多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ズートピア2


ズートピア2

12/7鑑賞

 安定の面白さでした。
 これはお正月映画の代表作になるのではないでしょうか。

 あと、広告が嫌いなので映画上映ギリギリに入るという方。この映画に関しては2、3分
前には入ったほうがいいです。映画泥棒とのコラボムービー見れますよ。警察官が二人に
増えてて良い。
 
 映画の冒頭に1のあらすじがちょこっとだけ出ます。
 市長がラスボスの犯人で、二人の活躍によって逮捕されたってやつね。
 いつだって犯人は意外な人物、みたいなのまさかあんな伏線だったとは…。
 あと、録音できるニンジンのペン。これは二人の友情の証みたいなものになってますね。

 で。
 この映画は前作から1週間後の設定らしい。
 なるほど。
 
 ジュディとニックは大きな事件を解決したことで一躍時の人に。
 ニックも警察官として就任していました。
 向こうは警察官って過去問わずなれる仕事ですからなあ。
(前科あってもなれる。よっぽどの前科でない限りは)
 それだけ大変な仕事でもある。

 あと新しく市長になったウィンドダンサー市長が、遠回しに二人をけなしてていやだなと。
 警察署でもこのバディに対して、調子乗んなよみたいな扱いであまり好きじゃない。
 自分らも大きな事件を解決できるよう頑張ろう、じゃなくて、向こうをけなしてやれみたいなの嫌い。
 ともあれ、税務職員が不正を行っている事件の捜査について署長が説明していると、張りきる
二人は仕事を割り当てられていないのに勝手に飛び出していってしまった。
 おとりに使ってる赤ちゃん役はフィニック。
 うまく潜入して、怪しい税務職員とニックが話をしている後ろでジュディがコンテナを
開けようとするも、無線で怒鳴られたことでばれてしまい、税務職員はそこにあったバンを
盗んで逃走。無線オフにするくらいしとけよ。
 カーチェイス面白かったなあ。
 羊の羽毛に突っ込んじゃってニックがヒゲにしてるのとか。
 警察も逃走劇には気づいていて、犯人を逮捕すべく頑張るんだけど、犯人の車がパンクした
拍子に頭をぶつけて失神。
 このままでは道路で開催されていたパレードに突っ込んでしまうと気付いたジュディが車に
乗り込んでブレーキをかけ、車は危機一髪、少年の持ってたトライアングルをチーンと鳴らして
橋の下に落下。
 銅像ぶっ壊してた。
 さらに犯人はその拍子に別の警察官バディの車に滑って入ってって、ジュディらは手柄を
横取りされたような形になってた。うーん。
 さらに運の悪いことにこの一部始終が市政100周年を取材にきていたカメラに写ってしまって
二人は笑いものに。
 犯人を逮捕したんだから表彰されて当たり前…って思うんだけど、日本の感覚とは違うのかなあ。
 
 そしてジュディは、犯人がたまたま乗ったバンの中に、ヘビの皮が一部落ちていたこと、
とあるパンフレットを見つけたことに疑惑の目を向けます。
 この映画やたらヘビの皮が落ちてるんだけど、そんなにぼろぼろむけるのってどうなん。

 ジュディは署長に、ヘビがこっそり忍び込んでいる可能性がある、と告げるも却下されてしまうので
ありました。
 なんていうかさ…この警察署、本当に警察官怠慢だよね。
 些細な疑問は見てみなかったふり、手柄を立てるものは足を引っ張り、適当な捜査をしている
ほうがえらい、みたいな。
 体質からしてダメだと思う。
 署長はジュディに目をかけてるというけど信用はしてないし…。

