多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→GANTZ: PERFECT ANSWER


GANTZ
PERFECT ANSWER

5/24鑑賞

 見る前は2時間30分はなげーよ!とか思ってましたが、見始めると面白くて、そんなに苦に
なりませんでした。
 あとグロさは前回より抑えられててそんなに気にならなかったです。

 というわけで前回を忘れた人も安心、前回の復習をガンツ玉がやってくれるよ!
(嬉しくない)
前回のあらすじ:死んで生き返って戦ってまた死んだ。(うわぁ、わかりやすーい…)

 前回の終わりごろウロウロしていた刑事っぽい人の名前が結局最後まで出てこなかったの
ですが、彼は重田というらしい。公安関係の人なのかなぁ。

 鮎川という女性が街を歩いてるんだけどこの人は芸能人で、アイシャとかいう名前で
モデルみたいな仕事してるらしい。
 で、帰宅すると郵便ポストの中に不審な黒い球が入ってる。
 …なんでこれが彼女のとこに現れたのか説明なんもなかったな…。
 ともあれ鮎川はそれを捨てて眠りについたのだけど、目が覚めると寝た時と服が
違っていて、さらに手に黒い球を握っているのに気づいて驚く。
 その球には、鍵を受け取りましたとか、次はこの人とかターゲットが出てくるんですね。
 この球が、ガンツが渡したものか後で出てくる対立する立場の者が渡したのかよく
わからんのだけど…。前者なんですかね。
 ともあれ鮎川はこの黒い球に導かれて人を次々殺していくことになります。
 つーか一人目無意識ってこと?

 さあここでいきなり時間系列が5ヶ月前になるぞ!皆ついてこーい!
(展開についていけてないのはあんただけ!)
 玄野を助けた小島が駅のホームで勢いで告白するシーン。
 うわぁ…見守ってる人が無言なのがさらにいたたまれない!
 ここで重田がいるのですが、謎の行方不明事件を追っていて、いなくなった一人である
玄野が生存していることを確認してファイルにまとめている。
 どうでもいいけどこのおっさん、ハッキリいって最後まで話に絡んでこれなかった人
です、ある意味。気の毒すぎる…。

 重田は仏像が建物破壊した時にも見に来ていてその人ごみの中に加藤を見つける。
 追って行こうとしましたが見失ってしまいました。
 つーかなんで皆さしてる傘が黒いの!?なんで重田一人だけ透明なの!?
 もっと皆、いろんな傘を持とうよ!怖いよ!

 そして5ヶ月後です。
 玄野は頑張ってバイトして、加藤の弟を養ってあげてました。
 なぜか当たり前のようにいる小島。
 あんたら…人の家で生活(特に小島)って、それもどうかと思うんだけど。
 傍目若い夫婦みたいになってるし!
 小島は玄野に、加藤は本当はどこにいったの、と言うけど玄野は答えず。
 で、耳なりがしてガンツに呼ばれたことを知った玄野はサクッと出ていってしまいます。
 つーか小島本当になんで当たり前のようにここで生活してるんだろう…。

 その頃鮎川は、ミニガンツ(ミニとか言うな)の指定した女性、山本をホームから
突き落としてました。
 で、転送されてくる山本。
 先に来ていた玄野は状況を説明します。
 説明なれたもんだと思うけど、それにしてもなんかへたくそだな玄野。
 
 重田は鮎川に接触して、黒い球の噂知ってるかとか言ってます。
 黒い球と部屋の噂って。
 ああ、知ってますよ。
 テレビ東京系で月曜夕方6時から放映してるアニメでしょ。
(わかってた!それ銀魂!わかってた!)

