多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→X-MEN:ファースト・ジェネレーション


X-MEN
ファースト・ジェネレーション

6/15鑑賞

 今まで見た中で一番面白かったです。
 つーても私実はX-MENは1と2見てなくて、ファイナルデシジョンとウルヴァリンのしか
見てないのですが、大体の流れは知ってるので、これを見ると「ああ、あれにつながるんだ」
とわかって面白かったです。
 私が一番好きなエピソードはもうこの時点でばらしてしまいますけど、ファイナルデシジョンの
時にプロフェッサーXが死んだ時、敵側がバカにするようなことを言ってて、マグニートーが
それに対してブチ切れるんだけど、敵なのに敬意を表するような態度があった理由がやっと
わかって納得です。
 つーかまさか今回こんなにフサフサだったあの人があんなことになるとは…。

 というか冒頭で、パイレーツオブカリビアンによるマナーおさらいがあって、すごく面白かった。
これDVDに収録してくれないかな。もったいないですよ。
 携帯の音が鳴ってるの、ジャックが「俺じゃないのに…」と言ってたのがめっちゃ笑った。

 さてさて。
 1944年、ポーランド。時代はまさに第二次世界大戦真っただ中。ナチスが猛威をふるって
いた頃ですかね。
 母親と離れ離れにされそうになった子供が兵士に引き離されているのだけど、ゲートを
ぐんにゃり折り曲げるほどの力が。
 そうです、この子がのちのユリ・ゲラーでした。(映画終わってしまうわ!)
 もとい、この子がのちのマグニートーこと、今はエリック。
 この才能に目をつけたナチスのお偉いさん、ショウという奴がいるのですが、最初これが
あとで出てきた男と結びつかなくてすごい混乱したですよ。
 アメリカ映画はこういうところが分かりにくくていけねぇ。
 ショウはエリックの母を連れてこさせて、目の前で能力を発揮するように指示。けれども
エリックはうまくいかなかったので母親を射殺されてしまう。
 普通ここで怒りはショウに向かうと思うのですが、怒りにまかせて実験室とか破壊した
あとに、ショウに丸め込まれてるのが理解できねぇ…。

 一方同じころ、ニューヨーク。
 チャールズという子供が物音聞きつけて降りていくのですが、持っている獲物がバット。
 強盗だった場合間違いなく相手は拳銃を所持していると思うのですけども…。
 しかし彼にはバットより強力な武器があったからこれでいいのです!
 彼がキッチンに行くと母親が冷蔵庫をあさっていたわけだけれども、チャールズはすぐに
それが偽者だと見破る。
 ママはキッチンに入ったことはない、ココアも使用人に作らせるって。
 おいおい何気なくスルーされてるけどとんでもねー家庭状況暴露だよこの人!
 で、変身を解くと全身青い女の子が。
 あなたが巷でうわさのブルーマン!(女だっつーに)
 チャールズは自分だけが特殊な能力を持っていたわけじゃないんだ、と彼女に仲間だと
声をかけ、二度と食べ物を盗まなくていい、と言います。
 というか今までこの女の子はどうやって生きてきたんだろう…。よくここまで育ったと
いいますか。

 1962年イギリスにて。
 女の子を絶賛ナンパ中のチャールズ。
 ナンパした女の子の左右の目が色が違ううんたらかんたらと説明してるわけですが、
見ていたレイブン(青い肌のミュータント)が面白くないもんだから割って入って、自分も
目の色を変えてみたり。これ撮影する方も大変だな。
 ミュータントの話題を平気でするチャールズに、レイブンは隠さないとって感じなのですが、
チャールズは「ミュータントは誇り」と言ってます。
 誇りはいいけどお前はもうちょっと人間のこと勉強しろ。
 古今東西、人間は異質なものは大体排除してきた歴史ばっかりだろうが!
 まあレイブンは、この世の中で自分と分かり合えるのはチャールズだけと思っていて、
当然恋心みたいなものを持っていたから仕方がないんでしょうね。
 でもチャールズの方は恋愛対象としては見てない、みたいな。
 どうでもいいがレイブン、歯磨きしたらうがいしなさい。

