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ハンガー・ゲーム |
10/2鑑賞
えーと…これ、アメリカでは受けてるんですよね。私はまったく面白いと思わなかった…。
てか2時間半の長丁場なんですが、ハッキリいって最初の1時間半がすごい退屈。
いろいろ伏線はあるんだけど、バッサリカットした方がいいと思う箇所はあった。
もしくは話の展開にもっとメリハリつけるとかないんですかね。淡々と1時間半続くのは
かなりつらかったです。
さてこの物語の基本設定としては、独裁国家があって、中心部に住んでるのが富裕層。
そんでそれを囲む12の地区があってここで働く人たちは貧困にあえぎながらもそれぞれ
独自の産業で働いている。以前下剋上で戦争になったことから国家は、二度と反逆させ
ないために、子供を2人ずつ選出させて戦わせ最後の一人になるまで殺し合わせることで
見せしめにしている、と。まあ平和を守るためとかなんとか言ってますが要するに見せしめ
ですよ。
また、政府から支援だとか供給を受けるとハンガーゲームに選ばれる確率が高くなる
という設定もあります。序盤のところでカットニスとゲイルとの会話にチラッと出てくる。
カットニスの妹が、12地区ハンガーゲーム候補メンバーとして選ばれたということで
えらいビビってます。
12〜18歳の子の中から選ばれるので、12歳になったら強制的にメンバー選出の場に
いかないといけないんですね。確率的には低いとしても嫌だろうなぁ。
実質死ににいくようなもんだし。
カットニスは妹を、初めてだから選ばれるわけないわよ、と励ます。
このカットニスは立入禁止の森に入って狩りをするのを得意としていて、仲間のゲイル
とも落ち合ってました。会話からしてこの二人は恋人とまではいかなくても相当親しい
仲じゃないかなと思うんだけど。カットニスがああいう展開になっていったのは意外
でした。
ゲイルはここで、自分は政府から支援を受けているから紙が42枚もたまっている、と言う。
(代表を選ぶ箱の中に自分の名前が書かれた紙が42枚ある=選ばれる可能性が高い)
あとカットニス、このあとお店で買い物していたら、マネシカケスという鳥のブローチをおまけ
してもらってました。欲しそうにしていたらおばちゃんがタダであげるって言ってた。
そんでカットニスは妹に、幸運のお守りよ、これをつけてたら選ばれないからね、とこの
ブローチをあげるわけですが。
うん、今でっかいフラグ立ったね!
というわけで選ばれる場所にやってきたんですが。
12地区担当というおばちゃんの化粧がすごすぎる。
え、これピエロの役とかじゃなくて?
これが未来の化粧スタイル…!
ともかくそれで選出が始まるのですが、見ていた人が大体予想していた通り、妹ドンピシャな
わけですよ。確率的にすごすぎるだろ!ってかあのブローチ、ばっちり選ばれるお守りじゃねーか!
カットニスは妹の代わりに自分が行く、と宣言。
見ていた富裕層の人々はそういう話が好きですから大喜びですよ。
というわけで、もう一人選ばれる男の子の存在が「黒子のバスケ」の黒子なみに薄いわけ
ですけども、彼の名はピータ。
クララが立った!←それはアルプスの少女ハイジのピーターな。
えー今ここで冗談で黒バスの黒子なみと書きましたがはっきりいって作中マジでそんな感じ
です。
僕は影だ…!
この選ばれた時にカットニスが三本指を立ててサインを出していて、民衆が皆答えています
けど、これはおそらく同志のサインというか、志は同じ、みたいな感じなんでしょうかね。
ともあれカットニスが志願した様子を見て「貧しいものが自ら志願するのは危険だ」と考えて
いる人間がいました。あー、死んでも英雄視されるからなあ。
家族やゲイルに会ってきっと帰ってくると誓うカットニスは、ピータとともに豪華な列車に乗り込み
ます。大半が生きて帰れないからかものすごい豪華な作りですなあ。
ただ気になったのは、カットニスはピータが一生懸命話しかけてるのにサクッと無視してること。
なんだよ、可哀想だろうが!
