多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング


僕のヒーローアカデミア THE MOVIE
ヒーローズ:ライジング

12/25鑑賞

 ついにこの映画鑑賞レビューも気づけば600作品目。
 覚えてるタイトルの方が少ない(汗)。
 でですね。
 今回ヒロアカ2作目にあたり2時間近くの上映時間になってるわけですが。
 正直前回の方が面白くはあったな。
 今回ヒーロー科みんなの出番があってよかった。
 ただ、ラスボスとの戦いで、強さそんな風にインフレさせてしまうと、ドラゴンボールのように
もっともっと強さをってやっていかないといけないから、3作目の作り方が厳しいことになってしまう
気がする。
 安易にそういう戦い方でよかったのかなあ、という気はしました。
 中だるみしたのもあるし…。
 ただ爆豪のいい面がちゃん描かれていたのでそれは嬉しかった。
 いつも怒鳴って口悪いばかりじゃないしね。
 でもラストのあれはないよなあ。爆豪という子に失礼すぎる。
 というわけでやっぱり前作の方が良かったなあとか思ってしまう。
 前作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄(ヒーロー)〜」レビュー 

 物語はヴィランが何かを盗み出してヒーロー達に追いかけられているところから始まります。
 これだけヒーローがいて一人も飛べるやついないのかよとか、あのMt.レディ呼んできたら一発やん
とか思ったのですが、ここであっさり捕まっていたら後の2時間、アニメヒロアカ総集編になってしまう
ので、ヴィランもなかなかすぐ捕まりません。
 荼毘とかいつものメンバーいるからすごいなと思ったけど、トゥワイスの個性で作られたコピーだった。
こんだけの人数をちゃんと動くように作れるのもすごいね。
 コピーでエンデヴァーとここまで渡り合える荼毘がすごいのかそれを作れるトゥワイスがすごいのか…。
 というわけで車両は誰もいなくなってがけ下に転落するも、ヒーローたちが回収にいってみれば
中には誰もおらず。何か人のようなものを収容していた跡はあったけどそこにも何もなく。
 え…ヴィラン全員逃げたらあかんやん。
 これどうすんの。
 放置かい。
 
 んでその逃げ出した、ナインという人物が突然部下3人と合流してるという。
 最初から部下が助ければよかったんじゃないのこれ。
 
 さてヒーロー科全員は、おそらく沖縄か奄美をモデルにしたであろう那歩島というとこにきてました。
 次世代のヒーローを育てるプロジェクトとして、高齢のため引退したヒーローの変わりにこの島で研修を
することになったらしいです。
 それはいいんだけど、仕事の入り具合が、一人のヒーローがやってたレベルじゃないんですけど。
 ライフセーバーから探し物から機械の故障直したりとかさ。
 ヒーロー完全に便利屋なんですけど…。
 まあいいけどね。
 ここの農家みたいなとこの庭にへんな顔の犬いたの気になる。入場特典でもらった本によると
作者さんにこだわりらしい(笑)。
 なお爆豪は全然仕事してなかった。
 事務所カラにしたらだめだからとかヴィランが出た時のための待機とかいってるけど行きたくないだけだな。
 その割りに、この島のパンフレット見てたりして、まあよく言えば全体図を頭に入れている、とも…。
 そんな中迷子の子を探して欲しいという連絡が入り、緑谷君、耳郎、お茶子が行くことに。
 迷子だった活真を見つけた緑谷君ですが…。
 上から活真の姉、真幌が滑り台で下りてきた。
 遅いとかいってる。
 こいつ、ヒーローを試しやがって…!
 どうやら、力を推し量るためにこんなことをしたようですね。
 活真はこういうことはしてはいけないと分かってるみたいで謝ってるのかわいかった。
 いやほんとヒーロー相手のイタ電やめてくれよ。

 オールマイトはみんなのことを心配してるけど、相澤は心配ないでしょう、と。
 ヒーローは何もヴィランたちと戦うばかりではない、良い体験になるはずだと。
 普通に便利屋で終わったらこの映画2時間もいらんのですよ。