 えー、育ったエリックの方はあるお店にいってショウの居場所を聞き出していました。
 ここショウのお店なのか。
 アルゼンチンにいることを聞き出したエリックは急いでそちらに向かいます。
 なんというかミュータントなのに持ってる能力が違うと、探索の役には立たないから
こんな地道な調査が必要になるんだなぁ…。
 どうでもいいが店の人脅して聞き出すのに歯の被せものを抜くな。
 これ歯医者さんで入れてもらうの大変なんだぞ!

 場所変わってラスベガス。
 CIA調査員のモイラというおねえちゃんがナトーのヘンドリーだかランドリーだか
知らんけどともかくそういう大佐を調査していて、カジノの一つに入ったので、ショーガールの
ふりをして中に入っていく。
 で、個室の秘密の通路をグングン進んで、隠し部屋でショウと密会しているその大佐を
見るわけなんだけども。
 この室内、ショウ、エマという女性、あと二人の男と、ミュータントがこれだけいて、
モイラの存在がまったくばれないのもある意味すごいぞ!
 ショウはアメリカとソ連の戦争を望んでいて、そのためにこのナトーの大佐を呼んで
トルコにミサイル配置しろ、したらソ連への宣戦布告になるとか言ってるわけで。
 そんなものを受け入れられるはずがない。
 とみるやアザゼルとかいう名前の男がその大佐連れて消えたんですけども。
 これは…大佐に言うことを聞かせたのか、偽者と入れ替わったのか。
 ちょっとよくわかんなかった。

 と言うわけで戻ってきたモイラが、人がばばーんと鏡みたいになってストームが
起きたらばばーんと人が消えたよ的な「落ち着けお前」という報告を本部に入れて
いると、お偉いさんたちは、大佐は最初からここにいて会議に加わっている、と言う。
 ただし、トルコにミサイル配備だみたいなことを言っていて、こりゃ戦争始まるぞーと
いう感じのようで。
 モイラはここで、そういう特殊な能力を持った人間たちの専門家を探す、ということに
します。
 それでいきなりチャールズにたどり着くのが「細かいことはいいんだよ!」という
アメリカっぽい雰囲気を感じます。

 その頃エリックはアルゼンチンへ。
 あるバーで変なおっさんら3人を始末してた。
 これ不審者がきたらショウに知らせる用心棒ですかね?わからんけど。
 肝心のショウは何をしていたかというと、ミサイル配置命令を出したらしい大佐が
やってきてたんだけど、返り討ちにしてました。
 やっぱ偽者とかじゃなくて何か脅されて言わされてたんですね。
 ショウは、自分はエネルギーを吸い取って若返る力があると言います。
 だからナチスの時より若返ってたのかー。納得。でも髪の毛の生え際は若返っても
無理らしいな!(黙れ)

 チャールズの方は若くして教授になっていました。
 遺伝子に関する学問らしい。彼らしいチョイスですね。
 で、そこにモイラが現れました。
 チャールズは心を読んで何故彼女が自分のところに現れたかを知る。
 というわけでCIAへ行くのですが。
 CIAの人達はチャールズを頭のおかしい人扱いです。
 ここでレイブンが能力を見せるわけですが…。
 皆黙り込んだのはいいものの、どうするのこの空気!
 と、そこでフォローしてくれたのがメガネおっさんでした。…名前わかんないんだよ!
 自分の研究所をお使いなさい、というわけです。

