多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ツーリスト


ツーリスト

3/16鑑賞

 なかなか面白かったです。ラストは予測できるんだけど、それまでの展開がよかった。
 だらけるとこもないし、話の流れとして良いまとまりだと思いました。
 
 フランスはパリにて。
 ある女性が警察の監視を受けています。
 彼女の名はエリーズ。
 つーか警察堂々と見張りすぎ。
 滞在してるアパートの真下に警察車両つけてひそかに監視とか無理にもほどがある!
 あとエリーズの動き監視してる警察官、尻だけ映してどうする。
 ちょっとォォォ!この人たち、真選組のストーカーよりタチ悪いよォォォ!!!

 エリーズはいつものカフェにいってのんびり朝食なんですが。
 どうでもいいけど紅茶とオレンジジュース一緒に頼む人初めて見たよ…。
 見てる刑事が、「紅茶飲んでる、紅茶」つーててウェイターに「紅茶ご注文でございますか」
って言われてたのはちょっと笑った。でかい声で無線に言い過ぎなんだよてめーらは!

 そこにメッセンジャーがきて、エリーズに手紙を運んできます。
 それを見ていた刑事らは、いつものエリーズの動きと違うことがあった、とロンドン警視庁の
アチソン警部に連絡。
 エリーズは手紙を読むと急いで行動に。
 刑事らは、メッセンジャーを逮捕してました。
 手紙運んできただけなのに…。

 手紙の主はピアースという、エリーズの恋人からで、警察の監視を逃れて、自分に体つきの
似た男を選べ、と書いてありました。
 要するに、替え玉を探せってことかよ…。
 ピアースはアチソンが追っているとある犯罪者なのですが、2年音信普通だったのが、エリーズに
連絡を取ってきたのです。毎日監視していた甲斐あって、連絡の場を抑えたアチソンは部下に尾行
するよう命令。ちなみに手紙はエリーズが燃やして立ち去ったのをあわてて灰を回収してました。
 これからある程度手紙復元するんだからすごいですね。
 
 エリーズの行動からして、彼女もただ者じゃないっていうのがわかります。
 電車に乗れという指示に、電車から客が大量に降りてくるのを待って、そこをするっと抜けて電車に
乗って、刑事が追えないようにしたりとか。つーか刑事らも階段下りていくのにはじをいけばいいのに…。
なんで無理やり人があがってきてる真ん中を抜けようとするんだ。

 そういうわけでまかれてしまったわけですが。
 アチソンはジョーンズという上司に報告しているわけですが、メッセンジャーはやっぱり無関係の
人であったことがわかります。
 んで、ピアースは、未納税があって手配されてるらしいんだけど、それの捜査にすでに800万ポンド
使ってるのでもう捜査打ち切りね、と言われてます。確かに税金未納でそんだけ捜査費使ったら、いくら
なんでもやばいだろ…。
 つーかピアースが警察から追われてるのって税金未納で?ま、額は多いらしいんですけども。

 あきらめずアチソンは灰を分析しているわけですが、そこから、リヨン駅で8:22発の電車に乗る、と
手紙の内容を突き止めました。
 そして自分の体格に似た男、という文章も。
 よかったですね、これでエリーズと同行していた男がいたとしても、ピアースだと誤解されることは
なくなります。
 どうやらピアースは、顔がわからない人間のようですので。

 エリーズは電車の中で慎重に、一人旅をしていて体つきが似ている男を探します。
 んで、いきなりある男性の向かいの席に座っちゃう。
 あいてますか、くらい言えや!
 しかも、相手の男が、これはタバコではありません、電子タバコです、と説明すると、がっかりだわ、て。
周囲気にする男はつまんないそうです。
 お前ェェェ!どんだけ女王様!?初めてであった男に挨拶もせず、そんなこと言うなんて、これ沖田君
だったら間違いなく鼻フックだからね!?怒られるからね!?
 で、男はフランクと名乗ります。
 …フランクなのに全然フランクじゃ…あれぇこのネタ3回目の気がするよ!?

