多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→神の雫


神の雫

第7話(09/02/24)

 話の前に一言。
 いろいろ子供に思うことがあってこういう遺産の残し方をしたのでしょうが、私が
雫の立場だったらあの世で父親と再会した時まずグーパンチです。

 あと、こちらのあらすじはやっぱり、スッキリしていてわかりやすいと思います。メイちゃんの
執事ももう少し参考にして欲しいかなとか思ったり!
 余計なエピソードをそぎ落として必要なとこだけ告げているからでしょうね。

 さて。
 前回からすこしだけ仲が良くなった遠峰と雫。これは何よりです。
 …あれ?
 血がつながった兄弟だとわかったんだから、遺産半分こにすればよくね?(それだと
ドラマがあと1話くらいで終わってしまいます)

 病院にて、ストレスによって目が見えなくなっていると言われる遠峰。おいおい、どう見ても
ストレスの症状じゃないだろあれは!
 という突っ込みはさておき、ワインをしばらく控えろと言われています。
 いいじゃん、第3話でやったように心の目で見ればさ。(それやってロベールに怒られただろ)
 このままでは失明の可能性があると言われてがっくりする遠峰。
 つーかあんた今までどんだけワイン飲んできたんだ。もうアルコール依存症だよ!

 みやびはこないだのことを謝っています。
 大嫌いといったのはウソでーとか。
 雫は、俺、しのはらさんのこと好きだよ、と言ってみやびがおおーっ!みたいになってたら、
部長も本間さんも…だって。
 うんまあ大体この手の展開は読めてたけどな。
 才能はあるのに恋愛事には思い切り鈍いってまるでどこぞの名探偵君達みたいですな!
 なんか雫がごそごそしてるので落ちてる金でも探してるのかと思ったら、ワインオープナーを
探してたみたいでした。まあ普通会社で金は探さないか。

 一方で弁護士さんは、神崎邸でお花を活けてました。
 つーかこの人もよくわからんのですが、住みこみなんですか?顧問弁護士とかなんでしょうか?
対決の文章読み上げてる以外仕事してるとこ見たことないんですが。あれか、行列のできる
法律相談所に出て金稼いでんのか。
「先生、ようやくわかってきました。あなたのしようとしていることが。でも私には何の言葉も
残して下さらなかった」
 と言ってますが…。
 これで第3の「大事な女性」とか言ったらぶっとばすぞ神崎ゆたか。

 さて第5の使徒の説明文です。
 ここで遠峰さんが目を少し気にしてる演出はよかったなーと。というか、ストレスが原因なら
それを緩和する薬とか飲んでるんですかね。まあそれにしてもアルコールは厳禁でしょうが
(どっかの大臣みたく「ふぅ〜、誰だ!」になっちゃいますから)、治療くらいはちゃんとしてると
思いたいです。

 で、第5の使徒は、安堵に満ちた光、「弥勒菩薩半跏思惟像」。
 ミニ知識としては、弥勒菩薩は今のブッダの次にブッダとなることが決まっている菩薩で、
一般的に男性とされています。が、宗教上では男性女性の区別はないとなってるので、この
ワインで弥勒菩薩を出して女性を比喩したとしても問題ないです。一般的には男性、とわかってて
やったならこの対象となる人物に、神崎ゆたかがぶっ飛ばされるでしょうが…。
 弁天様みたいにはっきり女性像として扱われる神様もあります。

 えーと、それで、間違いをおかしつまずいた私を導いてくれた、ゆえに私は思う。その人への
思いを愛という言葉では表せないと。
 まあつまりありがとうってことなんでしょうな。(いきなりネタバレしましたけど)

 さて今回もまた雫の会社でワイン探しですが、本間さんがパロールとかイタリアの王とか叫んでて
雫が耳押えてるのが面白かったです。
 イタリアかぁー。イタリアのワインはトマトにあうものが多いなって雰囲気があります。さすが
イタリアです。
 というかそれ本間さんのとっときだよね。皆で取り上げて飲んでる…いじめ?いじめですかおい。
 社員がワインのストックを持ってきてる会社って一体。

 で、このパロールを飲んでみた雫。
 …イメージ的に慈愛に満ちた光というよりビッグバン、宇宙の創造だよこれ。
 雫は、第5のワインは包み込むような光のはず、と言います。
 けれども、父は悩むような人ではなかった、とも。
 部長はその神崎父をさして、親近感を覚えるというんですね。
 雲の上の人だったイメージの相手が、そんな風に自分達と同じく、悩んだり苦しんでいたり
することもあったのかと。
 あれですね、アイドルはトイレいかないよってやつですよね。(言ってる意味は同じだが
雰囲気ぶちこわし)

