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MR.BRAIN |
第2話(09/05/30)
今回は、なるほどそうきたかーって感じでした。
ある意味江戸川乱歩の世界ですね。
えーっと08年5月の東京拘置所から始まります。
廊下を歩いてくるのは長尾景虎さんじゃありませんか!(あんたそんな2年も前の
ネタを…)
今回誰役でしたっけ。すぐ名前を忘れる。
竹神か。絞首刑にされるらしいのですが、お前を殺して肉を食べにいくとか、必ず蘇るとか、
ある意味、往生際悪いな黙って死ねよ的なことをしゃべくってて、彼は死刑台に立たされました。
そして時はめぐって09年5月。
おっさんが部屋にいるんだけどおい、バックの音からどう見てもやかんの湯が沸いとるぞ。
早くとめろや。
雷鳴とともに、不審な人間が入ってきておっさんおののいてます。
施錠くらいしとけよ…。
竹神とかつぶやいていますが…。
顔が見えなかったから本当によみがえってきたかはわかんない。
由里と九十九はなんか実験してました。
由里がテーブルにおいてあるバナナをとろうとする瞬間を脳波で見て、その前に九十九が
バナナを取る、みたいな。すばらしいサンプルだとか言ってるけど、サルに近いとか言われ
てもなぁ。
なんか一瞬前に脳が司令出すのがわかるので、だから取られる前にバナナをさっとこちらが
取ることができるそうですよ!
準備電位というらしいです。
まあこれでは確かに犯罪は防げませんわなぁ。0.8秒で現場に行けないし。
由里さんはもう少し、現実的に生かせる方向性を考えましょう。
九十九はこれでじゃんけん必勝法を見つけたとか言って、夏目相手に勝負することにします。
つーか!
夏目の頭に手おいてるけどそれ池乃めだかネタ!
さて林田は事件現場に来てました。
血が飛び散って凄惨な現場になってますなー。
犯人は、両手左足を切断して持ち去ったようです。
で、現場を見た林田は手口がまるで竹神のようである、と言っています。
丹原はあるわけがないと否定しているのですが。
現場からあちらこちらベタベタと採取された「犯人」の指紋をデータベースで照合したところ、
それが竹神のものであるとわかる。
これはゾゾーッって感じですね。
まあ現実的に考えるならば、まずその指紋の生体反応を見ることと、そういう反応があるの
ならば、双子がいなかったかどうか、また、そもそものデータが間違ってないか、ですねぇ…。
ちなみにジャンケンは九十九が勝ったらしいです。
でも必勝法とか言うなら100回くらいやってその結果を見ないとダメだよなぁ。1回勝った
くらいじゃ。
OPではずらーっとそれぞれの登場人物が出て来てかっこいいです。いいけど、役者名の
上に役名が出ればパーフェクトだったな…。
由里は九十九のじゃんけん必勝法をほめてますけど、実はそんなものはなくて、九十九は
プレッシャーを与えて心理的にグーを出すようにしただけのことだった。
動体視力がいい人なら、振りかぶった時点での相手の手を見ていれば、グーを出すことは
判別つくから、自分はパーを出せばいいだけのこと、と。こちらの必勝法は確かにあるん
ですよねー。誰もができるわけじゃないけど。
そこにやってきた林田に「ジャンケンしません?」とか言ってるけど。林田も差し入れに
バナナ持ってくんなよ。どこを狙ってんだよそれは。
林田いきなり幽霊を信じますかとか言ってる。
あんた…一番否定しないといけない職業だろうがぁー!