 頑張ってるみんなのとこへ島の人たちが食材持ち寄ってくれて、助かったとか料理を振舞って
くれました。
 こういう交流はいいですねー。
 緑谷君は夜もトレーニングしてました。
「ラヴランTシャツ」って書いてあったけどラヴランってなに。

 そこに爆豪が見回りから帰ってきた。
 何もしなかったから宿直頼まれてるらしい。
 ちゃんと律儀にやるのはえらい。
 で、緑谷君に、力は自分のものになったかよ、と。
 まだ20%くらいしか出ないらしい。
 これからですね。
 そこに活真がやってくるんですよ。
 ヴィランが出たって。
 爆豪からしたら、ほれみたことかって感じでしょうね。
 すっ飛んでいった。
 緑谷君は活真とともに行くのですが…。
 
 その頃ヒーロー公安委員会では、プロヒーローが個性を消失する事件が話し合われて
いました。
 ヴィランが使っていた(先日アニメでやってた天喰君が個性発揮できなくなったやつ)あれが
使われているってことか、ということで調査することに。
 ホークスもいますなー。
 敵がオールフォーワンのように個性を奪うやつの可能性もあるので、両方のセンで
調べることになります。
 
 ヴィランのほうではあの積荷がヒーローでも自分等側でも回収されてないということで、
どこにいったのかと問題に。
 死柄木はドクターが「回収してないんなら別にいい、知る必要のないものだ」と言っていたのを
思い出します。
 あれには触れるなと。
 だったらそれ運ばせてどうするつもりだったんだ逆に…。

 んで九州では、とある男性があの逃走していたナインに襲われていました。
 ここでこの男性は真幌と活真の父であり、細胞活性化の個性を持っていることがわかる。
 ナインにとってはこの個性が必要だったようで、奪ったとたんに今までの個性をフルに発揮
して街中壊してた。
 迷惑なやつだな…。
 完全にこれアベンジャーズのサノスレベルですやん。
 ただ力は万全ではないらしく、ナインは『B型が不足している』とかいってた。
 吸血鬼かよと思ったんだけど、父が持っていた細胞活性化の個性は、A型だけ活性化する
ものなので、B型が欲しいらしい。
 そしてナインは息子が個性を引き継いでいる可能性があることに気づき、那歩島へ
慰安旅行乗り込むことにします。
 
 そんなことになってるとはしらない爆豪と緑谷君。
 島からはずれた城跡があるとこにやってきました。
 カマキリのようなヴィランがいるのですが、爆豪すぐに仕組みに気づいた模様。
 それはただの幻だった。
 あの真幌がヒーローを試すためにやったらしい。
 お前…最悪の相手騙したなほんと。
 怒られたらいいよ。
 いやー爆豪君、めっさ怒ってらっしゃる。
 緑谷君が必死に止めてる間に二人逃げました。
 さすがにこれはしたらあかんよ。
 緑谷君が皆に連絡しなかったから良かったものの、各所に通報してたらごめんなさいじゃ
すまない騒ぎだよ…。
 真幌は、あんな腰抜けたちがヴィランと戦えるのか試しただけだというけど活真はちゃんと
助けにきてくれたという。
 活真の方が分かってるな。

 九州では、二人の父が助けられていたものの、ナインによって身元がわかるものは奪われ、
本人は意識不明のため、なぜ襲われたのかが分からないでいた。
 なんの個性かもわからない。
 調べているホークスらを上から死柄木が見ていました。
 …キミも九州に旅行か。あ、霧の人がいるからすぐこれるもんね。くれよそのどこでもドア。

