多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→タイムスクープハンター 安土城 最後の1日


タイムスクープハンター
安土城 最後の1日

10/15鑑賞

 なんか信長がまったく出てこない、信長に関するミステリーみたいなの初めて見た
気がします。面白かった。

 さて時代は1582年本能寺。
 まさかさすがにこの出来事を知らん日本人はおらんと思いますが、ともかく本能寺が襲撃
されてバタバタの中、なんかおっさんが出てたので「これが信長!?嘘だろ!?」って
思ってたらホントに嘘だった。←
 彼はたまたま来ていて巻き込まれただけらしく、ある茶器を大事に抱えて本能寺から
転がり落ちてました。大丈夫かおっさん。

 それからしばらくして。
 沢嶋がこの時代にやってきました。
 彼の目的は、本能寺の変のあと、庶民がどのように暮らしていたかを取材すること
でした。
 京都の町はすっかり治安が悪化していて、強奪、争いなどがあちこちで起きてた。
 まあ、押さえつけていた信長がいなくなり、そこへ明智軍がやりたい放題なわけだから、
そんな風になるのも仕方ないかも知れませんね。
 今の日本だったら総理大臣がやられたところでなんも関係ないと思いますが。
 SPっていう映画でも政治家がいなくなってもこの国はへっちゃらだいって言ってたしね。
 で、沢嶋は事件を捜査する第一調査部ではなく、庶民の暮らしを調査する第二調査部
所属なので、本能寺で何があったか捜査することはなく、名もない人たちの話を
収集するのだ、という話を。
 あと、村人たちが信長に「お石様」を取られたと騒いでました。
 信仰の対象だった石なんだけど、何でもかんでも珍しいものが好きな信長が
持っていってしまったらしい。
 興味ない人間には本当にただの石なのに。
 こいつ結構アホやな…。(ブルァァァァァァ!!!←バサラの信長出て来ちゃった!)

 そんな中食べるものがなく、争いから逃れるため農民たちは禁門つまり天皇の
御所に逃げ込んで、そこで暮らしを始めてました。
 天皇もそんなだからむざむざ追い出すようなことはしなかったんでしょうね。
 そんな中で、ここの警備をしていた権之助という男を見つけた沢嶋は、彼を中心に
取材することにしました。
 彼は駆け込んできた人達の手当てをしたり、食べ物をふるまったりということをしていて
彼のおかげで生きていける人も沢山いるようですね。
 織田に仕えてる人間なので当然見つかったらまずいけど、人々を見捨てていくことが
出来ずここに残っているようです。
 いつの時代もこういう風に、私欲を捨てて尽くす人がいるものですなあ。

 そんな中、勝田という男が権之助を頼って訪ねてきた。
 彼も織田と手を組んでいる家に仕えてた武士なんだけども、島井という男を警護
してここまでやってきたのだという。
 この島井という男が冒頭に出ていた男で、信長が本能寺の変の前日に開いて
いた茶会に、信長直々に招かれていて珍しい茶器をもっていたところ、あの暗殺に
巻き込まれて命からがら逃げてきたらしいです。
 茶器の名は楢柴肩衝。権力の象徴と言われ、信長が欲しがったものでした。
(本能寺の変でうやむやになり、島井が持ち出す)
 しかしこの勝田もケガしてしまったので島井を故郷である博多に送り届けることが
出来なくなった、そうして人づてに権之助がここにいることを聞いて、頼ってきたという
わけですか。
 …使いを島井の家へやって迎えにきてもらうとか、秀吉の軍勢と落ち合ってとかは
無理なんか…。
 まあいいけども…。
 そういうわけで彼のたっての願いを聞き届けて、権之助は島井を博多に送っていく
ことになります。
 絶対これ、畿内行くより山陰抜けた方がよかったよなぁ。人住んでないんだから。(コラコラ)
 
 沢嶋はこの二人に同行することにしました。
 都を抜けて山道に行くと、行き倒れた行商の死体が。
 これモザイクいったかなぁ…いやリアルでいいけども、銀魂以外でモザイクかかったの
みたのは久しぶり…あ、ショートピースがあったか。
 ってか演じてる人せっかく出演してるのにモザイク。(人形かもしれんやん)
 で、権之助はこれを見て、山賊に襲われたようだ、気を付けて林の中を通っていこうと
言ったそばから島井が襲われました。
 うん、まだセリフ言い終わってないからちょっと空気読んでくれるかな山賊!

