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陰陽師 |
11/6鑑賞
暴風雨で大変でした…。下り坂でペダルこがなきゃ進まないってどういうことっ(笑)。
さてさて。
全体的な感想としては、「これって『陰陽師』(夢枕獏原作)というよりは『王都妖奇譚』(岩崎陽子)
+参考、『陰陽師』なんじゃないの?」って感じでした。王都妖奇譚をご存じない方には何のこと
やら…ですが、今の「陰陽師」が夢枕獏さんが発端でブームを巻き起こす前に、「王都妖奇譚」と
いう安倍晴明を題材にしたマンガがあったのですよ…。
私としてはこっちの方がより晴明っぽくて好きなんですけどね。博雅は出てこないんですが、
代わりに藤原将之という似たようなポジションの人が出てきます。しかし将之は音楽の心得は
ないわ、イノシシと呼ばれてるわ、ムチャクチャですが、それでも晴明のかけがえのない友人なの
です。
将之と出会って、それまで自分以外すべて敵と見なし頑なに心を閉ざしていた晴明はどんどん
普通の人間ぽくなっていきます。で、『陰陽師』に出てくる晴明はどちらかといえば、したたかで
計算高い男と私は思っているので、何となくこの「陰陽師」という映画の晴明にはイメージが結び
つかなかったんです。
いや「陰陽師」の晴明もとても計算高く、どちらかと言えばクールだから、そこに重点を置くと確かに
「原作/陰陽師」となるのだろうけど…。
そのことを踏まえて(笑)。
冒頭いきなり長岡京の時代から始まったんで、ちょっと映画を間違えたかと焦りました(苦笑)。
祭壇の前で何かの肉を食べる小泉今日子。まぐろっぽい、と私は思ったんですけど…。
それから約150年。いよいよ平安の世に時代が移ります。
何だかいきなり陰陽寮や天井人達の反感をかっている晴明さん。どーも恒例の会みたいなんが
面倒で逃げていたらしいです。陰陽師は全員出席なのに。
っておい!博雅も寝るな!(笑) 「はっっ」じゃねぇ(苦笑)。
で、晴明は天井人らに冷やかされて、飛んでいた蝶を葉っぱで一刀両断にします。ひぃっと、
慌てふためいて逃げていく人達。
いやーここはやっぱ原作どおり「カエル」でやって欲しかったなぁ…。グロいけど、映画の内容と
してはもっとグロいとこもあったから十分いけたのでは?
王都妖奇譚だと、カエルをつぶして「ひぃっ」と皆がなっている中、晴明はマジな顔で「おっと、これ
では甘かったですな。もっと検討の余地があったかと…」みたいなことをしゃあしゃあと言うのです
けど。
ここで初顔合わせの博雅と晴明。博雅は「スカした顔してばばんばん」と晴明のことを思ったかどうか
知らんけど、いい印象はもたなかったみたいですね。
どっかの大臣だかの庭の松に、瓜が生えた時「晴明を呼ぼう!」ってことになって、「博雅頼むぞ」
って言われて「何で俺が…」とつぶやいてたからなぁ(笑)。
でも無邪気に(というか会心の笑みで)「うりゃっ」とうりをつつく博雅がマジかわいいと思いました(笑)。
ある橋をわたる時、何か結界を通り抜けたようなシーンがあったんですが、あれって晴明が様子を
見てたってことなんですね…。私はあそこを境に博雅が異界へ迷い込んで…という話になるのかと
思ってました。なんだよ、もう。
博雅、反応が正直でいいなぁ。「そんなに私のところへは来たくありませんでしたか」とか言われて
口ごもるし。普通の人なら「とんでもない」とごまかして終わりですよ。
で、ここで晴明が「そんなに私の顔は狐に似ておりますか?」と言うシーンがあるのですけど、そこに
晴明の本音を見た様な気がしました。
普段はきつねの子だの妖だの人間ではないだのとさげすまれるのに、何かあった時は一心に頼りに
される。
そんな都合のいい人達に晴明はつくづくいや気がさしているんじゃないかなぁって。あのセリフは
ある意味強烈な皮肉となんてーの、自分を軽んずるっていうか、そんな意味を含んでいると思いました。
で、酒を差し出されて素直に飲もうとする博雅。ハッと気がついて「私は酒を飲みに来たのではない!」
あんた、遅いよ…(苦笑)。
そして2人は大臣の家に向かい、晴明は瓜が「呪(しゅ)」のかけられたものであることを見抜きます。
やっぱ晴明ほどの人になると見ただけで分かるんだろうなぁ…。
手紙をさわって、イベント申込なんかアンケートを送ってきてくれたのか、開封せんでも分かるのと同じ?