 どうしてベニスへ?と聞くフランクに、あなたスパイ小説が好きなみたいだから話を考えて、とムチャ
振りするエリーズ。
 フランクは外交関係で来てる、とか父が誘拐されてあるものを盗めと脅迫されてる、とか適当言うの
ですが。ある意味これ伏線といえなくもないかなぁ…。
 その話の流れをぶっちぎってエリーズ、私を食事に誘ってとか言い出します。
 人に話を振っておいて自分から話題転換しやがった!
 仕方がないのでフランクが「食事どうですか?」というと質問口調は嫌だ、というエリーズ。
「食事に行こう」と言うと命令口調だという。
 ほんにこの女は遠慮というものを知りませんのー!
 というわけで、僕は食事に行きます、あなたも一緒に行きましょう、というと承諾しました。
 めんどくせー女ですのー!!!!!!!
 しかも行った先が食堂車!
 降りてからの話じゃなかったのかよォォォ!!!

 フランクの職業を聞くエリーズ。
 もうなんなのこの人。いろいろ面倒くさすぎる。
 フランクも「え?海賊」とか言っとけよ。どうせ次回作ソレなんだから!(中の人が同じなだけ!)
 フランクは数学教師、と言います。
 ダメだししてくるエリーズ。もう疲れた…。
 フランクは、さすがにあからさまな刑事の監視に気づいたようで、こっちを見てる二人組がいる、
と言うのですが、エリーズは笑い飛ばします。
 刑事は観光のフリをして撮影したフランクの写真をロンドン警視庁に送ります。
 で、アチソンはイタリア警察に協力を頼むことにする。
 せめてフランクがピアースかどうか身元判明してからにしようよ!

 しかもこの後連絡を受けてイタリア警察、駅のホームで待ちうけてるんだけど、皆がずらっと電車の
入り口にあたる部分で待ってたらあからさますぎるだろうが!…あ、隠れた。つーても電車から見たら
丸見えだと思うんですけど。
 フランクは、過去に奥さんがいたんだけど死んだみたいなこと言ってて、ともあれサンタルチアに
到着したので降りる、といってエリーズと別れます。
 
 一方アチソンの方は、フランクの身元が分かってただちに捜査中止。
 フランク、無実の罪で逮捕されなくて済みました。
 3年前の旅行で奥さんを事故で失ったツーリスト、と身元がわかったからです。
 連絡受けてイタリアの刑事が一斉に帰っていくのが笑える。

 フランクは電車降りてましたが、他の人に手を貸してあげてました。
 これはアドリブだろうか…。

 アチソンの方はくそーって感じなんだけど、ある部下が、フランクの写真を見ていて、こいつが
てっきりピアーズだと思ってしまうんですね。
 ほらーちゃんと説明せずに追い払うから…!
 しかもこの部下、悪いことに密通者だった。
 ある組織のボスに、ピアーズの今の顔がわかった、と連絡してしまうのです。
 うわぁー警察よりやばい相手に誤解された、フランク!
 なんかハゲ坊主に追われることになりそうだぞ!

 さてこっちは事情も知らず、どこに行こうかなとフランクが地図見てると、エリーズが船から声
かけてきます。優雅です。
 行くところもなかったので彼女についていったフランク、たいそう豪勢なホテルに案内されます。
 夫婦として中に入ってるし、最高級のスイートだし。すげぇですね。
 アクセサリーとかもかなりの数用意されてるし。え?これ全部持って帰ってもいいものですのん?
(こらこら)
 服を着替えたエリーズにフランク、ぐっときた、というのですが、エリーズに「おなかが?」とか言われてます。
 それだと「グウって鳴った」だろうが!
 日本語は難しーのー!(しゃべってるのは英語です)
 食事行った先でも、エリーズが注文すると、すばらしいチョイスです、って言われたけど、フランクは
どうやら言われなかったらしい。ま、女性にチヤホヤするイタリアですから…。
 フランクはエリーズに、君の彼はホテルにまで贈り物する人なんだねーとかいうけど、エリーズは
大切な人だった、とか言います。
 過去形だから死んだのかと思ったら、長いこと音信不通だったのに、呼び出されて言うなりに
なってるのが腹立たしいらしい。女王様気質だもんなぁこの人…。
 あとエリーズは母からもらったブレスレットしていて、ヤヌスの顔が入ったものとか説明してますが、
特にこれは意味ありませんでした。
 人には二つの顔があるから、恋人の両方の面を愛しなさいって言われたって。
 全然伏線になってないだろうが!

