多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ゴッドハンド輝


ゴッドハンド輝

第3話(09/04/25)

 さて前回の終わりでちょこっとだけ導入部分をやった猟銃事故のお話です。
なんか別に続いて悪いことはないんだけど、時間あまっちゃったからついでに次の話も
少しやっちゃいますねっていう銀魂カレー忍者の話を思い出したわ。
 まあこっちは続いててもわけわからなくはない始まり方だったので、それは良かったと
思います。

 そういうわけで輝は四宮との、どっちがたくさん弾を取り除くかという賭けを拒否、さくさくと
作業を始めます。
 ただ、技術の差は明らかで、四宮と輝には数に倍近くの違いがでる。
 四宮は北見の再来と言われているほどのゴッドハンドだそうです。
 えー?それは技術だけってことですよね。北見がなんでゴッドハンドなのか、その北見が
なんでいんちょを尊敬しているのか四宮わかってなさそうだしぃー。

 あ、今思い出しましたけど、今回の話は良かったけど、もうちょっとこう、四宮が一部の患者
からは嫌われてるみたいなとこがあれば、より四宮の影がハッキリするかなと思いました。
 原作みたく子供からというのは描写大変だと思うから、診察を終えて出てきた女性の患者
さんたちが、腕はいいけど四宮先生怖いとか、世間話に興味なくて話づらいと会話しているのを
北見か輝が聞いてる、みたいなシーンがあれば、より強調されやすいとは思いますね。なんたって
話数が短いもんな!

 全部の弾が取り除かれていく行程はCGで再現されててわかりやすかったです。
 そして最後の弾が取り除かれ、縫合している時に輝は何かに気づく…。
 ここでは手の形がピッカーンと光っただけなので、大げさでなくていいなと思いました。
 OPも変わっててこっちもスッキリしてて良かった。

 さて輝が気づいて患者さんの体から取り出したものとは。
 183個目の弾でした。
 レントゲンでは影が重なってて気づかなかったんですね。
 そういうわけで確認のためもう一度レントゲンをと指示する輝。
 これは、自らの腕を過信して確認を怠った四宮が悪い。

 しかし四宮は笑ってる。
 なんかもう全然こたえてない感じ。
 輝は、患者さんのことを本気で思ってたらこんなミスはおかさないはずだ、と怒っています。
 そうなんだよね、四宮の欠陥はこういうとこなんだよね。
 つーか北見がこの現場にいたら四宮を放り出してると思うんですが。
 モニターで見てて北見、渋い顔してるけどなぁ…。

 プンスカ怒ってる輝にあやのさんは、四宮も結構こたえてるはずーとか言うんですが。
どうですかねぇー。
 そんな彼は、ある患者さんの病室の前をコソコソしている男性を見かけ、声をかけますが
この男性はそそくさと逃げていってしまいます。
 おっちゃん、見舞品くらいおいて帰れや!(違うだろ)

 帰宅していた四宮は、男性が倒れた現場に遭遇。
 なんかしらんが気管がつまったかどうかしたらしい。
 周囲の人たちがやっている方法は「ハイムリック法」という救助方法ですね。
 四宮はそこらにいた人のメガネを割り、レンズで首を切開、さらに、コンビニ袋を持っていた
人から飲み物をとってストローで気管確保。バンドエイドで位置を固定し、これで救急車が
来るまで…って立ち去るんかい!医者としてついててやるのが義務だろうがそこは!
 …メガネ弁償は多分この患者さんに請求されたかと思います。
 
 この光景を離れた場所から見ている変な医者がいました。
 黒い手袋とか…ウィッシュ!の人スかー?
 お前、そういうコスプレ恥ずかしいからやめた方がいいぞ。

 さてヴァルハラではなんかすごいことになってました。
 マスコミが押し寄せてきています。
 つーかまず入口からシャットアウトせいよ。あと水ぶっかけてやれよ。
 ええと高校生野球だったっけ、それの有名な選手、矢口君という人が、この病院に
入院してるかららしいです。
 その、選手として大切な右手親指を切断しかないということで、最後に頼ってきたのが
ヴァルハラだったと。
 担当の四宮、そして北見ももう切るしかないという判断を下す。他の方法はないと。
 あと四宮、いんちょに、あまり輝をいじめるなと釘刺されてます。
 いじめるなっつか、北見とかからすれば、子犬同士のじゃれあいレベルなんだろうなぁ…。

