多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→映画の感想レビュー→劇場版 戦国BASARA −The Last Party−
劇場版 戦国BASARA |
8/29鑑賞
いやーやっとこちらでも見ることができました。
鑑賞作法とかあって面白かった。
というか真田幸村編つーことは伊達政宗編もあると言うことでしょうか?
…政宗にこんこんと説教する小十郎の図、だろうなあ…。で、最後は小十郎の携帯が
鳴る、的なオチとか。
ともあれそういうのがあると面白いですねぇ。
つか信玄公、マナー以前に幸村を殴るのはいいのかコレ。
星になって吹っ飛んだ幸村がその直後に戻ってくるという、大変すごい離れ業をやらかして
くれました。お前それどちらかというとギャグマンガキャラの担当だから幸村。
あとテニプリCMもやっててビックリした。
映画になるんだぁ…。
映画の前にはテレビシリーズ第一期と第二期のダイジェストが流れるのですが、すっかり
忘れていたので「こんな展開だったっけ?」とか思いながら見てました。
いや、信玄とか謙信がやられた的な展開あったっけ?と。
で、信長が討ち取られたあと、秀吉が半兵衛とともに台頭してきたのが第二期ですね。
さらにモトナリ・モーリが反乱して事態をややこしくしてくれた、と。何やってんだよあのオクラは。
そうして秀吉に政宗は勝利し、ここから映画の幕が上がるのでありました。
…秀吉倒してましたっけ…?(テレビシリーズ見ていたはずなのに!)
秀吉が倒されたことに愕然とする男が一人。
その名をミッチー。(ミッチー言うな)
ちなみにこの後腕組みをしてカッコつけた政宗君が馬でウィリーみたいなことしています。
たいへんきけんですので、よいぶしょうのみなさんはマネをしないようにしましょう。
おちるとすごくかっこわるいし、きまずいです。
ところでミッチー、カッコつけてるところ申し訳ないのですが、最初後ろ姿で登場された
時に、クリスマスの時にスーパーで売られている鳥もも肉の取っ手部分かと思いました。
(衣装が) 売れ残ってパサパサ跳ね返っちゃった感じ。
このあとOPかっこよかったです。
この中で三成が兵を次々切ってるシーンがあるのですが、単なる演出かと思ってたら
OPの間も物語は進行しているというパターンだった!
アレだ、三成って細川忠興みたいなヤンデレですね。同じゲームキャラで例えるなら
KOFの八神庵みたい。わぁ、ヘアスタイルとか友達いないところとかソックリだね!
まだ生きてた兵士に、「命乞いは許さない」と言って切りつける三成ですが、あの、
その兵士何も言ってませんけど。
幻聴が聞こえる方?
そのまま三成はどこかに進んでいくのだけど、なんか変なヒゲ男爵出てきた。
おっとどうやら最上とかいう、この映画においてはザコキャラのようだ!
カッコつけてて三成に追い詰められてピンチになり、やってきた政宗に助けを求める
ありさま。
弱いわりに人の名前を憶えない奴だな!
ちょっと多串くん!多串くん!何か言ってやれよ!
(名前間違えてる銀さんに言われたくないよ多分!)
まあ政宗君も三成を豊臣の残党呼ばわりですのでいい勝負です。
三成、政宗に「秀吉様、こいつを殲滅する許可をー!」とか言いながらとびかかっていく
わけですが、死者にそういうことをでかい声で言ってるあたり、幻聴のほかに妄想癖が
あるような気がしてなりません。
ここでやっと政宗君、「お前は誰だ」とか言ってます。今頃…!?
