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名探偵コナン 隻眼の残像 |
4/21鑑賞
今回は大人のコナンって感じでめちゃくちゃかっこよかった。
頭いい人達がそろってるとこんなに、「あれをしろ、これをしろ」がなく犯人追跡が進むんだなって
すごくかっこよかったです。
長野県警ってあんまり知らなかったんだけど大好きになりました。
あとこの映画でのみ登場する長谷部さん。本編にも出てきてほしいです。重要な役どころ
だからひょっとしたら今後出てくるかもしれませんね。
もう原作に出てたら申し訳ない。
今回はめちゃくちゃ細かくメモとりました。が、スピードが間に合わなかったとこもある(笑)。
みんな頭いいからコナンと長野県警パートではさくさく話進んでしまうんですよね。
はえーよって内心思ってました。
あと映画始まる前に、岸部露伴とサンダーボルツって作品で鑑賞マナーCM流れていたけど
めちゃくちゃ面白かったので、映画始まる直前じゃなくて少し余裕もって入ることをおすすめします。
(ただし、映画始まる前のCMはめっちゃ長い…体感15分)
こっから本編です。
今から10か月前。
逃げる犯人を追っている大和。まだケガ負ってない頃ですね。
彼は犯人を追い詰めようとするも何者かから発砲され、左目を負傷。
彼は怪しい人物が車から降りて何かごそごそしていたのを見るも、そのまま雪崩に
巻き込まれてしまいました。
この規模考えてたらむしろよく生きてたなと…。
で、10か月後。
国立天文台野辺山という場所で観測をしていたまどかは停電にあう。
パソコン落ちないのは別電源か非常電源なのかな。まあこれだけのものが落ちたら
大変なことになるもんなあ。
確認に赴いたら不審者が出てくるところで、まどかは追っていく。
私ここ感心したんですけど、相手がどんな武器を持ってるかもわからないのによく
おっかけたなと。部屋に引き返して施錠して警察に通報したらいいのに。
(物語終わらす気か)
犯人は逃走、この時にウサギがニンジンを抱えた鍵が落ちてました。これはもともと
施設のものっぽいな。
この事件に駆けつけてきたのが、上原と大和でした。
あのケガから早々に現場復帰ってすごいけど、この間にこないだテレビでやってた
事件があったんですね。上原が全然別人だったやつ。
大和ってあの事故以来性格変わったのかな。めちゃくちゃ威圧的なんだけど。
一方そのころ少年探偵団は衛星放送が映らないとがっかりしてた。
普通にアンテナ買いなさいよ博士。
仮面ヤイバーが見れなくなって残念がってる子供らに天文台のチケットをくれた。
先ほど出てた国立天文台野辺山に大学時代の後輩がいてチケットをくれたらしい。
冬休みでいくのにはちょうどいいと。
だからなんでいつも映画公開時期と季節ズレてるんだ…。
ただしコナンはいかないらしい。
サッカーを蘭と見に行くようです。
サッカー場で殺人事件が起きなければいいが…!
探偵事務所では毛利探偵が寝てるんだけど、テレビのニュースでは刑事訴訟法
改正の話が云々やってた。わざわざ画面流すってことはこれからの伏線なんだろうね。
テレビのリモコンがなかったんだけどスマホのアプリでなんとかなったみたい。
最近スマホってこんな使い方できるんだ。
知らなかった…。
毛利探偵に電話かかってきて蘭が出るんだけど、毛利に電話が云々言ってる時に
受話器押さえてないのなんの意味もないですやん。会話筒抜けだよ。いいけど。
ワニか、という毛利。
ワニと呼ばれたサンジは(サンジちゃう)、今は改革準備室というところに左遷されて
いるのだという。
本名は鮫谷、実はかなり優秀で毛利が警察官時代負けていたのは銃の腕だけ、
の模様。
てかパソコン画面、なんの模様って思ってたら全部ファイルだった。どんだけファイル
