多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→MR.BRAIN (ミスターブレイン)


MR.BRAIN

第4話(09/06/13)

 ピアノを一心に引いている男性と、交互に、湖を散歩している男性と犬が映ります。
犬かわええー。はふはふしてる。
 ところがその犬がとんでもないものを掘りだすのです。
 うーらのはたけでポチがなくー
 しょうじきじーさんほったればー
 おーばーんこーばーんが
 ざーくざーくざっくざく
 ならよかったんですが、人骨でした。おじいさん残念!(違うから。これそういうドラマじゃないから)

 で、ピアノを弾いている男性のところには警察官と女性が「中川さーんピアノやめてもらえ
ますかねー」とやってきてました。
 窓あいてるように見えないし隣とあんだけ離れてるのにピアノの音うるさいんだ…。
 まあともかくあいているドアから入れば、床に血のついた包丁が転がっていて、その中川さんとか
いうのが血まみれでピアノを弾いていました。
 よくそんなベッタベタで弾く気になるな。

 丹原と林田がやってくるんですが、壁一面のメモなどにしばし唖然。
 そしてこの中川優に事情を尋ねると、彼はポケットを探ってメモを出した。
 そこには「アトリエ ぼくがころした」って書いてあって、殺したのは自分じゃないかと言ってるん
ですね。
 おかしな回答をするなぁと丹原らは思ったでしょう。
 それで、死んでいる人をさして「あの人は誰なんですか」と聞くと優も「誰なんですか」と言う。
 いやお前に聞いてんだよ。

 そこに外からどわーっとやってきたのは中川姉で名前を純。
 あーお姉さんは覚えてるんだ優。
 彼女は弟の殺人疑惑を否定。
 なぜならば優は記憶障害で、1時間前のことを覚えていられないからだそうです。

 で。
 なんか唐突だったんだけど掃除のねーちゃんが、自分の携帯に八木仁という人の
コンサートチケットが貼ってあるのを見て、なんだこりゃとか言ってる。
 この人はそういうピアノコンサートよりロックライブが好きそうだけどなぁ。

 さらにその一方で九十九らは神経衰弱をやってました。
 九十九はかなりのカードを持ってるところからして、記憶してるんじゃなくて皆の目線とか
観察してやがるな。
 と思ったらやっぱりそうでした。
 そこに佐々が来てみんなメチャクチャ怒られてます。
 九十九は真面目に「皆をメモ代わりにつかってました」とか言うんだけど分かってないから
佐々「はぁー!?」とか怒る怒る。こぇぇえー。

 ここで3Dの九十九とかでて説明してるんだけど、もうちょっとどのキャラも目を大きくしたら
もう少し可愛くなるのに。
 ともかく佐々は「これが犯罪捜査に、どのように役に立つんですか!?」とか言ってる。
 やだなぁ、すべてに結果を求めるのは研究者の悪いクセですよ佐々さん。
 で、由里になんかメモ用紙が貼られちゃいました。

 7年前優は脳内出血で倒れ、脳障害をおこし、事故前の記憶はあるが、新しいことを
覚えられなくなったそうです。ああなるほどねぇ。だから姉とかメモをとることは大体わかる
けども、何をしていたかは覚えてないんだ。
 それでも一人暮らしをしたいと言ってるので今あそこに住んでるそうです。
 生活出来てんのかなぁ。

 殺されていた被害者の木下は、純と結婚するはずでした。
 まあ覚えられないんで会うたびに名前をメモしていたらしいんですが、そんな子が本当に
殺せるのか、とくってかかってます。純つぇぇー。

 で、丹原らはメモとともに、壁に貼ってあった木下の写真に「姉ちゃんを困らせている」という
付箋が貼ってあるのを見せてます。
 いやいやいやよく考えたらだ。
 その付箋は本当にその写真に貼られていたものなんだろうか。このシーン見てふと思ったん
だけど。
 付箋がその位置にあったら誰でも「困らせているのはこの人だ」と思いますよね。
 
 まあともかく、納得いかない様子の丹原は、ビルのモニターを見ながら何かを考えている
様子です。
 んで作曲家の八木とかいう人がテレビに出ていて、内には激しいものを抱えている人
でしたみたいな証言をしています。いやあんまりそんな風には見えないけど、優。

 由里がその八木をテレビで見てうっとりしてる時に丹原が九十九を訪ねてやって
きまして。
 いやだからなんでバナナ。なんでお前らいつもバナナ持ってくる?
 ここは近藤さん飼ってる場所じゃないんだぞ!あ間違えた。ここはゴリラ飼ってる
場所じゃないんだぞバナナ。

