多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→パシフィック・リム:アップライジング


パシフィック・リム
アップライジング

4/18鑑賞

 うーんこれ、物語の展開がなあ。
 単純明快にしておけばよかったんじゃない?と思う。
 あと豪華声優さんが吹き替えやってるので、字幕でも吹き替えでも好きな方で見て
いいと思います!
 杉田さんがまったく出なかったのは残念だなあ。←吹き替え
 あ、それと前半40分くらい、設定説明みたいな状況がだらだら続くので眠くなるくらい
退屈です。
 もう少し冒頭から見せて行けばいいのに。

 前作感想はこちら
 パシフィック・リム

 前回の戦いから10年。
 各都市は場所によっては未だ復興のさなかにもありましたが、そんな中主人公のジェイクは
自堕落な生活を送っていました。
 彼の父は前回の映画でラスト、命をかけて地球を守った司令官です。
 で、ジェイクはそんな仕事より今を楽しむ方がいい、という感じで、自堕落に過ごしているので
ありました。
 イェーガーのパーツとか高値で売れるので、各地にあるイェーガーが置いてあるとこに忍び込んだり
して盗んでいる模様。
 情けない暮らし方ではあるけども、父親のようにはならない、という気持ちが強いのかも知れませんね。
 今日も今日とて悪い奴らと組んで、イェーガーの電池を盗もうとしていると、反応はあったのに、
そこにはなかった。
 ジェイクはあわてて仲間に、「さっきまであったんだ、誰かが盗んだ」というけど、仲間を裏切った
こともあるので信用されず、殺されそうに。(ここ、仲間が落ちたシェルターみたいなのがワーニング
なんちゃらって書いてあったけど、字幕でなかったからわからない。残念。)
 何とか逃げた先でジェイクは、バイクに乗った人間が逃げていくのを発見。
 盗んだのはあいつだ、と確信します。
 え…本当に盗まれてはいたんだ…。

 そんでジェイク、バイクを追って倉庫みたいなとこに行くんですよ。
 追えるのがすごいという感想しか出てこねえっすけど。
 その倉庫には人が居住している跡があって、イェーガーが怪物を倒した万歳、という記事が
張られていた。
 その先にはなんと小型イェーガーが。
 現れたのは女の子でした。
 ジェイクはその女の子を脅して、このイェーガー売るから俺によこせとか言ってるけど、本当にクズすなあ。
 で、警察につけられたのね!と女の子がいい、脱出するためにその小型イェーガーに乗り込む。
 盗んだ電池はこれを動かすためだったんですね。
 あ、彼女の名はアマーラ。
 イェーガーの名はスクラッパーだそうです。
 こっから逃げるのは面白かったなあ。
 イェーガー、ノーベンバーだったかなやってきて、未登録のイェーガーだ、止まりなさいっていうけど
スクラッパーはすばしっこく逃げ回る。
 アマーラ一人で組み立ててこれならすばらしいですな。
 ちなみにジェイクもちゃっかり乗り込んでいて、俺に操縦任せれば大丈夫だって!とか言ってますが、
アマーラに「これは一人で操縦する用!」と言われる。
 でもジェイクは、逃げるためにうまいことやってやっから!とイオン電池を外してノーベンバーを
しびれさせ、その間に逃げるも、しびれるのは大した時間ではなく、逆にスクラッパーが燃料切れの
ため停止。
 お前らそろってバカだ!

