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クレヨンしんちゃん |
8/2鑑賞
今年も無事に見ることが出来てよかったです。
今回の話で感じたのは、そういえば風間くんとしんちゃんの友情をしっかりと表に出した
作品ってなかったなと。
しんちゃんがメキシコにいってしまったりとか、ケンカして不仲にって一時的になるのは
あったけども、今回はそもそも風間くんのある思いが発端になっているともいえ、これも
確かに青春だなあと思いました。
あ、それと予告に「鳩の撃退法」って映画あったのですが、ナレが山口勝平さんで、
ラスト「真実は…あ、コレはダメだ」って言うの笑った。今まで全然新一っぽくないナレだった
だけにそこでもってくるかって感じで面白かったです。
ぜひ早めに入って予告もご覧下さい。
こういうのがあるからやっぱり早めに入ろうと思っちゃう。
冒頭なんといきなり風間君が誰かに追われているところから始まります。
時計塔に逃げ込んだ風間君は逃げ道がなく、正体不明の何者かに襲われてしまったのでした。
思えば…ここからミスリードされていたのだなと。
いやはや、ギャグ漫画とバカにできませんよ。
伏線はすでにここから張られていたとはね。
OPのねんど相変わらずかわいいですなー。
そして野原家。
しんちゃんはお気に入りの新品パンツがなくなったと探していたのですが、床の間に飾って
いただけでした。
床の間にイス置いてその背もたれにかけるなんておき方してたら怒られそうなもんだけど、
みさえはこういうのは子供の好きにさせてやるタイプなんですね。
実はしんちゃんたちは風間君が申し込んだ「私立天下統一カスカベ学園」の体験入学に
一週間行くのでした。
全寮制で小中一貫、エリート校にしい。
しんちゃんが「オラ、デニーロになっちゃうの」とかいうの笑う。エリートだし、なんでも良い
方向に取るな。
みさえがいろいろ荷物をつめてるけどこれは心配な気持ちの裏返しで、そういうのに
まだ気づかないしんのすけもいいもんですね。こういうの親御さんだったら見ててわかると思う。
どういう気持ちでわが子を送り出すか。
マサオくんは今からホームシックになりかけてたな。まあこっちが正しい5歳児の反応では
あると思います。
風間君は自分があこがれていたエリート校にいけるからすごくウキウキしてますが。
月曜日。
チシオという女の子がやってきました。中学二年生の、生徒会長。しんちゃんたちの案内役を
まかされたらしいです。
そういえば私勝手に勘違いしてたけど後で出てくる番長たちも皆中学生なんだよね。高校生
くらいかと思ってたわ。
学園長室にやってきた一同。
バッジをつけてもらっています。
これは、学園内すべて監視されていて、行動をもとにエリートポイントというのが付与されて、
そのランクによって教室とか学食とか決まるらしい。めんどくさいなあ。
こういう点数制で管理するのってね…。
確か中国が今こういうのに近いことをやってるはずです。悪いことばかりしてると店に入れなく
なったり旅行できなくなったりとか。その代わりいいことをすると評価があがるって。いいのか
わるいのかわかりませんが確かに監視の目があるからということで悪事が少なくなるのなら
いいかも知れませんが…まああの国に関しては…。
この学園はどこもかしこもハイテクだけど、図書館に関しては非効率なので捨て置かれてる
らしい。ボロボロでした。
ま、確かに紙のデータの有効性が電子より勝るところを言えといわれたら私も言えないけど、
本ってそういうものでもない気がするんだけどねえ…。
しんちゃんと風間くんがちょっとした揉め事してエリートポイント引かれてたけど、ということは
この学園内、いじめはないんですかねとふと思った。
それはそれですばらしいことだけども。
