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鬼滅の刃 無限列車編 |
12/1鑑賞
やっと見れました…今までスケジュール全然あわなくて。
驚いたのはエンディング終わるまで誰も帰らなかったことかな。
コナンでもなんでも、エンディング後に映像あろうがなんだろうが、流れ始めた時点で
さっさと帰る人とかゴソゴソする人多かったのですが、それがまったくなくてビックリしました。
そして人多かった…やっぱり人気ですね。
銀魂の映画宣伝流れてムビチケ発売とともに「転売すんなよ!」は笑いました。
銀魂らしい。
映画の始まり、風景からなんですけど写真かと思った。
いや実際写真を取り込む感じで使われてる部分あるんでしょうがすごい綺麗でしたね。
産屋敷が妻と墓参りしているところから始まります。
何としても自分の代で鬼との戦いを終わらせたいのだ、と彼は語ります。
そして無限列車。
切符は買ったのに隠れるようにして乗るんだ…政府非公認だから刀が見つかると
やばいのか。(廃刀令は明治の時点で発令されている)
善逸君が乗り遅れて外さないなーこの子はって思いました。
てか刀隠して乗るんだったら堂々と乗ったらよかったのは…?
伊之助が興奮しまくってるのも面白い。
彼は時として、猪突猛進の迷惑なキャラとして語られがちですが、行動を見ていると
無鉄砲ではあるがちゃんと空気読んでるし、仲間のことも思いやれるし、純粋に喜怒哀楽を
楽しむ人なんだと思います。
あ、原作読み返したらこの前にすでに騒動起こして警察から逃げてて、こっそり
乗り込むハメになったようです。
アニメもそこらやったのかな。最終回見てないんですよね。
人ごみにおびえる伊之助はちょっと見てみたかった(笑)。
てか車内の座席狭くない?
一人座ったらめっちゃ狭い感じ…。
んで煉獄さんと落ち合うように言われているとのことですが…。
隣の車両から「うまい!」て声が聞こえてきた。
弁当一口食べるたびに言うのかよ。よく噛んでから言いなさいよ。
どんだけ食べるんだこの人は…。
蜜璃が大食い設定だけど煉獄も負けじとめっちゃ食べてるな。
ここの「うまい!」連発シーンは面白くてよかった。
日野さんがめちゃくちゃこだわって後でもう一度取り直したと聞いてますが気持ちわかりますね。
なんかこう、気迫が伝わってくる。
てか炭治郎が声かけてんだから反応してあげて!
煉獄は産屋敷が禰豆子を認めたので何も言うまい、と言います。
炭治郎は自分の父について聞きたいのですと声をかける。
ヒノカミ神楽がとっさに技として出た、これは父が踊っていたものだが、何か知らないか、と。
炎柱だから関係あるかもと思ったんですね。
ただ煉獄は知らない、と。
で、炭治郎に対して自分の継子になれ、面倒見てあげるというのですが。
煉獄さん!
目を見て会話して!
なんでずっと前見て話してんの。
怖いよ!
柱の歴史は長いが、炎、水、風、岩、雷、この5柱はいつの時代にもあったらしいです。
溝口少年とか言ってるけどその子竈門クンですよ。
煉獄は刀についても、炭治郎の黒刀はきついぞと言う。
この色の刀を持つ人間が柱になったのは見たことがないと。
んでまた鍛えてあげようとか言ってるけどだから炭治郎の目を見て会話しよ?
