第6話(09/02/16)多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→ヴォイス〜命なき者の声〜
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ヴォイス |
第6話(09/02/16)
冒頭、救急車で運ばれる患者が映ります。男の人がここまでひどい症状は初めてだ
とか言ってますがさてはて…。
一方で秋ちゃんがくしゃみしてるのですが、まーたあのどちて坊やが「どーして。どーして今
空見たの」とか言ってます。
くしゃみする時に太陽見るとその反射でくしゃみが出るっていうのありますよ。私もそう
だもん。加地君聞いたことないとか言ってるけど、なら調べろよ。
っていうか４人がそろって太陽見て実験してるのは笑えましたが。後ろからどついたら
面白そうですがな。
それで、冒頭に運ばれていた２人は兄妹で、命に別条なしだったことがわかります。よかった
ですね、兄。つーかだから字幕でいいので名前を出して下され。
ここで、バイトしていた石末君、兄の方と出会い話してます。
お兄さんは妹の面倒を見ながら学校にいったりバイトもしたりと、かなり頑張ってる人のようです。
えらいなぁ。
そんな中石末は、医師からちょっと見てほしいんですが、と相談を受けます。
というか法医学のデータが役に立つ…とのちのち佐川が言ってましたが、それでもやっぱり
今回法医学に相談が持ち込まれるというのはちょっと展開的におかしいと思う。これが例えば、
石末か加地君が妹が倒れた現場に遭遇して、事件に巻き込まれて、不信感を持って調べる
というのなら不自然ではなかったように思うけど。
今回はどう見ても病理医というかカウンセラーというか、そっち方面の担当だと思いました。
さて加地君らはちゃんと調べて、光刺激によってくしゃみなどが引き起こされるというのがあること、
4人に一人ではあるけれども、太陽を見てくしゃみが出るというのはおかしくないということを突き止め
ます。このあたりはちゃんと調べてて偉いよなぁー。
つか加地君、くやしいとかそこで怒ってどうする。君の怒りポイントがわからないよ。
そこに、秋ちゃんの弟が突然訪ねてきます。秋ちゃんびっくり。「なんでいんの何そのかっこう何
してんの」と聞いて「質問多すぎ」と突っ込まれてました。うむ、もっともだ。
石末は石末で「弟？秋の？弟？」と聞いて何回聞くの、と加地君に突っ込まれてたし。
このゼミはボケと突っ込みで成り立ってんのか。銀魂目指してんのか。笑点目指してんのか。
この秋ちゃんの弟君は料理人を目指しているらしいです。なんだ、銀さんになりたいんじゃないのか。
(ダメだあんなマダオ。)
ちなみに昔秋ちゃんが作った料理で、たこさんウィンナーの足がまっすぐだったことから、「だめだ
こいつ…なんとかしないと…！(by夜神月)」みたいなことを思って、料理の道を決心したらしい。
たこさんウィンナーの足がまっすぐって…それ生じゃないですか…。
一方で佐川先生は、石末の父から連絡を受けて、夏井川さんをその病院に派遣します。
生きている患者を今回診ることになると。
ミュンヒハウゼン症候群が疑われるとかなんとかで。
まあ今回は代理だろうなっていうのはわかりましたけど。
これは確か、たびたび救急車で運ばれるような子の母親が代理ミュンヒハウゼン症候群で
あることが多いそうです。こういうと語弊ありますけど、通常すぐ治るような病気なのになぜか
なかなか良くならずたびたび発作があるとか、なんでもないのにたびたびけがをしてやってくる
とか、そういう場合は、親がきちんと薬を与えていないとか、わざとけがをさせているとかが
疑われ、子どもではなく親がそういう行為をしていることから「代理」がつくと。現代ではこれは
虐待ににあたると確か判断されていたかと…。去年もこれで、何人も子供を殺したり病気に
していた母親が逮捕されていましたね。いくらなんでもひどすぎると思います。
運ばれた妹に話しかけている石末に、「年下には積極的なんだ…」と意味深なことを言って
いる夏井川さんが面白かったです。
ともかく、妹さんは半年前に病院にかかってから、定期的に入院するようなことが起きてると。
きちんと処方された薬を飲んでいるはずなのに悪化するからおかしいと。
そこへ石末の父がきて、石末君がまだ法医学を諦めませんか、と失敬だなキミみたいなことを
