多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→リセット


リセット

第10話(09/03/19)

 アンリが、男と女ってどっちがカッとしやすいんでしょうねーとか言ってます。
眠かったので「カットしやすい」だと理解して、え?髪の毛が?とかボケたことを
考えていました。
 うんまあカットしすいのは坊主の人だね!←失礼だろ。

 ヒステリーというくらいだから女の方がと思われやすいでしょうが実は男の方が
カッとしやすいのです、と言うアンリですが。
 その前にそこの模型が気持ち悪いんだけど。なんでガイコツ?

 アンリによると、男がカッとしやすいのは狩りをしていたころの本能だとか。危険に
さらされた時すぐに逃げられるようにとか。
 まあそういう脳の違いももちろんあるけど、すぐに動けるかどうかというのと、カッとしやすい
というのはちょっと違うかなとか思うんですけどね。
 とっさの動きというのは先天的なところも多く含まれるそうで、男だからとか女だからと
いうのはあまり関係ないらしいです。
 人が小銭落とした時にとりゃ!と銀さんみたく拾いに行くか、バカハタ皇子みたいに
見てるだけか。

 ちょっと長くなりますけどいいですかとかアンリ言ってたけど、途中で切られました。
お前は番宣の途中で前振りが長くなりすぎてCMにいってしまった松ケンか!
(以前セクシーボイスアンドロボの宣伝でやってた)

 とある飲み会の席でもめている男女が一組。
 男の名は宮本といい、女はひろ子。
 つまりまあこの宮本という男が、千春という女性と二股をかけていて、千春の方と結婚
するってんでひろ子とモメてるらしいのです。
 今回の話はリセット史上一番、同情できない主人公かも知れん。
 どっちの選択をとっても自業自得でしょ?としか思えなかったから。こういうのも面白いかなと。

 飲み会の席は千春と宮本の結婚祝賀会とのこと。
 こういうのがわざわざ開いてもらえるなんてどちらかが会社のえらい人の関係者か何か
でしょうか?
 まあともかくひろ子は、死にたいとか、私の方が女として上とか、結構怖いことを言っています。
 で、宮本はよせばいいのにこんな席でも「愛してるのはキミだ」とか。
 結婚しても二股し続けるつもりかこいつ。
 今すぐこいつの頭に衛星という名の北朝鮮からのミサイルが落ちてくればいいのに。

 ひろ子、相当怒ってるからこれ絶対仕返しされるな。

 お祝いの席ではお局の宇多子とかいうのが、私が結婚するはずだったのに、とかいって
めっちゃひかせてます。
 冗談とか言ってもマジに聞こえるものは笑えなかったりするわけで…。
 ちょっとしつこいかなこの人。
 でもいるよねぇ、こういう人。結婚の披露宴で別れの歌平気で歌う人とか。

 僕の悪夢はこの時から始まった、とか宮本言ってるけど、少なくとも今回のことは自業自得です。
どっからどう見ても身から出たさびです。

 さて宮本と千春は結婚しまして、これ一戸建てかな?豪華な家に住んでおります。
 こんな素敵な家とか言ってるけど、建てたのは親の力らしいです。
 わかりにくい。後で書くけど宮本の設定わかりにくい。

 そこに電話が。おいおいこういう時くらい携帯切っとけよ。
 しかも呼び出し音が三三七拍子だし。
 電話の相手はひろ子でした。
 あわくってトイレに駆け込む宮本。おいおいトイレもムダに豪勢だな!ここだけで人が
住めるじゃん!