 さて翌日もヒーロー達は忙しく働いていました。
 緑谷は活真の姿を見つける。
 彼は頑張って一人でも謝りにきたのでした。
 いい子だね。
 それをたまたま爆豪、見つけて上から見ていました。
 活真は真幌がヒーローが嫌いなこと、自分はヒーロー向けの個性じゃないといいます。
 それでもヒーローになりたいけれど真幌は危険だと心配してるのだと。
 緑谷君はそれを聞いて自分の母と重ねていました。
 ヒーローの家族は誰だって心配するもんね。
 緑谷君は、どんなヒーローになりたい?と聞く。
 活真は、困っている人を助けるヒーローになりたい、と。
 緑谷君は自分のことを思い出しながら励まします。
 爆豪が、アイス溶けるのも忘れて話聞き入ってた気持ちもわかる。
 この子も捻じ曲がってはいるけど、緑谷の努力見てきた人だもんなあ。

 近所の人がやってきて、あの姉弟は母が早くに死に、父が九州で出稼ぎをしているから
心配とか言ってます。
 いやさすがに未就学児を二人ほっぽいて出稼ぎに行くってどうなのよ…とか思っちゃうんだけど。

 と、そんな中、フェリーが港に突っ込んできました。
 お客さんここドライブスルーじゃありません!
 座礁して大変なことになってます。
 ナインがやったらしいけど、普通にくればいいんじゃないの。バカなの?
 
 たまたまこの襲撃を目撃した真幌、活真は皆に電話するけど、電話を取ったのが爆豪だった
から、またいたずらだと信じてもらえなかった。
 でも受話器を取った緑谷君が、どこ?って聞いたら電話が切れてしまう。
 敵の一人が通信を遮断したからですね。
 緑谷君は飛び出していきました。
 えらいね。
 町のあちこちで散らばって仕事をこなしていたヒーロー達も異変に気づきます。
 敵散らばってるからね。
 いろんなものを梱包しちゃうよーって敵がきた。
 マミーって言うらしい。
 わあ、引越しのとき便利じゃないですか!
 爆豪が気づいて駆けつけるのいいなあ。
 攻撃できるやつらは攻撃をして、八百万らは島民避難優先して、と適材適所ですね。
 ただ爆豪君がマミーにやられたー!
 包まれると、人そのものは影響受けないけど武器とかが意のままに動かせるようになるらしい。
 めんどくせー。
 でも爆豪君武器爆発させて脱出したのすごい。
 ブチ切れてて「死ねー」っていうのも面白い。
 それヒーローとしてどうなんって思うけど敵だからいいや。
 彼はそのまま、また別の場所へ。
 こういう時しっかり働くのいいね。

 飯田君や轟はキメラと対決か。
 キメラというだけあって強いな。
 こいつ攻撃通じなくて苦戦してたけど、お茶子ちゃんの力で浮かせたほうが早い気がする…。

 そして真幌、活真は家に戻ろうとしたら家が吹っ飛んでナインがやってきた。
 なんで家吹っ飛ばしたよ。
 目の前に立ちふさがればよかったやん。
 と、そこに緑谷君がきて二人を逃がします。
 ナインは個性複数持ちと気づいた緑谷君、オールフォーワンみたいに奪うのかも知れないと
考えます。
 ここらの観察力はさすがです。
 ただ攻撃が通用しないやん。
 ナインは緑谷君の個性を見て、奪う価値があると考え、奪おうとするけど、ナインの
力では治まりきらなかった。
 ザマーですね。
 代々受け継いできたワンフォーオールの力がこんなに簡単に奪えるわけがない。
 てかあれだけ逃げろ逃げろ言われてるのに真幌、活真が逃げてないのも気になるんですが。
 危なくて戦えないよ…。
 でもここで真幌が、「誰かデクを守って!」と幻を出したおかげで皆が気づく。
 え、てかデクって名乗ってたっけ緑谷君。いいけどさ。
 爆豪が飛んできましたよ。はっや!
 てか登場がタイミング的に完璧、ピンチに陥ったヒロイン助けるヒーローで笑ったわ。
 爆豪の強さは安心しますね。
 ただナインが強すぎて緑谷君が戦闘不能に。
 彼は爆豪にナインが複数の個性持ちであると知らせます。
 爆豪頭いいから、一度見た手は通用しない、と言うけど、背中から龍のようなもんが出てきた。
 これに攻撃された爆豪、アバラやられて戦闘不能。
 爆豪君、キミ頭いいのになんでそういうフラグ立てちゃうんだよ。
 ナインは雷を発生させて島内停電起こします。
 真幌、活真に近づこうとした時、爆豪、緑谷が足つかんで行かせないようにするのいいね。
 で、なんかナインが具合悪くなってしゃがみこんでるとこに、他の皆が二人と真幌、活真を助けにきて
逃げるのかっこよかった。こういう連携パパッとするのヒーローならではと思う。
 ナインは追おうとするもスライスに今は体を癒して欲しいといわれあきらめる。
 島から出られるわけがないからなとかいってるし。
 いや八百万が船作ってみんな脱出させるとか考えないのか。
(というか当然そういうオチになるのかと思ったけどなかった…)