 矢口に説明を四宮がしていますが、今ここで切断しなければ、全身に肉腫が転移して
しまうから非常に危険であると。
 矢口はもう仕方ないよってムードなんですが、多分これは周囲の人に気を使ってるからで
あって、本人が悔しくないはずはないと思います。

 で、輝は矢口のことを聞いてますが、話す必要ある?と四宮に冷たく言われてます。
 つーかこいつほんっとにむかつくなー。
 口出されて迷惑とか…。
 輝は「仲間だろ」と言いますが四宮は「あっちいって」と。
 輝、「かわいくねーな…」と言って去っていく。四宮が「聞こえてるわよ」と言っても「聞こえる
ように言ってんだよ」。
 お前ら夫婦漫才で笑点でも出てろ。

 さてそんなさなか、りゅーたくんとかいう子供が、チャリでこけたとして運ばれてきます。
 腹部を打っており、すい臓断裂でオペが必要と輝らは判断。
 ところが片岡がそれを制止して、自分が話しかけながら腹を触っている。
 そして触診して、様子をみましょうって言ってるんですね。
 子供の治癒力にかけましょうと。
 うーん、ここ、ちょっとさらりと流されすぎて残念な感じがありました。
 ここは片岡先生のすごさを表す重要なシーンだと思うんですよ。
 それならば、輝や四宮以外の先生が「流石だな、片岡先生」と感嘆のコメントもらして、
誰かが「知っているのか雷電!」みたいな解説の流れに行けばよかったと思う。つーか
雷電違う。

 オペしなくていいと聞いて輝がホッとしているのに比べて、四宮は不満顔。だからお前は
患者さんの側に立ってないと言われるんだよ、ひよっこめ!
 そんで、矢口の担当を輝も請け負うことになります。
 これは、メンタル面を考えてのことらしいです。いんちょ流石に四宮だけでは心配だったん
だろうなぁ。
 北見はめっちゃ納得してないけどみたいな感じ。
 
 そういうわけでルンルンで輝は矢口の病室へ。
 つーか輝、入るなら入るでちゃんと入れ。ドアにはさまったまま遠慮がちに会話すんなよ。
ここから見た人はお前がドアに挟まってるのが趣味かと思うだろうが。
 そういうわけでキャッチボールしたいという矢口。
 輝は手は傷まない?と気遣うんですけど、矢口は大丈夫、どうせ切るからと自嘲的。
 絶対輝、何とか助けたいと思ったよなぁ。

 あと、キャッチボールのシーンは割と普通でちょっとつまんなかった(笑)。
 仕方無いんだけどさ、輝がすごいボールばっかり投げて矢口が「あんたふざけてんのか」
というエピソード欲しかったなぁー。
 キャッチボールを親としたことがないという輝に、矢口はオヤジとやったことがあるという。
 借金作って蒸発するような、どうしようもないオヤジだけど、キャッチボールだけはして
くれたと。
 ここの回想シーンうまいですねぇ。
 姿をうまくぼかしてる。
 不自然じゃないです。
 あ、ボールが輝の頭直撃した。
 これ以上おばかさんになったら取り返しつかなくなっちゃう!

 北見、いんちょと話してんですけど。
 あの…北見先生…そのジョジョ立ちみたいなのは一体どういう御心境であらせられますか。
 まあいいわ。
 北見は、四宮の歪みを心配しています。
 その前にいんちょの手からプチプチを取り上げろ!夢中になってやってんじゃねーか!
 誰か無限プチプチ買ってきてやれ!

