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MR.BRAIN |
第5話(09/06/20)
八木のピアノ演奏を聞いているうちに楽譜の意味が分かった九十九。
思わず立ち上がって「そうか!」と言ってます。
うん、とりあえず座ろうか!
「今世界で一番座ってほしい人」ナンバーワンだと思うよ九十九クン!
楽譜の音はとっさに優が書き遺した犯人の名前だったのです。
「ドミラレ」の音を日本語に当てはめると「ハホイニ」。
ドレミを日本語で表わすと、ハニホヘトイロハになることから、九十九は気がついた
わけです。
ちくしょうそういえば習ったけどすっかり忘れてたよ!
ヘ音記号で楽譜が書いてあると、ト音記号での「ラ」の位置が「ド」の扱いになり、
ラから始まるので、これにイロハニホヘトをあてた。けど今はト音記号が一般的なので
イロハニホヘトが順番変わって、ドから始まる、ハニホヘトイロハになったんですよ。
だから、これから文字を取ると「ハホイニ」。これを漢字に置き換えると犯人の名前は
すぐ出てくると。難しい漢字じゃなくてよかったな、優!
で、前回難波があーだこーだ言ってたのは、連続暴行犯だったらしいんですけど、
これが多少今回の事件にかかわってくるから同時進行だったらしいです。ただこの
話のもってきようはどうなのって感じですけどね。
盛り上がりに欠ける。
まあともかく、楽譜が名前を指し示したからといってそれが何の証拠になるわけでも
ない、と言ってたら丹原と林田が、証拠は自分達が調べておくとやってきました。
彼らは科警研で、木下が別のところで殺されて、アトリエに運び込まれた可能性が
ある、って聞かされてましたもんね。
だからあとは自白だけ。
ここでゼイゼイ言ってる林田君を九十九がパンフレットで仰いであげてたのが
面白かった。アドリブですかね?
ともかく、優の記憶は存在したわけです。
八木を優のアトリエに呼んできまして。
九十九は、木下さんを殺した犯人が分かったので報告します。あなたです、と言って
ます。
Nシステムの映像にも映ってたとか言ってるけど、まあこれはあまり物証にはならない
ですなぁ。アトリエに入って行くところが映ってたならともかく。案の定八木も、アイディアを
考えるためにぶらっとドライブしてたというし。
優のなくなった譜面もあなたが盗んだという九十九。
八木が出したCDの、追憶という曲を聞いた時優がとても安らいだ表情になっていた。
そしてこの曲を星が降ってくる湖と表現した。
譜面がないその日のメモにもきちんと、姉と湖、星が降るという表記があったんですね。
優君優君、実はそこにいる九十九さんは昔、「空から降る、一億の星」という、見るとブルーに
なるドラマに出てたんですぜ!なんとラストは皆死んでしまうという救われないオチでした。
(いやそれはどうでもいいから)
ともかく、自分の曲を聞いていたわけですからそりゃ優は安心するわけで。
譜面は自分にとっての感情だから。
で、私は譜面を盗んでもないし、人を殺してもいないよと言う八木に。
九十九「おかしーなー、忘れたんじゃないですか」と言いだして、いきなり神経衰弱ゲームを
持ちかけるんですね。
これで負けたら犯人ですよとか言ってるけど。
部屋のあちこちにトランプを仕掛けるんですね。部屋全体使うって。
いやいいんですけど誰か、さっきからセリフもなくて座ってるだけの優君にも触れてあげて!
それじゃただの座敷童子!
皆に出てるようにいい、あの鑑識の音分析のにーちゃんが一応八木と握手してて、林田も
ファンだからと握手しようとして丹原に止められてたのは笑えた。捜査中だから一応!
で。
トントン拍子にゲームは進みまして。
結果八木のとった枚数が多いんですね。
安心して立ち去ろうとする彼に九十九は、本当はこっからがテストなんです、と言う。
さっきと今現在では違う箇所がある。それを見つけてもらいます、と。
事情をすでに知っていたのか、入ってきた皆がめっちゃ芝居臭く「よーし探すぞぉ」「どこだろう」
って言ってるのがメチャクチャおかしい。
それで「あれぇー、ピアノの楽譜がなくなってるぞぉー」って。
九十九、さらっと八木に「渡してもらっていいですか。それとも押収した方がいいですか」と。
かっこいいー!
つか八木、目がこぇぇぇー!
