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ファンタスティック・フォー |
10/14鑑賞
これ私、続編かと思ってたら、新たなリブート作品なんですね。
しかも、勘違いしてて、元の作品見たと思ってたけど見てなかった…(笑)。
そういう意味でまあこの映画は導入編として面白かったです。
オリジナル知ってる人には物足りないかなとは思いました。
なんせ前半部分淡々と進んでいくから退屈なんですよ。
そこがちょっともったいない。
さて。
リードという男の子がいまして、この子が小学生くらいかな、この時の授業で自分の夢を
語っていたんだけど、それは生物転送装置の話でした。
もう完成は間近の段階らしい。
完成したら、自分が人類初の生体転送になるのが夢だと。
でも先生が全然話聞く気なくて、もっと現実らしい夢を語らないとダメ、っていってて、
この教師は本当に無能だなあと思った。
子供の夢を頭から否定してどうする。
犯罪とかそういうのを言ってるわけじゃないんだから。
そして、その夢を受け止めてくれたのが、ベンというクラスメイトだった。
彼の家はジャンク屋だったんだけど、たまたまリードが必要な部品を取りに来ていて、
それを見つけたことからベンは彼の発明を手伝うようになった、というわけです。
ガレージで装置を組み立てていたリード。
これがなかなかすごいんですわ。
で、ミニカーを置いて転送するんだけど、本当にどっかいった。
すごいですな。
このあとミニカーがあったところには石がいくつか転がっていました。
ただその直後に大停電起こしてたから、これかなりやばいと思う。
この石をどっか持ち込んで調べてもらっていれば、何か変わっていたのかも知れないなぁ。
そういうわけで成長したベン。
科学研究コンテストみたいなもので、研究を発表しようとするんだけど、ミニカーの手持ちがなくて、
子供から飛行機のプラモ借りてやるわけですよ。
ところが、サイズが違うとうまくいかないらしくて、えらい超音波みたいなのが発生して、バスケの
ゴールポスト壊したあげく、「こんなマジックはいらない。君は失格だ」と信じてもらえなかった。
本当にここには無能しかいないのかよ。
飛行機をただかくして砂まみれにするだけだったら、こんな大がかりにする意味ないじゃん。
がっかりしている彼らに声をかけてきたのが、バクスター財団というところで研究している
ストーム博士とその娘、スーでした。
自分たちも転移装置を作ったんだけど、戻ってはこなかったらしい。
砂は手に入ったそうです。
で、博士はリードに奨学金を出したいと告げる。
つまり研究所に入って自由に転移装置の研究をして欲しいということだった。
ここで、ベンはリードに餞別だといって、昔装置を完成させる時に貸してあげてた
折り畳みナイフを渡す。
自分の居場所はここじゃない、と言いたいらしい。
確かに、リードの才能は必要とされてるけど、ベンは何かしたわけじゃないもんなぁ。
心の支えにはなってくれたけど、それでここにいること許してくれるほど甘くなさそう。
そういうわけでリードは研究を始めたのですが。
図書館でスーに話しかけてたのはいいけど、彼女は彼女で何か勉強してんだから、ずっと
話しかけてないで空気読めよ、とはチラッと思った。
なお彼女は音楽を聴くと集中できるらしい。
博士は、金を出してくれる財団スポンサーと話をしていて、そこで転移装置の話題が
出てるんですけども、スポンサーはビクターという名前に難色をしめしていた。
日本の企業の何が悪いんや!と思ったけど違った。
キャラの名前だった。
ややこしい!