 ひろ子が助けてとか言っているのを聞いて、部長からの呼び出しとウソをついて出ていく
宮本。
 彼女が呼び出したのはホテルで、木下部長に、強引に連れてこられた、助けてほしい
みたいなこと言ってるんですね。断ったら首にするとか。
 これ立派なセクハラ・パワハラですやん。録音しといて会社に聞かせたれよ。
 ひろ子は派遣社員なので立場が弱いかららしいです。
 で、いろいろモメているところに部長がお風呂から出て来て「これは違うんだ!」とか
焦っておりますが…。

 出勤して部長に呼び出された宮本は、話を合わせて何も見なかった、ということにして
おきます。
 まーそれが安泰といや安泰ですが、これで済むはずもなく…。
 宇多子がやってきて、宮本を呼び出しています。
 先日の件をひろ子から聞いて、セクハラで告発するとか言ってるんですね。
 そのために宮本の力を貸してほしいと。
 つーか。なんで宇多子がしゃしゃり出て来てるんだろう。
 ひろ子がどうしたいかじゃないんですかね。立場的なものもあるけども。
 ひろ子、最後に愛を見せてとか言っています。これで諦めてあげるからとか。
 これ絶対何かあるよ。
 つーか強制してるあたり、宇多子の方がパワハラな気もしますが…。

 そういうわけで上司に報告した宮本ですが、そういう場所になぜあらわれたのかを
逆に突っ込まれてしどろもどろ。
 当たり前だわな。宮本そこまで考えてなかったんでしょうか?
 で、次の人事で台湾にいってもらうとか言われてて、事実上の左遷ですね。
 まあこういう不当な人事は訴えれば勝てますけど。
 この会社は隠ぺい体質ですなぁ。

 がっくりして宮本が帰宅するとっていうか、この家玄関の位置おかしいだろとか
思うんですが、ひろ子が来てたんですね。
 しかも二股の件ばれてたし。
 バカすぎる。
 千春が「こんなバカな女と寝てたなんて最悪」と言えばひろ子は「1056回くらい寝てた」とか
なんだその具体的な数字はみたいなこと言うし。
 で、千春がこの家の権利贈与の書類にサインしてとか言ってます。この家を自分の名義にしろと。
 アホか、そんな簡単に権利が贈与出来るわけないだろ。
 んで、二人はモメにモメて、ひろ子が「私が泥棒猫ならあなたは薄汚いメス豚だ」とかなんとか、
お前は銀魂読んでただろみたいな発言をしてたら、千春が包丁を持ち出してきて2人がそれで
もみあってる最中、宮本もよしゃいいのに止めようとして割って入って刺されとる。
 私だったら怖いので近寄りませんが(笑)。

 足の痛みで転げまわっている宮本に電話がかかってきます。
 誰だよこんな時にって言ってたらアンリでした。しかも救急隊員の格好。手にはサイレン。
 うん、宮本「救急隊員の方ですか」とか言ってるけどどう見ても救急隊員は手にサイレン
持ってないだろ。
 そんでアンリ、「女性というものは」とか長々始めました。
 宮本が一応「その話長いですか」って聞いてたのは笑えます。アンリが「10分ほど」って
言ってたけど、10分も待てるかアホ!
 そしたら「7分ほどで…」「長いです!」「じゃあ私どこで話すればいいですか」「ほかで!」
 宮本の気持ち、少しだけわかります(笑)。
 あとアンリ、人をまたぐのにいちいち「通ります」とか音声やんなくていいから!
 お前にカッとしそうだよ!

 で、やっとリセットの話が出まして、告発するかどうかの段階に戻れるということです。
「次は選択を間違えないように」というアンリ。意味深なメッセージですね。

 戻ってきた宮本は、無理ですと宇多子の話を断るのですが、ひろ子が二人きりで話したいと
言いだし、あれこれモメてるんですね。
 宮本は会社に逆らわない方がいいよ、というけども、ひろ子は会社よりもあなたが許せなく
なった、と言って服を破いて襲われたフリを演出するわけですね。
 その翌日からひろ子は休んでるんですけど、派遣ならあまり長く休むと契約切られて終わり
だと思うけど…。
 一方で宮本と千春は幸せそうに過ごしてるんですね、一応。
 あと千春が、「車欲しいー、あなたの親に言って買ってもらって」とか。何この女。どんだけ
図々しいんだ?ふざけんなよ。

