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神の雫 |
第6話(09/02/17)
間違っていたら申し訳ないのですが、今回はあらすじ説明のナレーションが弁護士さん
だったように思います。変わっててよかったと思います。
というかこれまでで思ったのですが今まで登場したワインって赤ばかりですよね。
白ワインとかロゼの立場は…?と思ったらやっぱり偏っていると思われたのか、今回は
白ワインです。
えー、雫がショックを受けて遺産争いを放棄したということでパトロンは、今にもよさこい
踊りを踊りださんばかりの上機嫌です。いや、相続するのは遠峰さんであって、そうなると
多分あなたの思う通りにはならないかと思われますが。
で、遠峰さんもこのまま遺産をつげるわけではなくて、使徒を探し続けて神の雫に辿り
つくまで、ワインの銘柄あてはしないといけないみたいです。
これで外したら遺産どうなるんでしょうねー。
それで第4の使徒の説明が開けられるわけですが、やってきていたみやびがメモを
取ることになります。
雫がどこにいったかはわからないらしいです。
まあここでメモ取りに来てることは好感持てたけどさ、やっぱりみやびうざいわー。
えーと。
第4の使徒では険しい頂がどうのこうのと…。雪山ですか。そこに上ってどうのこうのと
いう記述が続きますが、ということは神崎父はその雪山で未知の物体に出会ったと!
そして触れたところ意識を失ったと!それ「地球が静止する日」の最初のくだりじゃねーかよ。
みやびは職場でそのメモを読み上げてるのですが、みんな聞いてるけどさ、仕事
しなくていいんですか?
部長なんか、こんな文章で今までワインあててきたの、とか逆にびっくりしとるし。
雫はロベールに、遠峰が本当に父の子であるのかを確認しにいってるみたいなんですね。
それを知っていて養子縁組をしたのかとか。
ロベールは私が言えることは何もない、と突っぱねます。
あとパトロンが、ほのかが遠峰を身ごもった時、パリで神崎父はほのかと暮らしていた、
立派よねーというものすごい皮肉を言ってました。ルチアと氷の微笑合戦でもしてろ。
というかここでみやびが、雫の出生の秘密とかを会社の人たちに話してるんですね。
あんたそれは絶対やっちゃいけないことだろ。
複雑な身の上であればあるほど、ほっておいてほしいこともあるし、勝手に他人のみやびが
話していいことじゃないと思う。何こいつほんと信じられないほど無神経ですよ。こんな人が
実際にいたら私は殴りますよ。平手でなくグーで。
そこに雫が元気に出勤してきてみんなギクシャク。つらいことあったら私に相談しなさいよ
とか部長は言ってるし。まあこのあたりはギャグでいいけどさぁ。ほんとみやび鬱陶しいから
行動控えてほしいんですが。
一方で遠峰。
パトロンがお祝いしましょーとか言ってるよ。何にですか?中川大臣の辞任ですか?
(ネタ的にやばいからやめてください)
で、ふと遠峰は思い立って出かけるのですが…。
雫が戻ってきたら遠峰さんいたし。
ここはなんか居慣れない場所にいて、ちょこんと座ってる感じの遠峰さんがかわいかったです。
サインとかねだられたりしてるし。
遠峰は2人で話したいのだが、とか言ってますが雫は「ここでいいですよ」とか…皆耳が
ダンボになってますけど。
遠峰は、君はもう戦うつもりがないと聞いたが、今までその程度の決意で戦っていたのか、
と言ってます。
ただ雫にしてみれば、好きであんな父の息子やってるわけじゃないし、自分よりもワインに
対する知識も思い入れもある遠峰が継いだ方がよっぽどいい、と割り切ったわけですから、特に
何も思ってない。
ま、それで遠峰は立ち去るのですが、それを雫は追いかけています。
父のしたことがそんなに許せないか、この兄が腹立たしいか、とか言う遠峰。
うーん、少なくともあなたのことは嫌ってないと思いますけど、雫は。
そうじゃなくて今まで、母にひたすら愛を注いでいて、自分にこんなことを課したのも自分への
