多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→BOSS


BOSS

第10話(09/06/18)

 今回は、最終回に向けての布石って感じでしたね。なので、いくつかのエピソードが
同時進行します。でもそんなに「あちこち飛んで面倒臭いなぁ」って感じはしません
でした。やっぱもっていきかたなのかも知れませんね。同じ、いくつかのエピソードが同時
進行する「MR.BRAIN」はとにかくあっちこっち飛ぶなぁって感じがするので。

 しょっぱなから海岸で、サングラスかけてどこかに電話してるいい男がひとり。
 あれ?これGTO始まりました!?
 とか思ったじゃねーか反町ィー!
 こっちはいい風吹いてるとか言ってる場合か!この秋にでもGTO始まりますっていう
伏線ですかコノヤロー!
(彼はれっきとしたゲスト出演の方です)

 絵里子はモニターをみながら、岩井に指示してます。ホシは複数とか、棒状の鋭利な
ものが見えたわ、気をつけてとか。
 木元と山村は張り込みをしています。こっちもものものしいというか、犯人像すごい
プロファイリングだな!でも犯人のアパートに踏み込むのにアンパン食べながら、牛乳
飲みながらはやめようか!まず食い終わってからにしろ2人とも!
 片桐と花形もどこかへ向かっているようですが…。

 絵里子と岩井が捕まえようとしていたのは、小学生の万引き常習犯でした。小学生と
いえどもやってることは窃盗ですからね。
 ここは絵里子の毅然とした態度が正しい。
 でも小学生をおいつめて、
小学生「でか」
絵里子「でかくない!むしろ小柄!」
小学生「おばさんだー!」
絵里子「そんなこと言うのはこの口かー!」
 というやりとりが面白かったです。絵里子さん、同じレベルで張り合うのやめようか!

 木元と山村は、下着泥棒のヤサに踏み込んでたんですね。
 なるほど、同類だからこその詳細なプロファイリング!
 木元も「やったのやまむーじゃないよね」とか言ってて笑える。
 でも2人で下着の品評会してどうすんだお前ら…。

 片桐と花形は…。
 片桐が振り込め詐欺やってるんですよ。オレだよオレオレって。
 したら相手役のおばあちゃんが「いくらでも振り込みます!」って。
 おばあちゃんダメー!イケメンだからっていっても一応犯人役ー!そしてこれは防犯教室!
 なるほど、ピーポクンかぶってたのはそういうわけか…。
 つーか!
 防犯教室の意味ねぇぇぇぇ!
 片桐どさくさにまぎれて逃げました。

 なんか、前々回のことがあって対策室は謹慎中らしいです。
 つまり屋田の嫌がらせ以外の何物でもない。
 最低だな。
 絵里子も怒ってるんだけど、とにかく屋田は解散させたがってて、そこを野立がなだめて
謹慎という形にしたらしいよ!
 んで今は生活安全課を手分けして手伝ってると。
 でもガキとはいえ連続窃盗を捕まえたんだからお手柄じゃないですか、絵里子さん!

 なんか屋田ってもうちょっとはまともな奴かと思ってたけど、結局3年前の発砲命令の
ことも、奈々美さんのことも全部自業自得なわけで。
 それを絵里子らに責任取らせようっていうか八つ当たりっていうのはおかしいと思う。
横暴すぎる。

 で。
 警視総監の感謝状贈呈式があるらしいんですが、絵里子はまあこんなだから警備に
入れてもらうどころではなく。
 小さい頃いろいろ面倒みてもらったらしいですよ。
 そりゃ一目でも会いたいわねぇ。
 この後、金八先生のマネをしている野立と、コラァ野立〜とか言いながらこれもマネして
いく絵里子が面白かったです。
 でも…見終わってよく考えたらこれ、最終回への伏線と言えなくもないですなぁ。

 片桐は、鈴木という新聞記者と会っています。
 警視庁のウラ金問題を彼は追っているらしいのですが。
 片桐何食ってんだっつーか人の話聞く時は食うのやめなさい!

 そのころ、どっかの公園でゴミ箱が爆発していました。
 おいおい、時限爆弾をこんなところに捨てちゃダメでしょ!(違)

 デスクワークしてる絵里子のところに花形がそーっと来て、早くボスの「事件だから」を
聞きたいって言ってるのがかわいかったです。
 なんかこうしてちょっとオドオドしてるとこを見ると、花形って素の松ケンに似てなくも
ないなぁ。意味もなく挙動不審なとことか。(失礼だから!)