エリートポイントが2000万以上あると、天組といってエリートクラスに所属できて、好きな
教科とか自由にやれるらしい。勉強にとどまらず、運動とかその他非凡な才能を発揮すれば
それを伸ばせるみたいですね。おい義務教育。
まあともかく。
そういう自由なスタイルはいいのかも知れないけど、ここの教室から落ちたら劣等感すごそう。
ギャルのアゲハって子がいてこの子は化粧もネイルもしてるんですけど、それを軽く上回る
フェンシングやその他秀でた才能があるため、このクラスにいれるらしいです。
こういうの好きだな。
なんか今の学校システムを皮肉ってる感じですよね。
素行の悪い者は頭が悪い、校則を破るものは落ちこぼれ、みたいな決め付けが
あったりするじゃないですか。
そんで、この学園のトップに君臨する、いかにもガリ勉なタイプの子がサスガ。
風間君がうわああって目輝かせてますよ。
ここの話でチシオもかつてはこの天組にいたことがわかります。
陸上で類まれな成績を残していたのに、足を怪我して走れなくなってしまい、
勉強はからきしだったために最下位のクラスになってしまったと。
スポーツ推薦で入った人とか同じことになると大変みたいですね。
で、最下位のクラスはカス組というらしい。
絵に描いたようなクラスだなあ。
っていうか暗殺教室思い出しました。
風間君は学園長に、体験入学中エリートポイントがたまったら特待生としてここに
入学できるかどうかを聞いています。
私これ見た時、風間君だけここに入りたいのかなって思ったんだよね。
外に出ると古びた時計台が目に入りました。
チシオが、あの時計台には吸ケツ鬼が出るといいます。
私も一度見たことがあると。
ケツを吸われるんだそうで、吸われた人間はおバカになってしまうらしい。
どういう吸い方やねん。
授業は結構幼稚園にしては難易度高いですね。
英語かよ。
ちなみにスミコ先生は教えるのではなくただの立会いで、授業そのものはAIがやるらしい。
それもなあ…。
給食はエリートポイントによってランクが違うみたいです。
こういうのもどうなんって思うけどなあ。
さすがにちゃんと平等にしろよって感じ。
エリートポイントが低いしんちゃんとマサオ君は、校舎裏手にある、配給所みたいなとこで
食べ物をもらう仕組みらしいけど…。
やきそばパンが人気なのか。あれたっぷり焼きそば入ってるとおいしいけど、ほんと表面
だけで中はスカスカのあるよね…。
というわけでしんちゃんのローリングのおかげでしんちゃん、マサオ君、チシオ奇跡的に
焼きそばパンゲット。
ところがそこに不良たちがカツアゲにやってきます。
それを助けたのが番長でした。
てーかこの不良たちってまんまスケバン刑事Uのイメージのような…まあいいけど。
波乱の一日が終わり寮にいきます。
その途中でいろいろな制作物の展示があって、ワニよくできてるねーと言ってたらそれは
本物(そしてトカゲ)で、ろろっていう子が飼育しているものだった。
このろろは学園になじめず、森の中で1人生活しているらしい。
もうヒプマイの理鶯さん候補じゃないですかこの人。
みさえとひろしは夕食を食べながら、小学校は風間君としんちゃん別々かって話をしています。
風間君のママから聞いたらしいんだけど、お受験するらしい。
まあ確かにね。
一緒にいられるのは今だけと言ってるけどまあ小学校も一緒っていうのが少ないのかも
知れない。
火曜日になりました。
工作でアクション仮面の模型を作る5人。
ただ看板がアクション板面になってますね。
で、それを指摘されて恥をかいた風間君は勉強の予習をしようというけども、皆はただ
体験学習にきただけだから、と嫌がる。
まあこれは風間君が悪いわ…。
この学園に入りたいなら自分ひとりでやればいいと思う。皆望んでやってきたわけじゃ
ないから勉強しないのは当然でしょう。むしろよく皆付き合ってくれたな?