3年前に、死体の手足を切り取り食べるという4件の殺人事件があった。
それでその犯人は精神鑑定にかけられたのだけれども、看守の手を食い千切ろうとしたりし、
ついには自分の指を食い千切ったりして、弁護士は心神喪失を訴えていたと。
ところが4件目の被害者の婚約者であるところの宮瀬という女性が、「死刑にならなかったら
私が殺してやりたい」ということを世論に訴えて、その結果精神鑑定で責任能力があると証明
されたこともあり、死刑になったらしいです。
つーか手足って熊の手とかならともかく、人間のそれって筋組織もおおいし、一番まずい
ところのような気もしますが。(そういう問題ではない)
まあ猟奇的な事件のにおいはしますね。
それで、今回殺されていた津村という被害者は、犯人である竹神を逮捕した刑事らしい
です。
そしてその竹神の指紋が、津村の部屋のあちこちから見つかったと。
九十九、俄然興味を持った様子です。
そもそもなぜ部屋が荒らされていたのか、とか。
現場に来てかもいで頭を打ったり、現場にあるものを蹴飛ばして怒られてる林田が面白い
です。ボソッと九十九が笑いながら「現状維持…」みたいなこと言ってます。
つーか林田、落ち付け。
現場の様子から被害者はお湯をわかしていたことがわかりますが、そのやかんからさえも
ハッキリした竹神の指紋が出ていることに九十九は疑問を持ちます。
湯が沸いているやかんをどうしてわざわざ触ったのかって。
そこに連絡が入り、また竹神が!?みたいなこと言ってるんですね、林田が。
そこで九十九がお経を唱えてて笑える。おめーも半分信じてんじゃねーかよ!
勝手に現場へついてきちゃった九十九を外で待機させて林田は待ってる丹原のところに
入っていくのですが。
九十九はちらっと変な男がいたのに気付く。
そこの現場も血の海でヴェーって感じですが(それヘタリアのイタリア)、死体の両足が
切り取られているそうです。しかしこちらの現場は荒らされていない。
丹原が、背後にいた九十九にびびってたのは面白かったです。
この殺されていた男は鑑識の高田とかいう人で、竹神の事件でも鑑識にかかわって
いた人だそうです。
竹神には親族はおらず、しかし猟奇的な事件にありがちな、熱狂的な信仰者がいて、
杉山という男がネットでなんか扇動するようなことを言ってたらしいということで、まず
第一の容疑者としてはこいつじゃないか、みたいなことがあがってきます。
今回科警研には特に要請はなしということで、由里はぼへーとしてますが。
そんな彼女に九十九は、幽霊の事例を調べておいてとかムチャ振りしてます。
…ここ、科学研究所ですよ…?
宮瀬さんのところに丹原がやってきて、話をしています。
彼女は今ネックレスを首にかけていて、これは後藤が殺された時に所有していた
彼女へのプレゼントらしく、それを警察から返してもらったその夜に彼女は電車に
飛びこんで死のうとしたらしいです。
そんなことしちゃダメだ!電車に乗ってる人達に迷惑かかるでしょ!(違)
そこを丹原が必死の思いで止めた。それからちょくちょくと相談に乗ってるっていうか
いろいろ話を聞いてたんでしょうなー。
これで恋愛のフラグ立ちそうなものなのに、丹原さんだと片っぱしから折ってしまいそうな
気がする。
つか丹原さんもたたき上げの刑事だからぶっきらぼうに見えるけど、根はいい人なんで
しょうねー。
色恋沙汰には疎そうですが、そういう話があれば面白いかなとちょっと思いました。
事件が起きてある女性助けて、いろいろあったけど最終的には結婚みたいな感じで。
んで結婚式あげようとするけども、九十九に呼び出されて「そげなー!」で最後終わる。
(どこのドラマ「リモート」だコラ。)
ともかく、宮瀬がマスコミに出て訴えていく決意をしたのは丹原のおかげらしいです。
まあ流石に事件起きてるから九十九もからかってる余裕はないでしょうが。
丹原は今回の犯人があなたを狙うかも知れない、気をつけてと言ってますが、前にも
同じように心配してきてくれた刑事さんがいる、と宮瀬は言います。
岸川という人らしいのですが、3年前にもっと早く犯人を逮捕していれば、あなたの
婚約者は死なずに済んだかも知れないと心配して、今夜から身辺警護するとやって
きているそうです。
ただ、帰る丹原の様子が変なんですね。
林田は「警護役取られてくやしいスかー」と、お前はネウロの石垣かみたいなこと言って
怒られてんですが。
丹原ものすごい勢いで否定してる。
あいつはそんなことするような人間じゃないと。
つまり、岸川の行動にはウラがあるってことか。
九十九は3年前の捜査資料を調べてますが、由里に「あのUFOみたいなやつお願いします」
と取ってもらってんだけど。
なんじゃこりゃー!
