多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ


「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ

2/6鑑賞

 やっぱり鬼滅は大スクリーンで見るに限ります。
 圧倒的な映像美!

 さすがに今までのを振り返ると長いからか、立志編は文字で説明が出ましたね。
 まあこれ見に来る人はわかってるからいいと思います。
 その後、無限列車編ですよ。最後煉獄さんの笑顔で終わるのがいい演出だなと思いました。
やっぱ死ぬとこまではやって欲しくないと思うもん。
 遊郭はアクションすごかったです。圧倒的。
 ここで流れる音楽がすごく素敵だなと思ってたら梶原さん担当だった。
 そりゃすごいわ。
 そして刀鍛冶の里編。
 玉壺は少しだけ出てきてメインは半天狗のほうでした。
 まあ話の流れ的にね。

 逃げていく半天狗を追いかける炭治郎たち。
 禰豆子が参戦するのも良かったなあ。

 てかめっちゃ早い。
 玄弥もなんだこいつはええって言ってるし。
 もう夜明けも近く、そうなれば半天狗は逃げてしまう。
 炭治郎はそこで善逸が言っていたことを思い出した。
 雷の呼吸は足に意識を集中させることが大事なのだと。
 人は案外自分の体のことすら把握してない、だから、神経、血液にいたるまで神経を
集中してこその全集中なのだと。
 それを意識してやった炭治郎、一気に半天狗に追いつく。
 ここで首を切ろうとすると突如巨大化した半天狗が、俺が可哀想だと思わんのかとか
言い出した。
 お前が食った人間は可哀想じゃないのか。
 半天狗って数いる鬼の中でも究極に自分勝手ですよね。
 
 ここで反撃くらうわけですが禰豆子の火が半天狗を焼いた。
 ただ玄弥は自分も鬼を食っているため焼かれてしまうのでこれ以上追撃が出来ない。
 半天狗と炭治郎はがけから落ちていき禰豆子も助けにいった。

 半天狗がなおもしぶとく逃げる中で炭治郎は意識を取り戻します。
 里の人間を発見して食えば力を取り戻せると追いかける半天狗。
 炭治郎のもとに刀が飛んできた。
 無一郎でした。
 うん、無我夢中だったのはわかるけど割りと危ないコースだったぞ無一郎君…。
 投げる前に一声欲しかった…。
 ちなみにこの刀は鋼鐵塚さんが鬼に攻撃されても研ぎ続けていたあの刀でした。
無理やり奪ってきたらしい。
 無一郎君ここで力尽きたんだけど、小鉄君が、鋼鐵塚が殴ったからですよ!とか
ケンカしてて笑いました。小鉄君割とはっきり言う(笑)。

 炭治郎、なんとか半天狗の首を切り落とした。
 夜が明け太陽の光が差してくる中彼はあわてて禰豆子の元に駆けつけます。
 目を覚ました禰豆子は太陽光に焼かれ苦しみながらも必死で何かを伝えようとする。
炭治郎はまだ気づいてないんですね。妹を守ろうと必死だったから。
 そしてようやく気づいた。
 まだ半天狗が死んでないことに。
 半天狗の舌の文字は確か怯だったはずだけど、切ったときは恨になってたと。
 でも炭治郎は行けなかった。
 今この手の中で太陽光に焼かれつつある禰豆子をおいては行けなかった。

 その時、禰豆子は炭治郎を蹴り飛ばした。
 鬼を斬って里の人を助けろと。

 ここで今までの禰豆子の思い出が流れるのがいいんだなあ。
 地面に着地した炭治郎はもう迷いませんでした。
 体の中の心臓に隠れていた半天狗を今度こそ切った。
「命をもって罪を償え!」
 って叫びがかっこよかった。

 ここで半天狗の走馬灯が。
 まあ本当にどうしようもない人生ですね。
 常に人のせい、自分は悪くない。
 話題になったあのお奉行も出てきてちょっと笑ってしまった。
 まあ、逆恨みでもって鬼の力を得てお奉行を殺す時にも彼は、いつか必ず命を持って
罪を償う時が来る、と言ったのでした。
 こうして半天狗は一瞬で燃え尽きました。やはり本当に死んだら一瞬なんですね。

 炭治郎は喜べなかった。
 妹を犠牲にしてしまったからね。
 里の人たちが歩いてくる人間に気づいて炭治郎に声をかける。
 それは太陽の下を歩く禰豆子でした。
 お、おはよう、がすごくかわいかった。
 ここのアングルが良かったわ。
 ちらちら禰豆子映るんだけど最後にバーンって感じになるのが。
 落ちた竹筒は、去年刀鍛冶の里の予告編でも最後にキーワードとして出てましたね。