 丹原は、いや俺じゃねーんだよ、同僚がどうしても聞いてこいってと右上見ながら言ってて、
ウソだと見抜いた九十九は結構ウケてます。
 丹原が聞きたいのは、記憶障害の人に人を殺すことはできるのか、ということでした。
 空気読まずに「それ丹原さんの担当じゃ…」と言う由里に九十九が、「丹原さんがメンツ
守るべくヘタなウソ必死でついてんだから空気読みなさいよ」とか注意してるけどそれ
メチャクチャ聞こえてますけど。

 ともかく、テーブルのタッチパネルを操作して3Dの脳が出てくるんですが。
 結局現場を見たいという九十九。
 じゃなんで脳出した!?今のは意味あったんかおい。
 今日訪ねてきたことは林田には内緒に…っていう丹原ですがすでに林田がドアの向こうに
またバナナ持って立ってました。たまにはバナナ以外持ってこよう!
 
 現場にやってきた九十九はすごい量の楽譜だとかメモ見てます。
 優は捕まった時にポケットにたった1枚のメモだけを持っていた。
 それは不自然だと九十九は言う。
 そして、6/8の楽譜には、ドミラレの音符だけが急いで書かれている。
 これは何かメッセージだと。

 九十九は珍しいこともあると言います。
 丹原と同じ意見だからって。
 優は犯人じゃない、犯人は別にいますと。
 
 それでfMRIに優かかって、記憶障害は間違いないことを確認してました。海馬自体が
損傷していると。
 あーここは代理きかないもんなぁ。
 
 そのあと、九十九は優に自己紹介してるけど、優はメモを探しにいってメモ帳とペンの
ストック出してくる。どっちもすごい量だ。つーかその場所は覚えてんの?
 丹原らももう一度自己紹介。
 それで殺人の容疑のことを説明してるけど、なんかちんぷんかんぷんな様子。
 ピアノを狂ったように弾き始めた優を九十九が「自分を責めるのはやめてください」と止めた
んだけど、由里はその行動の意味がわからず、「どうしてわかったんですか、責めてるって」
と聞いてる。
 彼は「カンです」と答えたんですね。
 すると由里がバカにしたように「なんだぁー」と言う。
 と、九十九と丹原が「カンバカにしちゃいけねー」とハモってたのが面白かった。
 確かに、経験からくるカンってのはすごいものがありますからね。

 九十九はメモと楽譜を分析して、メモは出来事の記憶、曲は感情の記憶で、2つで日記と
なっている、と言います。
 ただ真犯人がそれでわかるわけじゃないので、それは警察で探せと。丹原ムーッと
してんなー。
 しかも九十九、証拠物件の楽譜勝手に持ってきたー!
 帰ってきたはいいが佐々に怒られてますよ。
 なんでも丹原、犯人も証拠もあがってたのに勝手な行動して警視庁で問題になってる
とか。
 そりゃしょーがねーべ。刑事のカンってやつは。

 九十九は、優が捕まった時に彼はメモだけ持っていた。
 メモ帳とペンがないのはおかしいと。
 彼にとってメモ帳は命綱。誰かに奪い取られたとすれば、優は犯人を見ている可能性がある。
 由里がそこで佐々に、これは研究ですと言いきっちゃうんですよ。
 記憶障害者に対する研究ですって。
 おおー、大見栄切りましたね。

 というわけでやっぱり九十九にも「頑張ってくださいね」って言われてる。
 かばったつもりが全部自分に返ってきたー!
 由里さんまさにボケツ。
 まあ何らかの研究成果は出るとは思いますけどねぇ。
 珍しいケースだから。

 九十九は音楽を聞いてるにーちゃんのとこに行きます。音の分析とかする人かな?
あ、こいつか。掃除のねーちゃんにあんな方法でチケット渡したの。人を見る目がないと
いうかそもそもセンスがないね。自分が好きなものだから相手を誘うってのが一番
やっちゃいかんだろ。相手もそれが好きとは限らんのだし。
 ともかく、ドミラレのことを九十九は聞いています。
 暗号と言ったのが俄然興味を引いたようで調べ始めてます。よかったねー。

 林田と丹原はアトリエ外の庭を探してます。林田が「虫やだー!」とか言っててうぜぇ。
殺虫剤でもまいとけ!
 で、何か見つかりました。血染めのハンカチ。
 なんかわざとらしいなぁ…。