映像が立体で出るようななんか変な装置なんだけど、まんまUFOだな。お湯を注いだら
焼きそばとか出来んの?(それ焼きそばのUFOじゃねーか)
竹神の脳をfMRIで調べたものがあるそうです。
彼の脳を見る限り、黄泉がえりを信じていて、死を恐れた様子はないらしい。
ここで唐突に九十九が、「由里に渡したいものがある。ダイヤの指輪」と言って、赤い箱を
差し出すんですよ。
サッととりあげて「表になんて書いてあった?」と聞くと、彼女は「なんとか宝石店」と答える。
しかしそこに書いてあったのは「まんじゅう」という言葉だった。
つまり先入観によって、見たものよりも記憶の方が修正されてしまったって感じですね。
こういうのはよくあるんですよ。
事件を目撃した証言者が、何度も刑事が聞きに行くうち、だんだんと話が広がっていって
しまうっていうのが。
最初は走り去る犯人らしい後姿を見た、というのが、最終的には、チラッとこちらを振り返って
逃げた黒い服でヒゲを生やした身長175センチくらいの中肉中背の男だった、という証言に
なってしまったり。それはテレビとか新聞から得た報道情報だったりするんですが、それに
よってあいまいだった記憶にどんどん情報が付け加えられていってしまうわけで。
こういうのはいろいろと面倒ですねー。
だからもし事件を目撃したりとかしたら、何も新しい情報が入らないうちに、どっかに
書きとめておくことをお勧めしたいですね。
ともかく。
事件を調べてみると、3件目まではすごい興奮状態の中で竹神は犯行を行っていたことが
わかる。けれども4件目は妙に冷静な状態の中で行われておりかつ、3件目までは指紋が
なかったのに、4件目はベタベタと指紋が発見されている。
これはおかしいと。
確かに「手口が同じ」だけれども「犯人が同じ」ことを示す証拠は、この中にはないような
気がします。
ということは…?
一方で林田らは、杉山の居場所を突き止めて機動隊かな、彼らとともに突入してました。
すげぇー。
そこには、宮瀬の写真があって、ナイフがつきたてられてるんですが、丹原がもうメチャクチャ
怒ってて、あーこの人いい人だなぁと思いました。
さてここで4件目の事件についての概要が説明されます。
3件目の被害者が殺害されているのが発見された中、そこに4人目の被害者の通報が入った。
それが後藤さんで、実は宮瀬さんとレストランで待ち合わせしていたのに、約束の時間に
なっても現れず、それからパタリと行方不明になってしまった。
その3日後に竹神が逮捕され、後藤さんの遺体の一部を荒川河川敷に捨てたと供述し、それで
遺体の一部が発見されたみたいですね。
頭と胴体は海に捨てたということで、九十九はなぜバラバラに捨てたのかと疑問を持ちます。
また、重要なことに気づくんですね。
遺体を捨てた時刻は深夜2時。
河川敷へ捨てに来る際目印にしたという体育館の屋根が焦げ茶色だというのは、街灯が
ほとんどないようなこの場所ではわかるわけがない。
それで由里に、3年前の事件を再検証するように皆に言っといてと九十九は言いますが。
ここで「おかしいと思わないのはおかしい」という九十九のセリフは印象的でした。
確かに3年前誰もおかしいと思わずにこの供述調書を受け入れたとしたら、失礼ですが
あまりにも無能揃いだとしか。
由里は私のような下っ端に、皆に言えるわけがない、と怒ったんですが。
それなら何ができるんですか。と九十九に言われて「実験台です」とか。
いやあなたそれ自分で言っちゃダメですよ。自分は無能ですと言ってるも同じ。
悔しかったら根性みせろ由里。
林田はひっぱってきた杉山を取り調べてるんですが、半分びびってて笑えます。
ずっと竹神様と一緒にいたとか杉山言ってるよ。
なんかもう面倒臭いからこいつ埋めろ。
由里はいっちょまえに落ち込んでて、コーヒーに入れるクリームはそれだけじゃ役立たず
とか言ってます。
でも友人かな、その人が、クリームがないとコーヒーが飲めないっていう人もいる。飲んで
もらえないものを飲んでもらえるようにするのはすごい仕事じゃない、と、わかったんだか
わからないようななぐさめをしています。
ともかくそれに励まされて由里は、緊急召集の「エマージェンシー」ボタンを押すわけです。
何しとんじゃぁぁぁぁぁぁぁ!
