多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→猿ロック


猿ロック

第10話(09/09/24)

 これは、うわー犯人当て見事裏をかかれたって感じでした。やられたー。


 さてサルがエロな妄想でハアハアしてたらそれでほぼ終わった感のある前回でしたが、
今回は警察から逃げるシーンからです。緊迫しています。
 でも後から思い出してみればここ、警察本気で捕まえるつもりはなかったんだなと。
本気でサルのこと疑っていれば、緊急配備してでも捕まえようとするはずですからね。
やられたわーって思いました。

 で。
 昔リツコとサルがよく来ていた倉庫みたいなとこに3人逃げてきたのですが。
 なんかここのドアが変。
 なんつの、障子の、紙をはがしてラップを代わりに貼りましたよみたいな感じのドアなんですよ。
ちゃちいセットだのー。
 それはともかく、リツコは、サルが怪しいと指摘した山田サイテーとメチャクチャ怒ってます。
こりゃ次街中で出会ったら回し蹴りの1つ2つくらうな…。
 つーか山本クンはすっかり存在を忘れ去られているのですが、それはいいのでしょうか。
 警察からもアウトオブ眼中みたい。…ホロリ。

 で、リツコとサルは、サルが親父さんに怒られるとよくここに来ていたという思い出話をして
います。リツコがよく食事を差し入れしてくれていたらしい。今さらだけどありがとよ、とリツコに
お礼を言うサル。そしてあらためて、オヤジどこにいんのかなーと言っています。
 ひょっこり再婚相手を連れ帰ったらどうする?と言って笑い合う2人。
 …向かい側に黙って座っているみなみさんの存在も思い出してあげて!

 ともかく、サルは犯人をぜってー見つけ出す、とかなりお怒りです。
 まあまたエロいこと言ってリツコさんに一斗缶で殴られましたが、これはいつものことでしょう。

 刑事らはサルが犯人前提で聞き込みに回ってますよ。
 んでリツコが八百屋にこっそりやってきて、おやじさんに頼みごとしてんだけど…。
 聞いたこと「何、ボーリング大会すればいいのか」とか大声でしゃべってるからリツコが
コソコソしてる意味ねぇー!
 全部筒抜けー!

 ともかく、罠を仕掛けるために商店街皆で今夜ボーリング大会をして欲しいと頼みにきた
リツコ。
 その貼り紙を見て犯人が商店街に忍び込んできました。
 そこにリツコがかかったな、とあらわれたのですが。
 裏口にサルがいて、はさみうちしたのまでは良しとしよう。
 でもたった二人しかいないから格闘の末に結局逃げられたじゃねーか!しかも立ちふさがった
みなみがナイフで切られるという有様です。
 もっと助っ人を呼んでおかんか!
 つーか山本はだからどこにいってんだよ!

 山本。
 やっと出てきたと思ったら、サルと連絡がとれなーいとか言いながらまたAV見てた。
 サルとリツコが大変な時にー!

 あの倉庫でサルに手当してもらいながらみなみは、自分の夫は死んだのではなくて行方不明に
なったんだと話します。
 タバコを買いに行くと出て行って3年だと。
 サル、どっかで聞いたことある話だなって笑ってるけどテメーのお父さんと同じ話だよ!
 それでみなみ、離婚届を出したらしいです。
 一人でよく出せたな。相手の署名・印鑑と、二人の保証人の署名がいるはずだけど。
 ともかく、それで未亡人名乗った方が受けがいいから名乗ってるらしいです。でもなんかまだ
裏がありそうな感じですなぁこの人。

 さてさて。
 サルとリツコ、覆面をしてまたあの三島のところにやってきました。
 覆面いるかソレ!?
 三島にも「かえって目立つだろ」って突っ込まれてんじゃねーか!

 サルが何を聞きにきたかというと。
 美術品を売りさばくルートがあるはずで、犯人はそのルートを使うはずだからそれを教えて
くれというのですね。
 三島自身は、自分が鑑定眼を持ってないから手を出してないらしい。変なところ真面目だな。
一番最初のエピソードでドタバタやったとは思えないキャラだ。
 調べる報酬としてリツコを要求する三島。サルが声裏返って「いーだろう」って言ってたの笑った。
三島も冗談だったらしいですけどね。
 でもこの借りは忘れるなと言われてます。
 犯罪のためにサル協力させられなければいいですが。
 まあ三島もまともなキャラとして登場してるみたいだし、悪いこと堂々とはしないかなぁ…。
 「あのおねぇちゃんの心の鍵をあけてくれ」「(即座に)無理だ」ってなところがお似合いかと。

 さてさてその美術品の闇ルート。
 YAMIXて。まんまじゃねーか!
 ともかくサルは、その一覧を眺めていますが…。

 んで山本のところにサル戻ってきて、犯人逮捕に力を貸せと言っています。
 そしてみなみが怪しいとも。
 おおっとやっぱりみなみも犯行に一枚噛んでいたのか!?
 
