第7話(09/02/28)多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→銭ゲバ
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銭ゲバ |
第7話(09/02/28)
今回はどういったらいいんだろう、風太郎が本性を現したというよりも、壊れて行った
という方が正しいような印象を受けました。
つーか！冒頭ＣＭ時間が長くなってる！２分やって尺かせぐな〜！ＣＭ入れたり新しい
コーナー始めたりして本編が実質15分になってるリボーンかよ。
警察署では風太郎が取り調べを受けています。
荻野が机を叩いてたり、風太郎を突き飛ばしたりしています。
どう見てもこれで送検したら、検察から供述を強制したとみなされて不起訴処分が
下りそうなやり方です。
これはやばいって荻野さん…。
奥さんが写真を見て突き飛ばしたのは風太郎だと言ったから、という確信が荻野には
あるようですが…。
部下があまりにもイライラしている荻野さんを少し心配しています。
病気を治すにも金でイヤになる、だからこそ金のためなら何でもするというあいつが許せない
って。
でも今更だけど、風太郎のことを理解できないっていうのは簡単だけれども、これまで生きて
きた状況を思うと、頭から否定もできないと思う。性格ねじ曲がらない方が不思議なくらいの
生き方だもんねぇ。
みどりはあかねに、あの男のことは忘れろというのですが、あかねちゃんはもう全然
気にしない、みたいな感じで、風太郎さんを愛してると言ってます。何があっても、と。
あかねちゃん、強くなったなーと思いますね。
過去。
施設を飛び出してゆくあてもないままさまよう風太郎は、どっかの空き倉庫？みたいなところで
眠り込んでいます。んで目を覚ますと朝で、じいさんがおかゆみたいなのを作ってくれてた。
このおじいさんはいわゆるホームレスですかね。鉄クズとかあつめてお金に換えることで
生計を立ててるっぽい。
そうして何日が過ごして風太郎は、何があったか聞いても説教しないし、出ていけとも
言わん、そもそも偉そうなことを言える人間でもない、というじいさん相手に、自分が人を
殺したことを告白するんですね。
ここでこのじいさんが秘密をずっと本当に抱えてくれていたら、もしくは風太郎が秘密を
打ち明けなかったら、風太郎はそこそこまっすぐ育って銭ゲバにはならず、俺達の戦いは
これからだ！みたいなジャンプ１０週打ち切りになってたかも知れん。打ち切りの方が
ドラマの回数より長い！(だから打ち切りじゃないって)
ある時じいさんが、巡回中のお巡りさんをつかまえて、自分の情報と交渉にお金をたかって
いる現場を見てしまった風太郎は、絶望の中逃げ出します。
結局金なんだ、と。
銭ズラー！ゼニズラー！って風太郎叫んでますが、そんな「ベギラマー！」みたいな
口調で言われても。
風太郎 は ゼニズラ をとなえた！
スライム は ぼーっとしている
んで現代の方に戻ってまいりまして、留置場の中で風太郎、地獄行きと引き換えに証明して
やる、結局金なんだってとか言いながら、また銭ズラーって叫んでますよ。
でかい独り言だなおい。
あと、窓に向かってプラトーンみたいなポーズしてるし。どうした、あの映画に出たいのか。
さてまたも取り調べなんですが、風太郎は何も話さず。むしろ、心配してるんですよ、と言って
います。
そしてこれは別件逮捕ですよね、とも。
確かにこればれたら大変なことですなぁ。
そこにノックの音がして部下が荻野を呼びます。
アリバイは完璧で、その犯行時刻会議中だった、というのですが荻野はどうせ金で買収
したんだろうと言っています。
しかしそれだけではなかった。
「犯人」が自首してきているんですね。
サングラスと帽子をとると、風太郎にそっくりな「犯人」が。
荻野、呆然。
ここで場面は、風太郎がこの二役の野々村真一に依頼しているシーンになります。
視点が風太郎で、真一はこちらに向かって話してる、というのはなかなか面白い
やり方だなと思いました。単に映像合わせるのが大変だったからだと思うんですが。(笑)
ともかく、300万につられて真一は引き受けることにしたみたいです。
つーかお前エンジョーイ！とか警察でうっせーよ。
そういうわけで荻野は署長に呼ばれてるらしいです。やばいですねぇ。
一方で父。コンビニで買い物するのにもトランクの金見せてます。よくこんなんで
ひったくりに遭わないなぁ。どっかにしまっておけばって思うけど多分、この父も信用
しない人なんでしょうね、他人を。
思いついてどこかに出かけるみたいですが…。
さて風太郎、無事釈放となりました。
