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銀魂オンシアター2D 真選組動乱篇

2/12鑑賞

 うわあ、12月と1月映画見に行ってなかったっけと思ったけど12月はパソコンの件で、
1月はいろいろあっていってなかったんだった。
 鬼滅映画の宣伝、無現城がすごく綺麗でした。こりゃ制作に時間かかるわ…。

 この動乱編は実写映画2にもなってるから話は大体わかってるんだけど、改めて見て「あ、あの
言葉の解釈ってこういうことか」と思った部分がありました。
 まあそれはおいおい。

 冒頭はBGオンリーの真選組バージョンで始まります。
 屯所の入り口が映るのって割と新鮮じゃない?
 土方が「よく来たな」とか言ってて笑える。あとマナーについての指導をやってるのはいいですね。
 沖田としゃべっていると、山崎がかけこんできた。(といっても映像は門のまま)
 トイレに妖刀が捨てられていたらしいです。
 土方がこの映画が終わるまでに責任もって処理してくれるらしい。
 
 さあこっから本編です。
 冒頭は新しい刀を入手した山崎、沖田、近藤のシーン。
 山崎が新しい刀を自慢してたら、さらに良い刀を持った沖田が現れ、沖田が山崎の刀を
めたくそに言ってたら、話を聞いていた近藤の持っていた刀が一番良いものだったって話
なんだけど、コロコロつきじゃあねえ。邪魔でしょうがないわ(笑)。
 しかも沖田は試し切りしたいといってあっさり折った。
 相変わらずひどい仕打ちで笑える。
 そのやり取りを聞いていた土方も、戦いすぎて刀がボロボロのため、刀鍛冶に修理してもらう
間、そこにあった妖刀を借りることにした。
 ジジイの話は長いから聞かないとか言ってるけど、説明を聞かないと大変なことになるよー。
 土方は取り扱い説明書とか読まないタイプの人だったか。
 ちゃんと鬼滅の炭治郎君見習わないとって思ったけど彼もまた刀折る子だったわ。

 このあとごろつきに絡まれた土方は、切り捨てるつもりが土下座してしまう。
 妖刀の呪いさっそく発動ですね。
 財布に3000円しかないってごろつきに馬鹿にされてるけど、3000円すら入ってない人も
いるんですよ!残金105円とかの人もいるんだ!(私のことだ)
 そこを救ったのが伊東でした。
 確か実写お映画のほうだと、妖刀の下りやってると長くなるからか設定変わってましたよね。
 こっそり伊東の手のものが土方に薬をこそっと注入して、ヘタレ菌だかなんかでヘタレに
なってしまうみたいな展開だったと思う。
 まあそれは実写との兼ね合いがあるでしょうから、気になるほどの改変ではなかったですね。

 さてさて。
 戻ってきた伊東をねぎらう酒宴が開かれている。
 伊東は自分たちの存在を幕府に認めさせ、たくさんの武器を持って帰ってきたのです。
 あと、頑迷って言ってたけど近藤が知ってるフリして頑迷連呼してて笑った。
 頑迷に頑張るぞ!ってそれ頑張っちゃだめだ(笑)。
 これつっこんでるの伊東かな?

 でも伊東の受けはよくなかった。
 入隊して一年で参謀に上り詰めていたことから、よく思わない隊士もいた。
 結局、周りの人とうまくやりつつ出世していくのならともかく、伊東は周りみんな押しのけて
のし上がっていった人だから、いくら実力といっても反感を買うことは多いなと思いました。
 ただ、評価もあった。
 土方も策士ではあるけれどもどちらかというと戦いの方が得意。伊東は政治面で有能だから
今の地位もむべなるかなというわけです。

 近藤は土方のこないだの醜態について苦言を呈するわけだけれども、土方は逆に
伊東のことを先生と呼ぶのはやめたほうがいいという。
 近藤は、尊敬できる人から学び、先生と呼んで尊敬することは悪いことじゃないというのだけど
土方が警告してるのはそこじゃないんだなあ。
 伊東が近藤も踏み台にしてこの真選組を乗っ取ろうとしているということをいうんだけど
近藤は聞き入れなかった。
 平行線ですね。
 と、土方がいきなり飛び出していく。
 夕方アニメの録画忘れてたと嘆いてた。
 それをこっそり沖田が見てたのでした。
 
