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ゴーストライダー |
3/11鑑賞
これは…話の内容自体はまあまあ面白くていいんですけど、言っちゃあなんですが、
主役がもっとかっこいい人だったら…。いやいや、主役がしょぼくれたおっさんだからこそ
変身した時の姿がかっこよかったのかも。(かなり失礼)
えーと映画前のＣＭ、ゲゲゲの鬼太郎は思いっきり初期バージョンでした。映画によって
違うのかな？別のだともう別バージョンのになってるとこもあるのですが。
あとあのウサギのミニ映画が4作目になってました。かわいいお話でした。
さて物語はわけわからんナレーターから始まります。なんかどこの世代にも一人、ゴースト
ライダーというのがいて、悪魔と契約して魂を捕まえる仕事をしてたと。
…コンスタンティン？
いやまあいいですが。
そんでなんかしらんけど魂の邪悪さに気づいて悪魔から逃げ出したライダーがいるって。
いやいやいや意味分からんがな！
えーとわかりませんのでパンフレットを見たら、ゴーストライダーは地獄から逃げ出した
悪魔やら邪悪な魂を連れ戻す役割をしてたと。で、ある時あるゴーストライダーが契約を
破り、邪悪な魂を悪魔メフィストに引き渡さず逃亡したと。だから何でじゃー！
よくわからんけど、悪魔が黙って引き下がってるのがすごいと思うんですが。
んでオープニングになって、道をバイクが走ってるみたいな感じで、なんかの障害物
かと思ったら人の名前が道の真ん中に出てくるってな構成になってんですが。
マリオカート？ねえ、マリオカート？
で、場面変わって遊園地のカースタントショーなんですけど。
親子でスタントやってんですね。そんでその青年にはロクサーヌという恋人がいました。
…子供が生まれたらその名前はナナサーヌですか？まあいいや。
ロクサーヌが交際を反対されていると知り、駆け落ちを持ちかける青年ジョニーですが、
あんた町を出たら無職ですよ？
ウキウキ戻ってきたのはいいけどジョニーは父が、全身をガンに蝕まれていることを
知るのです。
一方、遊園地の中を電球をパンパン割りながら歩いてくる男が一人。
おいこらおっさん！お前全部弁償しとけや！
で、このおっさん、悩むジョニーの前に現れるんですが。
稲光で壁に映し出された影が悪魔の姿だったんですね。…ってジョニー！お前
余所見してる場合か！こういう時は壁の影を見てギョッとするのがセオリーやろが！
台無しだよぉぉぉぉ！！！！
というわけでまったく見てなかったジョニー。親父さんのことをなんとかしてやる、という
その男の話を半信半疑で聞きつつ、契約書とか言うのを広げます。
ここにサインすればいいとか言われていたのですが、契約書の上部分についてたフック
か何かで指をひっかけ、血がポタリと落ちるんですね。
で悪魔は「ああ、これでいい」と言うわけですが。
え？これ同意してないよね？一方的な受諾ですよね？クーリングオフは？
というわけで契約破棄されないうちに悪魔はさっさと退散。
でもって親父さんは確かに健康になったことはなったのですが、翌日のスタントで
転倒し死亡。結局意味はなかったという。
つーかこういう契約は無効っつーか。「父が健康で長生きするように」と願っておけば
ぬかりなかったのに。
そういうわけで、やり場のない怒りを覚えつつ、彼はロクサーヌとの約束も捨て、走り去って
いきました。
で。
むさいおっさんになったジョニーは(失礼です)、危険なスタントショーをやっておりました。
まあ下手に転んでも死なないんだからそりゃ何でもやりますわな。
トラックの移動中に見てる番組で、サルの番組が見たいとムキになるジョニー笑えます。
つかなんかビーズみたいなお菓子をグラスに入れて食ってんですけど。かなりお気に入り
