものは死を制する者と
なる、ということらしいです。
 そして大切なのは、この3兄弟は実在するということ。
 ペベレル家と何か関係が?と誰か聞いてたけど、それはあのゴドリックの谷にあった、マークが
刻まれた墓のことですね。
 さあここで思い出してみましょう。
 透明マントといえば…?そうだね、ドラえもんだね!(それはひらりマント!)
 賢者の石でもう出てきていました。
 セブルスとクィレルの会話を聞いていたハリーが使っていたもの。
 つまりここで突如として結びつきが生まれるんですね。
 ハリーはもう最初から透明マントを持っていた。…マント今どこにある!?

 ここでルーナ父はお茶が冷めた、といって下に降りていくのですが。
 ロンがもうここにいる意味はない、帰ろうと言い出して。
 下に行くと父の様子が変なのですな。
 そうです、ルーナがさらわれて、ヴォルはハリーを捕まえることをこの父に要求していたので
ありました。
 死喰い人がやってきて攻撃が始まった中から何とか逃げ出したハリー達。
 今回こればっかりやな!
 ロンが、誰も信用できない!と言ってたのもわかります。

 ところがこの出た先で今度は人さらい連中に捕まってしまいます。
 彼らほどの手だれが歯が立たないっていうのも変だなとは思ったんだけど。
 結構あっさり捕まりまして、ハーマイオニーはとっさにハリーの顔を変形させる。
 この倒れた時にまたハリーは夢ってか映像を見ます。
 グリンデルのところにやってきたヴォルに彼は、お前が探している杖はダンブルドアと
ともに眠っている、というのでありました。
 なんだよ、焼いとけよ!(そういうわけにもいかんだろ!)

 で、とっ捕まったハリーの顔を見て人さらいが「よう、醜男」っていうんだけど、ハリーを
抑えてた仲間が振り向くのが面白かった。自覚あるんかい!
 ハーマイオニーは彼の正体がばれないようにしたんですね。
 ほんっと機転の利く子じゃー。
 でもハリーの額のマーク隠すの忘れて、それじゃ意味ないじゃん!って感じなんですけど。

 人さらいは彼らをベラトリックスのもとへ連れていきます。
 でも顔が変わっているので、ベラトリックスにはいまいち確証がつかめない。ドラコもなんか
確認されてるけどどうだかって感じですね。…ハリーの顔覚えてないの…ドラコ…?
 ルシウスが、ハリー差し出せたら自分らの地位も戻るって必死なんですけど、魔法を使って
本人か確認してみよう的な展開がまったくないのがすがすがしいといやすがすがしいです。
 と、ベラトリックスは、人さらい連中があの剣を持っているのに気づいて驚く。
 ハーマイオニーのバッグの中にあった、というのですが、彼女らにとってはヴォルの天敵の
ような剣ですからあわてて取り上げます。
 で、ハリーとロンを牢にぶち込んでハーマイオニーを拷問するんだけど、なんていうか、
魔法使わないの!?って感じだった。
 ベラトリックスは金庫からハーマイオニーが盗んだと勘違いしているようですけども。
 お前らも金庫に大事なものを預けておくなよ!悪の集団のクセしやがって!

 牢の中でハリーは、ルーナや、ホグワーツの先生、あとオリバンダーと再会します。
 ハリーは鏡のかけらを取り出して、どうか力を、と祈ります。
 と、ドビーが出現。
 助け…これが…。(失礼だから!結構役に立つから!)
 魔法が使えないここでも、ドビーは妖精なので外に出られる、ということで、ルーナらの
救出を頼むハリー。
 そのあと彼はロンとともに、のこのこやってきたピーターをノックアウトして牢から脱出。
 ここでドラコらと対決することになるわけですが、にらまれて動揺するドラコがちょっと
笑いました。気が弱すぎるにもほどがある!
 ルシウスがヴォルデモート呼ぼうとするんだけど。
 彼とベラトリックスが上を向いて固まってるので「え、なに?辰馬の飛行船でも突っ込んできた?」
と思いながら見てたら、もっと悪いこと起きてたー!
 ドビーがシャンデリアのねじねじを外してたんですな。
 落下してきたそれをあわててよけるベラトリックス。
 死んだらどうするとか言ってますよ。
 いや、なんていうかそうなってくれたらありがたかったんだけど。

 ドビーが胸張って「殺しません。深い傷を負わせるだけです」と。
 タチ悪いわ!

 この後、主人になんてことをとかギャーギャーと、ベラトリックスが騒ぎ立てるわけですが。
「ドビーに主人はいません。
 ドビーは自由な妖精です。
 ハリーとその友人を助けます」
 カッケェェェェェ!
 かっけぇけど終わり間近にかっこよくなるとそのキャラは大体死ぬ!(おい…)

 そうして彼らは姿くらましをするわけですが。
 ベラトリックス、寸前でナイフなげやがりましたよ。
 これが結局ドビーに刺さって、彼は命を落とします。
 なんちゅー命中率だ。
 というか失礼ですがこれだけ魔法使いがいて誰もこの傷を治せないんですか。

「なんと美しい場所。
 友人に囲まれてドビーは幸せです」
 彼は最後にハリーの名を呼んで冥府に旅立っていきました。
 
 ハリーは魔法を使わずに自分で穴を掘ってドビーを埋める、と言います。
 埋めるのは構わないのですが、どこともわからない砂浜に勝手に埋葬しちゃって
いいもんでしょうか。

 その頃、湖に浮かぶ島にある、ダンブルドアの墓から杖を盗み出していたヴォルデモート。
 彼はダンブルドアに顔メッチャ近づけて見てました。
 変態!変態!!!(違うって!)
 杖をそろそろと取り出しました。
 チッ、「はずれ」とは書いてなかった。

 とったどー!と言わんばかりに杖を高々と差し伸べるヴォルデモート。
 最終決戦はすぐそこに。
 とりあえず映画が、だんだん原作読んでないとわかりづらい設定になってくるのは何とか
ならんのか、と思います。それを補完してこその映像だろう、的な…。
 
 パート2のラストはいったいどんな映像で締めくくられるのか、楽しみにしています。




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