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ズートピア |
5/19鑑賞
面白かったです。
これは割とおすすめしたい部類に入る。
夢は全部がかなうというわけじゃないけど、努力することは無駄じゃないよ、というのを
最後伝えてるのもいいと思った。
というわけで。
最初いきなりなんか怖い始まり方してて、「あれ、短編映画あるんだっけ?」とか思ってたら
違った。
劇中劇だった。
幼いころの主人公、ジュディが劇をやっていて、昔肉食動物と草食動物は捕食の関係だったけど、
進化して今は仲良く暮らしている、という内容でした。
でも昔の襲われてるシーンが血のりリアルすぎて見てる方ドン引きしてるがな。
そこまでやる必要あったかな…。
そんなジュディの夢は、警察官になることでした。
親は、ウサギが警察官になった例はない、無理って思ってるみたいです。
まあ動物が平等に暮らす世界が本当なら、種別関わらずなってもいいわな。
習性があるから向かないというのならわかるけども。
彼女は、ズートピアで働くのが夢だった。
いろいろな動物が最初に仲良く暮らし始めた町で、すっごい都会みたいです。
両親としては、この田舎で一緒にニンジン作って暮らして欲しいみたいですね。
その方が安定した生活を送れるから、というのはわかる。
でもまあ一度くらいは夢を応援してもいいんじゃないかな。
ジュディは友達が、キツネのギデオンに連れて行かれたのを目撃し、後をおいかける。
なんかのライブチケットかな、取り上げたのを見ていて、ジュディ返すようにいうけど、ギデオンは
彼女にも平気で暴力を振るって去っていった。
こういうのを取り締まる警察とか田舎にはいないんか?と思いますけど。
おかしいやん。
ともあれ、ひっかかれつつもチケットを取り返していたジュディですが…。
15年後。
ジュディは警察官になるべく学校で訓練を重ねていました。
最初はうまくいかなかったけど、いろいろ工夫することを思いついて、頑張ってたのはいいなと
思いましたね。
ウサギの身体能力をうまく生かしてるというか。
そしてウサギとして初めての警察官が誕生しました。
努力した彼女は首席で警察学校を卒業したようです。
ズートピアの市長、ライオンハートが彼女を褒めてるのはいいんだけど、名前ライオンハートって。
歌いだしそうだな。
で、副市長は羊のドーン。喪黒福造出てきそうだな。ドーン!
このドーンはライオンハートにめっちゃこき使われてました。
選挙で羊の票が欲しいから副市長のポストにおいてんのか。ライオンハートもなかなかひどいな。
そういうわけで彼女はズートピアに行くべく電車に乗るんだけど、親と兄弟が見送りにきてるのは
いいとして、兄弟多いな。兎だもんな!120羽以上いるんだってよ。
あと、親がキツネには気をつけろと心配していろいろくれたのを、撃退スプレーだけ持っていく
ことにしました。
電車が3パターンのドア設置されてるのは面白かった。
確かにネズミとか踏まれたらたまらんから、中も別になってそう。
この電車でズートピアへ行くんだけど景色がすごい綺麗でした。
動物の習性にあわせて、砂漠とか雪の街とか森の中、そして都市部とあって面白かったです。
カバが水中からあがってきて服乾かすシステムも面白かったなあ。
ここ人間は住めないんですかね?