炭治郎も、いい人ではあるんだろうなと。
はしゃぐ伊之助に対して、いつ鬼が出るかわからんとクギをさすあたり、本分も
忘れてないですね。
善逸は「鬼が出る場所に行くんじゃなくてこの列車に鬼が出るんかい!」とおびえ
モード全開。
ええい…。
今までこの列車で40人が行方不明になっている、送り込んだ隊士もことごとく行方不明に
なった、だから柱が来たということらしいです。
人手不足だからしゃーないんだろうけど、柱がせめて二人来ていればな…。いやほんとに
こんなんに二人も行かせられるかみたいなのはあるんでしょうが。
静まり返った列車の中。
鬼太郎だったら完全に妖怪が出るフリですねこれ。
煉獄が立ち上がりました。
てか鬼の出方がサイレントヒルの雰囲気に似てる。
まあこんな鬼、煉獄ですからサッと倒して終わりなんだけど。
もう一匹は逃げ遅れた客がいて手が出せない。
伊之助が飛びかかるところへ煉獄が客救出。かっこいい。
ところがここから話がおかしくなってくる。
すげーや兄貴!とか皆言い出して煉獄に修行つけてくれーとか言い出します。
てか善逸の顔が出っ歯だしなんか伊之助もおかしい。
これ多分煉獄の認識の問題なんだろうな(笑)。
そう、彼らはすでに夢の中。
鬼が現れる前、切符を見に来た車掌によって眠りに落ちていたのでした。
切符を切るのが発動条件らしい。
仕掛けたのは魘夢。
てかこいつも、不眠に悩む人から金とって眠らせてあげるようにすれば…。
いや鬼だから人を食うのでダメか。
魘夢によって炭治郎らと自分をロープで結ぶよう命じられた人が4人。
夢の中に入り、無意識の領域にいって精神の核を壊すことでその人間は
たやすく死ぬ、ということでした。
こういう考え方面白くていいなあ。
心臓を止めるってのじゃなくて意識を破壊して目覚めさせなくするみたいなの。
炭治郎は気がついたら雪の中にいた自分に、状況が把握できないでいる。
あたりを警戒していたところ。
死んだはずの弟妹たちが現れました。
駆け寄る炭治郎。
その姿は以前の炭焼きの姿に。
炭治郎も敵の術中にはまってしまったのでした。
そりゃなあ、唐突な別れを思ったら、あれが悪夢でこっちが現実だったんだ、って
思うの当然だと思います。
どれほど意志の強い人でも自ら夢から覚醒するのは難しい。
炭治郎、家族と会話してるんだけど、少し声が変わったなと思いました。
今までは重いものを背負ってきた感じの話し方、今は何もなかった頃の声
みたいな感じで。
さて善逸はというと、禰豆子とデート中でした。
ある意味一番楽しんでるな。
雷の呼吸をデートに使うんじゃない。
伊之助は洞窟探検隊でした。……どっかの芸人がやってたのと似てるぞ…。まあいいや。
伊之助の皆に対する認識がよくわかる。
てか善逸が煉獄の認識でも伊之助の認識でも出っ歯なのなんで。イヤミなの?(おそ松さんの)
伊之助は洞窟の中にいる、列車の形をした洞窟の主を倒すんだという夢でした。
煉獄は家族の夢でした。
しかし炭治郎と違って幸せではなかった。
柱になったことを報告しても喜んでくれない父。
泣く弟に彼は、自分がいる、と励ますのでした。
なぜ父が隊士をいきなり辞めたのか考えても仕方ないことは考えるな、俺の情熱はなくならない、
くじけないと。
いいお兄さんですね。
でもこうしてみると柱って家系でついで行くのかな?
煉獄の夢に潜入した子は無意識の領域を見つけます。
そこは常に燃えていて熱い世界でした。
核を見つけた子が「赤いのははじめてみた」とか言ってるけどこいつ、もしかしてこの列車に
ずっととらわれていて魘夢に使われているのかな?
で、その核を壊そうとしたまさにその時。
現実世界で煉獄がその子を締め上げていました。
解説なくても原作見てる人がほとんどなのでわかると思いますが。
煉獄は本能で危害を加えようとする人間を察知していたのでした。
さすが柱ですな。
炭治郎、薪を背負って「禰豆子いくよ」と声をかけました。
なぜそれを言ってしまったのか自分でもわからない。
多分無意識のうちに違和感が出てるんでしょうね。
禰豆子はと聞いた炭治郎、山菜取りに言ってるといわれ「昼間なのに!?」と。
雪の中置かれていた、禰豆子がいつも入っている箱、それをチラッと見かけるが
彼はただの道具箱、目の錯覚と思い込んだ。
水を汲みに川にいき彼は水面に自分の姿を見ます。
必死に「攻撃されてる!夢だ!起きろ!」と呼びかけてくる自分を。
ここですね、CMに使われてた音声。
起きて戦え!戦え!戦えー!っての。かっこいい。
ところが自分が夢を見ていたと自覚した瞬間炭治郎はまたその世界へ。
兄弟たちとご飯を食べているシーンになってしまった。
炭治郎、どうしたら夢から目覚められるのか分かりませんでした。
その頃現実世界では禰豆子が出てきていました。
皆寝てるので炭治郎を起こそうと頭突きするんだけど起きなくて痛がってるの笑った。
かわいい。
怒った禰豆子、爆血で炭治郎燃やしてる。
いや何やってんだお前。
ただ不幸中の幸いで、これは夢の中の炭治郎も燃えて彼は気づいた。
現実で何かが起きていると。
少しずつ覚醒している、と彼は気づきます。
そして外に出て行きました。
外で山菜を取って帰ってきた禰豆子に出会う炭治郎。
兄弟も皆来ました。
ここにいたいなずっと、という炭治郎の気持ちすごくわかります。
本当ならずっとこうして暮らせていた、皆元気でいたのだ、と。
でも俺は失った、戻ることは出来ない。
振り向くことなく家族を振り切った炭治郎、どんだけ悲しかったかと思います。
そしてその別れを見ていた、核を破壊するために夢の中へ入ってきた青年も
ただ立ち尽くしていました。
彼だってやりたくてやってるわけじゃないのだから、炭治郎と家族の離別を見て
何もできなかったんだと思います。
無意識の領域に入った青年はその美しさに驚く。
ここ映像すごく綺麗でした。
心が綺麗だから無意識の領域も美しい。
一方伊之助の無意識の領域。
洞窟みたいでした。
しかも入った子、伊之助に追われまくってて笑える。
さらに善逸の領域に入った子はハサミを持った善逸に「なんで男がここにいる。入って
いいのは禰豆子ちゃんだけだ」とチャッキー(チャイルド・プレイ)のように追い掛け回されて
いてめちゃくちゃ笑いました。
柱よりこっちの方が強いな!