(いや、そんなレベルの低いのと比べられても…誰でも分かるし)
瓜を博雅に持たせて晴明が割るんですけど、中から呪のかけられた蛇が出てくるわけです。
そん時の博雅の顔といったら…いや、すげーリアクションだなおい、と突っ込んでました(笑)。
ともあれこれで、博雅は晴明という男のすごさの一端を知るわけですが、その頃左大臣の娘に子供が
生まれます。この頃の政治の様子とか、私全然わからないんですが、要するに左大臣と右大臣という
「帝」に近いポジションがあって、男の子が生まれた方が次期帝候補ということで繁栄するんじゃなか
ったっけな。で、双方男の子ならより帝の寵愛を受けている方に。
そして、自分の立場の危機を感じた右大臣は、左大臣のとこに生まれた子に呪いをかけます。ここで
手を貸したのが陰陽寮のリーダー、導尊。私中盤くらいまでずーっと、リーダーと導尊別の人だと
思ってました(汗)。だっていやしくも陰陽寮を率いる人が、そんなことするなんておもわねーものよ。
で、子供は呪いを受けてすごい姿になっちゃうワケですが、博雅が晴明のところへ「何とかしてくれ」
とやってきますが晴明はどこ吹く風。フラーっとあるところに出かけていって、博雅に「笛を吹いてくれ」
と言います。(ピューッと吹くジャガーさん!?と思ったり…すいません…)
その音に姿を現したのが小泉今日子扮する青音さん。青音さんはこともなげに晴明に向かって「30年
ぶりですね」と言います。晴明、あんた一体いくつだ。(私は最初青音さんって、晴明の母親かと思って
ました)
その青音さんと共に晴明は左大臣の家に向かい、呪を解こうとします。ところが相手は導尊。呪が
破られかけていることに気付き、新たに強力な呪をかけはじめます。晴明と導尊の一騎打ちです。
そしてギリギリのとこで晴明が子供から青音さんに呪を移すことに成功、導尊は印を破られちゃいます。
子供はもとの姿に。つーか、あれ素で「クシュン」ってくしゃみしてたろ。
で、博雅はもう呪いを間近に見てビックリって感じ。呪を体に留めて疲れ果てている青音さんとともに
晴明の家へ帰ってきます。そして、そこで青音さんは呪を体から出します。
「太刀を抜かれよ」と言われてワケが分からぬまま抜く博雅。ああっ腰が引けててダメダメだぁ。
思ったとおり、青音さんの体から出た呪に翻弄されてます、博雅(笑)。切るどころじゃありません。
しかも「切れ、博雅!」と言われて「博雅ぁ〜!?」って逆ギレしかけてるし。そんなとこに反応せんで
よろしい(笑)。いやお約束どおりな人だ。
で、結局何とかなるんですけど(笑)、これを機に2人は友達のようになります。
どこかのシーンで、博雅が笛を吹いていて、夜空の星二つが一つになるシーンがあったのですが、
私はあれ、都と凶星をあらわしていて、都に凶星迫るという意味かと思ってました(汗)。
博雅は夜毎笛を吹いていて、それを聞いている女性がいるのですけど、女性は姿も見せず名も教えて
くれません。博雅は密かにこの女性のことをいとおしく思ってます。この時代の人達はとても雅な恋愛
をされていたんですね。現代とは大違いだ(苦笑)。
そして、博雅は晴明に「好きな人がいるのか」って言われて、「どうしたらいい?」みたいなことを
聞きます。博雅、それだけは聞く相手を間違っていると思うぞ(笑)。
晴明は「あの夜空の月は貴方のものです、と言えばいい。相手が承諾すればそれで月はその女性
のものだ」とワケわからんことを言います。博雅は「そんな恥ずかしいことがいえるかっっっっ」と怒り