 というわけで捕まった2人だけど、そもそもこれ同じ牢に入れられてるのおかしいでしょ。
 何かあったらどうすんのって思ったんですけどね。
 そんでジェイクは個室に呼ばれて、マコのホログラムに叱られている。
 義理の姉らしいです。
 マコは、防衛隊に再入隊するなら釈放してあげる、と言います。
 訓練する側になって、と。
 なるほど、春日部防衛隊に入ってブラックパンダラーメンから春日部を守る…!
(守る範囲が狭すぎる!)
 で、結局ジェイクには防衛隊に入りなおすしか手段がないわけですけれども…。
 
 ジェイクとアマーラ、基地にきたのはともかくとして、一緒に運搬されてきたスクラッパーが
乱暴に扱われてるの(着陸→倒れる)を見て怒るアマーラ。
 そりゃそうだ。
 ジェイクとかつてペア組んでイェーガーに乗っていた、ネイトが来るんだけども、ジェイクの姓を
聞いたアマーラが、あの伝説の英雄と同じね!と言っている。
 ジェイクがその息子だとは知らないだろうし、彼もあえて、自分から言いたくないんだろうね。
 父親に引け目あるんだろうなって感じる。
 偉大過ぎる父というのは時として大きな重荷になるものです。

 アマーラの方は訓練生として紹介されたけども、やたら突っかかってくるビクトリアという
女の子がいた。
 彼女は3度目の試験でやっと入ったからで、そりゃぽっと拾われたアマーラが訓練生として
きたら怒るでしょうねえ。
 つかアマーラも、技師として雇われた方がよかったんじゃないの。
 ビク(ビクトリアと呼ばれたくないらしい)は、今度は大きなイェーガーを作れよとか言ってます。
 ただジェイクはこの後、アマーラは期待外れだったと聞かされる。
 ドリフトが出来ないらしい。
 ああ、これマコもうまくできてなかったしね。
 過去のトラウマが原因で。
 その話をジェイクはキッチンでアイス食べながらネイトから聞かされるんだけども、ネイトに
「どれだけトッピングするんだ」っ突っ込まれていたの笑った。
 そもそも突っ込むべきは、アイスのトッピングがそろいすぎてるここだろうがよォォォォ!!!

 ちなみに、明日新型無人機の披露があるらしいです。
 中国の民間会社が作ったのを売り込んできてるらしい。
 で、そのシャオ社長というのがやってくるけど、司令官が握手するために手を差し出しても
握手しない。
 ツンケンしすぎだろ。つーか後半にキャラ変わったのなんでだよって思う。
 それと、一緒についているのがなんとニュートでした。
 こっちにスカウトされてたのか。
 
 一方ハーマンですが、イェーガーをパワーアップさせるため、怪獣の血をレアメタルとかに混合すると
爆発的なパワーが出るとか言ってた。
 でもニュートは、シャオの開発した無人機が承認されれば問題ないという。
 パイロットが直接乗り込まなくても遠隔操作でき、少ないパイロットで沢山の無人機を操れる
かららしいです。
 その無人機が乗っ取られたり何かあったらどうすんだろうね。
 当然マコもそこら心配したらしく、ハッキングされて操られる可能性がある、というん
ですね。
 まさかマコが今回盛大なフラグを立てているとは…!

 ジプシーが承認の場のガードをすることになります。
 乗ってるのはネイトとジェイク。
 オーストラリアのシドニーで行われているのだけれども、そこには無人機反対のデモが起きて
いた。
 確かに怖いですわなあ。
 と思ったら怪獣崇拝者。
 …アホか。
 アホか!

 そうして評議会が始まろうとすると。
 ユリカモメが一斉に逃げ出してるんですね。
 ヘリで会場入りしようとしていたマコも異変に気付く。
 と、海から正体不明のイェーガーが現れた。
 ジプシーがすぐ挑むも、このイェーガーめっちゃ強い。
 シャオは逃げたけども、マコ、通信しようとすると妨害されてジェイクと話すことができない。
 さらに、イェーガーはジプシーのサーベルをパクってる上に二刀流、さらにコーティングもあると見た。
(多分微細振動して、より切り刻みやすくするやつ。庭の雑草伐採用に使われるブレードみたいな←それレベルかよ)

