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アナと雪の女王 |
3/17鑑賞
これはかなりよかったと思うので、親子とかでなくても、年齢関係なく見て欲しいなぁと
思いますねぇ。
ああそうなるのか、的な展開が良かった。
さて冒頭はミッキーのミニー救出大作戦。
これなんでモノクロで始まるのかなぁと思ってたらあんな仕掛けがあったとは。
要するにドライブ中、ミニーを悪い奴にさらわれてしまってミッキーが仲間とともに救出
する、という話なんですけど、まず冒頭からして、ミッキーがサクッとかっこよく柵を乗り越えたら
服と靴だけ取り残されてるってのは笑いました。どんだけ脱げやすいんだよ。(違)
で、その道すがらミニーをさらわれたミッキーが助けようと奮起するも、スクリーンが破れて
どっかの映画館に出てきてしまう、っていう。そこの部分がカラーで再現されるという非常に
わかりやすいものでした。
さらに、悪い奴を倒すためにスクリーンをパタンとさかさまにして、落下するようにしたり、
コマ送りさせて痛い目にあうシーンを何度も経験させたり。
こういうのは映画の仕組みを利用していて面白いなと思いました。
てか意外にミニーがノリノリでびっくりした(笑)。
冒頭、凍った湖から氷を切り出すシーンが始まりますが、ここで覚えておきたいのは、
小さなトナカイとともに、小さな氷を一生懸命切り出そうとしている少年です。
ニンジンをトナカイと半分こしてたりしてかわいいです。
てかこの氷結局何に使うのかは出てこなかったな…。もの冷やす冷蔵庫のかわりみたいな
感じなのかな?
ここはアレンデール王国。
国王の娘であるエルサとアナはめちゃくちゃお転婆なわけですが、エルサには氷や雪を作り出す
能力があり、雪を出して雪だるまを作ったりして遊んでいたんだけど、アナがあまりにもはしゃぎすぎて
エルサの出した氷が頭にぶち当たるわけですわ。
これエルサ自分のせいだと思ってるけど、アナもかなり悪い気がするんだけど。
アナの髪の毛の色が一部変わってしまって、目を覚まさなくなって心配した国王と王妃は、森の外れの
トロールが住むところに行く。
これをたまたま、トナカイと氷を運んでいたあの少年が目撃していたわけですな。
あーあと、2人が遊んでいた時に作っていた雪だるまは後でまた登場します。
トロールは、頭で良かった、心臓に当たってしまうとどうにもならないと今後の伏線貼りまくりで、
アナの記憶を書き換え、単に雪山で遊んだ記憶にして、エルサと国王らには、力を隠さなければ
大変なことになる、と伝えるのでした。
その時から城は門を固く閉ざし、エルサは一室に引きこもるようになるんですね。
何もしらないアナは彼女を遊びに誘い続けましたが、エルサが部屋を出ることはありませんでした。
つーかこうやって隠れて育ったところで、力がだんだん強くなってくるのならどうにもならないし、
国王と王妃がいなくなったらどうす…ほらみろ、言ってるそばから二人の乗った船が難破しただろうが!
なんか国王は育てる方向性を間違ったような気がするんだけどなあ…。
まあともかくそんなこんなで姉妹二人が残された時も、エルサは扉を開けることはありませんでした。
どうやって生活してんだよこの子は。
そうして3年後。
エルサが成人したため、女王の戴冠式が行われることになりました。
各地からいろいろな人がやってきて、国民も、城の扉があくと大喜び。
そして市場では、大きくなったあの氷運んでた少年が、またトナカイと人参半分こしてた。
それとウェーゼルトン公爵というやたらムカツクおっさんも来てた。
貿易国らしいんだけど、常に利益を追い求めてるみたいな。
その一方、今の今まで寝てたアナ。すっごいネグセだなおい!
今日が戴冠式なのを思い出してワクワクで歌いまくるのはいいけどお前、人形蹴っ飛ばしてケーキ
潰したのあやまっとけよ…。
そして彼女は町に出た折、ハンスという王子と出会います。
この出会い方が実にこっけいで面白かったけど、この時にはそんなアレじゃなかったから、だんだん
勘違いしたんだろうなぁ。
アナナが海に落ちかけたのを助けたわけだけども、彼女が立ち去った後ハンスだけ落ちてたのは
笑いました。
馬、空気読みすぎだ。
エルサは気が進まない感じで戴冠式に出て、王冠載せたり、儀式をしたりというのはなんとか
うまくいって、ほっとしてるところに、アナがハンスを連れてきて、彼と結婚するの、と言い出した
もんだからビックリ。
彼女としては、アナが幸せになってくれる分にはいいけれど、ここに住むことになったら自分の
秘密がばれてしまう、ということを危惧したのかなと思いますね。
あとウェーゼルトン公爵がなんで城の扉を今までしめていたのかとかこっそり探ろうとしている。
秘密を握って貿易を有利に進めようってことですかね。
アナとハンスの歌のパートの部分は忘れていいけど、ハンスには12人の王子がいて、あまり
自分の存在は重要視されてないとか覚えておくといいと思います。
つかハンスの国の国王、王子いすぎだろ!王位争いで戦争起きるわ!
