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室井慎次 敗れざる者

10/14鑑賞

 久しぶりに踊る大捜査線シリーズ見たなあ。
 迷ったけど見てよかったとは思う。
 ただ、面白さは失われましたね。
 かつての登場人物がほとんど出てこないから、この作品の面白さが半減してしまってる。
 それと、ギャグがもう時代古いです。
 何度も同じネタをあてこすりするやり方は古い。
 そこらの情報がアップデートされてない(当時の感覚のままでやってる)のを感じる。
 まあ、見にくる人はかつてのファンだから受け入れてもらえるという計算のもとやってるとは思いますが。

 冒頭、テレビドラマのシーン流れるけど、画面が昔の画面比率なの、懐かしいですねえ。

 室井さんはそれなりの地位に上り詰めたものの、警察を改革しようとして失敗し、5年続けた
改革組織も解散を告げられたようです。
 そんで出身の秋田に家を構えて今はゆったり暮らしてるらしい。
 大きくてよい家だなと思ったけど目の前が湖なのはちょっと怖いな…。

 そこに住民調査の警察官、乃木がやってくる。
 これがまたミーハーでチャラいんですよ。
 踊る大捜査線らしいキャラづけだなと思うけど、今の世にはちょっとあわない感覚だなあと。
 このテンションきっつい。こういうところがもったいない。
 レインボーブリッジ封鎖したんでしょと聞かれて封鎖できてないと答える室井。
 乃木との会話から室井が、二人の子供を引き取って育てる里親をしていることがわかります。
 ここでも、離婚ですかときいたり、乃木にはおよそ人へのリスペクトが感じられない。
 こういうキャラ苦手だわ。

 りく君という子は小学生なのかな。ドリルやってます。
 もう一人の子、タカ(通称)君は中学生。
 走って帰ってくる途中、後ろ犬を散歩させてる人が転んだ。何してんだ。
 こういう小芝居入るところは嫌いじゃない。

 タカのところには定期的に誰からか手紙が届いているようです。
 あと、タカの母親は亡くなっていることがわかる。
 タカは室井さんに頼まれて本を借りてきてたようだけど、その中に、初めてのキャラ弁ってのが
入ってて笑った。作るつもりなのか室井さん。
 室井さんは二人に、クマの気配があるようだから気をつけろといいます。
 景色だけ見ても相当な田舎だもんなあ。
 テレビもないしこの家。
 んで、タカ君が室井さんと読書してる本の話をしてるんだけど、マルチバースやらダークマター
やらの話題が出てきて笑いました。
 りく君が室井さんの表情真似してるの笑った。

 ところでこのりく君、なんかちょっとシーンによって雰囲気変わると思ったらダブルキャスト
だったんですね。
 あと飼ってるわんこも。
 なんか変と思わせる、そういう雰囲気の違いを指導して芝居してんのかなと深読みしてしまったよ…。
 公式サイト確認してダブルキャストだって知った。

 りく君とタカ君がお風呂に入るシーンで、りく君の左肩にはやけどの跡があることが
わかります。

 てかすごいスローライフだなと思います。
 なろう系みたい。←バカにしていってるわけではなく。
 
 ある時あの犬の散歩をさせている人が、室井の家の向かい側にある畑にいて、作物がだめに
なってしまった、土壌が悪いと言う。
 しかし室井は気づいた。かいだことのあるにおいだったから。
 即座に乃木に連絡するのですが。
 土壌の酸性値がおかしいと言われても、それが何かと言う乃木。
 君の職業は何だ、と言われても、警察です、と。
 田舎の交番だとこんなものなのかなあ。
 くさいくさい言いながらもう一人の警察官と掘ってるけど、せめてマスクくらいしなさいよ。
 で、ドッキリだと言い張る乃木にもっと掘れという室井。
 こいつマジで警察官向いてないわ…。
 
 中からは死体が出てきた。
 見て、2週間はたっていると室井は言います。
 そして、洋梨がうまっていた。

 警察がやってきました。
 室井のところには、集落をまとめている音松と石津という男がやってきて、一度も集会にきてないと
文句言ってます。
 限界集落とか田舎から若者が消えていくのってこういうとこなんですよね…。
 濃い近所づきあいが当然とされ、移住でやってきたとしてもよってたかって苛め抜かれて
出て行かざるを得ない状態にされる。それでいて、人がいない、移住してくれ、若いものに
きてもらわないとって言うんだからどの口がって思います。

