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ザ・クイズショウ

第2話(09/04/25)

 今回はドラマチックな盛り上がりには欠けたけど、なんかいい雰囲気の話だなと思い
ました。
 結局この番組が暴くことは陥れるためではないんだな、ということが分かった第2話でした。

 えー…。
 また水面に浮いている女の子の映像から始まりました。毎回大変だな、あんたも!
(同じ映像使ってるだけです)
 あと神山水道の栓を閉めろと前回あれほどいっただろうが!パッキンダメになってんじゃ
ないのか!?水道局に怒られますよ!

 またも頭痛に悩まされている神山が鏡の前にはっていくと、鏡に映った自分が砂になって
崩れていきました。
 これは、イマジン!
 本間は廊下でドアにすがって笑ってました。
 この二人の関係にはあの女性が関わっているんだとは思いますが、そのうち神山が
ドアばーんってやって飛び出してきたら本間は吹っ飛ばされると思います。
 というか、やれ、神山。

 前回の視聴率は32%いったのでテレビ局側はほくほくです。
 冴島一人納得いかない顔。
 局長もほめてる。
 結局数字取れれば内容はなんでもいいって感じなんでしょうなぁ。
 第2のキラのテープ流して50%いった時でもプロデューサーだっけ、CM全部スッ飛ばして
いけぇーとか、死んでるぞぉーとか言ってたもんねぇ。
 ま、数字取れればスポンサーがたくさんつきますしねぇ…。
 さて次のゲストは、ケータイ小説作家のミカという人だと聞いて、「次は一般募集するはず
だったでしょ」と本間に詰め寄る冴島。
 調子に乗るなとか怒ってます。
 けれども本間は、彼女は自分の夢のために必ず出る、と確信がある様子。
 彼は一体何を知っているんでしょうねぇ。
 そういう核心的な部分がわからないから不気味といえば不気味です。

 冴島が帰宅すると、子供が前回の放送を「面白い」って見てて、彼女は苦い顔です。
 まあ、結局犯罪を暴きたてるようなマネをしたわけだからアレですが、エンターティメントと
してはすごいというか。

 一方で今回のゲストだと思われるミカさん。
 何やら幻影を見ています。
 どーしてウソついたのとか。
 お母さんの幻影ですか。
 で、マネージャーが水ぶっかけて起こしてるし。
 おいおいなんだこのマネージャー、顔もでかいが態度もでかいな!
 あ、マネージャーじゃなくて社長か。しょぼいからマネージャーかと思った。

 ミカはまた新しい作品を出したばかりで、記者会見してんですけど、そこにあの案内人がきて、
クイズショウに招待した。
 生放送に割り込んじゃ、断れるもんじゃないわなぁ。これはうまい運び方ですね。
 あっという間にそのクイズの日です。
 本間は一応冴島に、ミカの招待に応じたことをお礼言ってる。
 んーでも通用するのはこれっきしな気もしますね。
 次回以降はどう招待されるのか、楽しみです。

 さあっ、クイズショウの始まりです!
 提供バックもかぶせてくるから、相変わらずうまい運び方だと思いますね。ここから見た人は
ふっつーにクイズ番組が始まっただろうと思うし。
 んでミカのプロフィールも紹介で出る。わかりやすい。
 モデルとしても活動中で、つねにタメ口だとか。
 これはキャラ作ってんだろうなぁー。
 よく、すごい生意気なタレントとかがいますが、本番以外はメチャクチャ腰が低いとか聞いた
ことあります。一緒に出演するその日のゲストにきちんと挨拶にいったりとか。
 そういうのでないと売れないっていうのは大変なことですね。

 ともかく。
 観客席にはミカのファンがいっぱい。
 ミカの夢は、銀河テレビで「恋のモールス信号」を一年ドラマ化することだそうです。一年て。
 そんな持つ内容の話じゃないだろう!10分で終わるだろ。
 お前、孫悟空が元気玉作るのになんだかんだいって4週引っ張るのとはわけ違うんだぞ!
 お前の小説だったらあれか、モールス信号1つ打つのに1回分とかそんなレベルだぞ。

 ともかく、そういうことになりましたが、本間は例によって冴島に「ドラマ部に確認いりません
から」と。
 冴島、どーゆーことなのぉぉぉぉとか言ってるけど本間、華麗に無視。すげぇや。
 まあ冴島も3話4話あたりになったら開き直ると思います。

 で、問題はさくさくミカが正解しまして。
 着メロに関する話が出てきます。17000Hzのモスキートーンの話とか。
 これ少し前にニュースでやってましたね。
 10代にしか聞こえない音域なのを利用しての着メロだとか。
 そして逆に、たむろしている若者を追い払うためにどっかの場所では若者にしか聞こえない音域で
モスキートーンを流してるとか。
 面白いですねぇ。