しんちゃん、風間君が何かいいかけたのに気づきます。
その風間君にAIのオツムンが、エリートになる道について話しかけてきた。
近道はないが裏道はある、と。
それは屁理屈って言うんじゃ…。
皆には秘密です、考えが決まったらいつでも話しかけてください、とオツムンは言います。
水曜日。
ランニング中にしんちゃんは芝刈り機に乗ってふざけ、それを注意した風間君は芝刈り機を壊して
しまい、機械は暴走、学園内で暴れまわります。
見つけたスミコ先生が機械から下りるように叫んでいたからこの先生はいい先生なんだろうな。
そんで二人のエリートポイントは最低に。
給食はパンの耳になりました。
これはダメでしょ純粋に…。
ちなみに一位のサスガは豪華にカニを食べていて、それを見ながら食べるとカニの味がすると
しんちゃん言ってます。ちょっと笑った。
風間君はみんなに勉強しようと言うけどみんなは聞かない。
そりゃそうですね。
ここの学園に入りたくてきてるのは風間君だけだし。
まあ5歳だから言っても仕方ないのはわかるんだけども、皆でこの学園に入る、なんて
無理な話です。風間君は満足かも知れないけど、他の4人は絶対にいやでしょう。
平凡ながらも日々いろんなことをやれて楽しく過ごせる学校の方がいいと思う。
風間君はそこがね、自分がいいと思うことはみんなも喜ぶはずだって決め付けて行動
しちゃってたのがよくないと思う。
寮で風間君としんちゃんは大喧嘩になってしまいます。
まあこれは風間君が悪いわ…。
しんちゃんのことだけでなく、みさえをバカにしたら、いくらしんちゃんでも怒ります。
いい母親なのはしんちゃんだってわかってるのだしね。
風間君は外に出てオツムンにエリートになりたいといいます。
夜中、ネネちゃんがしんちゃんに、風間君がいないことを知らせてくる。
そんな中、鳴り響く鐘の音が。
しんちゃんがためらいなく走り出していくのが良かったなあ。
ケンカしたとか関係なく、彼は友達の心配ができる子なんだと。
皆が時計塔にかけつけ、そこで見たものは。
ずぶぬれになり、ケツに何か噛み付かれた跡のある風間君でした。
しんちゃん、「風間君のおしりに穴があいてるー!」
いや穴は最初から…。
目が覚めた風間君はおバカになってしまっていました。
学園長はストレスでこうなったのだろう、と吸ケツ鬼の存在を信じない。
チシオは以前にもおバカになったクラスメイトを見た、と言います。
てかあちこち動き回る風間君地味にイラつくな(笑)。
しんちゃんが学園長相手に怒るのも良かった。
ここでオナラの匂いがするんだけどしんちゃんはケツで考えて、学園長がすかしっ屁をしたと
見事見抜きます。てか崖の上の推理になってて笑える。
それを見ていたチシオは、「カスカベ探偵倶楽部」の設立を提案、自分たちが謎を解くと言います。
今回ミステリーというだけあってところどころにパロがありますね。
一同は時計塔にいってみます。
なぜかハシビロコウのコスプレをしている風間君。
動かない鳥っていうのはわかるけどなんでこの鳥のコスプレしたかはわからない(笑)。
風間君が倒れていたところにしんちゃん寝転がってみるとそこには「33」の文字が。
ケツ2つにも見えるし33にも見えるしろろにも見える。
果たして真相は?
マサオ君は、あの番長が犯人ではと言います。
33代目番長らしい。
で、ネネちゃんに無理矢理潜入させられることになります。
笑えるわ。
一同はろろとも読めることから、あの生物部部長も怪しいと考える。
ろろは事件に興味ないと言います。
まあそうでしょうな。
学園にはおバカになった生徒のためのクラスもありました。
あるんだ!?
これどうすんの、卒業までに治らなかったら…。
この学園は今の学園長になって大きく変わってしまったそうです。
ポイントを重視するようになり、あのスミコ先生もAIに授業を取って代わられてしまったと。
なんだかねえ。
さて容疑者が、番長、ろろ、と出てきてるわけですが、マサオも容疑者にされてて笑える。
風間君がダイイングメッセージとして残した、とか言うけど風間君死んでないからね?
しんちゃんは、1位の人に謎のことを聞いてみたらと提案。
頭いいね。
皆でサスガのとこに行きます。
で、調べておくからまた明日きてくれと言われた。
一方でチシオは退学届を手に持っていました。
彼女も彼女なりに進路で悩んでいたんでしょうね。
と、鐘の音がします。
皆がいくと、ボーちゃん途中でろろが逃げていくのを見ました。
彼女に思いを寄せているボーちゃんからしたら不安になりますよね。
塔の中にはサスガが倒れていた。
おバカになっちゃってました。
学園長もこうなったら本気で対応しないといけないのでは…。
おバカになった人が入るクラスで皆、しんちゃん達が作ったアクション板面の像を参考にして
粘土細工作ってますな。
ネネちゃんは、アゲハが一位の座を狙って襲わせたのでは、と考える。サスガがいなくなれば
彼女が一位だからって。
あのアゲハがそんなことするかねー。
面倒ごときらいそうだし。
サスガくん、まだポイントは沢山あるので昼食は相変わらずカニらしい。
カニばっか食べてると栄養偏るぞ!