んでジュディが案内されたアパートは、まあ狭くて寝るとこだけ、みたいなとこでした。
おまけに隣の住人がうるさい。
でもジュディは気に入ったみたいですね。
配属された警察署に行くと、受付にはクロウハウザーというチーターがいた。
肉食獣だけど好きなのはドーナツなどのお菓子。
彼は署長室をジュディに教えてくれるけど、「生きて帰ってこられるといいけど…」と言ってました。
警察官メンバーはみんな、サイとかスイギュウみたいな、体格の良いものばっかりなんですね。
犯罪者相手の立ち回りに必要なのはわかるけど、これだとネズミとかリスみたいな体格の小さい
動物の事件が起きた時相手にできない気がしますが…。
ボゴ署長は、ジュディを新人だからと特別扱いしなかったけど、皆が行方不明事件の捜査にいったのに
対してジュディには駐車違反の取り締まりを命じる。
肉食獣ばかり14人行方不明になっている事件でした。
ジュディは、私も行方不明捜査に関わらせて欲しい、首席で卒業したし優秀ですよ、というけど署長は
取り合わなかった。
でも新人がいきなりそういう大事件の捜査にかかわるのもどうかと思うから、私は別に駐車違反取り締まり
でもいいと思うんだけどなあ。
踊る大捜査線でもすみれさんが「事件に大きいも小さいもない」って言ってたしね。
駐禁だって大事な取り締まりですよ。誰かがやらなきゃ。
ジュディの、大きい事件に関わってこそという姿勢はちょっとなーと思いました。
というわけでジュディは署長から言われた、1日100件取り締まれというのを自分で、200件を
昼前までに取り締まる、と目標を立てます。
順調にいったのはいいけど、警察車両もパーキング時間過ぎてしまい、自分で駐禁切ってたのは
笑いました。
と、ここでジュディはキツネと小さなキツネ…これ種類違いますやん!
ともあれそのキツネ二匹が店に入っていくのを見つける。
彼女はキツネというだけで何かしでかしやしないかと警戒していたようですね。
入っていったのはゾウ用のアイスクリーム屋で、彼らは、アイスキャンデーを売って欲しいと頼んで
いたのでした。
でもゾウの店員は売ろうとしない。
多分、ゾウ相手にしか売らないってことなんじゃないかなと。
これ、売ってやればいいのにねぇ。商売なんだし。
キツネは、このかわいい息子が今日誕生日なんだと説明しています。
事情を知ったジュディは自分が間に入り、この店が不潔な状況で客にアイスを提供していることを
指摘し、それを黙っていてやる代わりにこの親子にアイスを売ってと交渉。
ただ、このキツネ、財布を忘れてきた、帰ろうと言い出した。
張り切っているジュディは15ドルに対して20ドル紙幣を渡し、お釣りは結構といった上で、その
親子にアイスキャンデーを買ってあげるのでした。
つーかゾウ用だからマジでけーな!
これ食べきれないだろ!
「私、キツネってだけで悪い奴と決めつけるの嫌い」と大満足で別れたジュディでしたが…。
お前さっき店に入る時すげー警戒してたやんか。
キツネの名はニック。
ニックの息子が夢はゾウになることと言ってたのでジュディは、警察バッジをもしたシールを張って
あげてました。優しい。
ところが。
取り締まりがあらかた終わった後ジュディは、アイスキャンディを溶かしてジュースにしている
ニックとその息子を目撃する。
彼らはうまいことそのジュースから小さなアイスを作り、会社帰りのネズミに販売し、木の棒部分は
木材として売り飛ばすという有様。
なるほど詐欺師か。
ジュディは追いかけて文句を言うも、俺この道のプロだから、とうまいこと煙に巻かれて逃げられて
しまった。
ニックは彼女に対して夢を追いかけるのはいいけどどうせかなわなくて、田舎に戻ってニンジン
売るしかなくなるよ、とも言ってた。
そういうことを言うのは多分彼自身、過去夢にやぶれた経験があるからなんだろうね。
一日仕事を終えてクタクタになって帰宅したジュディ。
一人用ニンジンをレンジでチンしたのを食べようとしてるけど、ひどいパッケージ詐欺だった。
さすがにこれは訴えられるレベル。
両親から電話がかかってきて彼女は、心配をかけないよう明るい声で出るんだけど、お隣の住人が
丸聞こえだったと見えて、壁越しに励ましていたのは笑いました。ただし、明日はもっと悪いことがあるかも、