いやてっとり早く人を集めたいのはわかるけど!
そういうものを押したらあかん!
まあ皆にびびりつつも、3年前の事件を調べないといけない、と言った勇気はえらいです。
間違いなく始末書ものだとは思いますが(ボタン押したこと)。
死者が蘇るわけがない、第三者がいるはずだと指摘してますが、皆は聞き入れようとしない
んですね。
けれども、竹神の指紋が出て来ていることに関して、難波だと思うけど「指紋は何かの手違い
やろ」と言ったら、「それのどこが科学者の回答なんですか」って言ってたのはかっこいいと思った。
科学者であるからには、「たまたまだろ」とか「偶然だろ」とか「何かミスがあったんだろ」と
いうような答えは確かにおかしいと思う。そういう、推察と違う結果が出たのなら、なぜそうなったの
かを考察してこその科学だと思いますし。
これは由里の言い分が正しいね。
で、佐々が言うんですよ。
「容疑者、被害者ともに3年前に死亡。検証は不可能で無意味ね。…私達がやるのでなければ」
かっこいいー!さすが女性上司、ビシッと決めますね!
そういうわけで皆が手わけして再調査することになります。
4人目の被害者の殺害現場はトンネルなわけですが、こんな、見つかりやすいような場所で
殺害するだろうか、みたいな感じでトンネル全体を調べています。
資料も運び出したりして皆一丸って感じですね。
一方で、Nシステムにより杉山のアリバイは立証されるわけですが逆に、最近起きている放火の
事件と移動場所が一致するわけですよ。
つまり彼は殺人容疑ではなく放火容疑があると、そういうことですね。
んで丹原は出かけていくわけですが。
岸川は外から宮瀬を警護してる感じです。
宮瀬のとこに九十九がやってきて、岸川は警戒したのか車から降りて見張ってますけど、彼は
気にした風でもなく、表の人は誰ですかと宮瀬に聞いてます。
んでまあ、用件は3年前の事件を調べている、ということを伝えにきたわけなんですが、宮瀬は
びっくりしています。
もし犯人が他にいるとしたら、罪をなすりつけて生きているとしたら、そんなやつらいたら私が
この手で殺します、と。
宮瀬のところに到着した丹原が、九十九がいると聞いて「あ゛ー!?」みたいな感じに
なってたのは笑えた。
岸川は立ち去ったんですけど、九十九にはめっちゃ怒ってる丹原。
面白いわー。
したら林田から連絡が入って、科警研に来てくれと言われてます。何がわかったんでしょうか。
あと立ち去り際に九十九が「岸川には強く言ったから、ここで犯行に及ぶことはないでしょう」と
何やら意味深なことを言っていますが…。
彼の居場所についても、GPSがあるからすぐわかる、みたいな感じでその場を去りますが。
なんかこういうどうでもいい会話も面白いっちゃ面白いですね。
3年前、後藤さんが殺された事件で調べると、彼の服から微量の唾液などが検出された。
3年前の技術では不可能だったDNA鑑定で再調査した結果、津村、高田のものだとわかった。
そして彼の切断された腕にあった圧迫痕も、手の大きさが竹神と一致せず、津村の手と
一致したということ。
つまり、4番目の犯行は竹神が行ったものではなく、津村、高田、そしてもう一人誰かが
やったものだということがわかる。
ここで九十九が、データベースが改ざんされている可能性を指摘します。
もともと竹神の指紋が津村と入れ替えられていたら?
