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トロン:レガシー |
12/26鑑賞
あー、うん、ごめんこれ、3Dってほとんど迫力かわんないんだけど?
光がやたらチカチカするだけで、特に何かが飛び出してくるような感じ、というのはあんまし
なかった気が…。
それより予告のパイレーツオブカリビアンの方が3Dで面白かったっスよ…。それとグリーン
ホーネットと。
というわけで、話は面白かったけど、映像的には、光使ってたらかっこいいとか思うなよコノヤローって
感じではありました。
あとこれ、トロンという作品の続編みたいな感じらしいので、そのトロンの方もチェックしてみたいと
思います。結構昔の映画らしい。
で、作品内に「トロン」を知っているとニヨニヨできる場面があると思うので、wikiで調べた範囲内
ですが、補足させていただければと。
えーちなみに3Dメガネをかけるタイミングはちゃんと出ますからわかります。
それと、2Dで撮影した箇所云々の説明は別になくてもよかったなぁ…。
さて本編。
光がぶわわーと出てきたので始まった!とか思ったら、光テカテカのディズニーロゴだった。
うわぁやられた。
今度こそ本編。
グリッドというのはデジタルの世界で情報が移動する手段どーたらこーたらとか出てきますが
まあそういうのはわからんでもよいです。
ある日ついに、コンピューターの世界に入れた、と、そういう発明をしたおっさんがいると
理解しとけば。
1989年のことでありました。
おっさんが子供に、トロンというキャラクターを教えています。
ディスクバトルやバリアをまとって走るバイクなど、前作で大活躍した話をそのまま子供に
伝えてるわけですな。
このおっさんが前作の「トロン」で奪われた会社エンコムを取り戻したフリンおっさん
その人なのであります。
フリンおっさんというとなんか不倫してる人みたいだな…。
で、トロンというのはこれから先出てくる、フリンの同僚であり協力者でもあるアランの
コンピュータの中での分身であります。
フリンはコンピュータの中で世界を構築するにあたり、ずっとそこにはいられないからと
クルーという分身を作ったと言います。
つまり3人で世界を構築していたわけですか。
それで素晴らしいことが起きたので今度見せてやるよつーて、フリンは仕事に出かけて
いきます。
この時息子に、明日ゲーセン行こうと誘う。
こんなガキをどこに誘ってんねんジジイと思ったら、このゲーセンはフリンが経営している
ものでした。(前作で会社とられた時に、ゲーセン経営に押しやられてた。そこを秘密基地
みたく改造して、ハッキングかましてたようです)
その時投げてくれたメダル。
それがフリンの遺品となってしまいました。
その日からフリンは姿をくらましてしまったのであります。
きっとあれだよ、変なトンネル通って不思議な国に迷い込んでしまったんだよ。
でもって頭のでかいババアに「今日からお前は千だよ!」つーてこき使われてるん
だよ!
もう少ししたら帰ってくるから!両親つれて!(両親ここにいるゥ!)
祖父母と暮らすことになったサムは立派に…いやちょびっとグレていました。
バイクを乗りこなす青年に育ったのはいいのですが、白バイぶっちぎんなよ。
そのサムは、エンコムにこっそり忍び込みます。
現在のエンコムでは、前回サリンにしてやられたデリンジャーのバカ息子が経営陣に
入っていて、もう名前からして危険て感じなんですが(それデンジャーじゃね?)、利益至上
主義みたいなことになってまして。
アランも何とかしたいと思ってんですがどうにもならない状況でして。
それでサムは、今夜12時きっかりに販売開始となる予定の新しいOSを、ネットにアップして
無料で配布しちまうんですな。
それはサリンがそういう経営主義で、無料で配布することにより、それを使って新しい
ソフトを開発するとか、新たな可能性を期待してたからなんでしょうね。
あわてているデリンジャーにアランが、こういう計画だったということにしては、とかいって
ますが、収まるかどうか…。
どうでもいいけど、デリンジャーと他の人たちの会話「このOS12は前のOS11までと何が違う?」
「…箱に12と書いてある」っていうのはばかばかしくてよかったですね。
さすがアメリカン、ジョークが大味だ!
サムは屋上からパラシュートで逃げるんですが、KIDのようにさっそうと姿をくらますとはいかず、
標識に引っ掛かってアウト。
スーパーヒトシくんボッシュートです!ちゃらっららっら〜。
どうでもいいけど警備員とサムとの会話で、エンコムの筆頭株主はサムであることが判明。
だったらまずデリンジャーを経営陣から降ろしたらとも思うんですけども。
まあこういうことすれば責任とって辞めざるをえんでしょうが。
アランがサムの隠れ家みたいなとこにやってきて話をしています。
会社の名前で年に一度サムはチャリティしてるらしいですよ。
そんな恥ずかしいことをいちいちばらさんでも!