つまり九十九は、神経衰弱に一旦神経をそらしておいて、八木が楽譜を盗みやすい状態と
いうか、そういう心理状態にもっていったわけなんでしょうね。
6月8日のこと。
優は八木が死体を運んできたのを見てとっさに楽譜に八木の名を音符で書いた。
その当時八木は気づかずにとにかく、「覚えてないだろうがこれはお前がやったんだ」と
メモを書かせてポケットにしまわせたと。
最低なことすんなこいつ…。
で、今回はあの音分析のにーちゃんが楽譜にルビを「ハホイニ」とふってたから気づいた。
それでゲームの最中にこっそりとったと。
これで自分が犯人だと自白したようなもんですね。犯人でなければ関係ないことなんだから。
八木はなんか才能がなくなって曲が書けなくなって、だから優の楽譜を盗んでいたらしいです。
どうして盗めたのかと聞く九十九に彼は、バンドラの箱だよと。
今お前があけたのはパンドラの箱だよと言ってます。
いやお前が開けたのも地獄への扉だと思いますが、八木さん。
そこへ由里があわててやってきました。
白骨死体の身元が連続暴行犯だとわかったと。
まだ取調室にいた純さんですが、やはり彼女もまた、優がやってしまったと勘違いして
自分が罪をかぶろうとしていたんですね。
ここだけ見ると麗しき姉弟愛って感じですが、実はもっと根深いところに動機があったんです。
ここまでの推理は当たったけどこの後の展開は「そりゃねーよ!」って感じでした。
丹原は、発見された白骨の、西崎という人間の話をしました。
5年前から消息不明でこないだ白骨で発見されたと。当然ご存知ですよね、と聞く。
どうもこの件で八木に脅されていて、優の楽譜を渡していたそうです。
襲われていてその時に誤って殺してしまった。
当然警察に言うべきだと思ったけれども優が暮らせなくなるから黙っていた。
死体をバラバラにして捨てる時に偶然八木に見つかってしまい、楽譜を渡すようになった
そうです。
自分の曲とも知らずに優は八木の曲を嬉しそうに聞いていたから、それが不幸中の幸い
だったんでしょうね。
木下は、純のそういったことを知って何とかしようとしてくれていたんだけど、優はそれを
見て姉を困らせる人だと誤解してしまったようです。
なんだよー付箋貼り替えた展開の方が面白かったのになー。まあいいですが。
ともかくそれで木下は自分一人で話をしにいって八木に殺されたと。
純、西崎殺しは何年の罪になりますか、と聞いてますが、さすが丹原気づいてた。
西崎をやったのは優さんですよね、と確信してるんです。
なぜかというとその西崎が死んだ日の曲を優が引くと過呼吸になってしまう。
あの日、優は襲われていた純を守った。
結果はどうであれそれは真実です、と。それもウソにしてしまっていいんですか。
いやーここはかっこ良かったですねー。
こりゃあ立証は難しいし実質無罪でしょうね。純に関しては遺体損壊・遺棄があるでしょうが、
それも執行猶予つくと思いますし。
純、初めて言うんですよ。
「よかった、記憶障害で。優は忘れてしまえる」って。
でも九十九は言った。
「忘れないと思いますよ」って。
脳の中には記憶をためておくポケットがいっぱいあって、大切な感情とか大切な記憶は
大事にしまってある。だから忘れませんって。
確かに、だからこそ楽譜をひいて具合が悪くなったり、安らぎを覚えたりするんでしょうね。
楽譜に隠された記憶を脳が呼び覚まされるから。
これで一応この事件の方は一件落着と。
そのころ、ぼろい衣装まとった女性が裸足でなんか歩いてました。
泣いてるけど、え?太陽見ると反射で涙出る人?
科警研では、またバナナ食いながらいろいろ話してましたよ。
ま、確かに今回の事件は彼らの活躍なくしては真相はわからないままだったでしょう。
八木はパンドラの箱と揶揄したけれども、悪い方向にはいかなかったと思う。
九十九がいたから。
もっとも、さらのこの先の展開を見越してそう皮肉ったのならわかりませんけどね。
そこに佐々がやってきて一応皆を叱ったあと、科警研の魅力などをアピールする
シンポジウム?みたいなのに出席しろーとか言ってますよ。
あーでも科警研の講義とかだったら見てみたいねー。
その一方であのぼろい衣装きてた女が誰かを撃ち殺してます。
そのあと雑踏の中立ってたけどどう見ても邪魔なポジションです。
この人が何をしたいか真剣にわからない!
