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ジオストーム |
1/23鑑賞
これ何が怖いって、映画鑑賞して出てきたら、現実世界でも本当に自然災害が起きてた
ってことだよ…。(噴火とアラスカ湾地震)
びっくりしたわ。
映画そのものは、ご都合主義的なところはあれど、「お約束(良い意味で)」と言いたい感じですね。
出来が良かったので。
ただ一つ気になったのは、温暖化と絡めてのナレで始まるけど、これ別に温暖化関係
ないだろ、と思ったとこでした。
人間ごときがどうこうしたところで、地球レベルでは何も影響ないですよ。
ナレで、世界各地でひどい嵐だとか自然災害が起きるようになったため、人間は話し合って
衛星ネットワークを作り、ダッチボーイというシステムを作り上げたと説明がされます。
人工衛星を主な都市の数だけ打ち上げ、天候を完全に制御し、竜巻や台風、大寒波とかを
防げるようになったのです。
つーか太陽光パネルなんかあれ並べても意味ないから本当に。
話がズレました。
ダッチボーイという名の由来は、ダムの決壊を指で防いだ少年からだそうです。(創作話です)
ダムの決壊を雪崩で防いだコナンよりすごいじゃないか!
それを作ったのは私の父だ、というナレーション。
そこで、ジェイク・ローソンという人物が車から降りてきます。
彼こそがダッチボーイのシステムを作り上げた人でした。
政府の建物かなこれ。
ガードマンが、彼がジェイクだと知ると握手を求めてきました。
我々を助けてくれた恩人だ、と。
何でもすると言うのでジェイク、彼のネクタイを見た。
あっ…忘れてきたんかお前。
というわけでガードマンにもらったネクタイをしめて中に入ってきたジェイク。
査問委員会に呼び出されたらしい。
理由は、彼の態度の悪さだと。
ダッチボーイは今アメリカが主に管理してるんだけど、3年後には世界共有のものになるらしいです。
で、その話を委員会リーダーがしているとジェイクは、「今我々つったけど、作ったのは俺ら
だから。あんたらじゃないだろ」と怒る。
それはそうなんだけど…。
この委員会に立ち会ってたジェイクの弟、マックスは気が気じゃないんですね。
メールで、口答えやめて、黙っててとか送ってて笑える。
ただ、ジェイクの気持ちもわからんでもないよ。
この人は仕事に対して不真面目というわけではない。
上層部を侮辱したとか言われてるけど、現場ならともかく、安全なとこであーだこーだ
偉そうにしてる連中に文句言うのはあると思うけどね。
殴るのはいけませんが。
ただそれも、電気が通ってるコンデンサーを幹部が勝手に触ろうとしたから、感電から
救ったんだ、というジェイク。
さらに、台風が発生した時上の許可を待たずにダッチボーイを動かしたのも、人類を
助けるためにやった、政治家の許可待ってたら沢山の人が死んでいたと説明。
この人は良くも悪くも職人肌なんだろうね。
そういうわけで結局、査問委員会はジェイクを責任者の立場からおろし、マックスを
代わりに責任者として任命することにしました。
なんかなー。
この諮問委員会も一方的だなと思うけど。
後の展開考えると、ここからもう仕組まれていたのかな、って気がしなくもない。
それから3年後のことでした。
アフガニスタンで異常発生の連絡があり、軍が向かうと。
町が一つ凍り付いていました。
太陽がさんさんと差し込んでいるのに凍ったままで溶けないのはおかしいぞ。
町ごと凍ってるのは不気味だろうなあ。
そういうわけでアメリカで緊急会議が開かれます。
今の時点でダッチボーイを管理してるのはアメリカだから、衛星の不具合でこれが起きたと
他国にばれるとやばい、内々に処理しましょうってわけです。
まあよくあることですな。
んでここでマックスは大統領のシークレットサービスである女性、サラといちゃいちゃして
いるのがえがかれますが二人は恋人です。
ただし交際してるのは周囲に秘密にしてるらしい。
システムを確認するのに一度ダッチボーイをとめて確認してはという話も出るけど、
集まった連中は今年選挙の年だから、と相手にしない。
まあそんなもんですよ。
結局事態を解決するよりも、うまく隠ぺいする能力のある人が政治家として優れてると
評価されるのは世界共通ですね。
マックス、余計なこと言ってにらまれてるけど、ともあれ専門家を宇宙に送ろうと
提案します。
