多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→MR.BRAIN (ミスターブレイン)


MR.BRAIN

最終話(09/07/11)

 今回のあらすじは仕方ないといやし方ないのかもしれませんが、ややわかりにくい
印象を受けました。まあ最終回だけ見るって人もあまりいないと思うので、前回見た
人への軽い説明、っつー感じでしょうか。
 でも由里のナレーションがちょこっと入ってると良かったかもですね。

 そういうわけで爆発ゥーきょうれつぅーちっちゃいことーは気にしない!わかちこわかちこー。
 林田君助かりはしたものの意識不明の重体らしいです。
 中に突入したら人の声が入ったテープが回っていて、林田君は何の気なしにそれを止めた
らしいんですが、それが爆発の起爆装置だった。
 林田ァ!現場のものには軽々しく手を触れないのが基本だろうがぁ!
 ともかくとして、爆弾だと気づいた彼はいっしょに突入した人達を退避させたんですが、
一人だけ転んで逃げ遅れたのを助けて、こんなケガ負ったらしいです。
 彼らしいですね。

 丹原が「逃げ足だけは速かったのになぁ…」って言ってたのが印象的でした。
 様子を見ていた九十九はサラッと、「買い物にいってきます」と言う。
 由里がとがめると、このまま見てても仕方がないでしょう、って言うんだけど。

 九十九は結局、合理的な考えの持ち主なんだと思いますね。
 普通の人はまあ心配だから見てるとか、いろんな思いで林田のそばについてるけど、
九十九はどちらかというと、見守っていても彼のケガが治るわけではないのだから、この
間に自分ができることをしよう、と割り切るタイプなんじゃないかと。
 だからといって心配してないわけじゃないので、由里みたいに「ひどい人だ」とののしって
しまうのは違うと思います。誤解されやすいタイプだとは思いますけどね。

 残された丹原のところに、相沢を確保したという連絡が入ります。
 
 科捜研は科捜研で、ワナに飛び込むために問題解いたようなもんじゃないかーと結構
怒ってんだけど、そこにあの掃除のお姉さんに「携帯の使い方教えて」って言ってる九十九が
戻ってきたもんだからさらに怒ってます。
 九十九はのほほんと言います。
「最善策は犯人がしてきたことに対して何もしないことです」って。
 確かに。
 でも由里は怒るんですよ、九十九に。
 責任感じないんですかって。
 もっと気づくのが早かったら林田はあんなことにはならなかったかもって。

 つくづく見てて思うんだけど、由里さんって失礼ですが頭悪すぎるっていうか。
 九十九の責任ということ自体おかしいんじゃないかと。
 それ言うなら電話かけろって言われたのに、モタモタしていたあなたはどうなんですか
って思いますけどね。
 九十九も、「僕は気づいてましたよ。あと10秒電話がつながるのが早かったらこんなことには
なりませんでした」と反論。そりゃそうだ。
 今回の事件で誰が悪い、誰に責任があるということ自体無意味ですよ。

 相沢をfMRIにかけて検査してますけど、結局この人もまた、犯人である北里に、いいように
使われただけの人間だとわかります。
 丹原は、林田が突入の前に、拉致された尾崎の息子のことについて何か言おうとして
いた、聞いてやれなかったと後悔しています。
 そして九十九に、携帯買ったんだってな、番号教えてくれって聞くわけですよ。
 で。
 九十九、手に書くとかすればいいのに、丹原のシャツに書きやがった。
 何してんの。何してんのォォォォ!これじゃ丹原さん読めないだろうが!

 ともかく、九十九は丹原に、その息子のDNAをとってきてほしいと頼みます。
 もうこんなことはこりごりだからです、って。

 一方犯人は自分の手の傷を見ていました。
 その横には尾崎が。
 あ、そういえばこの人拉致されてたんでしたっけね…。
 
 九十九はアメをかざしながらでっかい独り言を言っていました。
 ボクは非常に礼儀正しい人間なんですよ。
 もらいっぱなしというのも失礼な話なので、このお礼はきちんとさせていただきます。
 楽しみに待っててください。
 
 お礼って…えっゴディバのチョコとかですか!?いやあアメあげただけなのに
悪いなぁ。楽しみにさせてもらいます。(その楽しみじゃねー!)