 隊士らは稽古の合間に休憩してジャンプこっそり回し読みしてた。
 土方がマガジン派だからジャンプ持ち込み禁止されてるらしい。
 てか思ったんだけど、この現場に山崎もいるのって、こうやってさりげなく隊士の話を
収集している部分もあるんでしょうね。不穏分子はいないかとか、何かやらかす人間は
いないか、みたいな。
 そこにジャンプ貸して〜という人間が現れ、山崎は読み終わったジャンプを手渡すのですが…。
それは土方でした。
 ToLoveるって面白いよね〜とか言ってる。

 会議室でも、会議中に着信があった隊士を叱ってる土方本人が、プリキュアの着信音響かせてるし…。
 これ初代のやつですね。なつい。
 そしてかけてきた相手はアニメのショップからで、土方はみんながいる前で堂々と
フィギュアの予約を頼んでた。
 拷問の時も修学旅行みたいな聞き出し方してるし…。こりゃいよいよですね。

 沖田と自分の異変について話す土方だけど、やっぱりヘタレが出てきたり、刀で
コーヒーに入れたミルクを混ぜてたり乗っ取られまくってますね。
 沖田はそんな土方に言いました。
「焼きそばパン買って来いよ〜」
 鬼かよ。

 会議にて。
 やってこない土方を待つ近藤。この近藤の刀のとこにミニジャスタウェイいましたね。かわいい。
 伊東は最近の土方の態度は目に余る、粛清すべきであると主張。
 そこに「焼きそばパン買ってきましたー!あとジャンプはなかったのでマガジン買ってきました」と
飛び込んできた土方。
 沖田を見てハメられたことに気づく。
 こうして土方は謹慎になってしまう。

 そのころ銀時ら。(主役がようやくここで出た…)
 テレビに新八が出ていてびっくりしている。
 オタクの討論か。
 ここで新八が言ってた、オタクは引きこもりだとかニートであるという考え方は改めてほしい
という主張。私は正しいと思います。
 オタクってお金を使う場面が多いから、無職じゃ続けていけないですよ。むしろしっかり働いて
お金を稼いでるからこそオタクでいられるんですよ。
 あのテレビの古いイメージはいつまで続けていくんでしょうね。

 話がそれました。
 ここで彼らは、新八と言い争いをしているトッシーなる人間に見覚えがあることに気づく。
 やはり土方でした。
 新八に連れられて万事屋にやってきたトッシー。
 
 そのころ伊東は沖田のことを、土方を排除するために協力してくれた、恐ろしい男だよ
とか言ってるけど、彼はシンプルに土方が邪魔だっただけで、伊東勝手に深読みしてるんだよね。
こういうところ、伊東がちゃんと真選組の面子と交流してたら気づけたでしょうけどね。 
 策士策に溺れるとはこのことで、勝手に深読みして(この先)勝手に自滅していくというか。

 トッシーは神楽を中華なパパイヤのコスプレ云々言ってますな。
 元ネタは「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」 「魔法少女ちゅうかないぱねま」だと思われます。

 トッシーは、真選組をクビになったという。
 本当はアニメ声優になりたかったからいいんだと言ってる。
 まあ中の人としてはかなってるけど。(中井和哉さんはトッシーではないので)
 貯金はフィギュアに全部使ったらしい。
 土方がもとに戻ったら泣くぞ…。
 土方が妖刀のせいでおかしくなったと知った一同は鉄子に刀を見せた。
 鉄子は、これは妖刀村麻紗だと説明。
 ひきこもりの息子の怨念がこもってるらしいけど、むしろさっさと成仏したほうがあの世は
オタク天国だと思いますけど。(話ズレてるから)
 鉄子はこれが本物の村麻紗ならすでに持ち主の本当の魂は食われてしまっている、と言う。
 
 そのころ伊東は自分にとって最大の不幸は、自分の最大の理解者が敵だったということだよと
語ってるのですが。
 私これ、ずっと高杉のことだと思ってた。
 でも、展開を見る限り土方のことなんですね。
 もちろん高杉も自分のことを理解してくれている、と過信してたのもあるでしょうが。
 自分に能力があると認め、油断できない相手だ、と警戒していたのは土方だけ、自分をちゃんと
理解してくれていた、ってことなんだねえ。