荻野にもお世話になりました、といいつつ奥さんのオペの話ちらちらさせてます。
で、外に出たらみどりがいました。
夕食３人で食べてるけど不気味なくらい静かだな。っていうか金持ちはテレビ見ながら
ご飯たべないんですか、そーですか。
風太郎、いきなり笑いだすから何かと思ったら、やめましょうか、気持ち悪いしだってさ。
ここで風太郎、ぜーんぶ過去のことをぶっちゃけました。
車の前にわざと飛び出したこと、あかねをターゲットに決めたこと、時計男を始末したこと、
みどりを助けて刺されたこと、三國父を殺させたこととか。
完璧な計画とか言ってますけどどこらへんが？こないだ、完全犯罪だっ！とか言ってた
院生がQEDとか言ってた子に暴露されてたぞ。風太郎、お前のところにも「いいえあなたは
ただの人殺しです。そしてこのノートは地上最悪の殺人兵器」って言う甘党の引きこもり
探偵が来るぞ。(それ同じ人だから)
ここでいい気になってばらしてるけど、身一つで叩きだされたらどうするつもりなんで
しょうか、風太郎。
ともかく、どーですか、こんな男と一緒に食事してる気分は、とか言ってますよ。
どーですかっていうか…さあっ沢尻エリカさんにコメントをいただきましょう！
「…別に」
みどりは、あなたケダモノだと思ったけど人間だわ、人間として死ぬよりつらい苦しみを
味わいなさい、と言ってます。
風太郎は動じずに、地獄への片道切符しか持ってないから好きにして下さいとか
言ってます。
ええい今この場でその地獄行き列車に乗せてしまえ！鬼太郎、鬼太郎を呼べ！
あかねちゃんは可哀想ですよね。結局風太郎は自分のことを利用した利用した、と
言ってても根っこの部分ではつながっていられるだろうと思ってたんじゃないかな。
それが本当の本当に、利用するだけの存在で、何もないのを分かってしまった。
私はどちらかというとこのあかねちゃんにこそ、静かな復讐の鬼になってほしかった
なぁと思います。
最後あたりに、刺した風太郎を抱いて燃えさかる屋敷の中に残って、みどりに
「おねーちゃんは生きて幸せになってね」とほほ笑む、みたいな。…昼ドラでもやらんわ
こんな展開！
部屋にいって風太郎にすがりつくあかねですが、なんかもう汚いものでも見るかの
ような風太郎の冷めた目がすごかったです。
そして風太郎決定打を。
「お前の役目は終わった」と。
そんなお前、本を読み終わった後のしおりに言うようなセリフ言いやがって。
風太郎と違う人生で会いたかったな、というあかねちゃんがすんごい健気でした。
あなたといられて幸せでした、ありがとう、と。
風太郎は気づいてないんでしょうね。
母親がかつて自分に注いでくれたような、無償の愛が今ここにあるのにね。
朝食の場で、いってきますと頭を下げた風太郎に、あかね、びっくりするくらいの笑顔で
「いってらっしゃい」と声をかけるんですね。
ああもうなんか最後なんだな…と見てて思いました。
あかねちゃんは決意したんだな、って。
真一の取り知らべですが、トイレに急いでいてぶつかってしまったらしいです。
どれくらいの罪になりますかぁーと聞いてますが、荻野が「頼まれてやったんだろう！」
と言って部下に「謹慎中でしょう！」ととめられてます。
まあ本当に過失だったなら、前科がなければ執行猶予つき判決だと思いますよ…。
どうなるかわからんけどね。
一方風太郎のところにはあの食堂の人たちが謝罪にきてました。
うちの家族がとんだ迷惑を、と。
前回までのほんわかした雰囲気なんてまったくなし。
風太郎は質問するんですね。
まずしくても大切なのはお金じゃない、心だと、本当に思いますかと。
うなずくおっちゃん達に風太郎ものすごい迫力で「くだらねぇ負け惜しみ言ってんじゃ
ねぇ、帰れ」と叩き出しました。
なんか…もう最後の良心を自分で切り捨ててしまった気がする、風太郎。
そのころみどりは、風太郎が住んでいた町にやってきていました。
自分の車が風太郎に水をかけてしまったこととか思い出したり、風太郎の家にいってみたり。
家と言うかプレハブ？みたいな粗末なところは無人になって朽ち果てていて、そこの柱に
みどりは、家族が仲良く身長をきざんだ跡を発見してんですね。
そして「お父さんを追い抜くぞ」と書かれた文字も。
まあ別の意味でお父さん追い抜いたけどな、風太郎。
港にやってくるとみどり、トランクを押している父と出会います。
何があったかまだ父は知りませんから、治ったのーとか言ってます。あ、そこからか…。
お店で父は、自分の住んでいた町に１億寄付してやるといったら、コロッと態度が変わった
こと、今夜歓迎のお食事があることなど話してます。
銭ズラーという父を軽蔑のまなざしで見るみどり。