で、ビクターというのは問題児のようで、スポンサーとしては入れて欲しくないらしい。
でも、博士らが作ってて成功してなかった転移装置を開発してたのは彼だった。
だから博士としては、彼は必要な存在だ、ということらしいです。
ビクターは一人どっかの小屋みたいなとこにこもってた。
研究するってわけではもなくゲームして遊んでた。
本当にやる気ないんだなこいつ。
そこにストーム博士がきて、君より上の転移装置作るやつが現れたから、ほっとくと
手柄もっていかれるよ、君抜きで歴史作られることになりそうだね、とうまいこと煽って
研究室に連れてくるわけです。
まあベクターも今のところはリードに対抗心メラメラ、という感じではなかったけどねぇ。
リードの設計図を見てスーは、よくもまあ今までこんな適当な材料使って、大停電
起こさなかったものだ、この装置が暴走したらブラックホールできてたよ、と言う。
なるほど、この装置をアレンジしたらダイソンもビックリな吸引力の掃除機が…!(出来ねぇよ)
スーは、転移装置のための防護服を作るそうです。
んでもってベクターがきたけど、スーとリードが仲良くしてるの見て面白くなさそう。
でも、設計図を褒めてたからこれはと思ったら、地球を壊す気かと。
お前らは皮肉入れないとしゃべれないのか。
ともあれ、転送自体はできるので、小型のドローンを送って映像を見た結果、どっかの
惑星であり、エネルギー源が認められた。
スポンサーであるアレンっておっさんは、これを手に入れたいんだろうなあ。
ともあれ、生物を送れるようにするには全員の協力がいる、ということで皆は一緒に
研究を始めます。
でもってストーム博士は、バカ息子のジョニーを迎えに。
こいつがまあ、ダラダラしてて、カーレースなんぞやらかしてケガして病院に運ばれた
わけですわ。
多分、姉のスーが優秀だからコンプレックスなんじゃないかなぁ。
車を取り上げて、返して欲しければ研究所で働け、というわけです。
パーツを買ったのは博士のお金だったけど、組み立てたのはジョニー自身なので
そういうことは得意。
というわけでリードと意気投合して溶接とかやり始めるわけですよ。
リードも、装置の完成をベンに送ってて、いい子だなと思いました。
「君なしじゃ(完成は)無理だった」とか。
この後、スーが養女だという話とか、リードが親が認めてくれなくてうまくいかないこととか
話をしていたんだけど、スーに「コソボのなまりないね」って言って笑いあうシーンがいまいち
意味わかんなかった。
まあいいけど。
さらにベクター、リードを呼んでちゃんとしろやって小言言ってたけど、「もう完成した」って
言われた。
ベクターの場合は完全に嫉妬だろうなあ。
そういうわけで完成しまして。
サルを載せて実験することになった。
アレン博士らスポンサーもやってきて実験結果を見てます。
ゴーグルをかけて下さい、と放送流れてたけど、どう見てもただのグラサンだった。
全員マダオになった。(by銀魂)
転送されたサルは、確かに別の惑星にいってたんだけど。
これで地球の進化の過程がわかるとか言ってた人いたけど、そもそも生態系も
重力も違うのにわかるわけなかろう。
結論を急ぎすぎだ。
ともあれ、サルは無事に戻ってきまして、リード以下皆は実験の成功を喜びあう。
ここ面白かったのは、ジョニーが手をグーにして出してきて、多分バスケでいう、こぶし
ゴッツンコをやりたかったんじゃないかと思うんですけど、空気読めてないリードが
ポンポン、って感じでパーにして叩いてて、ジョニーが不満そうだったのは笑った。
で、アレンがここで割って入り、今後は我々がNASAと協力して開発するから、
はい、ご苦労さん、と言い出した。
リードは、実験が成功したら最初に転送されるのは自分達だ、と言ってたけど聞き入れて
もらえなかった。
アレンも、こいつらとりあえず先に行かせたら気が済むんだから、何か危険はないか
確認させる意味でも黙って行かせればよかったのに。頭悪いな。(ひどい)
そういうわけでその夜、リードは思い立って皆に話をし、こっそり自分たちで転送装置を
使うことにします。
てか、すぐいってすぐ戻ってくればバレないと言ってたわりに、ああいうことしてるから
大変な目にあうんじゃ…。
スキットルで酒飲んでる人ら久しぶりに見たな。
リードはベンを電話で呼び出した。
スーはストーム博士にチクりそうだから呼ばなかったっぽいな。
そんで男4人で向かうわけですね。
転送される時にリードが「爆発するなよ」って言ってて、ジョニーだったかな、「転送前に
それ言ってほしかった」って言ってたのは笑った。
ベンは子供の頃一度経験してるから笑ってたけど。
で、あまりにもあっさり転送されたので失敗したかと思ったリードですが。
ちゃんと、別の惑星に転送されていた。
そこで喜びまくってて、さっさと帰ればよかったものを、エネルギー源の調査に行くとか
やっちゃうわけですよ。
何の装備も持って来てない上に危険なんだから、そんなことしなきゃいいのに。
(物語ここで終わらす気か)
星条旗を立てたあと、彼らは緑色に光るエネルギー源に向かっていくけども、突然爆発が
起き、ビクターは崖の下に転落。
リード、ジョニー、ベンはギリギリ転送装置に戻ったものの、ベンはドアが完全に閉まらない
状態で転送、ジョニーは炎が引火などすごい有様に。
さらに、ベンを助けようとがれきの中から出たリードは、自分の体が異様に伸びているのに
驚き失神。
一方で、彼らが勝手に転送装置を使ったことを知ったスーはあわてて駆けつけ、彼らと