 エリックの方はショウのとこにようやっと乗り込んでいたのですが、テレパスのエマの
せいで存在がばれてめっさ返り討ち。お前いつも考えなしに乗り込んでいくのやめろ!
 っていうか人数的にも不利ですね。
 そうこうしているうちに軍隊がやってきたのですが、なんとチャールズらも。
 ああそうか、CIAの最終的な目的はショウを追うことでしたね。すっかり忘れてた。
 でもチャールズも相手側に同じテレパスがいると知って大苦戦。
 エリックは水中の鎖を能力で引き上げて、ショウのクルーザーごと破壊しようと
しますが、敵もさるもの、仕込んでた潜水艦で逃げました。逃げ方ハンパねーな!
 鎖巻きつけて追いかけていったものの、おぼれそうになっていたエリックに気づいて
チャールズは飛び込み、これを助けます。
 こうしてこの二人は出会ったのでありました。
 
 CIAの研究所にやってきて、ここをミュータントの活動本部みたいな感じにするようですが、
チャールズは働いていた研究員、ハンクに「君もミュータントだね」とばらしてます。
 いやいやいや!お前空気読めよチャールズ!
 なにそんな、これから推理ドラマ見ようとしてる人に「あれ犯人Aだってね」と声かける
みたいなことしちゃってんの!ハンクのこれからの人生台無しだよ!
 メガネおっさんもびっくり。
 ハンクは靴を脱いで足を見せます。
 足が手みたいな感じっていうか猿のそれみたいな感じで、ぶら下がることができるらしい。
 …まあ夏場、サンダルで歩けないくらいで普通にしていればばれないと思います!

 さてショウの方はまた何かいろいろ企んでいるようですが、テレパスがいることを
知り、心を読まれるとやっかいだと、センス悪いヘルメットを作ってきました。
 エマでも読めないらしい。
 どうでもいいけどなにそのデザイン。なんで眉間のとこちょっと出っ張ったデザインに
した?それ前にずれたら額に刺さりますやん。
 これ見ててのちにマグニートーがかぶるだろうってのが分かる伏線ですが、彼も
恐らく突き刺さったら痛いかもと考えたのか、デザインは変えられています。

 このあとショウ、お酒に氷が入れてほしいから入れてきてとエマにいってて、おめぇが
いけよと思ったんだけど、エマ親切にも取りにいってあげます。
 で、いった先が外だったので何かと思ったら、南極でした。氷を外に取りにいった
のかぁーなるほどね。…ってあんたらこれ、潜水艦、氷にはまっていませんか。
 ここに隠れているっていうか身動きできなくなってません?

 ハンクはレイブンといい雰囲気になっていて、見た目が普通のチャールズには
自分達みたいな外見がアレなミュータントの気持ちはわからないといって、血液を
採取して、能力はそのまま、外見は普通の人になれる薬を開発していると話します。
 …レイブンはいいとして、あんたの場合、足が普通にもどったら、ものに足でつかまると
いうことができなくなるっていうか、能力消失と近いような気がするんですが?
 ハンクさんその研究本当に大丈夫ですか?
 と、二人がいい雰囲気になっていたところにエリックが「俺がキミ(レイブン)なら
そのままでいるけどな」と恋愛フラグをバッキリ折っていったのでありました。
 コラァァァァァ!!!!
 
 エリックはそのまま、ショウに関する資料をとって研究所を出て行こうとします。
 そこにチャールズが声をかけてきて、君が出ていくのを止めようと思えば止められる。
でも僕は止めない、ショウには仲間がいる、君にも必要だよといって建物の中に
戻っていくのですね。
 まだこのころのチャールズはエリックと分かりあえるいいやつだと思う。
 あと、怒られるかも知れないけどエリックがどうにも、高杉晋作やってたころの
伊勢谷さんとかぶって仕方がなかった。
 どうしてもそれでしかこのあと見られなくなって困りました。

 ハンクはここの研究室のレーダーを増幅させて、チャールズが力を発信して、
仲間を見つけやすくすると言います。
 エリックは、仲間になりたがらないのもいるかもよって感じですが、それはそれで
いいって感じじゃないでしょうか。
 というわけでチャールズ情報発信、二人は出かけていきます。
 この中でいろいろ、今までのシリーズで見たことある面々の子供時代が出てきて
面白かった。

