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クレヨンしんちゃん
超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ

8/11鑑賞

 映画前の宣伝で、クレヨンしんちゃんを起用しているセンチュリー21のCMが流れて
いて、これはうまいなあと思いました。宣伝効果としては抜群でしょう。

 冒頭いきなり劇みたいなのが始まって、しんちゃんにマサオ君やらネネちゃん、風間くん、
ボーちゃんと仲間が増えていくみたいに展開されてて、冒険もののテンプレって感じで面白かった。
 なかなかかっこよかったですけど、ボーちゃんが鼻水を矢にしてたのはちょっと汚いと思った(笑)。
 何がしたかったのかというと、インドではこういう歌やダンスが行われていて、インドの町と姉妹提携した
関係で春日部でも今度コンテストがあるから、それに出てインドにいきたい、ということらしいです。
 君らめっちゃインドにあこがれてるな…。
 そのためにみんな一生懸命ダンスの練習をし、みさえらは小道具を作って協力してました。
 しんちゃんがスプーン、風間君が鉛筆の杖、ネネちゃんがウサギモチーフの杖かな、ボーちゃんは
弓矢、マサオ君だけわからない武器だったなあ。なんだろ。現実のではおにぎりだったけど妄想の
世界のやつはなんの杖かわからず。
 みんなが練習サボりそうになった時にも注意してくれたのがボーちゃんでした。
 そういうわけでみんなの協力のもと繰り広げられた歌やダンスは優勝しました。
 インド映画すごくリスペクトしてる感じが伝わってきていいですね。
 
 OPのねんどのやつは、スーパースターにあわせて最後星がいっぱいで面白かったインドテイストでした。

 インドにやってきた一行。
 園長先生が連れてきたんだけど、野原一家もきてます。
 大人一人じゃ不安だったから助かるらしいけどしんちゃんが、ひろしがいなくても会社困らないしね、
って言ってて辛辣だった。
 しんちゃん、本当のことでもいっちゃいけないことってあるんだ…。
 今回しんちゃんが微妙にいつものと服違ってたけど、何かあるかと思ったら特にはなかった。

 ボーちゃんは町の中の雑貨屋?みたいなのを見つけてしんちゃんとともに入っていく。
 行動力あるなあ。
 店員も全然気にしない人だったのか咎めなかったので二人は二階へ。
 たまたまカギがかかっておらず入った部屋にはかぎがかけられた棚が。
 ここでしんちゃんらが帰っていたら残り1時間以上踊るマハラジャになってたかと思うの
ですが、ネズミに驚いたぼーちゃんがぶつかった大きな瓶の中にかぎが隠されていた。
 中を開けてみるとかっこいい感じのリュックがあったのでしんちゃんは気に入ってしまう。
 もちろん勝手に持ち出すようなことはせず買おうとすると、店員はしんちゃんの「あっちに
あった」という言葉から、ワゴンセールの品だと勘違い。
 売ってしまいます。
 ボーちゃんが足りない分を少し出してくれててやさしいなあと思いました。
 外に出たボーちゃんは石を拾う。
 あわせるとハートになる素敵な石で、ボーちゃんは片方をしんちゃんにあげた。
 友情の石ですね。

 ダンスの本番は明後日。
 みんなはダンスが楽しみだというのでした。

 雑貨屋。
 店長が帰宅してきたところに男二人がやってきた。
 彼らはしんちゃんが買っていったとは知らず、あるリュックを探しているという。
 店長が情報をつかんでいると知り、歌とダンスで聞き出すのが面白かったなあ。
 男の名は、カビール・カッチャパパル・パッカパパル・カッチャパパル・パッカパーパルとディル。
なんで片方は名前短いんだよ!
 彼らはリュックを探しているエリート警察官でした。
 店長が結局自白してリュックがあることを明かすんだけど棚にはなく、店員はあれなら子供が
買っていったというのでその似顔絵をもとにカビール・カッチャパパル・パッカパパル・カッチャパパル・
パッカパーパルとディルは捜索を開始することに。
 実はこのリュックには邪悪な紙が封印されており、誰かがそれを鼻にさしたら大変なことに
なるというのでした。
 そのリュックがなぜここにあったのか、は明かされてません。まあそこらはどうでもいいことなんでしょうな。