 さて、少しフリートークの時間になりまして、またも神山の毒舌炸裂。
 恋のモールス信号ってだせぇ名前、とか。
 で、モールス信号じゃなくて普通に愛してるって言っちゃダメなんですかとか。
 しかも内容を一部映して、「これ日本語ですか」とバカにしまくり。
 神山さん、本当のことであっても突っ込まないのがお約束です。
 つーか「客泣いてる」ってびっくりしてるし、神山。
 まあいいけどさぁ…。

 そういうわけで社長の川上が冴島のとこへ文句言いに来るわけですが、本間がさらっと
「ドラマ楽しみっスねー」と言ったことで怒りの矛先を収めてる。
 一方で神山は、ミカにあれこれ言ったことで客からブーイングが出ていて「今日はアウェー
だなー」とか言ってる。お前はいつでもアウェイだろうが!

 それで、第5問目でモールス信号で流れる内容を当てろと言われて、それの答えが「ウソつき」
だったりするあたりから、ミカの様子がおかしくなってきます。
 なぜあなたの作品が受け入れられているかわからない、という神山に「かめやまさん」と
言って「神山です」と言われるミカ。
 で、神山が27歳とか聞いて「おっさんだよねー」と客に呼び掛けて、それなら若い世代のこと
わかるわけない、とバカにしてる。
 おいおいお前今テレビの前の27歳以降の人たちを敵に回したぞ!
 確かに若い世代のことが理解できないからと「こんなもん」と否定するのは、上の世代の悪い
クセだけどさ。
 だからって上の世代を否定してるのは若い世代も同じようなものだと思うよ。

 そして第6問は、亡くなった母親と交わした約束は、というものでした。
 あんたその答え知ってんのというミカに対し「私はあなたのすべてを知っています」という
神山。
 これ毎回わざとゲストに言わせていくつもりなんですかね。
 本来なら問題出す以上答えしらないはずがない、と思うだろうから。

 ともかくミカは、私小説を書くよ、というのを答えて正解。
 神山はいつもどおりひょうひょうと、お母さんが亡くなる前に出版間に合ったんですか、と
聞いてたけど、それでまた客席が感動して泣いているのにびびってる。
 このあたりはなんか面白かったですね。

 そして最後の問題でした。
 最後に母親が言った言葉はなにか、と。
 動揺するミカに対して神山は、今度は真剣な顔で、あなたのすべてを知っています、という。
 ミカが何も答えないもんだから奥儀を使いましょうと神山は言って、召喚が使われた。
 やってきたのはミカのおばあちゃん。
 驚くミカ。
 つーか客席、ださくない?とか失礼だろ。
 あんたの老後もあんなんだよ。(お前も失礼だろ)

 ミカはなぜか激しく動揺して帰れとか言っている。
 うーん、何があったんですかねー。
 このおばあちゃんも、お母さんの最後に立ち会っていたため、最後の問題の答え自体わかって
いるわけです。
 小説面白かったよ、といって息を引き取ったと言ったあと、ミカごめんね、というおばあちゃん。
 いったい何があったのでしょうか。
 
 ミカは何がしたいわけ、と神山を罵った後、ステージから降りて消えてしまうんですね。
 神山は「あれぇー、答えられない感じぃー?」と余裕綽綽な感じですけども。
 またもあわてる冴島をよそに、本間は「なるようにしかなりませんよえへへー」みたいな感じで。
 冴島さんのお子さん、また喜ぶといいですね、と言っている。
 本間、お前最終回まで待たずにいつか冴島に刺されるぞ。

 スタジオでは客が暴動寸前で、神山はそれを見てまた激しい頭痛に襲われている。
 彼の記憶に一体何が。
 バーゲン会場で主婦に突き倒されでもしたんでしょうか。
 たまらず冴島はスタジオに降りていきます。
 本間はこっそりスタッフに、彼女が入ったら映像戻せと指示。
 そしてスタッフの一人を呼んで、メッセージを伝えたいと言っています。控室にだけ、モールス
信号でと。
 それだと川上にも分かってしまうと言われていますが本間は大丈夫だと。
 いったい彼は何をするつもりなんでしょうか。

 一方で控え室では、川上が帰るぞといいつつ、プレゼントをしっかり袋につめてる。お前
そういうの後で届けさせるくらいしろよ。
 そしてミカは何この音、と言って何かに聞き入っている感じでした。
 彼女にしか聞こえない音とは…?
 スタジオでも若者が何この音ーとか言ってるけど、おばさん世代には聞こえてないみたいで(笑)。
 多分これモールス信号なんでしょうねぇ。しかも、特定の音域の。

 で、やってきた冴島が皆を鎮めようとしてるんですが、ババアとか言われて逆切れしとるし。
 あれこれせっきょーしてもきかねーよこういう連中は。
 理解できる頭がないんだから。
 「お前らが騒いでるからミカが帰ってこないんだよ」っていうくらいの頭使え、冴島。