そうしたら津村の部屋からだけベタベタと竹神の指紋が出てきた理由もわかりますね。
丹原が、取り調べ中に指紋を再度採取したはずだ、というんですが。
竹神は捕まっている時に自分の指を食べてしまっているわけだから、採取は不可能だった。
大変なことになってきましたね。
トンネルの中を調べた結果、発見された現場で殺されていたのではなく、中の、ボルトが
つき出た場所があり、そこに後藤さんは後頭部をぶつけて亡くなったということがわかります。
そして、その前後に現場で不審者を見かけたという匿名の通報があり、津村が捜索して
いたのですが、報告の背後に何か人の声が入ってる。
「おいしっかりしろ、聞こえるか」と。
丹原、あわてて本部に報告ですよー。
そこで岸川がこの現場に一緒にいた、ということを突き止めます。
そりゃもう丹原の頭の中では、岸川が2人を殺して宮瀬も手にかけようとしているという、
ありがちな絵が描かれただろうさ!
まあそれが一番ありがちなシナリオですもんね。
その岸川はといえば宮瀬の家に向かってたんですが、外に不審な影を見つけます。
丹原は丹原で宮瀬に電話して、誰が来ても絶対にドアを開けるなと。
いやもし仮に殺人犯がいたとして、律儀にドアから入ってくるとこ見たことねーぞ!
でも海外のホラー映画ってなぜかドアノックされたら、怖がりながらあけにいって、誰も
いないのを確認した直後、入ってきた犯人に殺されてるよね。ドアを開けるなと言うのに!
話がずれました。
九十九はいろいろ映像を見てますけど、難波がそこにやってきて、データベースが書き換え
られていたと知らせてきます。
つまり、竹神のものと思われていた指紋はすべて津村のものだったと。そうすれば彼の
部屋から指紋があちこち出てきたのもわかりますね。生活してたんだから。
宮瀬の家に丹原到着しましたが、岸川はどこにいったか不明。
それで林田が一応あたりを捜索してますが、岸川が殺されているのを発見した。
まあ大体この時点で、犯人はあの人じゃないかと疑いを持ってた人は、確信に変わったん
じゃないかなと思うんですが。
九十九もやってきたのですが、「犯人はまだこの家の中にいます」と言ってます。
これで、後藤さん殺しにかかわった人を全員殺しましたね、と意味深なことも。
あの夜通報が入って非常線を張っていた津村は、黒いコートを着ていた後藤さんに声を
かけた。けれども彼は宮瀬さんとの待ち合わせに遅れそうで焦っていた。それを犯人と勘違い
して津村は追いかけてって壁に追い詰めたつもりが、誤ってそこで殺してしまうわけですね。
それで無線に応答した時の、あの背後の声なわけです。
その後竹神が捕まって取り調べをしている時に彼は、津村らが人を殺した匂いに気づいた。
まあこういう殺人者だから、そういうものには敏感なんでしょうね。
自分がやったことにしてあげてもいい、と竹神がいい、津村らは愚かにもそれにのってしまった。
そういうわけで手足を切断して彼の手口と同じようにし、頭などは別の場所に捨てた。そう
すれば、致命傷の痕跡を隠せるから。
刑事がそういうことをしちゃダメだろ…。
そして指紋も津村のものと入れ替えたと。
ところが、竹神は死ぬ前に何らかの方法で宮瀬に真実を教えていた。
だから今回津村の手が切断されていたのは、蘇ったように見せかけるためと、そして、
津村の指紋を確認できなくさせるためであると。
2人目を殺す時には津村の部屋にあったナイフを使ったと。