 木元と山村は爆発事件の捜査をしていますが、大したことのない事件だなぁと言ってる。
でも山村がすごい毒づいてて木元に「ダークサイド出てる」って言われたのは笑えた。
 玲子さんがやってきて、過酸化ベンゾイルというものが出たと言ってます。
 あと、爆弾に使われていた時計の一部から指紋が出たと。
 それが…。

 片桐、歩いていた岩井に声をかけて大事な話があるとか、二人きりでとか言ってるん
だけど、勘違いしてる岩井がキモいー!(笑)
 そこに木元と山村が通りがかって早足で去っていったのでよかったですが、お前片桐に
何言うつもりだったんだ岩井…。

 絵里子のところに爆弾の報告にきた2人はモジモジしながらも、絵里子を重要参考人と
して話聞かせてください、と言います。
 わたし!?と驚く絵里子に花形「これはまさに「事件だから」だー」とか言ってます。
 どっちかっつーと「姉さん、事件です!」の方だな。

 片桐が説明していまして、爆弾の成分は過酸化ベンゾイル、そして絵里子の指紋が
見つかったと。
 野立は「腹いせじゃないのか」って言ってて花形が納得しかけて「違うでしょ!」って
言ってたのは笑えた。
 山村は絵里子のマネをして「さ、みんな行って!」とか言うけど誰も動かない。
 片桐が仕切ると皆パッと出動するから面白いですねー。

 取り調べ室にいる絵里子は機嫌悪そうな感じです。
 木元と花形が待機室で話してるんだけどここのやりとりは面白かった。
 偉そうに話す木元に「どっから目線だよ」って言ってる花形とか。
 
 そのころ野立は警視総監警備の手配をしていたんですが、彼のところに片桐がやって
きて、裏金汚職の話を聞いてますか、と尋ねる。
 組織ぐるみの可能性があると言われるけども、野立は聞いてないという。
 ガセじゃないのかと。
 納得して片桐去ろうとするのですが、そんな彼を野立が呼び止めるから何かと思ったら。
 まーた野立会スかー。
 片桐がちらっとドアの方を見て、「かわいい子きますか」って聞いてて。
 エレガが来るよと聞いたとたん「絶対行きます!」て。
 片桐…お前も変わっちゃったなぁ…。

 そんな中片桐に鈴木から電話がかかってきます。

 一方で絵里子は花形の取り調べにダメ出ししてました。
 花形は爆弾を作った動機として、3日前に絵里子がゴミ箱蹴ってるのを見たからとか言ってるけど、
それがどう関係あるのって突っ込まれてタジタジだー。あとついでにお前はバカだ。

 山村と岩井は爆発のあった現場を捜査してるんですがそのころ、また別のところで爆発が起きて
いました。
 その連絡を木元受けてて、取調室に入って行って絵里子に、今度は大学の講義室が爆発
したことを知らせます。

 片桐と鈴木は喫茶店で話してますがそこに小野田がやってくるんですね。
 彼は鈴木は大学の後輩でもあるし、情報は信用できると言う。
 あとは刑事のカンだと。
 「なら信じます」by九十九
 いやともかく、この段階で片桐は野立に相談してたけど、あれはちょっと早まったかもなぁと
この時に思いましたね。
 だって野立も警察の上層部であることに変わりはないもん。

 今の警視総監は裏金とか汚職が嫌いな人らしいですが、半年前に汚職を隠ぺいするため、
予算なんたら室だかの人が2人地方に飛ばされたらしいです。
 警察の上層部に、隠ぺいに必死な人間がいると。

 大学の講義室爆発で、ひとり死亡、二人がケガということで木元、「もう遊んでる場合じゃ
ありません」と言います。
 今までの取り調べは遊びですかコノヤロー!
 ともかく、指紋のことを聞いてるんですが絵里子どうやら心当たりがあったようです。
 
 タイマーに使われた時計は、私があげた置時計だと。
 それを使ったんだと思うって。
 だから私の指紋がついていたと。
 浩の名前をあげ、5年前浩が落とした携帯を拾ってくれたのが縁で交際が始まったと
言ってます。
 刑事と打ち明ける前にアメリカへ行ったから、今まで言わずじまいだと。
 つーか前にバレましたけどねー。