ならべてんだよおい。
私パソコンの画面はすっきりさせたい派でございます。
ワニは突然、長野県警の大和を知っているかと毛利に聞いてくる。
10か月前雪崩被害にあったのだと。
そうして彼は画面を見て何か気づいたようで、今から会えないかと言ってきた。
毛利が断ると、明日は自分は長野にいくから…週明けの月曜に会おうという鮫谷。
もし彼が今すぐ毛利にあえていたら…殺人は起きなかったのでしょうかね。
この映画の謎も多分10分くらいで解決して残りこれまでの劇場版総集編編上映になってたと
思うんですけど。(ダメ)
てか私はてっきりここで、長野にいった鮫谷が殺されるかと思ってたんですがねー。
長野からは何事もなく戻ってきていたようです。
ファイナルディスティネーションだったよ。(ニッチな人にしか伝わらないネタやめなよ)←死のフラグからは逃れられない
月曜になり毛利探偵や蘭、コナンは鮫谷と落ち合うことに。
ところがその鮫谷は会う前に誰かに殺害されてしまった。
銃声を聞いてとっさに駆け付けるのはさすがですね。
犯人を追いかけるコナン。犯人はバイクで逃走。
てかコナンの追跡テクニックをかわす運転テクとか、蹴られたボールをかわす運動神経の
よさとか、ここで犯人を示す伏線はすでにあったんだなあ。何者だって思ってたけど。
なおキックボードで道路を走る行為はコナンだからできます。普通のお子様たちは絶対にまねしないように。
爆音OPが始まります。
いつも思うんだけどこの爆音もう少し音をしぼれないもんですかね。
鼓膜につきささりそうだよお…。
警視庁の現場検証が入るのですが。
鮫谷の死体がそのままにされてるのは不自然さを感じました。
死亡確認できるのは医者だけなので、ふつうは救急搬送ですよ。
まあ医者がたまたま近くにいてその場で死亡判定下したのかもしれないですが。
これ何か関係してくるのかなと思ったけど特に何もなかった。
毛利探偵との関係演出のためでしょうね。
目暮警部が普通にコナンと捜査状況やりとりしてるの笑ったわ。
誰もつっこまない…。
鮫谷がいた部署に訪れた白鳥が、最後にアクセスしたファイルは大和が雪崩に巻き込まれた
事故だったと連絡してくる。
毛利もワニは長野に行くといっていた、と思い出します。
ところが長野県警に鮫谷はきてなかった。
では誰に会ったのか。
長野県警にいっての捜査になるけど、ついていこうとしたコナンを毛利探偵がついてくるなと
強い口調で止めた。
いつもの、しゃーないな、じゃないんですよね。
こういうところがかっこよかった。
でもコナンはいきたそう。
ということで。
園子にサッカー観戦チケットあげました。
サッカー選手応援してたら京極さん嫉妬するんじゃない?とかいって。
蘭、わりと策士(笑)。
長野についた少年探偵団のうち、灰原がしあわせの鐘をじーっと見てるシーンはちょっと
よかったな。本編とは何も関係ないけど思うところあったのだろうなと思います。
あと、長野ってあさま山荘事件があったところですね。
あさまって名前出てくるまで何も思い出さなかったわ。
そういえばこの一連の事件って、あさま山荘事件を一部ベースにしてるなと思うところが
ありました。(後述)
毛利らはなぜ大和がなだれに巻き込まれることになったのか、の話をしていました。
ことは8年前にまでさかのぼる。
猟銃店に深夜強盗が入り、たまたまそこに居合わせた店員の女性がけがを負いながらも
通報ボタンを押し、犯人は逃走。
犯人の一人はすぐ逮捕されたものの、もう一人は逃げていたもののすぐに逮捕された。
ところがこの犯人逮捕に協力した巡査はもう死んでいると。
それがあのアニメでやってた、なんとかさんって巡査ですね。(名前思い出して!)
風林火山がどうとか…。(それは犯人が使ってたやつ!)