 音松が室井の家にきてジロジロ見てるから本当に失礼なやつだなと思ったら、とある保管庫を
確認していたらしい。
 彼らは、タカ君は犯罪被害者の息子だからいいとしても、りく君にいたっては犯罪者の子なんだから
預かるのおかしくね、と言いたいらしい。
 彼らとしては室井さんに出て行って欲しいみたいですね。
 この集落から。
 本当とんでもないやつだよ。
 後でわかるけどろくでもない噂も流してるみたいだし。最低な連中ですね。
 まあ室井さんもこういう連中とは渡り合ってきただろうから歯牙にもかけない様子ですが。

 秋田県警のパトカーがくるけどナンバーが474だった。洋梨徹底してるなあ。
 その後ろにいたナンバーは831、で野菜だった。
 野菜がキーワードに!?

 警視庁の緒方がやってきた。湾岸書から出世して今では警視庁の捜査一課にいるらしい。
 花形じゃないですか。
 彼は室井に、殺されたのはあのレインボーブリッジ事件の犯人の一人だと言います。
 また封鎖云々のネタ出てきた。
 それはもういいわ。同じギャグ繰り返すのがこの映画の悪いとこだな。
 で、2年前に出所した犯人の一人は、出所してまた犯罪に手を染めていたようです。
 だろうな。
 
 そんな中、生の中に不審者を発見したタカがおっていくんだけど逃げられてしまった。
 女の子みたいですね。
 そしてりくは学校に行くといいだした。
 プリント新しいのもらってくるって。
 りくを途中まで送っていった室井。
 個人商店で買い物をしています。
 ここの女性店長、市毛さんがあなたヤクザやってたって言われてるわよと話しかけてきた。
 似たような組織にいましたと答える室井。それで警察だと気づく市毛さん、さすがだと思いました。
 てかあの音松らほんとどうしようもない連中ですよね。
 ここの会話のシーン、カエル急便まだあるんだ、とか、この地域名物のババヘラアイスもあるんだ、
とか会話より背景が気になってしまった。
 市毛は意外と住みづらいでしょここと言ってくる。
 そうだよなあ、限界集落くらいまできちゃうと本当に閉鎖的だと思います。
 
 そのころタカは学校で弁当あけてたんだけど、見てしめてた。
 キャラ弁失敗かー!
 あと同級生が、お前の家まだ死体のにおいする?とかきいてきて、デリカシーねえなと思った。
中学生ならともかく高校生でこのデリカシーのなさはちょっと。

 りくが帰宅したけど帰宅の挨拶を返さなかった。
 学校で心無いこと言われたのでしょうね。
 室井さんが変に、どうしたとか聞き出さないのはやっぱり警察官だったから、今がその
タイミングじゃないってわかるのでしょうね。

 ここ、家を修理していた器具をしまおうとする時に、トタンに肩ちょっとひっかけてたけど
OKテイクとして採用されたんでしょうね。

 りく君は学校にいきたくないと言い出した。
 皆スマホゲームばかりしてるらしい。
 小学生でそれもどうなのよ。学校でそんなんしてて怒られないのか。
 室井さんは携帯が欲しいなら買おうかと聞き、りく君は自宅だと電波がない、
学校に行けば電波入ってる、でも学校には行きたくないと。
 二人で考える姿勢が良いですね。室井さんは。

 そんな中、倉庫の中に倒れている人がいるとりくが言ってくる。
 それは、タカが追いかけたけど逃げられたっていう女の子だった。
 彼女は手紙を持っていました。
 そこには、彼女を預かっていた里親からで、非行にはしりまくって手に負えないから
室井を訪ねろみたいなのが書いてあった。
 今思えば、ここからしてすでに計画だったのかも、と思わなくもない。
 室井は乃木に一応連絡を入れてました。
 まーたこいつが全然理解してなくて、自分は何をしたらいいのかみたいなの言ってるのが
逆にイラついてきた。
 なんていうかさ、話がシリアスだからこういうキャラを入れたいっていう製作サイドの気持ちは
わかるんですよ。だけど、逆効果でしかないなとも思う。
 いらだつだけだから。本編に関係してこないから余計に。
 あと、この乃木が立ち上がるシーンで後ろにある地図から付箋が一枚落ちてる。