 しんちゃんらく寝台列車で15時間の旅へ。
 インドってこういう、スローライフの一面がありますよね。すばらしいと思います。
 あくせくしてない。
 インドのジョークだったと思うんだけど、列車が時間通りにこないっていうのはもはや普通のことで、
「今日は時間通りにきたぞ、すごい!」と村人が喜んでいたら「これ昨日くるはずだった列車」って
いわれるやつがあります。それくらい緩い。
 たまたましんちゃんのリュックの下の取っ手をつかんでとってしまったマサオくん。
 なるほどあの取っ手みたいなのが封印だったわけですか。
 鼻の穴にティッシュつめてるようなデザインになった。
 マサオ君はその紙を自分の鼻につめたい誘惑にかられる。
 しかししんちゃんがさっと移動したのでそれはかなわなかった。
 みさえもなりかけてたけどやっぱりしんちゃんが移動したので紙を取らずにすみました。
 
 駅に列車が止まって30分は停車してるというのでその間に昼食をとろうということになります。
 すごいな、私は怖いからこういうときはテイクアウトの商品購入して列車内で食べたいわ。
 時間制限が気になっちゃってゆっくり食べれない。
 
 カレーの店には、ライス、ナン、チャパティがありました。
 しんちゃんがチャパティチャパティ…ってやりだしてて笑った。それカバディな。
 ここでボーちゃんがリュックの紙を見てしまい、1枚引き抜いてしまう。
 そうして鼻にさしてしまいます。
 その途端何かがボーちゃんにやどった。
 前髪がツノのように跳ね上がってますね。コナンの毛利蘭のツノみたい。
 
 注文したカレーが運ばれてくるのだけど、しんちゃんはナンを注文したにも関わらず
チャパティが入ってたんですね。
 しんちゃんはそんなこと気にしないから食べようとするけどボーちゃんは許せなかった。
 いきなり大暴れしてる。
 あとホームにおかれた檻の中にいたラーテルといきなり対決してるし。
 このラーテルは、世界で一番強い存在を求める、ウルフという金持ちが持ってきたものでした。
世界で一番強い存在を自分の友にしたいらしい。
 この話ではわき役…というほどわき役でもないんだけど、見ていてウルフの孤独はなんかこう
心に残ったというか、この人必死なんだなあ…とは思った。

 このラーテルが、ボーちゃんが手に入れようとしていた、しんちゃんが注文したナンの箱を
とったから、ボーちゃんvsラーテルという奇妙な戦いが。
 ガイドのウフンアハーンさんがコーン畑に飛ばされた!
 あれ葉っぱがとがってるからめっちゃ痛いんだぞ…。

 そこにやってきたカビール・カッチャパパル・パッカパパル・カッチャパパル・パッカパーパルとディル。
 あの…ちょっと長いのでカビールに省略しますね。(判断が遅い!)
 カビールとディルはボーちゃんの鼻にささる紙を見てそれを抜くように言う。
 あれは刺したものの欲望をかなえようとすると。
 ボーちゃんの欲望ってかわいいもんだと思うけどなあ。
 てか山寺さんと速水さんのコンビすごいし、めっちゃ銀魂なみのセリフだけどいいのかな(笑)。
 
 ボーちゃんは紙をさしたことによって、暴君になってしまった。
 この映画、ボーちゃんが暴君にというシャレをやりたいがために、ボーちゃんがメインになった
可能性があります!(シッ)
 ウルフはポーちゃんこそが自分の相棒になると見込み、無理に連れて行こうとします。
 カレー店の中で乱闘すんな、全部壊されてるじゃん。
 ここでカビールとディルが戦うんだけど、その前に歌と踊りやってて、しんちゃんが加わるの
めちゃ面白かった。二度加わりにいって、そのたび風間君が連れ戻してるの最高に好き。

 そんなことをしてるあいだに列車が出てしまった。
 ここでボーちゃんがみんなを拾って列車に乗せてくれる。
 こういうとこはまだいい子なんだよなあ。ついでにウルフも載ってたけど。
 このあとなぜかボーちゃんはいきなり列車の屋根に出てきた。
 紙を抜いてというみんなに対してボーちゃんはしんちゃんに、もう一枚の紙をよこすよう言う。
 しんちゃんにボーちゃんは、僕の何を知ってるのと問いかけた。
 まあそりゃそうですねえ。
 ここでみんな吹っ飛ばされていくんだけど、ひろしがしんちゃんを助けようとして手を伸ばすの
ですが、しんちゃんは飛んできたローストチキンを握ってた。
 こういうとこしんちゃんらしいなあ。
 そのまま川のボートに転落。
 そうして子供たちを助けて吹っ飛ばされたディルはトラックに突っ込んで大爆発。
(石油つんでたトレーラー?)
 マサオ君はシロと飛ばされ。
 みんな離れ離れになってしまいます。
 ちなみにしんちゃんのローストチキンはカラスにとられた。(笑)