 そんで冴島、やっと生放送中で、自分がカメラに映っていることを気づいてあわてて神山を
呼ぶ。
 そうしてミカも戻ってきた。
 要するに冴島を使うことで、ミカが戻ってくるまでの尺を稼いだってことですかね。
 そういうわけで最後の質問にも正解して。

 神山はまたおかしなというか、からかうようなことを言う。
 小説を褒めたお母さんのセンスはおかしいとか、神経がどうかしてるとか。
 それでも神山は追及をやめない。
 自分を偽り続ける人間に、夢を叶える資格はありません、と言った。
 それでミカは言うんですね。
 夢を変更する、私に書きたい小説を書かせてと。

 それでドリィィィィムチャーンスゥゥゥを宣言した神山だけど、そのあとなんか踊ってますよこいつ。
 司会者がこんなテンションでいいのか。
 そういうわけでチャンスの問題は。
 小説は誰が書いたか、というものでした。
 選択肢の中にミカの名前はなかった。
 ざわめくスタジオ。
 本間も笑ってるし。
 ミカとしてはゾーッとしたどころの話じゃないでしょうね。なんでこんなことを、クイズ出題側の
テレビ局が知っているのか、と思っただろうし。

 ミカのお母さんは病院でもって3ヶ月、早ければ1ヶ月の命と余計宣告されていました。
 小説家になって自分の作品を読ませてあげたいと思ったミカは、社長川上の、自分が書いて
ミカが発表する形という提案を受け入れるわけですよ。
 つーことはなんですか、あのアホみたいな文章は川上が書いてたってことですか?
 きもちわるっ!

 それを母親に見せないでいたのをおばあちゃんが書店で見かけて、気を利かせたつもりで
読ませてしまったんでしょうね。
 だから小説面白かったと母はいったし、おばあちゃんをあんなに怒ってたのかと。
 まあ、夢がかなったねって言われたら、なかなか本当のこと言えないよなぁ。回復する見込みが
あるのならともかく、これから死にゆく人になんでまた苦悩を背負わせないといけないのかって
思うだろうし。
 やりたくてやったわけじゃなくて、必死な思いがあっただけに、これにはちょっと同情しますね。

 本当に夢をかなえてくれるの、と神山に確認するミカ。
 川上がスタジオに入ってきたけれども、その目の前でミカは、小説を書いたのは川上だと
ばらしました。
 そうしてミカはドリームチャンスを見事ものにしました。
 まあこの正解ロゴも用意されてたんだろうから使わないとな!
 前回はいきなりギブアップだったし。

 観客にミカ、謝ってるんですが、客席はすんごいシラケムード。
 母に謝りたい、今度こそ自分の小説を書いて謝りたいというミカ。
 客、ふざけんなとか言って帰っていきましたよ。
 いやいや、勝手に感動していたのはおたくたちで。
 文章は変わらないのに書き手が代わったら感動できなくなったって。
 そんな役に立たない脳みそはくりぬいておがくずでもつめとけ。環境にやさしいから。

 あなたが夢を目指す姿勢にいつわりはなかった。多くの読者を失ったけれど、夢を手にいれる
ことができた。…なんつてー!
 とまた最後神山、これか…。
 んで「おかーさんまだいたんですか!」とビックリ。
 最初から神山がいじってたおばさんが残ってたんですね。
 この人は多分、新作のファンになってくれるんじゃないかなと思います。

 さて…。
 そういうわけでミカは本当に出版契約を交わしていました。
 今度はミカ名義ではなく本名で出すと。
 で、本間と高杉が会話していて、あのモールス信号はモスキートーンだったこと、ミカへの
メッセージであったことをばらしてます。
 こういう解説の仕方はいいですね。さらっと話の流れで不自然じゃないし。

 あの部屋でまた神山が座り込んでます。
 水は相変わらずぼたぼた落ちています。

 川で釣りをしていた神山のところに、ミカという名の女の子がやってきた。
 話しかけようとするミカを親御さんが連れて去っていく。
 神山の隣に立っていた女性は顔が出てましたが…。

 ミカは大切な人を失った、お前にもあるんじゃないか、と本間は言うけれども、神山は
思い出せないという。
 お前誰だ、どうしてここにいる、思い出せ、それがお前に与えられた使命なんだと
いう本間。
 いやその前に蛇口を閉めるのが最優先の使命だろ。

 毎回神山をつるしあげている本間ですが、これ最終回まで繰り返すのはちょっと
しんどいぞ。(まあそんなことにはならないとは思いますが)
 最終回までに冴島のクビがもつといいなと思います。

 それと神山の記憶にかかわる人達が毎回呼ばれるっていうのは何となくわかって
きたけど神山、お前あの河原で一体どんだけの人間と出会ったんだ。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ザ・クイズショウ