 ここの戦いは見ものだったけど、正体不明のイェーガーさんはビルにサーベルぶっさして止まるの
やめてくれませんかね。
 まあジプシーの方も、そこらにある車をまるめてぶっつけてるからどうなのって感じですが。
 人が乗ってたらどうすんだ!
 マコの乗ったヘリが操縦できなくなって墜落していく中、彼女は送信できなくても必死に何か
情報を取りまとめていました。
 ジプシーはヘリを救済に行くも、目の前でその伸ばした手から取りこぼれてしまう。
 マコの、死を覚悟してジェイクを見る表情、すごく切なくてよかったです。
 つか前作に続いて今回の主人公も身内を亡くすのかぁ…。

 で。
 ここのシーンは良かったんですけども問題は、あれだけ犯罪やらかしてるジェイクが、
イェーガーを運転できる貴重な操縦士ということであっさり復帰できてることです。
 辞めてから結構経つっぽいのにブランクないとことか。
 無理がありすぎるから、ジェイクは普通に操縦士として勤めてる設定で、でも父親への
反発からいまいち態度がよくなかった、任務として保管庫から何か盗み出したやつを捕まえに
いった先でアマーラと出会うって展開にした方が良かったんじゃないかと思う。
 それで少しずつお互いに、前向きになってくのが面白かったと思うけどなあ。

 それはそうとして。
 マコは名誉の戦士として写真が祭壇に飾られていました。
 ジェイク、音がする方にいくとアマーラが訓練していた。
 彼女はまだドリフトがうまく出来ませんでした。
 ジェイクが手伝ってあげる途中で、彼女は10年前怪獣が現れた時に家族を失って
いる、というのがわかります。
 それも、桟橋を怪獣によって分断され、父親が「こっちに飛んで!受け止めてあげるから!」
と言ってるのをためらってるうちに、怪獣に家族が踏みつぶされてしまった、みたいな形で。
 彼女からしてみたら、なんで勇気を出して飛べなかったんだろう、と心に残りますわな。
 これで結局アマーラはジェイクに助けてもらってもトラウマを克服できなかった。
 ちなみにこの後も克服できた描写がないんだけど、それはちょっといい加減だなあ。
 マコですら前回あったのに。

 ジェイクがアマーラをフォローしていると、ラボにこいと通信が入った。
 死んだマコはメッセージを送信しようとしていて、それは出来なかったのですが、ハーマンが
タブレットからデータ修復をして解析してたらしい。
 時間はかかるがやれるようです。
 
 一方中国、シャオの会社ではシャオが、あのイェーガー現れてくれたことで無人機の
必要性を理解してもらえた、承認降りてラッキーと言ってました。
 私はニュートの態度、そんなシャオの言い方に呆れてると思ったんですがね…。
 つかシャオ、ラストあたりああなるなら、なんでここでツンケンしたキャラにしてんだろうと。
180度キャラ違うからビックリしたわ。
 そんでシャオは48時間で世界各国に無人機を配備できるようにしろ、と言います。
 とんだブラック企業だなオイ。
 私はこの時点で、あまりにもこの企業にうまく展開してるから、マッチポンブじゃないの
かな…と思ってました。
 わざと、こっそり作ったイェーガーに襲撃され、無人機を承認されやすくする、みたいなね。
失礼ですがこの企業ならそういうことやりかねないと思ったので。

 このあとニュート、帰宅して奥さんに話をしていますが、その奥さんとは怪獣でした。
 前回出てきましたね、怪獣とドリフトしてるのが。
 まああの頃からこの人ちょっと異常だったからね。
 
 先日の戦いで戦死した人たちの追悼式が開催されるようですが。
 アマーラはビクにケンカ売られてて、ケンカ買ってた。
 ケンカしてるとネイトが入ってきます。
 ネイトは皆に、皆家族のようなもんなんだからケンカすんなよ、とふんわり言いました。
 でもって、マコのデータが解析されますよ。
 それはどこか地形を示しているものでした。
 シベリアにある、イェーガーの動力コアを作っていた工場なんだけど、今は廃止されてる
らしい。
 ジェイクは、ジプシーでそこにいくと決めます。
 マコとしてはそこに何か隠されている、秘密があるってことなんかね。
 つーかそれをどう突き止めたか、はさっぱりないんですが。
 ここらいい加減だなあ。
 