夏井川に聞いているのですが、彼女は、そんな父と石末が似ているというんですね。
想像以上にあきらめの悪いところはよく似ている、と。
はっはっは、流石見抜いてますな。
つーか妹の名前なんつーんだよこれ。
えーとともこか。ともこが石末と話してるんですけど、退院したら何を食べたいかきかれて、
餃子もんじゃって言ってるんですね。
そんな彼女を見て石末は、とても彼女自身がミュンヒ〜には思えないと言います。
加地君は石末を「人を見る目ないもんねー」と冷やかしてますが、石末はすかさず、「大学に
入って初めて声をかけたのが加地だもんね」と応戦。やるな。
羽井のお店でもんじゃの話をしてるんですが、この店前はもんじゃ焼きやってたらしく、
鉄板も残ってるらしいです。
それをふと「だからか、妙な居心地の悪さは」と加地君らが言えば羽井とお母さんがそろって
「表出ろ！」と言ってたのは笑えますね。
でもこんな風に、微妙に多国籍になってる店って多いよね。それが店長の力量でうまく
マッチしてればいいけど、本当にごちゃまぜ状態になっていると確かに居心地悪いんですよ。
そわそわするって言うの。内容を変えているような店は気をつけた方がいいと思います。
加地君らは、ともこがアルバイトをしているという、その餃子もんじゃを出すお店にいって
話を聞いています。
彼女は今までちゃんとバイトに出ていて、通常ある休み以外に休んだのは今回が初めてだと。
で、餃子もんじゃ食べてますが…結構おいしいらしい。
そんで蕪木さんらはデータを調べて、クロだという判定を出します。
なんかペニシリンの値が出たらしいんだけど、これを摂取すると意図的に病気になれるらしい。
ただし、本人は過去にペニシリンを必要とする病気になっていないから、入手することができない。
そうなると別の誰かが本人に摂取させているということになりますよね。
ここでやっと出てきました、代理ミュンヒ〜の可能性です。この病気フルで書くのめんどいよ！
ここで佐川らは、これは形を変えた虐待で、母が子に行うことが多いと指摘。
ただ親はいないのと、兄が行っている大学が薬科大学であるため、調べる必要があると言って
います。
石末は、兄がやっているとは思えない、と指摘。
でもわかんないよね、そんなの。ただ病院で数度あっただけの人を見て、性格までつかんだような
気になるのは危険だと思う。
ともこと加地、石末ら話してます。
加地君は餃子もんじゃを、この23年間知らなかったことを後悔するくらいうまかった、と言って
石末に「めんどくさいやつでしょー」と言われてます。秋ちゃんに続き石末にまで言われ始めてるぞ、
加地君！
そこに兄の泰人が来るのですが、持ってきたパジャマを見てともこは「恥ずかしくて病院じゃ
着られないよ！」と言ってます。ちゃんと柄が見えなかったけどそんなに恥ずかしいんですか？
アンパンマンとか？(中学生でそんなもの着てたらそっちの方が心配だわ)
なんか目立つパジャマらしいです。
加地君はともこに秋ちゃんのウィンナーの話をしてあげていますが、ともこも似たようなことが
あったと言います。雑巾を縫ってくれたのはいいけれども、片面にでっかく「豆」って書いてあって
(伊豆という文字がプリントされたタオル使ったかららしい)それが恥ずかしくて一生けん命掃除
したこととか。でも兄には文句言えなかったこととか。
まあ言えないよなぁ、お兄ちゃん頑張ってるんだし。
さて。
秋ちゃんの弟君が行っていたという、たった一つの秋ちゃんの得意料理…。
納豆、マヨネーズ、ツナをあわせて混ぜる。あれ、これどう見ても失敗しなくね？料理って言うより
混ぜてるだけじゃね？なんか土方さんが好きそうじゃね？ねっおじさん？
でも加地君結構おいしかったらしくてすごい食べてて面白いです。
その一方で弟君はキンメダイの煮付けを出してきました。おおっこれはすばらしい。煮物って
崩れないようにするの難しいんですよねぇー。でもってタイの煮付けっておいしいけど高いん
だよねぇー。
さて、秋ちゃんが帰るとかいってて、誰も先頭にたって送るとか言わず、結局誰が送っていくか
じゃんけんなのが笑えます。お前ら！一応女の子だぞ秋ちゃんは！(お前が一番失礼)
というわけで加地君が渋々送ることになりました。
でも道すがら秋ちゃんは、弟が元気でやってるのがわかればいい、健康で生きててくれれば
いい、と言ってます。
加地君はそれ完全に母親の目線とか言ってますが、兄弟の長男長女が下の兄弟を思う時
っていうのはそんなもんだと思いますよ。