 ジュディはニックの部屋に直接やってきて、蛇が侵入している可能性を指摘する。
 たまたま見た録画番組で、ズートピアができた100年前にヘビが亀を殺す事件が起き、それから
ヘビはこの国に立ち入り禁止となった出来事をやっていたのです。
 それの報道の後ろに、あの犯人が乗ってにげたバンが映っており、そのバンはリンクスリー
という実業家が持っている手帳の展示場近くをうろうろしてたのがわかる。
 ニックは自宅でhuluならぬhuluzo見てたの面白かったな。
 きっとヘビはこの手帳を盗みにまたやってくる、とジュディは言います。
 ここでおとなしくしてしようと思わずに、捜査に乗り出すのが彼女らしくていいですよね。
 まあ署長ら話聞いてくれんもんなあ。

 というわけで市政100年の祝賀会に潜入捜査するわけですが。
 そこはさすがニック。
 正面からいけるわけない、ということで裏手から。
 そこでジュディはまだ温かいバンを発見する。ヘビは中に入ったに違いない、と考える
わけです。
 都合のいいことに裏口が開いていた。
 そういうわけで二人はゲストに扮して忍び込む。
 ここでジュディはパウバートという男性と知り合う。
 それはリンクスリー家の息子でした。ただし能力がなくてあまり評価されてないらしい。
 ニックは署長がきたのに気づいてジュディと鉢合わせしないよう連絡。
 さらに彼はそこでヘビの皮を拾います。
 天井にヘビの陰があることに気づいたニックだけど、うっかりそっちに注意が向きすぎて
自分が周りへの警戒を怠ってしまったわけですね。
 署長に見つかった。
 それでもニックは必死にジュディへ知らせる。
 同時に落ちてきたヘビは手帳のケースとリンクスリー家のトップをかっさらって逃げて
いってしまう。
 ヘビはこのリンクスリー家トップの虹彩認証でケースをあけて手帳を盗み出そうとする。
 彼は、誰も襲わないといった。
 悪いのはこいつらで、この日記がすべてを証明することができる、と。
 この日記に秘密が隠されていて、これまでのヘビに対する誤解が解けるはずなんだ!と叫ぶ。
 家族も故郷に帰れるんだ、と。
 ところが遅れて追いついたニックがヘビを殴り失神させてしまう。
 ここでリンクスリー家のトップは、この日誌を燃やしてヘビを捕まえろと命令。
 ジュディは、彼は何か話をしようとしていたと言い、ヘビを助けようとする。
 彼女らが命令に従わないとみるやリンクスリーは室内に火を放ちます。
 もうどっちが悪人かわかったようなもんだな。
 燃やされそうになった日記をジュディが拾い上げようとした拍子に手違いというか、ミスで
ヘビがやってきた署長にかみついてしまい、彼は蛇毒で倒れてしまう。
 この時ヘビ、片方の牙抜いてます。そんな簡単に抜けるもんなんか…。
 ここでヘビは逃げていき、ジュディとニックはヘビの共犯者として追われる身に。
 日記はジュディがつかんで逃げました。
 ヘビが日記と言ってたけどこれ手帳じゃないんですかね。
 まあいいや。
 中には、ズートピアの特許(国成立の仕組み)を取ったのがリンクスリーであると書かれています。

 あと逃げる時に、レミーのおいしいレストランのレミーいたよね。

 逃げる二人の前にミスタービッグが表れて助けてくれた。
 トランクに押し込まれた二人。
 ジュディは親からの電話に出ようか迷っていたらニックが、スマホは居場所追跡される、と
壊してました。
 さすがわかってるな。

 ミスタービッグは過去にかわいい娘をジュディが助けてくれたことから、彼らのピンチを救って
くれたのでした。
 リンクスリーは犯罪者だ、戦わずこのまま他人に成りすましてよその国に行けばいい、
と身分証を用意してくれたビッグに対しジュディはヘビを助けるといいます。
 一日たってもどうにもならなかったら力を借りると。
 あとビッグが孫バカになってたのはかわいくて良かった。
 めっちゃ孫が好き勝手して愛らしいシーンと、ジュディとニックが何か言うとすごい勢いで
言い返してくるビッグとその娘が面白いシーンで大好き。

 爬虫類のことをよく知ってるやつに心当たりがあるということで紹介されたのは、ジュディが
手がかりを探すために見ていた動画の配信者、ニブルズでした。
 配信でヒントを言ってるので見ておきましょう。
 