結婚を許してもらえないと知り、アナはまあ怒るわけだけども、エルサが二人で話をしたいという
のへ、ハンスも一緒、となんつーか落ち着きがないのが玉にきずですな。
エルサの秘密を知らないから仕方ないけど、エルサにしてみたら、彼女を守るために自分は
ずっと一人我慢してきたのにってなって、腹を立てても仕方ないと思うんですよ。
それにエルサの言う、出会ったばかりで結婚だなんて、というのも当然だと思う。
人となりがわからないのにね。
ハンスにしてみたら玉の輿ですから、そりゃ全身で気に入られようとするでしょうよ。
そうして立ち去ろうとするエルサにアナが追いすがった時、手袋が脱げるのだけど、アナと言い
争いになった時反射的にエルサは氷を出してしまう。
あのウェーゼルトンがまた騒ぎ出すわけですよ。
魔法だとかいって。
おい、誰かこいつ海に放り込んでこい!
外に飛び出していくエルサはすっかり力が制御できなくなっていて、国民をおびえさせてしまい、
彼女は冬となった町を駆け抜けて山に逃げていきました。
アナは記憶取り戻してないから、なんかどれだけ残酷なことをしたのか分かってなさそう。
この時点で記憶取り戻すとかはないんですかね。
アナはエルサを追いかけるといい、自分が留守の間、すべての権限をハンスに預ける、と宣言します。
つーかこの国、お目付け役とかなんかそういうアドバイザーおらんのですか?王国にしてはそういう
とこがなんかおかしいなぁ。
まあエルサの秘密を守るために国王が使用人の数を減らしたとは言ってたけど、そういう大事な
役目まで減らしてしまったら、エルサをサポートしてくれる人がいないんですけども。
ともあれ山の中を歩いていたエルサは、ここでは自分が好きなように生きられることに気づき、
氷の城を作る。
松たか子さんやっぱ歌うまいですなぁ。
つーかエルサさん、冬季オリンピックの地で引っ張りだこのような気がする!←
Let it beはありのままに、って意味ですかぁ。
で。
エルサは女王の王冠を投げ捨て、氷の城の扉を固く閉ざすのでした。
まあもともとはエルサだってアナに負けず劣らずお転婆だったわけで、それを隠さなくても
いいとなったら楽しいだろうなぁ。
あっエルサさん、冬季オリンピックの他に、氷のホテルを作って提供しているところからも
仕事ありそうですよ!(やめろ)
アナはエルサのことをあんなこと秘密にしてたのも悪いと言ってるけど、知らんというのは
呑気なもんですなぁ。
ここで馬が雪に驚いて逃げたので徒歩になるのですが、このアホ川に落ちたよ…。
もっと慎重に行動しようよ!
彼女は山小屋のお店を見つけてそこに入ります。
なんか夏物半額セールやってんだけど。
夏の国が冬になったから当たり前か。
このおやっさんのキャラ面白いなぁ。
そこに雪まみれの青年が入ってきて、品をいろいろくれっていうけど、冬になったから
冬の商品は値上がりしてるとか言われちゃうわけですよ。
そんで値切ったらおんだされた。
この青年こそ何を隠そう、ニンジンをトナカイと半分こでちょくちょく出てきている青年、
クリストフでした。
小屋はなんか貸してくれるみたいで、クリストフはトナカイのスヴェンとともにそこへ。
したらアナがばばーん!と入ってきて、彼が買い損ねた品をくれるかわりに、今すぐ
山へ道案内しろと。
クリストフが急にふぶいてきた、と言ったからアナは、エルサがどこに逃げたかわかった
みたいです。
その方向を目指せばいいと。
そんで出発する二人と一匹。
アナの行儀が悪いので呆れてるクリストフだけど、彼女が出会ったばかりのハンスと
結婚する予定と聞いてさらにあきれる。
相手のことがほとんどわからないのによく結婚する気になれるな、みたいな。
まあある意味、結婚って勢いもあると思いますからなぁ。
でも確かにこの結婚はいろいろ後悔する部分が出てきそう。
と、ここでオオカミの群れに襲われた一行、なんとかアナの機転で助かるものの、ソリ
失ったクリストフはがっくり。しかも雪がずりおちて一緒に落ちかけたクリストフにアナがロープ
なげてくれるのはいいけど、オノにロープ巻きつけてクリストフの前に投げたら危ないでしょ!