ますが、ちゃっかり女性に言ってるあたり…ほんと、ポイント外さない男ですな。
しかしその女性は「私に月の歌を詠んだ人がいます。その方のことが忘れられません」と涙を流し
ながら去ります。博雅の笛の音に心を救われたと言い残して。
で、右大臣は計画が失敗した悔しさのあまり、晴明と青音さんをとらえて切ろうとします。
「その女が口から化け物を吐き出すのを見たものもいる!」という言葉に、晴明は涼しい顔をして
「ほう、誰ですかな?」と聞き返します。晴明は自分の屋敷に結界を張っているので、誰もいなかった
ことを知っていたのだと思う。見たという者がいるならば、間違いなく呪の結果が気になって式神か
何かで見ているのだということも。
そこへ左大臣が現れて「帝の承諾なしに陰陽師を切っていいと思っているのか?」と諭し、晴明らは
無罪放免となりますが、導尊に操られた男が晴明に切りかかり、かばった青音が切られます。
場は大騒ぎとなり、男は切り捨てられますが、導尊は「まこと、人の心は恐ろしいものよ」といけ
しゃあしゃあと。冷ややかに見つめかえす晴明。何となく怪しいとにらんでいるようです。
で、「俺がついていながら申し訳ないことをした」と、わびる博雅の前で静かに青音が目を覚まします。
彼女は150年前、この京を守るために人魚の肉を食べ不老不死の体となっていたのでした。
マグロじゃなかったのか…。つーか寝てる人魚。あれ上を向いてるの?背びれが上にきてますが。
うつ伏せに寝かされてるのかな?なんか生々しかったです。
彼女は愛し合っていた男の人がいたのですが(これは後の伏線だった)、その体のため願いも叶わず、
また、「人と出会うことが何よりつろうございます。必ず死に目を看取ることになりますゆえ」と言います。
そりゃつらいだろうなぁ…。
そして、またも作戦が失敗したため、今度は左大臣の娘の部屋に、何かの怨霊が現れるようになり
ました。子供の命が危ないと悟った晴明は、帝と子供を結界の中にいれ、代わりの依代を用意し
怨霊を欺こうとします。が、怨霊が「私に歌を下さったではありませんか」と歌を詠み始め、それに心
当たりのあった帝は「祐姫(すけひめ)か」と言ってしまい、結界が解けてしまいます。帝に飛びかかろう
とするのを止める博雅。彼はその歌に心当たりがありました。夜毎笛を聞かせていた、望月の君こそが
祐姫だったのです。
晴明は飛び掛った祐姫の背に、博雅を殺すべく仕掛けられた札を発見しそれを取り去りますが、またも
導尊の呪によって祐姫は鬼に変えられてしまいます。しかし、そんな姿になっても思いを変えない博雅
に人間の心を取り戻し、自ら命を絶ちました。彼女は博雅の笛の音に見送られ息を引き取ります。
そして晴明は静かな怒りをたたえ、せめてもと呪を矢に結んで導尊の元へ打ち返します。ハッキリと
導尊が敵と悟ったのです。
で、晴明の呪返しによって導尊の式神(カラスだった)は焼かれ、アジトも焼き払われてしまいます。
それほど晴明の怒りに触れたということなんでしょう。
右大臣は計画失敗、なすすべなしと悟って自害しますが、もう導尊は晴明を打ち負かすことしか考えて
ません。その昔150年前謀反の罪を被せられて殺された「早良親王」の霊を呼び覚まし、力を得ます。
都は怨霊が飛び交い、兵士らは鬼へと変わっていきます。
「あの男が作った都など滅ぼしてくれる」
博雅は晴明に協力してくれるよう頼みますが、晴明は「都が滅びようと構わぬ。自分は自分」みたい