ただそれには各国から専門家を集めるのはまずい、アメリカだけで解決するには
アメリカ人1人だけを送るのが望ましいと。
そんなことしてもダッチボーイ側で働く人間には何が起きたかわかってるんだから、
アメリカが隠ぺいしようとしたってのはいずれ洩れると思いますけどね…。
そんなわけで大体の想像通り、ジェイクを送るのが適任だろうという話になるわけですね。
自分らで追放しといて、こんなことが起きたらジェイクに頼ろうとか、こいつら皆アホだろと
思ったけど。
ダッチボーイを運用している宇宙ステーションでは、アフガニスタン上空の人工衛星を回収
して、データを確認しようということになります。
なんであんな天候にしたか、のデータを調べるわけですね。
指示している人がいて、データを抜き取って持っていくんだけども、なんか様子おかしいな。
いやコソコソしてるなと思って。
彼はデータをロッカーに隠し、とある場所に足を踏み入れるのですが。
なぜかいきなりドアが閉じられ、窓が割れて彼は宇宙に放り出されて死にました。
これは何かの陰謀臭いなあ。
地上では、マックスがジェイクを訪ねてきていた。
彼は今や妻と離婚し、娘のハンナがたまに遊びにくるくらいでしたが、生活に困窮している
ようでした。
そりゃなあ。
英雄から無職になったんだものなあ。
マックスは事情を話すけど、俺には関係ないというジェイク。
そらそうだ。
国の勝手な都合で解雇されて、数年放置されて、異常が見つかったからちょっと宇宙に
いって直してきてよってどんだけ都合いいんだよ。
でもマックスが屁理屈こねて、ジェイク自身もダッチボーイに愛着があったこともあり
結局宇宙に行くことになるのでした。
ま、自分が作ったシステムを今まで故障がないように運用してきたのに、ここに至って故障が
起きて人が死んだんだぞって言われたら、心穏やかではないよなあ。
むしろ、あいつらどういう運用してんだ、と思った可能性もある。
えーと香港で、ダッチボーイの開発に関わってる人だと思うんだけど、チェン・ロンという人が
出てきます。
彼もまたいろいろ調べていて、何か衛星のデータがおかしいことに気付いた。
そんでマックスの携帯にひとまず伝言を残します。
このあと買い物に出かけるのですが。
出かけたスーパーで、冷蔵庫からドリンクを取ったらにゃんこがそこに入るわけですよ。
チェンは、暑いから涼しいとこに入るのかな?くらいに思っていた。
ところが、外に出て車に乗り込もうとしたところ、地面が異様に熱くなっていることに気付く。
ここでチェンがすごいなと思ったのは、後ろ振り向いて地面からボコボコマグマみたいなのが
出てきてると知るやすぐ車に乗り込んで逃げ出したこと。
彼の車が小さなタイプだったことも幸いしましたね。
あちこちすり抜けて逃げられたもん。
ここのシーン迫力あって面白かった。
まるで彼を殺そうとするかのごとく地面の爆発が迫ってくるんですよ。
こりゃ怖い。
これを見て、秘密を知ってしまったものが狙われてるなと思ったし、スマホとかで位置情報
把握されてんじゃないのか?とも思いました。
だから後半、それに気づいたマックスとかが位置情報把握できるのを逆手にとって…という
シーンがあるかなと思いましたが特にありませんでした。(サラは近い事やってた)
なんとか爆発の外に逃れたチェン。
車の温度計も通常の温度に戻りました。
彼はすぐ気が付いたんじゃないかな。
一つの衛星の管理外に出ると天候が普通に戻るって。
香港のこの騒ぎはガス爆発と報道されているようですね。
ハンナはこれから宇宙に行くジェイクのことをとても心配してました。
ジェイクはちょっと直しに行くだけだってつもりだっただろうけど、ハンナの気持ちは
わかりますねえ。
そういうわけでスペースシャトルにのってジェイク、宇宙へ。
ここらは話に直接関係ないからざっくりたどり着くなあ。
彼を迎えたのはウーテというドイツ人女性。
ここの空調がおかしいぞ、誰が責任者だって言ってたらウーテだった。
気まずい。
というかおかしくなってるならさっさと直した方が…と思うのですが。
で、ウーテはチームにジェイクを紹介します。
つかここの段階で出てくるのが数人しかいないから、てっきりダッチボーイって少人数で
動かしてるのかと思ったけど100人以上は軽くいてビックリした。
メインスタッフってことでいいのかな。
まあ特になんということはないので名前忘れて構わんです。