 ボーちゃんは自らを相棒にと望むウルフとともに移動。
 ウルフは自動運転の車を用意するようです。
 てかここでウルフの手下に囲まれてた時、ひまわりがオラオラしてたのめっちゃかっこいい。
 今回のひまわりはほんと武闘派みたいな感じでよかった。
 ただ泣くだけの子じゃなくて成長を感じました。
 
 ボーちゃんはウルフが用意した豪華な車にのって、みさえらは後ろの檻に入れられてるんだけど、
ウルフらは車に乗らずに踊りながら歩きだしたのめちゃくちゃ笑ったわ。
 あんたら乗らないのかよ!てなりました。
 ウルフはボーちゃんがダンスフェスに出るつもりだと聞いて、主催者の権利を買いとった、好きに
していいという。
 これで、ボーちゃんを優勝させるとかそういうのでなくて、好きに踊っていいという風にするのが
ウルフっていやな金持ちってわけでもないのだなと思いました。
 でもウルフはさんざんグータッチを求めてたけどボーちゃんは応じなかった。
 こういうとこがね、ウルフ哀れだなと思いますよ。

 ちなみにカビールはディルがいなくなってから全然使えなくなった。
 紙の伝承を話してくれるけど、何々と言われたり言われなかったり、とか何々らしいよ、とか
マジでいい方にすら自信がない(笑)。
 ただここの説明聞いてたけど、結局誰がどうやって封印したのかは語られなかったなあ。
 あとなんであの雑貨屋にあったのかも。
 ま、そういうのは子供向け作品だからどうでもいいかな。
 みさえも話を聞いて、自分もあの紙を見たら無性にさしたくなったと話す。
 でも今はボーちゃんにささってるからもう片方の紙を見ても誘惑されることはないらしい。
 
 しんちゃんですが、町の中でいろんな人と触れ合い、「オラはにんきもの 〜インドバージョン〜」を
踊ってた。うれしいな。この歌大好きです。小林さんバージョンで歌が聞けるなんて。
 
 ちょっとここで雑談。
 インド映画を見たことのある方ならわかると思いますが、インド映画は最低でも数回は歌って
踊るパートが挿入されています。
 多言語の国なので、踊ってストーリーを表現する(喜びなら喜びを、怒りなら怒りを)部分もあるの
ですが、神様への感謝を表す意味合いもあります。
 今回は舞台がインドということでそういったインド映画の背景をきちんと組み込んでいたのが
さすがクレしん映画だなあ、と思いました。

 しんちゃんはこの調子でインドを旅していった。

 一方。
 アリアーナという女の子がいた。
 前回のインドでのダンスで優勝した子ですね。
 優しくて笑顔でかわいい子、というレッテルに疲れてる様子。
 気持ちはわかる。
 そんな彼女に声をかけてきたのがしんちゃんでした。
 すごい出会いですね。
 日本のプリキュア(実際は名前少し変えてたけど)が好きということで盛り上がります。
 そうか、同じテレ朝だから名前使えるんですね。
 このプリキュアのパロみたいなアニメもクオリティ高かった。
 しっかり作られてるなあ。
 
 マサオくんとシロのほうは、マサオ君が泣いてたけど、野良犬からシロが守ったことに
よって、シロパイセン!ついていきやすぜ!ってなってて笑った。
 インドは野良犬めっちゃ多いです。当然狂犬病ワクチンの注射もされてないのでかまれないよう
気を付けましょう。野良犬だけでなく猫もね。狂犬病は犬だけがウイルスもってるわけではないので。
インドでも毎年数万人が狂犬病で亡くなっています。
 日本と同じ感覚で動物を触ろうとするのは絶対にやめましょう。
 と思って一応検索したら、インドの首都で早急に野良犬を保護するよう命令が出されたらしい。
狂犬病対策らしいです。(2025年8月現在)
 