 まず最初に二人がスカウトしたのは蝶の羽を持ったおねえちゃん。
 …飛ぶだけ?(のちにそれだけではないとわかりますが)
 次はタクシー運転手、次はアレックスとかいう、なぜか刑務所にいる若い兄ちゃん。
そして女の子をナンパするのに能力を使っていた、パッと見ハリポタのロンに似てる子。
つーかこのシーンでの、チャールズとエリックの現れ方が「相棒」の右京さんと神戸君
みたいでちょっと笑った。何してんだお前らは。
 そしてなんとなんとウルヴァリンのとこにもいったのですが。
 「おととい来い」と言われてあっさり帰りました。
 あまりにもあっさり帰ったので私「ひょっとしてこいつら、時を戻って本当におとといに
来るつもりでは!?」と思ったのですが、これで終わりだった。
 おめーが一言で断るから出番終わったじゃねーかよウルヴァリン!
(前の映画で主役務めたからいいだろ)

 この後、スミソニアン博物館の、リンカーン像の前でいろいろ語り合うチャールズと
エリック。
 うん、気を付けて!そこのリンカーン像、夜になると動くよ!?←動きません。
(ナイトミュージアム2ネタ)
 エリックは、ミュータントらは人間のモルモットにされる可能性がある、と指摘。
 チャールズは、ショウやソ連という敵がいるからというんだけど。
 エリックは、今はそういう共通の敵がいるからな、って感じ。
 彼の気持ちもわからなくはありません。
 何一つ不自由なく暮らしてきたチャールズと比べて、ショウにモルモットにされてきて
深い心の闇があるエリックからしたら、こういう能力がある人間は必ず恐れられ、
迫害されるとわかってるんだと思います。

 その頃集まったミュータント連中は、ワイワイしながらみんなで能力を見せ合ってました。
ダーウィンというタクシー運転手の人は、環境適応能力があるらしい。
 んで、ロンに似てた男の子はバンシー。声で衝撃波出して破壊できるらしい。どうでも
いいが壊したガラス、弁償しろよ?
 エンジェルはさっきの羽生える女の子ですが、口から酸を発射できるらしい。
 おい、中庭の銅像の頭直撃したぞ!お前らさりげなくいろいろ壊してんじゃねーよ!
 アレックスはここでは見せられないといって、外に出るのですが。
 危険だから引っ込んでろと言われてるのに何度も覗く一同がかわいかった。
 彼の能力は全身から赤いイナズマみたいなのを出してあたりそこら切り裂くものでした。
 …うん、お前が一番危険だ!
 つーかだから物を壊すなというに!

 というわけでチャールズらが戻ってくると、皆メチャクチャ盛り上がってるわ、そこらの
ものは壊されてるわで、エリックがあきれるのも当然ですね。
 この時にレイブンがチャールズのあだ名はプロフェッサーX、エリックはマグニートー
とか言ってましたが、こんな酔っ払いのつけたあだ名を名乗るあたり、エリックとか
結構気に入っていたのかもしれん。
 お笑い芸人の有吉さんにつけてもらえ!(コラコラ)

 というわけでショウがソ連のお偉いさんと会っているということで、チャールズと
エリックはモイラとともに乗り込んでいくわけですが。
 さすがこの二人は息もぴったり、落ち着いて作戦を遂行するかに思えたのですが。
 ショウが来なくてエマがきているということで、予定外のことが起きたためモイラは
作戦を中止して帰ろうとするけども、エリックそのまま突っ込んでいきました。
 おいこら戻ってこい!X-MEN界の高杉晋作め!
 チャールズ追いかけていって。
 二人で結局乗り込んでいくわけですが、エマ一人が相手ならやっぱり強かった。
 エマの心を読んで、ショウはソ連にキューバへミサイルを配置させてアメリカを刺激、
戦争に持っていく気だと知る。
 大変な事態ですね。
 あれ、これ配備されたミサイルをバッキリ、エリックの力で折っちゃったら早くね?