でも、アランがやってきた目的は別にありました。
だったら余計にチャリティの話いらんやっただろうが!
アランは、夕べポケベルが鳴った、というのです。
その番号は、フリンのゲーセンオフィスの番号でした。
そしてアランは今頃になって、実はフリンは姿を消す2日前に、すべてこの世界を変えると
言ってきた、何かしようとしていたのかもしれないとか言います。
今頃言われても…!
言っても仕方ないことだから黙っていようと思ってたけど、こういうきっかけがあって、という
気持ちはわからんでもないが20年も経過してから言うなハゲ!
アランはゲーセンのカギをサムに渡して帰っていきます。
で。
なんだかんだで結局気になったアランはゲーセンへ。
お前電気つけるのはいいけど、大音量の音楽は止めようよ!近所迷惑だよ!
ずーっとズンチャカズンチャカ流れてんじゃねーか!
サムは店の奥のトロンゲームに気づき近寄りますが、同時に、床についた傷にも気づく。
さすがですなぁこいつ。
エンコムに忍び込んであれこれやらかすだけあって、観察力は結構ある。
ゲーム機を動かしてみると、そこには扉がありました。
地下に続く道を降りてみると…。
わらわらうごめく地底人が!…いたら別の映画になりますんで。
そこにはずっと主を待ち続けていたシステムがあったのです。
ここでサムがパソコンの知識がなくて、「なにこれ?」で終わってたら多分まあこの映画も
ここで終わりだったと思うのですが(それ既に映画として成り立ってないから!)、彼は父譲りの
才能をもってますから、楽々ログインです。
するとシステムが立ち上がり、サムは光に包まれる。
はい、お待たせしました、こっから3D映像です。
何があったのか理解してないサムは外に出るけど、景色が一変していることにピックリ。
しかもいきなりなんか変な機械に捕まりましたよこいつ。
警戒心なさすぎだろ!
でもサムのことですから、ここがコンピューターの中の世界だと理解しました。
サム同様捕まってる連中が、ゲームはいやだと言ってたり、頭がかけたようなのだったりと
異色なわけですけども。
この連中ははぐれプログラムの存在らしいです。
パソコンでいうたら、デフラグして寄せるような、あの部分部分で存在する容量みたいなもんと
考えておけばいいですかね?
はぐれメタルならわかるんですけども。(コンピューターの中でドラクエをするな)
わけもわからず連れてこられたサムは、服を装着させられ、ディスクをつけられます。
これが記憶とか行動を記録するもので、武器にもなるらしいです。
あとここでサムに装備品をつけさせていた女プログラムの一人ジェムとかいうのが、サムの
ことを「なんか違う」とか言ってました。
なんか違う以前にもとから違いますけども。
つーかあなたがた、プログラムなのに外見は普通に人間なんすなぁ。あと靴のヒール高いね!
わけわからんまんま、ゲームという名の戦いに連れ出されたサム。
初めてなのに勝ち進んでるところがすげぇです。
つか普通に疑問なんですが、ここで人間が死ぬとどうなるんでしょうね?
また、プログラムが娯楽としてゲームを求めるっていうのもなんか矛盾するというか。
感情があるプログラムというのも面白いといや面白いんだけども。
ちょっとこの世界観は混乱しますね。
んで、サムは逃亡を企てるのだけど、立ちはだかる影が。
リンズラーという、君の友人はトンズラーか?というプログラムがえらい強くて、ディスクを
2つ使ってたんだけど、サムが自分のも二つにならないか試していたシーンはちょっと
笑いました。
サムがケガをしたことによって「ユーザ(人間)」だと気づいたボスが、自分の前にサムを
連れてこさせます。
そのボスはフリンその人でありました。
ただし、20年経過しても年は取ってない。
さらに態度がよそよそしいんですね。
俺はお前の父じゃないと言い出すフリン。
ショックを受けるサム。
なにぃこれはSFものと見せかけて実はドロドロとした愛憎劇の物語なのか!?と思ったの
ですが。
サムは、こいつはクルーだと気づきました。
ああ、そういやいましたね、そんな存在が!すっかり忘れてたよ!
そりゃ確かにこいつ、サムの父親じゃねーわ!
この後、サムを始末しようとするクルーとサムの戦いが始まります。
なんか棒みたいなのを渡されるけど意味がわからないサム。
これは、真ん中から割って両手でつかむとバイクとかになるらしいです。
それは理解したのですが、いちいち助走してパッと飛びながら発動させる必要あるんで
しょうか?