 みさえとひろしはカレー作るためのたまねぎをひたすらむかされていた。
 大人は労働か。
 そしてボーちゃんはしんちゃんを防犯カメラで見つけ出していた。
 コナンの黒の組織なみに有能やん…。
 ドローンを直ちに向かわせます。
 しんちゃんはドローンからのボーちゃんの声に、紙持ってるよね?と聞かれても
スルーしていきなりしりとり始めた。しんちゃんらしいマイペースさだなあ。
 風間くんはボーちゃんのサポートをしているキューブ・スゴイキューブ(もともとはウルフの持ち物)に
とびかかり、しんちゃんに、紙目当てで捕まえようとしていることを必死で告げた。
 いい子だなあ。
 しんちゃんサイドの方はアリアーナがメカ犬相手に頑張っててすごい。
 逃げる時に、棒→梯子→大きな箱、と障害物が出てくるお約束も面白い。
 二人はプリキュアみたいと喜び合う。
 しかし街中で「あれ、アリアーナじゃない?」「あんな乱暴なことするんだ」って言われてた。
 なんかこういうこと言う人ってほっとけばいいのにって思いますけどね。
 しんちゃんがさらわれそうになり、しんちゃんとアリアーナはドローンに飛び乗った。
 
 風間くんは痛い目にあわされることもなかったけどボーちゃんは、これが本当の私と
言い出して紙を抜くことには応じなかった。
 フェス始まるとか言ってるしなあ。

 アリアーナは自分の目撃情報がSNSであがっていて、批判されていることを気にしていた。
 自分の理想を勝手に押し付けて、それと違ったら失望した、なんて言ってくる人はほって
おけばいいんですよ。 
 そういう人らはファンじゃない。
 自分が見たいものしか見ない人だから。

 ボーちゃんらのほうですが。
 インドクジャクの声が背景に入ってる。細かい演出だなあ。インドクジャクの声何度も
聞いてるからわかる…!

 ボーちゃんは風間君とネネちゃんに、フェスの衣装ができているから着るようにという。
 
 フェスが始まりました。
 ボーちゃんやウルフの手下らが歌って踊る中、風間君とネネちゃんは踊らなかった。
 風間君は、人の気持ちは思い通りにならないよ、踊らされるようなことはしないという。
 何うまいこと言ってんだ。
 そこに、トオルちゃーんって声がしたんで、風間くん、ママー!っていくんだけどしんちゃんだった(笑)。
 ボーちゃんはしんちゃんに紙を渡すよう言う。
 みんなはボーちゃんの鼻水が見たいんだというけどボーちゃんは紙を吸い込んでしまった。
 体内に紙があるのあまりよくない状況なのでは…(シッ)。

 ここでシロとマサオ君も合流しましたよ。
 一同逃げた先で、みんながあんなのボーちゃんらしくないというのへアリアーナが、ボーちゃん
らしいって何という疑問を投げかける。
 彼女は正反対の悩みを抱えてるわけだしね。
 しんちゃんらのいうポーちゃんらしさ。
 アリアーナのことを表面でしか知らない人が言うアリアーナらしさ。
 それって違うんじゃないかな。
 アリアーナは、ボーちゃんにとっては今のほうが幸せかもしれない、紙を抜かないほうが
いいなんじゃない?という。
 風間君は、ぼくたちはボーちゃんの何を知ってるんだろう、と言います。
 
 一方みさえとヒロシ。
 見張りがやってくるとひまわりしかいなかった。
 逃げたと見せかけて隠れていて、一家はついに脱出したのです。
 あ、一応ヨレヨレになったカビールを連れていってあげるの優しい。
 ここで追手に見つかるんだけど、ひろしの靴下が通用せず、みさえとひまわりが
私たちの中にもインドパワーはあるはず!て戦うのがよかった。
 ひまわりがほんと今回頼もしい。
 そして逃げ出した一行はしんちゃんらと合流。
 ひろしとみさえはしんちゃんがダンニャワーという言葉だけでここまでたどり着いたことに
感激してる。5歳児だもんね。すごいよ。

 あの追手の犬に囲まれて、ヨレヨレだったカビールが自分が何とかすると立ち上がるの
ですが。
 なんと犬の中にディルが紛れ込んでいた。
 彼はずっと潜入していたらしいです。もっと早く出てこいや!
 力を取り戻したカビール。
 こうなればもう強いもんで、二人が犬を蹴散らしてる間に一行は倉庫の中へ。
 しんちゃんはボーちゃんを置いて逃げたりはできないという。
 でもひろしが、そのボーちゃんを助けるためにいったんここから逃げるのだといいました。
 ボーちゃんがこれ以上誰かを傷つけないためにもと。
 いい父親ですねえ。