撃ち殺された女の現場は死体に毛布がかかっていて、丹原は誰がやったー!とか
言ってるけどどうも発見時からそうなっていたようです。
しかも犯人は人を殺した後に弁当を平らげている。
丹原、呆れてます。
普通毛布がかけてあるといえば身内とか顔見知りの可能性が高いのですが、その後に
弁当を食っているという行動はこれと矛盾し、犯人像が複数になってしまいます。一貫性が
ないからね。
今度の犯人はいろいろ面倒なことになりそうですなぁ。
拳銃は45口径。
林田が「フォーティファイブーゥゥゥゥ!」とか言って丹原に「なんで英語なんだよバカヤロー」
って突っ込まれてました。確かになんで英語だ。
ここは執事らしく「クワランタチンクエェェェ!」と言ってみよう!(なんでイタリア語だそこで)
なんか林田拳銃にびびったらしく、捜査を外してほしいです、あ、祖母が倒れたんですよとか
言ってるけど、右上見てたからと丹原にウソ見抜かれてるー。
あと現場にいた、きれいな人に見とれてました。
お前はキャラ統一しろ、林田!
科警研の講義、みんなつまらなさそーに見てます。
まあこれって話す人のやり方にもよるんだよね。
理科の実験でも、でんじろう先生みたいな人なら面白いだろうけど、教科書に書いてある
ことをただひたすら読む先生だとほんっとにつまんねーんだこれが。
で、ムッとした夏目。
爆発を起こして、「はい今寝てた人爆発の瞬間見られませんでしたねー、残念ー」とか
言ってて、やるなぁって思いました。ふはははは。
で、九十九の講義はなんか特別上映の映像とか作ってもらっててすごいぞ。
彼のは、昔よくあったテストですね。
こっちは簡単なものだったけど例えば、
「あか」「しろ」「茶色」「黄色」「黒」←この文字をパッと見せられて、書かれている
文字を読んでくださいと言われても、文字色につられてしまうわけです。
それを示してみせた。
観客も参加できるし、こういうのは理解もえられて面白い講義になると思います。
で、ストループ効果って言うらしいです。なるほど。
これは脳の認識の順番があって、色か形か…と九十九は言うのですが…。
そのころ由里はトイレに行くんですね。
んで入ってやれやれと思っていたら外で男の話し声がする。
ここ、女子トイレなのに…と思いつつ聞いていると、爆弾を仕掛けた、15分後に
爆発するぞっていう会話がなされている。
由里はあわてて飛びだし、檀上の九十九のマイクを奪って「みなさん避難して
くださーい!ここに爆弾が仕掛けられましたー」と叫ぶんですね。
けれども誰一人逃げようとせず拍手が起きた。
ここで九十九、実験成功ですとネタばらし。
人間の脳は色を先に認識するということです、と。
トイレに行きやすくなるよう、由里にわざとビールを皆が飲ませまくったことからが
実験の始まりだったのかも知れませんね。
とにかく彼女はトイレにいった。
その際にあらかじめ用意されていた標識がすりかわっていたんです。
赤い色の男性マーク、青い色の女性マーク。
由里は色だけ見て女性トイレと判断し、中に入ってしまった。
後は仕掛け人の夏目らがわざと爆弾の話をしてみせると。
つまり戻ってきた由里が騒げば、脳は色から判断するという実験の証明になるわけで、
それであの拍手だったと。
ここの説明はミニキャラになってて、段々由里のボルテージがあがっていくのが
可愛かったです。
どこかの都市で、色で男女差別はよくないということで、トイレの標識を、青色男性用、
赤色女性用だったのを、統一して緑色の表示にし、形で男性女性わけたそうです。
そうしたところ大混乱が起きて使用者から、どちらがどちらかわからないという苦情が
殺到したそうです。
それから表示をどうされたかわからないですが、差別云々の前に脳は色で区別すると
いうことを知っていれば、こんなことにはならなかったわけです。
何だかんだいっても色分けっつーのは大事だということですね。
九十九の次の講演者は何があったんかすごいキョドってて、変な感じでした。
あがり症なのかな。
一方で、あの変な女の人。
名前をかなこと言うんですが。
一心に肉食ってるから何かと思ったら、30分で食べたら無料みたいなのに挑戦してた。
そんな彼女に街中ですれ違った九十九も「すごい美人が通った」とか言ってます。
殺害されていたのは松下とかいう女性で、用いられたのは軍用拳銃の古いもの。
弁当から指紋とDNAが検出されたのでそれを調べている最中。
と、林田が結果が出たと捜査会議に入ってくるのですが。
その犯人の正体はとんでもない人だったのです。