皆は彼がジェイクだと聞いてびっくりする。
ま、ここで働いてる人からしたらシステム構築したすばらしい人だろうからなあ。
揶揄した人が「俺クビかな」って言ってて笑った。
で、ジェイクはおかしなことが起きていると説明する。
アフガニスタンの件、ここで働いてたスタッフが一人宇宙に放り出された件、そして
香港の件と。
皆は、香港のはただのガス爆発だろというけど。
ここで怪しいとにらんでいたジェイクは何となく本能的なもので怪しいと思ったのかな。
その頃マックスはチェンから何かおかしいという連絡を受けていました。
こないだのガス爆発の現場にいたけれど、ガスが原因ではないと思う、衛星を調べ
ようとしたら自分にはアクセス権がないと言われたのでちょっと調べてみて欲しいと。
ここ、会話しながらだからチラッとしか映らなかったけど、見間違いでなければ電話で
会話しながらマックスも自分の端末操作したらアクセス拒否って出てたと思う。
チェンはもしかしたらダッチボーイのシステムに欠陥が起きていて、それを隠ぺいしている
のかも知れない、恐ろしい事態ジオストームが起きる、とマックスに警告するのでした。
壊滅的異常気象が発生すると。
恋人のサラは、大統領の記者会見が始まるというので出かける支度をしています。
声を潜めて「私はシークレットサービスだから」って言うのかわいかった。
その頃チェンのところでは停電が起きていました。
これもう完全に意図的じゃないですか。
彼が隠れると同時に何者かが入ってきて「あいつは何をつかんだんだ」と言いながら
パソコンを調べていたし。
これ絶対居場所把握されてると思いますね。
ジェイクはまずアフガニスタンを管理している衛星と同じタイプのものを全部調べようと
言ってます。異常がないか確認するんですね。
また、マックスはデイナという、フロアで働く女性、デイナに声をかけた。
アクセス権限がおかしいから調べてくれってわけですね。
というかここ会話で出てこないけど、デイナは優秀なハッカーでもあるみたいです。
そういう人を雇ってシステムの欠陥見つけたりするのはよくあるからなあ。
ちょっとそういう設定を見せるようなエピソードは欲しかった。
このあとフッツーに機密書類ファイルにアクセスして引き出すシーンあったから…。
デイナはマックスのアクセス権を調べるけど、拒否されているという。
それで何か起きているのなら協力させて欲しいと言います。
すごいですね。
この後マックスはジェイクと話して、自分が衛星にアクセスできなくなっていることを
伝えます。
なんかジェイクは心当たりあったっぽいな。
あとどうでもいいから通信で兄弟げんかするのやめろ。
というわけでジェイク今度は香港の衛星を回収して調べようとするのだけど、ここで
問題が起きた。
なぜかシステムの故障により、衛星を下ろすアームが暴れ出して、衛星がまるで
巨大なハンマーのように。
こういうの避けるゲーム昔何かの番組で見たことある…。
ともあれ、そういう騒ぎがあって衛星はメチャクチャになってしまった。
データ回収不可能になったわけですな。
私はこの時点でもしかして「アイロボット」「イーグルアイ」のように機械が意思をもって
しまったのでは?とも思っていたのですが、よく考えたらダッチボーイにAIを搭載したという
話は出てこなかったな。
まあAIより人間で監視した方が安全ということなんでしょうね。
衛星は粉々になってしまったけど、スタッフが亡くなった事故映像を調べていたジェイク、
その時に吹っ飛んだドアの一部、データが入ってる部分が宇宙ステーションの外に引っかかって
いるのを発見します。
つまりこれを調べれば、なぜスタッフが亡くなったのか原因究明が出来ると。
ジェイク、回収しにいきます。
命綱付けないんだねえ。
いや、エアーで飛ぶ方向自由に調整できるとはいっても、それ故障したら結局この宇宙で、
自力で戻るのは難しいなあと思って。
そういうわけでジェイク、協力を申し出たウーテとともに外に出ようとします。
ところが引っかかってたデータを回収して戻ろうとしたら、いきなりジェイクの宇宙服が故障した。
宇宙に放り出されそうになって、すんでのところで彼は助かります。
が、部品は飛んでいってしまった。
命からがら戻った彼にスタッフが「なんてことしてくれたんだ、設備が壊れた」って文句
言ってる。
お前ら、第一声は本当にそれでいいのか…?