 シベリアの工場にいくと、全然人気はないんですが、ジェイクが中に妙な反応があると
言い出す。
 調べにいこうとしたら、海から現れたあのイェーガーに攻撃された。
 しかも工場も攻撃されてつぶされた。
 やはり見られたらまずい証拠か何かあったんでしょうね。

 ここでバトルになるんですが、町中じゃないから思い切りやれるのはいいとしても、
シベリアの永久氷壁がガンガン壊されてるがな…地球温暖化問題どころじゃないぞ。
 まあ実際のところこのレベルで氷ガンガン壊されたら海水面上昇しそう…。あ、シベリアは
海の上に氷乗ってるからいいんだっけ?
(陸の上に氷が乗っててそれが溶ける場合と、海の上にある氷が溶ける場合とでは、
前者の方が影響大)
 この戦闘シーンは迫力があっていいですよ。
 今回はジプシーが勝ちましたね。
 そもそもジェイクとネスト自体十分な戦闘経験ありますしね。
 それで二人はパイロットを確認しようとして戦慄します。
 操縦席に乗っていたのは怪獣だった。
 つーか一人で動かせるの!?すげえじゃん!(ここも後で秘密が明かされる)

 防衛軍は急いで確認するけども、10年前に閉じた裂け目はきちんと閉じられたままであり、
怪獣が現れた形跡はなかった。
 しかもそこから現れる怪獣というのは放射線を帯びていたけれど、ハーマン曰くこの
操縦席にいた怪獣は放射線を帯びていない、つまり、誰かが死んだ怪獣をこっそり回収していて
それを操って今回動かしていたということらしいです。
 つまり、人間の仕業ってこと。
 戦いを望む誰かがいるんだろうなあ。

 アマーラは回収されてきたイェーガーの中身がみたい、といって無理やり乗り込んでいって
しまいます。
 心配した訓練生数人もついていくんだけど…。
 つーか正々堂々と、技師の面から見てみたいと言えば、ジェイクとか聞いてくれたかも
知れんのに…。
 で、中を見るとイェーガーのシステムに怪獣の細胞というかいろいろ張り付いていて、
アマーラは筋肉のようになっていると感じる。
 つまりは、怪獣がイェーガーを操っていたというよりは、完成されたイェーガーに怪獣が
乗り込んでほうぼうに組織を伸ばし、自分の体のように操った、という感じなんでしょうね。
 怪獣にこれされたら、頑張ってドリフトして、しかも2人でないとイェーガー操れない
人間の立場ねーわ。
 前回、怪獣は学習しているという設定があったけど、まさかここまでとはな(CV:赤井秀一)。

 と、パーツをめくって確認していたアマーラはあることに気付くのですが、別の訓練生が
そこらいじって、落ちてきた液体で腕負傷。
 アホかよ…。
 結局これが問題になって、アマーラは追放、他の訓練生は謹慎処分ということになります。
 有能な人間なのにもったいないなあ。
 ここで技師として雇おうっていう話にならないのがおかしいんだけど。

 ジェイクは自分の過去をアマーラに放します。
 実は操縦士になることで父と一緒に操縦できるかも知れない、と思っていたこと。
 ネイトに、自分だって一人で操縦できるといいとこ見せようとしたこと。
 7歩は歩けたんだ、と言ってるけどアマーラに突っ込まれて「2歩」というの笑った。
 見栄はるなや!
 そんで気絶して目がさめたら父が怒ってた、と。
 それで追放だって言われたんだって。
 ジェイクにしてみれば、本当はそのままケンカ別れみたくならないでもっと話しておけば、
もたいな気持ちもあったらしい。
 その一年後に父は死んだと。