 てかここまで襲われたんだからヒーロー科の誰か、救助要請出しにいけばいいのにな。
これ生徒が対応できる範囲大きく越えたでしょ。
 
 避難所に島の人たちを集めてご飯振舞ったり手当てしたりしてるわけですが。
 地下には爆豪の働きによって捕まえたマミーがいるようです。
 崖にでもつるしとけよ…(貴重な鳥海さんが!←中の人)
 緑谷と爆豪は重傷で、とても後半のラスボス線に間に合わないと思ったのですが、ここで
都合よく活真がやってきて、自分の個性は細胞活性だからケガ直すのに使いたい、と
言うわけですよ。
 そして二人は回復、と。
 まあ最後まで寝ててもらっては困るので…。
 あれ…なんか別作品で途中ケガか何かでリタイヤして物語の最後まで目を覚まさなかった人が
過去いたような…ウッ頭痛が!

 ナインらの方は、「えっマミーいないの?」ってことになってて笑った。
 気づけよ!
 ナインは寝てますけどここで回想に。
 昔キメラたちと出会い、ナインは自分の個性を伸ばすためにヴィランの実験を受けるように
したみたいです。
 オールフォーワンの能力を植えつけるってやつね。
 個性を8つまで奪うことができて、合計9つの個性を使えるって。
 ただし個性を使えば使うほど背細胞の破壊も早まってしまう。
 だから真幌、活真の父とか、活真の細胞活性の能力を必要として……あれ?緑谷と爆豪って
二人とも血液型B型だった?
 それとも細胞活性のタイプでA、Bとわけてるだけなんかな?二つの個性があると超再生が
出来るみたいな?
 ともあれここのシーン、ヴィランとしてはオールフォーワンの能力を持つ被検体がいくつもあるって
ことですよね。アニメのこれからの展開に関わってくるのかな。
 
 八百万は救難信号を出すドローンを作って飛ばしてきた、と言います。
 えらいね。
 というかこの島と通信できなくなったこと誰も気にする人いないのかな。
 九州も襲われてたもんね…。
 
 皆がヴィランはあと3人いる、どう対策を立てていくか、そもそも相手の目的がわかれば、と
話をしていると、活真が相手の目的は自分である、と名乗り出ます。
 自分の個性を奪うといっていたと。
 皆は、だったらこの子つれて島から逃げればというけど轟君が、それでは島民が人質にされる
だけだ、と。
 活真は、命まではとらないといっていたから自分をヴィランに差し出して欲しい、と言うも
それはやってきた緑谷君が止めました。
 そうだよね。
 爆豪もやってきました。
『助けて勝つ』
『勝って助ける』
 皆も協力し合って戦うことにします。
 それぞれの個性生かしたらいけるもんね。
 まずはあの城跡に島民を避難させ、立てこもるフリをして敵をひきつける。
 そこから3人を分断させてそれぞれ戦うということになります。
 障子君らは真幌、活真の護衛であり、最悪の事態になったら脱出経路を通って逃げること。
 ナインは個性複数持ちだからたくさん使わせれば負担がかかる。
 そこを狙っていくようですね。
 接近戦はせず、救援が来るまで待つと。
 うん、アタイ知ってる。
 こういう時、ラスボスを倒してから救援は来る!