人がまた一人死にかけたというのに設備の心配かよ。
ジェイクは、データも回収できなかった失敗だはい解散、というのですが、ウーテにだけは
実はこっそりハードディスクを回収していたことを知らせます。
誰かがわざと自分を殺そうとしたと気付いてジェイク、データ回収できなかったととっさにウソ
ついたんですね。
さすがです。
頭回るわあ。
それに比べてマックスときたら…。
調べてみたところ、スタッフが入った後そこのフロアを密閉して爆発を起こすように仕向けられて
いたことが分かった。システムの誤作動ではなく、誰かが人為的にやったということですね。
誰がやったのかはログイン情報が操作されていて割り出すことはできなかった。
ただし、ダッチボーイ自体には誰にもアクセスできないデータ領域があって、そこなら操作して
消すことはできないから、それ調べてみたらわかる、というんですね。
でもこれ結局調べることはなかったなあ。
一方マックスの方ですが、チェンがきたと思ったら彼、誰かに背中押し出されて道路に
飛び出し、轢かれて死にました。
命狙われてるのに歩道の前に出るやつがあるか!
さすがというかサラが連絡して救急車手配してたの早かった。
それに彼女は、背中を押したやつが、チェンを轢いた車に乗って走り去るのを見ていました。
これでマックスも、何かしら陰謀が動いてると確信しただろうねえ。
ジェイクはマックスを通信で呼び出しました。
チェンの死に動揺してるマックスはこっちはそれどころじゃない、と帰ろうとしますが。
ジェイク、兄弟のコードは掟だろと言い出した。
(これ、マックスがジェイクを誘いにきたところに伏線があります。昔は兄弟でコードのやりとり
してただろ、的な会話)
で、マックスは昔親父と釣りにいったけど全然釣れなかったよなー、という話をする。
地球側の通信監理していた人も「今の話なんですか」って言うけどマックスは「いやただの
昔話だよ。久しぶりにまともな会話したなー」って感じなんですね。
それでそのままマックスはデイナのところにいき、その映像を見せた。
マックスは、父親と釣りにいったことは一度もないというんですね。
デイナが「それは悲しいわね」と言ってて、そういう話じゃねぇぇぇ!!って感じだった。
ともあれマックスはその映像を解析して、音を飛ばして映像を編集しなおす。
すると、政府のスパイの仕業だ、誰も信じるなというメッセージが出てきました。
やばいですねえ。
マックスは、ゼウス計画というファイルを探して欲しいと言います。
実はチェンが息絶える直前、ゼウスと言う言葉を残していたのです。
わかりにくいわ!