 この後ホテルに帰ってきて飲み物作ってるフランクですが。
 なんかソーダ水?入ってるボトルがブバババとかいってるが大丈夫なのかフランク!
 NGテイクを無理やりOKにしたわけじゃなかろうな!?

 フランクが「その花、前からあった?」と言い出して、花があるのに気づくエリーズ。
 この人の正体を考えると気づくのが遅すぎます。
 そこにはピアースからの手紙が。
 舞踏会への招待状でした。
 明日あるらしい。
 ここでのエリーズの行動がわからんのだけど(推測はできるんだけど)フランクとキスをしてて、
ピアースを追っている組織の連中に写真を撮らせるわけですね。
 つまり、フランクがピアースの姿だとわざと誤解をさせたんだとは思うんだけど…。
 それにしてはもっと街中で親しい様子とか見せつけてなくてここでいきなり、だから不自然な
感じするんだけどなぁ。
 ともかく、写真撮らせた後、エリーズさっさと自分だけは寝室に入って、フランクにはソファで寝る
ことを要求。この女、ひどすぎます。お妙さんでも近藤さんに対してそんなにひどく…あっ、あの女
「死んでください」とか言ってたわ!
 そういうわけでソファに寝ることになったフランク。まあ最高級のスゥイートなのでソファも広い
わけですけども。律儀にパジャマに着替えてるとこがさすが庶民っぽくてかわいいです。
 しかも、寝室のドア開けてエリーズのとこに行く夢見てるし。案外呑気だな!
 でもって彼が目を覚ますと、朝食が届いておりました。
 ソファで寝てるフランクを見て顔色一つ変えず、「奥様から頼まれました」という従業員。
さすがです。

 フランクがその言葉に、寝室にいってみると、エリーズはいませんでした。
 一人で逃げやがったな!
 つか結局何がしたかったんだろう…。
 フランクの方はゆっくり朝食を…取れればこの映画の顛末も変わってたんでしょうが、組織の
人間が乗り込んできましたよ!
 組織の人間も「お前ピアース?」って感じなんだけど、フランクが銃を見て逃げたのでとりあえず
追っかけることに。
 洗面所に逃げ込んでフロントに助けを求めるフランクでしたが、あわてすぎてスペイン語しゃべったり
して結局通じず、スペイン語がお上手で、と言われて「どうも」とか言ってる始末。
 そんな場合かー!
 電話切れた後フロントも、アメリカンがとか言ってやがるし。
 おいこらへなちょこヘタリアが。

 というわけで屋根を逃げるフランク。
 それを発見してびっくりするエリーズ。
 え…なんであんたが驚いてんの…つーか手を振るな!そんな呑気な場合じゃない!
 エリーズを見張ってた部下がアチソンに連絡するんだけど、見張ってるのはエリーズだけだから
フランクを助ける必要はない、とかひどいことを言います。
 そういうわけで命からがら逃げたフランクですが、逃げる途中に警察官一人間違えて川に
叩き落としたため逮捕されてしまいました。
 ちなみにイタリア警察はマフィアと癒着してるともっぱらの噂です。(何をいきなり)
 事情説明するフランクですが、「女と会ったのが発端で、ホテルに連れていかれたんだ」と言われて
この刑事、「うらやましいな」とか言ってるし、「別の男がいるんだよ」と言われて「残念だったな」とか
言ってるし、女以外に興味はないのかお前は!
 ダメだこいつ、根っからのイタリア男だ…!
 さすが戦争になって逃げる時でもナンパだけは欠かさなかったイタリア人だぜ…!
 で、拘留されてしまったフランクだけど、深夜その刑事が、君はピアースという男と間違われている、
危険だ、と連れ出しに来ます。
 …なんだか嫌な気がします。
 ピアースは組織から金を盗んで逃げており、その組織はピアース、つまりフランク(と思い込んでる)に
賞金を懸けたと。
 はい、ここまで言えばわかりますね!
 わかってないのはフランクだけ!
 船に乗せて連れていかれたフランク、刑事が組織の人間と会って金をやり取りしてる時点でようやく、
自分がピアースと勘違いされていて、組織に渡されようとしているのだと気づきます。おせぇ!
 そこに現れたエリーズ。
 船のロープをフランクの乗せられてる船に括り付けて無理やり引っ張りました。
 あわてて追う組織の連中。一人船にかっこよく飛び移ろうとジャンプ!落ちた!アホか!
 ここのシーンはなかなか面白かったです。
 フランクが手錠括り付けられていた船の手すりが外れるんだけど、そのままフランク、水中にドボン。
 組織の男が一人、フランクにしがみついてたから、エリーズ船をとめるわけにもいかなくて、フランクおぼれるぅ!とか
思いながら見てた。
 ま、なんとか引き上げてもらいましたけども。