何もしらない魘夢が「てこずってるようだな?」と言ってたの悪いけどメチャクチャ
笑ったわ。
炭治郎は必死に出口を探します。
すると父の声が聞こえた。
夢の中だからこそ斬るものはもうすでにある、と。
なんか背を向けていて炭治郎に向き合わないのがこの父らしいなと思いました。
顔合わせたら未練が出そうだしね。
炭治郎の意識で作り出された父親像だとしても、きっと父ならこうするみたいなのが
あったんじゃないかな。
炭治郎は考えます。
夢の中で起きたことが現実に影響する場合、取り返しのつかないことになると。
まあためらいますよね。
夢の中で、自分を自分で殺すのは。
他の漫画とかだと夢の中で死ぬと現実でも死ぬって競っていて多かったりしますね。
そして炭治郎、覚醒しました!
そこには禰豆子がいた。
煉獄は寝たまま女の子を締め上げていた。
うむ、この状況は炭治郎にはわからないだろう!
炭治郎はみんなが縄でつながれていて、自分はその縄が焼ききれていたことから、
縄が何か仕掛けがあると気づきます。
ただ斬るのはよくない感じがするからと禰豆子に燃やしてもらうことに。
すごいカンですな。
あと、切符を切る行為がきっかけだったことも気づきました。
鼻がいい。
てか縄燃やしたけど誰も起きないな。
ただし、無意識の領域に忍び込んでいた子らは目を覚ました。
やっかいだな…。
炭治郎3人を失神させます。
幸せな夢の中にいたいよね、と声かけてあげるあたりあくまでも優しいな。
自分の夢に入った青年は、結核でせめていい夢を見たかったのだと言います。
そのためには人を傷つけても良いと思っていた、と。
しかし炭治郎の無意識領域で、あのハウルの動く城に出てくる妖精みたいなのが(説明が
雑にもほどがある)自分を精神の核に導いてくれたのだと。自分が探していることを知り、
導いてくれたと知った青年は自分の行いを心から悔いたのだと思います。
ここ原作ではナレで説明されてるけどあえてそうせずに、キャラに説明させたり
あえて省いたりとかの演出は良いなうと思いますよ。
先頭車両を目指す炭治郎、鬼の匂いが充満していることに気づく。
こんな匂いに気づかなかったとはふがいない、と。
おい、煉獄のセリフを取るな。
魘夢と遭遇した炭治郎。
魘夢おはようとか言うな、夜だぞ。(そっちじゃない)
魘夢は今まで幸せな夢を見せたあと苦しい悪夢を見せて苦しみながら死んでいく人間を
見るのが楽しいと言う。
鬼だなやっぱ。
で魘夢は炭治郎が無惨が探せといってた人間と気づき大喜びです。
これでもっと血をもらって強くなって上弦の鬼に戦い挑めるぞぉーみたいな。
次の遊郭編での鬼とかチラッと出てますな。
炭治郎、魘夢の繰り出す強制的に眠らせる血鬼術に苦戦しながらも近づいていく。
魘夢は炭治郎が夢だと認識した途端自害して脅威の速さで目覚めていることに
気づきゾッとします。
まあ相当な精神力いりますわな。
そこで魘夢は、悪夢を見せることに切り替えた。
夢の中で惨殺された家族が、死んだ父が炭治郎を罵る夢。
でもこれは炭治郎を激怒させただけだった。
「言うはずないだろそんなこと!俺の家族が!俺の家族を侮辱するな!」
逆鱗に触れてしまったというわけですね。
この、「言うはずないだろ」と炭治郎が全否定できるのがすごいなと思った。
それだけ家族を信じ、愛していたからこそ、言うはずがないと悪夢でも心折れない。
炭治郎だからこそだと思います。
この作品のテーマにある家族愛、がここに凝縮されてると思う。
魘夢の首を切ったと思った炭治郎ですがすでに魘夢はこの汽車と一体化していた。
はからずも伊之助が乗った時に言ってた「腹の中」は間違いじゃなかったわけだ。
乗客全員が人質になった中、一人で戦うのは難しいと思っていた炭治郎。
そこに伊之助が登場。やっと目覚めたらしい。遅いぞ。
てかこれ一両ずつ切り離していったらどうなるんだろう?