政府の書類にはアクセスできるけども、ファイルは暗号化されていて見ることが
出来ない。
しかしマックスは自分の知り合いに一人、そのアクセス権限がある人間を思い出します。
まあサラなんですけどね。
彼女のアパートに行くのはいいけども、なんで連絡なしにこっそり入ってたんだろう。
あ、この時点でマックスは大統領が犯人だと考えているからか。
サラに、報告されたら困る、と考えたのかな。
まあここのドタバタは面白かった。
ワイングラス割っちゃったから弁償します、と言ってるデイナがのんきで面白かった。
サラは、最初はそんなこと出来ないというけど、マックスに熱心に頼まれて引き受け
ました。
一方ジェイクの方は、あのスタッフが殺された理由がわかれば…と言ってんだけど
なんかアクセスルームか知らないけどあけようとしたら物置になってた。
ウーテがこっちよ、ってあけてくれた。私ここに住んでるから、と言ってましたが要するに
ジェイクがいたころと少し場所に変更が出てるってことかな。
ともあれ。
亡くなったスタッフはあのアフガニスタンの衛星を調べることになっていた。
映像を見ていくと彼が、衛星からデータを抜き出していたことがわかります。
それをロッカールームにしまいにいき、その後フロアを歩いていて誰かに殺されたと。
つまり、データを抜いたことに気付いた誰かがとっさにやったということかな。
で、ロッカールームには監視カメラがないからということでデータを取りに行く2人ですが。
スタッフの1人が銃を構えて現れた。
敵か!?と思ったんだけど彼も何かおかしいと思っていたらしく、スタッフのロッカーを
改めにくる奴がいるはずだと待ってたらしい。
お互いに敵ではないことを確認して、実は本人のロッカーにしまったのではなくて別の
ロッカーにしまったのだということを知り、ジェイクはそのロッカーへ。
スタッフ本人も命狙われるとわかってたのかな。
ここまでやるってことは。
そこらの説明がないのが何とも残念ですが、回収したデータを調べたジェイク。
衛星のデータにウィルスが入っていると気付きます。
スタッフはこれに気付いたから殺されたのだと。
そんでマックスらはゼウス計画のファイルを調べていました。
それは、天候シミュレーションでした。
各地で自然災害が起きたらどうなるか、的な。
ジオストームと呼ばれるもので、嵐が嵐を呼んで大災害になるシステムのようです。
そのうち、アフガニスタン→二番目に台湾で災害が起きるシミュレーションはいくつあるか、
と調べていくマックス。
チェンはこれに気付いたのかも知れないと考えるマックス。
つまり敵はチェンが気付いたのかも知れないと言うことに気付いたのかも知れない。(ややこしい)
マックスは急いでジェイクに話を伝えにいきました。
デイナが監視モニターを切ってくれるから安心して通信できるというわけです。
そうはいってもジェイク側は監視されてそうだけど…。
まあいいや。
ジェイクはウィルスが仕込まれていることをマックスに説明、自分ひとりでは無理だという。
一時的にダッチボーイを停止させて再起動をしないといけないのだけれども、停止コードが
必要で、それを知ってるのは大統領だけだ、というのですね。
もしもの話として、ダッチボーイがちゃんと管理されていないとシステムトラブルをよく起こす
ということになったら、国連とかは「世界」での管理を嫌がり、アメリカから世界への譲渡は
中止され引き続きアメリカが管理していくという話になるのではないかと。
まあそういう話だったとしたら大統領が、選挙で再選するためにやりかねないってことは
ジェイクも考えたかも知れませんね。
つーてもあの感じ見てると大統領はやりそうな人には見えないけども。
そんなわけでマックスはオーランドで大統領が選挙演説するのへついていきます。
サラ協力のもと何とか話をしようとするけど、そんな簡単に話せたら苦労しないわけで。
なんで別の機会にしなかったんだお前は…。
その頃ダッチボーイは異常が同時多発してました。
これがあの、CMでも流れてるやつです。
海が凍っていくやつ。
すごいねえ。
日本でもテニスボール大の雹が降ってきた。あー…噴石のような…。
つーか天候を操る能力があるのはわかるけど、なんで津波まで起きてるんだ。
ジェイクは交換用の衛星をぶつけて、異常天候を指示している衛星を壊すことを思いつきます。
さすがですね。
これで、ブラジルにて凍りつく町から逃げていた女性が助かるわけです。
すごい逃げ足だったな。
ところがジオストームが発生するという警告が。
各地の衛星が暴走を始めて天候が規制できなくなったのです。
ここでマックスは、あのゼウス計画のシミュレーションで次はオーランドで異常気象が
起きることに気付く。
また、マックスの上司であるデッコムが話しかけてきた。
ここでマックスがバカだなーと思ったのはそのまま、大統領黒幕説を話してしまう
ことですね。
ジェイクは誰も信用するな、と言ったのに。
デッコムは大統領自体が停止コードだと言います。両手と目の認証が停止コードらしい。
ええい。
宇宙は大騒ぎですよ。
ジオストーム開始の上に、この宇宙センターの自爆システムが発動した。
スタッフの1人が「なんでそんな機能があるんだ!」と言ってたけどジェイクは、地球に
落下した時のためだ、と。
なるほど、タイムボカンシリーズの悪役メカに自爆装置がついてるのもそんな理由…なわけ
あるかー!
