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friends もののけ島のナキ

12/19鑑賞

 小さいころ「泣いたあかおに」を読んだことがあって、それがちょっと後味悪くて、それを
ベースにした作品と聞いてどうかなぁと思っていたのですが、見て良かったです。赤鬼や
青鬼が悲しいばかりではなかった、という風に昇華されていたのがよかった。
 冬休み、もし親子で映画鑑賞とかの予定があったら、これ見て欲しいですね。すごく
楽しめると思う。(子供が喜びそうな要素沢山あるし。ウンコ連呼を銀魂以来久しぶりに
聞いた。←どこに食いついてんだよ)

 あと、映画館に流れてた「フライトナイト」って怖い映画のCMがあったんだけど、主人公が
「吸血鬼は招待されなければ家の中には入れない、安全だ!」みたいなことを言ってて、
襲ってきた吸血鬼が「家をなくせばいい」と破壊。ですよねー………。
 あれはホラー映画なのに笑いました。

 冒頭、コタケがテケテケ〜っと企業ロゴ持って出てくるのがすごいかわいかったです。

 どこかの海。
 子供が小さな舟をこいでいます。
 しめ縄が張られている岩を慎重に潜り抜けて彼は、とある洞窟の中へ。潮の流れが
早いのか、舟はあっという間に流されて、その向こうの島の前に出ました。
 …これ見て思ったんだけど、ここ通らずに迂回したらダメなの?それともこの洞窟の中が
不思議な空間で別の海につながってるってことなの?
 まあいいわ。
 ともかくこの子は病弱な母のために、立入を禁じられているこの島にあるきのこをとって
売れば金になる、とやってきたらしいです。
 真面目に働いて金を稼ぐということをしようよ!!!(子供にムチャ言うな)
 ところが舟の中にもう一人姿が。
 コタケでした。
 弟らしい。
 こっそりついてきてしまったようです。
 仕方がないので二人でキノコを採りまくっていると、赤鬼、青鬼のタッグが現れて、
ビビった男の子はコタケを舟に乗っけて逃げ…たつもりが舟に乗っけてなくて置き去りと
いうとんでもない展開に。
 まあやるだろうとは思ったよ。
 舟は赤鬼によって壊され、少年は海のもずく…もくずになりました。
 いきなり感じ悪い展開だよこれ!
 いくら赤鬼がいい奴とか言われても挽回できないよ!!!!

 村では、禁忌の島に子供が立ち入ってしまったということで大騒ぎ。
 しかもコタケを置き去りにしたことで皆怒る。
 そりゃそうだ。
 やりたくてやったわけじゃないんだけどねぇ。
 つか生きて戻れたんだ…。
 オババは、もうコタケはとっくに食われてるだろう、あきらめよと言った後、モノノケの怒りが
見える、鎮める儀式をせねばとか言い出します。
 その昔モノノケと人間の戦いがあって、やっとあの島に封印するような状況にまで持ち込んだ
らしい。
 で、またこっちにやってこられちゃ困るってわけで、誰も近づかないようにしてたようですね。
 本気でやってくる気があったら今までに襲われてそうな気がするけども。

 一方もののけ島。
 取り残された人間の子供にビックリするモノノケたち。
 なんでも、モノノケは人間たちが思ってるほど数は多くなく、数十くらいのもんなんだけど、
それを人間に知られたら乗り込んできて滅ぼされるかも知れないから、静かに暮らしていたい
らしいです。
 そんな真面目な話をしているのに屁をこく赤鬼、ナキ。
 画面黄色くなっただろうが!
 3Dで見てたら屁が飛び出してくるんだぞ!
 
 長老は人間たちが攻めてきた時のための人質にする、ということで、ナキにコタケを預かる
ようにいうけれども、暴れん坊のナキはそんなこととんでもないと嫌がる。
 つーか君ら普通にコタケの髪の毛持って連れまわしてますけど、一般的にそんなことしたら
人間死にますから!やめたげて!
 ナキは立ち去ってしまうんだけど、長老の頭に乗っかってたコタケが、頭に生えてるキノコを
もぐもぐかじってるのがかわいかった。
 あとサブキャラ達も可愛いです。
 一番好きなのゴーヤンだなあ。ゴーヤのモノノケなんたけど、阿部サダヲさんが声当ててる
のもあってすごい、いい味出してますよ。ドリフで言うと志村のポジションあたりです。

 青鬼、グンジョーが、コタケをナキのとこに連れていくということになるんだけど、そういう
面倒な役を引き受ける代わりに彼はあるものを皆に要求します。
 それは、キノコの権利でした。要するに森の中に生えているキノコを好きなだけ自分らの
ものにしていいらしい。
 おいしいもののようですね。
 というわけでコタケを連れていったグンジョー、キノコの権利の話をしてて、グンジョーの
「俺6割、お前4割ももらえるぞ、いいだろ」という言葉に一瞬納得しかけるけど、「俺の
方が少ねー!」と怒るの笑った。もっと早く気づこうよ!
 グンジョーにしてみれば、キノコ採りが終わったらコタケを舟であの洞窟に連れて行って
人間の島に流してしまえばいい、ということらしい。
 頭いいな。