とは言ってたけど。
翌日彼女は、取り締まりの最中泥棒を捕まえることに。
ネズミの国に逃げ込んで、ジュディは住民に気を付けつつおっかける。
その中でたまたま、ドーナツのモニュメントがぶつかりそうになったネズミを助けたジュディ。
スチール写真はこれかあ。
何ドーナツ抱えてんだろと思ってたんだけど。
助けたネズミはフルーフルーと言うんだけどジュディは彼女の髪型を褒める。
そうしてそのドロボウ、デュークをとっ捕まえて警察署に戻るのですが。
デュークが盗んだのはある球根でした。クロッカスの一種らしい。
署長はたったこんなものを盗んだ犯人を捕まえるために、ネズミの国に大きな被害を出したのかと
怒っている。
てか他の署員いったらもっと大きな損害出ますやん。
なんかこの国、犯罪に対する考え方がおかしいな。
署長が受け入れろ、ありのままにとか言ってたけどお前はアナ雪の見すぎだ。
と、ここに夫エミットが行方不明になったというオッタートン夫人が入ってくる。
あの行方不明事件の一人です。
署長は適当にごまかそうとするけどジュディ、自分がこの事件を解決してみせる、ジッチャンの名にかけて!と
誓うのでした。いや、ジッチャンには誓ってない。
そんなジュディを腹立たしく思った署長は、ジュディにクビを言い渡す。
そして、「ドアを開けて、「今私は首になったので捜査はできません」と言え」とひどいことを。
こいつ本当に警察官かってくらいひどいな…。
ところが署長がドアをあけるとそこにはドーン副市長がいて、オッタートン夫人と話をしていた。
ジュディが引き受けてくれることを知った副市長は、すぐ市長に報告しましょ!すばらしいことだわ!と
その場でメール送信してしまったので、署長はジュディにやらせざるをえなくなった。
ざまあですね。
ただし、2日間で解決しろ、それが出来なかったらクビだというのです。
お前らが2週間解決できてないものを2日で解決しろとかムチャブリですやん。
そんで2日で解決したらお前らが無能ってことになんだけど。
引き受けたジュディですが、まだ新人なのでデータベースは使えず、仕事の資料も少なく困っていた。
ところが彼女は、エミットが映っていた防犯カメラの写真に見覚えのあるキャンディを発見した。
ニックが売り歩いているキャンディでした。
エミットはそれを買って持っていたのです。
彼女はまた相棒と組んで詐欺をしようとしていたニックを見つけ出す。
やはりニックの息子ではなくてフェネックという種類の小さなキツネだったか…。
ちなみに名前はフィニック。
で、ジュディはニックに、エミットにアイスを売ったかどうかを聞く。
ニックは覚えているという。
ただし、自分は金稼ぐのに忙しいからと去ろうとするとジュディ、脱税で逮捕すると言い出した。
ニックが言ってた、一日200ドル稼ぐという話を録音していて、それをずっと続けていたなら脱税額も
相当なものになるから、まず逮捕されて収監されることになる、というわけです。
それが嫌なら捜査を手伝ってと。
そうしたら録音したペンを渡す、というわけです。
フィニックが、やられたなと大笑いして、ジュディが貼ってくれた警察官バッジのシールをニックに
貼って去って行きましたよ。
で。
ニックはまず、エミットがよくいっていたというナチュラリストというかなんかそういう施設にやってきた。
自然なままで過ごそう、がテーマで、皆裸らしいです。
裸なのは恥ずかしいことみたい。
受付のヤックスが、エミットはゾウの師匠さんのとこでヨガやってたというので話を聞きに行くんだけど、
ゾウはなんも覚えてなくて、ヤックスの方がこうだったよね、ああだったよね、やっぱりキミは記憶力が
いいな!と言ってたのは笑った。
ちなみに、行方不明になった夜はエミットをリムジンが迎えにきており、そのナンバーまでヤックスは
覚えていました。
すげえな!
そのナンバーから車の持ち主を調べたいのだが、あいにくジュディにはそんな権限がない。
ここでニックが、都合よく(笑)免許センターに知り合い、フラッシュがいることを思い出してくれました。
ところがどっこい、免許センターの職員、皆ナマケモノだった。
どうりで皆長蛇の列になってるわけだわ!
なんでこれ採用してんだよ!人員ミスだろ!