 みやびは、神崎父が出していたという本を持ってきました。
 結構この子口は悪いし性格もアレだが勤勉家なんですよね。そこのところは評価できるわ。
 マスターもそれを読んでたらしくて、いろいろなことを教わったが、ワインは何を飲むかより、
誰と飲むかが大切だとわかった、と重要なヒントを。
 それから、ある本のあとがきに、第5の使徒のメッセージと同じようなことが書かれており、
その本に紹介されている店を1軒1軒回ってみるよ!と。100軒くらいあるらしいですよ。
 それでも雫は回ってみると。
 すごいなー。
 何がすごいって休みとるわけでなく平日勤務時間中に堂々とやってることだよ。

 いろいろな店を回って(しかもみやびもいる)、父は一人できていたか、とか聞いています。
どの店も父は常に一人だった、と言います。
 以前来ていた頃は人とも来ていたが最近はずっと一人だった、という話があり、具体的な
時期は4年前の秋からだと。
 それを聞いて考え込む雫。
 その時期は自分の20歳の誕生日であり、同時に、父の裏切りを知った日でもあるんですね。
あのほのかがどーたらこーたらって文章を見つけたやつです。
 それから雫は父と縁を切って一人で生きていくと決めた、それからはずっと父は一人で
ワインを飲んでいたんだ。誰と飲むかが大切なんて言ってたのに、ずっと一人ぼっちだったんだと、
父の晩年についてしんみりしてます。

 でもさー、雫の気持ちもわかるけど、そういう紛らわしいことをしたのは自分なのだし、結局
そういう道を選んだのは自分なのだし、あとになってわかるけど、雫が思ってるほどこの人
孤独でもないでしょ。やったことには後悔してたみたいですが…。

 雫はあの弁護士さんのとこに行き、一緒にお酒を飲んだことはあるか、と聞いています。
 が、弁護士はお酒は飲めませんと。
 父は死ぬ前に一人でお酒を飲んでいたんだけれども父は孤独でしたか、と聞く雫に。
 弁護士の顔色変わりました。
 あなたは父のことを本当にわかってないんですね。その質問にはお答えしかねます、と。
 ねぇどーして!?どーして答えられないの!?どーしてぇぇぇぇぇぇ!
 誰か、ヴォイスの加地君呼んできて!

 一方で遠峰さんは相変わらずフラフラしていました。
 大丈夫ですかねぇ、この人。このワイン部屋にいるとこしか最近見ないんですが、彼の家は
この部屋しかないんですか?(そんなことはない)
 それと、ワインの入ったワイングラスの周りをぐるぐる回りながら「私はおそれはしない」とか
言うと怖いのでやめて下さい。ひとりイス取りゲームですか!?

 みやびが朝から悩んでいるので何かと思ったら、また雫と連絡とれないらしいです。
 よく解雇されないな、雫…。
 
 その雫は、遠峰さんのところに来ていました。
 普通に出迎える遠峰。
 つーか本当にワイン対決絡まないとまともな人だな!
 雫は遠峰に、あなたはどうして戦うのか、と問います。知れば知るほどわからなくなると。
 死ぬ間際の父は孤独でした、原因は多分僕で、その僕と肉親であるあなたを争うように
仕向けた意味がわからないと。
 
 おいおいおいこのパソコン、しむけたを変換すると死向けたになるよ!どこの河上万斉!?

 ともかく、遠峰は悩めばいい、それが君達親子の特権だ、と言います。
 私も母も神崎ゆたかとは無縁の生活だった、孤独だったなど関係ないと。
 確かに、苦しみといったら変だけど、孤独さを味わったのはこの親子の方が強かったはずで、
それなのに、父の孤独がどうこう言われても困るだけだと思います。
 なんだろうなぁ、まだ雫の中に、甘っちょろさが抜けてないとは見てて思います。
 やっぱりほとんど苦労しないで育ってきたから、父の言葉に今になって振り回されてる、
みたいな。
 もちろん2人の女性を愛するということをしてくれた父のせいが多分にはありますけども。
 それはそれ、これはこれ。
 今回はそういう、雫の甘さっていうか、そんな部分が出ていたように思いました。

 さて、あーだこーだ話していたらパトロンがやってきて、「ヒントを探り出すような真似は
やめてちょうだい」とか言ってます。いや今の会話のどこらへんに使徒の話が出てきました?
あんた一度耳鼻科いった方がいいよ!
 そういうわけで雫は帰っていきますが、「ここのセキュリティをもう少し厳しくしましょう」とか
言ってます、パトロン。
 おいおいそんなヒマがあったら三國造船の三國家なんとかしてやれよ。あんだけ金持ちで
会社には警備員いるのに、家は簡単に他人が出入り出来る状態だぞ!(銭ゲバ)
 