 ズートピアの町から切り離された場所に住んでる住人らがいるんだけどここはなかなか
特徴ある場所で面白かった。
 セイウチとニブルズの、ヤドモの応酬も面白かったな。…前もなんかありましたね。
 んでネコバスの汚いのみたいなのにのって(言い方)、彼らはヘイスースという、爬虫類たちの
ことを知るトカゲに会いに行く。
 沈みかけている船の中にあったのは、爬虫類が集まる店。
 すごいな。
 水中でも息ができる彼らならではの隠れ場所ですね。
(店は水中にあるわけではないけど、船が沈みかけてるので水が入ってきても問題ない)
 ヘイスースのすすめられたものはなんでも食べるようにというニブルズ。
 出されたのはミルワーム。
 これがまた妙にリアルで、そこはなんかこう、ふわっとかわいいキャラにしとけよって
感じ。真面目に。
 いやいや食べる二人ですが、ニックが妙にでけーミルワームひいてしまったのは
笑ったな。
 食べたら、こいつら食べやがったよマジで!ワシ、スコーンちょうだいねってヘイスースが
いったのはちょっと殺気わいた(笑)。
 
 ともあれヘイスースはその日記を見て、表紙が金属製ということはそこに秘密があるという。
 あの事件が起きて爬虫類は哺乳類から信じてもらえなくなり街を追い出された、そして
リンクスリー一家がもともと爬虫類らが住んでいた土地を乗っ取り拡張したと。
 次に飲み込まれるのはここだ、とヘイスースは言います。
 話を聞いてると警察の連中がやってきた。
 においを追われたらしい。
 逃げる中、突然あらわれたヘビにジュディは日記を奪われてしまう。
 ここ追いかけてく途中、因幡の素兎みたいなシーンがあったの笑った。ウサギだからね。
制作サイドは日本の神話知ってて作ったのかな?それだとすごいんだけど。

 必死で追いかけるも、そこはニブルスに「絶対入るな窒息する」と言われた
赤い水路でした。
(息が続かないので哺乳類は酸素ボンベか何かを持っていくのでは)
 追いかけるのに必死なジュディはそのまま飛び込んでしまう。
 ニックも彼女を追いかけて飛び込むことに。
 ジュディは正義感が強すぎて周りが見えなくなってしまうのが欠点ですね。それに
待ったをかけてくれるという意味でニックの存在は必要だと思う。
 なんやかんやでいいバディだと思います。
 パイプで流されていく途中、DVDの路上販売販売あったけど、ディズニー作品の
セルフパロパッケージは面白かったな。アナ雪とかの。

 さて蛇を追いかけるも途中で息が続かなくなって、それでもヘビのしっぽをつかんだら
なんかポーチみたいなのが流れてきた。
 で、ニックは途中の脱出ポットを見つけて助け出します。
 ところがジュディは自分は悪いと思ってなかった。
 あのままだと死んでたのをニックが助けたっていうのになあ…。

 もはやヘビを追いかけられなくなったか、と思ったけれどそこで二人は新たなヒントを
つかんだ。
 現れたヤギ二人から、ポーチの中にあったマッチ箱に書かれていた花はこの山の
てっぺんに咲いていて、そこはヘビの隠れ家があったと教えてもらうのです。
 ハネムーンロッジというところらしい。
 いささか唐突感があるけどまあいいや。
 というわけで二人は、もっともはやい到着方法を選択します。
 つまり、ローブで断崖絶壁を上る。
 その途中で二人は言い争っていて、ニックが大切にもっていたあのニンジンのペンを
落として壊してしまった。
 なんかなあ。
 でもバディってたまにうまくいかないときもあるからね。こういうことでバディ解消だって
思ってしまうのは短絡的だと思います。