 え、ということは、ジェイクが操縦士離れて11年経過してるってこと?
 それでよくブランクもなく操縦に戻れたな。
 かなり無理あると思うんだけど…。
 だから父とは反目してても、操縦士現役のままの方が良かったように思うんだけどなあ。
 
 アマーラはここで、あのイェーガーはシャオ産業のものだという。
 絶縁体の巻き方がそこ独特のものだったらしいです。
 今までいろいろパーツ盗んできたから、彼女だから見分けつくらしい。
 ジェイクは急いで報告する、と言う。
 あと、シャオ産業のことも調べないといけないということで、ハーマンに白羽の矢が。
 ニュートに会いにいけというわけです。
 このハーマンのキャラすごく好き。
 やっと仕事が、みたいなの言ってたし。

 アマーラは荷物まとめて連れ出されてるんだけど、ビクが「次のイェーガーは大きいのに
しな」といってて、割とあっさり打ち解けたんだな、と。そこらの描写をさぁ…もう少しさぁ。

 世界中に無人機が配備され始めたのですが、会社の方で不具合が起きる。
 次々と操縦回線が切れて操縦不能になっていくんですね。
 その頃ジェイクから報告を受けた司令官は、私が評議会に話すと言っていたのだけど
そこに配備されてきた無人機が乗っ取られてて暴れはじめた。
 基地攻撃かあー。
 ここの進化っぷりがエヴァのシ徒みたいでした。
 司令官、急いでジプシーに乗れ、他の操縦士もイェーガーに乗れと指示。
 ここ、指示かっこいいわあ…。(司令官は子安さん)

 ちなみにハーマンの方はニュートに会いにいって、無人機が暴走してるよ、と報告。
 キミはこの会社に騙されてるんだ、と言います。
 で、なんやかんやで2人協力して行動することに。
 エレベーターの中でハーマンわざとらしくセキしてるんですが、これが二人の合図だった
ようですね。
 警備員を倒して、コントロールルームに乗り込んでいく。

 一方基地の方は相変わらずなすすべなく無人機に襲われまくってました。
 司令官もやられちゃったよ…。

 ニュートの方ですが、無人機を何とかする裏ワザがある、配備する時に僕が仕込んで
おいたんだ、と言ってて、さすがニュートって感じなのですが。
 おい…なんかおかしいぞ…。
 裂け目を解放するとか言い出した。
 お前かァァァ!!!!
 無人機を暴走させていたのはこいつでした。
 でもってこれを操って、裂け目を解放させるらしいです。
 無人機にはこっそり怪獣が忍び込ませてあった。
 シャオは何も知らなかったってことかい。
 実はニュートは前回怪獣とドリフトされた時から少しずつ人格を乗っ取られていってて、
敵に精神支配されちゃってるみたいです。
 どうしようもないな…。
 でも前作からのキャラをこういう扱いはして欲しくなかったなと思う。
 やっぱりここは、シャオが黒幕で良かったと思うんだけどね。
 
 ハーマンはシャオとともに逃げて、ジェイクらに、黒幕はニュートだったと伝える。
 無人機のコントロールを切り離して裂け目を開くつもりだ、と。
 ニュートによって無人機への接続が出来なくなってしまったシャオですが、フィードバック
プログラムを思い出し、そちらへ。
 全然説明なされませんが要するに、普通のコントロール指令がいかなくなった時に、
システムの復元みたいなのしてコントロールできるようにするって意味かね。