 最初のステージは八百万と瀬呂がめっちゃ頑張っててえらかった。
 個性もこういう風な使い方があるんだなと思いました。
 お茶子、峰田も頑張った。
 青山くんも良かったなあ。
 ほんといいチームだ。

 スライス戦では常闇君が良かったなあ。
 芦戸が傷つけられたことに逆切れして大暴れしたの。
 ただスライスのほうも髪の毛針とかね、鬼太郎じゃないんだから。
 あ、鬼太郎に出なよ今度…。
 なお後のシーンで出てきますけど、常闇くん、ターミネーター2のラストみたいに
埋まってた。

 ナインとはもちろん緑谷君と爆豪が対決するんだけど、「寝言は寝て死ね」と言ったり、
緑谷君を爆豪が助けるシーンあったり、ほんとこの二人でよかった、みたいな感じ。

 キメラとは、轟とか飯田、梅雨ちゃんと切島なんだけど。
 これだけいてキメラの方が強いって…。
 切島、キメラの姿に天喰先輩みたいといってます。同じこと思った!
 で、轟君何かに気づいた模様。
 まず皆に近づく隙を作ってもらって、轟はキメラの口の中から凍らせる作戦に出た。
 エンデヴァーが限界まで炎を高めていたのがあったから、その逆も出来るだろう、って
ことらしいですね。
 ほんと頭いいなこの子。
 そしてキメラ凍りつく。
 体内は耐えられないことの方が多いもんね。
 轟君、しばらく冬眠してろって言ってたけどオオカミベースだから冬眠はしないと
思います!
 梅雨ちゃんの方が活動低下しないかとヒヤヒヤした。

 てか島が破壊されまくってこれ再興できるできないのレベルじゃないだろ…。
 
 さてナイン戦ですよ。
 ライボス戦だから全然歯が立たないね!
 ボッコボコにされてるね!
 雷起こして神龍出てくるかなと思ったけど出てこなかった。
 
 九州のほうではホークスが救難メッセージを受け取ったという話を聞いて、各地で
ヒーローを襲ったヴィランがあの島にいってもおかしくない、と皆に「襲撃の容疑者です」と
告げて自分は皆を助けるために飛び出していきました。
 雄英にも連絡を、と。

 障子君は真幌、活真をつれて脱出するよう耳郎と尾白に言われる。
 この二人を逃がすことが大事だもんね。
 でも結局二人もやられて、ナインに追いつかれて大ピンチですよ。
 障子が時間稼ぎをしようとするもやられ。
 真幌、活真も逃げればいいのにその場にいるんだもんなあ。
 何のために皆が体張ったのだか…。
 しかも真幌はナインに向かっていってあっさり捕まったし。
 活真が、ぼくが守るんだ!となきながら走っていったのはよかったなあ。
 ここはヒーローとして彼の第一歩だったと思うんですよ。
 このシーンが丁寧に描かれていたのは良かった。
 個性を奪おうとしたナインを緑谷が攻撃。
 良かった。
 爆豪もきましたね。
 俺はナンバーワンヒーローになる男だ、て。
 もう真幌からしたら完全に未来のお婿さんでしょうよほんと(笑)。
 ちなみに二人がナインの雷直撃を受けずにすんだのは、上鳴君が避雷針になったから…って
そういう使い方じゃないよ!?
 まあいいけどさ。
 最初にやられた時のことから完璧に対策しいてるのはさすがですが。

 このあとナインがセルの完全体みたいに変化してたけども、まず個性の使いすぎでしにそうに
なってたのに、謎の液体注入しただけで完全復活どころかさらに強くなるのワケわからんし、
強さインフレしすぎだと思うんだよね…。
 文ストデッドアップルの澁澤みたい。
 このあと緑谷君きワンフォーオール100%の力で攻撃するもかなわず。
 詰みましたやん。
 あの背中から出た龍でがっちり押さえ込まれて身動き取れない二人。
 緑谷はこんなときオールマイトならどうするか、と考える。
 そして出した結論は。
 力を爆豪に譲渡することでした。
 ここ意味わからんというか疑問なんだけど、髪の毛でも血でも相手の体内に入れたら
力譲渡できるというのはいいんだけど、今このがっちりはさまれた状態で譲渡してどうすんの?
 爆豪だから力を使って脱出できるってことなんだろうか。
 今の緑谷君なら活用できなくても爆豪なら使えるみたいな。
 で、譲渡したあともオールマイトはわずか戦えていたから、緑谷君もそのまま戦えるみたいな?
 手をつないだとこが完全に「二人はプリキュア」だった。