 重田はこのあとこれ言いっぱなし状態で鮎川のもとを去ったらしくて、今度は
怪しげな建物の地下にいって、変な人たちと話をしています。
 結局何しに鮎川のとこいったんだお前。

 どうも彼らに依頼されたかどうかして、行方不明になった人の情報を提供する
かわりに、質問したりとかしてるっぽい。
 この黒服集団はミニガンツを探しているらしい。すると、ゴキブリの部屋に行けると。
 お前…ゴキブリのいる部屋に行きたいとは、なんて特異なやつなんだ!
 殺虫剤会社が泣いて喜ぶぞ!
(ゴキブリって比喩な)

 この黒い部屋はこの空間にはない、普通ではいけない、という黒服。
 重田も興味あるらしいですね。
 で、黒服がもう一人調べて欲しいといったのが、鮎川でありました。(多分)

 玄野らは新しく来たメンバーを落ち着かせて自己紹介してて。
 新しく来たのはさっきの山本に、小林、中村というメンバーなのですが、これがどうも
鮎川によって殺されたメンツらしい。
 その鮎川はといえば、最後のターゲットというので小島が出ていたのですが…。
 
 普通の世界に戻ってきた玄野は、もうすぐ100点とって加藤を生き返らせることが
出来るってんでウキウキしてて。
 加藤が戻ってくる、と言った後、小島を遊園地に誘います。
 ここで小島いきなり、下の名で呼んで下さいとか言い出す。
 えっ…下の名前なんだっけ?(そこォ!?)
 つーかあんたの話本当に脈絡ないな!
 あとここ、坂が急すぎるよ!コケたら一気に下まで落ちるよこれ!
 玄野、次からねとか言ってます。
 小島、人には下の名前で呼んでとか言っておきながら、未だに自分が「玄野くん」
なのはいいのか。

 というわけでホクホクしながら玄野が帰宅すると、なんとアパートの前にたたずむ
人影が。
 私ならこの時点で回れ右しますが(幽霊だったら怖いから←コラ)、玄野はずんずん
進んでいきました。
 と、加藤であることに気づく。
 驚く玄野。
 加藤は今のガンツメンバーの数を確認したり、ガンツを終わらせたいと言ったりして、
黒いボールを知らないかといきなり聞いてきます。
 様子が変だなぁ。
 よし玄野、ここは一発ボケて、「おもちゃ屋で売ってたぞ」とか言っておくんだ!
 と思ったのですが、本当に加藤が生き返ったと思ってるのか、玄野は知らないと
バカ正直に答えて、加藤は引き上げていきました。

 その夜ガンツのとこにいって、死んだメンバーの写真を出してもらうんだけど、やっぱり
そこに加藤は載ってる。
 首をかしげる玄野。
 その頃加藤は家に帰宅してまして、小島は空気読んで帰っていくのですが…。

 小島はこのことを玄野の留守電に報告。
 で、遊園地は加藤兄弟も誘おうとか言ってます。
 オメーなんでここで余計なこと言っちゃってんだよ。
 ビンボーなんだから1枚4000円の入場券とか払えるわけねぇべ!(コラコラコラコラ)

 重田の方は鮎川を見つけて尾行してるわけですが、なんか黒服メンバーも
ジワジワ増えていって怖い。
 そして玄野らの方はガンツによって、黒服星人を倒すミッションが出るのだけど。
好きな物で「黒い球」ってのが気になりますねぇ。
 んで彼らが転送されたのは電車の中。
 今までと違う光景にびびる一同。
 ガンツの方も、タイマーが20分だったのがいきなり無制限になってます。
 
 電車の中のガンツメンバー。
 乗り込んできた一般乗客に写真撮られたりしてます。
 これはいたたまれない!
 銭ゲバで結婚のあいさつにいったら、言う前にみどりにネタ晴らしされた風太郎くらい
いたたまれない!(回想パート)←松山ケンイチつながりで使ってみた。

 この電車には「ウワァすごい偶然デスネー(棒読み)」ってな感じで鮎川と小島も乗り込んで
いました。あと黒服連中も。
 もしかしたらガンツがわざとそこに玄野らを送り込んだ可能性もありますが。
 というわけでまったくワケがわからないまま黒服と遭遇した玄野ら。
 銃を構えたメンバーに、他の人が巻き添えになるから撃つなというのですが、黒服、
めっちゃ気にせず撃ってきたんですけども。向こうが先に撃っちゃったよ!
 あっという間にすごい光景になってます。
 しかも黒服やたら強い。
 パニックになった乗客が逃げ出して、小島に迫ろうとしていた鮎川は思うように近寄れない。
 あと運転手も死んでました。これ暴走はともかくとして自動的に止まりますよね?