 一方で結構忘れ去られていた冒頭で見つかった人骨、組み立てが完成しました。
あとは肉付けして生前の顔を再現するだけです。

 純が警察によばれ、さりげない会話の中で指紋とられて照合されてて、丹原はハンカチを
見せて姉に尋ねてます。
 一旦は否定したものの、ハンカチの指紋とさっきとった指紋が一致したと言われて純は、
自分の犯行であると認めます。
 態度変わったなー。
 でもなんかしっくりこないんですよね。
 
 ともかく動機としては、お金を借りててそれをたてに結婚を迫られていて、仕方なく婚約
したけれども、我慢がならなかったから、記憶障害の弟に犯行をなすりつけたと。
 あの子なら無罪になる可能性が高いからと言う姉。
 林田が「あなたそれでも人間ですか」と怒ってます。前回に引き続き、ですなぁ。
 姉は「私がどれだけあの子の世話をしてきたか。濡れ衣きてもらうくらい当たり前だ」と
言うけども…なんかこれもしっくりこないなぁ。
 丹原は憮然とした感じ。

 いやしっくりこないっていうのも変だけど、殺人のような動機には「なるほどね」みたいな
ものがあると思うんですよ。通り魔殺人ならともかく。
 だけどなんかおかしいなという感じがぬぐえない。

 連行されていく純が、釈放される優と出会うシーンなんですけど、メモ持ってる?、と純が
尋ねると優がポケットから取り出してて、なんかかわいかったなー。
 それを受取って純は、私の銀行口座の暗証番号はーとか、世話は誰に頼んでおくとか、
水曜日に食料品が届くとかいろいろ書いてて、えらいなぁと思いました。
 本当にこんな人が殺人をやれるとは思わないんですけどねぇ。
 林田が「あとは私達がフォローしますから」って言ってて、やっぱこの子もいい子だと思いました。

 それで、純は「しっかりやんのよ。私はいなくなるから。人を殺したからいなくなるの」って
言っててちょっとジーンとした。「もう忘れて。こんなお姉ちゃん」って。

 丹原、優のメモを見ています。
「姉は人を殺した。いなくなった」とだけ書かれていました。

 で。
 九十九から暗号を言われたにーちゃんはまだ悩んでました。
 皆が「事件はもう解決したよ」っていうんだけど、これだけは解けてないと。
 船木も、いや実は木下の検視結果で気になることが…とか言ってて、別の研究員が、
「まずいですよー」とか言いながら「実はボクも…」と、血染めのハンカチを普通捜索で見落とすか
どうか、という点を指摘。
 最後に残ったメンバーも「まずいですよー」と止めながら「そういうことだったらボクも」と輪に
加わっていたのは面白かったです。

 彼らを見ながら難波らは、九十九が来てから空気かわったよなーと言ってました。
 確かにどちらかというと今までは受け身でデータとか分析結果を出していたけど、今は、
おかしいと思ったら積極的に調べる感じが出てきましたね。
 でも実際の科警研もこんなもんなんじゃないの?

 九十九と由里は「これどこでやってんの。こんな広い敷地ありました?」みたいなとこで、
楽譜とメモを並べてます。大変な作業だな。
 しかしところどころに、メモはあるのに楽譜がない日がある。紙がなかったわけではなくて、
たまたま楽譜を切らしてしまったような時にはチラシの裏に書いているから、書けなかった
わけではない。
 そして楽譜があるのにメモがない日もあると。

 そこに…丹原すごいバナナもってきたー!どんだけ買い占めるつもりだそれ!

 丹原は今では警視庁じゃ時の人らしいですよ。
 真犯人を見つけたからか。ころっと評価かわるなぁ。
 ともかく、純から聞いた状況ですと、優を迎えに2人でアトリエにいったと。
 優はその時にいなくて待ってたんだけど、木下と口論になってしまい、とっさに包丁で
彼を刺した。そこに優が散歩から帰って来たので、純は優がこの人を殺したんだよ。でも
お姉ちゃんが何とかしてあげる、みたいな感じでメモを書かせて持たせたらしい。
 なんかヘンなんですよねー。

 丹原も彼女を犯人とは思いきれないみたいで、ハンカチを初動捜査で見落とすはずが
ないとも行っている。
 丹原さんどうしてそう思うんですか、と聞かれて彼は、「カンとしか言いようがない」と
答えます。
 したら九十九は「じゃ、信じます」と。
 論理はいくらでもねつ造できるが、刑事のカンは別。長年の積み重ねだから簡単には
ごまかせないって。
 九十九は「これで意見あったの二度めですね」とか言うけどそれを否定して、丹原嬉しそうに
「いや、意見合ったのは3度目だ。1度目は…」ってやってくるけど九十九聞いちゃいなかった!
「じゃあ事件まとめましょう」って。
 なんか丹原さん、メモの真ん中で立ち止まってますけど!
 気づいてあげて九十九!