 女の子は杏という名前でした。
 なんつーか…。
 料理作って喜ばれたりはしてるんだけど…胡散臭いというか。
 室井さんもじっと見てるとこあったから警察官としてのカンが働いてるんだろうなと。
 そして彼はかつての部下から連絡を受けていた。
 杏はあの日向真奈美の娘でした。
 獄中出産しており父親は不明だが、おそらくは刑務所関係者かたびたび面会していた
精神科医であろうと。体裁がわるいから出産のことは伏せられていたようです。
 
 そんな中室井は集落の人間から、クマやイノシシを狩るのに協力しろと言われる。
 ガンロッカーがあるのを音松は見てたらしい。
 ところがこの山中、音松らに撃たれそうになるシーンがあるんですよ。
 もしかしたら彼らは狩猟中の事故を装って室井を撃とうとしていたのかも知れない。
 よかったなお前らそんなことしなくて。
 したら警察から睨まれて人生つぶされてたよ。
 出て行けとか言ってるし。
 ほうっておいてもこいつらが死んだらもう誰もいなくなりますわこんな集落。

 このあと、杏がガンロッカーあけようとしてたり、家捜ししてるのめちゃくちゃ怖かった。
 母親から何か言われて室井を殺そうとやってきていてもおかしくないなと思いました。
 あと室井さんが胸を押さえてたけど病気か何かなんだろうか。
 作中ではまだそんな年とってない設定ですよね?
 
 杏はりくとタカに取り入って自分の味方につけているようです。
 なんかなろう系の追放もの見てる感じだなあ。
(杏が主人公を陥れる側)
 室井は自分らのこと金目当てで面倒見てるんだよと言い出す杏。
 警察として退職金には困ってないと思うよ。キャリア組だから一応。
 でもそういうことはりくらにはわからないだろうな…。

 りくは室井との接触を避けるようになります。
 しかもりくが室井のために用意していた表札が燃やされていた。
 りくは室井の仕業だと思ってるようですが、存在を知らない室井が出来るわけないじゃん。
てかタカもそういうとこ指摘してあげたらいいのに。
 室井は怒るりくに対して、むやみに人を疑うな、と言います。
 
 室井はタカとともに、タカの母親が殺されて発見された現場に花を添えにやってきました。
 タカを引き取るにあたり、面会した時には二人とも黙ってなにも言わずにいて、児童相談所の
人が、にらめっこしてるみたい!と笑い出して、それで打ち解けあったらしい。
 二人とも不器用なんでしょうね。
 今でも母を殺した犯人からは手紙がきているようですが、タカは一通も読んでなかった。
それが冒頭に出てきた手紙か。
 タカは杏のことを、あの子怖いと室井に言います。

 室井は翌日杏を釣りに誘って、君を追い出すつもりはないから人に迷惑をかけるようなことは
するな、と釘を刺した。
 杏はそのまま帰ってしまいます。
 ここの解釈がなあ。
 自分の居場所を作りたくて、追い出されないようにしようとして、あんなことをしていただけなのか、
母親から洗脳されて(気づかないでも)、室井の立場を悪くするように追い込んでいったのか…。
 わからんですね。

 そんな中、タカの母を殺した犯人の弁護士をやっている奈良という人間が室井の家にやってきた。
 要するに、反省してるっていってるから許してあげてよ、手紙読んだよね、と。
 最低だな。
 室井が割ってはいるのもわかりますわ。
 被害者遺族の心情も考えず、反省して手紙書いてるから罪を軽くするよう証言してくれるよね、という
押し付けでしかない。
 さっさと帰れよ。
 室井が、犯人は保釈請求は認められてないし、あの手紙もあなたが無理やり書かせたのでは
ないか、と注意すると、それは弁護士への脅しと取られますよと奈良が言ってくるしさあ。
 あなたがやっていることは被害者遺族への脅し、強制ではないんですか。

 タカは学校で親しい女の子っていうか付き合ってるのかな、大川さんにスマホを借りて事件の
ことを調べていました。
 そうして、犯人が殺意はなかったと言い張っていることを知ります。
 否認すると裁判長引くからねえ。
 室井さんが気を使って事件の情報伝えなかったのでしょうね。
 だって今遺族が出来ることって何もないもんね。