 でも今回関係があるのは浩ではなく、その弟であると。
 健吾というらしいですよ。
 え!?明智さん!?(彼は明智健悟です)
 5年前彼は逮捕されていて、今回と同じ手口の爆弾を爆発させた容疑だった。
 ケガした相手は時の法務大臣。
 テロリスト集団、黒い月との関係を疑われ、彼自身がメンバーであると思われてしまった
ようです。
 健吾は否定し、友人に過酸化ベンゾイルを貸してくれと言われたので実験だと思って
貸したと言うんですね。
 けれどもその友人はまったく知らないと言い。
 それで健吾は実刑を受けたと。
 いやぁそれはよく公判維持できましたねー。
 物証は、彼が使っていたという過酸化ベンゾイルだけでしょ。絶対何かあったとしか
思えないな。

 その後黒い月は幹部が逮捕されたこともあって解散し、健吾は先月出所して、浩のところに
いるはずだと。
 そして彼は黒い月のメンバーではないと絵里子は否定。
 けれど結局この交際がもとでキャリアを棒にふったようなもんだと木元は言うけれども、
絵里子は「それ今関係ある?」と。
 ともかく、容疑者として健吾を確保することと、兄の事情聴取が優先であると。
 絵里子、自分がやると言います。
 この人公私混同しない人だから、こういうのは信用できるでしょうね。

 さて、とある実験室に忍び込んで、過酸化ベンゾイルを探している人間が…。これ健吾
じゃね?お前何してんだよ!

 黒い月は反政府組織で、解散はしたものの最近、当時のメンバーが集まっているという
公安筋からの情報があるみたいです。
 そして健吾も2週間前から行方不明だとか。
 こりゃ疑われても仕方ねーなー。
 浩は明日出頭すると伝えてきたそうです。

 で、その浩から話を聞くのに、刑事部長と屋田もやってきましたよー。
 それで浩と絵里子はめっちゃギクシャクって感じで会話してます。
 ホントに刑事だったんだ、とか。
 ともかく、絵里子があげた時計はやっぱなくなってて、健吾が出て行った時期とほぼ
重なるそうです。
 刑事部長は、とにかく健吾は黒い月のメンバーだと言い、屋田は否認してうまく逃げ
きったんだといい。
 あんたらホントに人疑うことしかしらねーな。いくら警察と言っても。
 そりゃ人から恨みばっか買うわけだわ!

 浩は弟は無実だと主張。弟を信じていると。
 絵里子は、今言えることは誰であろうと犯人は必ず捕まえると。
 まあ確かにねぇ。

 私も健吾は犯人じゃなくてうまく利用されてしまったんじゃないかな、と思いますね。
真犯人に。
 それで復讐しようと機会をうかがってるとかね。

 浩は帰り際に、どうして黙っていたと聞いています。
 アメリカ行きも弟のこと関係あるんじゃないのか、というけれども絵里子は答えない。
 弟はテロリストに仕立て上げられた、それ探るために俺と付き合ってたとかいうのなら
勘弁してくれとか言うけど。
 その前から付き合ってたんでしょうに。あんた言っていいことと悪いことがあるぞ、浩。

 そういえばすっかり忘れてました片桐。
 書類を見ています。
 そこに小野田から電話がかかってきて、明日ある人に会うと。
 それで今回の事件の全容がハッキリするはずだから、鈴木も情報を持ってくるというし、
2時にあの喫茶店で落ち合おうと伝えてます。
 片桐も来てほしいって。ただしまだ絵里子には言うなと。ハッキリしたら小野田から伝える
そうです。
 つーか。
 なんかイヤな予感がしますねぇ。

 感謝状贈呈式が始まる前、野立が見回りしてチェックしておりますー。
 んでシャッターが閉まらない個所があるのに気づいて早く直させろと。
 つーかそこ、警察官重点的に配備させて誰も入れないようにしておいた方がいいんじゃ
ないですかね。
 よりによって人がたくさん集まり、警視総監も来るような時にわざわざ修理させなくても。

 対策室では、片桐がいないのを気にしながらも、これまでのことをまとめていました。
 第一の爆発は公園のごみ箱、第2は街中のゴミ箱、第3は大学講義室。
 共通しているのは過酸化ベンゾイル。
 今回のことは黒い月と関係があるのかどうか、今はまだわかりません。
 ただ、残党のメンバーの中に反町さんの顔がありましたよー!あの人今回悪役なん
ですかー。あまりにもさわやかすぎてわからんかったわ!