 息子のとこに事情聴取にいった丹原は、その間に部下に命じてDNA採取させてます。
そんな中林田が意識を回復したという連絡が。
 まあ最終回最後まで寝てたら出番ないですから林田も必死です。

 九十九、息子の血液を難波に差し出してます。
 彼は、もう調べないんじゃなかったのかと言うけれども九十九は、犯人の残して
いったものを調べるのはダメと。それ以外を調べるのがいいと指摘。
 でもこの後の「何のために皆さんいるんです」は余計だろ。
 みろ、難波さんめっちゃ怒っとるがな。

 意識を回復した林田は、息子が、以前武井が見ていたのと同じやくざ事務所のビルを
見上げていたと報告します。
 つーかこれ結局最後まで伏線回収されなかったんですけど。
 ともかく、林田は捜査に自分も加わろうとするけども、丹原に寝てろって言われて
九十九には骨折した足攻撃されてさんざんです。
 お前はオニか九十九。
 で。置いて行かれたもんだから、ベッドの柵を外して転げ落ちそうになって、隣の
じーさんの車椅子に座る方達になって「借りていいですか」って。
 何一人でコントやってんだスーパー執事ィィィィ!

 遅れて外に出た林田は、丹原らには置いて行かれましたが、意識不明だった副総監が
意識を取り戻したという場所にはちあわせます。

 で、息子のDNAはハンカチに残っていたものと一致した、ということで早速丹原は
息子を事情聴取で呼び出します。
 息子にはギャンブルでこさえた借金があり、父親の金もかなり使いこんでいた。つまり
ここで尾崎がいなくなれば助かるのは息子じゃないか、と丹原は言うのですが。
 でも、その手には傷はなく、九十九はおかしいなーと思うわけです。
 難波は、DNA検査の結果が間違うわけがないっていうけれども、違う人間なのに同じ
DNAを持つ例と言うのは2つある、と言います。
 1つは一卵性双生児。もう一つは骨髄移植を受けた人間である場合。この場合、毛髪
とかその他のDNAはその本人のものだけれども、血液だけは移植を受けた人のものになると。
つまりこの息子は誰かに骨髄移植をした可能性があるわけです。それが犯人であると。
 なるほど、こんなことってあるんですね。DNA違っても体の中では不具合起きないんで
しょうか。面白いですね。

 ただ、息子はそのことをまったく言わなかった。自分に疑いがかかるのにも関わらず。
何かそこにあるのではないか、と九十九は考えます。

 えーそのころ林田君は怪我の身をおして副総監に取りすがって話を聞かせてください
って言ってました。
 まさに刑事の鏡です。
 警察が守るべきものは警察なんですか、もっと別のものなんじゃないですかって。
 なんかネウロの笛吹さん思い出すなぁ。最新巻の展開で、大きな敵に対して動こうと
しない警視総監に(脅されていたからなんですが)笛吹さんが、「真に守るべきものは何なのか
いい加減に目を覚まされてはいかがか!」と言うシーンがあります。
 それを思い出しました。

 んでドラ息子。別にドラえもんの息子ではありませんよ。こっちは、ドナーになったことは
ないよんはははん、とのらりくらり状態。
 でも警察の捜査力をもってして北里にやったっつーのがすぐわかりました。
 息子の立つ瀬がねぇぇぇえ!つか座ってるけど。
 丹原は、「あんた黙ってても別に意味なくなった。いらんから釈放」と言ってました。

 林田君が副総監にとりすがって情報を得たらしいです。それが北里の移植の件だった。
えらいなぁ。
 後は地道に捜査するだけです、という九十九。
 もうコリゴリじゃなかったのかという丹原に、だからこそです、って。

 そんな九十九くん、階段を降りかけていると武井がいるのを見た。
 そして釈放される息子の後ろをつける武井の後ろをつけます。
(ややこしい)