この猟銃店強盗事件が、あさま山荘彷彿とさせるなと思いました。
6年前、犯人のうち後日捕まったほうの御厨は仮釈放中に失踪した。それを大和が
雪山の中で見つけ、追って行って連絡を絶った、ということですか。
みんなはもう大和が死んだものとあきらめていた。
ところが諸伏は執念でこの御厨を見つけ出し、問い詰めた結果、なだれが発生して
大和がそれに巻き込まれたことを知った。山の状況を見た諸伏は、長野側ではなく
山梨側の病院に大和が収容されている可能性を考え、見事見つけ出したということですね。
(諸伏はこの時の強引な捜査がもとで、一時左遷されていた)
wikiみたら、死んだものと思っていたと書かれていたけど、彼の性格上大和が死んだと
簡単に思うような人じゃないからこそ、大和の代わりに御厨を逮捕してから大和を探そうと
してたんじゃないかなあと思うんですが。
ここで、長野県警と警視庁の刑事があうわけですが。
毛利探偵が長野県警サイドに佐藤刑事と高木刑事をアベックって紹介してて笑いました。
言葉が古いわ。てかちゃんと紹介したげて。
で、警視庁サイドには大和と上原をカップルって紹介してるし。
大和はそんなことよりコナンがいないことを気にしている様子。
頭がいいのはコナンのほうってわかってるもんなあ。
そのコナンは蘭とともに長野に到着していたのだけれど、蘭にマフラーちょうちょ結びに
してもらってた。かわいいけどこれ実際にやるとかなり邪魔です(笑)。
そんなコナンにぶつかってきた男性がいたのだけどコナン、即座に盗聴器をしかけられた
ことに気づいた。普段自分もよくやってるから敏感なのですね…。
実はあの通りすがりの男性は公安の関係者で、風見からの指示によって盗聴器をつけて
いたのでした。
風見さんは警視庁公安部だから安室とは別に動いてるのかな。安室は警察庁だから管轄
違うんですよね。
佐藤はさっそく大和にどうやって雪崩から助かったのか尋ねる。
ところが彼自身も知らないという。
誰かふもとの公衆電話から通報してきて、病院に搬送されたのだと。
そのあとあの8年前の話になり、御厨はムショで服役中、もう一人の鷲津は服役はしておらず
執行猶予がついたことがわかります。
同じ罪でなぜなのか。
コナンはこの事件の詳細を聞くためにある人物にコンタクトをとる。
で。
長野県警に戻ったら、舟久保が大和に詰め寄ってきた。
8年前の事件で鷲津を探せと警察に要請しているのでした。
鷲津は執行猶予があけたら失踪したらしいです。
警察としてはそれはもう刑期終えてなんも問題ないから捜査とかできないですよね。
舟久保にしてみたらあいつらは真希を殺したも同然だというのです。
あの強盗事件の時、ナイフが足に刺さってけがをした真希さんはスポーツ選手だったけども
そのけががもとで成績を出せず、選手として成功することはできなかったため自殺してしまったそうです。
だから殺したも同然だと。
私ちょっと冷たいことを言いますけども、恋人がいて親御さんがいて、なぜ支えてあげられ
なかったのだろうかと思います。もちろん回りが献身的に支えたところで自殺してしまう人は
自殺してしまいますけども、どうやら結婚を考えていた恋人だったっぽいのに、真希さんを支えることなく
何をしていたのかと思いました。
もしその相手がもっと真希さんのそばにいたら結末も変わっていたのではないかと。
諸伏がきて、鮫谷は御厨に面会していたことがわかった、と言います。
一方警視庁では、黒田に長谷部が今回鮫谷が撃たれた銃について、大和の事件が
関係している可能性があるから長野県警にいってくると言ってました。
こういう行動を許してる時点で何かありそう。
検察の人間だそうですが。ふつうは分野違いだから警察は首突っ込んでくるのいやがる
もんね。
コナンたちは少年探偵団と合流。
彼は毛利らが御厨と面会することを盗聴してました。
お前も盗聴すんのかい。
山梨の刑務所にて服役している御厨。
担当しているのはあのコナンに盗聴器しかけた林でした。声で気づくコナンさすが。
私も野沢雅子さんの声なら聴き分けられるんですけどねえ。(突然)
あと大和と林が親しげにしてたけど、大和が雪崩で入院していた時にいろいろあって親しく
なったようです。
子供らは博士のクイズを。
珍しく灰原がわからないって言ってて面白かったけど、うっかり正解してたの笑った。
コナンは天文台に入る前安室に連絡していた。
ここから先は携帯の電源を切ってくださいって場所だったのでその手前で。
なぜ鷲津が執行猶予になったのか。それは司法取引をしたからでした。
なるほどね。
御厨の情報をはくかわりに刑が軽くなったと。
風見から安室に連絡が。