しかもフラッシュにジュディが話しかけるんだけど、自分の言うことが終わらないと次に移れないみたいで
すげー大変。
ここは面白いから見て欲しいですね。
ジュディがプレートナンバーを伝えるも、わざとニックが邪魔をして面白い話をし、それを聞いたフラッシュは
受けたらしくて隣の同僚に伝えてる。
ここ、ゆーっくり笑顔になるのがおもしろい。
というわけでやっと資料をもらって外に出ると、もう夜になっていた。
ニック、わざとか。
車がある、ツンドラタウンにやってくるも、駐車場が夜は出入りができないようにされていた。
ニックは脱税の証拠が録音されてるペンを返してくれ、というけどジュディはわざと駐車場の中に投げた。
つまり、自分がここらを警らしていたら、不審な人間が駐車場に入っていくのを目撃、後を追った、
というシナリオを作ったわけです。頭いいな。
ところが、その番号のリムジンを見つけて中を調べてみると、後部座席はすごい爪の跡が
ついていた。
さらにニック、中にあるものを見て誰のリムジンか気付いた様子。
ミスタービッグという、裏社会のボスらしい。
あわてて外に出ようとするも、ホッキョクグマに捕まってしまいました。
なんでもニックは一度、良いじゅうたんだよとだましてものを売りつけたことがあるんだけど、それが
よりによってスカンクの尻の毛でできたものだったらしい。
臭いなんてもんじゃないですな…。
で、連れてこられてびびりまくってて。
ホッキョクグマのでかいのが出てきてジュディもびびってたらなんと!
ミスタービッグとは、その手の中にいたトガリネズミのことだった。
ちっさ!大きいのに小さい!ハッ!小狐丸!(今それはおいといて)
ミスタービッグは二人を氷漬けにしようとするも、そこにやってきたのが、以前ジュディに命を助けられた
フルー・フルーでした。
結婚式の日に氷漬けはやめてと言いに来たらしい。
大事な娘の命の恩人とあってはひどいことをするわけにもいかないので、二人は何とか助かりました。
さらにミスタービッグは、エミット探しも手伝ってくれるという。
彼は花屋だったのでよく花を注文してたようですね。
それで結婚式の花の相談があるからとあの日、リムジンで迎えをやったんだけれども、途中で運転手を
エミットが襲い、ここに来ることはなかったそうです。
というわけで運転手に話を聞きにいくことにした二人。
運転手は、あの日リムジンに乗せて運転している途中でいきなりエミットがおかしくなったと言ってきます。
野生に戻っていたと。
さらに、夜の遠吠えがどうのと叫んでいたらしいです。
ニックは適当に話を合わせる。
おたくも知ってるんだね、夜の遠吠えをと。
ここちょっと説明が必要なので書いておきますが。
重要なのは、エミットが言っていた「夜の遠吠え」と運転手が言っている「夜の遠吠え」は違うということです。
エミットが言っていたのは真相にいたる方の「夜の遠吠え」(彼は花屋だから知っててもおかしくない)。
運転手が言ってるのはこの後出てくる件の方です。
ところが。
今はドア越しに話をしていて、運転手がドアを開けるちょっとの間に彼は変貌してしまい、暴れまくっていた。
襲いかかられた二人はあわてて逃げます。
ジュディは署に連絡して応援要請を求めるも、ベンジャミンは歌手のガゼルに夢中で来客者と話をしてて
なかなか気づかない。
お前な…。
ジュディかろうじて、ジャガーが狂暴になったということは伝えるのですが…。
彼女は運転手を手錠で柱に繋ぎ止めて何とか逃げます。
逃げた先に署員が駆けつけてくるんだけど、運転手をつなぎとめた場所に戻ってみると何もなかった。
署長は騒ぎを起こした責任を取ってジュディにバッジを返せという。
ここでニックが割って入るのです。
あんたらが解決できない問題を一人でどう解決しろってんだ、それに辞める期限まであと10時間ある、と。
いいですねえ。
そのあとロープウェーに乗り込む二人。
ここでニックは過去、自分がキツネというだけでいじめられた辛い経験を話してくれました。
だから誰も信じなくなったらしい。
ま、知能を持って社会を築く人間でさえ差別があるんだから、動物だったらなおさらだろうね。