 タカは手紙を一通り読んだあと燃やしていました。
 ところが、業を煮やした弁護士は学校で待ち伏せしていた。
 しつこく、裁判で証言して欲しい、犯人も反省していると言って欲しいと言い寄る。
 しかも室井には内緒でって。
 こういうのは違法行為にあたるのでその場で通報していいんだぜ、タカ君。
 
 タカは室井に苦しい胸のうちを伝えます。
 手紙を読んでくれとか、犯人に同情しろとか、裁判で証言しろとか、自分はこのまま大人に
振り回されて生きていくのかと。 
 そりゃそうだよねえ。
 あの弁護士が無神経すぎる。
 室井はもう来ないように伝えておくというけど、タカは犯人に会う、と言いました。
 室井さんが久しぶりにあのスーツで登場して、あの音楽がかかるの良かったなあ。

 奈良はもうホクホクですよね。勝った(罪を軽くできる)とでも思ってる様子で誰かに電話してた。
 面会に立ち会おうとする奈良に室井は遠慮して欲しいと言うのですが、奈良は、あなたはもう
警察官ではないのだから私に指図する資格はないという。
 アホなん。保護者として言ってるのでしょうに。
 室井さんは、君は被害者家族に対する礼儀を知らない、うちにきた時真っ先に君は
タカの母親に手を合わせるべきだった、とピシャリ。
 そうですよね。
 
 面会を待っていると、室井さんを知っている人がやってきました。
 森下でした。
 湾岸署の立ち番をしていて、室井さんが帰るとき同じ秋田の出身と知って「捜査一課に
呼ばれるのが夢であります!」と声かけた人です。室井さんは「捜査一課でいつかきりたんぽ
鍋をつつこう」と言ってました。
 出世を経て今は刑務官をやってるのかな。
 きりたんぽ一緒に食ってねーなーって言ってたけどきっと後編では一緒に食べるシーンが
あるんだろうなと思います。踊るシリーズはこの手の伏線回収を忘れたことはないから。…多分。

 犯人は全然反省してないどころか、手紙を出しているはずなのにタカのことも覚えて
ない様子でした。
 やはり室井さんの、無理やり手紙を書かせている、という推測はあたっていたわけです。
 タカは犯人に、自分の母には男がいた。ヤクザだったと話し始める。
 僕はそういう人らの本当の姿を知っていると。
 彼はお酒を飲むと、自分はなさけない人間だと泣いていた。
 あんたもそうなんだろう。
 情けねえって泣いてんだろ、それがあんたたちだと。

 そしてタカは続けてこういった。
 あんた以外の大人も言っている。
 僕はその人のような大人になる。
 あんたみたいな大人になるもんか。
 森下がうるうるした目で室井さんを見てたから、彼はそれが室井のことをさすのだと
すぐ気づいたのでしょうね。
 犯人はかえっていったけど、森下は出て行く時室井さんに敬礼してました。
 タカの肩に手をかけようか迷っていた室井。
 なんか気持ちわかる気がするなあ。

 タカは犯人が罪を認めたと聞かされます。
 あとあの奈良も反省したらしい。
 室井はわかってやれという。
 初めての事件だから舞い上がってたんだろうね。
 自分も新人弁護士に救ってもらったと言います。
 と、話していたら秋田県警本部の人間がきて室井さん連れていかれた。
 やベーと思ったけど違った。
 いや、見送る杏が少し笑ってるような感じだったので…。何か陥れることしたのかと思いました。

 ついたのは料亭でした。
 中には新城さんがいた。
 久しぶり!
 秋田県警の本部長になったらしい。
 またレインボーブリッジ封鎖の話だよ。封鎖できてないの、お前も湾岸署で確認してたやんけ。
 こういう、すべってる話を繰り返すのは本当に悪いクセ。

 で、新城さんは室井さんに協力して欲しくて呼んだのでした。
 合同捜査本部が立ったらしいです。
 室井さんに拒否権はないらしい。
 断れば死体の第一発見者として怪しいから逮捕するって。こういうのは完全に越権行為な
わけですけど新城も本気で言ってるわけではなく、室井さんの力を借りたいというのでしょうね。