なことを言って動こうとしませんが、博雅の熱心な説得に応じ「お前のために行こう」と立ち上がります。
かっこいいなぁ。友達のため。大義名分で動かないところがヤツらしい。
念のためと護符を博雅に渡し、晴明は早良親王が封印されていた塚に向かいますが、もはや封印
を元に戻すことは不可能でした。それどころか、青音に「都の守り人は博雅と貴方です。どちらが欠け
てもいけません」と聞かされ、慌てて博雅のもとへ。
博雅は1人、早良親王in導尊(以下導尊、って当たり前や…)に立ち向かいますが力の差は明らか。
護符をつけた矢もまったくダメージを与えられず、博雅は導尊が返した矢に射抜かれて倒れます。
やっと駆けつけてきた晴明が見たものは。
胸に矢を受けて倒れている博雅でした。
晴明は博雅を抱き起こし、「死ぬなっ博雅!」と叫びます。「我らはまだ会うたばかりではないか!
これからではないか。俺は…俺は、お前だけは失いたくないのだ」と叫びますが、博雅は一度目を
開けたきり、がくりと力尽きます。
「俺に会うたばかりに…会わなければよかった」、晴明はつぶやきます。
もー、晴明が泣くのを見て「せっかくの親友なのに…」とこっちもウルウル状態でした。
そこへ青音が「泰山父君の術を行いましょう」と持ちかけます。
泰山父君の術とはよーするに死んだ人を生き返らせる術。諸説もろもろあるようですが、この映画の
ように、別の命と引き換えの場合や、何も必要としない場合があるみたいです。文献で晴明が生き
返らせたとされている晴明の父の場合は、何も必要としなかったようです。
ただ、並大抵の術でないために、晴明クラスでも思い立って行えるわけではありません。
なので、ここであっさり博雅を生き返らせてしまうところはちょっと興ざめでした。
あの涙はなんだったのかと。もっと引っ張って欲しかったですねぇ。
しかし、ここでの晴明の舞は、流石狂言師野村萬斎、といったところ。これは普通の俳優にはちょっと
踊れませんよ。
で、やりたい放題してる導尊。「帝ぉー、どこじゃー」と気分はかくれんぼです。
帝は見つかるのは時間の問題と悟って、「朕が出て行けばいいのだろう」と出て行こうとしますが止め
られます。
屋敷内を我が物顔で闊歩する導尊。その前に博雅が現れます。「生きておったか」とこともなげに言う
導尊。その背後には晴明が。
しかしここで、早良親王の霊に青音が語りかけます。
そう、不老不死になったが故に結ばれなかった青音の相手とは、早良親王でした。
「そうであったか」とつぶやく晴明。
青音は桓武天皇からの伝言を伝えます。「申し訳ないことをした」と。
それでは収まらない(当たり前か)早良親王でしたが、「会えるのを150年待ち続けていた」という
青音の言葉に、すべての怒りを納め、一緒に逝くことを決心します。
あわてて引きとめようとする導尊(大笑)。「150年前の恨みを今!」とか「この都を滅ぼしましょう」と
けしかけますがあっさり「もう恨むことに疲れた」と一蹴。
早良親王は成仏してしまいました。
元の力に戻っちゃった導尊ですが、それでも「晴明と俺、どちらが残るか」としつこく戦いを挑みます。
あの玉砂利の庭に出て、導尊は刀で晴明に切りかかります。
つか、陰陽師なんだから術対決とかしろよ、導尊。つまんねーよ。
晴明はたくみに刃をかわしつつ、何か呪を結んでいきます。ところが、ある時点で刃をよけきれず
墜落。そこに、晴明に助けられてずっとそばにいた蜜虫が、元の蝶の姿に戻って導尊をかく乱。
晴明は逃れることが出来ますが蜜虫は切り捨てられてしまいます。