しんちゃん、マサオくん(足でこぐ二輪車もどきを不良車に改良してて笑った)は昼食の焼きそばパンを
手にいれるべくやってきたのですが、番長が全部もっていってしまっていた。
しかしそれは、小学校でポイントが低くて給食まともに食べれない子に分けるためでした。
いやさすがにこれはアウトですやん。
小学生でまともに昼食ないってのは!
ギャグだからそのまま進んでるけどこれかなりやばい学校でしょ。
ボーちゃんは勇気を出してろろに会いにいってました。
実はろろ、時計塔の一階であのオオトカゲのヒナを育てていたのでした。
学園長に見つからないようにしてたんだね。
ボーちゃん、ろろに告白するもフラれてしまいます。
いや幼稚園児だしね…。ま、そういう扱いをしなかったろろえらいけど。
ネネちゃんはアゲハとトイレで話をしていたけど、アゲハはチシオの話題を持ち出してきて
ました。
ところが個室にチシオがいて、変なうわさを広めないでと怒って出ていった。
手、洗えよ…。
しんちゃんはチシオが一位をとった陸上競技の写真を見ていました。
そして土曜。
あの吸ケツ鬼が次のターゲットを定めていました。
しんちゃん、チシオに声をかけます。
彼女は学校を辞めようと思っている、としんちゃんに話しました。
しんちゃんは「弱音と二日酔いは吐いて楽になるって父ちゃんが言ってた」と。
名言だけどさぁ(笑)。
そんなしんちゃんのとこにオツムンがスミコ先生が呼んでいると伝えにきます。
廊下に展示されていたアクション板面と、おバカにされた生徒らが作った像。
それを見てしんちゃん何かに気づきました。
しんちゃん図書館で分厚い本を呼んで待っているよう言われますがまあ寝るわけで。
ネネちゃんも皆を待ってる間うとうとしてたのですが。
風間君が持っていたエンピツを見て何かに気づく。
「ょかん」って書いてありました。(使い込んでてかなり減ってた)
しんちゃんが目を覚ますと時計塔の中で、しばられて変な機械が尻につけられてました。
でもなんかバカすぎてあきれられてるぞ。
しんちゃんが暴れると、なんか幕みたいなのが揺れて下から本が。
さらに暴れると別のとこからも本が。
そう、ここは図書館だったのです。
なるほどね。
あの風間君のエンピツは「としょかん」と書いてあったのでした。
んでしんちゃんにあててたあの機械、おバカになった風間君が乱入してきてケツにあてて
しまったのですが、なんと、二度あてるとスーパーエリートが誕生することが判明。
吸ケツ鬼、結果に大満足です。
乗り込んできたネネちゃんらを前に風間君さらって逃げる吸ケツ鬼。
ボーちゃんがとっさに非常ベル鳴らすの頭いいな。
吸ケツ鬼は逃げ出すのですが皆ためらいなく追いかけていく。
この逃げる経路が面白くて、だから皆発見されたらびしょぬれだったのだ、という説明も
つくようになってます。
時計塔についたのだけど衝撃で崩れ始めてしまってますがな。
そして風間君はスーパーエリート風間さんに。
いやそんなスーパーサイヤ人みたく言われても。
ボーちゃんは崩れかける塔の中、オオトカゲの赤ちゃんを心配しています。
いい子ですね。
ここでかかる曲はレクイエムかなあ?