 それと、爆豪があっさり承諾したのも気になる。
 確かにこのピンチを切り抜ける方法がひとつだけ、と言われてあの二人を救うために渋々了承
したっていうのはわからなくもないんだけど、あれだけ、自分の力でオールマイトを越えるといって
いたのにあっさりこれでいいんかなって…。
 ちょっとそこらずさんだったなと思いました。
 爆豪が、てめーの夢もこれで最後だなと言うけど、緑谷君は、オールマイトもキミなら
大丈夫って言ってくれる、と。
 そんな簡単な問題なんですかね…。

 あと、力を得てからナインと戦うシーン。
 演出にこったのはいいんだけど何やってるのかサッパリわからない。
 もう少しちゃんと描いて欲しかったというか。
 気づいたらやられてたみたいな。
 
 緑谷が目を覚ますとオールマイトがいた。
 一足先に助けにきたと。
 パラシュートあったから飛行機できたのかな。
 で、緑谷は爆豪に力を譲渡したことを話します。
 そのまままた失神してしまうのだけど。
 オールマイトは、力がまだ緑谷に残っていることに気づいた。
 先代の人達、そしてワンフォオールが彼らの思いに答えて力を貸してくれたのだと。
 なにその都合いい展開…。
 
 相澤先生らも駆けつけてきて、轟君はエンデヴァーにハグされてめっちゃ嫌そうだったの
笑いました。峰田は女性ヒーローに抱えあげられてやすらかだった(笑)。
 んでキメラとスライスも生きていて収容されてました。
 てかナインも生きてたんかよ。
 花畑のなかズルズル移動してたのシュールだな。
 やってきた死柄木に殺されてましたけど。

 爆豪や緑谷君手当てあけてましたが、爆豪君は記憶が飛んでいて、あの力を譲渡
されたことを覚えてないらしい。力も消えてるって。
 なんじゃそりゃ…かわいそうやん…。
 あと真幌、活真は父と再会しました。
 この父、能力戻ったのかな?
 ヴィランに奪われた個性はそのヴィランがしんだら戻るのか、って説明はアニメ本編でも
ないよね。どうなんだろう。

 で、公安委員会はすぐにプログラムの中止を決定したけど、ヒーロー科の子たちは島に
残って予定の日数まで島を手伝うことにしました。
 それはいいけど、終了の日に黙って帰るのはダメだぞ。
 復興の邪魔は出来ないと言ってましたけど、手伝いお願いしようとしたらもういないとか最悪やん。
それはきちんと伝えていった方がいいと思うんだけどなあ。
 まあ最初からプログラムで何日に終わるって伝えてあったのならいいけどさ…。

 爆豪が緑谷君に、あの二人に言わなくていいのか、と気を回しててビックリ。
 緑谷君は言わなくても伝わってるよ。と。
 したら真幌、活真きたよ。
 父の車で。
 活真はかっこいいヒーローになる、と言います。
 爆豪が「その言葉忘れんなよクソガキ」と言ってるのいいな。
 緑谷は活真に言います。
「キミはヒーローになれる」
 それはかつて自分がオールマイトから言われた、自分が一番欲しかった言葉だから。
 活真の気持ちがわかる緑谷ならではですね。


 映画3作目が作られるとしたら、敵の設定とか戦い方に苦労しそうではありますね。
 皆が戦うのはとても良かったと思う。
 出番があって嬉しかったですわ。
 ただ先生方も次は出番欲しいなぁ…。



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