頭に刺さってたら残り一時間「しばらくお待ちください」の画面だったよ!
アナはソリは弁償するって言ってるけど、もともとあーたが夜に出発すると言わなければ
こんなことにならなかったのでは…。
まあそれで結局クリストフもついていくことになりまして、アナはエルサに話して雪を溶かして
もらう、とかなり楽天的。
んで彼女が氷の城を作っているとこにいったら、生きて動いている雪だるまに出会う。
彼の名はオラフ。
ってかアナ、頭けったらあかーん!
あとハナがわりに人参おしこんだらあかーん!
後ろ突き抜けて怖い事になってんだろうが!!!!
誰かアナをとめて!!
この形をしているってことは、エルサが昔の記憶から作り出した雪だるまってことなんですかね。
なんで命があるのかは知らないけども。
オラフは夏にあこがれているらしいです。
うーん…まあいいか…。
アレンデールではハンスが毛布とかいろいろ城にある物資を配ってるわけですが、あの
ウェーゼルトンが貿易に差し支えると怒っててうざい。
でもハンスは、アナの頼みだから、ときかない。
そこにアナの馬がもどってきてハンスは、彼女に何かあったことを知り、捜索隊を出すことに
します。
あとウェーゼルトンもなんか自分の部下を行かせる、と。
エルサを探し出して拘束し、冬を終わらせるというのでありました。
他国の女王をそんな扱いしたら全面戦争になるけど。
このおっさんときたら…。
そうしてアナはついに、エルサの城にたどり着きます。
けれども彼女は早く帰って欲しいという。
つーかアナも話を聞こうとすればいいのに。一緒に帰ろう帰ろうばっかりじゃなくて。
こういうとこが、エルサにとっては非常に疎ましく映るというのはわからんでもない。
あとアナ、国が凍り付いてること言えよ…。
あ、やっと言ったわ。
でもエルサは、この雪を溶かす方法は知らないという。
魔法の設定って、かける方法も解く方法も知ってるか、かける方法のみ知ってるかが
あるけど前者でしたかー。これはややこしいことになりそうだー…。
やけになったエルサが攻撃みたいなことをした時に、それはアナの心臓に当たって
しまいます。
彼女は大丈夫っていうけど、エルサは少なくとも覚えてないといけないんだけどなぁ。
トロールが言っていた言葉を。
ともあれそこにクリストフも入ってきて、驚いたエルサは氷のモンスターをつくりだし、
彼女らを追い払おうとする。
おい、これ下手したら死ぬでおい…。
しかもただ追い払うだけならともかく、アナが雪玉ぶつけててよけいに怒らせるという。
ガキかてめーは!
逃げるシーンもなかなかユーモラスでよかったです。
1、2の3で飛ぶんだぞ、とクリストフが言ってるのに先に「さぁん!」って言いながら
がけ下に飛んじゃうアナとか。
お前は世界のナベアツか!(もうこのネタ覚えてる人いるのかな…。)
崖下の雪に埋もれてて、オラフが「足がおかしくなった!何も感じないんだ!」つーてて、
クリストフが「それ俺の足」っていうのは笑った。
クリストフはアナの髪の毛がまた白くなっていることに気付く。
それでクリストフは考えがあるといって、トロールのところに行くのでした。
彼自身、トロールがアナを助けていたのを子供の頃見ていたから、何かいい案が
あると思ったのかも知れませんな。
んで行くのはいいんだけど、アナがクリストフの恋人と間違われてえらい目に。
まあその前の、「彼、石に話しかけてる…」ってのも笑ったけど。
普段トロールはまるまってるから石にしか見えず、クリストフが石に話しかけて
会話してる可哀想な人に見えたらしいです、アナ。
ここでアナの具合が悪くなり、彼女は倒れてしまいます。
トロールどもがいらんことばっかしてるからやろがぁ!
トロールらは、アナの心臓に氷のかけらが入ってしまった、これは真実の愛で
しか溶かせないという。
そこでクリストフは急ぎハンスのもとに帰り、アナを引き合わせれば彼女が
助かると考え、一心に城へ向かうのでした。
…そのハンスさん、エルサのとこへ向かってんですけども。
しかもハンスについてきた、ウェーゼルトンとこの部下がもう完全にエルサを
殺す気ですよ。
ここの戦いでエルサは落ちてきた氷のシャンデリアに吹っ飛ばされて気を失う。
目を覚ますと城の牢獄でした。
この扱いはひどすぎる。
いくらなんでも女王を侮辱しすぎだと思うんだけど。
つーか、クリストフが一生懸命城に向かうその前によく戻れたな…。
クリストフはアナを抱えて懸命に城へ。
オラフは雪道すべりながら先にいってる、とか言ってて、クリストフが見つからない
ようにしろよ、というのへ分かった、と答える。
まあ言ったそばから国民に見つかって大騒ぎになってんですけど。
お前2秒前の言葉復唱してみろ!