三成の力に「Marvelous!」と感嘆する政宗。
最初感心した方の意味だとは思わないで、いきなり何をゴーカイジャーレッドの名前を
言い出したのかと思いました。(お前が何を言っている)
というか政宗、様子を見にきたというわりにひとりか。…帰ったら小十郎の説教コースですかね。
で、政宗なんだかんだいいつつ、ヤンデレ三成に相当ビビったらしく、俺をヒートアップ
させるのは一人だけだぜ、と言って「俺は恨みじゃ倒せねーぜ。天下かけて戦うには兵
連れてこい」みたいなことをいって馬に飛び乗り、走り去っていくのでありました。
…十分ヒートアップしていたように思いますけど。
あと、数十メートル離れてる崖を飛び越えるってどんな馬だよ。これでかいマフラーついてるし、
確かに四駆ではあるけど、ガソリンで走ってないだろ。
一人残された三成はでかい独り言を言ってました。
信玄の方は謙信と決着がつくといういきなりの展開になったらしく、謙信は後を信玄に
託して、というシーンだったのですが、そこに割って入った男が一人。
一応戦国時代ものなのに、明らかに空飛ぶ乗物から降りてきた気がするのですが。
現れたのは家康でした。えーと、ゲームの2の時にガキンチョだったやつですかね。
あれは家康の中では黒歴史なんですか?(なんでよ)
空飛ぶ乗物も、本田忠勝でした。ロボットだよね!?もうこれ人間じゃないよね!?
家康は「戦いをやめてください!」と、アラバスタのビビのようなことを言いに来たので
ありました。(こないだワンピース映画見たんで…)
要するに、戦ってるといつまでも戦国乱世終わらないからとりあえず皆仲良くしようよ、
という、さすが300年の太平の世を築いた方は余裕ですね的な発言でした。
これから家康は諸国を回って説得して回る、と言います。
それより今の日本の総理になって欲しいものです。
というわけで話を聞いた信玄、あっさり謙信と仲直りです。
まあもとから憎み合っていたわけではないですからね。
ちなみにこのあと何故か信玄、幸村となぐり合ってます。
…屋敷壊れましたけど…。
つまりこれからは武田軍を率いるのは幸村、ということを言いたいがための殴り合いだった
らしい。
あんたら…そんなことのために屋敷全壊させて…。
ほらぁぁぁ!横で高杉がオロオロしてるでしょうが!(佐助だから!)
信玄が託したあとガックリしたので「あれ!?こんなことで死んだ!?」とか思ったら、
単に気を失っただけらしい。家督継がせるならもっとおとなしくやろうよ!誰がこの屋敷
直すと思ってんだよ!
ちなみにここで幸村は、槍を振るわない誓いを立てますが、この後特に守られた
様子はありませんでした。
戦いが終わったので佐助、幸村に全国で不穏な動きがあると報告。
それは一体…?
その頃政宗。
戻ってきてやっぱり小十郎に怒られました。
しかも余裕ぶって豊臣の生き残りがいた、とか言ったらそこであちこち切れて倒れる始末。
時間差のダメージといってもこれはひどい。どんだけ〜。
三成は何がしたいのかよくわかりませんが、あちこちの村とかを全滅させながら進んで
おりました。
普通に行けよ、政宗のとこに。
天下かけて戦おうって言われたからといってそこら殲滅させてどうなんだよ。
あと壁に秀吉像を彫るんじゃねぇよ。偶像崇拝かよ。
ここでいきなりマダオが登場したのでビックリしていたら、大谷吉継でした。
うーんこの映画ではちょっと悪い奴の立場なのか。残念ですね。
どちらかというと、三成を助けたたいという気持ちが生じてクレイジーな感じになっている、
ということの方がいいように思うのですが。今回は野望を抱いてよからぬことをしようとして
いるって感じでした。
…てかこいつも浮いてるんですけど。いや、周囲に溶け込めず浮いてるのではなく(それは
三成)、ホントに浮いてる。動力源はなんだコラァ!
吉継がなんやかんやしゃべっているのに簡潔に言えとかひどいことを言う三成。
要するに吉継は、三成って人の言った事まっすぐ受け止めて、その裏の意味を読まないよね、
空気も読まないよね、と言いたいらしいです。
そしてその頃、三成と同じように村とかを襲って家康の旗を立てている奴がいました。
誰だ、またこんな火種をまき散らして歩くやつは。
政宗、意外に軽傷だったらしくて起き上がって鍛錬してました。
小十郎が、一人でいったのは良くなかったけど、三成がおかげでここに来なかったから、
民は安心して暮らしていられるみたいなことを言います。
…じゃあ三成は何をしてんだあいつ。てっきり政宗のところに来るべく、蹴散らしながら
進んでるのかと思ったんですが…。本当に周囲に八つ当たり?