 県警の仕事はどうだと聞かれて黙ってる新城。
 黙秘か、と室井が言うのだけど、新城が今度、なんで警察を辞めたと聞いてきて室井は黙ってる。
 新城が黙秘か、って返すの面白かった。
 こういうのは好きだわ。
 実は、秋田県警本部長は沖田が、室井さんをすえようとしていたらしいです。
 ところが室井さんがやめてしまったので新城にお鉢が回ってきたと。
 今立場的に沖田は人事異動は意のままである模様。
 彼女は出世したんですね…。
 年齢的に新城ここで終わりか。キャリア組としてはまあ出世に破れたほうですね…。
 室井はうちで飲まないかと誘った。
 こういうところは苦手だと。

 そういうわけで家にやってきた新城。
 ビックリでしょうね。
 りくはなんかそこまで物怖じしてない感じです。

 室井は新城に、警察を辞めたのは青島との約束を果たせなかったからだと語る。
 上にいってえらくなって、警察を変えるって言ってましたもんね。
 その青島君は今は捜査支援分析センターみたいなとこにいるらしい。
 警視庁にはいるようなのでこれが左遷なのか出世なのかわからんな…。
 新城は、そういう行動が上のねたみを買ったのだという。
 結局警察って足の引っ張り合いでしかないもんな、キャリアの出世は特に。
 
 ここでタカが、自分も友達に本を貸して借りパクされてる、約束なんかするもんじゃ
ないって言ってたの悪いけど笑った。
 返してもらえ。
 組織って何と聞くりく。
 一緒にいることだよと答える新城。優しい。
 家族じゃないのというりく。家族と違うのはアシの引っ張り合いがあるってことですね。
 
 一応秋田県警本部にやってきた室井。
 まじめだなあ。
 ここで桜って人が出迎えてたけど今までのシリーズには出てたっけ?
 そしてまたレインボーブリッジ封鎖のネタだし…。しつこいな。

 桜は今回の事件は室井に対する挑戦状ではないか、という。
 室井が担当した20年前の事件、その犯人が殺されたからだって。
 そんなこといわれてもわからんよねえ。
 
 あと、犯罪者は死者に甘くなる、布団をかけたりするしっていってたけどそれは、
主に身内が犯人の場合にみられる傾向であって、知人とか無差別殺人だとそこまでの
傾向はないですよ。
 それはともかく。
 町には防犯カメラが設置されました。
 石津らがすごい文句言ってるけど、別にその監視の内容が公開されてるわけでなし、
防犯としてはいい傾向なのに何を嫌がってんだろ。
 牛の乳の出が悪くなったとか言ってますけども、しばらくしたら落ち着くでしょうよ。
 
 室井が帰宅するとタカが、学校卒業して働くようになってもここにいてもいいかな、と
言い出した。
 室井はいたければいろ、と言う。
 そういう人だよね。
 隠れ家にいった室井は、何で自分のことを怒らないのかと聞いてくるりくに、自分は確かに
親代わりだけどまだ親一年生だという。
 何を叱っていいか迷っているのだと。
 りくはそれで納得したようでした。

 レコードの音楽に耳を傾ける室井。
 もともとここは空き家で、室井はリフォームして住めるようにしていたらしい。
 慣れない中ずっと頑張ってきたんですね。
 その途中、やるせない気持ちになることもあった。
 そりゃそうだろうなあ。
 自分から辞めたとはいえ、全然納得できてない部分はあると思う。
 
 そうして、室井は児童相談所にいって里親になることを伝えた。
 男性の独身だと普通は却下だけど、室井さんの経歴があるからこそ、児相もOK出したんで
しょうね。
 
 その頃おそらくだけどりくの父親と思われる人間が釈放されてました。
 強盗だっけ、やったっていうけどそんな早く釈放されるもんなんですかね…。

 その頃、室井の家では小屋が燃えていた。
 室井のコートも燃えてました。
 流れ的に杏がやったような印象を受けるけど、これ集落の人間の仕業ではないですかね。
そんな気もします。

 EDでは今までのシリーズの映像が流れます。
 なつい。
 きりんたぽ鍋つつこう、のくだりもある。
 カマダ、カメダのあれも出た。
 田口拓也さんの思い出とともにって出たけどスタッフさんだったんですね。

 このシリーズのことだから、子供が死ぬとかそういうことはないと思うけど気になる予告でした。
次楽しみにしています。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→室井慎次 敗れざる者