 一方で科警研では、北里の17年前の殺人事件を調べ直すことになった。
 当時のDNA鑑定が決めてとなり彼は有罪になったのですが、ずっと無罪を主張していた。
 これ…見事に足利事件の皮肉じゃないかと思ったんですがどうでしょうか。

 武井は息子のことどうでもよかったんか知りませんが、なめていた飴玉の黄色を
またあのところに置きます。きったねぇな!これお前北里に食えってか!かわいそう
だろ。新品おいてやれよ!
 と思ってたらこれは九十九が割りばしで回収。かわりに、青い飴玉を置きました。こっちは
新品です。ほらなー、九十九だったら新品置くでしょー。

 というか九十九、それで「犯人」を待ってるのはいいんですが、やってきた犯人は、
キミが傘の柄で肩をおしてマッサージして「いてて…」とかいう声を聞きつけて帰って
しまいましたよ。
 アホかぁぁぁぁ!お前は北里捕まえたいのか逃がしたいのかどっちなんだ!
 ここに丹原がいたら無言で九十九の胸倉つかみ上げるくらいしたんじゃないかと。

 そういうわけで九十九くん、待ちぼうけでした。お前は正真正銘のアホだ。

 科警研では職員が出た結果に「こんなことあるんですか…」とびっくりしていました。
その事実とは!?

 北里は実は犯人ではなかったんですね。
 たまたまその17年前の被害者が殺される直前に、飯屋で口論になっていたのを
見られていた。それで、被害者が殺された時に、被害者の爪から検出された皮膚片と
北里のDNAが一致したと。
 それでDNAは絶対だということになって14年の実刑を受けた。北里は再三、再審請求を
出していたけれども、ことごとく退けられていたんですね。
 そして2000年以降パタリと主張を取り下げてしまった。
 というのも彼は獄中で白血病を発病し、骨髄移植を受けたと。

 それで改めて調べ直してみると現在の技術では、DNAが一致しないことがわかった。
当時は100万人に一人という確率だったので、結局そこにミスが生まれてしまったわけ
ですね。
 当時の警察も薄々と、北里が無罪ではないかと感じ始めていたが、それでは体裁が
悪いというので、骨髄移植を受けさせる変わりに彼を黙らせたと。

 ただ一つ警察にとって計算外だったのは、彼が罪を認めたと知り、ずっと無罪を信じていた
両親がショックで自殺してしまったということでしょう。それによって彼は復讐を誓ったに
違いないからです。
 北里が現場にペケのハンカチを残していたのは、当時捜査にかかわった彼らに、お前らは
間違いだらけだという、メッセージのつもりだったと九十九は指摘。

 北里のアパートを捜索していた班から報告があり、東京科学博物館というところのチラシが
あったと聞かされます。
 なんか北里の裁判を行った元裁判官がそこで講演するらしい。
 ざわめく警察。
 丹原の号令のもとに皆が立ちあがって向かうのはかっこよかったです。
 あと、ドアの外で聞いていた武井が一人びっくりしてた。
 つーかお前ほんっと仕事はいいんかよ。

 九十九、なんか楽しそうにウキウキしてましたが、僕らも北里さんに会いに行きましょう、と
言います。
 幸いにしてまだ人殺しはしていない。きちんと止めて人殺しにしないことが僕らの償いです、って。

 えー。
 時間がもうないので元裁判官、あっさり襲われました。
 で、博物館に丹原率いる警察がだだーっと来て出入口封鎖してんだけど、そこにこの裁判官の
携帯から、爆弾を仕掛けた、あと15分で爆発する、10ヶ所に仕掛けたよーんと、北里が言って
くるんですね。
 元裁判官も拉致されてしまっている。
 大ピンチです。

 そこに九十九と由里らがやってきて、演説をする檀の中に仕掛けられている爆弾を発見しますが、
九十九は、ニセモノではないかと指摘。
 つか丹原に手を振りながら入ってくんな。KABAちゃんかよ。
 九十九は、爆弾があるとなると急いで避難しなければならない、ということは犯人はまだこの
中にいるはずだと指摘。
 そんな時外で変な音がします。
 例えるなら水戸黄門でCM行く時の音。(どうでもいいよ)