 そんな事態になっているとは知らない、CIA待機中のミュータントども大騒ぎです。
ところがそこに変な音が鳴り響く。
 ズシーンズシーンって音がしてるから、ダイダラボッチでもやってきたかと思ったよ!
(これアメリカ映画!)
 なんとアザゼルと風男とショウが乗り込んできたのでありました。
(風男の名前調べてあげようよ!)リップタイドというらしい。
 この3人の目的は、集められたミュータントを連れていくことでした。
 なるほど、探さなくても集まったところを横取りしていけば手間が省ける、と。
 きたねーぞショウ!
 まあ皆訓練受けてないわけですから面白いほどアワアワしてます。
 銃を撃ってる人たちのとこにいって戻れって言われてあわてて戻ったり。
 お前らは小学生か!
 
 で、ついてこいと言われて、真っ先にエンジェルがいってます。
 お前エンジェルとかいう名前のわりにやること悪魔だな!
 この後、ダーウィンもいくのだけど…。
 彼らは彼らなりに頑張って戦おうとしていて、アレックスが能力発揮して守ろうとするの
ですが、歯が立たず。
 エンジェルはそのままショウらと一緒に行き、ダーウィンは殺されてしまいます。
 あれ、なんだかんだ言った割に刃向ったミュータント殺していかないんだ、ショウ。
 何がしたかったんだお前は。一番使えなさそうな奴連れてったぞ!

 そのあとショウはソ連のお偉いさんに、キューバへミサイルを配備させます。
 ここでアザゼルがエンジェルとか連れて突然現れるからおっさんだけでなく見てる
方もびびったわ!本当に何がしたいんだお前らは。

 チャールズは戻ってきて惨状にビックリ。
 改めて一同を鍛えなければって感じです。
 はい、こっからドラマで言えば皆がトレーニングして、ひたすら音楽が流れている
ようなシーンになります。
 チャールズは自分の家に連れてきました。すっかり忘れてたけどこいつボンボンだったな。

 エマの方は、閉じ込められてるわけですが、CIAのお偉いさんがいろいろと話して
いるのにイライラしたのか、ガラスを切って直接話をしていたのちょっと笑った。
 気持ちはわかる。

 その頃アメリカでは、ソ連のミサイルのことを聞いて、ピリピリムードに。
 境界線を超えて入ってきたら「よろしい、ならば戦争だ」になるらしい。
 アーカード呼んでこい、アーカード!
 つーか境界線超えるどころか領海内で勝手に漁をされても、実力行使どころか
遺憾の意だけで済ましちゃう日本無能政府とは大違いですな!
 
 エリックはチャールズに自分の能力を見せようと、銃を自分に向かって撃ってみろ
みたいなこと言ってるけど、たとえ能力があるにしても友達を撃てないというチャールズ。
それは正しいことだと思います。
 潜水艦を浮上させるほどの力があるだろと彼は言うけど、エリックは、あれは
よほどの時でないと無理という。
 
 このあとチャールズはアレックスを連れてきて、父が核戦争を心配して作った
核シェルターだから、君の能力を鍛えるには役に立つよみたいなことを言うのですが。
 やってみたら火の海になった。
 …衝撃には大丈夫でも火は問題だろうが!
 スプリンクラーないのかここは!

 バンシーは、声を鍛えて飛べるようにさせるということで、チャールズとハンクが
やらせてるのですが。
 …普通に下へ落ちていきましたけど…。
 大丈夫だろうな!放送できるようになるんだろうな!