安室はこの流れでコナンに盗聴器をしかけたのは風見の指示だと気づいた。
山梨県警の隠れ公安に依頼したのだと。
鮫谷が長野の事件を調べていて、そこにコナンが現れたから盗聴器つけてるらしい。
そんなこそこそせんでもコナンに「事件の概要知りたいから盗聴器つけて移動して」
って言ってたら普通につけさせてくれたと思うよ(笑)。
コナンが外さないのは安室と情報共有できるからとのことでした。
合理的。
灰原は博士クイズに正解したので、なんかビーム使って星空にアーチ描く操作してた。
うまいって褒められてるけど、中身科学者だもんな。
てか御厨との面会…。人多いな。
大和は具合が悪くなって退出。
毛利が、鮫谷がきたよな、何を聞かれたという。
ここ、ワニがきたよなって言ってたけどそんなん言われてもわからんて。
何かとワニ、ワニって言ってたけどみんなきょとんとしてたでしょうが。
諸伏が御厨に、仮釈放後姿を消し、ここ長野で見つかったのは、鷲津を殺す
準備をしていたのではないかと指摘。
そこを大和に見つかって逃げてあの事故に至ったというわけですね。
案の定御厨は鷲津を恨んでいました。
お前全然反省してないな。あと何年か追加してもいいんじゃないの。
コナンはこれから向かうキャンプ場が山梨刑務所近くを通ることに気づき、
わざとそこで車を止めてもらいます。
こうして長野県警と無事合流。
ここでさすが長野メンバーだなと思うのは、コナンが意図的に自分たちと合流しようと
したことを悟り、大和が、うち(県警)にいったん来いと声かけたことですね。
コナンは林に、公安の人だったんだね、盗聴器はこのままにしとくよと声かけてました。
お前、正体ばれないように小学生のフリしとく設定どうしたよ…ちょいちょい忘れてるな。
鮫谷は大和にも会おうとしていたけれども、大和は会ってないと。
何があったんでしょうね。
コナンは鮫谷が狙撃された時の様子を思い出し、犯人はあの時ライフルをもって
なかったといいます。
大和、自分を銃撃した犯人は何かしようとしていた、思い出せない記憶の中に
鍵があるという。
その時長谷部がやってきました。
コナンはとっさに隠れる。
子供である自分がいて怪しまれるのを避けたんでしょうね。
もう警視庁も長野県警も彼がいることに違和感持ってないから…(笑)。
コナンのほうは安室から連絡を受けて、なぜ鮫谷は大和の事件のことを
調べはじめたのかと聞いてる。
その場にいた人間(狙撃犯)をなぜ探し始めたのかと。
安室は答えない。
ということは公安案件なんだろうね。
安室がいったのは、法制度が変わる話でした。
要するに司法取引が日本でも始まるってやつですね。
そのころ大和はいてもたってもたまらなかったようで、上原とともに自分がなだれに
あった現場に向かってた。
いやいやあーた。
夜の雪が降る中二人でって無茶だよ…。
この車の中で、大和は、上原が自分が行方不明になってる間に警察やめて結婚していた
ことを言ってる。
それは自分たちの恩人が死んだ事件を調べるためではあったのだけど大和は、そうに
しても自分は結婚まではしないという。
まあ確かにねえ。
ではどうすればよかったのか、と詰めよる上原。
そこに犯人の銃撃が。
こいつ空気読めないな…。
少年探偵団が、銃声がしたといって光彦と元太が飛び出していくんですね。
こいつらバカじゃないの。
誰かが動物撃ってるのかも、ダメって教えてあげないとって言ってたけど、自分らが
間違えて撃たれる可能性とか考えないのかね。(山の中で人を獣と間違えて誤射し
死亡事故に至った例は非常に多い)
てか銃持ってる相手に飛び出していくとか無謀でしかないんだけど。
まさに怖いもの知らずですね。
彼らは何も知らず、大和と上原が脱出した後の車を見て、燃えてると大騒ぎ。
そこに犯人が銃をかまえてやってきた。
撃たれそうになった時に駆けつけてきたのが蘭。
さすがこういう時は頼りになりますね。
蘭は蹴ったときに、銃身にけりがあたらなかったのを不審に思う。
なんか袋みたいなのに入ってるんだけど、スカった、みたいな。
蘭がピンチになって撃たれそうになって、光彦は警察に通報した、写真も撮ってると
つげ、犯人は逃げていくのでした。
よかったなあ犯人がお前ら全員射殺してスマホ持ち去るような人間じゃなくて…。
ここ、犯人特定に必要だったのはわかるけど、さすがに銃声して飛び出していくのは
やめろとしか。
逃げた大和と上原は、山の中に炭焼き小屋「ブッパ」というのを見つけて逃げ込んでいた。
警察の非常無線?かなにかしらないけど作動させてた。
それが長野県警の建物の中で、非常信号発動ってアナウンス出ていて、実際にあるのかは