それで一連の犯行を竹神が生き返ったように見せかけた。
岸川は宮瀬が犯人ではないかと疑って、警護していたのではなく見張っていたわけです。
なるほどねー。
証拠は、という宮瀬に、「あっれー?ネックセスしてませんでした?」と。
みればネックレスが箱に入れておいてあります。
切れたんです、と宮瀬言ってますけど、その後ろで丹原もキレてます。
犯人扱いしてることに。
九十九は自分で犯人だと言いましたよ、と指摘。
「そんなやつらいたら私がこの手で殺します」って。
なぜ複数犯であることを知っていたのか。
丹原はかばいまくってんですけど、丹原さん、今週の金田一読もうぜ。明智さんだって
剣持警部の無実を信じつつ、それでも警察の立場として公平に、出てきた証拠から
容疑者として捜査進めるって言ってただろ。マガジン貸してやるから読め。
ともかく、九十九はさらーっとした顔で岸川殺害現場にいってみましょーと。
んで九十九、「あれ?大きな赤いの何?」とわざとらしくどっか照らしてます。なんかの葉っぱ
だったらしいですが。
不自然に宮瀬がしゃがむんですねー。
この後の展開は読めたなぁ。
いきなし九十九が宮瀬にじゃんけんしましょうって言うんですよ。
俺が勝ったら犯行自供して下さいって。
当然宮瀬はグーしか出せなくて負ける。九十九はそれ知ってたからわざとこんな言い方を
したわけです。
彼女は、そこで拾ったネックレスの石を手に握っていたから。
岸川が反撃してきた時にこのネックレスが壊れたらしいのですが、石を拾い集めたつもりで
ひとつ落ちてたらしい。
よく見つけましたね、と宮瀬は九十九をほめる。
ところがどっこい。
これはひっかけで九十九がおとしておいたらしいです。
本当に犯人じゃなければ急いで拾う必要はないですからね。
ハジメちゃんみたいなことしてんなー。
こういうひっかけは好きですね。
後で丹原にめっちゃ怒られるだろうけど。
死刑になる前に竹神は宮瀬に手紙を書いて知らせたらしいですが…。
そうなれば彼が死刑を恐れていなかった理由もわかりますね。
彼は宮瀬さんの中に生き返った、ということですね。
ものの見事にその行動を操ったわけだから。
自分と同じ手口で人を殺させるということは、自分を残すことと同じですからね。こういう
猟奇的な犯人にとってはそれが「よみがえった」ということになるんでしょう。
丹原さん落ち込んでるけど、まあ人生そういうもんですよ。
このままのうのうと宮瀬が生きていくのも間違ってると思うし。
んで九十九はといえば、掃除のおねえちゃんにじゃんけん勝負を挑んで負けてました。
だからそれ確定してない必勝法だろうがー!
ここで、いちいちBGM止まって脳波がピッとかいって出るから面白かったです。
で。九十九倒れたけどこれはわざとなのかマジで倒れたのかわかりません。
ともかく、今回はなかなか面白い話でした。
殺人者が生き返ったのではなく、もともとのデータから違っていた、というのは昔から
あるトリックですが、それが今でも通用するっていうのは面白いものですね。
<からだの細胞>
すい臓は古来より「美味なる肉」という別名があるが、あまり動物の膵臓を使う
料理はない。
このすい臓は総合消化剤の製造工場の役割を担っており、、大豆を食べると
酵素分泌が促され、消化機能が改善される。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→MR.BRAIN (ミスターブレイン)