 上にはヤギが言った通り古い家があった。
 その中を探索したジュディは昔ヘビのための町があったこと、その上にツンドラタウンが
作られたという新聞記事を発見します。
 つまりは、何かがあってリンクスリーがヘビの住処を奪い、そこに別の街を築いたと
いうことですね。
 一方ニックは彼女を探して家の中を歩くうち、警察の追手がすぐそこに迫っている
ことに気づく。
 
 ニックはあまりにも大きな事件であると気づき、命をかけてまで追うようなことじゃない、と
言います。それはニックの本音ではあったんだろうけど、ヘビを救いたいと考えるジュデイには
到底受け入れられることではなかった。
 そんな折、警察が現れ、古かった家は分断され二人は離れてしまう。
 ジュディは現れたヘビとその助けをしているパウバートに助けられるも、麻酔銃があたり
失神してしまった。
 ニックは警察に取り押さえられてしまいました。
 ここ、ニックと取り押さえようとした警察官が崩壊した床から下に落下してしまうんだけど
下が寝室で、警察官が布が頭覆っちゃって花嫁のようになってたのは笑いました。
ハネムーンロッジという名前にふさわしいですね。
 緊迫感あふれるシーンにこういう笑いを滑り込ませてくるセンス好きです。

 ヘビとパウバートは砂漠に逃げ込んでいました。
 ここにパウバートは隠れ家を作っているらしい。
 で。
 リンクスリー一家はパウバートがいないのに気づき、彼らが自分たちのたくらみを
世に出そうとしているということに気づきます。
 おっそ。

 そしてヘビはようやくジュディに、自分の名前はゲイリーであると名乗った。
 姓は?って聞かれて「デ・スネーク」と。
 よかった、オールドマンじゃなかった。
(わからない方はゲイリー・オールドマンで検索してみてください。)
 二人はなぜ出会ったのかと尋ねるジュディ。
 ヘビは、あの日記を見せてほしいと馬鹿正直にリンクスリー家に手紙を送ったらしいです。
それを、郵便室でこき使われていたバウバートが読んで連絡してきたと。
 そもそもそこが怪しいんだけどな。
 コナンだったらすでにそこで、あるキャラを怪しんでるとこだ。
 
 さて、ではこの日記を読めるのがヘビだけなのはなぜなのか。
 特定の毒蛇は熱を感知することができるから。
 つまり金属の表紙を温めることで、その下に隠された秘密のメッセージを読み取れるからでした。
 
 実は、ズートピアという国の仕組みを考え付いたのは、ゲイリーのひいおばあさんでした。
 どんな動物にとっても居心地のいい場所を作ることにした。
 そのアイディアを特許として取ったのです。
 ところが出資者であったリンクスリーが自分の成功にしようとした。
 この日記の一ページ目に期されていた、ゲイリーのひいおばあさんが特許を取った、という
ページを切り落とし、自分が署名捺印して特許を得たように変えてしまった。
 その計画を知ってしまった家政婦のカメを殺害し、ゲイリーのひいおばあさんが殺した
ように見せかけて手柄を横取りというわけですか。
 こうして爬虫類は住処を追われ、その住処の上に雪の地域を作り事実を隠したと。
 ところが本物の特許ページはカメの家政婦が手に持っており(燃やされそうになったのを
拾い上げた)、ゲイリーのおばあさんが自分の家に隠した可能性が出てきたのです。
 日記にはそのありかが示されている。
 ただこの広い街のどこにうまっているのかがわからない。
 ジュディは、あのヘビ一家が映った写真には後ろに時計台が映っていた。それを作動させることが
できればおばあさんの家がどこにあるか見当がつくはずという。
 日誌にはその時計台の電源の入れ方も書いてありました。
 砂漠地域とツンドラタウンを隔てる気候制御壁があって、その中にある制御盤のスイッチを
入れればいいらしい。
 というわけで一行は壁に向かうのですが…。
 パウバートのスマホの位置を一家が特定していました。