知りませんけどかっこいいなと思いました。
携帯の電波が入りにくいところではこういう衛星電話みたいなのがあるのかなあ。
いこうとするコナンに毛利がお前はここにいろ、というのがよかった。
今回本当にシリアスモードで、毛利探偵はコナンを危険から遠ざけようとしてるのが良いと
思います。
みんなが駆けつけると炭焼き小屋の中で大和と上原が茶飲んでた。
おい…。
ここの管理人は大友といって、5年前にここにやってきて住み着いたようです。
諸伏が冷静にあちこち観察してるなあ。
5年前か…なんか妙に数字あう人がいましたな。
子供らはキャンプ場は危険ということで天文台にきていたけど、急なことでここには
泊まる場所がないらしい。
職員の宿泊室くらいあるでしょうよ…。
そんで一同炭焼き小屋にいこうってなるんだけど、あんな狭いとこにさらに大勢で
押しかけるなよ。
小屋では大友がライフルに似た装置を持っているのにコナンは気づいていました。
これは、山に設置している発信機を使って定期的に小さななだれを起こし、大きな
雪崩が起きないようにするものだそうです。
諸伏は今回の銃撃は、犯人は大和があの時自分が何かしていたのを目撃されたと
思っていて、そのために狙っているのではと推理。
そこに長谷部がやってきて、犯人はまだ山の中にいるとして山狩りが行われます。
いや夜の雪山はさ…。どっかの室井さんみたくなるぞ。(踊る大捜査線の悪口はやめるんだ)
元太がなんかもごもごしてるので聞いたら、犯人の手袋にかみついた際に一部を
かじり取っていたらしい。
貴重な証拠です。
佐藤がビニール袋を大友に借りにいくのだけど、彼は腕とかわきにあざがあった。
炭焼きでできたあざとか言ってたけどコナンが見逃すはずもなく。
猟銃を構えて撃った時にできるあざだと見抜いていました。
コナンは風見に連絡。
猟銃所持の記録を調べてほしいと言っています。
大友隆という名で調べてほしいと。
今回安室も風見もこき使われてて笑いました。灰原、仲間ができたよ…。(いやな仲間だなおい)
コナンは大和に、あれ(なだれ発生装置)は銃じゃないけど気になると話しています。
大和は昔、珍しい形の銃をいくつも押収したことがあると話す。
上原が、でもそれは年月の経過で規則にのっとって処分されているはずだと。
でもさあ、現実の世界においても横領していたケースとかあるわけだし、本当に正しく
処分されているか、はわかんないですよね。
こういうのこそもちろん現実はどうなってるかわかりませんが、処分の必要がある危険な
ものに関しては(銃器、違法な薬など)名簿とともに警察庁に送って警察庁が名簿と照らしあわせ
ながら処分という形にしたほうがいいんじゃないかと思いますね。本当に現実はわかりませんが。
コナンは二人を襲った銃には不自然なカバーがついていたことから、本当の銃の形は
不明では?と考えます。
子供らは犯人を目撃しているので長野県警で保護されることになる。
山の中、あの舟久保が墓に花を供えにきていた。
真希が自殺をはかった場所らしい。
いやこんな山の中に墓たてたらあかんて。
(現実世界では墓を作る場所は厳密に規定があります)
今日が命日らしい、
実はあの強盗事件が起きた時、たまたま舟久保が弾薬の数どんだけあるかなって話をしていて、
真希が確認してくると真夜中であるにも関わらずいってしまったのだそうです。
その時に真希は、戻ってきたら話があると嬉しそうな顔をしていたと。
そこから一切恋人の話が出なくなったのがおかしいんだよなあ。
普通恋人がけがをしたって聞いたら駆けつけてくるでしょうと思うのですが。
まあそれはさておいて。
墓には枯れかけた花がありました。
命日の前にそなえられているのだけど、これは山に詳しい人でなければ見つけにくい花なのだそうです。
大和と上原が山の中を進んでいるとまた犯人の銃撃が。
昨日の今日で警察がいるかもしれんのに大胆なやつだなと思ったけど。
普通の犯人なら昨日の銃撃で警察がいるかもって思いますよね。
でも警察は犯人を見つけられず引き上げていて、主なメンツも下山している。
ということは犯人は警察の動きを知れる立場にいるってことになります。
その時点で大友は容疑者から外れるね。
で。
ここの応戦シーン諸伏がめちゃくちゃかっこよかった。
やばいコナンで一番好きなキャラになったかもって思いました。
本当にかっこいい。
ただし犯人追い詰められず、ピンチになってる。
だからさーお前らなんで3人だけで解決しようとするんだよ。
ピンチに陥った大和と上原を助けようとした諸伏は犯人に足を撃たれ、しかも転がった先が
がけで、とっさにあの緊急通報のを投げて下に落ちていった。