なんでしょうか？
でもこれだと手が汚れなくていいな。今度から私もやろ。(けど前やったら、口の両サイドから
全部こぼれたことがある。←傾けすぎ)
その一方である地。空から火の粉が降ってきたと思ったら、歩いてくる男が。パンフレット
には「魔人」って書いてありますけど。秋せつら？ネウロ？
どう見ても悪魔やろがー！！！！
んでその名をブラックハートとかいうらしいですが。いやちゃんと火の始末はしてね。
で、ブラックハートはあるバーに現れてそこの人間みな殺し。そんで集まってきたのが
3人の悪魔。えーと、嵐のマルコメ君に似てる人と、Ｒ＆Ｂな人とナルシーみたいな人。
(お前これ抗議きても知らんぞ…)
こいつらが今回の敵っぽい。つかそうなんですが。
そんなことは知らないジョニーは、父の命日に、父が試そうとしていたスタントに挑戦
しようとしていたのでした。
長い距離を飛ぶ上にバスがその間にあるというので、友人マックはバスをどかせと
いいます。距離だけで十分だと。で、バスをどかせて安心するのですが、そこへ降りて
きたのはヘリ。バスをどかす代わりにヘリを置いたのでした。ひょうひょうと「バスはどかした」
というジョニーが笑えます。あと気づいてないようだけどあんた、コーヒーサーバーから
とったコーヒー、ポットのままじかに飲んでるよ。ジュウジュウ言ってるよ…。
そしてそこへ取材に来ていたテレビレポーターがいたのですが、それが成長したロクサーヌ。
…ジョニーはふけたのにロクサーヌはキレイな人になってました…。
ともあれ、「今日の意気込みは」とか「どうしてこのようなスタントを？」というロクサーヌの
質問を全部無視して「これから時間ある？」とか「今までどうしてたの」と彼女のことばかり
聞いてるジョニーがアホっぽいです。お前ほんっと人の話聞かないよな。
で、彼女に会えたことが幸せのサイン、キャッホーとか舞い上がってるもんですから、
バイクに乗るやいなやいきなりＧＯ。お前番組の進行無視すんなや。
まあスタントはあっさり成功しまして、ジョニーはそのままスタジオの外へ飛び出して
いきました。
要するにロクサーヌの車に追いつきたかったわけですね。
ハイウェイで散々危険な運転やらかして、強引に約束を取り付けたジョニー。いいけど
あんた、昔のことすっかり忘れとるやろ。
上機嫌で家にいたジョニーですが、そこへメフィストが彼を呼び出し、ブラックハートを
倒せとか言うわけです。
一日くらい待てやおっさんよ。
バイクに乗ったジョニーですが、バイクが暴走いたしまして。
すげぇや走るそばから両サイドのビルとか車破壊してるし。だから誰が弁償すんだっつの。
ほんとにもう。
一方こちらもものを破壊しつつ、Ｇメン歩きしてるブラックハートと愉快な仲間達ですが、
なんか目当てにしているものが埋まってる墓地が移転したと聞いてがっかり。
っていうか悪魔らしくさぁ、飛んで移動とかせんの？
教会に聞けとか言われて微妙な表情。
ジョニーはなんか変身してました。…黄金バット？(それ古いから)
でもこれがホントの仮面ライダーだな！
いきなりブラックハートと出会ったはいいが吹っ飛ばされてるし。
ジョニーが変身したゴーストライダーは炎の鎖を武器にして戦うようです。
行け！僕のネビュラチェーン！！！
なんかこんな幻聴が聞こえました。
で、ゴーストライダーは走り去っていくのですが、バイクがさぁ、自動的にやってくるのは
いいんだけどさぁ、なして車と車の間の狭いところをゴッチン当たりながら来るの？乗ってる
奴が頭悪いとバイクもかなり頭悪いな。
あとそのバイク、アスファルトいためるからやめて。
どっかに走り去るかと思ったら、強盗から人を助けるという、ふっつーの人助けしてますがな。
なんか「俺の目を見ろ」っていう、ペナンス・ステア(贖罪の目)というのも必殺技みたいです。