アナは城の中へ迎え入れられ、役目を終えたことを感じたクリストフはトボトボと
スヴェンとともに帰る。
まあ、婚約者がいると聞いてたら、言いたくても言えないわなぁ…。
アナはハンスに助けを求めるのですが、二人きりになった時ハンスは正体を
表し、暖炉の火を消し、彼女を放置して出て行ってしまうのです。
つまり、この国からアナもエルサもいなくなれば、実権を任されている自分が
王として君臨できると気づいてしまったからなのですね。
冒頭の印象自体はわるくなさそうだったから、なまじ頼りにされたために勘違い
しちゃったって感じだと思う。こういうのが実権握るとたちまち国は滅びますな。
もともとハンスはアナと結婚した後エルサを殺すつもりだったようです。
したらアナが王位継承権を持つから陰で操れるってわけか。
このままアナを見殺しにして、エルサを殺して夏を取り戻せば自分はヒーロー
だというハンス。
相手に計画をペラペラしゃべる奴はそううまくいかねーよ。
部屋に鍵をかけて出たハンスは、アナが死んだと皆に告げる。
エルサに殺されたとね。
んで、結婚を誓って自分の腕の中で息絶えたというわけです。
そうしたらハンスは結婚して王位を継いだということになるから、王様になれると。
汚いやつだなぁ。
その頃エルサは牢屋から逃げ出してました。まあ凍らせて逃げられるもんな。
アナの方はオラフが助けにきていて、自分が溶けそうになるのも構わず暖炉に
火を入れたりしてて、優しいやつだなぁと思った。
自分が溶けることを知ってるんだろうなって。
で、愛がわからないというアナに、愛というのは自分より人のことを大切に思う
ことじゃないかな、と告げるオラフ。
クリストフのことだと。
それでアナは気づきます。
常に自分の身を気遣い、助けてくれたクリストフの存在に。
んでオラフは、クリストフが戻ってくるのに気づいた。
スヴェンに尻叩かれてもどってくることにしたんですな。
あと町に異常が起きたのでアナを心配したってのもある。
アナはクリストフに会いに行こうと懸命に外へ。
同じく吹雪の中外へ逃れていたエルサはハンスと出会うけれども、アナが自分の
せいで死んだと知りショックを受ける。
そのショックで吹雪が消えるんですな。
ここよくわからんけど、強い感情があると、それでふぶいたりやんだりするってこと
なのかな。
アナはかけてくるクリストフの姿を見つけるけれど同時に、エリザを殺そうとしている
ハンスにも気づく。
それで彼女はクリストフに助けてもらうのをあきらめ、最後の力を振り絞ってエルザを
助けるのですよ。
全身こおりついた彼女の体に、ハンスの剣は弾き返された。
かっけぇー!
でもエルサがアナにすがって泣くと、たちまち彼女の氷はとけ、世界は夏を取り戻したので
ありました。
つまり、姉妹のお互いを思う真実の愛が氷を溶かした、ということなんですかね。
…ってか皆がいるとこ、元は海じゃなかったか…。
とか思ったら都合よく、船の上に乗ってたよ!いつの間に!?
ところが夏を迎えたためにオラフはとけだしてしまう。
けれどもエルサが、彼の上にだけ雪雲を作って溶けないようにしてくれたんですね。
これはいいなぁ。
もうアナがエルサにふれても凍らないということは、力を制御できるようになったんでしょうね。
あと気が付いたハンスをアナがぶっ飛ばしてた。
そういうわけで王国には夏が戻り、ハンスは牢に入れられて本国送りに。
ウェーゼルトンも貿易を今後打ち切られることになりました。
クリストフは立派なソリをもらい、アナと恋人に。
あと国ではエルサの力でスケートリンクを作って国民が楽しんでました。
もうこの城の門は二度と閉じることはないのです。
エンディングのあと氷のモンスターがまた出てくるけど、王冠かぶって楽しそうにしてて
ちょっと可愛かったです。
それと歌はやっぱ松たか子さんのバージョンがいいなぁと思いました。
エルサがどうして能力を持つに至ったかとか、あのジジイがなんでああまで必死
なのかは説明がなくて、ちょっと気になったけど、全体的には面白かったと思います。
氷がメチャクチャ美しかった。
あれは大画面で見ないとダメでしょう。
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