もし故障しててバイクにならなかったら、ジャンプしたやつ、腹からビターン!だぞ?
私なら安全性のためにも、立ったままでそれ発動させますけど。
(運動オンチは黙ってろ)
そういうわけでプログラムとの戦いが始まったわけですが。
どうやら、バイクが生み出す光の軌道にあたってもプログラムは消滅する、というのが
わかります。
うまいことぶつけられればそれで破壊できるようですね。
…つーか走る方法がバイクなのはデジタルの世界でも変わらないんですね。
いやもっとなんか足につけて飛ぶジェットエンジンとか、そういうのがあるのかなぁと
考えていたもんで。
しかし戦い慣れてないこともあり、ピンチにな陥るサム。
そこにさっそうと登場したのは!
車でした。
なーるほど、バイクじゃ車には勝てねーわ!
つぶされたし!
謎の人物が乗るその車はサムを連れて脱出します。
…よく考えたら銃とかないんスかねぇこの世界。
みんながディスクでガチンガチン戦うってある意味アナログのような気がしなくもない。
クルーは追ってこないのですが、どうやら彼の支配が及ぶのは、グリッドという世界の
中だけで、コンピューター世界の、グリッドのエリア以外は追えないようですね。
サムを助けた人物の名はクオラ。
ああ、テレビの?それビエラ。
彼女は人気のない荒野の中にある隠れ家みたいなところにサムを連れて行きます。
そこには本物のフリンがいたんですな。
サムは、アランがポケベルが鳴ったと言ってきて、それでこの世界にきて、クルーに
殺されかけたということを説明。
父、そうかーといって夕食に誘いました。
もっと息子の成長たたえてあげて!かなり苦労してたどり着いた!
つーかこの世界にまともに食べられるものがあったことに驚きだよ!
サムはフリンにどうして帰らなかったかを訪ねます。
フリンはあの頃よくここに通ってきていた、と話す。
こちらの数時間は現実世界の数分らしいです。
悟空らは精神と時の部屋ではなくてここで修業すればよかったのでは!?
(無理)
ここの世界を作り上げるのに、アランの分身トロンと、自分の分身クルーを作ったわけ
だけれども、ある時アイソーという新しい生命体が偶然生まれたらしいです。
確かにデジタルの世界にも予期できないバグというものがあります。
誰かによってプログラムされたものではない、アイソーはそういう存在で、フリンらにも
新しい可能性を感じさせたのではないでしょうか。
ところがクルーは、これらは完璧な世界を作るのに邪魔だと殺してしまったらしいです。
しかもフリンに対しても、クーデターを起こした。
それはフリンが命令した、「完璧な世界を作ること」を実行しようとしてのことでした。
ああ、これだからプログラムってのぁ…。
人間てのは、完璧でないこと、失敗もあることを魅力とみなしたり、経験として必要と
みなしたりしますが、デジタルの世界においてはそれは不完全であり、存在してはならない
もの、そういう風にクルーは受け止めたんでしょうなぁ。
トロンはフリンをかばってやられたっぽく、見たのはその時が最後。
逃げたフリンは何度かクルーに戦いを挑んだものの、その都度クルーは強くなっていった
らしいです。
ガミラス星人か!(byヤマト)
フリンが現実世界に帰るには、ポータルというポイントにいかなければいけないのだけど、
クルーによってそこにたどり着くことが出来ず、ポータルは外からのみあけられるため、
フリンは出られなくなったらしい。
…こっちから開けられるシステム作っとけよ!
あと、もし自分が行方不明になった時は、みたいな手紙を向こうの世界に残しとけ!
今はサムが来たからポータルはあいているが、8時間で閉じるから、早くいかないと
サムまでも帰れなくなってしまう。
さあ、なんとか話の解決ポイントが見えてきましたよ!
サムはフリンにも家に帰ろうと誘うのですが、フリンは、あそこに近づくとクルーが、自分の
ディスクを奪おうとやってくる、このディスクはクルーにとっては外に出るためのチケット
であり、クルーを外に出すことはできない、と言います。
外に出たらクルーは不完全な人間の世界を破壊し始めるだろうから、って。
それは…クルーの武器とかを持ち出せる前提での話ではないんでしょうかね?あと、
どう見ても人間の方の武器が強いような気がするよ!?
ここでフリン、どうしてここにきた、とか言い出します。
またまたポケベルの話をするサム。さっき聞いたような…。
フリンは、クルーが呼んだんだなみたいなこと言ってます。
お前、サムがきたからいいけど、もしアランが「いたずらか何かの間違いか」で済ませて
いたらどうするつもりだったんだ!