ダンカンという、ビートたけしに叱られそうな名前の人がいない、と気付くウーテ。
彼はシステム開発担当だから、この事態に対処できるのは彼だけ、ということらしいんですが
ジェイクは同時に、こんなことが出来るのもこいつだけと気付く。
そういうわけでやはりダンカンばかやろうがウィルスを仕込んだ犯人でした。
モニタールームか何ルームかしらんがジェイク、ダンカンを殴るのですが、ダンカンはこれやったら
給料の千倍の金がもらえるとか言ってます。
というか事実を知ってるから消されるとも考えないのかね。
あ、それとこのシーン結構チカチカするので、てんかんとかある人は本当に気を付けて下さい。
危ないと思った。
ダンカンが発砲したことでガラスに穴があいたことに気付いたジェイク。
素早く他の部屋に逃げて助かります。
ダンカンは外に吸い出されて死んだ。
あっけないですな。
マックスの方はデッコムとともに別室にいくのだけど、ゼウス計画について何かチェン
から聞いたか、と言われやっとこさおかしいことに気付いた。
チェンが死ぬ前に誰と接触したかはマックスしか知らないだろうからね。
で、命からがら逃げたマックスはサラに、犯人はベッコムだった、ここで大統領や要人
殺したらベッコムが次の大統領になれる、大統領が死んだらすべておしまい(停止コードが
手に入らなくなる)と説明。
だから邪魔なジェイクを首にしたんだろうね、3年前。
彼は上層部にすらたてつくから邪魔だったんでしょう。
サラは頭がいいですから、大統領を連れて移動した方がいいと考え「銃を持った男がいる」と
無線で伝え、わざと発砲して会場内に混乱を引き起こします。
その上で立場を利用して大統領を連れ出す。
マックスが用意した車(ちなみにタクシー。めっちゃ目立つ)に乗せて出発。
さすがうまいもんですな。
デッコムは大統領をオーランドの外に出すなと指示。
なるほど、ここだけしか指示してなかったもんな。(災害起こすポイントを)
ちなみに落雷ですごいことになってます。
マックスは車内でデッコムが大統領を無きものにし、自分が大統領の権限を手に入れて
ダッチボーイを好き勝手に操ろうとしていると説明。
この後のカーチェイスですが実にすごい。
マックスは、兄にダッチボーイのことを頼んだのも、僕らがしくじったことに出来るからだと
言う。確かに数か国のチームくんでいかせていたら責任問題で紛糾しますからな。
デッコムの追手がやってくるんだけど、サラが「大統領、小さな問題を処理します」と言うから
何かと思ったら、車をバックさせつつ銃で追っ手の車を撃って運転手死なせてた。
すげええええ!
マックスより役に立つじゃないか!
てーかこいつ、コードを解いた以外何かしたか?あれ…?
大統領がめっちゃ感心していて、マックスが実は付き合ってるんです、恋人ですと紹介してたのへ
「結婚しろ」と言ってたの笑いました。確かに。
運転手が死んだので別のやつが運転してたけど、待ち伏せて高架の外へ出して落雷で始末
してたのもかっこよかった。
サラ有能だな。
宇宙ステーションの方では皆がシャトルに乗って脱出中。
ところがジェイクは乗りませんでした。
弟が手に入れるコードで再起動しないといけない、俺にしか出来ないことだ、と。
かっこいいなあ。
まあ今回のことがあるからウーテが残っていてもマックスは停止コードを教えない
だろう、とも言ってました。そりゃそうだ。
地球の方ではデッコムが、GPSで大統領くるわーって感じでした。
まあ位置情報はわかってるだろうな。
出てきたタクシーをこれなんていうんだっけ、対戦車用のやつで撃って、やったー!と喜ぶ
デッコムですが、ハゲが考えるようなことをサラが見抜かないわけがありません。
(ハゲの風評被害)
部下をあっさり倒してサラ、デッコムに銃を突き付けていたのでした。
パトカーも20台くらいきたな…。
ぐだぐだ言うベッコムにマックス、兄ならこうすると言っていいパンチきめてました。
サラが大統領に「私の婚約者です」と紹介してたの笑った。
二人の関係だんだん格上げされていってんぞ!