 ということで山本、サル、みなみはあの一番最初に美術品が盗まれたところにやってきて、
配達を装って屋敷内へ。
 ここのおばさんと話が通ってるのかなと思ったけどおばさんは何も知らないらしい。
 リツコもお手伝いとして潜入していたのですが、偽名を使っていたことにみなみ、サルらに
「あの人偽名使ってたよ」とかなんとか。
 バイトですよとあまり相手にしないサル。
 まあどうでもいいけど、妙にテンション高いサルは、庭を見せて下さいねと外に出たあと、
あの倉庫にまっしぐら。
 何しとんー!!!
 勝手に中へ入っています。
 そこにリツコが「やばい、みんな帰って来たから隠れて」とドアを閉めてしまいます。
 事情が飲み込めてないみなみが一人慌ててるわけですが。

 そして中には錠前のかかった扉があるんですね。
 それを開けちゃうサル。中に入った方が見つからなくて安全だよね、と不自然なことを言いだす
山本。
 中は隠し扉があって地下室がありました。
 美術品が盗まれた時点で普通ここも改めていると思うのですが、警察は一体何をしていたん
でしょうか。
 階段を降りて中の部屋に入るとそこは、美術品であふれていました。
 つまり、盗まれたというのは嘘で、さらにこれらは闇ルートで売られていたということですね。
 さらに、あった金庫を開けてみれば札束と証書が。
 おおっぴらにできない金だからここにある、と。
 なぜ闇ルートで売っていたかというと、保険金をせしめるためには盗まれてないと都合が悪い
からです。
 つーことは主人も犯人のグループってことでしょうか?
 美術品盗まれた時に当然ここも調べるだろうし…。
 ここはちょっとわかりにくかった。

 それでサル、バッジを札束のところにおいてひとまず金庫を閉めた。
 ところがどっこいドアが閉まってしまい、彼らは脱出できなくなってしまいます。
開けるには長い針金のようなものが必要。

 ということで何となく想像ついたかと思いますがサルはみなみに「ワイヤーブラのワイヤーを
貸して」って頼みます。
 つーか「ブラジャー外してもらえませんか!?」って言うからみなみに引かれるんだよ!先に
ワイヤーがいるのでってつけとけよ!
 これリツコだったら間違いなくと回し蹴りくらうパターンですね。

 みなみがためらっていると山本が、「僕はあなたと(ここから出られず)餓死するのも本望です」って
言うんだけど、みなみが「じゃあ(ブラ)外します」って言っててサルが「山本と死ぬのは本望じゃ
ないんですね」で山本ノックアウト。笑える。

 で。
 みなみがブラを外すのを後ろから覗きこんでるサルと山本。
 彼らが確認したかったものは…。
 AVに出てた女優の胸にあったほくろなんですね。それがみなみにはなかった。

 ブラを受け取ってカギを開けながらサルは、美術品とファイルを携帯で撮影しておいてくれと
いうのですが…なんかあわただしいぞ。
 頼んだ割にはさくっとドアあけてさくっと出ていこうとしてるし。
 それで何事もなかったかのようにサルらはおばさんのいるところに戻ってきた。
 一人わかってないみなみだけがアワアワしてます。
 あと山本がもう暗くなってて何言っても棒読み状態なのが面白い。
「僕モコンナトコニ住ミタイデス」的な。

 で、サルらは早々に切り上げて帰って行きます。リツコも、今日限りでお手伝い辞めますと
出て行ってしまいました。
 いやホントキミら何しにきたのよ。

 リツコは、「みなみさんを疑ってたの、これで何かわかった」といきなりずばり言ってしまいます。
あんた本人のいる前で。
 で。
 実はこのおおがかりな芝居、みなみがあのAV女優と同じかどうか調べるためだけに仕組まれた
ものだとわかります。(いや、少しは美術品のこと調べる目的でもあっただろうけど…)
 そういうわけで山本とサル、すたすたと車に乗って帰りました。
 いいんかそれで!

 その夜、サルのベッドにナイフを持った不審者が!
 しかしベッドのふくらみは人形だった!
 ということで慌てて逃げようとした不審者、サルに待ち伏せされていました。
 サルはあの時にバッジおいてましたが、それで意図的に犯人を呼び出したらしいの
ですね。気づいたぞっていうメッセージで。
 これで犯人おびき出されたからいいけど、乗ってこなけりゃただエロ目的で入った
だけだよ!

 犯人は、美術品を盗んでも不自然に見せかけないために、この辺一帯の商店街に
押し入って、連続窃盗であるかのように見せかけていたらしいです。
 で、その正体はあの屋敷のボディガードでした。
 やられたよー!ちょい役でしか出てなかったから容疑者リストから外してましたー。
 この間取り逃がした時に取っ組みあってて、犯人のガタイがいいのに気付いた。この
あたりでそこまで鍛え上げられた体をしているのはボディガードしかいないということ
らしいです。
 なんだよあの刑事は単なるイヤミなだけか。ん?イヤミ?どっかで見たことあるような
感じですのー。
 ともかくそれで犯人は無事逮捕、連行されて行って、山田はサルらに謝っています。
 
 サルを偽装逮捕して、安心した犯人がおおっぴらに美術品を売るのを待とうとしていた
らしいです。
 それをサルを逮捕しに来た時に山田、ウィンクで知らせてて、サルは気づいたらしいの
ですが、段どりが悪くてこういうことになったと。
 …リツコが悪くね?
 いやともかく、事前に話すなりしておけばこんなことにならなかったのでは。
 サル、山本、リツコに見放された山田。
 一人立ちつくしていて笑えました。

 んで。
 またあのカギをなくしたおっさんの家のドアを開けてあげるサルですが。
 もらったエロ雑誌に乗っていた女性が、みなみにそっくりなんですね。
 しかも今度は胸にほくろがない。
 で、サルが帰宅するとなぜかドアが開いてて、二階に上がるとみなみが、こないだ
来たとき忘れ物したとあわてて帰って行ってしまいます。
 不審に思ったサルが見てみれば、あのエロDVDがなくなっていました。
 …どう見ても自分で認めてしまっているような気もしますが、みなみさん。

 今回はだらっだらな感じが逆によかったかなと。
 だらけた中にシリアスなムードが混じってるって感じで、話にメリハリがあって面白かった。
次はリツコさん大ピンチの巻。



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