 伊東は土方と近藤を排除して真選組を手にしてのし上がると宣言。
 それをこっそり山崎が聞いていた。
 彼は土方へ急ぎ報告にいこうとするのですが…。
 万斉に襲撃されていた。
 伊東は鬼兵隊とつながっていたのでした。
 それでも山崎は前に進むことをあきらめなかった。こういうところがかっこいいですね。

 妖刀にのまれたと思っていた土方が出てきて銀時らに最初で最後の頼みがあるという。
 真選組を守ってくれと。
 新八は真選組で何が起きているのかといぶかしむ。
 町中を歩いていたところでトッシーが、フィギュア一緒に買うの手伝ってくれとか言い出すのですが…。
 そこに現れた隊士達は土方を襲おうとした。
 殺気に気づいて土方連れて逃げる銀時はさすがですねえ。
 山崎が殺されたという知らせに驚きつつも逃げる一同。
 ベルセルクのガッツのごとく服が食い込んでるとかトッシーが叫んでるけどお前まだ余裕あるな。
 神楽がパトカー止めるところはかっこよかったです。
 ここ実写でもしっかり再現されてたね。
 こうしてパトカーを乗っ取って一同は、近藤が乗っているという列車を目指します。
 そのパトカーの中の無線で、土方を殺したか、近藤を暗殺してもやつが生きていたら意味が
ないぞ、と不穏な内容が。

 近藤は列車の中で、伊東の手のものに刀を突き付けられていた。
 伊東としたらもう勝利を手にしたも同然って気持ちだっただろうね。
 そこに沖田が乗り込んでくる。
 彼は激怒していた。
 伊東は、君は土方派だったのかといってるけど沖田にはそんなことは関係なかった。
 近藤の隣は自分が立つ、そう決めていたから。
 
 列車に爆弾を仕掛けて爆発を起こし、その間に近藤を助ける沖田。
 表情が柔らかいんだよね。
 この差がすごい。
 
 車で向かう銀時は無線で真選組に呼びかけた。
 近藤が殺されそうになっている、全員助けに来い、俺は土方十四郎だ!と。
 そして座席の後ろで僕知らないもんと言っているトッシーに銀時は、テメーが真選組人に
押し付けてくたばるたまかよ!と怒鳴りつけた。
 くたばるなら大切なものの傍らで剣振り回してくたばりやがれ、と。
 銀時の過去を思ったら、割と重いセリフだと思います。
 
 近藤を後ろの車両に逃がした沖田はそこで連結を切り離す。
 そんなあんただから命はって守る価値があるのさ。
 かっこいいセリフ。
 ところが鬼兵隊もやってきた。まあここらは伊東らしいというか、万が一のために
策を張り巡らせていたんでしょうね。
 沖田が、自分も一人じゃねーんでっていうのが良かった。
 いつの間にか隊服に着替えた銀時らが駆けつけてきていた。
 伊東は驚愕します。
 土方がいたことに。
 とはいえ中身はトッシーなんだけどね。

 沖田は、見知った顔も見えるがそっちについたからには死ぬ覚悟はできてるんだろうなと。
 ひとたび敵に回れば容赦はしないってことですよね。
 近藤だったら多分そんなことはできないと思う。
 情をかけてしまう人だからね。

 伊東は最後の戦いをすべく万斉のバイクに乗って列車の外へ。
 まあ沖田はこんなもん屁でもないから一瞬で切り伏せるけど。
 強いねえ。
 
 銀時はかけつけてきた真選組に請求書渡そうとするも、彼らはごまかして逃げました(笑)。
 この後近藤を救助しようとするも放ったバズーカが近藤がいた付近にヒット。
 危うく暗殺するところだった…!
 近藤は銀時に、このまま土方を連れて逃げてくれという。
 自分は土方を信じなかった大馬鹿野郎だと。
 てか純粋に疑問なんだけど、切り離されて動力ないのになんで車両まだ動いてるの?
(そのツッコミは話の展開上しちゃダメなやつだ!)
 
 ここで誰かが無線を使った。
 アーアー
 ヤマトの諸君!
 まあ戻ってきた土方なんだけどね。
 まだトッシーが抜けてない演説内容は笑いました。
 土方十四郎ナリー!って言っちゃってるもん。

 この話していく中で、トッシーから土方へと変わっていくのは、さすが声優さんだなと思いました。
 「ありがとよォォォ」って言いながら刀を抜く土方かっこいい。
 前方の車両にぶつかりそうになって土方が体はって止めるんだけど、そのうえで近藤が、
車両から出てきた沖田と話してて笑える。
 
 こっからは伊東と土方の戦いです。
 …さっき伊東、万斉のバイクに乗ってたはずだけどまた車両に戻ったのかな?
 