ドバイで津波が起きる様子がCGでやってたけどうまいと思いました。
海面が盛り上がって押し寄せる…ではなくて最初から水の壁で押し寄せてくるとこが。
NASAにやってきたマックスと大統領。
停止コードをアップロードしています。
通信でジェイクに大統領は「君の犠牲に感謝する」と言って出ていくのでした。
マックスは知らなかったのです。
停止コードでダッチボーイの再起動は出来ても、宇宙ステーションの自爆までは止められないと。
ジェイクは知ってて残ったんですね。
まあシステム管理者なら当たり前か。
衛星をチェックしろといった時に「1000基以上ある」とスタッフが言ってたけど、正確な数字
答えてたくらいだもんね。すごいわ。
停止コードを手に入れたジェイク。
コントロームルームに行こうとするんだけど、途中の通路が壊れて通路があかない。
スパッといかない展開面白いですね。
宇宙服を着て一旦宇宙に出て行こうとするジェイクですが。
今度は扉が開かなかった。
焦るジェイク。
そこで後ろから、手伝おうかって声が。
ウーテでした。
え…この人もしかしてずっとここでスタンバってたの…?
もっと早く声かけてあげなよ…。
ともあれ、扉をあけるシステムはジェイクが操作した左側ではなくて右側だったのでした。
それで何とか停止コードをセットできたジェイク。
ウーテが衛星が全部シャットダウンしたのを確認して、ジェイクが再起動することになります。
再起動でウィルスはすべて駆除、システムが正常に動き始めた。
こうしてぎりぎり間に合ってジオストームは避けられたのでした。
各地でピンチだった人たちもギリギリ助かります。
わんこ無事で良かったなあ。
ところが問題はここからだった。
自爆は止まらないからね。
一つの衛星が残されていることに気付いたジェイクは、ウーテとイチかバチかでその衛星に避難。
中に入れるようになってるんだ。
ご都合主義だけどまあいいや。
宇宙センターが爆発してもダッチボーイに支障がないのは、地上からもコントロールしてる
からだろうねえ。(だからデッコムはマックスらからアクセス権を取り上げたんでしょう)
地上では皆がジオストームが回避されたことを喜んでいたけれども、ジェイクとウーテの
尊い犠牲が出たことを知って静まり返っていた。
でも一人のスタッフが気付くんですね。
「救助に迎えるシャトルはあるか」って。
地上に向けてあの衛星がやってきてたんですよ。
それで避難途中だった宇宙センターのシャトルが回収に向かう。
いいですねえ。
こうして地上に降り立ったジェイクはマックスとの再会を喜ぶのでした。
こういう、ラスト一筋縄でいかない展開は好きです。
それから6か月後。
ジェイクとマックスは釣りをしていたんだけど、ようやくつまらないことに気付いたようだ。
ジェイクは一週間後また宇宙に行くようです。
まあシステムはあるんだから、あとはまた復旧していけばいいわけで、一から組み立てる
よりは難しくないだろうな。
また、ダッチボーイは世界共有のものになったようです。
これでまあつまらん権力争いもなくなるでしょうね。
どうでもいいけどエンドロール見てて、フィリップとかトーマスとかトム多いな!と思いました。
突っ込みどころは多いかも知れないけど、災害パニック系としてはなかなか面白かったし、
地上と宇宙の切り替えもそこまでぶつ切りではなくて楽しめたのでオススメです。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→映画の感想レビュー→ジオストーム