あと、教育係のヘイミッチという男がいるのですが、酒飲んでてめっちゃだらしない。
だらしないのに後半まともになっていくという、「キャラ設定するならちゃんと貫こうよ!」という
典型的なタイプの人だった。まあカットニスに感化されたのかも知れませんが。
ピータはヘイミッチから、夜は寒くなってもうかつに火をたくな、見つかるぞみたいな有益な
情報を得てるんだけど、カットニスは何が気に入らないのかすごいツンケンしています。
望んで来たのではないというのはわかるけど、生きて帰ろうという気概が感じられないんですけど…。
え、こんなやる気ない主人公で大丈夫なん、この映画。
ヘイミッチは観客から好かれろ、スポンサーがついたら差し入れもらえる、とかも話す。
戦場にあってはどんな些細な差し入れでも生死を分けることになる、というのはその通り
でしょうね。
さて中央都市部についた二人は、エステみたいな感じですごい綺麗にされてます。
大変ですなぁ。
ここでシナという、格闘の方を教えてくれる男性が…あなたレニー・クラヴィッツさんですよね!?
デスノスピンオフのLたんの映画で主題歌歌ってた人やぁー!!!!
いやーびっくりした。まさかこんなところで見かけるとは…。
えーと、デスノートの話でしたっけ。(いいえハンガーゲームです!)
各地区の選ばれたメンバーが民衆の前に出て、大統領が演説するという行事があるらしいん
だけど、単に産業をアピールする衣装をつけて出ただけでは目立てないから、印象付けようと
考えるシナ。
スポンサーを獲得するためにも、ということでシナが考えたのは、火のついた衣装でした。もちろん
うまいこと燃え移らないようになってる人工の炎らしいんだけどすごいですなあ。
案の定二人はすごい注目を集めました。
んでこの後はゲームに向けていろいろ訓練が行われるんだけど、実際に戦って死ぬよりも
ケガとか病気で死ぬことの方が多いっぽい。
確かにサバイバルの面が強いもんなあ。
カットニスらはここで、第一地区、第二地区の連中は小さなころから訓練を受けてきた、戦いの
プロであることを知らされます。つまり勝利のためにそういうことをしている大人がいるっていう
ことか。…子供を全員訓練させればまた下剋上出来るんじゃ…。いやいいけどさ。
カットニスは昔の頃の夢を見ていますがここにピータが出てきます。
先にネタバレしちゃいますと、ピータはパン屋の息子で、腹減って木陰に座り込んでいた
カットニスにパンを投げてくれたのですよ。土砂降りの雨降ってる中でパン投げるってどんなんや、
フランスパンでどついたろかって感じですが、親とかに隠れてこっそりやろうとしたピータにはこれが
精一杯ってところでしょうか。
この後スポンサーを得るためか知らないけど一人ひとり技を見せるとこがあって、カットニスは
慣れない弓で最初のターゲットを外してしまう。
するともう連中は話に夢中で見もしないわけですよ。
だからカットニスは、料理にあったブタがくわえていたリンゴを射ぬいて見せる。
それはもう皆ビックリって感じだけど、12地区の担当の化粧がすごいおばちゃんは、なんてことを
してくれた、とお怒り。
でもまあ刺激的にはなっただろうからそんな怒られないと思うんだけどね。ヘイミッチもよくやった
的なこと言ってるのは面白かった。
そんでここの腕試しみたいなやつの評価が出るのですが、カットニスは12点満点中11点という
異例の好成績。文句言ってたおばちゃんも大喜びですよ。
ただ、大統領はこういうのがあまり好きではないらしくて、カットニスが注目を集めていくのに
渋い顔。
それならこういう企画しなけりゃいいのにと思うけど、いろいろ利権絡んでるから下の人間は
やめさせたくないってのもあるんでしょうね。あとガス抜きみたいなのもあるんだろうし。
さてハンガーゲームが始まるのを前に、トークショーで一人ずつ出て司会者と話をするって企画が
あって、カットニスも出るんだけど、ヘイミッチのアイディアで、回ると火がつくドレスだったのは
なかなか面白かったです。
また、カットニスが妹の代わりに出たというのも観衆にとってはすごい面白い対象なんでしょうね。
ハンガーゲームなんて悪趣味なものを見たがる連中って、そういう「設定」が好きだからなあ。
この時期、ピータは一人独自に練習をするようになっていて、2人の仲はギクシャクしてるん
だけど、その理由が、カットニスの次、ピータの出番になった時にわかる。
彼は、片思いしてる相手がいて、その相手もハンガーゲームに出ていると告白。つまりカットニスの
ことなわけですよ。
これを袖で聞いていたカットニスはメチャクチャ怒るんだけど、皆は演出だ、って言う。
その方が盛り上がるからと。
確かにこういう話を作って、スポンサーがついてくれればそれだけ生存確率が上がるという
ことで、やり方としてカットニスは気に入らないだろうけど、やってかないとしょうがないんでしょうなあ。
えー。
そういう話がありまして、お待たせしましたやっとこさ本編です。
ヘイミッチとかシナは、最初ゲームが始まる時に、中心部に物資とか武器が置いてあるけど
絶対に取りに行くな、そこでまず殺し合いになると教えてくれます。森に逃げろ、と。
なるほど心理戦なわけですね。
そんでステージにつくと出る前にシナは、あのブローチをカットニスにつけてくれた。これ…
いやいいですけど…。逆に生き残るフラグになりますしね。
ゲーム開始になると案の定皆物資をとりにいって殺し合いが始まりました。
他の子らは教育者から聞いてないんか?