禰豆子も皆を守るため戦っているけれども触手に捕まり大ピンチ!
そこを救ったのが善逸でした。
寝てればかっこいいよね、寝てれば。
そして煉獄もおきてきましたよ!
転寝していたらこんな事態になっていたとは。
よもやよもやだ!ふがいなし!
あ、それさっき炭治郎が言いました。
穴があったら入りたい!
そういうこと言いながらも強いんだからすごいよなあ。
煉獄は炭治郎に、後ろ5両は自分が守るから残り3両は善逸と禰豆子に頼み、
炭治郎と伊之助は鬼を何とかするように言います。
頼もしいですな。
ちなみに3人が目覚めたのは禰豆子が切符を燃やしたかららしい。
自力で戻った炭治郎と違うな随分…(笑)。
伊之助は車両の上にあがってて、さっき煉獄に指図されたけど嫌でもなかった
みたいなことを言ってます。
で、伊之助は鬼が潜伏してそうな場所を探し当てていた。
それは蒸気機関車でした。
まあ確かにココ破壊されたら列車は止まるから、そうなって鬼殺隊に乗り込まれてきても
こまるだろうし、鬼としては守るでしょうね。
機関室に行くと。
「キモ!」
伊之助が言うのもわかるわ…。
鬼の首の骨がそこにあったから守りも固い。
ここで水の呼吸の滝壺出てきましたね。
ただこれでも攻撃が防がれて通らないので伊之助と力を合わせて連撃でとなるのですが…。
……運転手さんの存在忘れられてるのかな…いいですけど…。
ここで多数の目が表れて術をくらいまくる炭治郎、間違えて現実世界で首を切りそうになった
ところを伊之助に救われます。彼はイノシシの頭をかぶってるから敵の攻撃がきかないんですね。
とか言ってたら炭治郎、運転手から伊之助をかばって刺された。
意外なところから刺客が…!
彼もまた幸せな夢を見るために魘夢に命令されていたのでしょうね。
その後殺されるだけなのにね。
炭治郎は呼吸で頑張って伊之助とともに連撃を食らわせます。
これで見事、今度こそ本当に魘夢の首を切り落としました。
炭治郎は大変な中伊之助に運転手を助けるよう頼んでいた。
自分が死んだらあの人は人殺しになってしまうからと。
煉獄が言っていた、誰一人死なせない、というのも嘘になってしまうしね。
なんかそこまで許せる広い心って本当にすごいと思う。
魘夢が死の間際ぐちぐち言うておりましたな。
ここはちょっと長いかなという気もしたけどまあいいや。
自分が敗れるという「悪夢」を見せられているわけだから。
本当に悪いヤツだったから、誰からも見送られず、孤独の中死んでいくという、
那田蜘蛛山編との対比があっていいですね。
炭治郎が動けないので転がっていると、煉獄が呼吸をしろと言ってきた。
呼吸で止血とか出来るらしい。
すごいね。
ところがそこに上弦の参、猗窩座が現れた。
ここどうして現れたかという理由は語られません。
それでいいんじゃないでしょうか。
いつだって災厄は突然に訪れるもんなんだ。
ヅラ……猗窩座は炭治郎に攻めかかった。
煉獄の反応すごいなあ。
煉獄はなぜ手負いの人間から狙うと問いかけます。
猗窩座は話の邪魔になるかと思った、と。
いや思った、でいきなり攻撃すんなよ。
ほら煉獄にも「初対面だがすでに君のことが嫌いだ」って言われてんじゃん。
猗窩座は鬼にならないかと煉獄の勧誘にきたのでした。
今の戦いを見ていたのかも知れませんね。
煉獄、ならないと断ります。
それはいいけどなんで猗窩座はいきなり煉獄の下の名前で呼ぶんだ。
初対面でなれなれしいヤツは嫌われるしそもそもキミ、鬼に勧誘といっても
労働条件や完全週休二日制なのか、福利厚生はどうかの説明をまったく
してないじゃないか!(猗窩座だとこういうの絶対出来ないだろうな…)
煉獄が猗窩座に対して「この少年は弱くない、侮辱するな」とキッパリ
言うのかっこよかったなあ。
普通の人が言うのちょっと恥ずかしいな、とか口に出すのてれるなという
ことを煉獄はキッパリ言うのがかっこいいです。
今まで猗窩座は多くの柱を殺してきたと言います。