 権之助の活躍で何とか逃げおおせたわけですが、島井は助けてもらったクセに、
なんで山賊を殺さなかった、武士だろうがとかウザい。
 この茶器は大切なもの云々とか言うてるし。
 だったらお前一人でこの先帰れや!!!!
 川に叩き込んだろか!
 沢嶋は権之助に何があったのかを聞く。
 昔は彼も織田軍に所属していたから、戦で人を斬ることにためらいはなかった
らしい。
 でも、一向一揆が起きた時、信長は降参した農民まで切り捨てるように命じた。
それが嫌で、結局彼は斬ることが出来なくて、それで警備みたいな役目に甘んじて
いたらしいです。
 まあこの時代は、はむかう者は容赦しないって感じで皆殺しってのは戦略としては
アリだからなぁ。そうしなければナメられて自分がやられるってのもあったでしょうね。
 大変だなぁ。
 ともあれ、そういう話を聞いた後再び出発するわけですが、今度は突然現れた
山伏に襲われる一同。
 なんかもう君ら油断しすぎだろ。
 権之助と島井を動けなくさせた山伏は、茶器をもって逃げようとするも、沢嶋が
取り返そうとして、彼は茶器ともども川へ転落。
 山伏は逃げていきました。
 沢嶋も、普通に襲われたのなら何もしなかっただろうけど、山伏が銃を使ったことから、
これは異常事態が起きた、と思って取り返そうとしたんだろうなあ。
 むしろこういう行動力ある人だから、地道な情報集めの部が向いているのだと
思いますね。有名な事件ならともかく、日常とかは歴史で判明してないことの方が
多いから、何が起きるかわからないってのもあるでしょうし。

 その頃タイムスクープ社本部では、この異常を感知。
 ミナミが映像をもって上に報告しました。
 上でも、使われた銃が第一捜査部が護身用に持ち歩くフリーズガンだと確認、
内部に犯行者がいると気づいた。
 あと、この茶器が奪われそうになったのが問題らしいです。
 のちのちの歴史に関わってくるとか。
 なんか、秀吉、家康の手を経た後歴史の中で行方不明になるものだから
今ここで行方不明になっては困るということのようです。
 沢嶋が戻って来てたので話を聞くんだけども、ここでえー……オルタ…なんちゃらって
存在が明らかに。
 いわゆる、コレクターですわ。
 歴史的に価値があるものを勝手にそれぞれの時代からとってきてしまう、的な。
 途中で突然行方不明になった歴史的価値のあるものとかは、こいつらが奪って
いってる可能性高いみたいです。
 裏で売買されたりとかしてるんかなぁ。
 っていうかそんなに欲しけりゃ、精巧なニセモノでもおいてくればいいのに…って
バレた時また面倒くさいか。
 なんかこういう、人に自慢できないものをコレクションして持ってても仕方ないと
思うのだけど、コレクターはそういうものだからなあ。(まっとうに手に入れたものを
自慢する方のコレクターもいる。これはこれでめんどい。自慢話延々聞かされる)

 で、そのコレクションする目的は、道楽だったり、パラレルワールドを作るための
ものでもあったりして、ともあれ主に動くのはそのコレクターに金で雇われた連中だ
そうで、そういう人間が第一調査部の中にいる、というわけです。
 やっかいな…。
 ひとまず、本部では極秘裏に犯人を捜すことにし、沢嶋には歴史修復作業をして
ほしいと。
 茶器が戻ってこないと歴史が変わってまずいので、それを何とかしようってことらしいです。