 組織のボス、ショーは、フランクを取り逃がしたのが気に入らんからつーて、報告にきた男を殺して
ました。
 気持ちはわかるが手ゴマ減るぞ。

 フランクはどうして僕が狙われるのか、と言うのですが、エリーズ、私がキスしたからとあっさり。
 ひどい女です。
 巻き添えにする気はなかったとか取ってつけたように言われても!
 ま、エリーズにとっても、ショーが出てくるのは予想外だったと言ってます。
 つまり、秘密を漏らしてたアホが、フランクの顔を勘違いして伝えさえしなければ、警察の疑いは
とけてエリーズは無事ピアースと接触できてたってことですもんね。
 ここでエリーズは、ショーは妻が結婚前に交際してた男を全員突き止めて殺したのみならず、
数が多かったんで妻も殺したという話をします。
 …それは…どちらかというと愛情がなかったんでは…。理解不能な…。
 ともかく、そんな怖い男の金をとったのがピアースだと言います。とんでもないやつだな。

 夜が明けてエリーズはフランクを空港に降ろします。で、荷物を返して自分は船で走り去って
いきました。
 しかしフランク、君が好きだとかつぶやいてました。
 あんな目に遭ったのに!(しかしこれは後で伏線だとわかる)

 エリーズの方はなんと、どっかの部署にやってくるから何かと思ったら。
 アチソンと知り合いだったのがわかります。
 腕利きの諜報員だったらしい。今は停職中。
 ただし、本当にピアースと恋に落ちたようで、彼を追ってロシアにいった後どうなったか
わからなくなってたのかな。情報を流さなくなったってことですか。
 だから彼らは、ピアースと接触するかも知れない、と彼女を見張ってたということですね。
 彼女はピアースを渡すと言います。
 今夜、舞踏会に招待されているからと。
 こうしないと誰かが殺される、というエリーズ。
 まあ確かに、フランクがショーに殺されそうな感じですもんね…。

 エリーズは盗聴器をつけて舞踏会に行くみたいです。
 ちなみにフランクも、帰国してなくてなんかいい服着てどっか向かってた。

 舞踏会にやってきたエリーズに早速接触してきた男が!
 監視の刑事がハッとなる中、待ってたよとかその男は言います。
 こいつがピアースか!とみんなが思った時に、エリーズは立ち去ってしまいます。
 正体は地元では有名なナンパ男でした。
 アチソンが、「今夜は(ナンパは)我慢させろ」と言ってたのめっちゃ笑った。

 エリーズの方はピアースからの手紙を受け取りました。
 手紙を置いた男を懸命に追うのだけど。
 その前に現れたのが!
 なんと!
 あの!
 皆が待って…なかったフランクでした。
 お前ェェェェ!!!空気読め!
 そりゃーアチソンじゃなくても「あのバカをつまみ出せ!」って言うわ!

 「はい、今夜のお通しは切り干し大根です!」
 その「つまみ」じゃネェェェェ!!!!!