しんちゃん、吸ケツ鬼と争って何かをとりました。
命からがら皆は逃げ出して助かります。
てかこのしんちゃんがとったもの、パッと見アゲハのネイルと勘違いしてびっくりしたわ…。
ろろはオオトカゲの赤ちゃんをボーちゃんが助けたことに感謝します。
逃げる吸ケツ鬼をたまたま駆けつけてきたチシオが追おうとするも、トラウマがよみがえり
追いかけられませんでした。
実は彼女は走ると変顔になってしまい、それを皆から笑われた恐怖で走れなくなってしまった
のでした。
心無いことを言う人がいるもんですね。
必死になっている人のことを笑えるって、ご大層なことなさった方々なんでしょうなあ。
しんちゃんらは、大好きなことなのにあきらめないといけないのはおかしい、と言います。
と、しんちゃんの尻がかつてない規模で動き始めた。
犯人がわかったと。
その頃みさえは寂しさのあまりおかしなことになってました。
気持ちはわかる。
ひろしは、明日はしんちゃんが帰ってきたら焼き肉にしよう、と言います。
そうですね。
さて日曜日。
学園長の訓示の中、しんちゃん達が事件を解決すると乗り込んできました。
皆マイクもってないのに響く声なのはなんでですかね…。(シッ)
吸ケツ鬼はこの中にいるというしんちゃん。
探偵モノのセオリー通り容疑者の皆が映るんだけどマサオくんもしっかり映ってる(笑)。
こっからネタバレです。
今回一応探偵モノなので…。
犯人は、サスガでした。
バカになったフリをしていても、アクション板面の像を真似して皆が作った時に
サスガのものだけはアクション仮面、と書かれていた。
無意識のうちに正しい漢字を書いてしまったというわけですね。
さらにしんちゃんが吸ケツ鬼から取ったもの、それはついていたカニのカラでした。
ネイルじゃなかったのかよ!
まあアゲハが犯人な理由はないんだけど。
紛らわしいからネイルの色変えておいて欲しかったな。途中、ネイルが取れるシーン
あるから余計に騙された。
風間君のメッセージ33とは、メガネを外したら目が33になる意味だったのです。
襲われた時風間君は仮面をとって正体を見てしまっていましたからね。
そんな昭和時代のベタな目を…。
サスガは言い逃れしようとするけどチシオに、これが本物のおバカよってしんちゃん
見せられてるの笑う。
さらにサスガのお尻にはしんちゃんが吸った跡もついてました。
なんでこんなことをしたのか。
それは、サスガはチシオのことがすきだったからでした。
学園一位でエリートだったサスガは孤立していた。
そんな中普通に声をかけてくれたのがチシオだった。
けれども彼女は走れなくなり天組を追われてしまった。
だからAIに相談したらエリートになれるプログラムがあるというから、多くの生徒を使って
実験をし、スーパーエリートになる機械を完成させたというわけです。
図書館なら誰もこなかったかららしい。
うーん。
綺麗にチシオの張り手が決まりましたねー。
普通に告白してれば良かったのにね。
こんなことしたら好感度下がるわ。
ただこんなことになったのも学園長が、ちゃっちゃとエリートを作れとオツムンに命令
したからであって、オツムンは忠実に従っただけだったりするんですね。
どうしようもないですね。
そこにスーパーエリート風間さんがきました。
しんちゃんは言います。
そんなのは一番じゃない。
一番なのは焼きそばパンを手に入れた人だって。
それは多分、昼食にありつけない子らのために自分がワルになってでも焼きそばパンを
手に入れていた番長のことではないか、と思います。
誰かを蹴散らして勝ち取るのが一番ではないんだと。
スーパーエリート風間さんとカスカベ探偵倶楽部はマラソンで勝負することになります。
スーパーエリート風間さんが勝ったらこの学園の皆をスーパーエリートにする、しんちゃんが
勝ったら元に戻る、と。
勝負は山の上に移転した購買部にいって焼きそばパンをもらってくるという設定ぽい。
(ただ焼きそばパンはゴールにありましたが。なんで?)