 輝よりも四宮の方が危険という北見。
 いんちょは、医者は平均して一年で5000人の患者を診察する、ひとり良い医者が育てば、
それだけ多く診られると話し、四宮の歪みを治せると思っていることを話します。
 育ててみたいと。
 え?ウーパールーパーをですか?(流れ的に違うだろ)
 北見、どうにもならないと判断したら、俺の権限でクビにすると言っています。輝も、四宮も。

 さて、輝は切断しないで治す方法はないかと、四宮に相談してますが、なんか全然聞いて
ないっぽいよこいつ。
 同情だけじゃどうにもならないとか。
 同情するなら金をくれ!
 輝に、あんたはヴァルハラにふさわしくないとか言ってますが、四宮ァ、お前も北見からダメ
出しくらってんだぞ。

 過去四宮は子供の頃にボヤを出した経験があったみたいです。
 父の誕生日なのかな。
 ケーキを作ろうとしたっぽいんですが、それを父親は遊びでボヤを出したと判断、叱りつけて
いますが、それを蓮がかばってる。
 女のお前に期待してない、と父に言われたからこそ、四宮はものすごく頑張って今の地位を
手にいれたんですか。
 まーこれは父親が悪いな。
 封建社会を引きずっててどうすんだ。
 ちょっとランボさん、10年バズーカ用意してください。10年前に戻ってこの父ぶん殴りたい。
「これは梢の分!これは蓮の分!」とか言いながら殴って戻ってくるんじゃぁぁぁぁ!

 で。
 その四宮家では、四宮に持ってきた縁談を蓮が、「梢には断られました」と報告している。
父は意志は関係ないと言うのですが…。ああ、医師だけにか。(帰れ)
 ともかく、蓮は梢は実力をつけてきている、縁談先の病院グループについては、自分が
責任もって傘下におきますからと言ってます。
 こいつらも心の闇を抱えてそうな感じはしますね。あとそこの風クン、早く家に帰りなさい。
(だからそれ違うドラマです)

 さて何だかんだありましたが、いよいよオペの日がきてしまいました。
 矢口の方が輝に気を使ってるありさまだしなぁ…。
 と、なんと何者かが侵入してきて四宮を人質にとってしまった!
 北見、オペ室が乗っ取られたと聞いてあわててやってくる。
 「事件は会議室で起きてるんじゃない、オペ室だ!」ですか?

 つーか犯人さんよ、スタンガン持ってる意味わからんわ。
 まーいいけど。
 ともかくいんちょは様子を見ていて、北見が通報しようとするのを止めます。
 彼には何か確信があるようだ。
 矢口が落ち着いているからね。
 指を切らないで治せ!とムチャ振りをする犯人。
 輝は、四宮は矢口にとって大切な人だから俺が人質になるから離せ、と説得。
 そこで矢口が「やめろオヤジ」とか言うんですね。
 ばれてるじゃねーか!
 覆面の意味ないっていうかCMから戻ってきて2分でまたCMいくんじゃねーよ!お前らは
やばい展開になっとCMで時間かせぐ「ザ・クイズショウ」ですかぁー!?

 覆面から出ている目で矢口は父親だと気づいたらしいですが、まあ声もバンバン出してる
から気づくっちゃ気づくわな。
 矢口はどうして今ごろこんな形で現れるんだ、と怒ってます。
 まあ逃げたけれどもどうしても家族のことが忘れられず、たまたま矢口のことを知って、いても
たってもいられなくなってこんなことしたんでしょうね。
 それが親というものですよ、矢口君。
 オヤジさんは元は革職人で、彼のためにとグローブを作り始めていたんだそうです。どうしても
使わせてやりたかったっぽい。

 この指を使ってくれ、というオヤジさん。
 それだともう仕事ができなくなるという矢口に、「俺にとって大切なのはお前の夢だけだ」と。
 これを聞いて四宮とか感じ入ることはないのかなぁ。
 心動かされることとかね。
 これで何も思わないとしたらもう治せないと思いますけどね、彼女の心は。

 入ってきたいんちょらが説明をしています。
 他人の指を移植した例はあるが、その多くは機能が戻っていないと。
 つまり、このオヤジさんのしたことは完全に無駄だったわけです。
 オヤジさんを連れて出ていくいんちょは四宮に、頼んだぞと確認。

 今度こそ本当にオペが始まるのですが…。
 輝、胸を押さえてます。
 自分の組織なら…という言葉と、そして片岡のことを思い出しています。
 そして彼は見つけました。
 1つだけ切断せずに治す方法を。