各地区にもこれはテレビ中継されていて皆見てるんだけど、ゲイルだけは見ないで森の中にいる
というのは良かったですね。
(冒頭の会話で、皆がテレビでハンガーゲームを見なくなったらこんなバカげた企画はなくなるのに、
という彼のセリフがある)
カットニスはパッと逃げるかと思ったら、殺し合いが起きてるのを冷静に観察して、ナップザックを
一つパッと持って逃げました。ナイフ使いの少女に襲われたけど何とか逃げた。
確かにいきなり森に入るよりはそっちの方がいいかもですね。
この序盤であっという間に半分くらい脱落したっぽい。そりゃそーだ。
森の中でカットニスは袋の中身を確認。
こういうのが大事ですからね。
そこに大砲の音が鳴り響きます。犠牲者が出るたびにその数鳴るらしい。
こういうとこだけアナログだな…。
カットニスはいろいろ罠作ったりして備えた後、木の上に登ってザイルで体を固定して眠って
ました。
森の中に頻繁にいってたとはいえ、サバイバル術すげーな。
と、暗くなって森の中で火を焚いている子がいたんだけど、それは1、2地区の例のプロ連中
どもに見つかってやられてました。助けてる暇なんかないからどうしようもないですね。
この地区は同盟組んでるらしい。
つっても最後4人のこったらどうせ殺し合いだろうに…。友情も芽生えなさそうですしね。
怖い連中だこと。
しかもカットニスが木の上から見ていると、ピータも彼らとともに行動していて、カットニスを
殺すべく作戦とか話してるわけですよ。どんなクソガキだおい。
てーかこいつも用済みになったら殺されると思う。
カットニスは裏切られた思いというのもあったんだろうけど、どんどん外れて会場の隅へ
移動。これをモニターで見ていた、企画を担当してるヒゲおっさんはこれでは戦いにならない、
つまらないからと、火事を起こさせて無理にカットニスを移動させるんですよ。
そういう操作が出来ること自体すごいハイテクだな。てか強制的に移動させなきゃならない
のなら、会場もっと狭くしとけばいいのに。「逃走中」みたく。いやこれはどちらかというと
「戦闘中」か。←そこはどっちでもいい。
この過程でカットニスはやけどを負ってしまいます。
何してんだよ…監視する立場の連中がケガさせてどうする。
しかも川に落ちたカットニスらをプロ連中が発見。遊び感覚で追い詰めてくるのがちょっと
なあ…。カットニスはとりあえず木の上に避難。
一同は、降りてくる時を待てばいいという感じで下に待機。
これを見ていたヘイミッチがついに動きます。
富裕層連中に働きかけてスポンサーになってもらったんだと思うんだけど、深夜彼女の
ところに差し入れとして薬を渡してくる。いいですねぇ。
この薬が高性能で、朝になったらすっかり治っているという代物。
いいなあ。
また、朝になると、11地区の12歳の女の子、ルーが隣の木にいるのが分かるんですよ。
夜こっそり来たのか最初からいたのか知りませんが…。
全員寝てる連中どもをよそにルーは、カットニスが上った木の上に、スズメバチの巣が
あることを教え、それを落とせと指示。
頭いいですね。
ちなみにこのスズメバチは改良された種で、刺されると幻覚を見たりするらしい。
なんてやっかいな改良をしてくれやがるんだ!
てかあの、ナイフで枝を切り落とすより、巣の上を切った方が一瞬だったんじゃ…やってる
カットニスも刺されまくってるし…。
やっとこさ巣が落ちて、連中大パニックですよ。
………あれ。これカットニス、ますます降りられなくなってね?(しかし何故か降りた彼女は
あまり刺されなかった)
ここで逃げ遅れた女の子一人が死にました。
つーかピータの逃げ足が速すぎる!
