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宇宙戦争

7/27鑑賞

 今回はかなり簡単に。いや、この映画って
トム→逃げる
レイチェル→わめく
兄→どっかへ行く

以外語りようが…。

 以下は日記から引用してます。

 ま、ともかく、内容自体は面白かったです。原作を昔読んだことがあるんですけど、まさに
その通りって感じで。ただ、原作まったく知らなくて、「面白そう」だけで見に来た人はがっかり
かも知れないですね。多分、人類が反撃して宇宙人に立ち向かう、ってなオチを想像して
いただろうから。

 ただ、あの物語の根底にあるのは、宇宙からの侵略者を叩きのめしたのは人間ではなく、
古来から地球にいた微生物である、というある意味人間への強烈な皮肉だと思うんですね。
地球をボロボロに破壊されてどうしようもないところへ、突然宇宙人が滅びる。まあ原作では
人間にはなんでもないウィルスとなっていたのですが、まあこれも微生物にかわりないし。
 人間の力ではどうしようもないけれども、昔からの住人が住みかを守るために侵略者を
撃退する(意識してのものではないですが)。なんとも皮肉な話じゃないですか。
 これがあるから宇宙戦争という物語はラストにきて面白味を増すわけで。
 迫力も増していてなかなかよかったです。

 私はポスター見て、オリバー・カーンに似ている人がちょっと気になって観たというのもある
んですけど、この人はとんだ期待はずれでした(笑)。

 まとめとして、子のレイチェルが、殺意わくほどうざかった。宇宙人侵略ということでパニック
になるというのは分かるとしても、始終ギャーギャーとさけんで耳が痛かったし、なんだかんだ
いって父親置いて逃げ出してるし(その場面では父親は逃げろとは言ってない)。子供の行動
じゃないと思うんだけど…。もう一人の息子は軍隊でもかなわないと言ってるのに一矢報いる
とかいって軍隊についていって行方知れず。結局いつの間にかボストンの祖母の家へたどり
ついてるし。少なくともこの二人の子についてはかなり足手まといだと思いました。演出として
やりすぎでは。本当レイチェルの叫びぷりときたら、金田一少年の事件簿(ドラマ)の鈴木杏演じる
美雪に通じるものがありますよ…。観てて疲れた。

 まあ賛否両論あるかと思いますけれども、私としては面白かったです。


 


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