 銀時は万斉と戦ってます。
 またヘッドホン取りなさいとか言ってる。
 万斉は銀時のことを面白い音だと言ってるけど今のトレンドは「面白れーヤツ」だよっ!
(なろう系とかで定番のセリフ。なお言うのは大体主人公(女)が接触を避けたい男キャラ)
 鬼兵隊は伊東を頭から信用したわけではなく、失敗したときのためにわなを仕掛けていた。
 橋に爆弾を仕掛けていて、列車が通ると爆発するようになっていた。
 
 ここで伊東と高杉が屋形船で話すシーンが出てくるけど、お互い利害の一致で手を組んだ
ように見えて、実は高杉がうまいこと伊東を利用してるだけだよね。それに気づかないからこそ
こうやって利用されてしまうんだろうけど。
 
 目がさめた伊東は列車が爆発しており、自分の左腕が吹き飛んでいることに気づいて
パニックに。
 落ちかけた伊東を助けたのは近藤でした。
(伊東の過去が出てくるけど割愛)
 ずっと一人で孤独を感じていた伊東。
 彼がずっとほしかったものは真選組にあった。
 彼はようやくそれに気づいたのでした。
 そこに最初からあったのに自分で見えなくしてしまっていたんですね。

 ヘリがやってきて伊東らをせん滅しようとする。
 それを助けたのは土方。
 駆け下りてきてヘリを撃退するのがかっこいい。
 その土方の手を取り引き上げる伊東。
 こんなところで死ぬなとお互いに言い合うのが良い。
 ヘリの攻撃に身を挺して近藤をかばう伊東。
 このあと銀時がヘリを万斉の三味線の弦を使って叩き落すのがいいなあ。
 はい、万斉君突き指ね。
 主人公だからヘリから乱射されても当たらないもんね。
 「今も昔も護るモンは何一つ変わっちゃいねー!」
 こういう、ポリシーずっと貫き通してるのがいい。

 真選組は残りの残党をせん滅しに各々戦ってます。
 沖田が一番ダメージ低そうですごい。
 伊東のもとにやってきた新八と神楽を見て、君らは真選組ではないなと
言う伊東。
 さらっと流されてるけどすぐ気づくのすごいと思うんですよ。神楽は女だから
わかるにしても新八はね。ちゃんと隊士の顔と名前が頭に入ってるということだから。

 このあと瀕死の伊東を土方はみんなの前で切った。
 裏切者ではなく、真選組の隊士のまま死なせるために。
 ありがとう、と言って力尽きる伊東がよかった。
 みんなとの絆はちゃんとあった。

 高杉は万斉に失敗したというけれど、万斉はもともと春雨を密航させることが目的だから
問題ないと言った。
 すっかり忘れてたけどそうなんだよね、この後のことにかかわってくるんだよね。
 万斉が、「銀時が、守るものは何一つ変わってないと言っていた」と伝えるのだけど高杉は
どういう思いでこれを聞いていたのだろう…。

 山崎の葬式が開かれてるかと思いきや、犬の葬式でした。
 ここ山崎が葬式みながらどうしよどうしよと考えてるシーンで、後ろに遺影がちゃんと
2つあるんだよね。うまいわ。
 自分の葬式ではないことを知り愕然とした山崎はみんなを驚かせるべく乗り込もうとするの
だけど、その背後からやってきたのは土方だった。
 ちなみに土方ここに来る前に銀時らと話してるのだけど、マヨをかけた団子を神楽がこっそり
食べて吐いてたの笑った。そんなに合わなかったか…。
 
 さてこのあともBGオンリーがあるのですが、また妖刀に乗っ取られてるトッシーで笑える。
 沖田も巻き込まれたみたいになってるけどこれバカイザーの映像うまく使ってるなあ。
 近藤はゴリラになってた。よし、変化はないな。
 山崎は食べかけのアンパンに…。食べかけってのがまたチョイスいいですね(笑)。
 土方はなんとか元に戻って、次の四天王篇の予告をするのでありました。



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