 彼が言った方法は転移の危険性もあるようです。
 けれども矢口はその危険性があっても、これからもボールを投げられる方を選択した。
そうなれば四宮だってダメというわけにはいかない。
 そして輝、言いました。
「ひとつも見落とさなければいい。病巣を見落とさなければいい」と。
 四宮と輝の目があれば恐らくそれは可能なんじゃないかと。
 そしてオペ開始です。
 さっきまで部分麻酔だったはずが、全身かな、麻酔に切り替わったこととか、ルーペを
装着したことからしても、単に切るだけではないというのがわかると思うのですが。

 ここで四宮のモノローグがあって、「この男、本気で病巣を摘出しようとしている。
見逃さない、私も今度は見逃さない」と決意。
 それがライバル心によるものか、輝の熱意に打たれたかはまだわかりません。
 けれどもこの時点で四宮の視点というか技術が、患者さんの方を向いたのは
間違いないと思います。
 つーかこの後のあやのさんの、「(四宮と輝が)まるでキャッチボールしてるみたい」という
モノローグははっきり言って余計。
 そんな風にまったく見えないし、無理やりのこじつけが見えてて邪魔です。
 ここで四宮が「どうして(輝の行動に)こんな心揺さぶられるんだ…!」みたいなシーンが
あればよりよかったかなぁ。話の流れ的にもそろそろ四宮に変化欲しいし、そうなれば
ここだったと思うし。

 オペが進んでいくと、腫瘍が腱にも及んでしまっていることがわかります。
 そこでまた輝がゴッドハンド輝に変身。
 だからー、この発作いりますかねぇー。今回の話の冒頭あたりの、胸の手形が光る
くらいなのがスマートでよかったのになぁー。
 はい、ともかく変身完了。プリティーウイッチーテルリッチー(違う)。

 なんかよくわからんかったけど、浸潤部のみ摘出という字幕が出たよ!すごい
迫力だ!
 これは聞いただけではわからなかったと思うので助かりました。
 ま、そういうわけで輝のメスさばきはすごい。
 四宮が「誰なの」とか言ってるし。
 誰なのとか言われましても輝です。また奇跡起こしてるのとか…。

 そういうわけでオペ終わったら輝倒れました。
 さようなら輝。
 ご声援ありがとうございました。
(召されてない、まだ召されてない)

 いんちょは大体見当ついていたみたいで、オヤジさんに「早くグローブ完成させ
ないとねぇ」と励ましてます。
 そんで、どういう風にしたかというと、親指の悪いところをとって、その後腹部に突っ込んで
後は肉やらがいろいろついて自然治癒されるようにしたらしいです。
 これでまた野球がやれる。
 リハビリはいるけども、矢口だって切っていたことを思えばリハビリなんて何くそって感じ
でしょうね。

 でも四宮は不満そうです。礼を言われる資格はないとか。かわいげないなー。

 いんちょは北見に、輝の父の書きかけ論文を見つけたと言ってます。
 そこに、今回の輝とほぼ同じ術式が書かれていたと。
 輝は誰にも教えられずそこにたどり着いたんだと。
 …いやさ、見つけたんならもっと早く教えてあげようよ、いんちょ…。

 一方で、あのダイゴウィッシュみたいな人が、蓮に報告にいってきました。
 あれぇ、蓮もなんかグローブしてておかしいウィッシュ。
 今回のオペが、四宮ではなく、輝がオペしたと聞き、その名前を聞いて蓮びっくり。
 どうした、「え?まちがっテル?」とか聞き間違えたのか!?
 つーかお前の手元もおかしい!
 なんかグローブして筆握って梵字書いてるとか。
 何してんのこの人、何してんの。
 え?将来はお坊さんに転職ですかぁ?

 あやのさんをご飯に誘おうとして失敗の輝ですが、そこにいんちょがやってきて、
「屋上キャッチボール禁止だかんなー」と言って去っていく。
 ばれてたわけですね。
 よし、じゃあ次は院長室でキャッチボールだ!(危ない)

 次回、世紀のオペが始まるそうですよ!
 何となく見当はついたけど、うーん…まあ、話数少ないので選択するエピソードは
慎重にね、って感じですね。

 四宮梢は原作の四宮慧よりも心のゆがみはひどいと思いますし、だからこそ、全6話と
いう流れならそろそろ変わるきざしが見えてこないと厳しいですよ。
 


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