 急に限界きて炭治郎意識失ってたけど仕方ないと思う。
 限界超えて戦ってた上に禰豆子が生きてると知って安心したのだしね。

 蜜璃ちゃんのほうももうだめーとか言ってたらなんのリアクションもなく憎珀天が消えた。
 はやっ。

 そしてこの後は無惨のモノローグが。
 どうでもいいのでカットしますねー(コラ)。
 結局こいつは自分で調べるのが面倒で鬼増やして調べさせてたんだから、まあ
パワハラ上司ですよねほんとに。
 てか潜伏先の子供の姿から大人になって服どうすんだと思ったら普通に服も大人用のに
なってた。作れるんだ。じゃ今までの服全部無惨のセンスなのか…。
 てか病弱で医者の薬がなければ生きられなかったのはわかるんだけど、なんでそれで世の中を
憎むようになったのかわかんないな。しかも医者を殺したから永遠に、健康を得られる手段が
なくなってしまったのも皮肉な話。医者は一旦鬼の体にしてそこから戻すようにするつもりだったので
しょうね。それが青い彼岸花だったと。
 無惨は禰豆子が太陽を克服したので禰豆子を食べれば自分も太陽克服できる、と
思ってるようですがそれは無理なんじゃないかな。
 
 なぜ禰豆子が無惨の支配を受けなかったか、人の心を失わなかったかについてですが、
第一には人の血肉を食わなかったこともあると思うけど、そうして人の心を失わずにいて
そして人のために行動できる心であったこと、それが大きいのではないかと思います。
 鬼は常に自己中心的で人間のことをなんとも思ってない。だから無惨の支配から逃げられない。
 でも珠世さんもそうだけれど、本能に抗い、人のために生きるからこそ無惨の支配から逃れ
太陽を克服できたんじゃないかなーと。
 だからもし禰豆子を食っていたとしても無残は太陽の下では生きられなかったように思います。
 あと炭治郎の家の裏には青い彼岸花が咲いてたんだっけ。それも関係してるかもね。

 さて鋼鐵塚さんが炭治郎に刀はどこだと言ってきた。
 小鉄君が拾って持ってたんだけど話聞いてもらえず、また折ったのかといわれる炭治郎かわいそう(笑)。
 蜜璃ちゃんもやってきて良かったと喜んだあと、禰豆子ちゃんが普通にしてるのに驚いて
こちらも喜んでました。
 いい人だ…!

 珠世さんは炭治郎に手紙を書いていました。
 無惨に鬼にされた人が意識を取り戻し、少しの血で生きていけるようになったと。
 禰豆子が幼い子でいる理由は、自我を取り戻すより優先することがあるのだろうと。
 多分それが炭治郎を守りともに戦うことだったのかも知れませんね。
 「禰豆子さんは近いうちに太陽を克服するでしょう」
 珠世さんはまだこの時点では禰豆子が克服したことを知らなかったけど、書いたとおりになって
良かったなと思います。

 刀鍛冶の里を去る炭治郎に、鋼鐵塚さんが恥ずかしそうな対応してたの面白かった。
 そして隠の人が里を出る前に炭治郎の目隠しを取るんですね。
 そこには里の人たちが送り出す姿がありました。
 だから気を利かせて目隠しとってくれたんですね。

 場面は変わり、風柱の不死川と蛇柱の伊黒が。
 任務で鬼が人をさらっては潜伏しているという城に来たのですが。
 ここアニオリなんだけど良かったですよ。
 殺しても殺しても沸いてくる鬼に二人はどこからこんなにと不思議に思う。
 そしてリーダーっぽい鬼を追い詰めたと思った直後、鬼は無限城の中に消えた。
 彼らは無限城を知りませんから、今の景色はって感じですね。
 多分このアニオリを入れたのは、鬼は無限城から現世へ出入りしていて、鳴女が自由に
召喚できる設定を後押しするためかと。後で無限城の戦いになった時にも鬼があちこちから
沸いてきますからね。
 ここの活躍ほんとかっこよかった。
 不死川さんが、ゴキブリかおめーらと言ってましたが明治の頃からこの名称になったので
大正時代には普通に使われてたでしょうね。
 言いたい名前ではないけど(笑)。
 不死川さんがマントつけてないのは邪魔なんだろうなってわかりますね。風だけに早く
動くから技出すのに邪魔になるんだろうと。

 禰豆子が太陽を克服した以上、無残は必ず禰豆子を狙ってくるだろう、というのはやはり
皆思ったんでしょうね。
 柱会議が始まるようです。

 炭治郎はご飯食べながら刀鍛冶の里が移った話を聞いてるのだけど、よく食べるな言われて
蜜璃ちゃんもよく食べてたって言うんだけど隠に「あの人は原理の外にいる」って言われてて笑った。
 あと、禰豆子ちゃんのことは珠世さんが調べてくれてるからとうっかり言ってしまってむせる
炭治郎も面白かった。