15年前誘拐されたきり行方不明になっている、かなこという人物だった。
松下は当時の、かなこの担任だったのです。
未解決事件だったから証拠もデータベースもしっかり残っているけれども、当時の事件の
被害者が今回の加害者になっているということで、丹原複雑な表情です。
んで科警研で話してるんですけど、指紋とかDNAが出たとか話してる時に九十九、
弁当にすごい反応した。
それなんの弁当ですか、とか。
コンビニ弁当らしいんですが。
種類はと聞かれて丹原がタジタジになりながら「ふつーの、あれだよ、いっぱい入って…
幕の内だよ!」とか言うのは笑えた。
で、佐々が九十九を怒ってんだけど。この人マイペースだから叱られても全然こたえて
ないだろうなぁ。
つーか弁当弁当うっせーよ九十九。弁当屋いってろ。
んで、講義であがりまくってた浪越さんという人が、今回のリーダーに任命されます。
次の行動を予測してほしいそうです。
拳銃を持っているからまず身柄確保が優先だと。
確かに、どこからそんなものを仕入れてきたか気になりますね。
九十九はまだ弁当にこだわってました。
んで船木さんたちは、当時のデータから、かなこの15年後の姿を予測しています。
すごいなこの捜査。
んで、松下の死体を見ると、目をとじた跡がある。
人体から指紋を取るのは無理という部下に難波は、当時被害者は汗をかいていたから
残ってる可能性はあると。
遺体の頭になんかあのドリフで消化器シューッてやる時のみたいなのを被せて、まんま
何かの気体をシューっと吹きかけると出てきましたー指紋ですー。
いや、ホントにまんまドリフみたいだったんですよ。
あと、まだ浪越はなんかあわあわしてた。
人を殺してその場でお弁当を食べる理由は?
九十九によれば、人を殺して極度の興奮状態にあるので、神経の作用からいって
腹が減って食べるというのは考えにくい。
林田は話を聞きながら、「今回の事件が怖いんです。拳銃だから」って。
すると九十九が怒るんですね。
「なに言っちゃってるんですか」って。
そうだよな、刑事なのに怖がるっておかしいよな!
「弁当の方が怖いに決まってるでしょ!」
お前が何言っちゃってんだ。
拳銃を装備することになったんですが、林田が階段落ちかけてて面白かった。
こういう演技大変だと思うけど頑張ってるなぁ。(階段落ち、一つ間違えると足くじきます)
九十九はデータをもとに、かなこは一人じゃないかも、と分析中。
浪越を手伝って、現場を由里らとで再現しています。
つーか再現するのはいいけど、なんていうの、屋根?みたいな場所でやるの危ないと
思うんですけど。落ちそうだよ。
犯人はまず左足を撃ち、逃げる松下をゆるゆるおいかけて右足を撃ち、何の拍子か
あげた右手を撃ち抜き、さらに逃げようとしてはっていく彼女の背後から背中に一発。
そして松下がドアのところまで来た時にようやく後頭部を撃ち抜いた。
犯人の目的はいたぶることでしょうか?
そして次に毛布を最後にかけていること。
九十九は、毛布をかけるということは相手に畏怖の念を抱いていることだと指摘。
瞼を閉じさせてもいる。
さらに、腕に圧迫痕があった。
これは遺体に抱きつきゆすったことを示している。
で、弁当を食べた。
殺した時の状況と、その後の行動が大きく矛盾してますね。
犯人は三人いた?と言う由里らに対して九十九は、犯人つまりかなこは三重人格で
あると指摘。
そのころまた誰かが殺されていました。
んで船木らは現在のかなこの予想図を完成させています。音声とかも。
九十九、早く見つけないと大変なことになるかも知れない、と言ってます。
視聴率もそろそろ大変なことになるかも知れない。
かなこが多重人格であるのは間違いないとして、子どもの人格、凶暴な人格、そして
食いしん坊な人格があるんですかね。
そこのところはよくわからんけど、とにかく一話完結にしてもらえたら、見やすくていい
なーとちょっと思います。
<からだの細胞>
「クレオパトラの鼻があと1cm低かったら世界の歴史は変わっていただろう」という
言葉があるが、そのクレオパトラはバセドウ病ではないかという説がある。
クレオパトラの肖像は目が大きく輝き、のどの部分がはれていること、さらに伝えられて
いる彼女の性格が、バセドウ病の根拠となっている。
この病気にかかると、甲状腺が大きくはれて、眼球の突出や頻脈を引き起こし、行動が
活発になる。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→MR.BRAIN (ミスターブレイン)