 廊下にあった植木に本当の爆弾が仕掛けられていたらしいんですね。
 それで丹原は避難命令を出すと決断しました。
 九十九には悪いけれども、もしかしたら、でけが人を出すわけにはいかないって。気持ちはわかります。

 九十九はあっけらかんと、じゃー僕らも避難しましょうかーと。
「犯人は、警察もいい加減誘導に気づくかもしれない。だとしたらここでいっちょ本物の爆弾を
仕掛けてみるか」と考えている可能性あると。
 
 ところが由里は、爆弾を解除するといって逃げようとしないんですね。
 いや避難って言われたらすればいいじゃん。何そんなに意地張ってるのか知りませんが。
 そんな彼女を九十九は抱きしめますが、何しとんじゃー!って怒られてます。
「これが最後になるかも知れませんから」と九十九はいいますが、はたしてその真意やいかに!?
 これまで九十九の行動を見てきたら「これにも何かあるかも」って思いますよね。

 そういうわけで通路で皆が避難している中、突っ立っている九十九ですが…。
 何探してるか知らんがそんなとこに立ってたら危ないぞ。

 他の科警研メンバーらは、監視カメラに映らない場所をチェック中。
 そして九十九、ついに見つけました。
 皆が避難する中「爆弾だー」とか言いながら逆方向に逃げていく男二人組を。
 これを追いかけるのに九十九も「きゃー」とか言いながらついていく必要はなかったと
思うのですが。(笑)

 由里の方も頑張って解除しようとしているのですが、もう時間がないからということで
避難を促されます。
 失礼だけど最初から避難してた方がよかったような…。

 この後で、袋に閉じ込められてた元裁判官を誰かが見つけて袋を開けてるのですが…。
これは見た瞬間九十九さんじゃないかと思いました。やるのは彼くらいしかいないだろうし。

 建物内を捜索していた刑事が、この袋をバンに運ぶ男二人組を見つけて追いかけようと
するのですが、刑事のわりにはあっさりやられてます。お前ェェェェ!
 そうするうちに爆弾の爆破時刻になりまして、建物内で一応丹原伏せてたけど爆発は
おきませんでした。やっぱりダミーか。
 外に出た由里は九十九がいないのに気付きます。
 ええ多分九十九はとんでもないことやってると思いますよ。

 丹原らのところにひょっこりと、拉致されたはずの元裁判官が現れて、九十九が代わりに
連れ去られたことを教えます。わざわざ入れかわったんですね。
 皆が怒る中丹原は、九十九が入れ替わったのは身代わりじゃない、何か策があるハズだと
考えているみたいです。さすが。

 袋から元裁判官を出したつもりが九十九が出てきた時の、北里のポカーンぶりがすごい
面白かった。そのままCMいっちゃうくらいのポカーンぶりでした。クイズショウだと「CM
つっこめー!」ってなってる状態。
 CMから戻りましてさすがに立ち直った北里。
 銃を九十九につきつけます。

 九十九も九十九で落ち着いた様子で、今まで警察を思い通りに誘導してきたから、こっちが
バラバラに動いたらどうなるかなと思いました、と指摘。
 今回、皆が避難する中で、爆弾だー逃げろーと言いながら逃げない人がいたので、それを
つけてみたら拉致されていた元裁判官を見つけました、と。

 で。
 最近九十九がケータイ買ったこと思い出した丹原。
 後見てグルグル回ってて誰かが「何犬みたいなことしてんですか」って容赦ないツッコミだー!
ここに番号が書いてあるっていうか丹原さん。人に電話かけさせりゃいいじゃないスか。自分で
かけようとするから、自分の尾を敵だと思って追いかけ回す犬みたいになるんであって。
 そゆわけで携帯にかけますが発見した北里に切られました。

 あの丹原さん、ちょっといいですか?
 携帯から位置を割り出すとかですね、そっち方面にですね、活用しようとか…。拉致されてる
のわかってるのにいきなり電話しちゃうとか…そういうのも…。