 乱闘になって黒服の強さに翻弄される玄野らですが、なんとここで山本らが意外な
強さを発揮。
 体が覚えてる!とか言い出します。
 え?前世を?(違う)

 前もあの部屋にきたことがあると思い出す山本、中村、小林。
 つまり彼女らは呼び戻されたってことですかね?
 玄野もピンチになってるわけですが、戦いの最中外に弾き飛ばされた時に、中に
小島が乗っているのを目撃する。
 んで、ホーム走ってまた電車に飛び乗ります。
 なんつーかアクションすげーんだけど、ホーム走ってる姿がちょっと間抜けだったと
いうか…。
 偶然飛び込んだところに黒服の強いのがいて、銃を構えた重田と対峙して
いるところでした。
 ここで玄野が黒服を斬り捨てたあと重田を切りそうになってギリ止めるんだけど、
重田は起き上がってきた黒服を撃ってて、玄野無言で頭下げて小島のとこに走って
いくという、このシーンなかなかかっこよかった。
 小島は子供を助けようとしていて、黒服のボスに襲われてんだけど、玄野が逃がして
やろうとする。
「待って」とかこの緊急事態に事情説明を求めようとする空気読めない小島。
 しかも逃げろと言われてドア閉められたのに、ドアの向こうで待機。
 そこにいたら玄野が思う存分戦えないでしょうが!
 この時点から足手まといかよ!
 君は「東京DOGS」で何を学んできたんだね!

 玄野と黒服ボスとの戦闘はなかなか迫力あって面白いです。
 このあと電車を切断して、黒服ボスを切って車体とともに暗闇に消えて行ったけど、あの
分じゃまた再生してそうだな、ボス。

 残った黒服の方もやっつけてるんですが、女の子メンバーがこれは復讐だ、と意味深な
ことを言ってました。
 先に仕掛けたのはお前たちの方だ、って。
 なんでしょうねぇ。

 というわけで部屋に戻ってきたメンバーですが。
 ここでババアがいねぇと騒いでる男の子が。
 文句言い合ってた二人ですが結局気が合ってたんじゃん。
 あ、高橋って言うのかこいつ。

 山本は記憶を取り戻したと言います。
 自分たちは一度この部屋にきていて、記憶を消して解放されることを選んだらしい。
 
 その頃鮎川はヨロヨロ歩いているのですが、なんと加藤に殺される。
 加藤も復讐だとか言ってて、鮎川の持っていた黒い球を持ち去ってしまいます。
 こうして転送されてきた鮎川。
 この人もまた、山本らと同じく、以前来たことあるメンバーでした。
 つまりガンツが卒業生メンバーを、ある意図をもって呼んだということです。
 解放されるんじゃねーのかよ!迷惑な話だな!
 ちなみにこのメンバーは以前の戦いで黒服メンバーを倒したことがあるみたいです。
 復讐ってそれかよ!
 玄野ら、巻き込まれ損じゃねーか!
 お前らだけでやれ!