バカだな、こんな時は釘宮さんのマネをして「何言ってるあるかマダオ。お前なんか、まるで
だめなおやじ、略してマダオある。皆お前の金を歓迎してるだけある。スコンブでもしゃぶってろよ
マダオ」って言ってやればいいんだよ！
で、10億渡すから死んでくれと言われたことに対して、「約束されたんでしょ、10億で死ぬって。
息子とした約束、1つくらい守ったらどうですか？もう２度と会うこともないでしょうけど。死ぬんです
ものね」と言って帰って行きます。
みどりキャラ変わっちゃったよ！まさにマダオの言うとおり女王様キャラだよ！
これ来週はムチ持って出てくるぞこいつ。
車の中に戻ったみどりは泣いてました。
それが、風太郎のあまりにもひどい人生を知って憎むどころか同情してしまったためなのか、
それとも自分まで嫌な人間になってしまったことを嫌悪したのかわかりませんが、前者だったら
ちょっといいなぁと思います。
それでも許されることではないですけどね、風太郎がしてきたことは。
あかねはぼーっと外を見ていました。
紅茶を持ってきてくれたハルちゃんにお礼を言ってますが…。
なんか可哀想だなぁこの子も。最後まで孤独だった。
ゆかちゃんが真一のところに面会に来てるんですが、真一はめっちゃ軽いノリで、風太郎の
ことをいいお客さんだーとか言ってます。
こいつめっちゃ口軽いやん！
そして食堂の方では、真一がこしらえたらしい借金の相手から電話が入ってるんですが、
借金あるにはあるけども、300万を一気に払ったらしい。
けど驚くのはそこじゃなくて、300万は利息で、まだ借金自体があるらしい。どんだけ借りてんだ
真一！
そこに戻ってきたゆかは、真一が風太郎に頼まれて代役をした、みたいなことを話していますが…。
で、町に大歓迎されたマダオ父ですが。
トランクを見る？とかいって、開ける→歓声→閉める→シーン→開ける→歓声とか繰り返してて
昔のコントか！って感じでした。
ただ父がぽつりと、「結局は金ですか」と言ってたのはなんかこの人もわかってはいるんだろう
なぁ、って感じでした。
風太郎書類見てます。
数字ばっかだなーとか言ってるけど、収支報告とかが絵だったら怖いだろ。
ソウルソサエティへの報告書みたいな、なんかわからない絵が描かれたものが来たらどうする
つもりなんだ。しかも持ってきた女が「どうだ、今回は大作だぞ。驚け一護！」とか言ったら。
そこに荻野がやってきて、結局は先日のことを謝り、お金を借りるんですね。
気の利いたことに、名医への紹介状もそえてあった。
ともかく風太郎はこれを渡す代わりに、結局大事なのは金だって言ってもらえませんか、とか
言ってます。
え？大事なのはきんですか？(カネだよ)
荻野せっかくだから上半身くねらせながら「大事なのはゼニズラー！」って言えばよかったのに。
(援助打ち切られるわ)
金を持って帰って行く荻野をやる気のない拍手で送る風太郎。
お前そこは「はいはいはいはいどーもー！いやーこないだねーボク、お金あげたんですワー」って
出てくるところだろうが！漫才か！
荻野は警察をやめて、奥さんの治療に専念するそうです。
警察の退職金があればまあ生活には何とか困らないでしょうが、この人もまた可哀想な
人生ですよね。
つか路上に座り込んで泣いている荻野だけど、いつ後ろからマダオ父がやってきて
トランクで荻野を引くかとドキドキしてました。(その展開になったらコメディドラマですから)
風太郎が帰宅し、ハルちゃんはなんとお礼を言っています。
父も母もうまく仕事見つかったらしいですよ。この人も態度変わっちゃったなぁ。
ともあれ風太郎は自室にいって、寝室のドアが開いていることに気づくのですが…。ああこれ
最悪のパターンだなぁ。
そんでみどりが帰宅して、部屋に行くと、ノックしても誰も出てこないので部屋に入った。
椅子に腰かけて眠っている様子の風太郎と、その向かいには…。
ハッキリとは映していませんでしたが、首をつって死んでいるあかねの死体があったと思います。
ベッドの上に手だけ映すから、あかねちゃんが包丁でも持って突っ立ってるのかとびびっただろうが！
悲鳴をあげるみどり。
次週へ続く。
つーか次回予告がねーよ！どうなったんだよ！気になるぅー！
今回は風太郎がハッキリと変わったと感じる回でした。これまで同情する部分もあった
けど、本当にクズになったな、って感じ。
あと残り２回どういう展開になるでしょうか。
それから前回ちょこっと書いた、風太郎が入ってるっぽいドコモのCMですが、話し声が
低いから風太郎っぽく聞こえるんですね、松ケンさん。
せっかくだからあれもう少し明るめの声にしておけばいいのになぁ、とはちらっと思いました。
周囲の人とのバランスが…みたいな感じで。