通信をつないで、手動で戻れなくなったことを知ると転送を操作してあげるんだけど、
彼女もまた、リードらが戻ってきた爆発に巻き込まれていました。
そういうわけでやってきたストーム博士は、4人が異様な姿になり、ベクターを失ったことを
知ってショックを受けてました。
リードが次に目覚めた時、ベンの助けを求める声を聴いて通風孔から彼が拘束されている
部屋に行くも、ベンの姿が岩に包まれていることを知り愕然とする。
そして彼は「必ず助けるから」と言って施設を抜け出したのでした。
ベンは置いて行かれた、見捨てられたって思っただろうなぁ。
せめてあんな姿になっていなければまた違ったのでしょうが。
それから一年後。
炎をまとうようになったジョニーはそれを自由自在に操っていた。
てかなんでこれで飛べるのかよくわからんがまあいいや。
体を透明化したり、ものを透明化したり、バリアをはれるようになったスーと、そして全身
岩で覆われたベンと。
ベンはアレン博士に、治療法探してあげるから協力してくれと言われて、アメリカのために
戦ってたんですな。
完全にいいように使われてるなぁ。
アレン博士は、転移装置で行けるあの惑星をプラネットゼロと名付け、新たな地球の
エネルギー源として手に入れること、アメリカが地球を支配するみたいな計画を目指して
いました。
ろくな死に方せんぞお前。
ジョニーは不思議な力を持ったことにノリノリでした。
今までダメ人間だったから、そういうのが嬉しいんだろうなあ。
気持ちはわかる。
スーは、いいように利用されてるだけよ、と言いますが…。
ストーム博士としてはいくら治療を引き換えにしたと言われても、スーやジョニー、ベンが
戦場に出されるのは嫌だったんでしょうね。
スーに、彼らを何とかするには治療する必要がある、そのためには転移装置をまた完成
させる必要がある、つまりリードを探し出さなければ、と告げる。
スーは音楽にもパターンがあるように、逃げ方にもパターンがある、とデータからリードの
居場所を推測する。
さすがですね。
リードは山奥で転移装置を完成させようとしてたんですな。
偉いわ。
あの星にいって何か治す秘密を探そうとしてたんだと思う。
まあ結局とっつかまって施設に戻ってきたわけですけども。
ベンは裏切られたと思ってるから、リードに対する拒否感は強かった。
スーはリードに、ここの施設で治療するとか言ってるけど、彼らの目的は治療じゃなく
別のところにある、と伝え、転移装置、ゲートにかけるしかないと伝える。
というわけで設計図を見たリード、ちょいちょいと直して転移装置完成させました。
さすがだ。
まあアレンとしても、彼らが別に邪魔しようってわけじゃないから好きに触らせたんだろうとは
思いますが。
調査員を載せて転移装置は作動。
映像を見てリードは愕然とする。
自分たちがいった時と景色が違うと。
何があったんだろうね。
ここらまったく語られないから想像するしかないんだけど、リードらがエネルギーを得たことで
何かバランスが崩れたってのがあるかも知れませんね。
で、調査員らが調査していると、人の形をしたものが近づいてくるのが発見される。
それは、死んだと思われていたビクターだった。
リードらもどうやってここで一年生き延びていたのかと驚愕。
アレンは直ちに調査を中止させ、彼を連れ帰りました。
それは別にビクターの身を案じたのではなくて、研究成果につながると思ったからだろうなぁ。
まあ理論的には、エネルギーが絶えず補給されるなら人体も生命活動を維持できるだろうしね。
連れ帰られたビクターですが。
すっかり様子が変わってしまっていた。
あの星で過ごすうちに、意識が一体化したかどうかしたんだろうなぁ。
ビクターは、自分の世界を滅ぼすものは許さないとか言い出して、アレンを殺し、部屋を出て
次々研究員を殺し始めた。
地球はもはや滅ぼすしかない、ってなったらしい。
考えが短絡的なあたり、やっぱりビクターだな…。
ビクターは新世界を作ると言って転移装置に乗り込もうとする。
止めようとしたストーム博士も犠牲に。
なんだかなぁ。
あっという間にプラネットゼロにたどり着いたビクターは、装置を暴走させてブラックホールを
地球にあけようとするんですな。
あーあの伏線がここに…。
リードらも追ってやってきた。
うむ、光のラインがつながってるからこれたのはいいけど到着早いな。
ここで戦いになるけど、個々が好き勝手に戦ってるから歯が立たない。
リードは改めて皆で協力して倒すことを提案。
ここの戦いはなかなか見ていて迫力あるし、面白かったです。
そうして皆で協力して、見事ビクターのなれのはて、ドゥームを倒した4人は消えかける
光の道を通って地球に生還。
で、軍に対して4人は、今後一切の監視をやめること、発明したものを取り上げようと
しないこと、研究施設が欲しいことなどを提案し。
山奥の研究施設にやってきました。
なんか国の予算にのらない、極秘の研究所みたいです。
これってアベンジャーズにも出てきたとこですかね?
記憶力皆無なんであれですけど。
そんでリードが、チーム名を考えようって言い出して。
ベンに、車庫から大出世だよなって言ったらベンは「なんてファンタスティックなんだ」と言う。
それでリードは、チーム名決まった、という。
ここでタイトルロゴ、「ファンタスティック・フォー」が出て終わり。
なんともかっこいい終わり方でした。
続編公開が決まっているそうです。楽しみ。
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