 ハンクにはチャールズ声をかけて走る力を目覚めさせていました。…走るのが
速いだけ…?いやいいですけど…。
 レイブンは筋トレをしていたんだけどエリックは、変身するために力を割いているから
注力が散漫になる、元の姿に戻った方がいいと忠告。
 彼の言葉は厳しいけれど、でも正しいことを言っているように思います。

 アレックスの方はコントロールしようとしていたのですが。
 マネキンを3つおいて、真ん中のだけにあてろというチャールズ。
 アレックスがやってみると…。
 周囲2つは無残な姿になって、真ん中のだけ無事。
 よーし、笑いは取れるぞ、アレックス!

 バンジー君(バンシー!確かに前はロープなしのバンジージャンプみたくなったけども!)
ですが、だいぶ鍛えてきたようで、かなり高いところからジャンプするらしいのだけど、
戸惑っていたらエリックがあっさり背中押した。鬼か!
 チャールズに、お前も押そうと思ったんだろとか言ってますが。
 エリック、声くらいかけてあげようよ!
 まあおかげで飛べるようになったけど、これかなりうるさいな…。

 アレックス、今度はハンクとチャールズが両脇にたって、真ん中の×がかかれたマネキンを
狙うように指示。今回はさすがにうまくいきました。
 まあ命中した瞬間二人が左右によけてましたけどね。(燃えたからそれは仕方ない)

 この後、スエット姿のエリックにチャールズが声をかけて、アンテナをこちらに向かせて
みろって言うんだけど。
 エリックが汗かいててスエットの胸の部分だけ濡れてるのが気になる!
 着替えてから撮影しようよ!

 エリックがうまくいかないのでチャールズは彼の中に楽しい思い出をよみがえらせて、
それで力を調整します。
 見事に成功したのでありました。
 チャールズが言っていた、君の心は豊かで善意もあると言ってたの。
 私も嘘ではないと思います。
 マグニートーは悪でありながら、純然たる悪というよりも、人間らしいところも垣間見えて
いたような気がしますし…。
 この後エリックが満面の笑顔になってて、よかったなぁと思いました。
 初めて彼は、純粋な気持ちで笑えたんじゃないかなぁと。
 怒りよりも幸せな思い出が力を発揮できる。マグニートーになってからもそれを思い出して
くれていたらよかったなぁ…。

 そんな中世界情勢はひっ迫しておりました。
 ミサイルを配置せんとするソ連と、これを向かい討とうとするアメリカとの間で、一触即発の
事態に。
 出動の前日に、レイブンのところにハンクが注射を持ってくるのだけど。
 レイブンはエリックに言われたように、今のままの自分がいいと断るんですね。
 でもハンクは自分は普通の姿になりたいという。
 ここでレイブンが「社会が私たちを尊敬すべき」とちょっと気になることを言ってました。
 ミュータントは誇りというのはいいんだけど、なんていうか、対等な立場からひとつ自分たちが
上に行きたい、みたいな。

 エリックはチャールズに、自分はショウを殺すだろうみたいなことを言ってました。
 明日人間はミュータントの存在を知る。
 そうしたら自分たちはショウの同類と思われ、人間からは畏れられるだろうと。
 チャールズはそういう風には思われないというけども、私はエリックの言うことは正しいと思った。
 人間ってそんなもんですよ。
 エリックは「明日から人間は敵になる」と言います。
 今日の敵は明日もやっぱり敵、と。(銀魂か)
 チャールズは、ショウを殺しても平和はこないというけれども、エリックは、平和は望んで
いないというのでありました。
 んでハンクの方は注射をやってました。
 明日出撃なんだからせめて明日のことが終わってからにしろよ、この駄メガネ!
 …というかですね、注射された後に申し上げても遅いことだとは重々しているのですが
ハンクさんや。
 お前それ動物実験したか?