 飛行機に乗り込む一行。
 根性でヒロシが運転するらしいですが。
 目覚めよ俺のインドパワー!って言って歌いだしたのが「Danger Zone」。
 おまそれトップガン…。吹き替え声優だからって…。
 スタッフやりやがったな!!
 ここの曲めちゃくちゃ笑えるのでしっかり聞いてほしい。
 サビの部分でアリアーナ除く全員が合唱してて、アリアーナがびっくりしてるのも面白かった。
 歌詞をよく知らない人が歌ったらこうなる、という感じの歌を目指したらしいです。面白い。
 
 盛り上がったのもつかの間飛行機は燃料切れで河川敷に墜落。
 刑事二人はウルフのヘリの下につかまってそのままやってきた。

 ここでしんちゃんは残った紙を抜き、ケツに挟んだ。
 これによって乗っ取られることもなく強くなったらしいですが。
 いいのかそんなことで。
 てか速水さんに尻言わさすな(笑)。
 ところがここでボーちゃんに紙を奪われてしまい、ボーちゃんは完全体に。
 それでもしんちゃんやみんなは向かっていった。
 ボーちゃんを倒すためではなく、いつものボーちゃんにまた会いたいから。
 今のボーちゃんは楽しくないから。
 ボーくん、ボーさん、ボーさまになっても遊びたいと。
 しんちゃんはボーちゃんにもらったあの石を出します。
 それを見たボーちゃんの脳裏に、入園式のことがよみがえった。
 誰とも話すことができずにいたボーちゃんに真っ先に声をかけてくれたのはしんちゃんだった。
 その時拾った石をあげて仲良くなり、風間君たちとも打ち解けた。
 5人で常に遊んだ思い出。
 このカットの中に、「もののけニンジャ珍風伝」でのカットがありましたね。みんなで
アクション仮面音頭踊ってるやつ。違ったかな。
 
 ボーちゃんの鼻の穴から紙が少し出た。
 しんちゃんはそれを頑張って抜きにいった。
 そうしてボーちゃんの鼻に鼻水が戻ってきた。

 またあのボーちゃんが戻ってきました。
 みんな駆け寄ります。
 アリアーナはそんな様子を見て、暴君になったのに一緒にいてくれる友達がいて
うらやましいと思うのでした。
 そんな彼女にみさえとひろしが、人の幸せを喜べるのは素晴らしい、でも、間違わないで
完璧に生きるのは難しいと伝える。
 そうですね。
 みんな完璧じゃないから時にケンカをし、時に衝突し、そして支えあって生きていくのだと
思います。
 マサオ君は紙を前に葛藤してた。
 強くなりたい願望はあるけどボーちゃんの鼻としんちゃんのケツにはさまってたものを
鼻につめたくないと。
 そうこうしてる間に紙は舞い上がり、なんと屋台のチャパティにささってしまった。
 チャパティはマイナーな存在であることに不満を持ち、有名になりたいと世界の情報を
変更しはじめた。
 お前何やってんだ…。
 
 大人たちが奮闘する中、暴れまわる触手というか手を抑えきれないでいたら、園長と
ウフンアハーンがきた。
 あっ……(存在を完全に忘れてた)。
 こうして抑え込んであとは紙を抜くだけなのですが。
 しんちゃんが、オラたちならどこだっていけると立ち上がった。
 いいですね。
 ナマステファィヤー!で抜くのよかったな。

 こうして事態は収束したのでした。
 ウルフに園長が、相棒や友人というのは作ろうとして作れるものではないですよ、と
声をかけてあげてるのがよかった。
 さすが園長。しんちゃんら問題児を見てきただけのことはある。
 本当この映画の中で、アリアーナよりもウルフが何かしら報われればと思っていたので
この言葉はよかったです。
 そしてカビールとディルがあの紙はと心配していたら、トイレからしんちゃんが出てきた。
 インドのトイレは紙流せないんだよねーって。
 おま…それ……。
 焚火にしんちゃんは使用済みの紙を放り込んだ。
 あっという間に紙は燃え尽きてしまった。
 ある意味これでよかったのかもしれない…。
 
 カビールがしんちゃんに名前を言ってるんだけど、しんちゃんが名前復唱するの何一つ
あってないの笑った。
 山寺さんお疲れ様です(笑)。
 
 ウルフがEDの絵で楽しそうだったのがよかったです。
 それから今回、楽曲集がダウンロードミュージックで販売されてるので気になったらおすすめ。
私は買いました(笑)。

 来年は妖怪の話なのかな?
 しんちゃんが不思議な国に迷い込んで、天狗っぽい姿になってるのですが、カンタム仕様だった。
 なんかようかい?って言ってたから妖怪の話ですね。
 楽しみです。

 


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