 一方人間のとこではババ様が、モノノケに祈りをささげて怒りを鎮めようとかいってる
けど、そこにナキの咆哮が響き渡って全員ビビる。
 実はコタケがいたずらして、ナキの尻に薪で火をつけてた。
 超笑いました。
 こいつやること結構エグいぞ!
 グンジョーは、子供のすることだしぃーって感じだけど、こいつもやられました。
 しかも島一週するくらい騒ぎまくってる。
 お前の方がひどいやないか!
 この時に、ゴーヤンが突進してくるグンジョーを見て、「えー、きちゃうの、最悪のパターン」
とか言うのがめっちゃ面白い。
 案の定、グンジョーがぶつかってゴーヤンの家は大破、ゴーヤンも吹っ飛ばされました。
「なんでぇー」
 これいいなぁ。

 このあと、ナキ相手にコタケが自分の名を主張。
 コタケコタケコタケー!って。
 これで2歳設定かよ。いいけどさ。 
 コタケが泣きだしたので恫喝するナキだけど、逆にそれが面白かったらしくて喜ぶ
コタケ。
 かわいいです。
 グンジョーは、得意技の姿消しをやってみるけど、これはあまりウケませんでした。
 あるよねー…。
 というわけでグンジョー、ナキが大切にとっておいた、姿を変えることのできるキノコを
持ち出して、怪物みたいなのに変化したりして、コタケと遊んでました。
 そういうわけで結局、コタケは二人に受け入れられたようですね。
 眠っているコタケを見ながらグンジョーは、200年前のことを語り合います。
 人間との争いでこの島に来たばっかりの頃、ナキはよく泣いていて、それで「ナキ」という
名前になったらしい。
 で、200年泣かなかったらもうナキと呼ばせるのはやめるという約束があるらしいです。
 あの、皆にナキって名前定着してるように思うのですが…。
 
 その夜ナキは久しぶりに夢を見ます。
 人間たちとの争いで母親を殺されたナキ。
 そこにグンジョーが母親と通りかかってナキを助けようとするけれども、この時にグンジョーの
母も死んでしまい、ナキは顔に傷を負う。
 そうして二人はこの島にやってきたのでありました。

 寝相の悪いコタケを見つつ、ナキは多分、やっかいなの半分、早く親のとこに返してやりたい
気持ちもちょっぴり、みたいな感じだったんじゃないでしょうか。
 コタケがちょこんと入る舟を作ります。
 ちっさぁー!もうちょっと大きいの作ってあげようよ!

 で、洞窟の方に向けて海に舟を流すんだけど。
 ナキさん、あなたの後ろでコタケ、オールをもりもり使って戻ってきてますけど。

 ゴーヤは昨日グンジョーに壊された家を直してたんだけど、グンジョーがそれを見て
「斬新なデザインだな」と言ってくるんですね。
 見ると、壁が舟の形にくりぬかれてる。
 …あれ、その舟の形、さっき見たぁ………。

 ナキがせいせいしたーって感じで家に戻ってくると。
 グンジョーがコタケと一緒にいました。
 この後何度か舟にコタケを乗っけて流すんだけど、何度も戻ってくるのが面白かった。
つーかコタケ戻るの早すぎる!
 というわけでグンジョー、コタケとで顔に落書きをして、戻ってきたナキを笑わせてるのは
面白かったなぁ。
 んで、何とか今度こそとコタケを洞窟にすっ飛ばしたナキですが。
 グンジョーの「風向きも変わったし無事帰れるかなー」的な言葉に、途端に不安になる。

 その頃コタケは、洞窟にはたどり着けてたんだけど、そこで舟が壊れてしまっていて、さらに、
臭いを嗅ぎつけてやってきたワニみたいなモノノケに襲われて大ピンチ。
 そこに駆けつけたのはナキとグンジョーと、なぜかいるゴーヤン。
 二人で、ワニを吹っ飛ばすのはいいんだけど、グンジョーが使ってたバットが最後ゴーヤン
まで吹っ飛ばして、ゴーヤンが「なんでぇー」と言いながらすっ飛んでいくの笑った。
 いいなーこのノリ。
 つーかグンジョーもやったとか言ってないで気づいてあげて!今まで一緒に来ていた仲間
一人消えてるよ!