 そうこうしている間にもガンツ、無視して採点を続けておりまして、鈴木さんが100点行くんですね。
それで加藤を生き返らせる。
 あんた、自分の奥さんはいいんかい。
 加藤生き返り疑惑確認のためらしい。
 また100点貯めればいいといっても、迷っただろうに…。
 加藤の写真を見て鮎川は、この人に殺されたと言います。
 それで確かめるために加藤を生き返らせる鈴木さん。
 加藤君久しぶりの登場ですが、彼の記憶はどうやら千手観音にやられた時点でストップ
していたらしい。
 つまり、本物ってことですね。
 鈴木は、これではっきりした、現実世界にいる加藤が星人(黒服)だと言う。
 なるほどねー。

 重田の方は例の、黒服らがいるとこにいってこっそり見てるのですが、加藤の姿を
した黒服が、これは復讐だと言って怪しげな薬を持ってました。
 あの部屋に行く鍵も手に入れたと。
 それがミニガンツですか。

 玄野の方も100点越えたので、こっちは西を生き返らせます。
 テニスの王子様、久しぶり!(やめてやれよ)
 さすがに彼は状況の理解が早く、自分が生き返ったのだと気づきましたね。
 つーか死んでたのかとか言ってるけど、お前が生き返らせろ言うたやんけ!
 玄野は、西の持ってる情報が必要だと言う。
 あと西は山本らとも面識がありました。
 
 電車の中で普通の人も殺された、一体何が起きている、という玄野に西は、
ガンツの電池切れだと言います。
 電池で動いてるの?という鈴木。
 うん、気持ちはわかるが今突っ込みたいのはそこじゃねぇ!
 よーし単1買い占めてこい!(買占め、ダメ、絶対!)

 つまり、ガンツの中にいる、謎のハゲおっさんの寿命が近いということらしい。
 …このまま死んだらええやないですかと思ったのですが、ガンツが死ぬとここに
いる皆も消滅するらしい。
 もともと死んだんだからしょうがないじゃん!…ダメか。(当たり前)
 というわけで、黒服を倒したくて焦ってるガンツは卒業生まで呼んで決着つけようと
しているということらしいのですが、だからそれとの対決に決着ついたからといって、
電池切れが解決しないということは突っ込んだらいかんのですかそうですか。
 
 加藤は自分が死ぬ寸前に千手観音は黒服の姿に戻ったことを思い出します。
 つまり黒服が化けてたってこと?
 わかりませんが。
 そういういろんな疑問をさくっとおきましてですね。
 ガンツが緊急ミッションを告げてきます。
 この人をやっつけろと出してきたのが小島。
 私はこの時点で、小島は星人なのか、それとも黒服が化けているニセモノを
倒せって意味なのかなと思っていたのですが、特にそういう面白い展開では
なかったようです。

 あわてる玄野。
 この人は星人じゃないと言いますが、皆は、小島を倒したら満点めにゅーとガンツが
出して来たので目の色が変わる。
 気持ちはわかります。
 自分の家族ならともかく、赤の他人を倒したら解放される、となったら人ってきれいごと
言ってられないもんね。

 鮎川がここで、ミニガンツの最後のミッションも小島だった、もし黒服が先に小島を
殺したらミッションクリアになってここに転送してくる、と、なんでもっと早くいわねぇって
ことを言い出します。
 というわけで玄野焦って自分を先に転送しろー!とガンツに命令。
 なぜかこの命令だけは律儀に聞くガンツ。
 玄野、転送されていくのですが、なんと自分の部屋。
 外に出てみると小島いました。
 …小島がいる場所への転送だから合ってはいたわけか…。
 つーか小島さん何をしておいでで?

 そこに加藤星人(本物の加藤と区別するために星人つけます)がやってきて、二人は
逃げる。
 これを見かけた重田は緊急配備をかけます。
 かけたからってどうにもなるようなもんじゃない気はするが…。

 小島をつれた玄野は鮎川らに囲まれるのだけど、鈴木がやめましょうよ、といって
対立を避けようとする。
 人間同士で殺し合いなんて、と龍馬のようなことを言う鈴木ですが、鮎川らは、星人なら
殺せる、とメチャクチャです。
 あんたらは自分の家族がターゲットにされても星人なら殺せるって撃つんかい。
 逃げる玄野らですが、鈴木が「撃てないと思うよ」と言ってるのに対して容赦なく撃って
くる鮎川。
 撃ってますけどー!と桜井って子が言ってるのがメチャクチャ笑えた。
 ここで桜井足止めに残るんだけど、西が割とあっさり撃ち殺しました。
 容赦ねーなホントに!
 