政宗は三成を倒しに行くと言います。
あの時結局口先でけむに巻いて逃げたから、と。
…一人で行くからだろ。
小十郎、斬りあうことなく退避したんだから別に問題ないとナイスフォローです。
ダメですよ小十郎さん!それはフォロ方十四フォローさんの仕事だ!(この作品では
ボケ役だから仕方ない!)
小十郎、今度は一人では行かせません、と力強い。
ちなみに三成、凶王とか言われてるらしいですよ。別に王ではないな、王では…。
政宗、それにしてはあの透き通った目はなんだ、とか言ってますが、そんなことは
どうでもいいだろう。
家康は前田慶次、長宗我部元親らと協力して、あちらこちらを説得に回っている
ようです。よかった、こんなことでもないと二人出番ないもんね!(コラ)
家康は元々秀吉に、三成とともにつかえていたのだけど、秀吉が力で全国を制覇
していこうとするのを見て袂を分かったようです。
三成は盲目的に秀吉を信じてたって感じですね。
あーこうなると間違ってても突き進んでしまうからなぁ。
ともあれそれで家康は、自分は力による制圧ではなくて、力を振るわないために
強さを身に着けるとか、わかったようなわからないような決意をしたらしい。
…それ結局回りまわって武力を持つということですよね?
家康は、力による支配をしないことを秀吉に伝えるべきだった、と言うわけですが、
三成のカンに触ったらしく、二人はそこで別れることになってしまう。
これでやっと、三成が「家康ゥゥゥゥ!!!」とか言ってる意味がわかりました。
まあ歴史上でも敵になりますしね。
家康と戦いながら、友などいないと言い切る三成。
だからあんた関ヶ原で負けるんだよ…。
なんだよこの一人楽しすギルぜプロイセン状態。あのプロイセンでも弟がいたと
いうのに。
家康と半兵衛の絆は深かった、という三成に、何を思ったのかいきなり、秀吉と
前田慶次の間にも深い絆があった、と言っちゃう家康。
「政宗を誅戮した後前田慶次も殺す!」とか言い出す三成。
ほらぁぁぁぁ!!!!ミッチーの殺すリストに載っちゃった!!
なんでいらんこと言っちゃうの家康!!!
秀吉を過去として語るなと怒る三成ですが、それで復讐済んだらどうするつもりだこいつ。
さてさて。
その頃生きてたお市さんがなんかアレなことになってました。
兵士をやって回ってたのこの人ですか。
しかも明智とか生きてたし。坊さんということになってるらしいがこんな坊主がおるかぁぁぁぁ!
坊主っつーんだったらハゲにしてヅラかぶっとけよ!そして星海坊主って名乗っとけよ!
したら銀さんに「右側だけハゲェー!」って言われるから!
(中の人は同じだし、坊主設定だからややこしい!)
この明智と行動を共にしているのはマダオ。…いや吉継。
あと小早川秀秋もいました。
えーと歴史上では石田三成を裏切って家康側についた人ですか。
この作品でこんな面白い使われ方をしているとは思いませんでした。
政宗の部下が走ってると、前田慶次に出くわすのですが、この部下たちが何を政宗に
届けようとしていたかはさておき、慶次は、手紙が部下の頭にささっているのに気づき、
それが政宗にあてた家康からのものだということに不信を抱く。
今巷では、三成と同じことを家康もやりだしていると噂になっていたからです。
慶次が中を読んでみるとそこには、「もうめんどくさいから皆まとめてミックミクに
してやんよ。関ヶ原まで全員来い」というようなことが書いてありました。(要約しすぎだ)
慶次は、これは家康の手紙ではないと気づく。
ただ全国の武将は家康とは会った事ないわけですし、気づかない可能性もありますね。
武田のところでも幸村がこの手紙を受けとっていましたが、彼もまた、家康がこんなことを
するはずがないと見抜く。
あと佐助が、鍋の匂いがするとか言ってました。
佐助も、全国に配備している忍びの眼にとまらず村々を奇襲なんてできるはずがない、
何かあるはずだ、と考えていたようでした。
そうして家康に会おうと出た幸村らは、三成を倒しにやってきていた政宗の軍と
すれ違うことになります。
つーか。
今は戦ってる場合じゃない、とすれ違っていくのはいいけど、双方少しずつ脇に
避けないのかよ!そのまますれ違っちゃうのかよ!日体大の集団行動パフォーマンス
じゃないんだから!