長野県警またアナウンス入りましたね。
ところが諸伏の落ちた場所は氷の張った湖だった。
浮き上がることができず薄れゆく意識の中で、彼は自分の弟が助けてくれる映像を見ます。
死んだのではという問いに、頭のきれる仲間がいて死んでるように偽装してくれたと。
それを聞いて諸伏、そんなことはないのだと冷静に判断するのが悲しすぎますね。
警察無線を聞いて駆け付けたというのなら一人であるはずがない、と。
この夢の中にずっといれたら、ってどれだけ思っただろう。
でもここで死ぬわけにはいかない。
彼は上に向けて発砲。
それを見たコナンがサッカーボール蹴って湖に穴をあけ、毛利が諸伏を救出。
ここ、「沈黙の15分」のオマージュでもあるのかなと思います。
あの時雪崩にうもれたコナンはサッカーボールを噴出して居場所を知らせていたから。
ふと、思い出しました。
運ばれていく途中で諸伏は「景光」と口にする。
それをコナンや風見が聞いていました。
てかあのちょっといいですか。
諸伏救出はいいけど、犯人が潜伏してるの皆さん忘れてませんか。
銃撃される可能性とか。
ここで雪崩が発生した。
コナン、炭焼き小屋に行くとあの装置がない。
みんなは逃げようとするけどもこの場に逃げる場所などなかった。
コナンは反対側の山の装置を使って雪崩を起こして止めることを提案。
小屋の中にあった酸素ボンベを蹴り、それを大和が狙撃することで大きな音を出して
装置を作動させ、雪崩を起こすことに。
ここのシーンねえ、めちゃくちゃかっこいいんですよ。
最後絶対あの人が撃っただろうって思いました。
雪崩は起きたものの間に合わず、毛利はコナンをつれて避難。真っ先にコナンを小屋の
中に放り込んで自分がかぶさるようにして守るのいいなあ。
大和は一人置き去りにされて雪崩の中に。
再現されてるやんか。
一旦下山した一同。
諸伏も一応大丈夫だそうです。
あと、元太が噛んでた手袋は鹿革だと判明する。
ここに佐藤が駆け込んできて、大和が発見されたものの死亡が確認されたと報告。
このシーン、表情が描かれてないから変だと思ってたんだよね。
絶対死んでないだろうなとは思ってたけど、上原は話聞かされてるのかどうなのかな…と
見事騙された。
10か月前、犯人はあの山の中で何かをしていた。
だから鮫谷と大和を消した。
ここで蘭が唐突に、なんで鮫谷をワニというのかと言う。
サメのことをワニというのは主に島根の出雲地方ですね。サメ肉が販売されてるのへ
ワニってラベル張られてたりするし。
あと風祭が、猟銃所持の名簿について、大友という人間はいなかった、御厨が登録されて
いたといってくる。
コナンは戸籍を調べてほしいといいます。
あと、安室には鮫谷が殺されてから公安が調査に動いている、鮫谷は公安だったのではないか、とも。
鋭いですねえ。
安室は答えないけどコナンは自分は犯人にたどり着いているといいます。
つまり裏付けをとるためにコナンは安室に聞きたいことがあるんでしょうね。
毛利や蘭のところに新一から真相を記載したメールが届いた。
毛利は舟久保を呼び、鷲津が見つかったと告げます。
それは大友であると。
8年前事件を起こし、3年の執行猶予つき判決を受けたあと、鷲津は姿を消した。そして大友が
5年前にここへいついた、ということと、猟銃所持に大友の名がなかったことからコナンはその
推理に至ったんだろうなと。
てか事件起こしたやつって猟銃所持の許可下りないと思うんだけど…。
昔の所持許可ってことなんだろうか。
それにしてはあざがずっと残ってるのはおかしな話なんですが。
ここらちょっとわからなかった。
もう一度見に行ったらわかるかな。
舟久保は激怒するも、鷲津が間接的にとはいえ死なせてしまった真希のためにここにきて
墓石に命日の前に誰ともあわないように花を供えていたこと、この山で何か困った人のために
いろいろ助けていたことを知り、涙を流すのでした。
そして大和を助けたのも大友だったことが判明する。
立場上身元を公にできないから通報だけして立ち去ったんですね。
あと、ブッパという名前は御厨と自分にだけ通用する名前で、自分を恨んでいる御厨が
復讐にきたらあえてそれを受け入れるためにここにいたっぽい。
そこまで反省できる人がなぜあんな事件を起こしたのか…。そこらは説明なかったですけどね。
あとすごく良いシーンだったけど佐藤さん、あざ確認するためにはぎとった上着返してあげて…。
雪がちらつくなかで素肌にオーバーオールはさすがに寒いから…。そっち気になってしまった。
天文台に一同集まりました。
ここで二人が殺された現場検証をすると。
…ふたり……鮫谷と…誰…?え?