しかしカットニスも刺されていたので、死んだ子から弓矢を拝借したまではよかったけど、
幻覚にさいなまれて倒れました。
ピータが「早く逃げろ!」といってくる映像が入ってるけど、幻覚でフラフラになっていた
彼女には本当かどうかわからない。
彼女が目を覚ますと岩陰で、しかも傷の手当てがされてました。
やってくれたのはルーらしい。
優しい子ですね。
ルーはあれからまたメンバーが減ったこと、ピータは川のそばにいることなどを教えてくれます。
で、プロ連中は物資を集めて監視をしてるらしい。
取りにくる連中を仕留めようって算段なんでしょうね。
カットニスはそれを爆破してやろうかと計画。
なんか口笛吹いて鳥(マネシカケス)が答えていて、これを合図にしようとか二人で話し合ってるけど、
鳥が答えたところでなんの合図になるのかサッパリなんですが!これが聞こえたら無事に戻れる
とか。言い伝えとかそっちなんかな?もしくは鳥がいるってことは人間がウロチョロしてない
という意味なんか。
まあでもこのルーは、訓練中にプロ連中のナイフを盗んでいがみ合いさせてたりと、
いたずら好きで可愛いキャラだから生き残って欲しかったんだけどなぁ。
そういうわけで、ルーが森の中で煙を起こして連中がひきつけられてる間に、カットニスは
物資が積み上げている場所に。
そうしたら別の子がパパッときて、見張りの男の子をしり目に物資を盗んでいくわけですよ。
これを観察してたカットニスは、地雷が埋められていることに気づく。
誰もいなくなったところで彼女は弓矢で物資上のリンゴをはたきおとして地雷を爆破、物資
どかーんて感じなんですが。ここもリンゴかあ。やたらリンゴキーワードで出てくるな。世の中の
弓使い全部がリンゴばっか射抜いてると思ったら大間違いだぞ。
てか、お前も爆風くらって倒れてたらダメやろが!戻ってきた連中に見つかるだろうが!
広い場所で倒れてるからヒヤヒヤしたよ!
幸い見つからずに森の中へ戻れたようですが…。
ところがここで、ルーが誰かの仕掛けた罠に引っ掛かっていたので、カットニスはこれを
あわてて助けてやるんだけど、そこにプロ連中の一人が現れて、武器投げつけてきて、彼女は
弓矢で応戦。しかし避けた武器がルーに刺さってルー死亡という、日本の漫画だと間違いなく
「まずい、避ければルーに当たる…!」というフラグ立ってたとこがあっさりスルーされてました。
(日本の漫画だとこの数秒の間に能力目覚めたりする)
てか刃物が刺さった時にはうかつにぬいちゃダメ!まあ助かるものでもないですけど…。
ショックを受けるカットニス。
彼女はルーの遺体に花を添えてやります。
そうしてカメラに向けてまた三本指を立てるポーズを。
見ていた11地区の人がこれを機に暴動起こしてて、皆が皆、おとなしく国家に従ってる
だけじゃないんだなあというのはよくわかりました。
最終的に国家が下剋上されればいい。
モニターで見ていたヒゲおっさん大慌て。
カットニスに勝たせたくないみたいなことを大統領は言ってたけど、だからといってプロ
連中にカットニスが殺されれば、彼女は殉教者になってしまうというわけです。
つまりあれだ、彼女のために戦えー!みたいな反乱が起きるのを恐れたってわけですね。
それで暴動起こしてる人々の興味をそらそう、というわけです。
ここでヒゲおっさんはルールの変更を伝える。
勝者は1人ではなく、同地区の2人が生き残ったら2人とも勝者とする、ということらしいです。
つまりこれで、カットニスとピータを生き残らせて恋物語、みたいなのを作り上げれば
民衆は満足するだろう、的な。
で、カットニスはピータを探すことにする。
川には血の跡が点々と続いており、おっていくと、ピータは景色に溶け込んで隠れていた。
ここは訓練の時にちょっと伏線が出てくるので面白いです。
つーかそんな道具よく持ってたな!
彼は足にけがを負っていて(連中にやられた)息も絶え絶えで隠れていたのでありました。
洞窟に彼を隠したカットニスですが、なんか知らんけどここからいきなりラブロマンスが
始まって面食らいました。
危機的状況にあるとカップルになりやすいってのはあるけども、ゲイルとてっきり恋人同士
だと思ってたんで、カットニスが。
もしくはカットニスもわざと主催者側の意図に乗ったように見せているのかもしれません。
生存確率を上げるために。
で、またまたヘイミッチが活躍。
今度はスープを差し入れしてくれました。
実はこのスープには何か薬が…と勘繰っていたんだけど違ったようだ。
いや主催者側が面白くするために毒薬が入ってるという展開とかさあ。
ここでピータは、前にカットニスにパンを投げたことを後悔していたと言い出す。
えっテメーなんてことをと思ったら、手渡しで渡してあげればよかった、だって。
そっちかぁぁぁぁぁ!!!!