しかもすれ違ったかと思いきや、「ここは初めて戦った場所だな」と政宗言い出して、
結局戦いに入ってしまうのでありました。
小十郎さん!佐助さん!二人にゲンコツ落とさんか!
やってる場合じゃないと言ってから数秒も経ってねーぞ!
ここで割って入ったのが慶次。
天下の一大事に何してんだ、と叱られてます。
本当だよ、まったく…。
ところがこれで武器をおさめるかと思いきや、政宗、幸村二人して慶次に斬りかかる
始末。気が合うな、お前ら!
ともかく何とか戦い収まりまして、政宗は「幸村はゴールだった、忘れるとこだったぜ」と
カッコつけてましたが、どう見ても本気で忘れてました。
そして小十郎が、部下が持ってきたという手紙を見せようとするんだけど、事情を理解している
政宗は、もちろん家康がそんなことをするとは思っていない。
とりあえず関ヶ原に皆で向かいます。
今度はちゃんと戦わずに向かって下さいよ…。
さらにここで、部下が作って政宗に届けようとしていたものが渡されます。
ここでは明らかにならなかったけど、かっこよかったですねぇ。
えーと、小早川秀秋ですが、明智がわざとらしく、「あなたが家康の名前語ってたの
ばれちゃった、てへ☆」とか言ってます。
しかも、怒った武将相手に鍋でもふるまってみてはとかムチャ振りです。
そんなことは知らない政宗らは、馬を走らせているのですが、政宗さに、皆に声
かけるのはいいけどちゃんと前向こうね?馬から振り落とされるよ!?
しかも盛り上がってるのは伊達軍だけ。武田軍ダンマリ。ノリ悪〜い…。
政宗、関ヶ原のど真ん中で三成が待ってたら許さんとかワケわからんこと言って
ますけど、友達いないプロイセン…もとい、三成にあんなうまく立ち回れるワケがなかろう!
そして関ヶ原。
…おぃぃぃぃ!!!
ホントに真に受けて鍋作っちゃってるよ秀秋!
見たこともないでっかい魚とか大根とか入ってるよコレ!
こんなでかいものどこから調達してきたんだよ!ルフィ達が冒険してる海ですかぁコノヤロー!
待っている武将たち相手に秀秋が困り果てていると、空から華麗に家康登場。
彼は、名前を使ったのを怒りもせず、武将らに呼び掛けております。
そこに一同到着。
戦いをやめにしないか、と呼びかけられて皆、あっさり懐柔されてます。いいのかそれで。
ともかく鍋を食おうとか言われて寄ってくる武将たち。
椀はいいとして(頭にかぶってる奴が戦いの時のお椀になる)、誰がどうやって取り分けるんだ
これ。
政宗、いきなり空気読まずに「じゃあ家康の名であちこち襲ってたの誰だよ」発言。
するとそこに三成登場。
さらに石田軍も登場。
何もわかってない家康、大歓迎してます。
どう見てもあの顔は鍋食いに来ましたって顔じゃないだろ!!!
つーか石田軍も鍋に砂入るだろうが!おとなしく走ってこい!
現場はたちまち混乱の渦に巻き込まれます。
武将らは家康が一気に片づけるために呼び出したと思ったらしい。
…まあ書状にはなんか最初からそういう感じで書いてありましたけど…。
さらにそこに、モトナリ・モーリ登場。死んだと思ってたら生きてた展開です。
それはいいけどややこしい事態をさらにややこしくするな!