 で、九十九は携帯を切られたのにもめげず、尾崎を見つけて「尾崎さんどーもー」とか。
 そんな緊張感のない面々はさておき、船木さん達は、Nシステムにひっかからない道を
通ってるはずだからそれを探せとやってます。かっこいいなおい。
 しかも残されていた元裁判官の携帯に入っていた、犯人のものらしき会話も、隠し撮りにしては
声が近すぎるから罠だ、このルートは無視していいとか。
 わからんぞ!「いや、これは罠だ、このルートは無視してもいいとか警察だって考えつくかも
しれない。ここを無視したルートを検索したほうがいいと思います。アレ作文!?なんて思ってる
かもしれない。よーしそうならこっちはさらにその裏をかいてやらぁ!」「いや犯人だってこれは罠だ、
このルートは無視してもいいとか警察だって考えつくかもしれない。ここを無視したルートを検索した
方がいいと思いますとこっちが見抜いてるかもしれないと思いました。アレ作文!?なんて思ってる
かもしれない。よーしそうならこっちはさらにその裏の裏だ!」となってるかもしれない。(ねぇよ) 
 そういうわけで最終的に場所を割り出しました。
 頼もしいですね。(それだけ!?)

 その一方であまり出番のなかった佐々さんは、副総監に電話かけてました。

 由里は、あの時「これが最後になるかも…」っていって抱きついたのは、由里のためではなく
九十九のためだったのでは…と思い当たってます。
 おせーよ。
 まあいいけど。
 そして彼女は、自分の携帯がなくなっているのに気づき、丹原を呼びます。
 後は大体予想できますね。

 九十九は、アメの話をしています。
 赤色が置いてあったら危険、中止、黄色は注意、計画変更、青白は続行という意味だったの
ではと。
 北里はバカにしたように笑うけども、九十九はそうやって笑ったんですか、初めて僕に会った
時に。
 とかいって微笑みの話を始めます。
 九十九さんへ。
 世の中の人誰でもが、由里さんみたいに黙って聞いてくれる人だと思ったら大間違いです。
 まあ気持ちはわかるけどね。

 それで九十九は、人を殺してしまったら二度と自然に笑えなくなりますよ、と言った。
 前に戦争にいって人を殺した人の話を聞きました。一人殺したら一つ、自分の魂が死んで
行く気がしたって。
 人を殺したら、殺した人の心も死ぬんですって。
 まあそれで九十九は、あなたの無罪も証明できますよって励ましたつもりなんでしょうが。
 ここで尾崎のおっさんが、自分も何か言わなきゃと思ったのか知りませんがいらんことを言う。
「両親はずっとお前を信じてたんだぞ」と。

 このシーン、視聴者の心がひとつになったと思います。
「おっさんオメーは黙ってろ!」と。
 彼に銃口を向けた北里をあわててなだめ(縛られてますが)九十九も「ちょっと黙ってて
もらえますか」と言った。
 おっとー、いつも由里に「ちょっと黙ってて下さい」と怒られる九十九がツッコミ役!こりゃ
明日は豪雪だね!

 ともかく九十九は、復讐の目的は最初から殺すことでしたか。
 誰かに誘導されたのではないですか、と指摘する。
 殺さない限り復讐は成立しない、って。

 その誘導してきた相手に北里はあったことがないんですね。
 北里にとっての相沢がそうであったようにつまり、武井にとっても北里はとかげのしっぽ
でしかなかったわけです。
 つか武井の目的がよくわからんのだけど。

 彼は味方じゃない。
 味方はあなたの脳にいる。
 脳があなたの味方です、と九十九。
 すごい説得だなおい。

 北里は自分に銃口を向けて自殺しようとするのですが、最初は九十九が阻止した。
 それで少し離れて撃とうとしたら、丹原が飛び込んできてギリギリ防ぐんですよ。
 九十九も必死で北里の右手抑え込んでいたのはちょっと良かった。
 そして丹原、携帯を見せます。
 おおっワンセグじゃねーか。いい色だな。何、それ最新のやつですか。
(見るとこ違う!)
 テレビで記者会見をやっていて、副総監や佐々らが、北里は無罪だと説明しているん
ですよ。
 17年前の真犯人も必ず突き止めます、という丹原と九十九に、北里は「そんなこと」って
言うんだけど九十九は「必ずできます。これからは科学があなたの味方です」って。
 かっこいいなぁ。