 一方ニックのほうは。
 刑務所に入れられたけど向かい側にニブルズがいた。
 彼女は床に落ちていたホウキの柄をうまいこと削ってカギをあけてました。
 さすがだな!
 ジュディの居場所がばれたと、そとから聞こえてきた会話で知った二人は、脱獄して彼女を
助けにいくことにするのですが。
 外につながる扉を開こうとボタン押したら、すべての牢があくボタンだったのは笑った。
 そんなまぎらわしいものを外への扉の隣に設置すんな!
 なんとか外に出たものの、脱獄囚らがパトカーに全部乗っていってしまって、二人が乗れる
車がない。
 ここでニックはフラッシュに助けを求めたのでした。
 CMに使われてたやつです。
 「ことわる…わけない」ってシーン。
 でもレバー操作がめちゃくちゃゆっくりで笑った。
 ニブルズですら、これ本当に大丈夫なん?みたいなの言ってる時に急発進したし。
 こういう、落差あるキャラ好き。
 しかも乗ってる車スポーツカーなんだよなあ。

 ニックは警察の同僚にジュディの居場所の特定を頼みます。
 ここのシーンは本当に面白い。
 ピタゴラスイッチ的なというか。
 邪魔なやつがいなくなってゆっくり特定作業できるかと思ったらパスワード入れないといけない
画面になったんだけど、まあ定番の「デスクの横にパスワードの付箋がはってある」で助かったん
ですが、今度は「あなたがロボットではないことを証明してください」の画面が出てくる展開も好き。
急いでるときに最高にイラッとするやつだー!てなりました。

 ジュディらは警察に追われて逃げ込んだ先にガゼルがいたんだけど、助けてくれたのが不思議。
何かあったっけかな。
 最初のパレードのシーンで許さないみたいなこと言ってたけどあれは、追跡で自分のステージが
ダメにされたことにひそかに怒ってたとか?
 んーもう一度見に行ってみてもいいんですが。
 さてパウバートの居場所を探していたリンクスリーもここまできたら彼の狙いに気づきます。
 リンクスリーは追いかける警察官に実弾で撃つよう命じる。
 これは従おうとする警察官おかしいだろ、その命令してる人の息子を撃てるのかって思ったら
撃ちやがったよ。
 ゲイリーらを助けたジュディに命中しそうになりますがそこは危機一髪、駆けつけてきた
フラッシュの車の車体が銃弾を防ぎました。
 ところがジュディらは中に入っていったけど、ニックが外に取り残された。
 もうすぐ壁は熱を放射する時間。
 外に取り残されているのは危険。
 みんな逃げていきます。
 ニックはジュディを助けるために何とかして中に入ろうとしてた。

 ジュディは時計台の電気を入れにいきます。
 ようやくニックのことを思い出すけどこっちはニブルズが助けてくれていた。
 彼女がいなければどうなってたか…。
 ジュディはこの件終わったら、突っ走るクセもう少し何とかしたほうがいい。

 で。
 思いもよらぬ犯人がとか言ってたら。
 ジュディを蛇毒でパウバートが刺した。
 彼は一家の中で落ちこぼれ扱いされていることを気にしており、ゲイリーの
ひいおばあさんが保管している特許証を燃やすことで認めてもらおうと、味方の
フリをして行動を共にしていたのでした。
 本当にくずだな。

 自分の家族と違ったっていいじゃない、とジュディはいうけど、パウバートはみんなと
同じでないと嫌だと。
 ここは考え方の問題だけどさ…。
 ゲイリーは雪の降りしきる外に出されて大ピンチ。
 ニブルズもまたパウバートの持っていた蛇毒にやられてしまいます。
 ニックはまあ過去のことがあるしそう簡単には騙されないと思ってたけど、なんていうか
ここで巧妙に勝ってほしくはあったんだよね。やり取りで。
 パウバートがゲイリーから取り上げてもっていたポーチの中にあった血清を、ゲイリーから
投げるように言われて投げ渡して、ゲイリーがそれをジュディに打って助けていたのですが。