あれか、夜神月がやってた、「この僕が今 存在するキラを(中略)キラに…殺人犯になると
思うか？そんな人間に見えるのか？」に対する「思います。見えます」ってやつか。
っていうか骸骨に目があるかボケがぁぁぁぁぁ！(あんた前フリなげーよ！)
あと走り去る時の火のタイヤ痕、ちゃんと消火しとくように。
そうしてどっかの墓地にたどり着き、夜明けと共に元の姿に戻って失神したジョニー。
ベッドで目を覚ますと不思議な墓守ケアテイカーと出会います。
彼はゴーストライダーにも詳しく、いろいろ話してくれますが、なんとジョニーはその場を
立ち去ってしまいました。アホですかこいつ。
しかも手当てしてもらっている時に、傷口をぬう針か何かを「熱消毒してくれ」と言われる
んですけど、ジョニー、手から炎出そうとしてて笑える。墓守が「…熱湯で」って言ってました(笑)。
ブラックハートは天使ミカエルによって天国を追われたのだそうです。…ルシファー？
なんかこのあたりの設定がアバウトなのはさすがアメコミって感じだな。
そんでまあ、一夜明けた町は大騒ぎなわけです。そこら中破壊されとるし、バーでは
皆殺しだし…。そんな中、ジョニーのバイクのナンバープレートかバーの近くから発見されて、
警察はジョニーに疑いの目を向けます。
家に帰ったジョニーはそんなことも知らんと、鏡の前でなんか変なポーズつけてますが、
指先から炎を出してコントロールしようとします。
そこへ約束をすっぽかされてカンカンのロクサーヌが。
信じるから事情を話せって言いますが。
女性って不思議ですよね。お母さんとかが子供に「怒らないから言って見なさい」って
言ってる時点で既に怒ってたり。
やっぱりロクサーヌも話を聞き終わった後で「このまま黙って帰って二度と会わないのと
一緒に病院行くのとどちらがいいか」って言います。いいからお前もう帰れよ。
そんでまあロクサーヌはどうでもいいとして。
外に出たジョニー、いきなり警察に囲まれました。なんで？
と思ったら殺人犯としていきなり逮捕ですよ。
この辺りがよくわかんない。なんでプレートが落ちていただけで殺人犯になるのかが。
これひどくね？
そんで留置場に入れられましたが、まあそこは悪人ばっかりいるわけで。
ジョニーはゴーストライダーに変身。ぶちのめして去っていきました。たった一人、彼を
庇った少年にはちゃんと「お前は善良な人間だ」と言ってあげてたのは良かったな。
あと脱出する時、警察官だからか、危害を加えてないのはまあ悪魔の手先にしては
どっちなんだよ！って感じでよかったです。
出てく時に「garage」というネオンが壊れて「rage」になってた。いやそんな演出いりません。
ところがどっこい警察に追われまくってますがな。まあ目立つからな…。
悪魔を追ってビルあがるのはいいけどさ、だからそうやって通りすがるトコ全部壊して
いくなっつの。
それをまあロクサーヌがたまたま目撃して、やっとこさ信じる気になるみたいですね。
風のように姿を変える悪魔を倒したのは炎のストームでした。
はいはい、ネビュラストーム。
さてあの墓守のところに戻ってきたジョニー。
ゴーストライダーについての話をちゃんと聞いております。
ロクサーヌはジョニーのところに来ましたが、当然彼はおらず。
いたのは友人のマック。
彼はロクサーヌのことが嫌いなんでしょうね。まあ彼女が現れてからジョニーが
なんか変になったのは明らかだし。
ロクサーヌはロクサーヌで昨日ジョニーが言っていた「言っても信じてもらえない」
を自分が言ってるし。
つか君らはお互い電話で連絡するとかいう頭はないのかね？
ともあれ、ジョニーの弱点を知ったブラックハートがジョニーの家にやってきて
マックを殺し、ロクサーヌを人質にとるんですね。