 今回いってもらうのは1980年。
 割と最近だな!
 なんでも、その年女子高でその茶器が発見されたという記録があるらしい。
 どうやら、川に流されたあと地層に埋まって、その後女子高で出たということですかね。
 あと助手をミナミがつけてくれるってんで待ってたら。
 セーラー服着た女の子がきた。
 りょうさん!りょうさんですよね、オトメンの!(5年近く前のドラマネタを持ってこないように)
 潜入先が女子高だからということで、彼女がやってきたらしい。
 沢嶋自身の服装もダメ出しされてて、パーカーはおることになった。
 特殊な交渉術は取材以外には使えないらしいです。面倒くさい…。
 まああれ使ってたらこの話30分で解決しちゃうもんなぁ。そのあと1時間総集編やる
ことになるだろうし。
 で、りょうさ……誰?あ、ヒカリか。
 ヒカリは第一調査部を配属希望してます、と言うんだけど沢嶋は、名もなき人たちの
暮らしから見えてくる歴史がある、教科書に載ってる事件取材しても歴史を知ることは
出来ないよ、と言う。
 ヒカリは、ある調べたい事件があるんです、と言う。
 てか沢嶋も別にヒカリが、目的あってやりたいって言ってんだからどこ配属希望したって
いいじゃんって思うんだけども。
 そういうわけで学校が下校時間になったのでヒカリ潜入です。
 割とあっさり資料室に入りましたよ。
 ってか茶器探すの手間取ってるけど、どこにあるかとか、何の箱に入れられてるかくらい
下調べしてきましょうよ…これ結構大変だよ。
 そんで無事茶器を見つけて帰ろうとしたら、教師に呼びとめられて焦るヒカリ。
 こういう時こそ特殊な交渉術だ!(使えねーつってんだろ!)
 茶器が見つかったか、と思ったら、土足であがってることとがめられてた。
 なんで土足なんだよ!そーいやこいつ下駄箱思い切りスルーしてたわ!
 つーかお前も茶器を鞄の中に入れるくらいしろや!
 何とか逃げてきたヒカリ、沢嶋の待機する喫茶店にきてやれやれと思ってたら、
なんとこの茶器、破損していた。
 …まあ…長年たってたらそういうこともありますね…。
 なんでも、1945年の空襲で破損したらしいです。
 大体原爆落とされる前かぁ。
 というわけで、その年にいって完全な茶器を取り戻してこようというわけになるんだけども、
店に入ってきたスケバンと不良に絡まれてすごい展開に。
 ちょっとこれはベタすぎる気もするけどなぁ。
 まあいいや。
 逃げる途中のエレベーターの中でヒカリが、時空移動装置を発動させて、2人は
1945年へ。
 
 1945年へきたのはいいけどなんでお前らそんなスタスタと道の真ん中歩いてんだよ…。
服装と年代考えろよ…。
 町の人に見つかって不審者扱いしておっかけられた二人、逃げまくってあの女子高がある
場所にやってきました。
 こっそり忍び込んだまでは良かったけど、資料室が婦人会っていうのかな、作業する部屋に
なってて、茶器を取り戻せなくて困る。
 ってかさ、どちらかが騒ぎ起こして人の目を引き付けて、その間に茶器取ってどっか隠れる
なりすれば早かったような。ああ、出来るだけ接触したらいけないんだっけ。めんどうくせーな!
(そういう人には向かないお仕事です)
 
 沢嶋が校舎の外側からコッソリいって、窓を開けて手を伸ばして茶器を取ろうとしても、
誰も物音とか視界に入るものに気付かない。
 なんて不自然な状況なんだ!
 あと茶器にどう見ても手が届かなかったのに、カット変わるごとに届く距離になってるやないか!←
 とまあそういうのはともかくとして、何とか取り戻す過程がご都合主義…うまくできていたと
思います。
 ところがどっこい、今度は完全な茶器を取り戻してやれやれと思ってたら、結局脱出の
際に見つかるという、なんで最後で思い切り油断してるんだ的展開になりました。
 
 でも追い詰められた二人の背後から空襲警報が。
 皆はあわてて逃げてくんだけど一人、台詞はなかったんだけど、あなたたちも逃げなさい
みたいな動作してたエキストラがいて、敵かも知れないのに心配してるのがよく出ていて
いい演技だなあと思いました。
 皆が逃げた隙に二人は時空移動装置で移動。
 このあたりは本筋ではないのであっさりしてたけど、いい加減でもないのは良かったです。
てか空襲のサイレンがなんかサイレントヒル思い出すなぁ…。

 そういうわけで元の、1582年6月13日に戻ってきました。
 ちょうど山伏に襲われて沢嶋が本部に戻った直後のようで、目の前にはまだ固まってる
権之助と島井が。
 フリーズガンの威力がとけた後、2人は副作用で気持ち悪い〜うーんうーんってやってたけど、
その割に、後で使われた悪党がフリーズガンやられた後ピンピンしてたのはなぜなんだろう。