と。
ここでニック、そこに備え付けられていた防犯カメラに気付く。
このデータに、運転手がどうなったか映っているかもというわけです。
ただ、ジュディにはデータベースにアクセスできない。
そこで思い出したのが、ドーン副市長でした。
ドーンといこうや!(やめろ)
ドーンは彼女らに市内の防犯カメラ映像を自由に見て良いと言ったあと、自分は市長に呼びつけ
られて退室していきました。
ここでニックが、ドーンの頭さわさわしてるのかわいかった。
いつも逃げられるから触ったことなかったらしい。
その様子がかわいらしかったです。
まあ羊も毛の質があるのでごわごわしてるのもいますよ、と…。
カメラ映像を見ると運転手は、森林オオカミらにとらえられて車に乗せられていた。
これが、運転手が恐れていた夜の遠吠えか、と気付く二人。
オオカミは遠吠えするからな。
車を追って監視映像を見ていくも、途中のトンネルから出てこない。
ここでニックの知恵が冴えわたるわけですね。
やましいことをしてるやつらはカメラを避ける、避けて出るとしたらこっちだ、ということで車が
映っている裏路地映像が。
このニックのやり口を見てジュデイは、あなたいい警察官になれると褒めるのでした。
そして車は辺鄙な場所の施設に入って行きました。
やってきた二人、侵入するのにジュディがうまく遠吠えを真似ていて、オオカミらが遠吠えしてる
間に潜入というのは面白かった。習性をうまく利用しましたね。
中の施設で彼らは、行方不明の14人と運転手を発見する。
ただし彼らは完全に野生に戻ってしまっていた。
ここで誰かがきたので隠れていると、なんとやってきたのは市長。
彼はなじみの研究者に、なぜこうなった原因がつかめないのかと言ってた。研究者は、肉食動物だけ
こうなる、生物学的要素があるのではと説明。それをスマホで録画するジュディ。
そんな中、スマホに両親からの電話着信が。
きっとけよ…。
二人見つかりそうになるも、便器から逃げるのは笑いました。
向こうはこれできるけど、日本の下水道施設的にはできないので絶対にやらないように。
この脱出して川だかに落ちたシーン、好きです。
ニックが水面から顔をだし、ジュディが見当たらないので「おーいニンジン!おい、ジュディ!」と
心配になって名前を呼ぶとこが好き。いつもはからかい交じりにニンジンちゃんって呼んでるのに。
脱出した二人は直ちに署に戻り、事の次第を知らせます。
ところが。
事件解決ということでジュディ、記者会見に臨むのだけれど、すっかり舞い上がってしまい、
肉食獣だけがこうなること、原因はわかってないが生物学的要素があるのでは、と目撃した内容を
しゃべってしまい、記者たちは「肉食獣は危険」という風に受け止めてしまう。
最初はおちつけよーと言ってたニックも、この言葉にショックを受けて、シールを捨ててその場を
立ち去ってしまいました。
ニックの気持ちよくわかるわ…。
せっかく警察官としていい相棒になろうと目指していたのにね。(応募の書類書いてた)
翌日からズートピアは大騒ぎ。
肉食獣は危険だとして、住人の9割が草食動物だったことから、肉食動物排除の運動が起きてしまう。
ガゼルは皆を信じてると発表するも、騒ぎは収まらない。
そしてあの行方不明だった人たちも戻ってきたけれど、野生から戻ることはなかった。
すっかりショックを受けたジュディは自分のせいだ、と新しく市長の座におさまったドーンに
警察官バッジを返し、田舎に帰っていったのでした。
田舎でニンジンを売っていたジュディ。
そこに大人になったギデオンがパイを届けにきた。
彼はすっかり校正して優しいキツネになってました。
ジュディにも小さいころ暴力を振るって傷つけたことを謝ってくる。
ジュディの両親は子供らに、パイがきたぞーと叫び、子供らがはしってくるんだけどここで、
「そこ、夜の遠吠えうえたばっかりだから踏むな」と注意する。
昔ウサギの親類がこれを食べておかしくなっちゃったよねーと話をする両親。
ジュディ気付きます。
エミットが言っていた夜の遠吠えは、オオカミのことではなく、この植物のことだったのではないかと。