 エリック、部屋に戻ると驚いた。
 なんと鍵が開いていたからです。(違う、違う)
 レイブンがいたからです。
 本当の姿がいいと言われて青い姿になるレイブン。
 エリックはその姿を完璧だとほめます。
 結局、恥じる必要もないし隠す必要もないというのが彼の持論なのかもしれませんね。
 このあとチャールズのところに元の姿で現れたレイブン。
 ここのシーンは、チャールズが冷蔵庫をあさっていてそこにレイブンが現れるという、
奇しくも子供時代の逆バージョンなわけですが。
 ここで二人はケンカ別れみたいな形に。
 皆の、考え方の違いが少しずつ浮き彫りになっていきます。

 朝出動の日なのですが、操縦するハンクがいない。
 でもスーツは用意してくれていました。
 なんつーか…すごい色ですね…。
 エリックは着流しがよかったわぁー。あと三味線あれば完璧。(アメリカ映画ですよね?)
 
 そのスーツ着てきて飛行機の前で誰が運転すんのといってたら、ハンク現れました。
 ハウス!(犬じゃねーよ!)
 ハンクすごいことになってました。
 メガネはとれよ、メガネは。
 レイブン、本当の姿になれたのよとか言ってますが、ある意味皮肉にも聞こえるので
やめて下さい。
 これからなぜかアレックスがつけたビーストと皆が呼ぶようになります。
 君たち、人権というものはないのか。

 チャールズは能力を使って、ソ連の船に戻るように命令を出すのだけど、なぜかミサイルを
詰んだ船はそのまま直進。
 というのも、アザゼルが乗組員を殺していたからなんですね。
 そういうわけでショウも近くにいるはずだと考えるチャールズら。
 ここで面白いと思ったのはとっさにチャールズ、ソ連軍の船員を操ってミサイルを発射させ、
これをミサイル運んでる船に命中させて、境界線突破するのを防ぐわけです。
 これでアメリカも戦争回避が出来たというわけです。
 ただ、そのミサイルが自分らの乗ってる飛行機かすって大変なことになったわけですが。
 チャールズ君、そういうことは事前に言おうか!
 ほら、怖いワンコが操縦席で怒ってるよ!
 この動きでショウらも、チャールズが来ていると気づきます。
 ただし、例の電波遮断をかぶっているのでショウが見つからないというチャールズ。
 だったらエンジェルでも探せばいいものをこのおっさん意外にアホです。
 ここでバンシーが、自分の声をソナー代わりにして潜水艦を探してくると海の中へ。
その心の声をチャールズが拾い、エリックが潜水艦を浮上させるというわけですか。
かっこいい連係プレーですねー。
 その潜水艦の中ではショウ、エネルギーを自分の体に吸収してました。

 ま、海中から潜水艦が空に上がってくれば大体皆ビックリするわけで。
 宇宙戦艦ヤマトでないことは確かです。
 ところがリップタイドの邪魔が入り飛行機は撤退。
 …はどうでもいいがおい、潜水艦めっちゃ放り出されてんぞ。お前らのボス大変な
ことになってんぞ!
 飛行機も翼が破壊されて仲良く落下。うーん…。
 
 この後、まあそれぞれ戦いが始まってごっちゃになるわけですが、ミュータントの
存在を知らなかった人間たちは、アレックスがビームまき散らしたら当然敵だと
思うわけで。アレックスピーンチ!
 でもその後ろからエンジェルが人間相手に攻撃しかけてきてさらにピーンチ!
 えーとビーストはアザゼルと戦ってました。
 チャールズの方はエリックに行かせて自分はテレパスでショウの位置を探ってました。

 アレックスアメリカ兵にとっ捕まって連行されそうになってたんだけど、バンシーが
飛んできたのを見てさりげなく耳ふさぐのは面白かった。
 この後エンジェルとの戦いになりますが、ある意味低レベルというか…ガキの
ケンカかお前らは!って感じだった。

 ピンチになってたビーストも、レイブンがとっさにショウに化けたおかげで
アザゼルを倒しました。さすがレイブン!