プログラムのくせにそんなイチかバチかのかけをすんなぁぁぁぁ!!!
ギャンブルはマダオの銀さんだけでいいんだよ!
あいつも10回に8、9回は負けてんだから!
ポータルに行ったら思うツボだ、戦ってはいけないというフリン。
もう自分のためだけに生きられないという彼にサム怒ります。
いやだから、ディスク奪われたらやばいという話を聞いてなかったのかてめぇは。
お前がポータル行こうとして捕まってクルーがフリンのディスク要求してきても面倒だし、
無事に外に出られたとしても、その間にフリンが捕まらん保証はないだろうが。
なんで27にもなってこんな聞き分けが悪いんだ!親の顔が見てみたい!あっ目の前にいた。
クルー消滅にはフリンと再融合する必要があるらしいのですが、クオラが、父の体が
耐えきれないと言ってるのに対して俺が守るとか安請け合いしちゃうサム。
お前は守れもしないのにやたら守る守る言いまくって、大体1回はコテンパンにやられる
黒崎一護か!
外に出てアランと策を練る、クルーなんかキー1つで消せるよと言い切るサムに、クオラは
フリンの言ったことよく考えて、と声をかけるのでありました。
この後クオラはサムに、ズースというプログラムを知っていると声をかけてきます。
反クルーのメンバーで、彼に会ってみてと。
そういうわけでサム、グリッドへ向かいます。
ハイ、余裕で見つかってます。
でも彼にも策がないわけじゃなかった。
バイクをそこらへんにいた人に渡して、警備の目を逃れてる間に町の中に行くんですね。
そこで彼はジェムと再会。
つーかこっちの世界でも日傘…いいですけど…。
ジェムはズースに会いたければキャスターという人を通す必要がある、とそこに連れて
いってくれます。
んー、このジェムという存在、悪いけどミステリアスに出てきたわりにはほとんど意味が
なかったというか。
もうちょっとこう、なんとか際立たせて欲しかったなぁ。
一方サムがグリッドに向かったことを知ったフリンもあわてて町に向かいます。
クルーの方はサムが考えなしに通りすがりの人に渡したバイクから隠れ家の情報を
得てそこに向かいますが。
もぬけのカラでした。はい、はずれー。
このあと部下らしいハゲおっさんがガッシャンガッシャンもの倒したりして笑えます。
しかも本の間からなんかこれは…みたいな感じで黒い表紙の本を取り出すので、
さてはデスノート!?とか思ったら読んでただけだったし。
お前はやることなすことすべてが紛らわしい!
サムですが、キャスターにズースのことを聞いたら、こいつが本人でした。
なるほど、こうして、ズースに会いに来る人間を仲介人のフリをしてどんな奴か
見極めるってのは賢い方法ですね。
でもそこにクルーの警備隊がやってきた。
ズースは裏切り者だったわけです。
えーと?
サム、まんまと敵の罠にはまったと?
アホですかこいつは…。
そこにクオラが乗り込んできてさっそうと戦い………気のせいか、やられてるように
見えるのですが?
ピンチのサムとクオラを救ったのはフリンですが、逃げる際にズースにディスクを
奪われてしまいます。これ簡単に外せるもんなのかよ。
クオラの方は腕をやられて活動停止中。ええいプログラムは面倒くさい!
エレベーターからギリギリ脱出した一同。
サムもさすがに、ポータルにたどり着くどころかクオラがこんなことになり、父のディスクは
奪われ、反省したらしく、自分が悪いと言い出します。
で、何とかしてみる、と。
「もうこれ以上何もするな!もめごとを増やすな!」と激しく怒るフリン。
ありがとうお父さん、あなたは全観客の心の声を代弁してくれました!
この後フリンは、そこに止まっていた電車に乗ることを思いつきます。
ポータルの近くまで行くらしい。
これ銀河鉄道?
メーテルは?メーテルはどこですか!?
ここでフリン電車見ててサムに「電車に飛び乗ったことはあるか?」と聞き、サムは「はあ?」と
いうのですが。
飛び乗るわけでもなんでもなく、普通に歩いて乗っていってました。
聞いた意味ネェェェェ!!!!!