まあいいや。
ここから本当に真犯人のネタバレありますのでご注意ください。
鮫谷は隠れ公安でした。
コナンは林もだよとばらす。
慌てる林だったけれど風見が現れ、問題ないと伝える。
林は隠れ公安として山梨県警に配属されたがそこは、銃器や爆発物を処分できる課だった。
それを利用して林はライフルとして使える銃を手に入れた。
だから見た目はライフルのように見えて小さな銃だったから、鮫谷を狙撃した
時駆け付けたコナンがライフルを発見できなかったんですね。
さらにバイクを置いて逃走したあとコナンが見失ったのは、近くに警視庁と警察庁が
あるから警官として逃げ込める。だからばれなかった。
山狩りで犯人が見つからないのも捜索隊に堂々といたからだった。
諸伏がとっさに発信した緊急信号も警察だから切り方を知っていたというわけですね。
なぜコナンは怪しいと思ったのか。
みんな、毛利が鮫谷のことをワニと言ってまわってきょとんとするなか、林だけが鮫谷の
ことだと理解していたから。
つまり鮫谷と話をしたことがあるからですね。
なのに知らないフリをしていた。
ここで大和が登場しましたよ。
やっぱり生きてると思ってた。
あと、諸伏の言葉に蘭が目をキラキラさせて「孫子の言葉ですね」って言ってたの笑った。
コナン君、得意げに推理してる間にあなたの彼女、イケメンにキラキラしてますよ(笑)。
大和は雪崩に巻き込まれて思い出したという。
あの時、御厨を追っている中、山の中で林の姿を見たのだと。
山の中で林…木がいっぱいだけに(シッ)。
実は今回なだれが起きた時、大友が炭焼き窯の中に大和を入れて助けてくれていた。
ここでコナンと話して、一芝居打ったようですね。
コナンは風見に工作を頼んだと。
では林は何をしていたのか。
天文台の移動式アンテナを積んだ車を盗み出し、電波を受信して盗聴していたのでした。
公安のやる盗聴は規模が違うな…。
10か月前は車を戻したから気づかれなかったんでしょうね。
それは、日本政府のやりとりとかアメリカの通信情報で、林はこれを公表すると、ある目的で
政府を脅していたのでした。
病院入院中の大和の世話をしていたのは、記憶を取り戻しているか、自分に気づいたか
どうかの確認か。まあ犯人ならそうするよね。
そして長谷部の正体も明らかに。
彼は検察の人間ではなく、内閣情報調査室の人間でした。
内閣安全保障室とはまた違う部署か。
林が脅したことで、内調と公安が犯人を突き止めるべく動き出したんですね。
そしてあの場所で電波が傍受されていたことに気づき、鮫谷が調べ始めたと。
鮫谷は電波傍受となだれ事件が同時期に起きたことに、毛利と電話してる最中ファイルを
見て気づいた。だから長野にいった。
ところが林も隠れ公安だと知った鮫谷はいろいろ話しちゃったんですね。
(現実にはこういう風に、公安同士が情報交換することはないようです。捜査の内容考えたら
当たり前なんだけど)
で、林は大和にあわせないために、雪崩の時の記憶ないみたいですよーといったので鮫谷は
大和に会わずに帰ったと。
ただ鮫谷が調べていることに危機感を持った林は射殺したわけですね。
てか犯人わかってみると、公安だからあの身体能力って納得なんだけど、それにしては林は
もっさりしてる感じだったから違和感あった。
なぜ林はこんな事件を起こしたのか。
それは真希の恋人だったからです。
鷲津が執行猶予つきの判決なんて軽すぎる、司法取引制度が成立すれば今後も
こんな風に軽い判決で出てくるやつがいる、真希は自殺したのにそんな判決は許せない
というわけです。
だからさっきも書いたけど。
なんでお前は全身全霊で真希さんを支えようとしなかったんだよ。
この作品の中で唯一それが言及されてなかった。
結婚すれば解決するとは言わないけども、夢が絶たれたならそばにいて支えることが
一番重要だったのではないかと思います。
公安という仕事の忙しさで真希さんのことがおざなりになっていてあんな結末になったのを
逆恨みしてるようにしか見えませんでした。
なおあの証拠となる手袋を今も林はつけていたけど、これは真希からのプレゼント
だったみたいです。
それを殺人するのに使うなと。
こいつも心ぶっ壊れてると思うわ。
というわけで、林はまだまだ政府を脅せる情報は持ってるんだーと、天文台の
車を奪い逃走します。
貴重な天文台の施設がぶっ壊されまくってるやんか!
お前この天文台のアンテナ何億すると思ってんだ。100憶単位のものバカスカ
壊しやがって…!