しかもスーパーエリート風間さんはロボを使って強化してしまう。
皆こんなのに勝てるはずがないと意気消沈する中しんちゃんは普通にストレッチしてました。
マサオ君は、風間君はこのまま戻らない方が幸せなのではと言います。
果たしてそうだろうか。
スミコ先生がやってきてプライベートレッスンをするといいます。
よかった今回は本物だ。
実は風間君が体験入学を申し込むにあたって手紙を書いてきていました。
本当は教えてはダメだけど先生は人間だから間違うこともある、というのはいいですね。
その手紙の中で風間君は皆をほめていて、特にしんちゃんはおバカだけど心がエリートです、
と紹介していました。
風間君さあ、この学校に無理して入らなくても、普通の学校にいって皆で、笑顔で過ごした
方が何倍もエリートになれるよ。
マラソンでスタートの時生徒達はみんな、じぶん等もスーパーエリートになりたいといってました。
そんなことが起きてるとは知らないみさえたち、しんちゃんを迎えにいってます。
すると学園から走って出て来た。
変わり果てたスーパーエリート風間さんの姿を見て失神してしまうスーパーエリート風間さんのママ。
みさえらは全然わからんけど風間君のためならいってこい、って送り出すのいいですね。
チシオはそんな二人にまるで理解できない、という風に話しかけます。
でもみさえは、皆に笑われても、友達のために頑張るなら誇らしいといいました。
そういう気持ちが根底にあるから、どれだけムチャしても絶対に二度とするなということだけは
言わないんですよね、みさえは。
あと「一生懸命な人間を笑うなんてハゲワシに頭むしられればいい」とも。
ひろしも、生きててくれれはぎそれでよしと言います。
チシオ、自分も走るメンバーに加わります。
確かに走るときの顔は変顔だったけど。
それを笑える人がどこにいるのって思うわ。(ハゲワシにむしられてた)
しんちゃん達が変じゃないって言うのも良かった。
そして沿道ではいつの間にか皆が応援にきてました。
スーパーエリート風間さんがドローンなどで妨害してくる中、番長らが助けてくれます。
で、マサオに鉄仮面託してくれるんだけど。
仮面外したら普通にイケメンなんですけど。どうなってんのこれ。おい。
ラストに衝撃の事実明かされてんだけど。
ボーちゃんのピンチにはろろ達が駆けつけてきました。
人間は好きじゃないけどお前は好きだ、って。いいね。
折り返し地点にいたサスガにネネちゃん声をかけます。
いつでもやり直せる、それが青春よって。
いつの間にか生徒達はスーパーエリート風間さんではなくしんちゃん達を応援してました。
チアとか吹奏楽部とかいるのいいですね。
アゲハたちも。
オツムンはなぜ応援するのか理解できませんでした。
オツムンはチシオのトラウマを呼び起こそうとするけども、頑張ってる私大好きとチシオはそれを
抱きしめていました。
拒否とか否定ではなくトラウマの受け入れなんですね。
青春とは
「恋」
「コンプレックス」
「後悔」
「義理人情」
「キラキラ」
「孤独」
いろいろな形があります。
孤独っていうろろの言葉にはちょっとハッとさせられますね。
必ずしも良い思い出ばかりではない、それも青春です。
「あったわね」というみさえに、「今だぜ」っていうひろし。
ちょっと臭いけどそれもいいんじゃないでしょうか。
そしてしんちゃんの青春は「ファイヤー!」
スーパーエリート風間さんの機械も故障してオツムンは「青春はミステリー」と
言ってます。それぞれの形があるんだから理解できないのも当たり前。
風間君衝撃で元に戻りましたね。
良かった。
風間君は同じ学校に行けると思ったのにとか言ってます。
だから、自分に周りがあわせろ、ではなくて、周りに自分が合わせないとうまく
いかないでしょう。
もしくは別々の小学校に進むとか。
離れててもなくなるような友情じゃないと思うけれどね。
そしてゴール。
焼きそばパンはなんと風間君が取りました。
ただし、焼きそばはしんちゃんが食べた。
子供達の日々に何一つ無駄なことはない、いつか笑って思い出して欲しい、とスミコ先生は
いいます。
そうですね。
ムダだと思うことが子供達の日々には大事なのであって、エリートが一番バカにしていたものが
しんちゃん達にはかかせないものだった。
いつか友達と進む道が違って、学校が離れてしまったり、住むとこも離れてしまったりして
疎遠になってしまうこともあるでしょう。
でも、過ごした日々は決してムダではないのだと。
青春は苦しいことも悲しいこともあって決していい思い出ばかりではなくても、今の自分を
作る上で無駄なことはないのだと。
そういう気持ちで見て欲しいなと思います。
それからすごいなと思ったのは、今回割りと登場するキャラが多いです。
なのにそれぞれの見せ場、思いがわかるシーンがちゃんと作られていて、みんな生き生きと
動いてるなあと感心しました。ほんとゲストキャラ出たわりに何がしたかったのみたいな映画
あるからね…。
あと焼きそばパン食べたい。
EDは黒板アートみたいな感じでかわいかったです。
スミコ先生は授業を教えるようになり、チシオとサスガもまあなんとかなって。
焼きそばパンから麺がのびて「おしまい」ってなるのもいいし、それをしんちゃんがちゅるーって
吸って食べてしまうのも面白かった。
いい映画です。
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