 ともあれ沢嶋は島井に茶器を返し、本部で確認してもらったところ、歴史は見事修復
されているのが分かったので、ホッと一安心です。
 沢嶋はそのまま二人に同行して取材するつもりだったんですけど、ヒカリも同行したいと
言い出した。
 彼女の目的は明日、突如消失したという、安土城を調べることでした。
 あ、焼失か。消失だとハルヒとかミクになってしまう。
 沢嶋はそれは第一調査部の仕事だというけど、あーだこーだ口ゲンカになって本部から
怒られた。
 まあせっかく来たんだから見ていくくらいならいいんじゃないの。
 で、本部から、茶器を盗もうとした人間がまだその時代にいる可能性があるから気を付ける
ように、と言われます。
 はいっ、最後らへんで襲撃されるフラグが立ったよー!(やめろ)

 とか言ってたら、山賊に襲われた。
 ええーっそっち……。
 というわけで割とあっさり一同捕まりました。
 ところがそこの山賊のかしらってのが、元織田軍の、権之助とも知り合いの伴山とかいう
加藤でした(by帝都対戦)。まああれだ、嶋田さんよく目立つね!っていう。
 伴山は信長が討たれたので、これからは誰にもつかずに生きていくことにしたという。
 あと、茶器とヒカリの持ってた鞄奪ってました。
 島井は茶器が国宝級の大切なものであることや、自分の素性を明かして、安土城の宝の
ありかを教えるから命だけは助けて欲しいという。
 まあこいつらにしてみたら金づるってことが分かれば生かしておくでしょうからなぁ。
 そういうわけで伴山らは安土城へ。
 権之助や沢嶋らは人買いに売られるの待ちみたいな感じで急ごしらえの牢屋へ。
 そこには伴山に村を乗っ取られた村人たちもとっ捕まってました。
 てかこの牢屋が竹で組まれただけの簡易なもんだから、隙を見て体当たりしたら簡単に
出られそうな気がするんだけどなぁ。
 村が乗っ取られたことを嘆く村人たちを見て何とも言えない気持ちになっているヒカリに、
これが君がいきたがっていた戦国時代だ、という沢嶋。
 確かに教科書だけじゃこんな現実がある、なんてわかりませんわなあ。
 そこに人買いがやってきて、遊女をやるから権之助を買いたいという。

 なんでも、戦で手柄をあげられなかったから、権之助を敵の名のある武士に見立てて
首を持って行って、手柄にしてしまおうという魂胆らしいです。
 こういう時代にはよくあったことなのかぁ。知りませんでした。
 確かに敵がどういう顔かなんて知る人はほとんどいないんだから、部下の自己申告信じる
しかないわなぁ。デジカメ持ってればいいのに。←
 そういうわけで殺されようとした権之助にヒカリは殺さないでとかムチャ言ってる。
 そこへ新たな手勢が。
 他の村に逃げていた村人たちが仲間を連れて戻ってきたのでありました。
 すごい展開だなおい。
 てかヒカリ邪魔なやつだなぁと思ってたけど、少しだけ騒いで時間稼いでたから、仲間が
駆けつけるまでに権之助が殺されなくて助かりましたね。
 で、権之助は島井を助けに行くといい、沢嶋も同行することに。
 村人たちは、お石様を取り戻しに行くと言いました。
 あと連れてこられてた遊女も自分も行くと言い出した。
 今考えたらこいつが不自然だったんだよなぁ…。 
 ヒカリは自分も行くと。
 沢嶋は止めるんだけど、沢嶋に何かあったら自分はどうやって帰ればいいのか、と。
 結局自分のことか…。
 まあいいや。

 さて一同、安土城に入りますよー!
 ってかあれだけ用心しながらあっさり敵襲にあってんじゃねーよ!
 あとよく考えたら、村人の目的は石、権之助は島井なんだから、伴山の邪魔には
ならないような。今更の話ですが。
 
 伴山は島井らと宝がある場所にきたら武具しかなくてめっさ怒ってる。
 島井は、本能寺の騒ぎがあって武器をここに入れ替えたのではないか、天守に宝は
あるはずだという。
 そういうわけで彼らは天守に移動。
 権之助らはその宝物庫で待ち伏せしてた奴らと戦うことになる。
 武器一杯あるから始末に負えねーな!
 そんな中沢嶋が撃たれて足を負傷。
 ヒカリは自分が行くと言います。
 茶器と鞄を取り返しにいくわけですね。
 その頃伴山の部下は部屋に宝を見つけたんだけど、廊下にろうそく置いてた。
 目印にしても危ないやろが!
 島井を部下の一人に見張らせ、伴山は宝を確認。
 そりゃあもうお宝でウハウハですよ。
 