まあこんだけ強ければ確かになあ。
で、その柱も鬼になれといったけど誰もうなずくものはいなかった、何故だろうな
と言う猗窩座。
え…わかんないの?労働条件が悪いからだろ?(違いますよ)
まずは研修期間とかないと。事前面接とかも。
鬼になれ、鬼にならないなら殺すってその0か100かの選択なんなん。
無惨でももう少しまともな勧誘するぞ。
煉獄、距離とって戦われると首を切り落とせないと考え自分から近づくの
かっこいいですね。
身を案じる炭治郎に、動くな待機命令だ、とビシッというのも。
戦いを見ている伊之助も隙がなさ過ぎて加勢に入れない、今入っても足手まといに
なると本能的に理解している様子。
段々煉獄は体力差で負けていきますよね。
でも煉獄の心は折れていなかった。
「俺は俺の責務を全うする。ここにいる者は誰も死なせない!」
もうかっこいい以外の言葉出ませんわ。
猗窩座もまた最後の奥義でぶつかります。
土煙が晴れて炭治郎が見たのは、体を猗窩座に貫かれた煉獄でした。
それでも彼は猗窩座の首を切ることをあきらめてなかった。
刀が猗窩座の首に食い込んでいく。
ところが猗窩座は別の理由であせり始めます。
それは太陽が出始めたからでした。
夜明けがきていたのでした。
逃げようともがく猗窩座だけれども煉獄が逃さない。
最終的に猗窩座は両手をちぎり捨てて逃げ出した。
うっわダッサ。
今までいろんな鬼いましたけど、いきがっておいて最後逃げるとか最高にダサくない?
この中煉獄はつかの間の夢を見ていました。
彼の母は死ぬ前にこういいました。
「なぜあなたが強く生まれたのかわかりますか。
弱き人を助けるためです。
弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です。
責任を持って果たさなければならない使命なのです。
決して忘れることのなきように」
このお母さんもまた立派な人だったんですね。
母は煉獄を抱きしめ、「強く優しい子の母になれて幸せでした。後は頼みます」と言ったのでした。
この思いが、猗窩座を逃がすまいと最後まで戦う力になったんだと思います。
逃げ出した猗窩座を追う炭治郎。
刀を拾い上げて投げつけた。
「逃げるな!逃げるな卑怯者!」
「煉獄さんは負けてない、お前の負けだ、煉獄さんの勝ちだ!」
猗窩座は自分は太陽から逃げているだけだと自分に言い訳してましたが、背を見せて
逃げてる時点で私も負けだと思います。
煉獄を殺したからなんだというのか。
煉獄、炭治郎を呼びました。
自分の家に行くように、歴代の炎柱が残した手記がある、父はよくそれを読んでいた、
自分は読んでないから知らないが、ヒノカミ神楽に関することが記されているかも知れない。
弟には心のままに、正しいと思う道を進むよう伝えて欲しい、父には体を大事にして欲しいと。
そして煉獄は最後に炭治郎へ、妹を鬼殺隊として認める、と伝えました。
汽車の中で人間を守るのを見た、人を守るものは誰がなんといおうと鬼殺隊の一員だと。
煉獄が息を引き取る間際に見たのは、立つ母の姿でした。
「母上 俺はちゃんとやれただろうか。 果たすべきことを全うできましたか」
「立派にできましたよ」
母の笑顔にどれだけ救われただろうかと思います。
きっと煉獄は向こうで母に今までのことをたくさん報告するのでしょう。
そして来世は男子バレーボールの主将に(それハイキューの澤村さんだし台無しだよいろいろと!)
自分達のふがいなさを嘆く炭治郎ら。
特に炭治郎はこれから煉獄の思いをずっと背負って戦っていきます。
各地で煉獄の知らせを聞いた柱の反応も様々でした。
EDがまるっと煉獄だったのはいい演出だなと思いました。
彼の話といってもいいくらいですもんね。
この後の話もぜひアニメ化して欲しいです。
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