あとお前んとこから排出した菅元総理連れて帰ってくれ!
どうしようもないので幸村、応戦せよと命令を出します。まあそうなりますね。
政宗の方は三成がやってきたので戦うことに。
この二人のかみ合ってない会話はどうでもいいとして。
争いを上から吉継と明智が見てる。
やはりお膳立てをしたのはこいつですね。鍋だけどお膳立て。(黙れ)
明智にはある目的があったからです。
元就のとこには元親が現れたのですが、笑顔で罵倒する元親を気持ち悪い
発言する元就。お前…。
三成の方は相変わらずあれこれ叫びながら政宗と戦ってますけど、この人は
黙ったら死ぬんだろうか。
政宗にも、リベンジ終わらせたら何を叫ぶつもりだとか突っ込まれちゃってます。
リベンジ終わったらダークサイドムーンじゃないですかね。
(トランスフォーマー見てないとわからないネタはやめろ)
ここで三成、いきなりスーパーサイヤ人化してました。
すごい勢いで政宗の喉に迫る!
ここで、やっとこさ、部下が作ってた政宗曰く「クールなアクセサリー」の意味が
わかります。
それは、首輪でした。(首輪違う!防具!)
これで三成の刃を受け止めた。
かっこいいですねぇ、首輪をした政宗。(別の意味になっちゃうから!なんかいろいろな
ところから抗議来そうな内容になっちゃうから!)
つーか眼帯じゃなかったのか、部下が作ってくれたの…。(眼帯が防具になるか!)
「殿といっしょ」の政宗の部下だったら間違いなく変形してロボになり守ってくれる
眼帯でしたね、うん。(その前にその政宗だったらこんな戦いにならないから)
この後政宗の反撃もメチャクチャかっこよかったですが、刀をいきなり投げたから
何かと思ったらこれも攻撃か…紛らわしい。
しかも空中に家紋が出て、それに三成貼りつけられたような形です。
なんかもう想像を超えた技ですな。いいですけど。
政宗の「前むいて行こうよ」的な説得にも耳を貸さないので、政宗の技が炸裂
するわけですけど、なぜかここで三成をかばう家康。
いや、気持ちはわかるんですけど、もうちょっとこう、助けに入る前ふりしようよ。
いきなり家康が降ってきたから誤爆したのかと思ったよ。
絆絆と口にする家康に、助けろと言ってないという三成。
助けるなとも言われてませんから助けたんですよ?(禅問答かよ)
普通ならここでそろそろ終わりに差し掛かるころですが、そうなると明智が出てきた
意味がないので。
宴の前菜とか言ってる明智。
武将たちにお市の黒い手が襲いかかるんですね。
そして地の果てから何かがよみがえってました。
あ、ちなみに秀秋ですが、ひっくり返った鍋で大ピンチですが、忠勝が助けてくれて
いました。こいつらはどうでもいいな別に。
そして闇からよみがえったのは、松平のおっさんこと、焼き討ち大好き信長でした。
(殿といっしょの信長と混ざってる!)
しかも「ことほぎ〜」とか言いながら銃乱射ですよ。何がめでたいんだよヒゲ。
政宗以下、やっと三成がこれのダシに使われたと悟る。…鍋だけにね。(二度目)
つーか今度スタンド背負ってんぞ信長。
主食は柿ピーですかぁ、コノヤロー!銀さんに言って成仏させてもらうぞ!