 柱会議が始まり、産屋敷はもう人前に出られなくなってしまったということで奥さんが報告に。
 そこで上弦の鬼との戦いで無一郎君、蜜璃ちゃんの体にあざが出ていたという報告が。
 無惨を追い詰めた始まりの呼吸の剣士もあざが出ていたというのです。
 しかも一人現れると呼応するように他にもあざを出現させる者が出てくると。
 炭治郎に聞いたけどなんかぐわーっとって感じで本人も覚えてないというので、あざの条件を
教えて欲しいといわれた蜜璃ちゃん。
 体がポワポワと温かくなってぐあああってきてグッてしてバクバクってなって耳がキーンとなって…。
 すまん、わからん。
 ここ幕間にあった、しのぶさんがハンカチ貸してあげるシーン入れて欲しかったな…。
 で、無一郎君は、心拍が200ほど、そして体温は39度くらいだと答えます。
 しのぶさんがそれで動けますかと驚くけど無一郎君は、それがあざが出る人と出ない
人の境界線だろうと。
 不死川さんはそんな簡単なことでいいのか、と言うけど義勇さんがすかさず「これを簡単と
思える簡単な頭でうらやましい」と。
 ツッコミ名人か!てか義勇さんイヤミ言う割りに解説しないから…。
 
 ここで実は衝撃の事実が明かされます。
 「あざが発現した者はもう選ぶことが出来ません。発現した方は例外なく…」
 ここでは語られてないですが、まあ原作完結してることだし言ってしまうと、あざが発現すると
もれなく25歳になるまでに死ぬ、というものでした。
 だからこそ岩柱の悲鳴嶼さんが(25歳を超えている)「私はどうなるのか…」と言ったわけで。
 例外なくといっているけどここで乗り越える人間が現れる、というのが見所ですね、今後の。

 この後「失礼する」「オイ、失礼すんじゃネエ」のやり取りが聞けて楽しかった。
 ここ皆が誤解してるけど義勇さんの「俺はお前たちとは違う」っていうのは、自分が優れてるという
意味じゃなくてむしろ逆なんだよね。それを言わないから誰も気づけない。
 もっと義勇さんのことを言ってくれる人が必要なんだけどね。
 
 善逸、任務から戻ってきて禰豆子ちゃんがしゃべれるようになってることに大感動。
 ウキウキで声をかけるも「お帰り、いのすけ」って言われて「あいつ今どこにいる。ちょっと殺して
くるわ」と。
 コロコロ変わるやつだなー。
 禰豆子がしゃべれるようになって伊之助は一生懸命自分の名前を言うように教え込んでいたの
でした。
 笑うわ。
 
 鋼鐵塚さんがやってきましたよ。
 ヨレヨレじゃねーか。
 刀が研ぎあがったそうです。
 喜ぶ炭治郎。
 刃を見たら『滅』の文字が彫り込まれていた。
 鋼鐵塚さんによるとこの刀はかなり昔のもので、刀鍛冶が鬼を必ず殺すという願いをこめて
この文字を彫ったのだとか。それを機に柱は悪鬼滅殺の文字を刀身に刻むようになったのだそうです。
だから相当大事な刀なんだねこれ。
 で、炭治郎が使った時には滅の文字がなかったというもんだから鋼鐵塚さんは、まだ研ぎの途中
だったのにお前らが持っていったからだろうがと怒る。
 あと体の具合について隠が炭治郎も大変と言っても「ブチ殺すぞ」と言って「話通じねーな!」と
突っ込まれてた。
 笑えます。
 そんで今後炭治郎に、好物のみたらし団子を持ってくるようにといって帰っていったのでした。

 そんな炭治郎の元に、3日後から柱による強化訓練があるという情報が伊之助から
もたらされます。
 まあその伊之助は窓ガラスバーンと破って入ってきたわけだけど。
 鬼殺隊の実力を底上げしないといけないってわけですね。
 音柱の宇髄さんも借り出されるようです。
 ただ、あとは義勇さんだと。
 
 しのぶさんに怒られる伊之助のシーンあるかと思ったけどなかった。残念。

 んで善逸は先に稽古始めないといけないからぶちきれてた。
 そんな彼に炭治郎は、善逸のおかげで助かったとお礼を言います。
 雷の呼吸のことを話しててくれたおかげで半天狗を倒せたのだと。
 わかりやすく上機嫌になる善逸かわいいな。

 宇髄さんの稽古が出てきたけど容赦ねーなー。
 てか今まで鬼殺隊もそういえば鍛えることってなかったような?
 ここで各柱がどういう稽古をつけるのかがちらっと出ます。

 あと炭治郎のカラスがやってきたのはいいけど額に直撃さすな。
 けが人やぞ。
 珠世さんのところにカラスがやってきた。
 イケボだと思ったら速水さんじゃないですか。さすがです。
 まあ要するに無惨を倒すのに協力して欲しいと。
 そういうことですね。
 
 最後流れたのはこれOPかな、絵からして。
 あと絵の内容からして無限城での戦いを意識してるのではないかと思うので、柱稽古編を
一月やったあと、半年くらい置いて一気に無限城へって展開もあるかも知れません。
 スペシャルEDは禰豆子の笑顔で終わったのも良かったと思います。
 
 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