 遠峰は、誰の力も必要ないから出て行ってくれと追い出してます。
 パトロンはセーラに文句いいがてら、雫と遠峰が兄弟であることをばらしています。
 ショックを受けるセーラ。
 おいおいそんなに雫と血がつながってることが嫌なのか!(違います)

 みやびがマスターと話しているところに雫が来たのですが、二人は気づいてない様子。
 みやびの、何とか力になってあげたいという真摯な気持ちにちょっと嬉しくなっている雫。
 嬉しくなるのはいいけどもうちょっと仕事もちゃんとしようよ。
 で、ワインをマスターに出してもらって、みやびにお礼を言っています。
 マスターはそんな二人を見て、「ただそばにいることが大事だったりすることはありますよ。
何も語らなくても気持ちが通じることも」と言います。
 これヒントじゃないスか!?
 メモを広げる雫。…の隣でみやびが弥勒菩薩のポーズしてるし!こぇぇよ!
 なんか電波送ってるみたいですよみやびさんは!
 元気出して使徒のワイン探ししましょーという電波…メッセージを送ってるんだってさ。
 お前は「おべんと食べるのポーズ!」やってたBLEACH初期の織姫か!

 誰もいない神崎邸にたたずむ弁護士さん。
 使徒のメッセージを思い出して、先生はもう何も語ってはくださらないのですね、と言って
ます。そして、手紙の入ってた封筒を大事そうにさわってますが…。

 お店探しを雫とみやび熱心にやってると思ったら、会社の方では皆が仕事もしないで地図を
ホワイトボードに貼りだしてお店チェックしてるぅぅぅぅ!
 この会社つぶれるぅー!ちょっと、三國造船の風太郎社長呼んできて!

 さてやっとのことでお店が見つかりました。
 店員さんも確かにこの後書は当店のことです、と言ってます。
 そして父がよく使っていたテーブルに通してもらいましたが…。
 ちょっと、二人とも気づいてないけど、父の座り位置おかしいだろ!
 夜景に背を向けて「一人で」座る奴がどこにいる!
 絶対誰かと来てたよこれ!

 あーもう呑気に「父が残したワイン」とか出してもらってみてるんじゃねーよ!

 ここら辺は見てて心中、頭抱えて転がってる感じでしたね。
 ドリフで言うなら「志村、後ろー!」って感じで。

 ともかく、父の残したワインは、雫の生まれ年のものでした。
 ずっと父は死ぬまで気にかけていたらしいです。
 多分ここで雫と一緒に飲みたかったんでしょうね。
 雫は、父を孤独にさせていたのは自分だった、とちょっとショックを受けるのですが…。

 みやびは、神崎ゆたかは孤独ではなかったと思う、って言うんですね。雫20歳の誕生日から
ずっとここに一緒に来ることを待ってた、大切な誰かを待つって楽しいですよと。
 やることなすことアレなとこがありますが、みやび結構いいこというと思います。
 あとわたくしこのシーンで大変なことに気付きました。
 雫のコートが3週間前から同じです!うんまあそれあんまり話には関係ないよね。
 
 えーっと。
 遠峰さんですがショックを受けているセーラに、私が世界でただ一人家族だと思って
いるのはお前だけだ、と言ってます。
 いいお兄ちゃんですよねー。
「もしもしお兄ちゃん?私セーラ!あのね、CMの新規契約がダメになって、会社が
怒ってて1000万円必要なの!ぐすっぐすっ…えっ?声?うん、風邪ひいてるの…ゴホゴホ
…それでお兄ちゃん、今すぐ振り込んでくれない!?お兄ちゃんが頼りなの!」←絶対
騙されるな、遠峰。(無茶言うな)
 
 さて、父の残したワインを2人で飲んで雫は、空に浮かぶ月を見ています。限りなく
セットくせーなここ。(失礼です)
 みやびは、慈愛に満ちあふれた光って月かも、と言うのですが…。
 雫何かに気づいたようです。
 振りむいて月を見ているみやびにそのまま!と言ってます。
 なんかみやびさん、姿勢つらいらしいので、早く解答出してあげて下さい、雫さん。

 どうして父は月に背を向けて座っていたのか、と言う雫。
 そうです、やっと気づきました。
 父は月を直接見ていたんじゃなくて、誰かと向き合って座っていて、グラスに月が映って
いたんだと。
 父にとっての弥勒菩薩はあの人だと。
 店員さんに、店で飲むワインは決まっていましたか、と聞けば、特には決まっていなかった
けれども、パロールではいつも同じ銘柄だった、と。
 しかし雫は気づきます。それでは言葉が足りない、と。
 さあ父が本当に伝えたかったのは?