 加藤の方は一人自宅に戻ってるんだけど、弟が殺されているという衝撃の現場に
遭遇する。
 加藤星人が先にアパートへ戻ってきたわけですからね。
 ただ、あの時小島が帰らなければどうなっていたかはわかんないですが。

 鮎川らから逃げたはいいものの、今度は加藤星人と対決する玄野。
 次から次へと忙しいですのー!
 鈴木に小島を託して逃げるよう言うのですが、ここにいるとかいう小島。
 いいから逃げてろよ!何もできないんだから逃げて足手まといにならないようにしてくれ!
 
 この後加藤も合流するんだけど、加藤星人かなり強いです。
 加藤に対して心理攻撃もかましてきます。
 
 一方鈴木の方は小島連れて逃げてるんだけど、自分の奥さんを生き返らせるのに
今目の前で小島を殺せば願いがかなうという思いから、銃を向けそうになってしまって、
小島一人で逃がします。
 このメンバーの中で鈴木さんが一番人間らしいかもしれん。
 つーか結局小島一人で逃がすのかよ。
 連れて逃げた意味ねぇー!

 鮎川らの前に立ちふさがった鈴木ですが、やっぱり撃てない。
 が、鮎川容赦なく撃ちました。
 星人だけでなく、ガンツメンバー(一応人間)も平気で殺せる時点であんたらもう
人間以下だよ。
 
 どうでもいいけど、小島が狙われてる理由がわからんのですが。

 というわけでまだ加藤星人との決着つかない二人。
 加藤星人は、お前たちはただ黒い球に操られているだけだ、と言います。
 まあ確かにそうなんですけど。
 ゲーム強制参加だし。
 でもお前それ言ったらこの映画成立しなくなるだろうが!
 そうこうしてる間に加藤刺されてるし。
 また死ぬのかよ加藤。
 ちなみに玄野は瀕死の重傷。
 そんな緊迫した場面に!
 なんと!
 強力な助っ人登場か!
 …と思われたのですが。
 今一番ここに来てほしくない人ベスト3(玄野調べ)に入る、小島が走って登場。
 意味ねぇぇぇぇぇ!逃がした意味まるっきりねぇぇぇぇぇ!!!!
 玄野の頭の中はツッコミだらけだったことと思います。

 そんな小島、当然なーんも考えていませんから、加藤星人にやられた。
 加藤星人、ついでに「もらった!」とか降りてきた西も叩き斬りました。
 ついですぎる!
 …お前も来た意味なかったな、西…。

 この後小島、斬られたにも関わらず、ヨロヨロと玄野に駆け寄ろうとして、二度
後ろから加藤星人に切られてます。
 お前は何度斬られても死なないドリフのコントか!
 んで玄野は玄野でこんな時に「たえちゃん」だし。
 小島は「玄野くん」とか呼んで空気よまねーし。(最後に「けいちゃん」と言いましたが。
「けい君」ではダメだったのか)
 けいちゃんは死んじゃダメだよと言って自分は死ぬ小島。
 突っ込みどころが多すぎて処理しきれません。

 というわけでミッション終わったので元の部屋に転送されてきた玄野。
 あ、ミッション失敗しても戻るんだっけ。
 ちなみに加藤も鈴木も戻ってました。
 死んでなかったんだ、よかったね。
 玄野は、自分にずっと戦わせたかったから小島を狙ったんだろとかガンツに言ってます。
 要するに、生き返らせる対象が増えれば玄野はずっと戦わざるを得ないから、
そういう状況にしたかったということでしょうか。
 なるほどね!謎が解けましたね!