 そのゲイリーですが、雪の中で震えていたのにジュディを温めて復活っていうのが
ちょっとわからなかった。
 毒にやられてたとはいえ、ジュディは体温があったからそれで温まって動けるようになった、
ということなのかな?
 と思って解説サイトあちこち調べたらやっぱり、ゲイリーはなんとかジュディのもとにいって
体温をわけてもらって動けるようになったという受け止め方が多いようですね。

 さてさて。
 ニックともみ合っていたパウバートですが、二人雪が崩れて落ちそうになった時、血清で
動けるようになったジュディと、ゲイリーとの協力でニックは助けられました。
 パウバートは落ちていったけど雪の上だしなあ。

 こうしてジュディはニックと向き合います。
 ゲイリーはニブルズを助けにいった。
 ニックは自分にとって大切なのはジュディであるといいます。
 今までちゃんと言ってこなかったと。
 いうべきだったのに自分に自信が持てずに言えなかったと。
 キミと出会えたことは人生で一番の幸せだと。
 ジュディもまた、ちゃんと言えばよかったといいます。
 あなたは大事なバディだと。
 そこにニブルズとゲイリーがきて、あいつ生きてるとか言ってた。
 パウバートが逃げてったらしい。
 そうだよまだ問題は解決してないんだよ。
 二人で勝手にエピローグに入るな。

 特許証を燃やす気だ、とあわてて追いかける一同。
 ニックは話が見えないけど行こうぜと。
 そうだ、この人まだ真相聞いてないかだった。
 パウバートは一家と合流して、あの特許証燃やせば過去のことは葬られるよと
いったけどそこにあのクソ役に立たない市長がいた。
 わが身が可愛ければ黙ってろというリンクスリーですが。そこをぶち抜いていった
ジュディとニックとゲイリー。
 ニブルズとゲイリーが残って彼らを引き留めようとしてくれるのですがしょせん多勢に無勢。
 そこでニブルズは市長に、あんたそれでいいのかと呼びかけます。
 市長も心底のくずでなくてよかったなあ…。

 さてパウバートも蹴散らして(ここの蹴散らし方が面白い)、ニブルズとゲイリーが追いついて、
彼らは雪に埋もれた蛇の町へ。
 ニブルズが長靴下が干してあるーと感動してました。動画で何か言ってたね。

 ゲイリーの家を見つけて中に入る。
 オルゴールの下の箱に特許証がしまってありました。
 そこにしつこいパウバートがやってきたけど、ようやくここで警察官がパウバートのことを
ぶっ飛ばしてくれた。
 遅いわ。

 こうして隠された過去の犯罪を暴き、ヘビだけでなく爬虫類の名誉を取り戻した一同。
 ツンドラタウンの拡張は中止され、リンクスリー一家は逮捕。
 ジュディとニックはインタビューでどちらが話すか譲り合っていて、まるでタイバニでおじさんに
心を開いたバニーのようだなあとぼくは思いました。(作文!?)

 爬虫類や蛇の住処は元に戻され、ゲイリーらの家族も戻ってきました。
 そしてニックはペンを直してジュディにくれた。
 今度はニックの恥ずかしいセリフが録音されてて笑った。
 10年に一度の事件が解決したら返してあげる、というジュディですが。
 今回の騒動で脱走した囚人をまず連れ戻さないといけない。
 最初に捕まえるのは…?
 もちろんあいつでしょう。

 空港にて高跳びしようとしていた元市長。
 その背後にジュディとニックのバディがいました。

 ラスト、ミミズクの羽根がふわりと舞い降りてました。
 3の制作が予告ってとこですかね。
 そして新キャラとして出てくるのはミミズクと。
 ふわっとジュディの部屋の窓際に落ちてきた羽根が風切り羽サイズだったので。
 フクロ…いやミミズクだと思う。
 ただベンガルワシミミズクかなと思ったけどサイズが違うからなあ。種類の特定にはちょっと
至れませんでした。ユーラシアワシミミズクかなあ…。20センチくらいはあったよ?
 フォーゲルパークの人に聞いてみようかな。
 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ズートピア2