思い入れがあったこそだからと思っていたのが、他にも子供はいるわ、母が大変な時に別の
女と過ごしてるわで、理解しなさいとか言われても無理だと思います。しかもそれを言わないで
死んでったしな。
というか私はむしろその辺の雫の事情を、どうして遠峰はともかく、みやびが理解しようと
しないのかがわかりません。
この後雫に本間が「戦い抜けよ」と言ったりとか、部長が「雫は神に選ばれた男」とか
言ってるし。本間は「神にもらった才能をどぶに捨てようとしてるのは許せない」とか。
しかもみやびも「何であきらめるんですか。今の神崎君超サイテー」とか。
いや最低なのは人の秘密を勝手にばらしたあげく、その心情も理解しようとしないで
ただ逃げてるから最低と簡単に言うあなただと思いますが。
少なくとも私が雫の立場だったら、こんなこと言われたらマジむかつきますよ。人の
気持ちも知らないで、と。そこまでの人間か、とか言われても関係ない。
雫も、遠峰は才能もあるし名誉もある。実の息子だというのも分かった、遺産相続には
適任だと言ってます。
そして、実の兄弟なのに父が残した遺言ゲームに翻弄されて、そんなのさびしすぎるよと。
彼の言うことの方が正しいと思うけどねぇ。
確かに神崎父は何か思うところがあってこういう風にしたんでしょうが、やっぱり言わなきゃ
伝わらないことなんてあるんだから。
つーかこの対決を見ていると、聖闘士星矢の、城戸が残した息子設定を思い出しますね、
原作の。子供同士を争わせて最後に残った者がなんたらかんたら…みたいな。
はっきりいって虐待ですがな、世が世なら。
さて遠峰が生まれたての小鹿のようによろよろしています。
どうした、誰かにボディブローでもくらったのか!
みやびらはまたあのマスターのいるお店に来てますが、本間達に「遠峰のこと、
一番つらいのは遠峰じゃないかって(雫は)言ってました」とか言ってます。
…そんなこと言ってましたか!?
まあともかく、遠峰が言っていたことは自分自身に向けられた言葉でもあるのでは
ないかと。
で、一晩明けて雫が会社に来たら、みやびが飲んだくれて寝てました。ほんっと
自由だなこの会社!
ワインがいろいろ取り揃えられてあって、部長らのそれぞれイメージしたものが
選んであったんですね。まあ根は悪い人たちじゃないんだよね。
それでみやびにコートをかけてあげて、雫は山に行ってくるというメモを残して
会社を出ていきます。
ほんっっっっっっとうに自由だなこの会社!
で、雫は雪山に上ってます。これ木が高山の木じゃないから雪のあるところで
撮影したんだろうなぁ。当たり前ですけど。
いや私も植物には詳しくないけど、何となく見てわかるですよ。
遠峰、神崎父と出会った時のことを思い出しています。
養子縁組前後のころなんですね。
死を目前にしながら自分には何一つ言ってくれなかったと。
なんていうかこのシーンを見て思ったけど、神崎父に裏切られた思いはこっちの方が
強いかも知れないなぁと思いました。ずっと父のことを理解しようとつとめて、野心があった
上で養子縁組をしたけれども、結局真実を告げてもらえなかったんだから。
ただし、ほのかは別に、父にすてられたわけではないみたいです。
のちに別の人と幸せな結婚をして、セーラが生まれたみたいなんですよ。あれ?その父は?
というかいきなり遠峰が倒れました。飲み過ぎか?
と思ったら、見えないとか言ってる。
視界が悪いらしいです。
なんかこの見え方は脳腫瘍系だなぁ。神経を圧迫してる感じのやつ。嫌な位置にあることが
多いんですよねー、この手の腫瘍。
次回あたりで医者にワイン控えろとか言われたら笑うんですが。いや、本当は笑いごとじゃ
ないんですが、アルコールを摂取することによって眼圧とかがあがったりして、よくないので
こういう病気の場合はとにかくアルコールは禁止されたはず。確か。
遠峰、倒れながらも「山へ登らなければ」とか言ってますが、あなたが今のぼってるのは
天国への階段!