 ナキはコタケを乗っけて島へ戻ると、一緒に森の中を飛んで遊ぶワケですよ。
 ご飯もちゃんと作ってあげるわけですよ。
 ナキ優しいです。
 グンジョーが当たり前のようにいるのはいいとして、彼がナキが密かにかくしていた、
テンニョダケといキノコを食べようとしているので取り合いになる二人。
 しかしこのテンニョダケ、グンジョーの手から飛んでコタケのとこへ。
 コタケがそれを食べるのですが、ものすごいおいしかったらしくて、花がパァァ…って
飛んでます。
 面白かった。
 
 そういうわけで翌日、皆でテンニョダケ探し。
 途中でハナビダケという、花火になるキノコ見つけたりとか、フーセンダケという、食べると
膨らむのをためらわずコタケが食べてしまって飛んでいきそうになったりとか。
 面白いですねぇ。
 ところがいつのまにかそのコタケが手にテンニョダケを持ってました。
 ナキは、コタケの気持ちを汲んでその場で食べて「おいしいー」と喜びます。
 つかグンジョーにも少しわけてあげようよ…。
 ナキは、今度テンニョダケを手に入れたら必ずコタケにやる、と約束。
 可愛いですねー。

 ところがその夜、コタケは熱を出してしまう。
 まあほぼ裸同然という、どっかの、魔王拾いました的な展開のようなもんですからねぇ。
 あわてるオニ2人。
 コタケが寝言で母を呼ぶのを見た二人は、やはり母親の元に返してやるべき、と考えるの
でありました。
 優しいからそう思ったんでしょうね。
 グンジョーはここで、数年前に、渡り鳥とともに来た小さなモノノケが、南の方で自分と
よく似たモノノケを見たことを教えてくれた、とナキに伝えます。
 どうして黙っていたのかと驚くナキ。
 彼は、母親かも知れないから探しに行くべき、というけれど、グンジョーは、旅するのが
大変だし、母じゃなかったらガッカリだし、と言う。
 本音としては、ナキを見捨てておけないんじゃないかなぁって思いますね。
 グンジョーには心を開いているけれど、まだまだ彼は乱暴者として、皆からは恐れられてる
存在だし。

 コタケの熱は下がりまして、ナキはコタケを連れてみんなと遊ぶ。
 つか服作ってやれよ誰か…。
 
 そうしてナキは、仲間を連れて人間の島へ。
 …無理だろ!
 これ人間のフリできてないだろ!
 ゴーヤンが人間と話をしようとするんだけど、びびったモノノケ達がどんどん逃げ出して
いって身長が低くなるっていうの超笑った。
 で、逃げてったモノノケを追いかけて人間たちがだだーっと行くんだけど、それを見て
「うまくいったな」とかいうナキ。
 うまくいきました!?えらい失敗してるように見えるんですけど!?

 姿を消せるグンジョーが、矢印を作って、それで進めや止まれと合図しながら、ナキは
コタケと匍匐前進。
 んで、ナキはコタケを返そうとするんだけど、コタケはナキとの別れを惜しむ。
 ここで、ハナビダケを使ってコタケが喜んでいる間にナキは姿を消すのです。
 優しいオニだなぁと思った。
 物音に、家から出てきた母親は、死んだと思っていたコタケが無事戻ってきたことに
大層驚き、喜びます。

 それを見ながら母親に会いたくなったんじゃないのか、とグンジョーに言うナキ。
 思えばグンジョーは、この頃からある思いを持っていたのかもしれません。

 ところが、戻った二人は、もののけ島の掟を破って人間の島にいったということで
罰を受けることに。
 罰言うてもロープでつるされるくらいのもんなんだけど。
 ここでナキに異変が。
 トイレ行きたくなったっぽい。
 グンジョーがめっちゃあわてて「反省しましたぁぁぁ」とか言うのが笑える。
 
 コタケがいなくなってすっかり静かになってしまったナキの家。
 コタケ用に作ってやったスプーンを見て、肩を落とすナキ。
 それをグンジョーやゴーヤンは心配そうに下から見てました。
 そしてナキ、あるものを探しに山に行くんですね。
 追いかけてきてグンジョーは、まさかテンニョダケを探していたんじゃないだろうな、
コタケに会いにいってどうする、と咎める。
 けどナキは違うと言い、二人はケンカに。
 母を探しに行けというナキにグンジョーは、お前は俺がいないと皆とやってけないだろ
てなことを言います。
 まあ、それもまた、グンジョーの本音ではないんじゃないかなぁ、と思うんだけど。

 村の方では、モノノケがきたということで、柵を張り巡らせたりして、とても恐れて
いました。
 しかも「この村相当びびってやがるぜ」とかいうおっさん3人が来たので何かと思ったら、
ババ様が呼んだ用心棒らしい。
 うわぁ…モノノケが本当に来たら、いの一番に逃げ出しそうな人だぁ…。
 なんかリーダーみたいなやつが、ボウガンで木の枝落としたまではよかったんですが。
 あの…頭に当たって、ヅラがズレましたよ?(ヅラじゃない、桂だ)
 おぃぃぃ!これ、「ベルトコンベアには気をつけろ」で真選組にやってきた「工場長の霊が
ついてますね」とか言う3人組より怪しいよ!
 