 あの、雫さん。時間めいっぱいつかって苦労して発見されたとこ申し訳ないのですが。
 なんか遠峰さんは時間の都合か、わりとあっさり見つけられましたよ?何この差は。
 ちょっとぉぉぉお!目が見えなくて苦労するとか普通あるだろここは!何このおいしい
エピソード丸無視してさくっと見つけたとか!
 
 さて次のシーンでいきなり聖ルチア学園の門が映ったので何かと思ったら神崎邸でした。
 第5の使徒答え合わせです。
 雫がワインを飲むと父が隣に現れるのですが、これは遠峰の時には現れなかった。
このイメージの差は何かあるんでしょうかね?
 ともかく、二人が見つけたのは同じワインでした。
 弁護士、なんか不満顔やのう。
 どうして分かったんですか、どうして!とか取り乱してますよ。
 おおい加地君(ヴォイス)、君のお姉さんがいるよ!?

 私はこの場にいる資格のない人間です、と立ち去ろうとする弁護士。
 雫はそれを呼びとめて、誤解していると思う、と言います。
 振りむく弁護士さん。
 ええいここは「誤解も六階もあるか!」と返すところだろうが!(それは笑点での返し方だ)

 あなたが読まなかった遺言状の続き、という言葉が雫の口から出ます。
 続きがあったのかよー。これは知りませんでした。
 その先に父の大切なメッセージがある、と。

「その人への思いは感謝という言葉で表す」
 そんなメッセージが実は遺言状の封筒の中に残されていたのです。
 愛という言葉で表しきれないならそっちかなと思ってましたがやっぱりそうでしたね。
 雫は弁護士さんに、ありがとうとお礼を言います。
 あなたがいてくれたから父は、というのを弁護士さん遮って、「私の方こそ先生のこと
何も分かっていませんでした。すみませんでした、雫さん」と。
 いいシーンやのう…って誰かつかつかと来たよ。
 パトロンでしたー。
 あなた遺言状を最後まで読まなかったのは問題でしてよっキッ!みたいな感じで文句
言ってます。
 当てたからいいじゃんよ。
 ほんじゃこの勝負ドローにしてもいいし。結果的に変わりませんしね。

 雫は弁護士さんをかばうんですね。
 どこが悪いんですか。あの父だって悩んだり苦しんだりしてた。だからこそ大切な
かけがえのない人に感謝しようと思った。僕にもそういう人がいます。あなたにも
いるでしょ。だから誰も責めることはできません、と。
 この場にふさわしくないのは…と言われてパトロン出て行ってます。
 あ、一応空気は読めるんだ。展開は読めてないけど。(待て)

 弁護士も出ていこうとしてます。
 ロベールは、これも神崎の意志だとか言ってます。
 あ、そういえばいましたね、この人。先週と比べて恐ろしくセリフ少ないからすっかり
忘れてた。(失礼)
 
 弁護士さんが振り返って、「私は神崎ゆたかに及ぶ者はいないと思っています。それを
見届けます」と言いました。
 晴れやかな顔になっていたので、彼女自身もなんか抱えてたものに決着がついたの
だと思います。

 ロベールはただ、一つ懸念していることがありました。
 遺言状のすべてを読まずして、使徒にたどり着くのはすばらしいとしても、遠峰が絶望の
暗闇に目を向けてしまうとはなとか。
 いや、ワイン飲まなかったら徐々に治るらしいですよ?違うか。

 パトロンは一人やけ酒でなんか、残念だわ遠峰一青、私を裏切るなんてとか言って
ますよ。最初から利害の一致でいただけなんだからいいだろ。
 神の雫最終回はこの女がラスボスですか!?あれか、メイちゃんの執事が仮面ライダー
だからこっちはワイン戦隊シュランジャーとかで戦うのか!?(特撮から離れるように)

 雫はみやびにお礼を言って、俺にとってのワインオープナーとか言ってます。
 ああ、あれか。
 なくても普段は困らないってやつですか。←ひどい。

 さて来週は遠峰ピンチ!
 階段から落ちてるぅー!
 犯人は風太郎ですか!?(いや自分で転落してたやん)
 来週は銭ゲバとコラボレーション!はしないので苦情メールとか出さないように。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→神の雫