ただまあ遠峰は、雫は必ず這い上がってくる、と信じてくれているみたいですね。
さっき雪山から思いっきり転落してましたよ、彼。
雫の携帯にかけてもつながらないことから心配しているみやび。
えっ、有給休暇とかとってないんですか、雫。
よくこのご時世にクビにならないな…。
遺産争いがどうのこうのの前に雫は、社会人としての認識を持った方がいいんでは。
ともかく、頂上にたどり着いた雫は、「あー!」とか叫んでやまびこ聞いてます。
バカだな、そんなによくやまびこが響くところでやることはひとつ!
スイス民謡、「静かな湖畔」の一人輪唱だろうがぁ!(氷河さんなんか物悲しいです。)
ともかく彼は、山頂の香りにあのワインと同じものをかぎ取ったらしいですね。
下山して、登山の時に声をかけられた地元の人と話しているのですが、何か変わったか、と
聞かれてます。
まあ何か得たとかじゃなくて割り切れたと、そういう解釈でよろしいでしょうか雫さん。
山は怖かった、無事に帰ってきて安心した、それがあるからまた人は山に登れるのだと。
あと学生さんだろとか言われてますよ雫君。
そりゃあ平日の真っただ中にこんな呑気に雪山上ってたら、社会人には見えないわなぁ。
というわけであわてて雫連絡入れてます。会社の皆は安心してますが、よく本当にクビに
ならないなぁ。
さて決戦の場にて。
遠峰、ビシッときめてきてます。やっぱりかっこいいなあこの人。
でまあ、ワインを披露したわけですが、弁護士が第4の使徒の答え合わせをしようとした
時に、遠峰が「来た」と。
あんたどんだけ気配読めるんだよ。ドアの外のみやびに声をかけた時のパトロンといい
お前たちはあれか、伊賀か甲賀忍者の生き残りか何かか。
ドアを執事があけてばばーんと入ってきたのは雫でした。ワインを手に持ってはいるものの、
これは違います、とハッキリ断言。
父は何を思って雪山の記述を残したのか、僕は試練の先にあるものを受け取りに山に登った
けれども感動はなく、さびしくなった。何も変わらなかった。けれども本当の感動はすぐ近くに
あったと。
このワインはそれに気付かせてくれた。自分は一人じゃないと思うと勇気がわいてきました。
まだ気がついてない大事なものがある気がある。だから戦いたいと。
山頂までいかなければ、ふもとに本当の感動があることを知らずにいた。この勝負は最後まで
受けます。そこにあるものを知るために、と。
なんか長々と言ってましたがとどのつまりは、試練を超えた先にあるものが知りたいから
頑張るということでよろしいか。
遠峰は簡単にOKしました。で、立ち去ろうとするんですが弁護士が、答え合わせをしてない
からと呼びとめるんですね。
けれども彼は「聞かずともわかります」と出て行った。
私はてっきり雫が持ってきた方が正解という意味なのかと思ったんですが、現実はそんなに
甘くなかった(笑)。雫も違うって言ってたしね。
自分のワインが正解であると、聞かなくてもわかると遠峰は言いたかったんですね。
雫は会社で皆と乾杯してます。
完敗したから乾杯とか…おい言ったの誰だ。歌丸さんに全部座布団没収されるぞ。
雫、これは不戦敗ですからと訂正しています。
あとみやびが飲む時に「目覚めよバッカス」とか言ってた。うんそれ、知ってて言わないと
意味ないからね?
さてロベールはこんなことがありましたが、雫のことを、違うアプローチを見せ始めたと
ちょっと感心しています。説明がよくわかりませんでしたが(ダメだろ)、ともかく雫もまた
神に選ばれた男である、と。
ちなみに弁護士はぼそっと、「あなた(神崎父)をあの2人が越えることなどできない」
とか言ってました。この人にも何かありそうですね。
あと遠峰、ワインをグラスに注ぎすぎだとか思ってたら見えてなかったらしいです。
もういいからストローで飲めよ。(余計に酔います)
倒れましたけど大丈夫なんかこの人。最終回までに生きてられるんだろうな…(失礼だ)。
次回からの展開はどうなるんでしょうね。
とりあえず社員が仕事してない雫の会社と、遠峰の体調と、どちらが最終回までもつか
心配なところではあります。