 シャッターの修理に来たとかいう人達がいますがどう見ても黒い月メンバーじゃねーか!
 まんまと乗り込まれてますよ!
 ちょっと警備責任者ー!
 野立もはち合わせしてるのになー。
 つかここで野立が意味深なセリフを言うんですよ。
「準備は何事も万全にね」って。
 後から思えば伏線だったー!くそー!

 一方で片桐は待ちぼうけしてました。鈴木は来たけれども小野田が来ません。
 いやな予感がしますのー!

 木元はあることに気付きます。第1と第2のゴミ箱は同じもの。つまりこれで精度を確認
したのではないかと。次に第3の実験は、これで何人死ぬかの実験、つまりこれら一連の
爆発はリハーサルではないか、と。

 そのころ黒い月メンバーは、シャッター修理と称して機械室に侵入してました。
 ここのダクトみたいなとこに拳銃とか隠してあるところを見ると、前前から計画されて
いたんでしょうね。ただそれにしては誰も気がつかなかったのが変といや変なんですが。
つまり、警察内部に協力者がいるとしか。
 それを持って彼らは着替えて、私服刑事のフリをしてまんまと会場潜入ですよー!

 黒い月が捕まった時、直接指揮を執っていたのが今の警視総監だと知り、絵里子らは
今回の爆発は警視総監が標的だと気づきます。
 
 片桐は鈴木と話していますが、彼はとんでもない真実に突き当たった、と言いました。

 で、絵里子会場に向かいながら野立と携帯で連絡してんだけどこのバカヤローが、
「なんだって?え?」とかばっかりで全然話が通じねぇ。
 そんな中爆発したし。野立バカだろオメーは。
 でもこれ規模おかしいですよ。本当に殺す気なら、名探偵コナンの「戦慄の楽譜」規模の
爆発はないと。これじゃ単なる陽動作戦だ。

 避難させる時に野立、警視総監を誘導しながら、客席に座ってた反町を見るのですが…。
ビーチボーイズ以来の共演じゃね!?(役者さんのことは今はどうでもいいー!)

 警視総監を逃がそうとするのですが、ドアがふさがれていたり、爆弾が仕掛けられて
いたりで、なんだかうまく逃げる方向が誘導されてるような気がするのですがねぇ。
 なんか警視総監、この場にとどまった方がいいような気がしなくもないですよ。
 だって車に爆弾しかけられてないともいえないし、誘導されているのが気になる。

 絵里子は冷静に、爆破された箇所をチェックしています。
 本当に総監を殺すつもりならなぜ演壇ではなくドアに仕掛けたのかと。
 これがすべてのフェイクだとしたら、と絵里子気づきました。
 さすがボォォォォス!名前にXの字を2つ持つ男!(それ別のボスー!)
 
 えーとどこまで行きましたっけ。あ、それで岩井も気づきます。
 今日に限ってなぜか警備の数が半分に減らされていることに。

 鈴木は片桐に、今の警視総監になってから、裏金問題を取り上げるようになり、
汚職をしている連中は新たに、金をプールする場所が必要になってしまった。
 つまり今まで使ってた場所が使えないから、新しい場所が必要だと。
 新しく設立されたところといえば…?
 そう、絵里子がボスを務める対策室だった。
 そしてその設立を推したのは…。

 小野田さんがなんかグッタリしとるー!二階級特進やー!(勝手に殺すな!)
 つーか、これまでの流れを考えると、やたら目の敵にしてつぶそうとしていた屋田は
残念ながら無関係ということですか。(なんだその残念ながらって)

 絵里子、やっと現着しました。
 逃げ惑う人をよそに警視総監を探すのですが…。
 そのころ警視総監は、反町がすりかわった運転手の車に野立らと乗って出発
してしまっていましたー。
 走り去る車の中から野立は絵里子に手を振ってみせたから、こいつは何もかも
承知に違いないですね。

 次回いよいよ最終回です。
 野立が黒幕だったとはねー。すっかり騙されました。
 でも本当は黒い月を完全に潰そうとしてあえて裏切っていた、みたいな役どころが
欲しいですが、野立にそれは似合わないから、やっぱり裏切り者でいいや。(ひどい)

 んで、反町さんのキャラ名がわからん。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→BOSS