 えー、いろいろ深刻な状況の中恐縮ですが、皆さん忘れておいでです。
 ミニガンツのミッションが終了したということに。

 現実世界の方では重田が加藤星人に、そのボールであの部屋いけるのか、渡せ
とか言ってますが、そんなすんなり渡してくれるはずがなく。
 星人、今度は西の姿に変わりました。西星人か!
 加藤は生きて戻ったから、別の人間のカッコで乗り込むってわけですか。
 重田は撃たれるし、機動隊がきて発砲したものの時すでに遅しな感じだし…。

 さてここで、転送されてない人間がいることに気づいた山本。
 後ろからさっくり刺されてます。
 西星人with黒服が乗り込んでまいりました!
 なぜかこの部屋で武器が使えるようになっていたのはさておき、星人とガンツらの
全面撃ちあい開始です。もはや何がなんだかワケわかりません。
 で、両者どんどんメンバーが脱落していく中で、西星人が何かの液体をガンツにかけると
大爆発起きるわけですよ。
 爆発オチか!ダメだこりゃ!
 つーか液体かけるだけなのにムダにカッコつけすぎです。
 どこぞの新世界の神の「ポテチをとり!食べる!」じゃないんだから。


 この後部屋ボロボロになってんだけど、これってよく考えたらこの部屋から普通に
出て行けるのでは…。
 加藤が起き上がってみると、玄野は何やらガンツと会話していました。
 設計図みたいなのが表示されていたからまさか…とは思ってたんですけど。

 で、星人は全員は死んでないでしょうという玄野の言葉に生きていた鈴木は、
良かったもっと点数稼がないと、と言う。
 西星人生きてたんだけど、どうして人間は戦う、という彼の言葉に鈴木は
「愛する人のため」とかいって切りかかってあっさりやられてます。
 生きてた意味なさすぎだ鈴木さん!

 玄野は西星人に銃を向けるのですが、加藤が「もうやめよう」とその前に
立ちはだかります。
 でも玄野結局西星人撃った。これは向こうが斬ろうとしてきたからだろうと
思うんだけど。
 ただ、玄野は望んでそうしたわけじゃなかったんですね。
 それしか方法がなかったから。
 ガンツが、玄野満点とか表示してますが、この爆発の中でむしろお前だけ
無傷ってどういうことやねん。

 満点メニューがうまく表示されなくなったことで加藤はガンツの終わりを悟るの
ですが。
 玄野が手はあると言います。
 決めたよガンツ、という玄野。
 ここで加藤がどこかへ転送されていって、そんな彼に玄野は「子供の時のこと
覚えててくれてありがとう。でももう忘れてくれ」と言う。
 そうして最後玄野の頬に加藤の涙が落ちて、加藤は消えていくっていうのは
なんかすごかったですね。

 この後玄野はどういう結末を選んだのか、がわかりますが。
 ちょっとワンパターンっていうか、もっとひねりないのかよとは思った…。
 皆現実の世界に普通に生きてて、死んでた人も生き返ってて。
 西はホントにテニスの王子様っぽくなってました(笑)。これは笑っちゃいけない
けどちょっと笑ってしまった。
 重田だけが記憶持ったままってのはちょっと気の毒でしたねー。でも玄野のことは
忘れてそう。
 加藤も弟を抱きしめて「もうどこにもいかないからな」と言ってて、良いシーンかと
思いきや「仕事は?」とか容赦ない突っ込みされてるのが笑えました。弟ォォォォ!!!

 小島が一人で遊園地にいって、玄野が仕掛けていたであろう電光メッセージを
読んでるシーンはなんか寂しさを覚えました。


 最後まで見て思ったのは結局ガンツって、電池の意思で人を戦わせたり、
守ったりできるのではないかなぁってことですね。
 玄野は誰も悲しまない世界を選べたわけだし。
 となるとあのハゲが今回やらかしてくれたわけか…。
 どうでもいいけどそのハゲは一体どこにいったんだろう。
 現世戻ったんですかね。

 話としては面白かったです。
 ただ結局ガンツがなんだったのか、という疑問は残りましたが…。
 つーか玄野が電池切れになる時結局皆消滅するのでは。
 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→GANTZ: PERFECT ANSWER