三成も、これでは秀吉が総べようとした世が滅ぶ、と向かっていくのですが、まあ
ハッキリいってかなうわけもなく。
そこに吉継が駆けつけて助けてくれるんですね。
三成の生きざまに心を動かされたらしい。
まああっけなく反撃されて死ぬんですけど。
そんな三成に家康は、あれは秀吉と同じだ、皆の眼にどう映っていたのかわかった
だろう、と話しかける。
そうしてやっと三成は自分の過ちを悟りました。
というわけで、まだ完全に信長復活しきってないという王道パターンらしく、皆で
何とかすれば滅ぼせるかも、という感じで。
政宗は小十郎に、幸村は佐助に、信長に力を与えている、お市の黒い手を
何とかするよう言うんだけど、佐助が、副将手当つくのかい、とちゃっかり確認
してるのが面白かった。余裕あるなお前。
「安心しろ佐助!両手にあまるほど褒美をくれてやる!………全部団子で」
「ちょっと、旦那ァァァ!!!!」
後でこんなことになってなければいいのですが。あんまり佐助をこき使うと
奴の中の黒い獣が暴れだすんだぜ!
というわけで三成以外皆力を合わせてかかるのですが、割とあっさりやられて
ました。
ええー…。
明智の方は武装してホクホクしながら信長のもとに向かおうとするのですが
そこにお市がいた。
お市は浅井長政の声を聞いて我に返り、明智に反撃。
ここの明智は完全にギャグキャラになってて笑いましたね。
「私、ずれてます?」みたいな。
うん、ずれてるし空気読めてない。
ここはぜひ劇場でお楽しみ下さい。
最期まで変態でした。
さて戦闘不能に陥った政宗に代わり、立ち上がった三成が。
ここは三成の見せどころってわけか。
「ここで無様に朽ち果てる許可を!」とか叫びながら信長に走って行きました。
おい、刀を口にくわえてしゃべりながら切りかかるのは、そこに転がってる独眼竜の
専売特許だ。(正しくはその中の人の別の役…)
でも刀を口でくわえて執念で向かってく三成が初めてかっこいいと思いましたね。
この一撃が信長にヒット。
そっから黒い力?みたいなんが外に出始めてあわてる信長。
その頃お市はまたまた長政の幻を見ていて、なせるのはお前だけ、とユリの花を
貰っています。
つーか戦国BASARA界のメロンパンナみたいなもんだな、お市って…。(コラコラ)
そうしてお市は信長のところに行き、ずっとそばにいてあげる、と冥府に彼を
引きずり込んでいったのでした。
信長、最後の言葉が「心地よきもの、是非もなし」だったぞ。
お前までギャグキャラになるなぁぁぁぁ!!!つかこれアドリブじゃないのか!
そういうわけで完全においしいところをお市に持って行かれたわけですが、場が
崩れ始めましてですね、皆もう逃げる力もなく大ピンチってわけですが、そこは
ほれ、誰も思ってなかった伏線登場ですよ。
鍋ですよ。
鍋を忠勝が持ってきてみんな助かった。
…なんちゅーオチだ。
これがホントの戦国鍋!(そういうタイトルの番組がある)
この後三成が、いつか慶次に、自分の知らない秀吉の話をして欲しい、と言っていて
それはそれでちょっとほほえましいなと思ったのですが、よく考えたら、聞いたら聞いたで
イメージと違う!とかいって怒り出しそうです。
そして、三成と家康、幸村と政宗は決着をつける時とかいって戦いはじめます。
お前ら、あんだけやってたのに元気だな…。
元就と元親もやってました。
もうお前らずっとやってろ。
彼らはずっとこんなんでしょうね。
ちなみにEDも面白かったです。
チラリとでも政宗らが見て通り過ぎるなんてのがあったらもっとよかったかなーと
思うのですが。
全体的にバトルシーンめちゃくちゃ迫力あって面白かったです。
ただ話が、なんつーか、すごい取ってつけたような感じだったので、それが残念かなと。
ま、メインキャラは全員出てきた感じだからいいかぁ。
かすがが一言もしゃべらなかったのと、最初以外出番なかったのがなぁ…。
それ以外はすごいよかったです。
DVDでじっくり見直したい。
個人的な感想ですが、「殿といっしょ」「うっかり戦国4コマ かいこ」「銀魂(アニメ)」
あたりをざっと知っていると、ツッコミがさらに楽しめます。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→映画の感想レビュー→劇場版 戦国BASARA −The Last Party−