銭ゲバのあの食堂の人たちじゃないけど、とにかく健康で生きててくれればそれでいいんだよ。
一方で弟君。このキンメダイの煮付けは秋ちゃんの好物だったらしいです。昔、初めて作った
のがこの煮付けで、お店に出しても恥ずかしくないと言われたのが、実は料理の道を目指す
きっかけだったらしい。
恥ずかしくて本当のことは言えなかったんだね。
ウィンナーの足がまっすぐだったとか、オムライス作ったらご飯は白米だったとかさんざん憎まれ口
いってたけどさ。
さて。泰人の方ですが、薬品庫からやっぱりペニシリンが持ち出されていたことがわかり、児童相談所が
乗り出してきます。
調べてみれば、通院記録と、バイト休みの日が重なると。
泰人が、ともこが具合悪くなっても自分がちゃんとつき添える日にペニシリンを飲ませていた、
ということになるらしいです。
うーん、というかなんかちょっと不自然な点がないですか？
まあいいけどさ…。
そういうわけで泰人とともこは別々に保護されることになります。
もうこれまでの２人には戻れないんだな、と残念な石末。
一方で加地君は、これまでの記録を見て考えています。
運ばれた時間帯、これまで通院してきた日時など…。
そしてパジャマだと。まだ気づいてないんだと言って飛び出していきました。
泰人のところにやってきた加地君と石末は話をしています。
これまでともこはバイトを欠勤したことがない、通院を繰り返しているのにおかしいと思い
ませんか、と。
つまりともこは兄がやっていることを気づいていたんですね。兄が休みである前日に
必ず自分の具合が悪くなるって。
今回運ばれた時も、夜中だったのにパジャマでなかったのは不自然。そこはやっぱり
女の子で、パジャマで運ばれるのがいやだったから服を着ていたんだと指摘。
そこから導き出される答えといえば、兄の休みに合わせてバイトのシフトを組んでいた、
休みをとっていたということになります。
加地君は、あなたの行為は許せない、いくらともこが受け入れていたとしても、愛する人を
傷つけていることに変わりはないからと指摘。
けれどもまだ生きてるんだからやり直せるともいいました。
つーかここでなんかエンディング流れ始めましたけど？早くないスか？
結局、兄に対する処分は見送られ、兄は別の病院で療養することになりました。
ともこは加地君と話してるんですが、やっぱり気づいていたと言っています。
それでも良かったんだと。
まあ、段々と周囲から大変さを理解してもらえなくなる中で、兄は前に妹を病院に
連れていった時に優しく声をかけられてもらったことが忘れられなかったんでしょう。
いつしか自分の大変さを理解してもらうために、妹にこんなことをするようになって
しまった。
加地君は秋ちゃんらのことをあげて、「姉が弟に望むことはただ健康で生きていて
くれること」と言ってました。
ともこは兄のことを思って、自分が苦しむのを受け入れていたとしても、それは本当に
兄のためにはならないと、加地君は言いたかったんだと思います。
そうして秋ちゃんの弟は帰路につくんですが、秋ちゃんが作ってくれたお弁当を広げて
みると、ちゃんと足のまがったたこさんウィンナーと、ケチャップソースで作られたご飯の
オムライスがありました。ちなみにもう昔の話はするなとメモもありました。
一方で秋ちゃんも同じ具のお弁当をつついていました。
いよいよ別れる兄のとこにともこがきて、「ごめんて１回じゃすまないんだから。全然
足りないんだから」と、ワイシャツにアイロンかけたら変なとこに線がついてるとか、カレーの
具は大きすぎて口に入らないとか、お前その時点で言ってやれよみたいなことをいろいろ
言って、昔からのことを考えたら今回のこと、全然ごめんに入らないからと言ってます。
真面目な児童施設の人だったら「ちょっと君詳しく聞かせてくれないかな」とか言いかねんぞ。
今回のことが大したことないとか…。
つーか兄が立ち去った後で「ありがとう」とかツンデレですかキミは。
ここで物語はさわやかな笑顔の加地君を映して唐突に終わるのですが、たまにはこんな
終わり方も面白いです。それで途中でエンディング流れてたのかー。
物語始って15分くらい経過してからやっとOP流れた銀魂を思い出します。
次は最初からエンディング曲流れるな。(ないから)
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→ヴォイス〜命なき者の声〜