クオラを修復すべくプログラムをいじってるフリン。
彼女は最後のアイソーだそうですよ。
つーか和やかに会話してるヒマがあったら、プログラム治すか警戒するかどっちかしやがれ。
クオラは治ったのですが、再起動するまで時間がかかるということで、二人は和気藹々と
これまでの話を始めます。
追手が来るかもしれないというのに緊迫感のない親子です。
ズースの方はクルー相手に、フリンのディスクをちらつかせながら取引を試みていましたが。
まー欲張ればうまいこと行くはずもなく。
大体想像通りのことになりました。
クルーはフリン達が電車に乗って逃げていることに気づきます。
フリンらも、電車の軌道がおかしくなったことに気づく。
クルーはプログラムを生み出せない代わりに、破壊と目的の変更は出来るから、おそらく
それで軌道変えて、フリンらが乗ってないか調べるつもりらしいです。
ここでクオラが二人を助けようと自らおとりになって捕まりにいくのはよかったですねー。
さっき助けた意味あんまりなかったですねー…。
ほっとけないと出て行こうとするサムを全力で止めるフリン。
お父さん、どうやらこのバカ息子、さっき言われたこともう忘れてますぜ!
フリンは手はある、と言います。
クルーは普通のプログラムをガードプログラムに次々変えていくんですな。
つーかこんだけガードいたらうっとうしいだけだろ!
サムはそれらを見て、これ全部を現実の世界に連れていく気だと気づきます。
連れて行ったところで、ディスクは多分構造が違うからなくなるだろうし、武器がない
状態でどうやって人間を制圧するというのだね…。
まあいいけど。
一人でポータルから脱出して、外からクルーを消せというフリンに、俺たちはチームだろと
子供の頃言われたセリフを返すサム。二人でチームもくそもねぇよ。
二人はここから二手に分かれて脱出に乗り出します。
フリンの方がさすがって感じでかっこよかったなぁ。
サムが乗り込んできて、あの部下のハゲがびびって「ユーザー万歳」と一歩下がったのは
ちょっと痛快だったですな。
フリンの方は見張りのプログラムをいじって飛行機を調達してました。
で、クオラを助けたサムはフリンのディスクも取り戻してパラグライダーで脱出。
屋上から飛び降りた経験が役に立ちましたね!
今度はひっかからなくてよかったな!(ここでつかまったら映画終わる)
彼らはクオラの操縦する飛行機で脱出。
クルーも当然おっかけてきます。
あーあの光るバーのやつ、飛行機にもなるんだぁ…。
だから、飛び出しながら発動させたら、もし故障してて発動しなかった時に落下して死ぬっつの!
クルーの追手を撃破しながら「泳いで帰れ」とかムチャなことを言うサム。
彼は気づいてないですが、バリアもない状態でマシンガン撃たされている彼の方が、飛行機前方に
乗っているフリンやクオラより危険です。
追手にリンズラーも加わるんだけど、確かフリンだったと思うけど、彼がトロンであることに
気づきます。
クルーによって「目的を変えられた」トロンだと。
この後トロンは自らの本当の目的を思い出し、クルーの飛行機に体当たりして撃墜させる
のがかっこよかった。
前作の勇者の、最後の活躍といったところでしょうね。
でもクルーはしぶとかった。
このあと、トロンの光るバーを奪い取って追跡していきます。
そんなことも知らずに和やかな雰囲気の中3人はポータルに到着…しましたが、クルーが
待ち受けていました。
この後は定番の、クオラとサムを先に行かせてフリンは残ってクルーの相手をする、みたいな
展開になるのですが。
やったと思ったのは、フリンが自分のディスクをクオラのと取り替えていたことですね。
これなら二人が脱出したあとクルーが外の世界に出ようとしてもそれは不可能になる。
何のためにというクルー。
多分何のために自分の身を犠牲にするようなことをするんだ、と聞きたかったんでしょうね。
プログラムには理解できないでしょう。
自己犠牲の精神というものは。
フリンは「大事な息子だ」と言います。
そしてしつこく二人の後を追おうとするクルーに対して、なんか波動砲みたいなのをかまして
再融合し、フリンは砕け散ったのでありました。
最後の地面に手を付けてドーン!という波みたいなのがよくわからんけど、創造主だから
出来た技だと解釈しておきましょう。(そんなムチャな)
じゃあな、坊主っていうフリンがかっこよかった。
続編が作られて主役が息子になってると、大体前作活躍したキャラって死にますね。
それは仕方ないんだけど、私はサムよりフリンの生き方がかっこいいなと思いました。
そういうわけで現実世界に戻ったサムは、実体化したクオラとともに朝日を見に行くので
ありました。…うん、すがすがしいくらいノーヘル1
アランには一緒に会社を取り戻そうと言ってましたが、ゲーセンの戸締りをアランに押し付けて
いくのはやめれ。
えー…。こんな作品ですので、映画館で見なくても、エコポイント目当てに最近買った大きな
テレビで、DVDになってから見ればいいと思いますよ。(怒られる!各方面から怒られる!)
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