それを見て流石に怒りを覚えたのか、呪を唱えつつ導尊に向かう晴明。バッサリ切られますが、
それは依代でした。
晴明はこの隙に結界を完成させ、導尊を封じ込めたのです。
さらに、博雅が矢につけて放った護符が内部から導尊を封じ、導尊は戦いに敗れました。
こうして都は平安を取り戻し、晴明の家で蜜虫を控えて2人は酒を酌み交わします。
ところで…と博雅は晴明に「お前、いくつだ?」と尋ねます。晴明は「いくつに見える?」と聞き返し
ます。
ここ、どうだったか覚えてないけど、確か「お前はお前だよな」っていうようなことを言ったかと。
そして、「あの時お前…」「俺は泣いてないぞ」と言い合い。
まあジャブですな。晴明は「死にかけてるのにそんなこと考えとったんかいっ」ってなもんでしょう。
で晴明は満面の笑みで(もう貼り付けたような笑みではありません。友に向ける笑顔でした)、
「お前は本当によい男だな」と言います。
博雅は「お前もな」と言い返します。
晴明家の荒れた庭に明るい笑い声が響きました。
スタッフロールが出る時、野村萬斎さんが踊っているのですが、ため息が出るほど綺麗でした。
もー得したなって感じ。
で、晴明の服って紫が基調ですけど、あれ多分紫が高貴な色とかだからじゃなく、単純に好き
だからこの色にしたんだろうなって思った。晴明って何となくそんな感じ。
全体的には満足でした。アクションものを期待していくと期待はずれですけど、「ある陰陽師の
一生のうちの一部分」を切り出して見せている、という点ではよく出来ていたと思います。
ただ、ストーリー性としては先にも言いましたけど、博雅の死をもっと引っ張っても良かったの
では?と思います。
なんつーか、観客が晴明に感情移入する間もなく生き返ってしまったような気がするんですね。
確かに『陰陽師』の晴明を元にするならあっさりでいいのかも知れませんが…。
人間臭さを出す、というのであれば、博雅を失って茫然自失とする晴明が描かれても良かった
のではないかと思います。
『王都妖奇譚』では、将之が晴明の宿敵(オリジナルキャラ)に殺されてしまう話があるのですが、
まさに1人の人間として晴明が描かれていました。
将之と出会ってからどんどん人間らしくなり、将之が死んだことで晴明は一切の力を失って
しまいます。それどころか、泰山父君の術を使うのにも、「禁忌の術を自分のエゴのために使って
いいのだろうか」と悩みます。そこには陰陽師ではなくただ友の死を悲しむ安倍晴明がいました。
こーゆートコを描いて欲しかったかなと思います。
晴明の、博雅に対する想いが強いのならなおさら。ちょっと分かりづらかったなー。
あとは…まぁ、話がよく練りこまれていて良かったけど、前振りが長すぎて導尊との戦いが
性急に終わってしまった感じがします。私が演出を担当するなら、中盤あたりで導尊と晴明の
戦いを描いてそこで博雅を死なせて、祐姫の話を出して力を失った晴明が何とか賀茂忠行らの
力を借りて調伏する際、なんてーの、祐姫の想いから博雅を自分のために蘇らせることを決心し、
泰山父君の術を行って最後2人で導尊と対決、ってのも面白いかなと。
まあこっちの方がありきたりですけどね。だけど、それぐらい博雅の死がポジション占めていても
いいかなって思ったんですよ。
ま、ビデオが出たら借りて見ようかなー。
1度見たら満足しました(苦笑)。
でもナレーションの声が津嘉山正種さんでしたぁぁぁぁぁ!幸せだ。
(情報協力:うちの相方…)