 その頃ナキは島にやってきていて、立派な柵作ったねーとか言いながら、そこにいた
コタケを見つけて近寄ろうとする。
 しかし人間に発見されてしまい、矢を射られ、逃げ出すことに。
 つーかお前敬語使えたのかよ!そっちの方がビックリしたわ!
 ナキを助けてくれたのはグンジョーでした。
 やっぱり頼りになるぅぅぅ!!!

 洞窟に隠れてナキを手当してやり、グンジョーはちょっと外に出てくる、と言う。
 ウンコだな!?ウンコなんだな!?とかいうナキ。
 ウンコ連呼してんじゃねーよ!お前は「シモの話したら罰金1両な」と言ったにもかかわらず
細川幽斎の話に見事つられて「そんなすごい尻なの!?尻すげぇ尻!」とか言っちゃった
豊臣秀吉か!(突っ込みが長すぎてわかりづらい!)

 まあそれでですね。
 落ち着いたナキが外に出ると、グンジョーが変身するキノコを手にしていました。
 人間に虐げられて今度という今度は堪忍袋の緒が切れた、というグンジョー。
 やはり人間とモノノケは仲良くは出来ない、と。
 彼はキノコを食べ、大きなモノノケに変身して村を襲いはじめました。

 ここの用心棒のシーン、めっちゃ笑えます。
 やるだろうと思ったけどすごい面白かった。
 
 グンジョーは村人たちを崖っぷちに追い詰め、襲おうとする。
 けれどもその姿は「誰か」が来るのを待っているようにも見えました。
 咆哮に、コタケが「グンジョー?」と気づくのも良かった。
 追い詰められた村人たちの前に、ナキが現れました。
 彼は傷つきながらも懸命に闘って、村人達をグンジョーから守る。
 最初は恐れていた村人たちも、ナキを呼ぶコタケの姿に、ナキを応援するようになりました。
 そうしてる間にキノコの効果が切れて、グンジョーは元の姿に戻り、「お前はそうやって
人間と仲良くしてろ」とナキにいい、姿を消しました。

 コタケはナキのところに駆け寄り、村人たちは拍手するんだけど、ナキ、倒れました。
 ご声援ありがとうございました!
(死んでない、死んでないよ!)
 次にナキが目を覚ますと、コタケの家の中。
 どうやら村人たちが運んで手当してくれたっぽい。
 人々は知りました。
 良いモノノケもいるのだと。

 傷が癒えてナキはもののけ島に戻ってきます。
 すると仲間たちがいた。
 ゴーヤンが、ナキにグンジョーからの手紙を渡します。
 それを読むとナキは急いでグンジョーがいるという、森の奥に走っていく。

 「この手紙を読んでるってことは、俺の芝居はうまくいったってことだな。
 お前が知ってたら本気出せないと思って、お前ごと騙すことにした。
 俺と一緒にいたらお前は皆に悪いモノノケと思われてしまう。
 だから俺は旅に出ることにした。
 母親を探しに行く。
 お前は大丈夫だ。
 コタケと出会って変わった。
 うまくやっていけよ。
 ずっと忘れない。お前は友達だ」

 ナキが島の奥にきた時、グンジョーの姿はなく、そこには、舟が砂浜に漕ぎ出された
跡と、「止まれ」の合図が。

 ナキは声を上げて泣きました。
 自分のことを一番に考えてくれた友のことを思って。

 ナキが戻ってきた船にはコタケも乗ってきていたんだけど、ナキに「男は泣いちゃ
ダメ」っていうのが可愛かったですね。
 笑ってるフリして泣くナキもよかった。

 きっと何十年かして、コタケに新しい家族が増えた頃、グンジョーも母親と共に
戻ってくる、そういう日があればいいなと思います。
 エンディングでは、モノノケと人間が楽しくやってる姿がえがかれていて良かったです。
 原作ではこのまま青鬼は赤鬼のところに戻ることはありませんでした。
 けれども、ナキにはコタケがいるし、グンジョーも二度と帰らない覚悟ではないのだろうし、
きっとナキが村人に一生懸命説明してくれると思うのです。
 だから、グンジョーが母親と戻ってきた時、この物語は終わるんじゃないかなぁ、と
思います。
 表面だけ見ていては気づかないこともある。
 偏見の目で見ていてはわからないこともある。
 そういうことを伝える物語なんじゃないかなぁ。
 だから、原作はともかく、この作品はアンハッピーエンドではないのでしょう。



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