ジョニーは墓守に、昔あるゴーストライダーがメフィストに渡さず持ち去ったという
魂の契約書をもらいます。それをロクサーヌと交換してもらうためです。
あっさり渡した理由は、ジョニーは己の欲のために契約したのではなく、父親を
救いたいという気持ちから契約したので、神が味方するかもしれない、という理由から。
いや契約っつーかメフィストが勝手に「これでいい」って納得してどっか行ったんですけど。
墓守の正体こそ、150年前メフィストの前から姿を消したゴーストライダーだった
のです。なんだ、こっちの方がかっこええやん。
で、付き合おうっていってえーとそのなんとか村までついてってくれるわけですよ。
そんで村が見えてきたのですが。
「私はここまでだ」
…いやあんた何しにきたんですか？ここで帰るんかーい！
つか並走で力使い果たすなボケェ！
これは見ていてズッコケたなぁ。なんでやねん！みたいな。
まあともあれその墓守ことカーターは、戻ったらいつかの質問の答えが知りたいとか
なんとか言って去っていきました。
ちょっとこの辺記憶があやふやなんですけど。
確か、犯した罪を償うにはどうしたらいいか、みたいな話だったかなぁ。
で、カーターは「償おうと努力した」と言って去っていくんですね。
私はここで「特攻天女」のエピソードを思い出しました。
準主役の「天野瑞希」は恋人の気持ちが別の人に向くのが許せなくて(好意を抱いた
わけではなく、医師と患者の関係でも)、その対象を殺したことがあるんですね。
で、恋人はそれを知ったけれどもでも瑞希を愛している自分も許せなくて、戦場の
人々を救うために医師として出国してしまった。瑞希も自分のしたことが罪深いこと
だったと知りますが、「謝っても許してもらえなかったらどうすればいいのかしら？」と
別のキャラに問うシーンがあるわけです。
罪を償うとか謝罪するとかというのと、許されるというのは別の問題で、それはかなり
難しいことだなぁと。
まあでもそうやって、罪を悔いてきたことが贖罪になるんじゃないのかなー、カーターの
場合。
さてさて。
適当にサブの悪魔を倒して、いよいよメインとの戦いです。
まあこの辺は適当に戦いましてですね。
つかね。
魂を体内に入れて無敵ー！とかなったブラックハートですが、そのために「ペナンス・ステア」
であっさりやられました。お前アホだろ。
あと魂取り込んだ時「我はレギオン」って言ってたけどそれローマ軍団の名前だから。
まあ確かに、マルコ福音書の第5章に出てくる、イエスと対峙した悪霊の名前でもあるん
ですが。最後は豚の中に入って退治されたやつらやぞ。
あと顔黒いよレギオン。松崎しげるも真っ青だよ。
まあ「俺の目を見ろ！」って言われてバカ正直に見る奴も大抵救いがないよね！
そういうわけで見事ブラックハートを倒し、現れたメフィストとの契約破棄も拒否して、
ジョニーよ君はどこへ行く。…いやホンマあんたこれからどうするつもりだ。
あとエンドクレジットにオジーの「クレイジートレイン」が出てた。ちょっと嬉しかったです。
超絶面白いってほどではないけど、派手な演出とかアクションはまあまあでした。
パンフレット裏のゴーストライダーが超カッコイイです。あれに「俺惨状参上！」とか
あったら笑えたのに。
なんか結局あまり立場のなかったメフィストがちょっと気の毒でした(笑)。
息子には反抗され、部下には二代続けて裏切られ…(笑)。今頃コンスタンティンに
出てきたルシファーと地獄で「息子が反抗期でさぁ…」「そうそう、部下も働かなくて
さぁ…」とか言ってそう。
部下に恵まれなかったらオー人事オー人事。
どっとはらい。(こういう映画ではありません)
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