車でズートピアに向かったジュディ。
まずニックを探し出して謝りました。
ニック、謝罪の言葉をあのペンで録音してて流していたのは笑った。
彼は多分、最初は傷ついたけど、ジュディが悪気なく言ってしまったことはわかってくれてたん
じゃないかなと。
ペンとろーとしてるな、と笑いながらニックがいってて、もさもさと取る動作をするジュディがかわいかったです。
車の中で、ブルーベリーも作ってんだな、とニックつまみ食いしてた。
で、彼らが行くのはそう、あの球根を盗んだデューク。
あの球根こそが夜の遠吠えでした。
すぐに口を割らないと判断したジュディが何を使ったかというと、そうです、ミスタービッグ。
もうすっかり友達になってるのは笑ったなあ。
今度生まれてくるフルー・フルーの子の名付け親になるらしい、ジュディ。
そういうのほほんとした話をしつつ、かたや氷漬け寸前とか笑える。
デュークは、ヒツジのダグに売ったこと、そのアジトも教えました。
地下鉄の中の、廃電車がアジトらしい。
ということでそこに乗り込んでいくのですが。
ダグらは、球根から抽出したエキスをかためて弾にして、こっそり肉食獣に打ち込むということを
やっていた。
エミットも向かう道の途中で撃たれた、運転手もあのわずかに間に外から撃たれていたというわけか。
こうすると突然狂暴化したように見えて、「危ないから肉食動物は排除しよう」ということになるわけ
ですね。
依頼しているのは誰でしょうか。
ジュディ、証拠を丸ごともっていくといって、この電車を動かした。
動くのかよ…。
羊らは外に放り出されて何が起きたのか呆然。
ただまあそううまくはいかなくて、電車は脱線して爆発してしまうわけですが。
ここらの羊とのドタバタ追いかけっこもなかなか面白かったですよ。
なお羊の頭突きはわりとマジに痛いので気を付けて下さい。
証拠が、とがっくりするジュディだけど、ニックがちゃっかりトランクを手に持っていた。
ダグが依頼されて作っていた、狙撃用の銃と、夜の遠吠えのエキスです。
これを署に届けよう、と近道の博物館の中を通ると。
え、スミソニアン?ナイトミュージアムの?(それ後にしてもらえますか)
そこにドーンがいた。
私が届けておくというのです。
預けようとしたジュディだけど変なことに気付く。
なぜここに自分らがいることを知ってるのかと。
そう、本当の黒幕はドーンだった。
いつもライオンハートにこき使われて、肉食動物が邪魔で仕方なく、夜の遠吠えを使って
彼らを排除すれば、草食動物の天国だー!と考えたわけです。
奪われたケースの銃でニックが撃たれてしまい、あわや…!となるも。
弾はブルーベリーに入れ替えてあった。
そしてあのペンでドーンのたくらみ録音。
ここはいいですねー。面白い。
やっぱりこういう展開でないとね。
というわけで本当のたくらみはあばかれ、治療薬を撃たれたエミットらは無事意識を取り戻しました。
平和が戻ってきたわけですね。
肉食動物だから危険という理由で受付を追われていたベンジャミンも戻ってきました。
さらにニックはキツネ初の警察官となった。
ところが署長、キツネ初の新人でも関係ないので、駐車違反の取り締まり…と見せかけて、暴走車の
取り締まりを二人に命じた。
これをとっ捕まえて見たらなんと、フラッシュだった。
ナマケモノのクセになんでそんな飛ばしてんだよおい!
このオチめっちゃ笑いました。
この後はガゼルのコンサートなんですが。
皆出てきて、刑務所内でもドーンが見てたのは面白かった。
というわけでこの映画はほっこりするのでオススメですね。
子供向けと思わせてこの映画は差別問題だとか格差、偏見を取り扱っています。
「どうせウサギになんかできるはずがない」「ウサギはニンジンでも売ってろ」
こういう言葉が何度も出てきます。
それを乗り越えて夢をかなえたジュディ。
彼女は最後スピーチで、努力したら夢は全部かなうってわけではないけれど、努力することは
無駄じゃないと語ります。
それは大人になってからも通用する話ではないでしょうか。
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