そんで恋バナがうだうだ続きまして、主催者側が明日の朝君らが欲しいものを用意して
おいてあげるよ、取りにきてごらんみたいな放送を。
彼女にとって欲しいものは当然、ピータの薬なわけです。
いく気な彼女をピータは止め、カットニスもじゃあいかない、と。
見てた富裕層の連中は「いかねーのかよ!」と口々に突っ込んだんだろうなぁ。
しかし彼が眠った後カットニスはこっそり、薬をとりに向かうのでありました。
ここで生き残ってたプロ連中の一人に襲われるんだけど、11地区のもう一人の男性が
助けてくれる。
彼はカットニスがルーに優しくしてくれた借りを返すために助けてくれたのでした。
「一度きりだからな!」とか言ってたけどいい人だと思う。
で、カットニスはもどってきてピータに薬を塗るんだけど、彼女は、自分が負った傷はいい
とかいって固辞して、ピータはいいや塗った方がいいとかしつこく言うから、実はさらにこの
薬も毒かなんか…と思ったけど(カットニスは結果的に塗らなかったから助かった、ピータは
死亡、的なオチかと)普通に傷治った。私が疑いすぎなだけだった。←本当だよ…。
食料がないということで、2人は森の中に出かけます。
カットニスは狩り、ピータは木の実を集めるんだけど、なんとこの実は毒で、こっそり二人を
付けてきていた生き残りの女の子は食べて死んでました。
カットニスは「これは毒よ!」と怒る。
てか私まだこの段階で、ピータが裏切るのではとしつこく疑っていたので、もしかしてこれを
カットニスに食べさせようとしてたのでは…そしてこの子にも食べさせて殺したのでは…とか
思っちゃったよ。
さてさて。なんか刺激が足りなくなってきたと思ったヒゲおっさん、獰猛なケモノを投入して
きました。ううーん。もう殺し合いじゃなくなってるじゃん…。
助けてくれた11地区のメンバーも死んでしまい、残りは1地区のプロ連中の最後の一人、
ケイトーが残ってます。
獣に追いかけられて森の中を逃げ戸惑うカットニスとピータ。
どう見ても獣の方が早いのに、数匹いて全然追いつけないというムチャ展開がすごいです。
広場にあった飛行船だかなんかよくわからんけどそれの上に乗って難を逃れようとしたら
ケイトーもいた。
ここでピータが人質に取られて大ピンチなのですが、カットニスはケイトーの手を矢で射ぬき、
ピータがケイトーを下に突き落としてケイトーは獣に襲われる。
この後カットニスが矢を射ていたのは、ケイトーを死なせて早く楽にしてあげるためだった
のかな、と勝手に予測。
てかピータの力がある設定はほとんど生かされなかった気が…。
こうしてゲームは終了したのですが、なんと主催者側がいきなりまたルールを変更して、
勝者はやっぱ一人、殺し合えーとかやってきたわけですよ。
何やってんだよそんなことしたらまた暴動起きるぞ。
カットニスはピータとともにあの毒の実を食べて死のうとするけれど、主催者側が止めに
入り、ゲームの勝者は二人と宣言します。
何がしたかったのか…。
多分、恋人の二人が殺し合いになる場面は最高に盛り上がるぞーウヒヒとやろうとしたら、
2人が死のうとしたのであわてて止めたという感じなんだと思うんですが。
そういうわけで二人は時の人となり英雄、みたいな感じで故郷に戻ってきます。
ヒゲおっさんは呼び出されて通された部屋にあの毒の実が置いてあって笑った。用無しめ、
死を選べってことなんだろうなぁ。
故郷に帰る列車の中で、2人の関係は忘れましょうと言ってたカットニスもひどいと思った
けど、結局どうなのかよくわかんないです。
ゲイルも複雑な顔してたし。
最後、2の公開が決定と出てたけど、中途半端に終わったのは、次の展開があるということ
なんでしょうか。
なんかこう、これが熱狂的支持を受ける理由がわかんないです。
サバイバル術を身に着けておくと便利ってのはわかったけど。
うーん、まあ映画館で見なくてもいいんじゃないですかね、この映画。
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