 3日経過しまして、それでもひろ子は出勤してこず。この時点で普通は契約白紙に戻されますね。
 ともかく、宮本が帰宅すると宇多子が来ていた。
 ひろ子が出勤してこないのをおかしいと思ってマンションに行ってみたら、ひろ子は死んでいたと。
 驚く宮本。
 宇多子は死体の写真もとってきたとか言ってるけど、いや警察に通報は?
 遺書もこっそり持ってきたとか言ってるんですね。それ立派な違法行為ですから。
 どう考えてもこの時点でおかしいですよ。
 ちょっとこの展開は無理があるっていうか…。
 
 うーん、まあともかく遺書には、宮本に捨てられて会社で辱めを受けたので死にますみたいな
内容が書いてあると。
 宇多子は黙っておいてあげてもいいから、自分と結婚しろとかムチャクチャなことを言ってます。
 そこで千春が逆上して包丁を持ち出して、モメているうちに今度は宇多子を刺してしまった。
 もうどっち転んでも誰かが刺されるんじゃん。
 
 宇多子の死体を前に千春は、あなたのせいよ別れましょとか言ってんだけど。
 いやいやいや刺したのはあなたですから、ここで警察を呼べば逮捕されるのあなたですけど?
 あなたのせいで殺人おかすことになったのよ、とかいっても警察は「はいはいそうですかー」
で千春を逮捕すると思いますが。
 ここで階段のシーンで不自然にQRコードがありました。
 アクセスしようと思ったけど全然間に合わなかった。これは何だったんでしょうね。

 ともかくここでまたアンリが登場し、今度は郵便局員の格好をしています。年賀状どうぞ
とか言われても。あとついでに木下部長も殺したことにするな!
 ちょっとぉぉぉ!アンリにオージンジはないんですか!?
 なんかTVつけて、TVの中のアンリがリセットしますか、とか言ってるけどこれわざわざ
録画してたのかよ。
 お前はラジカセでものをしゃべるCOOLか!(集英社文庫「COOL」1・2巻発売中)

 もう一度リセットの場は刺されて転がりまわっている時点。さてどうする?
 今回はTV画面の中の水槽に、実際のアンリがコインを落とすとうまく映像がつながって行く
というので、これはなかなか面白かった。

 まあそれで戻ってきたけど痛いものは痛いわけで。
 救急車呼んでと騒ぐけど、二人が呼んでくれないので自分で呼ぼうとしたら携帯を取り上げ
られて、権利書にサインしてくれる?とか。
 いやだから、強制されてのサインは無効ですから。

 で、宮本がサインしたけれども、それでも2人は救急車を呼んでくれなかった。
 つまりこのことは最初から仕組まれていて、千春も二股していたのを知ってたわけなんですね。
それで、宮本は金を持っているから、計画を立ててこの家をもらうことにした、実はもみあって
いるうちに、ひろ子に刺されたことにして、そのどさくさまぎれでサインさせようという計画だった
らしいです。
 つまり、宇多子が刺されたあの時も芝居だったわけで。
 
 そういうわけで用なしになった宮本に冷たく「出てって」というひろ子と千春。でもって計画を
考えたという宇多子は、婚姻届にサインしてくれたら救急車呼んであげる、とか。

 ま、ろくな終わり方ではなかったということで。

 うーん…今回目の付けどころはとても良かったし、同情できない主人公設定も素晴らしいと
思いました。
 何より、自分のしたことが回り回って仕返しされるっていうのも面白い。
 ただし残念だったのは宮本が金持ちだという設定が非常にわかりにくい。最後らへんで
お金もちだとわかる(親が)という風に狙って行ったのだとは思うんですが、どういったらいいのかな、
その設定はわざと明かさないにしても、もうちょっと宮本の状況がわかるようにして欲しかったです。
 これだと単にオロオロしているだけの小心者って感じで、とても二股かけていたような男には
見えない。
 どちらかといえば、もっとずるく立ち回ろうとする演出があった方が、最後「やっぱりね」という
いい感じに仕上がったかと思います。
 後半の展開なんてもうギャグだしね。
 ということで、面白くはあったけど最後になるにしたがってややだらけたところがあったので、
もう少しそこにこだわれば、いい話になったんじゃないかなと思います。
 それだけがちょっと残念でした。



 さあ本日のリセット、選ぶとしたらどちら?



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