 そうして北里は連行されていこうとするんですが、丹原に「どうしてここがわかりました」って
きいた九十九に丹原が「カンだ」って答えたんだけど。
 北里に「この人ウソついてますよ!」って九十九が言ってて面白かった。
 さっきまでいろいろあった緊張感のかけらもないですね。
 つまり九十九は由里の携帯を、音もバイブも切ってて隠し持ってたんですね。それに由里が
気づいてGPSで場所を割り出したってことなんでしょう。
 北里の、ライフルのことを参考にした、と言われて北里思わず苦笑。
 憑き物が落ちたかのような笑みで、よかったと思います。

 …とそこに由里ものすごい勢いで登場。
 思わず九十九が謝りつつ携帯返したくらいだー!
 由里怒る勢いで今後の予定教えてくださいとか聞いてるし。

 九十九の脳は順調に回復してきていて、アメリカに行くことでさらに良い展開に
なりそうな感じらしいです。
 んで科警研では九十九の荷物に夏目らが何かしてんですけども…。
 
 その九十九はというと武井のところにいってました。
 アメを見せてます。
 彼はすっとボケましたけどね。
 まあここの会話は続編をにおわせるような感じではありましたけど…どうかなと
思いました。
 私としては武井が17年前の殺人犯ではないか…とちょっと疑っていたので、
せめてそこら辺を明らかにして欲しかったですね。関係ないならないでもいいん
だけどそっちの方が面白いと思って。

 九十九はそのアメを丹原に託しました。
 僕たちの宿題です、って言って。
 んで、由里とのやりとりは…まあ最終回だから仕方ないんだけど、もうちょっと
軽くてもよかったような気はします。
 ひとつ良かったと思ったのは、由里が必ず携帯のことに気づいてくれると思っていた、
1%も疑いませんでした、って言ったことかな。
 つーかまたバナナか。由里食べ過ぎですわ。

 九十九、飛行機に乗りまして。
 お気に入りのグラビアを見てるんだけどそれが全部由里の顔に変えられてんですね。
なるほど、夏目らがやってたのはこれか…。ヒマだなおい。
 そんな中飛行機の中でハイジャックが起きます。

 一方林田君。
 見送り行けなくてがっかりーとかいってるところに丹原が、差し入れだって持ってきて
出したのが、成田空港のシールがついてたんですね。つまりこいつはちゃっかり見送りに
いってたと。
 皆文句いってたところに、ハイジャックのニュースがながれます。
 
 ところが音楽が途中から変わったので何かと思ってたら。
 このハイジャック犯、やたらと右上を見てるんですよ。
 つまり仕掛けたとかいう爆弾はウソか。
 …香取君…君は人が良すぎるよ…いやいいですが…。
 そんな香取君演じるハイジャック犯から九十九、スイッチを取り上げて勢いよく押したところで
ドラマはおしまい。


 えーと前回上川さん北里に似合わないんじゃないかって思ってましたけど、背景を知ると
堺さんより上川さんの方がいいかもしれないと思いました。
 すごい熱演でした。
 あと伏線が回収できてない個所がいくつかあったのでそれはスッキリして欲しかったです。
 まあ8回という回数の中でそこそこまとまっていたのではないでしょうか。


<からだの細胞>
 脳の神経ニューロンのまわりは、ゼラチン様のグリア細胞がつまっている。グリア細胞の
数はニューロンの10倍もあり、体積では脳の半分を占める。
 これらは脳の表面や血管の周囲を被い、神経組織と外部とのバリアを作る。また、脳の血管
からグルコースの取り込みを行ったり、エネルギー代謝物をニューロンに供給したりする。
 グリア細胞はこのほかにも多様な役割を担っている。


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→MR.BRAIN (ミスターブレイン)