 ショウの居場所を発見したエリックですが、エネルギーをため込んだショウの
前に大ピンチ。
 しかしそこはエリックがうまいこやってヘルメット取り上げて、チャールズが位置を確認、
ショウの動きを止めます。止まってる演技する方も大変だな。
 でもここでエリックは、自分の心を制御できず、ショウを手にかける。
 私はここのエリックの気持ちよくわかります。
 母を無残に殺されて、いいように利用されて、それで誰が理解しあえると思うのか。
例え逮捕されたところで、ずっと苦しみから逃れられないと思います。
 ただ、そうしたところでこれからもエリックは苦しみ続けることにはなるかなと
思いますけどね。苦しみをぶつける先がなくなってしまうわけだから。
 あ、ちなみにヘルメットはエリックが自分でかぶりました。それ、気をつけないと
鼻に先端が刺さるぞ。

 外ではアメリカとソ連が、未知なる存在を恐れて一斉攻撃しようとしていました。
 ほーらいわんこっちゃない。
 こいつら、チャールズらが戦争を回避したこと理解してないし。

 めっちゃミサイル来ましたが、そこはエリックが全部止めて、それをそっくりそのまま
返そうとします。
 …海に沈めたらいかんのですか。ああ、海の生物死んじゃうか。
 チャールズは、あの中には善良な兵士もいる、命令に従っているだけだというけれど、
その善良な兵士が俺を虐げたというエリック。
 戦いをしてはダメです!憎しみは憎しみしか呼びません!って仁先生も言ってました!
 
 ここでチャールズがエリックにタックルして、さすがにミサイルいくつかは落ちたのですが、
でもまだ残りは沢山ある。
 二人は取っ組み合いのケンカしてるわけですけども、こうなるともう能力とか関係ねぇな。
 ここでモイラが銃を撃ってエリックを止めようとする。
 しかし悲劇が。
 エリックのはじいた弾が、後ろにいたチャールズの脊髄を破壊してしまったのです。
 あわてて弾をエリックが取り出すももう遅い。
 …お客様の中に治療系のミュータントはいらっしゃいませんかー!?
 つーかなんでそういうのを集めておかんのだ!
 しっかりしろ!死ぬな将来ハゲ!将来ハゲェー!

 飛んでくるミサイルを前に覚悟していたアメリカ、ソ連軍らは図らずも助かったわけですが、
何が繰り広げられていたかは死ぬまでわからんでしょう。
 
 自分たちが争えば思う壺だ、味方でいてくれ、というエリック。
 でも理想が違うために結局二人は袂を分かつしかなかったのです。
 自分たちの社会をつくるというエリック。
 そうしてレイブンは彼について行くことを決心します。
 他のミュータントもついてきました。
 おーい、呼んでますよアザゼルさん。←それ言いたかっただけだろ。
 アザゼルさんもいきました。
 
 うーんだからこの経過を見る限り、最初から人間を皆殺しにしてやろう、みたいな気持ちが
エリックにあったわけではなく、わかってくれる人はそれでいいって感じだったのかなと思い
ましたがファイナルエディションとか見るとそうでもないな。(どっちなんだ)
 
 それからしばらくして。
 車椅子の人生になったチャールズはプロフェッサーXとなり、アカデミーを作り、ミュータントを
集めて教育することを決めます。X−MENを組織していくと。ただしその存在は知られてはならない。
 そしてモイラの記憶も消す。
 これは、モイラが巻き込まれないようにするためか、ミュータントのことを忘れてもらうためか…。
どちらかわかりませんが、モイラは人間の生活に戻っていったのであります。

 あとすっかり忘れられていたけど、監禁されていたエマの前にある男が現れて仲間に
なるように言いました。
 その名はマグニートー。
 …おい、こいつメット着色してんぞ!

 続編ありそうな予感ですねー。
 とりあえずプロフェッサーXが大体どのあたりでハゲていったのか気になるところです。(待てや)




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→X-MEN:ファースト・ジェネレーション