 下の方では別の助けが来て勢いづいた権之助らは一気に中に入っていく。
 あの…権之助の殺陣がもっさりしてるというか、ヘタクソというか…なんだこれは…。
 
 一方ヒカリは、敵と遭遇したけどフリーズガンで何とか動きをとめ、茶器と鞄を奪回。
 もう一人の部下に見つかったけどなんと駆けつけた島井が助けてくれました。
 すげぇぇぇぇ!!
 ってかなんかフジテレビの「逃走中。」見てる気分になってきた。
 ところがフリーズガンの威力がとけて、追い詰められるヒカリと島井。
 あれっ後遺症は?
 ここに権之助らが駆けつけてくるんですが、島井が伴山の人質に。
 …いやいやいやいや!人質取るとしたらヒカリでしょうがよ!
 なんでこんなもっさりしたおっさんを人質に取ってんだよ!
 バカか!もっぺんいうぞ。バカか!
 絵的にむさくるしいだけやろがここ!
 …というわけでどうなるんだと思ってたら、島井があっさり伴山の足蹴って抜け出し、
伴山と権之助が斬り合いになって、権之助が勝った。
 久しく人を斬ってなかったけど、それは自分の生き方のために封印してただけであって、
その腕は決して衰えてなかったわけですね。
 この後村人らは石を見つけて喜んでました。
 島井はどう思ったでしょうね。
 自分は茶器を大切にして騒いでたけど、そういうただの石に価値を見出す人もいるのだ、
って少しは考え方変わったんじゃないでしょうか。

 ところがどっこいここで、皆もまったくノーマークだった遊女が、茶器を渡せと言ってくる。
 こいつですねー。
 銃を突きつけられて仕方なく、茶器、鞄、フリーズガンを渡すヒカリ。
 しかも火をつけたのか、城の中には煙が。

 一方本部では誰が茶器を狙っていたのか突き止めていた。
 本能寺の変を調査にいったまま行方不明になってた調査員がいたらしいです。
 今思えば、茶器を手にするためにわざと連絡を絶ってたのかも知れないですね。
 急ぎ沢嶋らに連絡を取ろうとしたらつながらない。
 山賊にとっつかまった時、通信機を川に投げ捨てられてたからですね。ってか自動的に
居場所探知する装置くらいないんかい。
 ミナミの上司が、行方不明になった調査員、つまり犯人がまだ通信機持ってたらそれから
居場所を探れるかも知れない、というのですが…。

 茶器をもって脱出した犯人ですが、城の外にミナミが待ち構えていました。
 ミナミつぇー。
 犯人を本部に送り返し、火のついた城の中へ。
 一同を助け出して逃げる途中、茶器が転がっちゃうんですよ。
 しっかりもっとけよ島井!
 それを権之助が取りに戻ってて、この人は本当に優しい人だなぁと思いました。
 島井が、あんな茶器のために権之助の命を投げ出させてしまった、と嘆いてるところへ
権之助が戻ってくるシーン、良かったです。

 そういうわけで事件も無事解決して、沢嶋らは本部に戻りました。
 その後権之助は島井を博多に送り届けました。
 島井は大層に感謝し、権之助にここへとどまるように言いましたが、彼はそれを固辞して
京都へ戻ったということです。
 
 さてこの後。
 安土城が焼失したのではないかと思われる原因になった映像が流れます。
 残っていた織田軍が派手に松明を燃やして城から脱出するシーン。
 伴山の部下が宝を見つけてロウソクを床に置いた後、伴山が歩いてきてロウソクを蹴倒した
シーン。
 島井が縄をロウソクで焼き切ってヒカリのとこへ駆けつける時、ロウソクをこいつも蹴倒して
いくシーン。
 そして、悪人たちが火縄銃を使ってる時に火だねが床に落ちるシーン。
 最後1つは局長だけが見てて、ふんふん、と納得してました。
 つまり、安土城消失の原因と思われるシーンは5つあって、そのうちの一つはわざと出さない
ようにすることで、見てる側に想像の幅を持たせたのだと思います。
 面白いですね。
 …つーかこれよく考えたら、遠因としてタイムスクープハンターがやらかしてんじゃないのか…。
 いいですけども。
 さて、安土城焼失の原因はいかに?
 誰か城の中で花火やったんじゃないのか。(待て)



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