 で、シャオが何とかシステムは取り戻すわけですが、急にコントロール失った
無人機が壊された基地に倒れ込んでて、これはこれで危ない。
 次元の裂け目も、コントロールを失ったことでまた閉じて、自信満々で出ようとしていた
怪獣が上半身ばっくり切り離されたのはちょっと笑ったわ。
 ところが、これで終わりかと思ったら、怪獣3体がちゃっかり地球にやってきちゃったらしい。
 ええい面倒なやつめ。
 ちなみに戦闘でイェーガーがいろいろ破損して、今使えるのはジプシーだけ。
 でもジプシーだけで戦うのはさすがにやばいということで。
 ジェイクはアマーラを修理技師として雇うようにする。
 有能な彼女が必要ですもんね。

 と、ここに敵がきたと訓練生が騒いでたんだけど、それは、飛行機でやってきた
シャオでした。
 誰だ敵と見間違えたやつは。
 このあと、地上に出現した怪獣3体についてハーマンが説明してるんだけど「名前は
私が適当につけた」ってドヤっててちょっとかわいかった。
 年取ってさらに偏屈になってるけどいいキャラだなあ。
 それで彼らの出現ポイント、向かってる場所からして、狙いは日本の富士山だ、と
ハーマンは指摘。
 富士山の地下にあるレアアースが目的だと。
 本能的に、怪獣の血が引き寄せられるというわけですね。
 ただし富士山は活火山(という設定らしいです)なので、そこに怪獣がいってしまうと
大爆発して地球そのものが有毒ガスに覆われるという。
 つーか現実世界でつい最近、日本のどっかにレアアースが見つかったというタイムリーな
ニュースありましたよね。南鳥島か。採掘費用が釣り合えば取り出せると思うけど。
 でも以前なんとかガスは取り出す費用の方が上回ってあきらめたんだっけね。
 富山だか新潟近くにあったあれ。
 メタンハイドレートでしたっけ?
 まあいいや。

 つまりそれで怪獣に日本を一掃させたあと、ラスボスであるプリカーサらが移住する、と。
 よそ行ってやれや。

 ただ、こっからそこにイェーガーが移動するの間に合わないなと言ってたらハーマンが
推進機を使って行くことは理論上は可能、と。
 あの冒頭で言ってた奴ですね。
 理論上は、というのは今日使えるって意味だ。と。
 ちょいここの訳難しかったのかなあ。
 まあ仕方ないや。

 イェーガーの修理があっという間に終わりまして、アマーラはジプシーを改良したという。
 で、セイバー、ガーディアン、ブレーサー、ジプシーが出動することに。
 他の基地のイェーガーは破壊されてしまっており、この4体で怪獣にいどむしかないわけです。
 ちなみにガーディアンは3人乗りらしいです。
 訓練生がパイロットとして採用されることになりました。
 それはいいけどトラブルまったくなしですんなりってのもすごいな。
 アマーラのトラウマ設定なんだったんだろう。

 怪獣は東京に上陸してました。
 もう完全にこれ、田舎から出てきた観光の人やんかぁ…。
 3人できましたー!って感じだよ。
 今にも「マルキューいこー」とか「インスタ映えするー」とか言い出しそうだよ。
 で、到着した4機のイェーガー。
 おい誰だスライディングしてきたの。
 町壊れるやろが。
 
 ジプシーさんにお願いしたいんですが、ビル近くにあるのにサーベル出さないで
いただけますか。
 思い切りビル削れたやん。

 怪獣もなかなか強くて、あと訓練生は手柄を立てようと焦りすぎだな。
 その戦いを、遠く離れた場所で高みの見物してるニュート。
 腹立つなあ。
 彼は戦いを盛り上げるべく、小型ロボを投入。
 タイムボカンシリーズの小型メカみたいなアレです。
 そうすると怪獣3体にくっついて合体して、すごくでかくなるんですよ。
 …でもこれ、3体無理やりくっつけてるから、脳が3つある状態じゃね?
 まともに動けるのかな。
 
 みんなひるまずに突撃していくんだけど、この合体怪獣、なんと足踏みしただけで
衝撃派を起こしてみんなを吹っ飛ばす。
 なんだこのメチャクチャな強さ。
 おい、ゴジラ呼んで来い!早く!(その映画5月公開なんで…)