これ誰が弁償するんですか。(黙ってろ)
ここのカーチェイスというかめちゃくちゃかっこいいんですよ。
長野県警組が主なんだけど、諸伏がかっこよかった。
あとコナンは灰原に連絡して、アンテナでレーザーを出せ、向きを変えろとわりと
むちゃくちゃなことを指示してます。
ここの連携もよかった。
上原が車止めようとして止められず、しかも逃げようとして失敗して、犯人の車に
のったままってのがなんとも。
いや警察の銃ごときじゃ、動くアンテナ車(大)は無理だから。
クレーン車撃って止めようとするようなもんだから。
諸伏がコナンがやろうとしていることに気づいてヒント出すのよかった。
オープンカーかっこいいな。
上原が意識を取り戻して林にやめるよう言うんだけど、俺の覚悟がわかるかとか
怒鳴られた。
怒鳴られて初めて上原は大和の気持ちが分かったんじゃないでしょうか。
あの、犯人に狙撃される前にいちゃいちゃしてたアレね。
林は自分と似たような立場で共感できるところがあった。でも大和は上原に、自分なら
捜査するにしても結婚まではしないといった。それは好きな相手が死んだと簡単には
あきらめないって意味が込められてしたんじゃないかと。
このあと大和が、腕を広げて「由衣、こい!」って叫ぶのがかっこよかったし、大人の
恋愛だなあって思いました。
高木と佐藤より私はこっちの二人のほうが好きです。
コナンはというと、諸伏の車の後ろの部分をジャンプ台にして飛び、スケボーがわりにしてた
コンクリ片で飛んできたレーザーを運転席に直撃させた。
毛利は風見にお前が撃ったことにしてくれっていって撃つ。
さすがだね。
しかも3回撃って同じ場所にあてるとか。これは毛利探偵でないとできないでしょう。
落ちてきたコナンは毛利がキャッチ。
投げ出された林は、ツキがなかったという。
大和は言います。
お前にないのはツキじゃないと。
「誇りと使命感を持って、国家と国民に奉仕すること、恐れや憎しみに捉われず、いかなる場合も
人権を尊重して公正に職務を執行すること」(高木、佐藤)
諸伏が、あなたになかったのは許す勇気、と加えてました。
毛利探偵にコナンは雪崩をとめたのもおじさんでしょ、という。
フラッシュバックで撃てなかった大和に代わり毛利が撃ったのだろうと。
毛利ははぐらかしつつ、「ちゃんと見てたかよ、ワニ」と語りかけるのでした。
エンディングいろいろ流れるけど、諸伏兄弟が並んでクレジットされていたのうれしかったな。
あと、大友の声は山田孝之さんでした。ちょっと浮いてたなーって思いました。声低くしすぎじゃないですかね。
EDに一城みゆ希さんのクレジットがありました。
灰原が司法取引の話をしてるシーンで証人保護プログラムについてジョディから聞いている
シーンがありましたね。もうあの声は聴けないんだな…。
さでED後はかなりシリアスな内容でした。
安室が林に公安のことを話さないよう念押ししていた。
もし話せば、真希のことがさらされてまたあの父親が苦しむことになると。
かなり黒い安室だけど、公安の仕事としてはこうなるだろうね。
それがお前らのやり方か!とどこかの芸人のようなことをいう林に「知りませんでしたか」と
いう安室。
いいねー真っ黒だよ。
あと風見が、諸伏を助けた時に「景光」の名を口にしていた、というもその時には安室の
姿はありませんでした。
話は最後まで聞きなさいよ。
ちなみに大和が死んだフリをしていたのは上原も知っていたようです。
オーバーリアクションすぎてばれないかと、聞きながらひやひやしてたらしい。
諸伏は知らなかったそうですが。でもこの人は大和は死なないって信じるタイプの
人だもんなあ。
なぜ上原には死んだふり作戦を知らせたのか。
二度も死んだと思わせて悲しませたくなかったからだろう、と諸伏はわかっているようです。
ただの同僚だろとか大和は言ってるけど。
なんか間がありましたよお二人さん。
まだまだ先は遠いようですねえ。
諸伏も傍観者に徹してる部分はあるだろうし。
来年はあの萩原千速と警察学校の話になるのかな?
楽しみですね。
最後に毛利が、鮫谷の故郷がワニという言葉から鳥取県だと分かった、と鳥取に
行くシーンがありました。
サメをワニというのは島根県の出雲地方と広島の一部です。
因幡の白兎神話でも出てきますが鳥取県ではほとんど言いません。
これはちょっと残念でした。
リモコンを毛利が見つけたのは、鮫谷の存在を重ねているのかなとは思いましたが。
それはおいといて、今回は大人の濃厚な話ってところが大好きです。
長野県警組大好きになりました。
またの活躍を見たいです。
そしてできれば本当に諸伏さんの見た夢のとおり、スコッチこと諸伏景光生きていて
ほしいですね。無理だろうけども。
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