 踊りだした二人を見て唖然とする刑事ら。
 フランクは、招待状なかったけど、妻を見張りたいと言って入れてもらったらしい。
 ともかく、エリーズはちょっと踊った後すぐにピアーズを追いかけます。
 手紙を置いたのが彼だと思ってんですか。
 フランクの方はアチソンに捕まりました。当たり前だ!
 エリーズが取り出した手紙には、ある場所の指定と、カギが入ってました。
 向かうエリーズ。ショーらもそれを追っていく。
 刑事らも船で向かいます。
 ちなみにフランクですが、アチソンがちょっとからかうとか言ってて、組織の人間の
フリをして、ピアーズ、お前には7億4400万の滞納税金がある、と言います。
 えらい驚いてるっぽいフランク。
 私はここで、あれ、フランクが本当にピアースなのではって思いました。
 ショーから金をとって追われてるのは知ってたけど、税金滞納で警察から追われてた
のは知らなかった、みたいな。それで驚いた感じを受けたので。
 ともあれアチソンは、お前うまく整形したなぁ、と言ってからかったあと、やっとネタ晴らし。
 フランクに、ちゃんと身元知ってる、お前はピアースじゃない、と言います。
 だがしかし、800万フランつぎ込んだ捜査を2回も台無しにしたやつだ、というイヤミは
忘れませんでした。
 解決までここで拘留する、って。

 エリーズの方は、フランクがそんな展開になってるとは多分興味もないでしょうが、ピアースが
呼び出した場所へ。
 いったのはいいがショーらも入ってきたんですけど。
 ここでピアースを待つとか言われても、気づいたら逃げるんじゃないの?
 突入部隊を用意させたアチソンは、慎重に行方を見守ります。
 エリーズが殺されると心配するフランク。
 アチソンは、彼女はプロの諜報員だから、みたいな感じなんだけど。
 ショーは、金庫のありかをエリーズに言わせて、番号を入力してあけるように言うんですね。
 アチソンはそれでもピアースが来るかもしれないと、発砲許可を出さない。
 つかここでエリーズが殺されたらピアースも現れないと思うんだけど…。

 そんな中、監視カメラに、んしょんしょと一生懸命中に忍び込んでいく男の姿を発見して、
笑いながら、「お前に似た男がいるぞ」とフランクに話しかけるアチソン。
 …フランク、あーたの後ろにいませんけど。
 彼は手錠を外して逃げてました。エリーズがピンで手錠外した時に、外し方見てたんですね!

 フランクは自分がピアースだというのですが、エリーズは違うという。
 フランクは自分が金庫を開けるから、エリーズは助けてやれと言います。
 私は、「ああ、数学教師だから番号の組み合わせを計算で導き出すのかな?」と呑気なこと
考えてたんですが。
 それでも発砲許可を出さないアチソンのところに、ジョーンズが現れて発砲許可命令を出し
割とあっさりとショー以下全員組織の連中、撃ち殺されました。
 やってきたジョーンズはエリーズに、君の停職は取り消す、君はクビだ、と言ってたけど、それは
ピアーズに協力したから?まあいいわ。
 で、刑事らは、ピアース確保したという連絡を受けてそちらへ。

 エリーズはここでフランクに、あなたを愛してるけどピアースも愛してるとかひどいこと言ってます。
 ところがどっこい。
 フランク、マジに金庫を開けてしまいます。
 やっぱりこいつだったんですね。

 ピアースの方ですが、いってみると、単なる旅行者で、お金もらって手紙を出してただけ、というのが
真相のようです。
 やっぱりねー。
 ベニスだぜとか言い訳してましたが、お前これアメリカの警察だったら一発殴られてんぞ。

 戻ってきたジョーンズらが、金庫開けてみると中には一枚の紙切れが。
 ピアースの名で、滞納していた税金の額の小切手が。
 つまりこれで、彼らはピアースを逮捕する理由がなくなった。
 アチソンに、事件は解決って言うジョーンズが面白かったです。
 ギャングから金をとっただけだし、女の趣味もいい、憎めない男だって。
 ジョーンズ、フランクがピアースだったことに気づいたんでしょうね。

 そういうわけで二人はヨットで優雅に逃避旅行堪能中。
 エリーズが、2000万ドルかけてその顔なの?とか失礼なこと言ってました。
 お前ぇぇぇぇ!!!

 期待しないで見に行った分面白かった。
 派手なアクションはないですが、化かしあい、みたいなのが楽しめました。
 ひたすら振り回されて終わったアチソンがちょっとかわいそうです。



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