 訓練生も落ち着いて戦えばいいのに、勝利を焦りすぎるあまり、突っ込んでったガーディアンが
やられたし…あーあ。
 敵の脳を攻撃できれば、ということなんだけど、一番重要な脳はガッチリ守られていて
手が出せそうにない。
 ところがこの怪獣は第二の脳をもっていて、合体した分それが3つあるから、それ壊せば
いいってわけですな。
 つーてもなかなか簡単には出来ず、イェーガーの方にも甚大な被害が。
 ジプシーを残して残り2体もやられてしまいます。
 脱出したアマーラ、ジプシーにかけよる。
 ジプシーではネイトがケガをして、続行不能になっていた。
 アマーラは自分が交代するという。
 ビルから飛んで、ジプシーが手で受け止めるの良かった。
 子供の頃、飛べなかったあのトラウマを乗り越えたってことなんだろうな。
 怪獣の方は、ニュート見つけたけど完全スルーでした。
 取るに足らない相手なんだろうな。
 つぶされてしまえばよかったんだろうけど、敵に精神乗っ取られてるから一応味方判定
されたんかね。

 怪獣が富士山に向かい始めて登山始めました。
 入山届出しました?保険入りました?
 さあ時間稼ぐんだ!(そもそもこんな体で遭難しねーよ!)
 そういうわけでジェイクとアマーラのコンビでGO!
 …転びましたけど大丈夫か。

 なんかロケットだかなんかをもって一気に怪獣に追いつこうという話らしいんだけど、
まずそのロケットが遠い場所にあると。
 推進機の話かな。
 そうすると、シャオが「今すぐ援軍を送る」と。
 やってきたのはスクラッパーでした。
 シャオが遠隔でコントロールしているらしい。…ぶつかりまくってるな。
 だからーそういういい役にまわるなら最初からいい役で演出しとけよっていう。
 ロケットをつかんでも衝撃で手が離れてしまうというので、シャオはロケットをジプシーの
手に溶接。
 これで飛んでいって、上空からの力を利用して怪獣にアタック、倒そうというわけです。
 素晴らしいですな。
 ロケットで飛び出した瞬間、スクラッパーもついてきたので何かと思ったら、衝撃で
ひっかかっちゃって外れないらしい。
 つーても大気圏突入してから離れる時間はありますからね。
 ジェイクは突入する前に脱出ポットでアマーラを出そうとしますが、故障してて出られない。
 なんてこったよ。
 一緒にチリになるしかないかって感じだったけどここでスクラッパーが生きてくるわけですよ。
 ジプシーの操縦室に穴をあけて二人を助け出した。
 あとは離れるだけです。

 こうして怪獣にどっかーんしたジプシー。
 …富士山の地形変わったがな…。
 スクラッパーもなんとか生還できてよかったです。

 ニュートの方は、脱出ポットで出ていた(こっちは機能していた)ネストに見つかり、ブン
殴られていました。
 ざまぁ、だ。
 
 この後、キャッキャ喜ぶジェイクとアマーラのシーンありますけどシャオは?
 あと、怪獣の大きさが小さくね?
 うーん…。

 基地にて。
 ニュートのとこにジェイクがやってきて、やつらに伝えろ、我々はプリカーサを恐れない、
次は地球に来なくていい、俺達がいってやる、と告げたとこで映画は終わります。
 次回予告かよ…。
 なんか続編ありそうな雰囲気ですね。
 ただ戦いは良かったけど、話が前半メチャクチャダレたし、前作のキャラの設定がちょっと
残念過ぎたので、もう少しなんとかして欲しかったです。

 あと前作は銀さん(杉田智和)、今回は金さん(中村悠一)だったので、次回は銀子さんが
主役でしょうか?(銀魂の流れやめなさい)



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→パシフィック・リム:アップライジング