 アトリエに張られた壁のメモと写真の中に犯人がいると見込んで、丹原らは徹底的に
洗っています。
 中には八木もいて、話を聞きにいってます。

 優はまたピアノをひいてて、亡き王女のためのなんとかっていう曲らしいのですが、
これを作曲したラベルという人もまた、自動車事故で記憶障害になった人らしいです。
 九十九はまた自己紹介をしてお姉さんがいなくなったのわかってますか、と聞く。
 そのお姉さんを連れ戻すためにやってきたんですと。
 つまり九十九も、彼女が犯人じゃないことは確信したってことですよね。

 それで九十九は、楽譜があるのにメモがないという、04年の7月2日の楽譜を見せて
います。
 それを優は弾き始めるんだけど…様子がおかしくなって過呼吸で倒れた。
 苦しくなった時というメモが壁に貼ってあって、「追憶」という曲をかけるようにとあったので
あわてて由里はかけてます。
 したら落ち着いたんですけど。
 精神安定剤のようなもの?
 なんか反射というか、ここに記憶のカギがあるような気がしなくもないけど。
 この追憶をひいてるのは八木でした。
 で、九十九はちょっと出かけてきますと言い、由里に、5年前の7/2のこと調べてと、
また押し付けていったのでした。

 八木は、障害を負った直後は会っていたけれども、段々と優の方から避けるように
なって、会わなくなりましたと丹原らに証言。
 んで殺人事件の日もここにいたと証言しています。
 一人きりだったので証明してくれる人はなし。
 これからコンサートに行かなければいけないので、と八木は出ていきます。

 科警研はまーだなんかいろいろ調べてましたよー。
 ある程度結果は出たらしいんですが…。
 そこに佐々が来て皆あわてたように「必要な研究です」とか言うけど、さすが文句言ってる
だけじゃない上司。
 「現状報告しなくていいんですか。フィードバックが必要でしょう。警視庁に連絡してください」と。
 何か新しい証拠が出たみたいですね。

 九十九がコンサート会場に来て、「ああみんなこれで並んでんだー」とか言ってたら、
勘違いした掃除のねーちゃんが「これいらねー」とかいって九十九にチケット返してきました。
いやその前になんでわざわざキミはここに来たんだね?
 あとチケットを用意した暗号男もついでに殴られてました。
 まあこっちはほっといてですね。

 科警研では、まず木下の遺体の状況を説明していました。
 死体のうっ血状況から見て、殺害された後どこかに、左側面を下にして押し込められていた
可能性があると。恐らく車のトランクであると推測。
 そしてアトリエを調べたところ、家の周辺に足跡があった。
 つまり、死体を背負った犯人がアトリエに死体を持ってきたと考えられる。
 いやこれうっ血状況から警察が気付かないのはいくらなんでも変でしょ。

 それで、現場のアトリエに到着するためのNシステム映像を見せるから、知った顔があったら
言ってくれと丹原と林田に言う。
 で、その中にヒットした顔があったようなんですが…。

 九十九も何かに気づいたようで「ドミラレは…」と立ちあがってる。いや座っとけ。
 コンサート中だ。

 で、人骨の顔を再現してた難波は「えらいもんにあたった」とか言ってます。
 いや誰よこのおっさんは。

 次回、犯人は3人いたとか言ってますが。
 なんかこれで続いちゃうっていうのがえらい中途半端な雰囲気を受けましたね。
 一話解決でスッキリにして欲しかったよー。それで最後にちょびっと次の事件を持って
くるとかにしてくれないとー。

 多分これは別に犯人がいて、記憶障害を利用して優に殺害を押し付け逃走。
 現場を見た姉は本当に優がやったと思いこみ、自分の仕業のように細工をして
代わりに捕まったというところでしょうか。
 じゃ、来年の仮面ライダーは記憶障害電王ということで!(待て)

<からだの細胞>
酸素と二酸化炭素を運搬する赤血球は、体の細胞としては異例の「核なし細胞」であり、
この特性によって細い毛細血管をすり抜ける役に立っている。
魚類や両生類、鳥類は赤血球に核を持っている。
ちなみに胎児の時点では有核赤血球であり、生後は無核となる。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→MR.BRAIN (ミスターブレイン)